JP2000042563A - オゾン反応槽 - Google Patents

オゾン反応槽

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JP2000042563A
JP2000042563A JP10211267A JP21126798A JP2000042563A JP 2000042563 A JP2000042563 A JP 2000042563A JP 10211267 A JP10211267 A JP 10211267A JP 21126798 A JP21126798 A JP 21126798A JP 2000042563 A JP2000042563 A JP 2000042563A
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ozone
liquid
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Masaoki Takahashi
正興 高橋
Norimichi Ito
憲道 伊藤
Toshiyuki Shimoyama
利行 下山
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理水の滅菌及び未反応のオゾンの処理を効
率よく行えるオゾン反応槽を提供する。 【解決手段】 反応槽本体17の上部を被覆する昇降被
覆蓋18の下端寄り部分を、シール液貯留空間形成部材
24と反応槽本体17との間隙に貯留したシール液25
に浸漬して、渦流ポンプ19から反応槽本体17へ送給
されるオゾン混合処理水中から非液体貯留空間27へ放
出される未反応のオゾン7が、反応槽本体17及び昇降
被覆蓋18の外部へ流出することを抑制し、高オゾン濃
度状態で処理水1を滅菌する。非液体貯留空間27の内
圧が所定値以上になると、圧力検出手段20からの20
s信号に基づいて気体排出弁21が開き、昇降被覆蓋1
8が下降することにより非液体貯留空間27から排出さ
れるオゾン7を、オゾン除去手段10へ導入して分解す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオゾン反応槽に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出される生活排水や事業所か
ら排出される産業排水は、下水道を介して排水処理施設
に集められ、種々の処理が行われて浄化された後、河川
や海に放流されている。
【0003】図3は排水処理施設に設置されている従来
のオゾン反応槽の一例を示すものであり、このオゾン反
応槽は、滅菌すべき処理水1を貯留し得る反応槽本体2
と、該反応槽本体2の内底部に設置され且つ多数の気体
放出口を有する気泡発生手段3と、空気4を加圧及び圧
縮して酸素5を抽出する酸素発生手段6と、該酸素発生
手段6により抽出された酸素5に放電を行ってオゾン7
を発生させるオゾン発生手段8と、該オゾン発生手段8
により発生したオゾン7を前記の気泡発生手段3へ送給
する圧縮機などの送気手段9と、オゾン7を分解し得る
オゾンキラーなどのオゾン除去手段10と、反応槽本体
2の非液体貯留空間11に存在する空気12や種々のガ
スをオゾン除去手段10へ送給する送風機などの排気手
段13とを備えている。
【0004】反応槽本体2の一側には、樋状の処理水流
入口14が設けられ、反応槽本体2の他側には、前記の
処理水流入口14よりも低い位置に孔状の処理水流出口
15が設けられている。
【0005】また、処理水流入口14には、未滅菌の処
理水1を反応槽本体2内へ送給するポンプなどの処理水
送給手段16が接続されている。
【0006】図3に示すオゾン反応槽により処理水1を
滅菌する際には、処理水送給手段16を作動させて、処
理水流入口14から反応槽本体2内へ滅菌すべき処理水
1を送給する。
【0007】次いで、酸素発生手段6、オゾン発生手段
8及び送気手段9を作動させて、気泡発生手段3へオゾ
ン7を送給し、気泡発生手段3から反応槽本体2に貯留
されている処理水1を通気する泡状のオゾン7によって
処理水1を滅菌する。
【0008】滅菌が完了した処理水1は、処理水送給手
段16により処理水流入口14を経て反応槽本体2内へ
