JP2000040150A - 属性データ管理方法 - Google Patents

属性データ管理方法

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JP2000040150A JP10221069A JP22106998A JP2000040150A JP 2000040150 A JP2000040150 A JP 2000040150A JP 10221069 A JP10221069 A JP 10221069A JP 22106998 A JP22106998 A JP 22106998A JP 2000040150 A JP2000040150 A JP 2000040150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地理情報システムにおいて関連する複数の属
性情報を管理するための弾力的な属性データ利用管理技
術を提供することにある。 【解決手段】 属性データを地図上の図形104上に位置
する属性点データ112として作成し、該属性点データを
該図形に対応付け、同一図形104に属する全ての属性点
データ112の位置座標を同一の座標値103に変更して座標
キーとし、属性点データ群(関連明示点群102)として関
連付ける。属性検索時には、属性点データが検索対象と
なる図形104上にあるか否かの包含判定を行い最初の属
性点データを抽出し、以降は、該抽出した属性点データ
の座標キーと同一の座標キーを持つ属性点データを一致
判定して抽出することにより、検索対象図形に関連する
属性データを高速に検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形を扱う情報シ
ステムにおける点データの管理方法に係り、特に、地理
情報システムにおいて地図上の図形に係る複数の属性情
報を管理するための属性データ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地理情報システム(GIS:Geogr
aphic InformationSystems)
は、地理的な情報を適切に管理し、効率良く利用するた
めのシステムであり、固定資産管理や都市計画支援など
様々な用途に用いられてきた。従来のGISの多くは、
関連する複数の属性データ群をまとめて管理するため
に、住所コード・地図上の図形番号など、共通の値を持
つ識別子(ID)をあらかじめ属性データ内に記述して
おく「ラベル管理」、すなわち「関連明示型」のデータ
構成・システム構造を用いてきた。図11はラベル管理
型の住民情報システムの例で、属性情報を種類別の表形
式データベースとして作成し、それらを統合利用するも
のである。ここでは、ある家屋に関連する全ての属性デ
ータに対し、家屋図形1101のIDである「○△」
(1102)を共通の識別子として与え、明示的に関連
付けている。よって、家屋情報の参照においては、住所
データベース1103と住民データベース1104か
ら、同じID「○△」を持つデータを簡易なIDの一致
判定により検索することで、効率良いデータ抽出・統合
利用が可能である(1105)。
【0003】一般に、計画的に構築された分散地図デー
タベース(例えば、特開平5−20365号公報など)
は、関連付け識別子をあらかじめ用意できることから、
データ利用効率の良い関連明示型データベースとして構
築されることが多い。しかし、データ利用効率が良い反
面、関連付けのための識別子を作り込んでおかねばなら
ないという、データ作成上の制約が発生してしまう。ま
た、データ間の関係変化への対応が困難であるという問
題もある。例えば、住所コードを共通の識別子として用
いるシステムでは、「街区方式住居表示の実施」など住
所体系に変更があった場合には、該当地域の全データの
識別子を修正せねばならない。煩雑なデータ修正処理に
よっては、データ間の不整合も発生しかねない。加え
て、「大震災直後」など住所体系が崩壊してしまった場
合には、データの利用自体が困難となってしまう。
【0004】一方、関連する複数の属性データ群を「位
置的関係を持つ属性点データ」として表現し、位置によ
って関係を管理する「関連暗示型」のデータ構成・シス
テム構造を用いる方法もある。図1の111は位置的関
係管理型の住民情報システムの例である。上述したラベ
ル管理の例とは異なり、住民点データ112と住所点デ
ータ103は共通の識別子を持たない。しかし、同じ家
屋図形104に含まれるという位置的関係により、包含
判定など計算量の大きい図形解析を用いて関連する点デ
ータ群を抽出し、家屋情報をまとめて参照することが可
能である(113)。すなわち、全く異なる種類の地図
データなど、「データ作成/利用時にあらかじめ関連付
けできていない地図データにおける属性情報の統合利用
/管理が可能となる」という長所がある。また、上記ラ
ベル管理型システムで問題となった、関係変化への対応
の困難もない。しかし、逆に、データ利用の度に計算処
理が必要となり、非効率的であるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】地図データベースの分
散管理に関する研究は盛んに行われてきたが、分散化さ
れたデータ群を再び地理的に統合し、それら情報を適切
に関連付け、さらにユーザーに効率良く提示する手法に
