JP2000040036A - メモリチェック回路 - Google Patents
メモリチェック回路Info
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- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
断可能なCPU及びメモリ間のメモリチェック回路を提
供する。 【解決手段】CPU2内にレジスタ3、テンポラリレジ
スタ4、5、比較用演算回路6及びフラグレジスタ7を
有する。メモリ8はデータバス101を介してCPU2
に接続されている。レジスタ3とメモリ8とは、上位ビ
ット及び下位ビットに分け、夫々上位ビットデータと下
位ビットデータを格納し、同じデータを双方にコピーし
て比較演算回路6で比較減算する。減算結果によりフラ
グレジスタ7のフラグをセット又はリセットする。
Description
路、特にコンピューター等の情報処理装置が正しく動作
していることを確認するメモリチェック回路に関する。
処理をコンピューター等の情報処理システムに依存して
いる。斯る情報処理システムへのデータ等にエラーを生
じて誤動作又は異常を生じると、社会の営みに多大の影
響や混乱を生じることは日常経験するところである。
時チェックし異常や故障を未然に阻止する必要がある。
そこで、斯る情報処理システムにあっては、メモリチェ
ック回路を設けて、斯る故障や異常の発生を阻止してい
る。
昭58−3200号公報に開示され、これを図8及び図
9を参照して説明する。このメモリチェック回路201
は、メモリ202を有する。メモリ202は、プログラ
ムメモリ領域202aとチェックメモリ領域202bを
有する(図9参照)。更に、各メモリアドレスには、B
0及至B7の8個のビットが設けられている。また、メ
モリ202には、レジスタ203を介してビットレジス
タ205が接続されている。更にまた、このビットレジ
スタ205には、レジスタ207と共に累計手段を構成
する加算器206が接続されている。加算器206に
は、その入出力にレジスタ207が接続される。また、
レジスタ207は、メモリ202に接続されたチェック
回路209に接続される。
作を簡単に説明する。メモリチェック回路201は、メ
モリ202のプログラムメモリ領域202aにおける各
アドレスのB0及至B7の8ビットを一括して読出す。
次に、特定ビット、例えばB0ビットが“1”であるか
否かを検出する。これにより、プログラムメモリ領域2
02a内の全アドレスの特定ビット(B0ビット)の
“1”の数を累計して、累計値Tを求める。次に、予め
チェックメモリ領域202bの特定ビットに格納されて
いる検査値K(特定ビットにおける“1”の数)と上述
した累計値Tとを照合する。各ビット位置の検査値Kと
累計値Tとが全て一致すれば、全アドレスにわたる当該
ビットの内容は正しいと判断し、不一致であれば当該ビ
ットの内容が正しくないと判断する。
に示した如き従来のメモリチェック回路によると、メモ
リチェック回路201は、メモリをチェックする為に検
査値Kとして特定ビットにおける“1”の数を使用して
おり、検査値Kが予め求めてあることを前提としてい
る。しかし、累計値Tと同じ求め方を行った場合に2倍
の演算処理が必要となる。また、検査値Kと累計値Tと
の照合をする為のハードウェアが必要になり、高価とな
る。更に、上述した演算が各ビット位置毎に必要となる
ので、処理時間がかかる等の問題があった。
ない、新しいメモリチェック回路を提供することにあ
る。
め、本発明によるメモリチェック回路は次のような特徴
的な構成を採用している。
されるデータの正当性をチェックするメモリチェック回
路において、レジスタの上位ビット及び下位ビットに同
じデータをコピーし、前記レジスタの上位ビットデータ
及び下位ビットデータを比較演算回路により比較し、該
比較結果に基づき前記データの正当性を判断するメモリ
チェック回路。
セットまたはリセットして示すフラグレジスタを有する
上記(1)のメモリチェック回路。
タ及び下位ビットデータを一時記憶する1対のテンポラ
リレジスタを有する上記(1)又は(2)のメモリチェ
ック回路。
々上位ビット用及び下位ビット用を有し、そのままのビ
ット形式で前記レジスタ及び前記メモリ間でデータの書
込み及び読取りを行う上記(1)、(2)又は(3)の
メモリチェック回路。
記CPUに内蔵されている上記(1)乃至(4)のいず
れかのメモリチェック回路。
ク回路の好適実施形態例の構成及び動作を添付図を参照
して詳細に説明する。
の好適実施形態例を示すブロック図である。このメモリ
チェック回路1はCPU(中央処理装置又はプロセッ