の未処理の処理水1の流入に応じて、処理水流出口15
から反応槽本体2外へ流出し、河川あるいは海に放流さ
れる。
【0009】更に、排気手段13を作動させて、反応槽
本体2内の非液体貯留空間11の空気12、並びに、反
応槽本体2に貯留されている処理水1を未反応状態で通
気したオゾン7をオゾン除去手段10へ送給し、該オゾ
ン除去手段10によってオゾン7を分解し、大気中へ放
風すべき空気12に含まれるオゾン7の濃度を0.1p
pm以下に保持している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すオゾン反応槽では、処理水流入口14と処理水流出
口15とによって反応槽本体2内が大気開放された状態
であるので、処理水1の滅菌を行うときには、容量の大
きな排気手段13を連続的に作動させて反応槽本体2の
内部を負圧管理し、未反応のオゾン7が高濃度で大気中
へ放風されないようにする必要がある。
【0011】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、処理水の滅菌及び未反応のオゾンの処理を効率よく
行えるオゾン反応槽を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載のオゾン反応槽では、上部
が開口し且つ滅菌すべき液体を貯留し得る反応槽本体
と、上部が開口し且つシール液を貯留し得るように前記
の反応槽本体の周方向全周にわたって設けたシール液貯
留空間形成部材と、下部が開口し且つシール液貯留空間
成部材と反応槽本体との間隙に下端寄り部分が遊嵌する
昇降被覆蓋とを備えている。
【0013】本発明の請求項2に記載のオゾン反応槽で
は、本発明の請求項1に記載のオゾン反応槽の構成に加
えて、オゾンと殺菌すべき液体とを反応槽本体内へ送給
する気液送給手段を備えている。
【0014】本発明の請求項3に記載のオゾン反応槽で
は、本発明の請求項1あるいは請求項2のいずれかに記
載のオゾン反応槽の構成に加えて、反応槽本体、昇降被
覆蓋及びシール液によって囲まれる非液体貯留空間の内
圧を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段からの信
号に基づき作動し且つ非液体貯留空間から外部へ気体を
排出させ得る気体排出弁を備えている。
【0015】本発明の請求項4に記載のオゾン反応槽で
は、本発明の請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
オゾン反応槽の構成に加えて、反応槽本体に貯留される
液体の液位を検出する液位検出手段と、該液位検出手段
からの信号に基づき作動し且つ反応槽本体から外部へ液
体を流出させ得る液体排出弁とを備えている。
【0016】本発明の請求項5に記載のオゾン反応槽で
は、本発明の請求項3あるいは請求項4のいずれかに記
載のオゾン反応槽の構成に加えて、気体排出弁にオゾン
除去手段を接続している。
【0017】本発明の請求項6に記載のオゾン反応槽で
は、本発明の請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
オゾン反応槽の構成に加えて、反応槽本体に対する昇降
被覆蓋の水平方向への変位を抑制し得るガイド部材を備
えている。
【0018】本発明の請求項1乃至請求項6に記載のオ
ゾン反応槽のいずれにおいても、反応槽本体の上部を被
覆する昇降被覆蓋の下端寄り部分を、シール液貯留空間
形成部材と反応槽本体との間隙に貯留したシール液に浸
漬して、反応槽本体に貯留した液体を滅菌するためのオ
ゾンが、反応槽本体、昇降被覆蓋及びシール液によって
囲まれる非液体貯留空間から外部へ流出することを抑制
し、高オゾン濃度状態で液体を滅菌する。
【0019】本発明の請求項2に記載のオゾン反応槽に
おいては、反応槽本体内へオゾンと滅菌すべき液体とを
気液送給手段によって送り込み、反応槽本体内で液体を
滅菌する。
【0020】本発明の請求項3に記載のオゾン反応槽に
おいては、非液体貯留空間の内圧が所定値以上になる
と、圧力検出手段からの信号に基づいて気体排出弁が開
き、昇降被覆蓋の下降により非液体貯留空間の気体を外
部へ排出する。
【0021】本発明の請求項4に記載のオゾン反応槽に
おいては、貯留槽本体に貯留される液体の液位が所定値
