JP2000042159A - スコアボードリモコン - Google Patents

スコアボードリモコン

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JP2000042159A
JP2000042159A JP21313798A JP21313798A JP2000042159A JP 2000042159 A JP2000042159 A JP 2000042159A JP 21313798 A JP21313798 A JP 21313798A JP 21313798 A JP21313798 A JP 21313798A JP 2000042159 A JP2000042159 A JP 2000042159A
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Japan
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input
key
count
transmission
scoreboard
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JP21313798A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Sakaguchi
善保 阪口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化を避け、競技の判定に関するカウント
を累積加算して自動カウントできるようにする。 【解決手段】 無線信号を受信する機能を備えたスコア
ボード20へ、送信部11から無線信号を送信し、送信
した無線信号に従ってスコアボードに表示を行わせるス
コアボードリモコン10において、送信側表示部13
と、入力モードのモード選択キー14と、各種入力を行
うための入力キー12と、無線信号を送信するための送
信キー15cと、無線信号を送信する旨の入力が送信キ
ーになされると、入力キーへの入力に基づく無線信号
を、送信部に送信させる制御を行う送信側制御部16と
を有し、送信側制御部16は、モード選択キーに因る入
力モードの選択結果に応じて、送信側表示部の表示画面
を切り換え、入力キーの意味する入力文字コードの設定
を変更し、入力キーへの入力結果を編集するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球場など主とし
てスポーツ競技場で使用されるスコアボードのリモコン
に関する。
【0002】
【従来の技術】図12を用いて従来のスコアボードリモ
コンを説明する。図12は、従来のスコアボードリモコ
ンを示す説明図である。
【0003】従来、図12に示すように、野球場など主
としてスポーツ競技場に、スコアボードが設置されてい
る。スコアボードリモコン10は、審判が使用するリモ
コンであり、無線信号の送信部11と、競技の判定に関
するカウントを入力するための複数の入力キー12とを
有する。スコアボード20は、受信部21を備え、受信
部21が受信した無線信号に従って、スコアの表示の更
新を行う。審判は、競技試合の判定を行った都度、複数
の入力キー12を操作して、判定結果を送信部11から
受信部21へ送信することによって、遠隔操作で、スコ
アボード20のスコアの表示の更新を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のスコアボードリモコンにおいては、競技の
判定に関するカウントを累積加算してカウントするよう
にはなっておらず、例えば野球の主審は、スリーストラ
イクの場合にアウトカウントをインクリメントし更にス
トライクカウントとボールカウントとをクリアせねばな
らず、操作が面倒で煩わしいという問題点があった。ま
た更に、上述のような従来のスコアボードリモコンにお
いては、スポーツ競技場で使用される前提からして、小
型で使い勝手の良いものが望まれるが、競技の判定に関
するカウントを入力する他にもチーム名の入力をするな
ど、入力したい項目が増える場合には、入力キー12が
増えるおそれがあり、スコアボードリモコン10の大型
化を招くおそれがあった。
【0005】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、競技
の判定に関するカウントを累積加算して自動カウントで
き、大型化を避けたスコアボードリモコンを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、無線信号を受信する機能を備えたスコアボード
へ、送信部から無線信号を送信し、送信した無線信号に
従ってスコアボードに表示を行わせるスコアボードリモ
コンにおいて、表示素子を備える送信側表示部と、入力
モードを選択するためのモード選択キーと、競技の判定
に関するカウントの入力とチーム名の入力とを行うため
の入力キーと、無線信号を送信するための送信キーと、
無線信号を送信する旨の入力が送信キーになされると、
入力キーへの入力に基づく無線信号を、送信部に送信さ
せる制御を行う送信側制御部とを有し、送信側制御部
は、モード選択キーに因る入力モードの選択結果に応じ
て、送信側表示部の表示画面を切り換え、入力キーの意
味する入力文字コードの設定を変更し、入力キーへの入
力結果を編集することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載のスコアボードリモコンにおいて、前記スコアボー
ドおよびスコアボードリモコンは野球用のものであり、
前記モード選択キーは、ストライクカウントとボールカ
ウントとを入力するための入力モードを選択する判定入
力モードキーを備え、前記送信側制御部は、前記判定入
