JP2000044310A - 非加熱鋳込み用泥しょう - Google Patents

非加熱鋳込み用泥しょう

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JP2000044310A
JP2000044310A JP22248398A JP22248398A JP2000044310A JP 2000044310 A JP2000044310 A JP 2000044310A JP 22248398 A JP22248398 A JP 22248398A JP 22248398 A JP22248398 A JP 22248398A JP 2000044310 A JP2000044310 A JP 2000044310A
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JP
Japan
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slurry
rock powder
composition
powder
acrylic
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JP22248398A
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Hitoji Sakuma
仁次 佐久間
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PAJIKO KK
Padico Co Ltd
Original Assignee
PAJIKO KK
Padico Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B26/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
    • C04B26/02Macromolecular compounds
    • C04B26/10Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B26/16Polyurethanes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 石膏型を使用する通常の泥しょう鋳込み成形
により、脱型性に優れ、しかも焼成したものと同等に近
い物性の造形物を非加熱で実現することのできる泥しょ
うを提供する。 【解決手段】 混合比16:1〜110:1のアクリル
ウレタン混合樹脂3〜20重量%を含有するエマルジョ
ン1重量部に対して、水簸処理した含水岩石粉粘土組成
物1〜1.8重量部を配合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼成した陶磁器と
同等に近い物性の造形物を非加熱で得ることができ、し
かも脱型性に優れた非加熱鋳込み用泥しょうに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、焼成用泥しょうを石膏型に流
し込んで成型し、焼成することにより陶磁器を得ること
が行われている。すなわち、焼成用泥しょうを石膏型に
流し込んで静置すると、泥しょう中の水が石膏型の表面
より石膏中の小孔内に拡散吸収されるにつれて、石膏型
面には水分の少ない泥しょうの層が形成され、静置時間
の長さに比例して、この層は厚くなるので、適切な時間
静置後、余分の泥しょうを型から流し出して、所望の厚
みの造形物を得て、脱型し、さらに乾燥後、1050〜
1200℃に焼成して陶磁器を得ることが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合に
は、高温度に焼成するための設備を要するのみならず、
焼成に各種の技術や労力、時間を要するので、コストが
非常に高くなるという欠点があった。また、この種の焼
成用泥しょうの場合には、石膏型などから脱型した後、
焼成を行って陶磁器とすることを前提としているため、
焼成を行わなければ、非常に脆く、使用に耐えないもの
であった。
【0004】なお、この種の焼成用泥しょうにおいて
も、焼成前の取扱いが可能な程度に強度を保持するため
に、焼成前にのみ結合力を発揮し、焼成後には燃焼して
陶磁器に残留しない結合剤を用いることがあるが、この
ような結合剤を使用した焼成用泥しょうを非加熱鋳込み
用泥しょうとして使用しても、複雑な形状の場合、脱型
が困難の上、焼成しないと高強度が得られないため、焼
成用泥しょうを使用した陶磁器と同等に近いものを制作
することができなかった。
【0005】前記結合剤の使用については、アクリルエ
マルジョンの利用の技術も公開されているが、それらの
技術は、いずれも前記泥しょう中にアクリルエマルジョ
