JP2000039925A - バンドギャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回路 - Google Patents

バンドギャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回路

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JP2000039925A JP15382099A JP15382099A JP2000039925A JP 2000039925 A JP2000039925 A JP 2000039925A JP 15382099 A JP15382099 A JP 15382099A JP 15382099 A JP15382099 A JP 15382099A JP 2000039925 A JP2000039925 A JP 2000039925A
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voltage
internal
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Eiki Kin
榮煕 金
Shinkon Go
進根 呉
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    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイポーラ型バンドギャップ基準電圧発生器
を利用し、電源電圧又は温度が変わる場合にも安定した
内部電圧を出力する内部電圧発生器を提供する。 【解決手段】 第1基準電圧発生部は第1基準電圧(Vr
1_trim)を発生させ、基準電圧トリミング部(30)は
第1基準電圧発生部で発生した第1基準電圧(Vr1_tri
m)レベルをトリミングして第2基準電圧(Vr1)を出力
し、第2基準電圧発生部(40)は第2基準電圧を受信
して第3基準電圧(Vr2)を発生させる。第1基準電圧
の電圧レベルと第2基準電圧の電圧レベルは事実上同じ
である。第3基準電圧の電圧レベルは第2基準電圧の電
圧レベルより高く、内部回路を駆動させる駆動電圧であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリの内部
電圧発生器に関し、特にバイポーラ型バンドギャップ基
準電圧発生器を利用して電源電圧、温度、抵抗成分、閾
電圧に影響を受けない基準電圧を発生できるようにし
た、バンドギャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧
発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ半導体で内部電源として用いる内
部電圧発生器(Vint Generator)は、高い外部電圧(Ex
ternal Voltage)を供給され低い内部電圧(Internal V
oltage)を作る回路である。
【0003】一般に、メモリ半導体の最近の傾向が低電
圧、低消費電力化である。
【0004】それで、16メガディラム製品から内部電
圧発生器(Vint Generator)を採用している。
【0005】内部電圧発生器は高い外部電圧(External
Voltage以下Vextという)を加えたとき、内部的に低い
電圧(Internal Voltage以下Vintという)を作ってチッ
プを動作させることにより、消費電力を低減させて性能
を向上させるものである。
【0006】例えば、64メガイディオ(Extended Dat
a Output以下EDOという)ディラムの場合、外部電圧
(Vext)が3.3Vに加わえられると内部電圧(Vint)
は2.8Vに電圧を低めて用いている。
【0007】前記のように、高密度(high density)メ
モリ分野では外部電力(VDD)を用いて内部電圧ダウ
ンコンバータ(Voltage Down Converter)を作って用い
ており、内部電圧ダウンコンバータは内部回路の電圧源
に用いられ、電圧ダウンコンバータを用いることにより
電力の消耗を低減する利点があり、高電圧ストレス(st
ress)による装置の寿命が短くなる問題を、電圧ダウン