力モードキーが選択入力されると、前記送信側表示部の
表示画面を、ストライクカウントとボールカウントとア
ウトカウントとを入力するためのカウント入力画面に切
り換え、前記入力キーの意味する入力文字コードの設定
を、ストライクカウントとボールカウントとアウトカウ
ントとの選択入力用に変更し、前記入力キーによりスト
ライクカウントが選択されると前記カウント入力画面で
のストライクカウントをインクリメント表示し、ストラ
イクカウントがスリーストライクになると前記カウント
入力画面でのアウトカウントをインクリメント表示しス
トライクカウントおよびボールカウントをゼロクリア
し、前記入力キーによりボールカウントが選択されると
前記カウント入力画面でのボールカウントをインクリメ
ント表示し、ボールカウントがフォアボールになると前
記カウント入力画面でのストライクカウントおよびボー
ルカウントをゼロクリアし、アウトカウントがスリーア
ウトになった場合、それまでのイニングが先攻であれ
ば、ストライクカウントとボールカウントとアウトカウ
ントとをリセットして、イニングを後攻とし、それまで
のイニングが後攻であれば、ストライクカウントとボー
ルカウントとアウトカウントとをリセットして、イニン
グ数をインクリメントして次の回の先攻とするものであ
ることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載のスコアボードリモコンにおいて、前記モード選択
キーは、得点を入力するための入力モードを選択する得
点入力モードキーを備え、前記送信側制御部は、前記得
点入力モードキーが選択入力されると、前記送信側表示
部の表示画面を、得点を入力表示するための得点入力画
面に切り換え、前記入力キーの意味する入力文字コード
の設定を、得点入力用に変更するものであることを特徴
とする。
【0009】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至3記載のスコアボードリモコンにおいて、前記モー
ド選択キーは、チーム名を入力するための入力モードを
選択するチーム名入力モードキーを備え、前記送信側制
御部は、前記チーム名入力モードキーが選択入力される
と、前記送信側表示部の表示画面を、チーム名を表示す
るためのチーム名表示画面に切り換え、前記入力キーの
意味する入力文字コードの設定を、チーム名入力用に変
更し、前記入力キーによるチーム名の入力に従ってチー
ム名をチーム名表示画面に表示することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスコアボード
リモコンの一実施の形態を図1乃至図11に基づいて説
明する。なお、スコアボードおよびスコアボードリモコ
ンは野球用のものを例示する。
【0011】図1はスコアボードリモコンのブロック図
である。図2はスコアボードリモコンのモード選択キー
および入力キーなど操作入力部分を示す正面図である。
図3はスコアボードリモコンを示す説明図である。図4
はチーム名の入力に関する説明図で、(a) はモード選択
キーの選択、(b) はチーム名を入力する直前の送信側表
示部の表示、(c) はチーム名の入力、(d) はチーム名を
入力した直後の送信側表示部の表示を、それぞれあらわ
す。
【0012】図5は判定のカウント加算に関する送信側
制御部の動作をあらわすフローチャートである。図6は
競技の判定結果のカウント入力に関する説明図で、(a)
はモード選択キーの選択、(b) は判定結果を入力する直
前の送信側表示部の表示、(c) は判定結果の入力、(d)
は判定結果を入力した直後の送信側表示部の表示を、そ
れぞれあらわす。図7は競技の判定結果のカウント入力
に関する説明図で、(a) はツーストライクの表示、(b)
は(a) の状態でストライクカウントが加算された結果、
アウトカウントが自動的にインクリメントされた表示、
(c) はスリーボールの表示、(d) は(c) の状態でボール
カウントが加算された結果、ストライクカウントおよび
ボールカウントが自動的にクリアされた表示、(e) はツ
ーアウトの表示、(f) は(e) の状態でアウトカウントが
加算された結果、得点入力画面に切り換わった送信側表
示部の画面表示を、それぞれあらわす。図8は得点の入
力に関する説明図で、(a) はモード選択キーの選択、
(b) は得点入力画面に切り換わった段階で使用する入力
キーを示す正面図、(c) は得点入力画面内における得点
の入力表示、(d) は(c) にて送信キーを押下した後の得
点入力画面の表示を、それぞれあらわす。
【0013】図9は競技の判定結果のカウント入力に関
する説明図で、(a) はモード選択キーの選択、(b) は
(a) の結果、公式記録用の画面に切り換わった送信側表
示部の画面表示を、それぞれあらわす。図10は試合終
了時の得点入力に関する説明図で、(a) は得点入力画面
で9回裏試合終了をあらわすXマークの付加、(b) は得
点入力画面で9回裏の得点入力、(c) は(b) の段階で1
点を入力した状態を示す画面表示、(d) は(c) の段階で
Xマークを付加した状態を示す画面表示を、それぞれあ
らわす。
【0014】図11は入力の訂正に関する説明図で、
(a) はツーアウトの表示、(b) は(a)の状態でアウトカ
ウントが加算された結果、得点入力画面に切り換わった
送信側表示部の画面表示、(c) は得点入力画面、(d) は
(c) の状態で得点を減算した結果の画面表示を、それぞ
れあらわす。
【0015】図1に示すように、スコアボードリモコン
10は、無線信号の送信部11と、入力キー12と、送
信側表示部13と、モード選択キー14と、操作キー1
5と、送信側制御部16と、充電池17および電源入/
切キー18とを備えて構成される。
【0016】送信部11は、信号変調部11aと、アン