ンを添加することによっても、泥しょうとしての作業
性、成形体の強度に多少の向上は見られるが、本質的に
耐衝撃性に劣るという欠点があった。
【0006】本発明は、かかる現状に鑑み、石膏型を使
用する通常の泥しょう鋳込み成形により、脱型性に優
れ、しかも焼成したものと同等に近い物性の造形物を非
加熱で実現することのできる泥しょうを提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、混合比16:
1〜110:1のアクリルウレタン混合樹脂3〜20重
量%を含有するエマルジョン1重量部に対して、水簸処
理した含水岩石粉粘土組成物1〜1.8重量部を配合し
てなることを特徴とする非加熱鋳込み用泥しょうであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の泥しょうは、非加熱鋳込
み用であるので、非加熱で十分に強固な結合が得られる
ことと、石膏による鋳込み成形の機能、特に脱型を損な
うことなく、しかも短時間に脱型することのできること
が必須条件である。このために、使用する岩石粉粘土組
成物としては、水簸処理した含水岩石粉粘土組成物を使
用し、アクリルウレタン混合樹脂エマルジョン中の固形
分を結合材とするもので、このアクリルウレタン混合樹
脂エマルジョンは、非加熱泥しょうの流動性と石膏から
の脱型を阻害しないものである。
【0009】本発明で使用する水簸処理した含水岩石粉
粘土組成物は、いかなる形状にも成形することの可能な
賦型材として可塑性粘土微粉末を使用し、強度の付与と
安定した保形を可能とする骨格材として岩石粉を使用す
るものである。上記の可塑性粘土としては、可塑性を有
し、所望の形状に成形(賦型)することの可能な無機粘
土であって、粘土、カオリン、モンモリロナイト、ベン
トナイト、パイロフライト、セリサイト等の微粉末であ
る。また、上記の岩石粉としては、成形体に強度を付与
するものであって、シリカ、石英、長石、軽石、火山
灰、陶石、珪石等である。
【0010】本発明で使用する水簸処理した含水岩石粉
粘土組成物は、上記の岩石粉の一種以上と可塑性粘土の
一種以上とを水簸によって不純物を除去、精製した後、
フィルタプレスによって脱水したものである。これは陶
磁器用素材として円盤状、不定形塊状として市販されて
いるものを使用することができる。なお、市販の水簸処
理した含水岩石粉粘土組成物を使用する場合には、さら
に可塑性粘土を添加して使用することが望ましい。この
ように精製、緻密化された含水岩石粉粘土組成物を使用
すると、合成樹脂の添加量が少なくても強い強度のもの
を得ることができ、しかも合成樹脂の使用量の減少によ
り石膏型からの脱型時間を短縮して作業効率をよくする
効果を得ることができる。このほか、必要に応じて酸化
チタン、無機顔料、有機顔料等の着色剤を使用すること
ができる。
【0011】本発明で使用するアクリルウレタン混合樹
脂エマルジョンは、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
クリル酸エステル、アクリル酸エステル・スチレン共重
合体などのアクリル酸エステル共重合体、メタクリル酸
エステル・スチレン共重合体などのメタクリル酸エステ
ル共重合体等のアクリル系樹脂微粉末とウレタン系樹脂
微粉末とのブレンド物の粉末が水に分散した状態のもの
であって、通常、アクリル系樹脂微粉末のエマルジョン
とウレタン系樹脂微粉末のエマルジョンとを混合するこ
とによって得られるが、アクリル系樹脂微粉末とウレタ
ン系樹脂微粉末との混合物をエマルジョン化したもので
あってもよい。アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂の各微
粉末の粒径はいずれも0.05〜0.5ミクロン位であ
ることが望ましい。エマルジョンのPHは7〜8のもの
が特に好ましい。
【0012】このアクリルウレタン混合樹脂エマルジョ
ンは、通常、固形分(アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂)が平均40〜50%位の濃度のエマルジョンを作製
し、次いで水と混合して水溶液(薄い濃度のエマルジョ
ン)として使用するが、その水溶液(水簸素材中の水分
は加えない)中の固形分の含有率は3〜20重量%、特
に8〜16重量%、さらに11〜15重量%が特に好ま
しい。水溶液中における固形分の含有率が3重量%未満
では強度が低下する傾向にあり、20重量%を超える
と、泥しょうの流動性、収縮性が劣る傾向にある。
【0013】アクリル系樹脂とウレタン系樹脂との混合
比は、16:1〜110:1であって、この範囲内で高
強度のものが得られ、しかも脱型性も優れている。特に
60:1〜90:1の範囲が最も好ましい。前記の混合
比は、例えば固形分50重量%のアクリルエマルジョン
と固形分30重量%のウレタンエマルジョンの場合に