関しては、これまであまり検討されてこなかった。全く
異なる種類の地図データベースの統合など、様々な場面
に柔軟かつ効率的に対応するためには、作成/統合時に
は位置的関係によってデータを管理する一方、利用時に
は共通の識別子によって明示的に関連付けられたデータ
となっている方が都合良い。しかし、前者には、データ
利用時の処理効率が悪いという問題があり、後者には、
データ変化への柔軟性を欠くシステムになってしまうと
いう問題があった。
【0006】本発明の目的は、関連暗示型データ利用時
の計算処理の削減を図り、かつ関連明示型データにおけ
る関係変化などを適切に管理できるという、両者を統合
し補い合う様な、弾力的な属性データ利用管理技術を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、地図データを用いて地図上の閉領域と関
係を有する属性データを管理する情報システムにおける
属性データ管理方法であり、前記属性データを前記閉領
域に位置する位置座標を持つ属性点データとして作成
し、該属性点データを該閉領域に対応付け、同一閉領域
に属する全ての前記属性点データの前記位置座標の座標
値を同一の座標値に変更して座標キーとし、同一閉領域
に属する全ての前記属性点データを属性点データ群とし
て関連付け、属性検索時には、入力された検索用座標値
が閉領域内にあるか否かの包含判定を行い最初の属性点
データを抽出し、以降は、該抽出した属性点データの座
標キーと同一の座標キーを持つ属性点データを一致判定
して抽出することにより、前記入力された検索用座標値
に関連する属性データを高速に検索するようにしてい
る。
【0008】また、地図データを用いて地図上の点や線
などの図形と関係を有する属性データを管理する情報シ
ステムにおける属性データ管理方法であり、前記属性デ
ータを前記図形から一定距離内に位置する位置座標を持
つ属性点データとして作成し、該属性点データを該図形
に対応付け、同一図形に対応付けられた全ての前記属性
点データの前記位置座標の座標値を前記図形を構成する
構成点の座標値とし、同一図形に属する全ての前記属性
点データを属性点データ群として関連付け、属性検索時
には、入力された図形の図形構成点の座標値と属性点デ
ータの位置座標の一致判定を行い属性点データを抽出す
ることにより、前記入力された図形に関連する属性デー
タを高速に検索するようにしている。
【0009】また、前記関連付けされている属性点デー
タ群を連続して点データファイルに登録し、属性検索時
には、最初の属性点データを検索した後、座標値の一致
判定だけで該当するデータ群を連続して抽出し、座標値
の不一致の検出により検索の終了を判定し、関連する属
性データを高速に検索するようにしている。
【0010】また、前記同一閉領域に属する全ての前記
属性点データの前記位置座標の座標値を同一の座標値に
変更することができない属性点データを管理する場合に
は、該属性点データに第二の検索用位置座標フィールド
を新たに設け、該フィールドの検索用位置座標の座標値
を前記同一の座標値にして座標キーとするようにしてい
る。
【0011】また、前記同一図形に対応付けられた全て
の前記属性点データの前記位置座標の座標値を前記図形
を構成する構成点の座標値に変更できない属性点データ
を管理する場合には、該属性点データに第二の検索用位
置座標フィールドを新たに設け、該フィールドの検索用
位置座標の座標値を前記図形を構成する構成点の座標値
とするようにしている。
【0012】また、属性点データが前記関連付けされて
いるか否かを示す個別管理フラグ情報を属性点データに
設定し、該属性点データを点データファイルに登録し、
登録された属性点データの全ての個別管理フラグ情報が
有効か否かを示す管理フラグ情報を該点データファイル
に設定し、属性検索時に、前記管理フラグ情報が有効で
あれば、入力された検索用座標値が閉領域内にあるか否
かの包含判定を行い最初の属性点データを抽出し、以降
は、該抽出した属性点データの座標キーと同一の座標キ
ーを持つ属性点データを一致判定して抽出する一致判定
処理を行い、前記管理フラグ情報が無効であれば、前記
個別管理フラグ情報が無効の属性点データの位置座標が
閉領域に属するか否か判定し、属する場合に前記関連付
けをして個別管理フラグ情報を有効にし、全ての前記個
別管理フラグ情報を有効にして前記管理フラグ情報が有
効になったとき前記一致判定処理を行い、前記管理フラ
グ情報を参照することにより関連する属性データを高速
に検索するようにしている。
【0013】また、属性点データが前記関連付けされて
いるか否かを示す個別管理フラグ情報を属性点データに
設定し、該属性点データを点データファイルに登録し、
登録された属性点データの全ての個別管理フラグ情報が
有効か否かを示す管理フラグ情報を該点データファイル
に設定し、属性検索時に、前記管理フラグ情報が有効で
あれば、入力された図形の図形構成点の座標値と属性点
データの位置座標の一致判定を行い属性点データを抽出
する一致判定処理を行い、前記管理フラグ情報が無効で
あれば、前記個別管理フラグ情報が無効の属性点データ
の位置座標が図形に対応付けられるか否か判定し、対応
付けられる場合に前記関連付けをして個別管理フラグ情
報を有効にし、全ての前記個別管理フラグ情報を有効に
して前記管理フラグ情報が有効になったとき前記一致判