テナ11bを備えて構成され、信号変調部11aで送信
用の無線信号を変調し、アンテナ11bで電波として送
信する。また、スコアボードリモコン10は、送信部1
1のみならず、受信部(不図示)も備えており、スコア
ボード20からの無線返信を受信できるようになってい
る。
【0017】入力キー12は、テンキーおよび“・”キ
ーと“−”キーとの計12個を備えるキーブロックとし
て例示する。入力キー12は、“0”キー12aと、
“・”キー12bと、“−”キー12cと、“1”キー
12dと、“2”キー12eと、“3”キー12fと、
“4”キー12gと、“5”キー12hと、“6”キー
12jと、“7”キー12kと、“8”キー12mおよ
び“9”キー12nとを備えて構成される。入力キー1
2の各キーには全て、2つ以上の入力モードが割り当て
られている。入力キー12は、テンキーとして数字を入
力する以外にも、競技の判定に関するカウント、すなわ
ち、ストライクカウントとボールカウントとアウトカウ
ントとを入力するためのものである。また、後述するよ
うに、入力キー12は、アルファベットやカタカナも入
力できて、チーム名の入力も兼用するキーになってい
る。
【0018】送信側表示部13は、電気的表示素子を備
える液晶表示画面で例示する。モード選択キー14は、
入力キー12の入力モードを選択するためのキーであ
り、チーム名入力モードキー14aと、判定入力モード
キー14bと、得点入力モードキー14cとを備えて構
成される。
【0019】操作キー15は、スコアボード電源入/切
キー15aと、通信テストキー15bと、確定(リター
ン)キー15cと、取り消しキー15dおよび訂正キー
15eとを備える。なお、確定(リターン)キー15c
は、確定入力用のキーの役割をするほか、無線信号を送
信するための送信キーの役割もする。なお、図2に示す
ように、入力キー12と、送信側表示部13と、モード
選択キー14と、操作キー15とは、スコアボードリモ
コン10の操作面に配列されている。
【0020】送信側制御部16は、プログラム格納メモ
リ16aと、データ格納メモリ16bと、CPU16c
とを備える。プログラム格納メモリ16aは、CPU1
6cの動作用のプログラムを読み出し可能に記憶してい
る。データ格納メモリ16bは、入力キー12の入力コ
ードを記憶するほか、入力キー12の各キーの意味する
コードを、モード選択キー14のキーの選択に応じて、
参照可能に記憶している。また、データ格納メモリ16
bは、主審が入力キー12へ入力したキーイン結果を無
線通信するまでの間、無線信号のバッファの役目もす
る。
【0021】CPU16cは、入力キー12と、送信側
表示部13と、モード選択キー14と、操作キー15
と、プログラム格納メモリ16aと、データ格納メモリ
16bと、充電池17と、電源入/切キー18および受
信部(不図示)とに接続している。CPU16cは、充
電池17を電源とし、電源入/切キー18が入になると
各キーの入力受付状態になり、プログラム格納メモリ1
6aから読み出した動作プログラムソフトに従って動作
する。CPU16cは、後述するように、モード選択キ
ー14に因る入力モードの選択結果に応じて、送信側表
示部13の表示画面を切り換え、入力キー12の意味す
る入力文字コードの設定を変更し、入力キー12への入
力結果を適宜編集し、無線信号を送信する旨の入力が確
定(リターン)キー15cになされると、入力内容に基
づいてデータ格納メモリ16bに蓄積して記憶していた
データを、信号変調部11aに入力し、信号変調部11
aに、送信用の無線信号を変調させてアンテナ11bで
電波として送信させる。
【0022】図3に示すように、スコアボード20は、
受信部21を備え、送信部11から発せられ受信部21
が受信した無線信号に従って、スコアの表示の更新を行
う。審判は、競技試合の判定を行った都度、複数の入力
キー12を操作して、判定結果のカウント入力を行う。
また、スコアボード20は、受信部21のみならず、送
信部(不図示)も備え、無線信号の受信成否結果を、ス
コアボードリモコン10へ無線で通知する。
【0023】CPU16cは、電源入/切キー18が入
になると、プログラム格納メモリ16aから読み出した
動作プログラムソフトに従って動作し、各キーの入力受
付状態になる。CPU16cは、スコアボード電源入/
切キー15aが入になると、スコアボード20の電源を
オンにする旨の無線信号を、送信部11に送信させる。
CPU16cは、通信テストキー15bが押されたこと
を検知すると、障害物の有無や距離や送信方向角度など
の送信条件を確認するために、通信可能か否かを確かめ
るためのテスト用無線信号を、送信部11に送信させ、
図示しない受信部でスコアボード20からの返信信号を
受信することによって、スコアボード20での受信成否
を確認できる。
【0024】このように構成されたスコアボードリモコ
ンにおけるCPU16cの動作を、図1、図2、図4乃
至図11に基づいて、以下に説明する。
【0025】電源がオンになれば、次は、試合に先立っ
て、チーム名の入力をする。図4(a) にて、CPU16
cは、チーム名入力モードキー14aが押下されたこと
を検知すると、送信側表示部13の表示画面を、図4
(b) に示すような、チーム名を表示するためのチーム名
表示画面13aに切り換え、チーム名の入力受付状態に
なる。CPU16cは、入力キー12の意味する入力文
字コードの設定を、データ格納メモリ16bを参照し
て、チーム名入力用に変更し、入力キー12によるチー
ム名の入力に従ってチーム名をチーム名表示画面13a
に表示する。すなわち、CPU16cは、“7”キー1
2kをア行入力キーとみなし、“8”キー12mをカ行
入力キーとみなし、“9”キー12nをサ行入力キーと
みなし、“4”キー12gをタ行入力キーとみなし、