は、10:1〜110:1の範囲が特に強度、脱型性の
点で好ましい。特に60:1〜90:1の範囲が最も好
ましい。
【0014】一般的に泥しょうの構成は、水溶液(薄い
濃度のエマルジョン)1に対して、岩石粉粘土組成物が
1〜1.8であって、特に1.5〜1.7が好ましい。
水溶液1に対して、岩石粉粘土組成物が1未満では、泥
しょうの好ましい機能が損なわれ、1.8を超えると強
度が低下する。
【0015】本発明の非加熱鋳込み用泥しょうには、こ
のほか、添加剤として、解膠剤、防かび剤、着色剤など
の各種の添加物を併用することも可能である。例えば、
解膠剤は、水の使用量を少なくしても充分な流動性を付
与するためのものである。なお、岩石粉粘土組成物と水
溶液(薄い濃度のエマルジョン)とを混合攪拌して得ら
れたゲル状懸濁液に解膠剤を滴下することによって、極
めて良好な流動性を与えることができる。
【0016】解膠剤としては、珪酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、りん酸ナトリウム、アル
ミン酸ナトリウム等の無機塩類、ジエチルアミン、ジプ
ロピルアミン、モノアミルアミン、モノエチルアミン等
の有機物などを例示することができるが、これに限らな
い。
【0017】本発明の非加熱鋳込み用泥しょうを石膏型
に流し込み、静置すると、泥しょう中の水が石膏型の表
面より石膏中の小孔内に拡散吸収されるにつれて、石膏
型面には水分の少ない泥しょうの層が形成され、適切な
時間静置した後、余分の泥しょうを型から流し出して、
所望の厚みの造形物を得て、脱型し、さらに自然乾燥ま
たは低温乾燥することにより高強度の造形物を得ること
ができる。合成樹脂エマルジョンを添加した泥しょうに
より、従来の泥しょう鋳込み成形と成形条件を全く同じ
くして、造形物を得ることができる。さらに、自然乾燥
または低温乾燥により水分を除去するだけで硬化させ
て、強固美麗な造形物を得ることができることができ、
しかも短時間で脱型することができるので、従来の加熱
焼成時における多大の労力、費用を減少するとともに、
時間の短縮を可能にする。特に、素地を構成する粒子を
緻密化しておくことにより、結合の強度をより大きく
し、石膏への水分吸収を促進して極めて短時間で脱型す
ることが可能となり、ウレタン樹脂の添加量を少なくし
て吸水の促進を計り、なおかつ成形品の強度を高く保持
できるので、強度を損なうことなく、吸水時間も早くす
ることができ、石膏型(30cm以下)への流入から脱型
までほぼ1時間前後に短縮することが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を詳細に説
明することとする。
【0019】なお、得られた非加熱鋳込み用泥しょうお
よびこれより成形した造形物の特性は、以下の方法で測
定した。 1.比重 非加熱鋳込み用泥しょうを50ccメスシリンダーに流
入して容積を計測するとともに、その重量を計測し、比
重を算出した。 2.流動性 非加熱鋳込み用泥しょうを石膏型へ流入するさいの流動
性を目視により3段階(○:良好、△:不良、△:きわ
めて不良)に評価した。 3.経時安定性 非加熱鋳込み用泥しょうを1週間放置後の流動性を目視
により3段階(○:良好、△:不良、△:きわめて不
良)に評価した。
【0020】4.容積収縮率 造形物の最長の一辺の長さをx、収縮によるその長さの
変化量をaとしたとき、下式により算出した。この算出
方法は、素木洋一著の「わかりやすい工業用陶磁器」に
記載の算出方法を参考としたものである。 容積収縮率(%)=(3a/x)×100 5.破壊強度及び曲げ強度 造形物を60mm×25mm×3mmに加工して、SUN RHEO M
ETER COMPAC-100 MODEL CR-100(SUN SCIENTIFIC CO, LT
D.) で測定した。 6.そり歪み 造形物のそり歪みを目視により3段階(○:良好、△:
不良、△:きわめて不良)に評価した。
【0021】実施例1 アクリル酸エステル・スチレン共重合エマルジョン(昭
和高分子株式会社製ポリゾールAP−4710,固形分
50%、pH9、平均粒径0.1〜0.2μm)83g
とウレタン樹脂エマルジョン(旭電化工業株式会社製ア
デカボンタイターHUX−240,固形分30%、pH
7〜8、平均粒径0.1μm)2gをビーカーに投入
し、攪拌機で約30分攪拌してアクリルウレタン混合樹
脂エマルジョン85gを調整した。次に、表1に示すよ
うに、カオリン(KMカオリン)10g、水簸した含水
岩石粉粘土組成物〔安藤窯業原料株式会社製白磁土(カ
オリン、セリサイト、長石)、含水率24%〕56g、
酸化チタン粉末1.3g、計67.3gを300ccビ
ーカーに投入し、ステンレス製パレットナイフ(18×
110×0.5mm)を用いて手動で約1分間攪拌混合
して粉体混合物を調整した。
【0022】予め調整した前記アクリルウレタン混合樹