以上になると、液位検出手段からの信号に基づいて液体
排出弁が開き、反応槽本体に貯留されている液体を外部
へ排出する。
【0022】本発明の請求項5に記載のオゾン反応槽に
おいては、非液体貯留空間の外部へ排出すべき気体を、
気体排出弁からオゾン除去手段に導入し、未反応のオゾ
ンが大気中に放風されることを抑止する。
【0023】本発明の請求項6に記載のオゾン反応槽に
おいては、ガイド部材によって水平方向への変位を抑制
し、非液体貯留空間の内圧により浮揚する昇降被覆蓋の
姿勢を安定な状態に保持する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0025】図1及び図2は本発明のオゾン反応槽の実
施の形態の一例を示すものであり、図中、図3と同一の
符号を付した部分は同一物を表している。
【0026】このオゾン反応槽は、オゾン発生手段8、
オゾン除去手段10、反応槽本体17、昇降被覆蓋1
8、渦流ポンプ19、圧力検出手段20、気体排出弁2
1、液位検出手段22、及び液体排出弁23を備えてい
る。
【0027】反応槽本体17は、上部が開口し且つ滅菌
すべき処理水1を貯留し得る箱状に形成されており、反
応槽本体17の外側部には、周方向全周にわたってシー
ル液貯留空間形成部材24が、上部が開口するように固
着されている。
【0028】このシール液貯留空間形成部材24と反応
槽本体17との間隙には、水などのシール液25が貯留
されている。
【0029】また、反応槽本体17の外側部所定箇所に
は、略垂直に延びる2本の固定側ガイド部材26が相互
に間隔を隔てて固着されている。
【0030】昇降被覆蓋18は、下部が開口した箱状に
形成されており、昇降被覆蓋18の下端寄り部分は、シ
ール液貯留空間形成部材24と反応槽本体17との間隙
に遊嵌し且つシール液25に浸漬している。
【0031】すなわち、反応槽本体17と昇降被覆蓋1
8とが重なり合った非液体貯留空間27は、シール液2
5により反応槽本体17及び昇降被覆蓋18の外部に対
して気密に隔絶されている。
【0032】また、昇降被覆蓋18の外側部には、略垂
直に延びる移動側ガイド部材28が、前記の固定側ガイ
ド部材26間に遊嵌するように固着されており、これら
の移動側ガイド部材28及び固定側ガイド部材26によ
って、昇降被覆蓋18の上下方向への変位が許容され且
つ反応槽本体17に対する昇降被覆蓋18の水平方向へ
の変位が抑制されている。
【0033】渦流ポンプ19は、オゾン発生手段8によ
り発生したオゾン7と滅菌すべき処理水1とを混合して
反応槽本体17内へ送給し得るように構成されており、
渦流ポンプ19と反応槽本体17との間には、開閉弁2
9が設けられている。
【0034】圧力検出手段20は、昇降被覆蓋18に装
着され且つ前記の非液体貯留空間27の内圧を検出して
圧力検出信号20sを出力するように構成されている。
【0035】気体排出弁21は、前記の圧力検出手段2
0からの圧力検出信号20sに基づき作動し且つ非液体
貯留空間27に存在する空気12などのガスをオゾン除
去手段10へ導入させ得るように構成されている。
【0036】この気体排出弁21と昇降被覆蓋18との
間のガス流路の一部には、昇降被覆蓋18の上下方向へ
の変位を許容するベローズが用いられている。
【0037】液位検出手段22は、反応槽本体17内に
装着され且つ反応槽本体17に貯留される処理水1の液
位を検出して液位検出信号22sを出力するように構成
されている。
【0038】液体排出弁23は、前記の液位検出手段2
2からの液位検出信号22sに基づき作動し且つ反応槽
本体17に貯留されている処理水1を外部へ流出させる
ように構成されている。
【0039】図1及び図2に示すオゾン反応槽により処
理水1を滅菌する際には、シール液貯留空間形成部材2
4と反応槽本体17との間隙に、水などのシール液25
を貯留する。
【0040】次いで、酸素発生手段6、オゾン発生手段
8及び渦流ポンプ19を作動させて、滅菌すべき処理水
1とオゾン7とを混合させつつ反応槽本体17内へ送給
し、オゾン7により処理水1を滅菌する。
【0041】このとき、処理水1中から非液体貯留空間
27へ放出される未反応のオゾン7は、シール液貯留空
間形成部材24と反応槽本体17との間隙に貯留された