コンバータを用いることにより解決することができる。
【0008】従って、駆動負荷(active load)である
PMOS電界効果トランジスタの電流−電圧特性が、工
程の変化のような外部要因によって少しでも変われば、
同一の電位が印加されてもPMOS電界効果トランジス
タのゲート端に出力される電圧は変わることになり、こ
れは同一の回路を用いても実際に制作されたチップごと
に生成される内部電圧が変わり得るという問題を有する
ことを意味する。
【0009】よって、前記のような従来の回路は幾つか
の問題点を持っている。
【0010】一番目に、出力端に電流を供給するとき、
PMOS電界効果トランジスタ(PMOSFET)を駆
動する差動増幅器が大変非効率的に動作されているとい
うことである。
【0011】その原因は主に駆動電圧と基準電圧の差が
非常に小さく、この回路を構成するトランジスタ等が大
部分線形領域(Linear region)で動作するためで、こ
の場合に発生する問題点は工程の変化により出力が変化
する電位が変わることと、差動増幅器の利得(gain)が
少なく出力の範囲が制限され、結果的に出力端のPMO
S電界効果トランジスタ(PMOSFET)のゲート電
位を十分低下させることができないことである。
【0012】その結果、内部的に発生される内部電圧
(Vint)の値がダイ(die)ごとに異なり、必要以上に
大きい出力駆動即ち、PMOS電界効果トランジスタ
(PMOSFET)を用いることになり全体回路の反応
速度を低下させながらもより大きい設計面積を要求する
ことになるのである。
【0013】二番目の問題は、回路の反応速度を増加さ
せるほど発振の発生する可能性が増加するということで
ある。
【0014】この問題を解決するためよく用いられる方
法は、フィードバックされる信号の伝達速度を低下させ
るため回路の特定部分にキャパシタを入れることである
が、結果的には全体回路の動作を再び遅延させるため、
動作速度を高めようとする目的に反する結果を生むこと
になる。
【0015】図1は一般的な内部電圧発生器のブロック
図で、これに示されたように外部電源電圧の供給を受け
0.8V内外の第1基準電圧(Vr1)を発生させる第1基
準電圧発生部(1)と;前記第1基準電圧発生部(1)
から発生する第1基準電圧(Vr1)のレベルを調整する
ための第1基準電圧ヒューズ(2);前記第1基準電圧
ヒューズ(2)の制御を受け前記第1基準電圧発生部
(1)から発生する第1基準電圧(Vr1)を増幅させ、
2.8V内外の第2基準電圧(Vr2)を発生させる第2基
準電圧発生部(3);前記第2基準電圧発生部(3)か
ら発生した第2基準電圧(Vr2)を外部電源電圧に従い
線形的に変化するストレス電圧と組合わせて基準電圧
(Vr)を発生させる基準電圧発生部(4);前記基準電
圧発生部(4)から発生した基準電圧(Vr)及び前記第
1基準電圧発生部から発生した第1基準電圧(Vr1)の
入力を受け、待機状態の内部電圧を駆動させる待機状態
内部電圧駆動部(5);動作信号(act1)を発生させ
る動作信号発生部(6);及び前記動作信号発生部
(6)から動作信号(act1)入力時に、前記基準電圧
発生部(4)から発生した基準電圧(Vr)、及び前記第
1基準電圧発生部(1)から発生した第1基準電圧(Vr
1)により動作状態の内部電圧を駆動させる動作状態内
部電圧駆動部(7)でなっている。
【0016】前記のように構成された内部電圧発生器の
動作は次の通りである。
【0017】内部電圧(Vint)発生器は全て外部電圧
(Vext)を電源(Power)に用いる。
【0018】先ず、第1基準電圧発生部(1)から外部
電圧(Vext)を供給され第1基準電圧(Vr1)を0.8V
内外にする。
【0019】前記第1基準電圧(Vr1)は外部電圧(Vex
t)、及び温度に関係しない特性を有する電圧で基準電
圧(Reference Voltage)である。
【0020】一方、第2基準電圧発生部(3)は前記第
1基準電圧発生部(1)から発生した第1基準電圧(Vr
1)から必要とする電圧を得るため、差動増幅器(Diffe
rential Amplifier)と抵抗を利用して前記第1基準電
圧(Vr1)を増幅させることにより、第2基準電圧(Vr
2)を2.8Vにした。
【0021】前記第2基準電圧(Vr2)は外部電圧(Vex