脂エマルジョン6.5gと水26gを100ccビーカ
ーに入れて、前記同様のパレットナイフでゆっくり約1
分間手動で攪拌して、合計32.5gの水溶液を調整し
た。前記粉体混合物67.3g投入の300ccビーカ
ーに32.5gの水溶液を投入して前記同様のパレット
ナイフで約1分間手動で混練してゲル状粘土を得た後、
解膠剤としての珪酸ナトリウム3号0.2gを滴下、さ
らに攪拌して非加熱鋳込み用泥しょう約100gを得
た。
【0023】
【表1】
【0024】なお、表1中における粉体/水溶液比は次
のようにして得た。白磁土の含水率は約24%で、1
3.44gであり、粉体/水溶液比は(67.3−1
3.44)÷32.7=1.65であった。さらに、非
加熱鋳込み用泥しょうを真空脱泡機で5分間脱泡して使
用可能の非加熱鋳込み用泥しょうを得た。前記の手段で
比重を計測したところ、1.4であった。その流動性、
経時安定性は、優れたものであった。
【0025】次に、前記非加熱鋳込み用泥しょうを予め
用意した石膏型(型内形状:横長30mm×縦長150mm
×深さ5mm)に流入し、1時間静置した後、脱型し、さ
らに2日間自然乾燥して造形物を得た。
【0026】自然乾燥後の容積収縮率は、表1および表
2に示すように14%であった。また、破壊強度、曲げ
強度およびそり歪みは表1に示すように、優れたもので
あった。
【0027】
【表2】
【0028】実施例2 表1に示すように、アクリルウレタン混合樹脂エマルジ
ョンの投入量を6.5gから8.5gに、水量を26g
から24gにかえた以外は実施例1と同様にした。得ら
れた非加熱鋳込み用泥しょうの比重は、1.4であっ
て、流動性、経時安定性は優れたものであった。自然乾
燥後の容積収縮率は、表1および表2に示すように14
%であり、破壊強度、曲げ強度およびそり歪みは表1に
示すように、優れたものであった。
【0029】実施例3 表1に示すように、アクリルウレタン混合樹脂エマルジ
ョンの投入量を8.5gから10.5gに、水量を24
gから22gにかえた以外は実施例1と同様にした。得
られた非加熱鋳込み用泥しょうの比重は、1.4であっ
て、流動性、経時安定性は優れたものであった。脱型時
間は1時間であった。自然乾燥後の容積収縮率は、表1
および表2に示すように14%であり、破壊強度、曲げ
強度およびそり歪みは表1に示すように、優れたもので
あった。
【0030】実施例4 表1に示すように、アクリルウレタン混合樹脂エマルジ
ョンの投入量を10.5gから12.5gに、水量を2
2gから20gにかえた以外は実施例1と同様にした。
得られた非加熱鋳込み用泥しょうの比重は、1.5であ
って、流動性、経時安定性は優れたものであった。脱型
時間は1時間であった。自然乾燥後の容積収縮率は、表
1および表2に示すように15%であり、破壊強度、曲
げ強度およびそり歪みは表1に示すように、優れたもの
であった。
【0031】比較例1〜3 アクリルウレタン混合樹脂エマルジョンにかえて、変性
しない単なるアクリル樹脂エマルジョンを用いた以外は
実施例1と同様にした。なお、このさい使用したアクリ
ル樹脂量は実施例1のアクリルウレタン混合樹脂エマル
ジョンの樹脂固形分を同一となるようにした。なお、比
較例1〜3においては、水量だけの変更とした。得られ
た非加熱鋳込み用泥しょうの物性は表3に示すとおりで
あって、特に破壊強度は3770,5490,5810
g/mm2 であって、各実施例よりもかなり劣るものであ
った。表3における粉体/水溶液比も表1と同様であ
る。
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】本発明の非加熱鋳込み用泥しょうは、石
膏型に流し込む従来の技術を用いることにより成型し、
しかも短時間で容易に脱型することができ、しかも脱型
して乾燥した成形物は、焼成したものに近い物性と良好
な彩色効果および円滑な肌触りをもち、微細な表現を容
易にとりいれた造形が可能である。また、本発明の非加
熱鋳込み用泥しょうを用いる石膏型鋳込み成形技術は、
焼成工程を不要とするので、取扱いの簡便さ、使用設備
の簡素化、時間の短縮などが相まって、経済的、技術的
効果はきわめて大きいものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合比16:1〜110:1のアクリル
    ウレタン混合樹脂3〜20重量%を含有するエマルジョ
    ン1重量部に対して、水簸処理した含水岩石粉粘土組成
    物1〜1.8重量部を配合してなることを特徴とする非
    加熱鋳込み用泥しょう。
JP22248398A 1998-07-23 1998-07-23 非加熱鋳込み用泥しょう Pending JP2000044310A (ja)

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