定処理を行い、前記管理フラグ情報を参照することによ
り関連する属性データを高速に検索するようにしてい
る。
【0014】また、前記属性点データに属性データが存
在する時間情報を記述し、該時間情報を判定材料として
用い、ある期間に存在する該属性点データ群を関連付
け、関連する属性データを高速に検索することにより、
ある期間と空間に関する統計情報を高速に取得するよう
にしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1から図10を用いて、
本発明の一実施例を詳細に説明する。まず、図3、図4
を用いて、本発明における関連付け処理の概略について
説明する。図3に位置的関係解析判定機能による判定処
理の例を示す。301は、包含判定処理の様子である。
面の判定図形302を用いて、散在する点が判定図形3
02に包含されるか否か(内か外か)の包含判定303
を行う。黒色で示す4つの内判定点データ304が点デ
ータ群と判定され(305)、白色で示す4つの外判定
点データ306が点データ群に属さないと判定される。
【0016】311は、距離判定処理の様子である。線
の判定図形312を用いて、散在する点が判定図形31
2からの距離x内に入っているか否か(近か遠か)の距
離判定313を行う。黒色で示す4つの近判定点データ
314が点データ群と判定され(315)、白色で示す
4つの遠判定点データ316が点データ群に属さないと
判定される。
【0017】図4に関連付けデータ記述機能による点デ
ータ群の明示的関連付けの例を示す。401は、点図形
を用いた関連付けの様子である。点の関連付けガイド4
02を用いて、白色で示す3点の関連付け対象点データ
403に、関連付けガイド402の座標値を共通の識別
子として付与する(404)。411は、線図形構成点
を用いた関連付けの様子である。線の関連付けガイド4
12を用いて、白色で示す4点の関連付け対象点データ
413に、関連付けガイド412の構成点の座標値を共
通の識別子として付与し(414)、黒色で示す被関連
付け点データ415とする。上記のような各処理を受け
た点データを、以下、関連付けされた点データまたは関
連付けされた点という。
【0018】点データには、元の座標値に意味がある
「図形重心点」(例えば、地図における国分寺市行政界
図形の重心点)や、実際に存在する地物(電柱など)の
「存在点」、あるいは、ある領域の内側にあれば良い
「代表点」など、2つの種類がある。本実施例では前者
を想定して、後述の図9のファイル形式に示すように、
元の座標フィールド(図9の908〜910)(真位置
が入る)とは別に上記代表点を記入する第二の検索用座
標フィールド(図9の914、915)を設ける例(図
9で詳述)を示したが、後者の場合には、元の座標フィ
ールド自体に新しい座標値(例えば、上記代表点)を付
与することも可能である。上記真位置は元の座標値で示
される位置のことである。また、本実施例では、3次元
立体情報を持つ属性点データに関して、2次元座標につ
いて同一の座標値を与えて関連付ける例を示したが、3
次元座標について同一の座標値を与えることもできる。
さらに、後述の図9に示すように、点データが複数のフ
ァイルにまたがって存在する場合には、全体管理フラグ
を用いて、関連が明示されているという状況を記述/管
理できる。図4では点や線などの図形データを関連付け
ガイドとして用いる例を示したが、図形構成点以外に
も、図形の重心点、複数点データの重心点、特定の点
(住所代表点、国勢調査図形中心点)などの利用も可能
である。同様に、関連付けの記述方法に関しても、座標
以外のIDの付与する、点データ群を指す参照INDE
Xの作成/保持する、各点データに次データへのポイン
タを付与する、さらに、複数ファイルの点データ群につ
いてはそれらをグループ化した統合ファイルを作成す
る、あるいはそれをテンポラリ統合ファイルとする、な
ど様々な方法を用いることが出来る。
【0019】以上、図3、図4に示した処理機能を組み
合わせて用いることで、バラバラに管理されている図1
で後述する関連暗示型のデータ群(上記関連付けがされ
ていないデータ群)の関連を明らかにすることができ、
分散データベースの統合やデータの手入力など、様々な
場面において柔軟な対応が可能なシステムを構築するこ
とができる。また、データ群を必要に応じて関連付けて
記述することで、適切な情報を素早くまとめてユーザー
に提示することが可能となる。さらに、地理情報の基本
である「位置座標」を共通の識別子として用いること
で、設計思想が大きく異なるシステム間においても、デ
ータ共有が可能となる。
【0020】図1は本発明の概念を説明するための図で
ある。101は、点データが関連付けされている関連明
示型システムのデータイメージと画面イメージである。
関連付けされている点を関連明示点と呼び、関連明示点
群102の例として住民点データを、関連付けガイド1
03の例として住所点データを、判定図形104の例と
して家屋面データを示す。関連明示点群102は、図
3、図4で前述した関連付け処理機能により、関連付け
ガイド103の座標値を共通の識別子として付与される
ことで、明示的に関連付けられている。例えば、ある家
屋に関する情報を参照する場合、家屋に位置する各点に
対する各個別管理フラグ(図9により後述するが、点デ
ータのファイルである点データファイルにおいて、点デ