t)が2.6Vより小さい場合には外部電圧(Vext)と同
じであり、外部電圧(Vext)が2.6V以上の場合には
一定の電圧を有する。
【0022】このとき、第1基準電圧ヒューズ(2)を
用いて前記第1基準電圧(Vr1)レベルを調整(Trimmin
g)する。
【0023】前記のように第2基準電圧発生部(3)か
ら発生した第2基準電圧(Vr2)は基準電圧発生部
(4)に入力された後、ストレス電圧と組合わせて基準
電圧(Vr)を発生させる。
【0024】ここで、前記ストレス電圧(Vstress)は
外部電圧(Vext)により線形的(Linear)に変化する電
圧であり、ストレスモード(バーンインモード)のため
に必要である。
【0025】前記基準電圧(Vr)は外部電圧(Vext)が
4.6Vより小さい場合には第2基準電圧(Vr2)と同じ
であり、外部電圧(Vext)が4.6V以上である場合に
はストレス電圧(Vstress)と同じである。
【0026】前記基準電圧発生部(4)から発生した基
準電圧(Vr)は、待機状態内部電圧駆動部(5)及び動
作状態内部電圧駆動部(7)に入力され内部電圧(Vin
t)を駆動させる。
【0027】前記内部電圧(Vint)は基準電圧(Vr)を
入力とする電圧フォロア(VoltageFollower)の出力で
あり、大きい電流駆動力(Current Drivabillity)を有
する。
【0028】前記待機状態内部電圧駆動部(5)で内部
電圧(Vint)を介して電流を消費する回路等は、ラスバ
ーバッファ(/RAS Buffer)、カスバーバッファ(/CAS
Buffer)、ビットラインプレート電圧発生器(VBLP Gen
erator)、セルプレート電圧発生器(VCP Generato
r)、基準電圧発生器(Vref Generator)、バックバイ
アス電圧レベル検出器(VBB Lebel Detector)等であ
る。
【0029】この電流は大きくないため、普通一つの待
機状態内部電圧駆動部(5)で十分である。
【0030】その反面、動作状態内部電圧駆動部(7)
で内部電圧(Vint)を介して電流を消費する回路等は大
きい電流駆動力(Current Drivabillity)が必要である
ため、普通数十個の動作状態内部電圧駆動部(7)で駆
動させる。
【0031】図2は、従来のモス(Mos)型ワイドラー
(Widlar)基準電圧発生器を利用した前記第1基準電圧
発生部(1)を示したものである。参考に、Vr0とVr1
は同じ値である。
【0032】前記第1基準電圧発生部(1)から発生さ
せた第1基準電圧(Vr1)は、次の式のように誘導する
ことができる。
【0033】
【数1】
【0034】
【数2】
【0035】
【数3】
【0036】前記式(式2)により、
【0037】
【数4】
【0038】前記式(1、3、4)を連立すると、
【0039】
【数5】
【0040】ここで、VGS2−VT2=Kと置換すると、
前記式(式5)は
【0041】
【数6】
【0042】一番目VT1=VT2の場合、
【0043】
【数7】
【0044】二番目VT1≠VT2の場合、
【0045】
【数8】
【0046】しかし、前記のような一番目の場合と二番
目の場合で第1基準電圧(Vr1)は、VT2と抵抗(R)成
分により変異が生じるため第2基準電圧(Vr2)及び内
部電圧(Vint)に影響を及ぼし、チップの安定的な動作
に支障が生じることになる。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】ここに、本発明は前記
したような従来の諸問題点等を解消するため考案された
もので、バイポーラ型バンドギャップ基準電圧発生器を
利用して電源電圧、温度、抵抗成分、閾電圧に影響を受
けない基準電圧を発生することができるようにしたバン
ドギャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回路
を提供することにその目的がある。
【0048】
【課題を解決するための手段】前記のような目的達成の
ために本発明は、第1基準電圧(Vr1_trim)を発生させ
る第1基準電圧発生部(10)と、前記第1基準電圧発
生部から発生した前記第1基準電圧(Vr1_trim)レベル
をトリミングし、第2基準電圧(Vr1)を出力する基準
電圧トリミング部(30)と、前記第2基準電圧(Vr