“5”キー12hをナ行入力キーとみなし、“6”キー
12jをハ行入力キーとみなし、“1”キー12dをマ
行入力キーとみなし、“2”キー12eをヤ行入力キー
とみなし、“3”キー12fをラ行入力キーとみなし、
“0”キー12aをカーソル退行キーとみなし、“・”
キー12bをワヲン入力キーとみなし、“−”キー12
cをカーソル進行キーとみなす。各入力キー12b、1
2d〜12nは、押すたびに、各行のカタカナ文字が変
更できる。例えば、マ行入力キーである“1”キー12
dが押されるたびに、CPU16cは、「マ」→「ミ」
→「ム」→「メ」→「モ」→「マ」→・・・という循環
表示を繰り返す。
【0026】CPU16cは、“−”キー12cが押さ
れたことを検知すると、各入力キー12b、12d〜1
2nによるカタカナ入力文字を一時確定してデータ格納
メモリ16bに記憶し、カーソル表示を次のスペースに
進める。CPU16cは、“0”キー12aが押された
ことを検知すると、カーソル表示を一字前のスペースに
戻す。つまり、操作者は、入力を訂正した場合には、
“0”キー12aを押して修正入力すればよいのであ
る。
【0027】CPU16cは、上述したカタカナ文字入
力に従ってチーム名表示画面13aに各チーム名を表示
する。CPU16cは、先攻チーム名の入力状態で、確
定(リターン)キー15cが押されたことを検知する
と、後攻チーム名の入力状態に移る。CPU16cは、
後攻チーム名の入力状態で、確定(リターン)キー15
cが押されたことを検知すると、図4(d) に示すよう
に、チーム名表示画面13aに「登録OK」等の表示を
行い、データ格納メモリ16bに記憶した先攻チーム名
および後攻チーム名を読み出して送信部11に送信させ
る。なお、上記のようにカタカナ文字入力に限らず、各
入力キー12b、12d〜12nは、アルファベット入
力をしてもよい。この場合、チーム名入力モードキー1
4aは、カタカナ文字入力用とアルファベット入力用と
に分けて設けるのが好ましい。
【0028】上述のようにしてチーム名の入力が終われ
ば、CPU16cは、図5の流れに基づいて、以下のよ
うにして、試合中の主審の判定入力に対応する動作を行
う。図6(a) にて、CPU16cは、判定入力モードキ
ー14bが押下されたことを検知すると(図5のステッ
プ100)、ストライクカウントをあらわす変数(S)
とボールカウントをあらわす変数(B)とアウトカウン
トをあらわす変数(O)とを、いずれもゼロにリセット
し、イニングをあらわす変数(イニング)を1回表とし
てセットする(図5のステップ110)。CPU16c
は、送信側表示部13の表示画面を、図6(b) に示すよ
うな、ストライクカウントとボールカウントとアウトカ
ウントとを入力するためのカウント入力画面13bに切
り換える。カウント入力画面13bにおいて、イニシャ
ルSはストライクカウントを、イニシャルBはボールカ
ウントを、イニシャルOはアウトカウントをそれぞれ示
し、また、矢印「⇒」は、イニシャルS、B、Oを選択
的に指し示し、指し示すイニシャルが入力の対象として
選択されていることをあらわす。
【0029】CPU16cは、データ格納メモリ16b
を参照して、“7”キー12kをストライクカウント入
力キーとみなし、“8”キー12mをボールカウント入
力キーとみなし、“9”キー12nをアウトカウント入
力キーとみなし、このように、図6(c) に示す各キー1
2k、12m、12nの意味する入力文字コードの設定
を、ストライクカウントとボールカウントとアウトカウ
ントとの入力用に変更する。すなわち、CPU16c
は、“7”キー12kが押されたことを検知すると(図
5のステップ120)、カウント入力画面13bにおい
て矢印「⇒」をイニシャルSの段に移動表示し、“8”
キー12mが押されたことを検知すると(図5のステッ
プ130)、カウント入力画面13bにおいて矢印
「⇒」をイニシャルBの段に移動表示し、“9”キー1
2nが押されたことを検知すると、カウント入力画面1
3bにおいて矢印「⇒」をイニシャルOの段に移動表示
する。
【0030】CPU16cは、ステップ120にて矢印
「⇒」をイニシャルSの段に表示している状態で、確定
(リターン)キー15cが押されたことを検知すると
(図5のステップ121)、変数(S)が既に2である
か、すなわち既にツーストライクであったか否かを判断
し(図5のステップ122)、変数(S)が未だ2でな
ければ、変数(S)をインクリメントし(図5のステッ
プ123)、図6(d) に示すようにカウント入力画面1
3bのイニシャルSの段にカウント加算表示し、ストラ
イクカウントをインクリメントする旨をあらわす無線信
号を、送信部11に送信させ(図5のステップ14
0)、動作ステップをステップ120の直前に戻す。
【0031】CPU16cは、ステップ120にて矢印
「⇒」をイニシャルSの段に表示している状態で、
“7”キー12kではなく“8”キー12mが押された
ことを検知すると(図5のステップ130)、矢印
「⇒」をイニシャルBの段に移動表示し、ボールカウン
トの入力受付状態になる。CPU16cは、確定(リタ
ーン)キー15cが押されたことを検知すると(図5の
ステップ131)、変数(B)が既に3であるか、すな
わち既にスリーボールであったか否かを判断し(図5の
ステップ132)、変数(B)が未だ3でなければ、変
数(B)をインクリメントし(図5のステップ13
3)、カウント入力画面13bのイニシャルBの段にカ
ウント加算表示し、ボールカウントをインクリメントす
る旨をあらわす無線信号を、送信部11に送信させ(図
5のステップ140)、動作ステップをステップ120
の直前に戻す。
【0032】もし、上記ステップ132にて、変数
(B)が既に3であれば、すなわち既にスリーボールで