ータには、点データが関連付けされているか否かを示す
個別管理フラグが付与されており、個別管理フラグが有
効なら関連付けされており、無効なら関連付けされてい
ないことを示す)が有効であることから点データ群が明
示的に関連付けられていることが分かり、関連明示点群
対応処理機能105を選択実行する。関連明示型データ
形式に適した座標一致判定処理だけで点データ群を効率
良く抽出でき、少ない手順で情報をまとめて表示するこ
とが可能である。
【0021】一方、111は、関連暗示型システムのデ
ータイメージと画面イメージである。関連付けされてい
ない点を関連暗示点と呼び、関連暗示点群112の例と
して住民点データを、関連付けガイド103の例として
住所点データを、判定図形104の例として家屋面デー
タを示す。例えば、ある家屋に関する情報を参照する場
合、家屋に位置する各点に対する各管理フラグが無効で
あることから点データ群が明示的に関連付けられていな
いことが分かり、関連暗示点群対応処理機能113を選
択実行する。個々の点データについて包含判定を行い、
家屋面図形に含まれるという位置的関係を抽出するた
め、処理時間を要するものの、あらかじめ関連付けるこ
とができなかった分散地図データベースの統合利用など
が可能になる。
【0022】図1では判定図形302として家屋面デー
タを用いた包含判定による例を示したが、その他、ある
点から半径r以内に存在するもの、点データの分布その
ものからクラスタリングによるグループ分け、属性によ
る判定、などの判定方法を用いることも可能である。
【0023】次に、図9を用いて、点データファイルと
管理情報ファイルのデータ構造例について説明する。点
データファイル900(例えば、住民点データファイ
ル)は、ヘッダー部901と、各点に関するデータ部9
07のリストから成る。データ部907はデータ点数だ
け存在する。 (ヘッダー部901)902は管理フラグで、該点デー
タファイル全体の関連付け処理が有効か無効かを示す。
903には関連付け処理実行時の時間情報、904には
関連付け処理に用いた判定図形のデータ種別(例えば、
家枠)、905には関連付け処理に用いた関連付けガイ
ドのデータ種別(例えば、住所代表点)、906には点
データファイルに登録されている点データ数を格納す
る。 (データ部907)元の座標フィールド908、90
9、910には点データの真位置座標値(真位置は元の
座標値で示される位置)、911にはデータ発生時間、
912にはデータ消滅時間を格納する。913は個別管
理フラグで、このデータ部の点データが関連付け処理さ
れているか否かを示す。第二の検索用座標フィールド9
14、915には関連付け処理によって求められた第二
の検索用座標値(住所代表点の座標値等)、916には
同じ検索用座標値で既に関連付けられている点データの
総数を格納する。最後に、917には属性データ(例え
ば、人名等)を格納する。
【0024】管理情報ファイル920は、複数の点デー
タファイル全体を管理するためのファイルであり、複数
の点データファイル全体にまたがる関連付けの情報を示
すヘッダー部921と、各点データファイルの情報をま
とめて管理するデータ部927のリストから成る。デー
タ部927は点データファイルの数だけ存在する。 (ヘッダー部921)922は全体管理フラグで、全て
の点データファイルでの関連付け処理が有効か否かを示
す。923には全体の関連付け処理実行時の時間情報、
924には全体の関連付け処理に用いた判定図形のデー
タ種別、925には全体の関連付け処理に用いた関連付
けガイドのデータ種別、926には管理情報データ数
(点データファイルの数)を格納する。 (データ部927)928には点データの種別(例え
ば、住民点データ、住所代表点データ等)を格納する。
929は該点データの関連付け処理が全ての点データフ
ァイル全体のものか、該点データファイル単独のものか
を示す。930、931、932、933は、該点デー
タのヘッダー部情報902、903、904、905を
転記したものである。
【0025】以上のデータ構造によれば、関連付け処理
後に点データの追加/修正が発生した場合など、該点デ
ータのみに対して関連付け処理を実行することで、効率
化を図ることができる。すなわち、データ追加/修正時
に、管理情報ファイル920の全体管理フラグ922と
該点データを含むファイルの管理フラグ930、該点デ
ータファイルの管理フラグ902と個別管理フラグ91
3、以上のフラグを操作し無効化する。再度関連付け処
理を行う際には、管理情報ファイル920の全体管理フ
ラグ922が無効なら、管理フラグ930が無効になっ
ている点データファイルを検索し、該点データファイル
の中から個別管理フラグ913が無効になっている点デ
ータにのみ、図形解析など関連付け処理を実行すること
ができる。また、自治体システムの管理情報などには、
担当課名、担当課所在(マシン名、ファイル名)、関連
付け処理は全課/単独のどちらか、時間情報(関連付け
処理実行日時、いつの時間情報に着目してまとめた
か)、関連付けデータ(利用データ、判定方法、座標ガ
イドデータ)などの保持も可能である。
【0026】図2は本発明の機能構成の一例である。位
置的関係解析判定機能201は、包含判定や距離判定な
どの図形解析により、点データ同士の位置的関係を算出