シール液25によって、反応槽本体17及び昇降被覆蓋
18の外部へ流出することなく、非液体貯留空間27に
保持される。
【0042】非液体貯留空間27に保持されるオゾン7
が増加すると、該オゾン7の圧力によって昇降被覆蓋1
8が上昇浮揚するが、当該昇降被覆蓋18は、固定側ガ
イド部材26及び移動側ガイド部材28によって水平方
向への変位を抑制されているので、昇降被覆蓋18の姿
勢が不安定な状態にならない。
【0043】非液体貯留空間27の内圧が所定値に達す
ると、圧力検出手段20からの圧力検出信号20sに基
づいて気体排出弁21が開き、昇降被覆蓋18が自重に
より下降する。
【0044】これにより、未反応のオゾン7を含んだ非
液体貯留空間27の空気12がオゾン除去手段10へ送
給され、該オゾン除去手段10がオゾン7を分解するこ
とにより、大気中へ放風すべき空気12に含まれるオゾ
ン7の濃度を0.1ppm以下に保持する。
【0045】反応槽本体17に貯留される処理水1の液
位が、予め設定された高位置に達すると、液位検出手段
22からの液位検出信号22sに基づいて液体排出弁2
3が開き、オゾン7により滅菌された処理水1が、反応
槽本体17外へ流出し、河川あるいは海に放流される。
【0046】また、河川あるいは海への処理水1の放流
に伴って、反応槽本体17における処理水1の液位が、
予め設定された低位置に達すると、液位検出手段22か
らの液位検出信号22sに基づいて液体排出弁23が閉
じ、河川あるいは海への処理水1の放流が停止される。
【0047】このように、図1及び図2に示すオゾン反
応槽においては、反応槽本体17の上部を被覆する昇降
被覆蓋18の下端寄り部分を、シール液貯留空間形成部
材24と反応槽本体17との間隙に貯留したシール液2
5に浸漬し、渦流ポンプ19から反応槽本体17へ送給
される処理水1中から非液体貯留空間27へ放出される
未反応のオゾン7が、反応槽本体17及び昇降被覆蓋1
8の外部へ流出することを抑制しているので、処理水1
の滅菌を高オゾン濃度状態で効率よく行うことができ
る。
【0048】また、圧力検出手段20からの圧力検出信
号20sに基づいて気体排出弁21が開き、昇降被覆蓋
18が自重で下降することにより、オゾン7を含んだ空
気12が非液体貯留空間27からオゾン除去手段10へ
導入されるので、未反応のオゾン7の処理を効率よく行
うことができる。
【0049】なお、本発明のオゾン反応槽は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、固定側ガイド
部材をシール液貯留空間形成部材の内側部に固着し且つ
移動側固定部材を昇降被覆蓋の外側部に固着して昇降被
覆蓋の水平方向への変位を抑制させる構成とすること、
本発明のオゾン反応槽を家庭排水や産業排水以外の他の
液体の滅菌もしくは脱臭に適用すること、その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え
得ることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のオゾン反応
槽によれば下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0051】(1)本発明の請求項1乃至請求項6に記
載のオゾン反応槽のいずれにおいても、反応槽本体の上
部を被覆する昇降被覆蓋の下端寄り部分を、シール液貯
留空間形成部材と反応槽本体との間隙に貯留したシール
液に浸漬させているので、反応槽本体に貯留した液体を
滅菌するためのオゾンが、反応槽本体、昇降被覆蓋及び
シール液によって囲まれる非液体貯留空間から外部へ流
出することが抑制され、液体の滅菌を高オゾン濃度状態
で行うことができる。
【0052】(2)本発明の請求項2に記載のオゾン反
応槽においては、反応槽本体内へオゾンと滅菌すべき液
体とを気液送給手段によって送り込むので、液体の滅菌
を効率よく行うことができる。
【0053】(3)本発明の請求項3に記載のオゾン反
応槽においては、非液体貯留空間の内圧が所定値以上に
なると、圧力検出手段からの信号に基づいて気体排出弁
が開き、昇降被覆蓋の下降により非液体貯留空間の気体
を外部へ排出するので、非液体貯留空間を滅菌に適した