あれば、今回のボールカウント追加でフォアボールにな
るので、CPU16cは、変数(S)と(B)とをゼロ
クリアし、カウント入力画面13bのイニシャルSとB
のカウント表示をゼロクリア表示し(図5のステップ1
34)、ストライクカウントとボールカウントとをゼロ
クリアする旨をあらわす無線信号を、送信部11に送信
させ(図5のステップ140)、動作ステップをステッ
プ120の直前に戻す。
【0033】また、上記ステップ120からステップ1
34およびステップ140までの間で、カウントが途中
で無効になる場合、例えばバッターがデッドボールで出
塁したり、凡打でアウトになったりした場合には、取り
消しキー15dが押されれば、CPU16cは、変数
(S)と(B)とをゼロクリアし、カウント入力画面1
3bのイニシャルSとBのカウント表示をゼロクリア表
示する。また、操作者は、バッターアウトでアウトカウ
ントをインクリメントしたい場合には、さらに、矢印
「⇒」をイニシャルOの段に表示して確定(リターン)
キー15cを押せばよい。つまり、CPU16cは、
“9”キー12nが押されたことを検知すると矢印
「⇒」をイニシャルOの段に表示し、確定(リターン)
キー15cが押されたことを検知すると、変数(O)が
既に2であるか、すなわち既にツーアウトであったか否
かを判断し(図5のステップ150)、変数(O)が未
だ2でなければ、変数(O)をインクリメントし(図5
のステップ151)、カウント入力画面13bのイニシ
ャルOの段にカウント加算表示し、アウトカウントをイ
ンクリメントする旨をあらわす無線信号を、送信部11
に送信させ(図5のステップ140)、動作ステップを
ステップ120の直前に戻す。
【0034】上記ステップ122にて、変数(S)が既
に2であれば、すなわち既にツーストライクであった
ら、CPU16cは、変数(S)、(B)を共にクリア
しカウント入力画面13bのイニシャルSとBのカウン
ト表示をゼロクリア表示し(図5のステップ124)、
上記ステップ150に動作ステップを移す。
【0035】上記ステップ150にて、変数(O)が既
に2であれば、すなわち既にツーアウトであったら、C
PU16cは、変数(O)をクリアしカウント入力画面
13bのイニシャルOのカウント表示をゼロクリア表示
し(図5のステップ152)、(イニング)が表か裏か
を判断する(図5のステップ153)。上記ステップ1
53にて、(イニング)が表であったら、CPU16c
は、(イニング)を裏にチェンジして記憶する(図5の
ステップ154)。
【0036】上記ステップ153にて、(イニング)が
裏であれば、CPU16cは、試合が9回まで到達した
か否かを判断する(図5のステップ155)。上記ステ
ップ155にて、試合が9回まで到達していなければ、
CPU16cは、(イニング)をインクリメントする
(図5のステップ156)。上記ステップ155にて、
試合が9回まで到達していれば、CPU16cは、各チ
ームの最終合計得点のみを残してスコアボード20側の
1回から9回までの得点経過表示を消去する旨の無線信
号を、送信部11に送信させ(図5のステップ157、
140)、動作ステップをステップ120の直前に戻
す。
【0037】図7を用いて、各カウントのカウントアッ
プについて、簡単に説明する。図7(a) と図7(b) と
は、スリーストライクになってアウトカウントが加算さ
れる場合の説明図である。図7(a) に示すように、カウ
ント入力画面13bではツーストライクの表示がなされ
ているとする。この状態で、CPU16cは、矢印
「⇒」をイニシャルSの段に表示させており、確定(リ
ターン)キー15cが押されたことを検知すると、スト
ライクカウントを加算し、未だワンアウトであってスリ
ーストライクであるので、図7(b) に示すように、アウ
トカウントを加算してツーアウトとする。
【0038】図7(c) と図7(d) とは、フォアボールに
なってストライクカウントとボールカウントとがゼロク
リアされる場合の説明図である。図7(c) に示すよう
に、カウント入力画面13bではスリーボールの表示が
なされているとする。この状態で、CPU16cは、矢
印「⇒」をイニシャルBの段に表示させており、確定
(リターン)キー15cが押されたことを検知すると、
図7(d) に示すように、ストライクカウントとボールカ
ウントとをゼロクリアする。
【0039】図7(e) と図7(f) とは、スリーアウトに
なってイニングがチェンジになる場合の説明図である。
図7(e) に示すように、カウント入力画面13bではツ
ーアウトの表示がなされているとする。この状態で、C
PU16cは、矢印「⇒」をイニシャルOの段に表示さ
せており、確定(リターン)キー15cが押されたこと
を検知すると、ストライクカウントとボールカウントと
アウトカウントとをゼロクリアする。
【0040】CPU16cは、送信側表示部13の表示
画面を、カウント入力画面13bから、図7(f) に示す
ような得点入力画面13cに切り換える。得点入力画面
13cとは、得点を入力表示するための画面であり、C
PU16cが、各イニングの表、裏が代わることを検知
するか、図8(a) に示す得点入力モードキー14cが押
されたことを検知すると、送信側表示部13の表示画面
にあらわされる。
【0041】CPU16cは、図8(b) に示す“0”キ
ー12aと、“1”キー12dと、“2”キー12e
と、“3”キー12fと、“4”キー12gと、“5”
キー12hと、“6”キー12jと、“7”キー12k
と、“8”キー12mおよび“9”キー12nのうち、
押された入力数字を得点入力とし、得点入力画面13c
に表示する。
【0042】CPU16cは、図8(c) に示すように、
得点入力対象チーム名を矢印「⇒」で指し示し、例えば
“1”キー12dが押されたことを検知して該当チーム