する。関係が得られたデータは、関連付けデータ記述機
能202によって、共通の識別子(座標キー(第二の検
索用座標値等))を与えられるなど、同じ点データ群の
メンバーを識別できる形式でデータ記述され、明示的に
関連付けられる。これら201、202の機能について
は、図3、図4にて説明したとおりである。データ修正
/追加/統合処理機能204は、データに変更を加える
ものである。フラグ/管理情報処理機能203は、上記
関連付けデータ記述機能202とデータ修正/追加/統
合処理機能204の結果を受け、各フラグの有効/無効
を切り替え、同時に管理情報ファイル内にデータの状況
を記録する。フラグ/管理情報判定機能205は、管理
情報ファイルと処理対象データの管理フラグを参照し、
有効であれば関連明示点群対応処理機能206を、無効
であれば関連暗示点群対応処理機能207を選択して呼
び出す。
【0027】ここで、本発明の特徴は、管理フラグや管
理情報ファイルの参照によって、明示的に関連付けられ
ている点データ群に対しては一致判定など処理効率の良
い関連明示点群対応処理機能、明示的に関連付けられて
いない点データ群に対しては包含判定などにより様々な
形態のデータを扱える関連暗示点群対応処理機能、とい
う様な処理を適切に選択実行することで、「柔軟なデー
タの入力/統合/管理」と「効率的な利用」という特徴
を併せ持つ弾力的なシステムの構築を可能とすることに
ある。
【0028】また、本発明にて重要な位置を占める関連
付け処理は、位置的関係解析判定機能201、関連付け
データ記述機能202、フラグ/管理情報処理機能20
3の3つの機能の組み合わせにより実現される。ユーザ
ーからの関連付け要求時や、一定時間毎に管理情報ファ
イルをチェックし、管理フラグが無効になっている場合
などに201を呼び出すことで、ユーザーの手を煩わせ
ることなく自動的に関連付けられた地図データベースを
構築することができる。また、位置的関係解析判定機能
201と関連付けデータ記述機能202とデータ修正/
追加/統合処理機能204を組み合わせることで、ユー
ザーが手入力によるデータ修正や追加などを行う時点
で、あらかじめ共通の座標値にデータを引き込んでしま
うなど、直接関連付いたデータを入力するシステムとす
ることも可能である。
【0029】続いて図5、図6、図7、図8を用いて、
データ検索/表示の手順について詳細に説明する。図5
はデータ検索/表示の全体の流れを示したフローチャー
トの例である。画面上での場所指定によるユーザーから
の地理的検索要求があると、まず、ユーザの指定により
入力座標を初期化する(S501:Sは「ステップ」を
意味する)。次いで入力座標を含む面図形の検索を開始
する(S502)。入力座標を含む面図形の検索は、別
ファイル(例えば、家枠に関するファイル)に対して行
われる。どの種別の図面を検索するかユーザーの指定を
受け付け(S503)、指定ファイルの面図形データを
選択して(S504)、入力座標が該面図形の中に含ま
れているか図形解析により判定する(S505)。含ま
れていれば検索対象となる面図形を決定する(S50
6)。次に面図形に含まれる点データ群の検索を点デー
タファイルに対して開始する(S507)。
【0030】ここで、管理情報ファイルの全体管理フラ
グの有効/無効を判定し(S508)、A(関連明示点
群対応処理機能)とB(関連暗示点群対応処理機能)を
選択処理する。これら機能の処理手順の詳細については
図6、図7で説明する。検索の結果得られた点データ群
の情報は、ユーザーへの提示用にまとめて(S509)
表示する(S510)。S509とS510において、
点データ群をその属性の種類/内容によって分類し、そ
の結果得られた構成点の数に関する情報を表示したり、
小縮尺表示時などに点データ群をまとめて一点として表
示する、などの応用も可能である。以上、全体管理フラ
グを設けて判定利用する(S508)ことにより、処理
効率の良い関連明示点群対応処理機能と、様々な形態の
データに対応できる関連暗示点群対応処理機能を選択実
行することができ、高速性と柔軟性を兼ね備えたシステ
ムを構築することができる。
【0031】図6は関連明示点群対応処理機能のフロー
チャートの例である。これは、図形に包含される最初の
点データ検出にのみ図形解析を用い、それ以降は簡易な
点データ座標値の一致判定を行うことで、明示的に関連
付けられている点データ群を効率的に検索し、その結果
を検索結果テーブルに登録する処理の流れである。関連
付けガイド点データのファイルを選択し(S601)、
ファイル内の全ての点について(S602)、検索用座
標値が検索対象の面図形の内部に含まれているか包含判
定し(S603)、判定の結果、最初に検索された該面
図形の内包点を「目標点」として記憶する(S60
4)。その後、その他の点データファイルを選択し(S
605)、ファイル内の全ての点について(S60
6)、その検索用座標が該目標点と同じ値であるか一致
判定し(S607)、一致した場合には、その結果を検
索結果テーブルに登録する(S608)。
【0032】図7は関連暗示点群対応処理機能のフロー
チャートの例である。これは、管理フラグを判定しなが
ら、面と点の包含判定という図形解析により、位置的関
係によって非明示的に関連付けられている点データを検
索し、その結果を検索結果テーブルに登録する処理の流
れである。まず管理情報ファイルを選択し(S70