内圧に保持することができ、また、内圧管理及び気体排
出の省力化を図ることができる。
【0054】(4)本発明の請求項4に記載のオゾン反
応槽においては、貯留槽本体に貯留される液体の液位が
所定値以上になると、液位検出手段からの信号に基づい
て液体排出弁が開き、反応槽本体に貯留されている液体
を外部へ排出するので、貯留槽本体内の液体を滅菌に適
した液位に保持することができ、また、液位管理及び液
体排出の省力化を図ることができる。
【0055】(5)本発明の請求項5に記載のオゾン反
応槽においては、非液体貯留空間の外部へ排出すべき気
体を、気体排出弁からオゾン除去手段に導入するので、
未反応オゾンの大気中への放風を確実に抑止することが
できる。
【0056】(6)本発明の請求項6に記載のオゾン反
応槽においては、ガイド部材によって水平方向への変位
を抑制しているので、非液体貯留空間の内圧により浮揚
する昇降被覆蓋の姿勢を安定な状態に保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオゾン反応槽の実施の形態の一例を示
す概念図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来のオゾン反応装置の一例を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 処理水(液体) 7 オゾン 8 オゾン発生手段 10 オゾン除去手段 12 空気 17 反応槽本体 18 昇降被覆蓋 19 渦流ポンプ(気液送給手段) 20 圧力検出手段 20s 圧力検出信号 21 気体排出弁 22 液位検出手段 22s 液位検出信号 23 液体排出弁 24 シール液貯留空間形成部材 25 シール液 26 固定側ガイド部材 27 非液体貯留空間 28 移動側ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/66 B01D 53/34 120B (72)発明者 下山 利行 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内 Fターム(参考) 4D002 AA11 AC10 BA05 CA20 DA70 GA02 GA03 GB02 GB04 GB20 HA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口し且つ滅菌すべき液体を貯留
    し得る反応槽本体と、上部が開口し且つシール液を貯留
    し得るように前記の反応槽本体の周方向全周にわたって
    設けたシール液貯留空間形成部材と、下部が開口し且つ
    シール液貯留空間成部材と反応槽本体との間隙に下端寄
    り部分が遊嵌する昇降被覆蓋とを備えてなることを特徴
    とするオゾン反応槽。
  2. 【請求項2】 オゾンと滅菌すべき液体とを反応槽本体
    内へ送給する気液送給手段を備えた請求項1に記載のオ
    ゾン反応槽。
  3. 【請求項3】 反応槽本体、昇降被覆蓋及びシール液に
    よって囲まれる非液体貯留空間の内圧を検出する圧力検
    出手段と、該圧力検出手段からの信号に基づき作動し且
    つ非液体貯留空間から外部へ気体を排出させ得る気体排
    出弁を備えた請求項1あるいは請求項2のいずれかに記
    載のオゾン反応槽。
  4. 【請求項4】 反応槽本体に貯留される液体の液位を検
    出する液位検出手段と、該液位検出手段からの信号に基
    づき作動し且つ反応槽本体から外部へ液体を流出させ得
    る液体排出弁とを備えた請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載のオゾン反応槽。
  5. 【請求項5】 気体排出弁にオゾン除去手段を接続した
    請求項3あるいは請求項4のいずれかに記載のオゾン反
    応槽。
  6. 【請求項6】 反応槽本体に対する昇降被覆蓋の水平方
    向への変位を抑制し得るガイド部材を備えた請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載のオゾン反応槽。
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