サ)2とメモリ8とにより構成されている。CPU2
は、V53を例として採用しているが、他のCPUであ
ってもよいこと勿論である。このCPU2は、レジスタ
3、テンポラリ(一時)レジスタ4、5、比較演算回路
6及びフラグレジスタ7により構成される。レジスタ3
は、データ格納用であり、上位ビットと下位ビットに同
じデータをファームウェア制御によりセットする。テン
ポラリレジスタ4は、比較演算する為のレジスタ3内の
上位ビットのデータを格納する。他方、テンポラリレジ
スタ5は、比較演算の為にレジスタ3内の下位ビットデ
ータを格納する。比較演算回路6は、テンポラリレジス
タ4に格納された上位ビットデータと、テンポラリレジ
スタ5に格納された下位ビットデータとの比較演算を行
う。またフラグレジスタ7は、比較演算回路6の演算結
果をフラグとして記憶する為のレジスタである。このC
PU2に、データバス101を介してメモリ8が接続さ
れている。
図1のメモリチェック回路1のメモリ読取り動作概要を
説明する。先ず、ステップ21で、8ビットの有効デー
タをレジスタ3の上位8ビットにセットする。次にレジ
スタ3の下位8ビットに上位8ビットと同じデータをセ
ットする(ステップ22)。その後、レジスタ3のデー
タをメモリ8に書込む(ステップ23)。
図1のメモリチェック回路1のメモリ書込み動作の概要
を説明する。先ず、ステップ31で、メモリ8からレジ
スタ3にデータバス101を介してデータを読込む。そ
して、レジスタ3の上位8ビットのデータをテンポラリ
レジスタ4へ、下位8ビットのデータをテンポラリレジ
スタ5へセットする(ステップ32及び33)。次に、
ステップ34で、上位8ビットのデータと、下位8ビッ
トのデータを比較演算回路6で比較演算し、その結果が
“0”であるか否か判断(チェック)する。比較結果が
“0”である場合はフラグレジスタ7のゼロフラグをセ
ットする(ステップ35)。また、比較結果が“0”で
ない場合には、フラグレジスタ7のゼロフラグをリセッ
トする(ステップ36)。
7のゼロフラグがセットされているか否かチェックする
(ステップ37)。ゼロフラグがセットされている場合
には、メモリのチェック結果が正常であると判断する。
(ステップ38)。他方、フラグレジスタ7のゼロフラ
グがリセットされている場合には、メモリのチェック結
果が異常であると判断する(ステップ39)。
動作の具体例を説明する。先ず、レジスタ3の上位8ビ
ットに16進数で“BA”をセットする(状態41)。
次に、レジスタ3の下位8ビットにも上位8ビットにセ
ットした“BA”をセットする、即ち上位8ビットデー
タをコピーする(状態42)。最後に、レジスタ3のデ
ータを、このままのビット形式のままでメモリ8に転送
する(状態43)。
ェック回路1の正常時のメモリ読取動作の具体例を説明
する。図4を参照して上述した如く、メモリ8には、1
6進数で“BABA”が格納されている(状態51)。
次に、メモリ8からデータを読出し(リード)、レジス
タ3にそのままのビット形式で転送する(状態52)。
このレジスタ3にセットされたデータの上位8ビットの
データ(“BA”)をテンポラリレジスタ4に転送し、
下位8ビットのデータ(“BA”)をテンポラリレジス
タ5に転送する(状態53、54)。次に、比較演算回
路6により、テンポラリレジスタ4及び5の比較演算を
行う。この場合、比較演算又は減算結果が“0”となる
為フラグレジスタ7のゼログラフZをセットする(状態
55)。ファームウェアは、このフラグレジスタ7のゼ
ロフラグがセットされていることを検知し、メモリ8が
正常であると判断する。
ェック回路1の異常時のメモリ書込動作を説明する。先
ず、レジスタ3の上位8ビットに16進で“BA”をセ
ットする(状態61)。次に、レジスタ3の下位8ビッ
トへも上位8ビットにセットした“BA”をセットする
(状態62)。そして、レジスタ3のデータを、そのま
まのビット形式でメモリ8に転送するが、転送中にデー
タ化けが発生して“BAEB”となった場合を示す(状
態63)。
チェック回路1の異常時のメモリ読出動作の具体例を説
明する。図6で上述した如く、メモリ8には16進で
“BAEB”が格納されている(状態71)。そこで、
メモリ8からデータを読出してレジスタ3にそのままの
ビット形式で転送する(状態72)。次にレジスタ3に
セットされたデータの上位8ビットのデータ“BA”を
テンポラリレジスタ4に転送する(状態73)。同様
に、下位8ビットのデータ“EB”をテンポラリレジス
タ5に転送する(状態74)。次に、比較演算回路6に
より、両テンポラリレジスタ4、5のデータの比較減算