1)、ファイル内の全てのデータ部にについて(S70
2)、管理フラグが有効か無効かを判定する(S70
3)。管理フラグ有効時、すなわち管理フラグが示す点
データファイル内の全ての点データが明示的に関連付け
られている場合、該当する点データファイルを選択し
(S704)、ファイル内の全ての点について(S70
5)、後述の処理Cを呼び出す。
【0033】また、管理フラグ無効時、すなわち管理フ
ラグが示す点データファイル内の一部の点データのみ明
示的に関連付けられている場合、あるいは全ての点デー
タが明示的に関連付けられていない場合には、該当する
点データファイルを選択し(S706)、ファイル内の
全ての点データについて(S707)、個別管理フラグ
が有効か無効かを判定する(S708)。個別管理フラ
グ有効時、すなわち該点データが他の点データと関連付
けられている場合には、後述の処理Cを呼び出す。
【0034】個別管理フラグ無効時、すなわち該点デー
タが全く関連付けられていない場合には、該点データが
検索対象の面図形の内部に含まれているか包含判定し
(S709)、含まれている場合にはその結果を検索結
果テーブルに登録する(S710)。登録結果は点デー
タファイルに反映させる。すなわち、点データファイル
の対応するデータ部の個別管理フラグを有効にし、検索
用座標値を設定する。
【0035】処理Cでは、関連明示型データが一部混在
している場合に、共通の識別子(ここでは同一座標値)
を利用しながら点データ群を検索することができる。ま
ず、包含判定対象の図形に含まれる目標点が既に記憶さ
れているか調べ(S711)、既に記憶されている場合
には、点データの検索用座標値と目標点座標値とを一致
判定し(S712)、一致する場合にはその結果を検索
結果テーブルに登録する(S713)。まだ目標点が記
憶されていない場合には、点データが検索対象の面図形
の内部に含まれているか包含判定し(S714)、含ま
れている場合には目標点として記憶する(S715)。
【0036】ここで、本発明によれば、関連暗示型かつ
各管理フラグが無効の場合、点と面の包含関係を判定す
ることで、データ間の関連を抽出することができる。そ
のため、マウスなどのマニュアル操作によるデータの手
入力や、緊急時など過去の履歴を参照できない状況下に
おけるデータ登録など、関連を持ちながらバラバラにな
ってしまったデータへの一括対応が可能となる。また、
各点データに個別管理フラグを付与することで、関連付
け処理後に追加/修正を施した点があっても、個別管理
フラグの参照により該点データのみ包含判定することが
でき、全ての点について関連付け処理を再実行する必要
がなくなり、大幅な効率化が可能となる。
【0037】以上、図6の方法では、図7の方法と比
べ、ステップ603で点と面の包含関係を求める図形解
析を行う回数が、最初の目標点を見つけるまでに減る。
また、目標点検索後はステップ607で関連付け識別子
をたどる(点と点の一致を判定する)だけで良く、計算
処理量を大幅に削減することができ、高速な処理が可能
となる。そのため、ユーザーへの応答性能が高いシステ
ムを構築することができる。
【0038】図8は関連付け処理のフローチャートの例
である。ここでは、位置的関係判定に面図形による包含
判定を用い、その結果、関係が抽出された点データに同
一座標値を付与することで、明示的に関連付ける方法に
ついて説明する。まず、位置的関係解析判定に用いる図
形データについて(S801)、判定面図形の種別と
(S802)、関連付けガイド点種別(S803)のユ
ーザからの指定を受け付ける。続いて、全ての判定面図
形について(S804)、包含する点データの一時テー
ブルを作成する(S805)。ここで、各面図形に含ま
れる点群の判定は、図7の方法による点データ群検索手
順と同様である。また、各面図形について重心点の座標
値を計算し(S806)、先に得られた一時テーブルに
追加記述しておく(S807)。
【0039】一時テーブル内の全ての点データ群につい
て(S808)、各点データ群内に関連付けガイド点が
ただ一つ存在する場合には(S809)、全点データの
検索用座標に関連付けガイド点の座標値を付与する(S
810)。そうでない場合、二つ以上の関連付けガイド
点があるか、または関連付けガイドがない点データ群が
存在するので、関連付けガイド点の代わりに、一時テー
ブル内の判定面図形の重心点の座標値を付与する(S8
11)。最後に、点データファイルと管理情報ファイル
を選択し(S812)、両者の管理フラグを有効化し
(S813)、同時に、関連付け処理を実行した時間な
どの記録を、管理情報ファイルに記述する(S81
4)。
【0040】以上の処理の結果、データ利用の度に図形
解析など複雑な関連抽出処理をするのではなく、関連付
け処理結果をデータ記述して保持することができ、後の
利用時に高速な処理を実現することができる。
【0041】以上、図5、図6、図7、図8の手順を用
いることで、管理フラグや管理情報ファイルを参照し、
明示的に関連付けられている点データ群に対しては一致
判定など処理効率の良い関連明示点群対応処理機能、明
示的に関連付けられていない点データ群に対しては包含
判定などにより様々な形態のデータを扱える関連暗示点
群対応処理機能、という様な処理を適切に選択実行する
ことで、「柔軟なデータの入力/統合/管理」と「効率