名の右横に“1”を表示させる。この状態で確定(リタ
ーン)キー15cが押されたことを検知すると、CPU
16cは、図8(d) に示すように、各イニング表示と合
計得点表示の欄に、それぞれ“1”点を加算表示し、ス
コアボード20に得点加算表示させる旨の無線信号を、
送信部11に送信させる。
【0043】なお、スコアボードリモコン10が主審用
ではなく、公式記録員用のものであれば、図9(a) のよ
うな公式記録キー14dを設けておけばよい。公式記録
キー14dは、判定入力モードキー14bと異なり、公
式審判員がヒット(H)、エラー(E)、フィルダース
チョイス(F)を記録するためのモード選択キー14で
ある。
【0044】CPU16cは、公式記録キー14dが押
されたことを検知すると、図9(b)に示すような公式記
録判定入力画面13dを、送信側表示部13の表示画面
にあらわす。CPU16cは、公式記録判定入力画面1
3dにて、入力対象の項目を、矢印「⇒」で指し示す。
図9(b) ではヒット(H)の段が選択されている。この
状態で、CPU16cは、確定(リターン)キー15c
が押されたことを検知すると、公式記録としてヒット
(H)を記憶する。
【0045】以上のように試合進行し、先攻チームより
も後攻チームのほうが多く得点している場合であって、
9回表が無得点で終了する場合、9回裏は必要ない。C
PU16cは、得点入力モードキー14cが押されたこ
とを検知すると、“・”キー12bを、試合終了につき
不実施の回(裏)であることをあらわす「X」表示を入
力するためのキーとみなす。CPU16cは、9回裏の
得点入力段階で、“・”キー12bかまたは“0”キー
12aが押されたことを検知すると、図10(a) に示す
ように、得点入力画面13cに「X」を表示し、この状
態で確定(リターン)キー15cが押されたことを検知
すると、スコアボード20に9回裏のスコア欄に「X」
を表示させる旨の無線信号を、送信部11に送信させ
る。
【0046】また、9回表までは先攻チームと後攻チー
ムとが同点であって、9回裏に得点が入って試合終了と
なる場合、やはり「X」表示を使用する場合がある。C
PU16cは、9回裏の得点入力段階で、入力キー12
のうち例えば“1”キー12dが押されたことを検知す
ると、図10(b) に示す同点の表示段階から、図10
(c) に示す逆転の表示段階に、表示を更新する。表示更
新後、“・”キー12bが押されたことを検知すると、
CPU16cは、図10(d) に示すように、得点入力画
面13cの9回裏得点表示「1」に「X」を加えて表示
し、この状態で確定(リターン)キー15cが押された
ことを検知すると、スコアボード20に9回裏のスコア
欄に「1X」を表示させると共に勝利チームの合計得点
数を1だけ増やす旨の無線信号を、送信部11に送信さ
せる。
【0047】なお、操作者は、訂正や取り消しを行いた
いときには、取り消しキー15dや訂正キー15eを使
用する。例えば、図11(a) に示すように、カウント入
力画面13bが表示されて、矢印「⇒」をイニシャルO
の段に表示して確定(リターン)キー15cが押される
と、スリーアウトになるのでカウント入力画面13bが
図11(b) のように得点入力画面13cに切り換わる。
【0048】この状態で、取り消しキー15dが押され
たことを検知すると、CPU16cは、図11(b) の得
点入力画面13cを、図11(a) のカウント入力画面1
3bに切り換える。図11(a) のカウント入力画面13
bでは、各カウントは元のカウントのままであってゼロ
クリアされていない。
【0049】また、例えば、図11(c) に示すように、
1回表に1点が追加されて先攻チーム3点対後攻チーム
0点になったものの、先攻チーム3点を2点に減点修正
したいとき、CPU16cは、訂正キー15eが押され
たことを検知すると、直前の得点加算操作をキャンセル
して、図(d) のような加算前の得点表示(先攻チーム2
点対後攻チーム0点)に、表示を戻す。訂正キー15e
は、主審用のスコアボードリモコン10のみに設けられ
ていればよく、公式記録員用のスコアボードリモコン1
0には、使用できないようにしておくことが望ましい。
【0050】従って、送信側制御部16がストライク、
ボール、アウト、イニングの各カウントの累積を行って
ストライク、ボール、アウトのクリア、およびアウト、
イニングの繰り上げを行った後に、無線信号を送信部1
1に送信させるものであるため、ストライク、ボール、
アウトの各カウントを入力すれば自動的に各カウントの
更新を行える操作性の良いスコアボードリモコン10を
提供できる。
【0051】また、モード選択キー14で入力キー12
の入力モードを適宜切り換えるようにしたため、入力し
たい項目が増えても、モード選択キー14ごとに入力キ
ー12に割り当てる入力文字コードを変更することで入
力キー12の個数の増加を抑えることができて、スコア
ボードリモコン10の大型化を防ぐことができる。
【0052】また、送信側制御部16は、判定入力モー
ドキー14bが選択入力されると、送信側表示部13の
表示画面を、カウント入力画面13bに切り換え、入力
キー12の意味する入力文字コードの設定を、ストライ
クカウントSとボールカウントBとアウトカウントOと
の選択入力用に変更するようにしたため、送信側表示部
16の表示画面を大型化せずともカウント入力用に兼用
できて、送信側表示部13の表示画面の大型化を防ぐこ
とができる。
【0053】また、送信側制御部16は、得点入力モー
ドキー14cが選択入力されると、送信側表示部13の
表示画面を、得点入力画面13cに切り換え、入力キー
12の意味する入力文字コードの設定を、得点入力用に
変更するようにしたため、送信側表示部13の表示画面
を大型化せずとも得点入力用に兼用できて、送信側表示