を行う。しかし、この場合には減算結果が“0”でない
為に、フラグレジスタ7のゼロフラグZをリセットする
(状態75)。そこで、ファームウェアは、このフラグ
レジスタ7のゼロフラグがリセットされていることを検
知し、メモリ8が異常であると判断する。
ク回路は、予めCPU内の汎用レジスタの上位ビットを
有効データとして記憶しておき、下位ビットにも同じデ
ータをファームウェア制御によりコピーする。メモリに
格納する際には、上位ビットと下位ビットに同じデータ
がセットされたデータを書込む。メモリに格納されたデ
ータをCPUに読込む際には、データ読込み後に、上位
ビットと下位ビットのデータをCPU内部回路とファー
ムウェア制御により、比較演算することでデータが正常
か否か判断することを特徴とする。しかし、本発明のメ
モリチェック回路は、斯る特定実施形態例のみに限定さ
れるべきではなく、特定用途に応じて適宜変形変更が可
能であることが容易に理解できよう。
のメモリチェック回路によると、CPU内に設けられて
いるレジスタ及び比較演算回路を活用し、レジスタ及び
メモリの上位ビットと下位ビットに同一データを格納し
て、これを比較演算、即ち下位ビットのデータを検査値
として使用することによりチェックしている。従って、
回路構成が簡単になり、容易にチェックが可能である。
ブロック図である。
フローチャートを示す。
フローチャートを示す。
込動作の具体例を示す。
込動作の具体例を示す。
込動作の具体例を示す。
込動作の具体例を示す。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】CPUからメモリに書込み又は読出される
データの正当性をチェックするメモリチェック回路にお
いて、レジスタの上位ビット及び下位ビットに同じデー
タをコピーし、前記レジスタの上位ビットデータ及び下
位ビットデータを比較演算回路により比較し、該比較結
果に基づき前記データの正当性を判断することを特徴と
するメモリチェック回路。 - 【請求項2】前記比較演算結果によりOフラグをセット
またはリセットして示すフラグレジスタを有することを
特徴とする請求項1に記載のメモリチェック回路。 - 【請求項3】前記レジスタの前記上位ビットデータ及び
下位ビットデータを一時記憶する1対のテンポラリレジ
スタを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の
メモリチェック回路。 - 【請求項4】前記レジスタ及び前記メモリは、夫々上位
ビット用及び下位ビット用を有し、そのままのビット形
式で前記レジスタ及び前記メモリ間でデータの書込み及
び読取りを行うことを特徴とする請求項1、2又は3に
記載のメモリチェック回路。 - 【請求項5】前記レジスタ及び比較演算回路は前記CP
Uに内蔵されていることを特徴とする請求項1乃至4に
記載のいずれかのメモリチェック回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223695A JP2000040036A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | メモリチェック回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223695A JP2000040036A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | メモリチェック回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000040036A true JP2000040036A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16802211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10223695A Pending JP2000040036A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | メモリチェック回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000040036A (ja) |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10223695A patent/JP2000040036A/ja active Pending
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