的な利用」という特徴を併せ持つ弾力的なシステムが構
築可能となる。
【0042】図10は、図形の持つ時間情報を判定に用
い、ある期間にある空間に存在する点データ群をまと
め、統計情報として提供する方法の例である。統計情報
取得/提供機能1001は、判定図形1002に内包さ
れる全ての点データを検索する。ここで、点データの持
つ時間情報を判定し、平成9年度在住住民データ100
3については処理の対象とし、平成9年度不在住民デー
タ1004については処理の対象としない。該在住住民
データに住所代表点などの同一座標値1005を付与し
て明示的に関連付け処理1006をする。統計情報とは
すなわち、場所/時間で属性データを統合した情報であ
り、本発明により、該点データ群をまとめあげること
で、ユーザーは容易に統計情報1007を取得/表示で
きる。ここで、本発明によれば、関連する属性点データ
を明示的にまとめることができるため、あらかじめ統計
処理を施し、住所代表点に関連付けた統計情報としてま
とめて用意しておき、情報提供することも可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、分散地図データベース
間でのデータ共有などによる、全く異なる地図データ同
士の統合利用が可能になる。また、マウスなどのマニュ
アル操作によるデータの手入力、緊急時など過去の履歴
を参照できない状況下におけるデータ登録など、明示的
に関連付けされずバラバラに入力された点データ群をま
とめて管理し、その統合利用が可能となる。すなわち、
データ入力やデータベース統合作業に係る柔軟性を高
め、データベース/システム構築上の制約を減らすこと
が可能となる。また、本発明によれば、関連明示型点デ
ータ群と関連暗示型点データ群の両データ形態を効率良
く扱ってまとめることができ、適切に関連付けられた情
報を効率良くユーザーに提示することが可能になる。ま
た、データ形態に適した処理を選択実行できるので、計
算量の減少によるデータ処理高速化などにより、ユーザ
ーへの応答性能が高いシステムを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を説明するための図である。
【図2】本発明における機能構成の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明における位置的関係解析判定機能による
判定処理の例を示す図である。
【図4】本発明における関連付けデータ記述機能による
点データ群の明示的関連付け処理の例を示す図である。
【図5】本発明におけるデータ検索/表示手順の例を示
すフローチャートである。
【図6】本発明における関連明示点群対応処理機能の手
順の例を示すフローチャートである。
【図7】本発明における関連暗示点群対応処理機能の手
順の例を示すフローチャートである。
【図8】本発明における関連付け処理手順の例を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明における点データファイルと管理情報フ
ァイルのデータ構造の例を示す図である。
【図10】本発明における時間情報を用いたデータ管理
方法の概念図である。
【図11】従来システムの概念を説明するための図であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 角本 繁 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 浦山 利博 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号 株式 会社日立情報システムズ内 Fターム(参考) 2C032 HB06 HB15 5B050 BA10 BA17 CA07 FA09 GA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを用いて地図上の閉領域と関
    係を有する属性データを管理する情報システムにおける
    属性データ管理方法であって、 前記属性データを前記閉領域に位置する位置座標を持つ
    属性点データとして作成し、該属性点データを該閉領域
    に対応付け、 同一閉領域に属する全ての前記属性点データの前記位置
    座標の座標値を同一の座標値に変更して座標キーとし、
    同一閉領域に属する全ての前記属性点データを属性点デ
    ータ群として関連付け、 属性検索時には、入力された検索用座標値が閉領域内に
    あるか否かの包含判定を行い最初の属性点データを抽出
    し、以降は、該抽出した属性点データの座標キーと同一
    の座標キーを持つ属性点データを一致判定して抽出する
    ことにより、前記入力された検索用座標値に関連する属
    性データを高速に検索することを特徴とする属性データ
    管理方法。
  2. 【請求項2】 地図データを用いて地図上の点や線など
    の図形と関係を有する属性データを管理する情報システ
    ムにおける属性データ管理方法であって、 前記属性データを前記図形から一定距離内に位置する位
    置座標を持つ属性点データとして作成し、該属性点デー
    タを該図形に対応付け、 同一図形に対応付けられた全ての前記属性点データの前
    記位置座標の座標値を前記図形を構成する構成点の座標