部13の表示画面の大型化を防ぐことができる。
【0054】また、送信側制御部16は、チーム名入力
モードキー14aが選択入力されると、送信側表示部1
6の表示画面を、チーム名表示画面13aに切り換え、
入力キー12の意味する入力文字コードの設定を、チー
ム名入力用に変更するようにしたため、送信側表示部1
3の表示画面を大型化せずともチーム名入力用に兼用で
きて、送信側表示部13の表示画面の大型化を防ぐこと
ができる。
【0055】なお、上記実施の形態においては、スコア
ボードリモコン10およびスコアボード20は、野球用
のものを例示したが、本発明はこれに限らず、スコアボ
ードリモコンは、ソフトボール用のものや、テニス用の
ものや、陸上競技用のものなど、野球用以外の各種スポ
ーツ競技用のものであっても構わない。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、表示素
子を備える送信側表示部と、入力モードを選択するため
のモード選択キーと、競技の判定に関するカウントの入
力とチーム名の入力とを行うための入力キーと、無線信
号を送信するための送信キーと、無線信号を送信する旨
の入力が送信キーになされると、入力キーへの入力に基
づく無線信号を、送信部に送信させる制御を行う送信側
制御部とを有し、送信側制御部は、モード選択キーに因
る入力モードの選択結果に応じて、送信側表示部の表示
画面を切り換え、入力キーの意味する入力文字コードの
設定を変更し、入力キーへの入力結果を編集するように
したため、競技中の各カウントを入力すれば自動的に各
カウントの更新を行える操作性の良いスコアボードリモ
コンを提供できる。また、モード選択キーで入力キーの
入力モードを適宜切り換えるようにしたため、入力した
い項目が増えても、モード選択キーごとに入力キーに割
り当てる入力文字コードを変更することで入力キーの個
数の増加を抑えることができて、スコアボードリモコン
の大型化を防ぐことができる。請求項2記載の発明にあ
っては、請求項1記載の発明の効果に加えて、スコアボ
ードおよびスコアボードリモコンは野球用のものであ
り、モード選択キーは、ストライクカウントとボールカ
ウントとを入力するための入力モードを選択する判定入
力モードキーを備え、送信側制御部は、判定入力モード
キーが選択入力されると、送信側表示部の表示画面を、
ストライクカウントとボールカウントとアウトカウント
とを入力するためのカウント入力画面に切り換え、入力
キーの意味する入力文字コードの設定を、ストライクカ
ウントとボールカウントとアウトカウントとの選択入力
用に変更し、入力キーによりストライクカウントが選択
されるとカウント入力画面でのストライクカウントをイ
ンクリメント表示し、ストライクカウントがスリースト
ライクになるとカウント入力画面でのアウトカウントを
インクリメント表示しストライクカウントおよびボール
カウントをゼロクリアし、入力キーによりボールカウン
トが選択されるとカウント入力画面でのボールカウント
をインクリメント表示し、ボールカウントがフォアボー
ルになるとカウント入力画面でのストライクカウントお
よびボールカウントをゼロクリアし、アウトカウントが
スリーアウトになった場合、それまでのイニングが先攻
であれば、ストライクカウントとボールカウントとアウ
トカウントとをリセットして、イニングを後攻とし、そ
れまでのイニングが後攻であれば、ストライクカウント
とボールカウントとアウトカウントとをリセットして、
イニング数をインクリメントして次の回の先攻とするも
のであるようにしたため、スコアボードリモコンは各カ
ウントを、累積加算して自動カウントした後、無線信号
でスコアボード側へ送信するので、各カウントをバッタ
ーごとに必ずクリアする必要のあるスコアボードリモコ
ンと比較して、操作性が良く、しかも、入力キーの個数
の増加を抑えることができるにとどまらず、送信側表示
部の表示画面を大型化せずともカウント入力用に兼用で
きて、送信側表示部の表示画面の大型化を防ぐこともで
きる。
【0057】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載の発明の効果に加えて、モード選択キーは、得点を
入力するための入力モードを選択する得点入力モードキ
ーを備え、送信側制御部は、得点入力モードキーが選択
入力されると、送信側表示部の表示画面を、得点を入力
表示するための得点入力画面に切り換え、入力キーの意
味する入力文字コードの設定を、得点入力用に変更する
ものであるようにしたため、入力キーの個数の増加を抑
えることができるにとどまらず、送信側表示部の表示画
面を大型化せずとも得点入力用に兼用できて、送信側表
示部の表示画面の大型化を防ぐこともできる。
【0058】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至3記載の発明の効果に加えて、モード選択キーは、
チーム名を入力するための入力モードを選択するチーム
名入力モードキーを備え、送信側制御部は、チーム名入
力モードキーが選択入力されると、送信側表示部の表示
画面を、チーム名を表示するためのチーム名表示画面に
切り換え、入力キーの意味する入力文字コードの設定
を、チーム名入力用に変更し、入力キーによるチーム名
の入力に従ってチーム名をチーム名表示画面に表示する
ようにしたため、入力キーの個数の増加を抑えることが
できるにとどまらず、送信側表示部の表示画面を大型化
せずともチーム名入力用に兼用できて、送信側表示部の
表示画面の大型化を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態のスコアボードリモ
コンのブロック図である。
【図2】同上のスコアボードリモコンのモード選択キー
および入力キーなど操作入力部分を示す正面図である。