    値とし、同一図形に属する全ての前記属性点データを属
    性点データ群として関連付け、 属性検索時には、入力された図形の図形構成点の座標値
    と属性点データの位置座標の一致判定を行い属性点デー
    タを抽出することにより、前記入力された図形に関連す
    る属性データを高速に検索することを特徴とする属性デ
    ータ管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の属性デー
    タ管理方法において、 前記関連付けされている属性点データ群を連続して点デ
    ータファイルに登録し、 属性検索時には、最初の属性点データを検索した後、座
    標値の一致判定だけで該当するデータ群を連続して抽出
    し、座標値の不一致の検出により検索の終了を判定し、
    関連する属性データを高速に検索することを特徴とする
    属性データ管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の属性データ管理方法にお
    いて、 前記同一閉領域に属する全ての前記属性点データの前記
    位置座標の座標値を同一の座標値に変更することができ
    ない属性点データを管理する場合には、該属性点データ
    に第二の検索用位置座標フィールドを新たに設け、該フ
    ィールドの検索用位置座標の座標値を前記同一の座標値
    にして座標キーとすることを特徴とする属性データ管理
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の属性データ管理方法にお
    いて、 前記同一図形に対応付けられた全ての前記属性点データ
    の前記位置座標の座標値を前記図形を構成する構成点の
    座標値に変更できない属性点データを管理する場合に
    は、該属性点データに第二の検索用位置座標フィールド
    を新たに設け、該フィールドの検索用位置座標の座標値
    を前記図形を構成する構成点の座標値とすることを特徴
    とする属性データ管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載属性データ管理方法におい
    て、 属性点データが前記関連付けされているか否かを示す個
    別管理フラグ情報を属性点データに設定し、該属性点デ
    ータを点データファイルに登録し、登録された属性点デ
    ータの全ての個別管理フラグ情報が有効か否かを示す管
    理フラグ情報を該点データファイルに設定し、 属性検索時に、前記管理フラグ情報が有効であれば、入
    力された検索用座標値が閉領域内にあるか否かの包含判
    定を行い最初の属性点データを抽出し、以降は、該抽出
    した属性点データの座標キーと同一の座標キーを持つ属
    性点データを一致判定して抽出する一致判定処理を行
    い、 前記管理フラグ情報が無効であれば、前記個別管理フラ
    グ情報が無効の属性点データの位置座標が閉領域に属す
    るか否か判定し、属する場合に前記関連付けをして個別
    管理フラグ情報を有効にし、全ての前記個別管理フラグ
    情報を有効にして前記管理フラグ情報が有効になったと
    き前記一致判定処理を行い、 前記管理フラグ情報を参照することにより関連する属性
    データを高速に検索することを特徴とする属性データ管
    理方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載属性データ管理方法におい
    て、 属性点データが前記関連付けされているか否かを示す個
    別管理フラグ情報を属性点データに設定し、該属性点デ
    ータを点データファイルに登録し、登録された属性点デ
    ータの全ての個別管理フラグ情報が有効か否かを示す管
    理フラグ情報を該点データファイルに設定し、 属性検索時に、前記管理フラグ情報が有効であれば、入
    力された図形の図形構成点の座標値と属性点データの位
    置座標の一致判定を行い属性点データを抽出する一致判
    定処理を行い、 前記管理フラグ情報が無効であれば、前記個別管理フラ
    グ情報が無効の属性点データの位置座標が図形に対応付
    けられるか否か判定し、対応付けられる場合に前記関連
    付けをして個別管理フラグ情報を有効にし、全ての前記
    個別管理フラグ情報を有効にして前記管理フラグ情報が
    有効になったとき前記一致判定処理を行い、 前記管理フラグ情報を参照することにより関連する属性
    データを高速に検索することを特徴とする属性データ管
    理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2記載の属性デー
    タ管理方法において、 前記属性点データに属性データが存在する時間情報を記
    述し、 該時間情報を判定材料として用い、ある期間に存在する
    該属性点データ群を関連付け、関連する属性データを高
    速に検索することにより、ある期間と空間に関する統計
    情報を高速に取得することを特徴とする属性データ管理
    方法。
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