【図3】同上のスコアボードおよびスコアボードリモコ
ンを示す説明図である。
【図4】同上のチーム名の入力に関する説明図である。
【図5】同上の判定に関する送信側制御部の動作をあら
わすフローチャートである。
【図6】同上の競技の判定結果のカウント入力に関する
説明図である。
【図7】同上の競技の判定結果のカウント入力に関する
説明図である。
【図8】同上の競技の判定結果のカウント入力に関する
説明図である。
【図9】同上の得点の入力に関する説明図である。
【図10】同上の試合終了時の得点入力に関する説明図
である。
【図11】同上の入力の訂正に関する説明図である。
【図12】従来のスコアボードリモコンを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 スコアボードリモコン 11 送信部 12 入力キー 13 送信側表示部 13a チーム名表示画面 13b カウント入力画面 13c 得点入力画面 14 モード選択キー 14a チーム名入力モードキー 14b 判定入力モードキー 14c 得点入力モードキー 15c 送信キー 16 送信側制御部 20 スコアボード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を受信する機能を備えたスコア
    ボードへ、送信部から無線信号を送信し、送信した無線
    信号に従ってスコアボードに表示を行わせるスコアボー
    ドリモコンにおいて、表示素子を備える送信側表示部
    と、入力モードを選択するためのモード選択キーと、競
    技の判定に関するカウントの入力とチーム名の入力とを
    行うための入力キーと、無線信号を送信するための送信
    キーと、無線信号を送信する旨の入力が送信キーになさ
    れると、入力キーへの入力に基づく無線信号を、送信部
    に送信させる制御を行う送信側制御部とを有し、送信側
    制御部は、モード選択キーに因る入力モードの選択結果
    に応じて、送信側表示部の表示画面を切り換え、入力キ
    ーの意味する入力文字コードの設定を変更し、入力キー
    への入力結果を編集することを特徴とするスコアボード
    リモコン。
  2. 【請求項2】 前記スコアボードおよびスコアボードリ
    モコンは野球用のものであり、前記モード選択キーは、
    ストライクカウントとボールカウントとを入力するため
    の入力モードを選択する判定入力モードキーを備え、前
    記送信側制御部は、前記判定入力モードキーが選択入力
    されると、前記送信側表示部の表示画面を、ストライク
    カウントとボールカウントとアウトカウントとを入力す
    るためのカウント入力画面に切り換え、前記入力キーの
    意味する入力文字コードの設定を、ストライクカウント
    とボールカウントとアウトカウントとの選択入力用に変
    更し、前記入力キーによりストライクカウントが選択さ
    れると前記カウント入力画面でのストライクカウントを
    インクリメント表示し、ストライクカウントがスリース
    トライクになると前記カウント入力画面でのアウトカウ
    ントをインクリメント表示しストライクカウントおよび
    ボールカウントをゼロクリアし、前記入力キーによりボ
    ールカウントが選択されると前記カウント入力画面での
    ボールカウントをインクリメント表示し、ボールカウン
    トがフォアボールになると前記カウント入力画面でのス
    トライクカウントおよびボールカウントをゼロクリア
    し、アウトカウントがスリーアウトになった場合、それ
    までのイニングが先攻であれば、ストライクカウントと
    ボールカウントとアウトカウントとをリセットして、イ
    ニングを後攻とし、それまでのイニングが後攻であれ
    ば、ストライクカウントとボールカウントとアウトカウ
    ントとをリセットして、イニング数をインクリメントし
    て次の回の先攻とするものであることを特徴とする請求
    項1記載のスコアボードリモコン。
  3. 【請求項3】 前記モード選択キーは、得点を入力する
    ための入力モードを選択する得点入力モードキーを備
    え、前記送信側制御部は、前記得点入力モードキーが選
    択入力されると、前記送信側表示部の表示画面を、得点
    を入力表示するための得点入力画面に切り換え、前記入
    力キーの意味する入力文字コードの設定を、得点入力用
    に変更するものであることを特徴とする請求項2記載の
    スコアボードリモコン。
  4. 【請求項4】 前記モード選択キーは、チーム名を入力
    するための入力モードを選択するチーム名入力モードキ
    ーを備え、前記送信側制御部は、前記チーム名入力モー
    ドキーが選択入力されると、前記送信側表示部の表示画
    面を、チーム名を表示するためのチーム名表示画面に切
    り換え、前記入力キーの意味する入力文字コードの設定
    を、チーム名入力用に変更し、前記入力キーによるチー
    ム名の入力に従ってチーム名をチーム名表示画面に表示
    することを特徴とする請求項1乃至3記載のスコアボー
    ドリモコン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102872576A (zh) * 2012-10-17 2013-01-16 佛山市锐地刚体育发展有限公司 一种运动训练助理设备及训练方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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