1)を受信して第3基準電圧(Vr2)を発生させる第2基
準電圧発生部(40)を備えるバンドギャップ基準電圧
発生器を提供する。
【0049】本発明において、外部供給電源がバーンイ
ン電圧より低い場合には前記第3基準電圧は内部回路の
動作に必要な一定電圧を出力し、前記外部供給電源がバ
ーンイン電圧の場合には前記第3基準電圧は前記バーン
イン電圧と事実上同一である。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に記述する。
【0051】第1基準電圧発生部(10)は図5に示し
たように、電源電圧(Vcc)と接地電圧(GND)の間
に並列接続されたPMOSトランジスタ(P1−P7)
及びNMOSトランジスタ(N1−N8)と;前記NM
OSトランジスタ(N3)と接地電圧(GND)の間に
抵抗(R2)を介して並列接続されたエヌピーエヌ(N
PN)型トランジスタ(Q1−Q4)及びピーエヌピー
(PNP)型トランジスタ(Q5−Q8)と;前記NM
OSトランジスタ(N6)と接地電圧(GND)の間に
並列接続されたピーエヌピー(PNP)型トランジスタ
(Q9−Q12)及びエヌピーエヌ(NPN)型トラン
ジスタ(Q13−Q16)を含んで構成する。
【0052】前記トリミングデコーディング部(20)
は図6に示したように、内部電圧(Vint)をトリミング
するためオン/オフスイッチングされる内部電圧トリミ
ング回路(21)と;前記内部電圧トリミング回路(2
1)から出力する信号を論理掛け演算するナンドゲート
(NA1−NA8);及び前記ナンドゲート(NA1−
NA8)の出力を反転させトリミング制御信号を出力す
るインバータゲート(I1−I8)を含んで構成する。
【0053】前記内部電圧トリミング回路(21)は図
7に示すように、ヒューズを介して入力される内部電圧
トリミング信号(VINT_TRIM)がNMOSトラ
ンジスタ(N21)のゲート、及びNMOSトランジス
タ(N22)のドレインに入力されると共にインバータ
ゲート(I21−I23)を介して制御信号(CUT)
を出力するよう構成する。
【0054】第1基準電圧トリミング部(30)は図8
に示すように電圧分配器である。第1基準電圧トリミン
グ部(30)は第1基準電圧発生部(10)から発生し
た基準電圧(Vr1_trim)の電圧レベルをトリミングする
ための抵抗(R31−R38)と;前記抵抗(R31−
R38)にそれぞれ接続されゲートに前記トリミングデ
コーダ部(20)からデコーディングされた信号を入力
され、基準電圧(Vr1)を出力するためのNMOSトラ
ンジスタ(N31−N38)及びPMOSトランジスタ
(P31−P38)を含んで構成する。
【0055】前記第2基準電圧発生部(40)は図9に
示すように、第1基準電圧トリミング部(30)から出
力した基準電圧(Vr1)レベルを増幅させるための差動
増幅器(41)と;前記差動増幅器(41)を介して増
幅された信号によりオン/オフスイッチングされるPM
OSトランジスタ(P43)とNMOSトランジスタ
(N44)及び抵抗(R41、R42)を含んで構成す
る。
【0056】本発明に利用されるバンドギャップ(Band
_Gap)基準電圧発生器の動作原理を、図3を参照して説
明すれば次の通りである。
【0057】基準電圧発生器の温度係数は、一般的に1
00ppm/℃以下の値を有しなければならない。
【0058】このような値を得る方法としては先ず、予
想する温度係数を有する回路を選定した後、反対符号の
温度係数を有する回路を探して温度と関係のないScalin
g Factorを掛けた後、二回路を合わせる回路を考えるこ
とができる。
【0059】前述で論じたように、 1)VBE基準電圧発生器は陰の温度係数即ち、−2mV
/℃の温度係数を有する。 2)VTHRM(Thermal Voltage)基準電圧発生器は陽の
係数を有する。
【0060】従って、バンドギャップ(Band_Gap)基準
電圧発生器はVBE基準電圧発生器とVTHRM基準電圧発生
器を組合わせてVr1=VBE+KVTHRMにし、温度係数
(TC)を極小化させることができる回路である。
【0061】図3でI3はVTHRM関連電流であり、I1
はVBE関連電流で、Ibias=I1+I3である。
【0062】更に、Ibias=VRVr1であり、RVr1はVr1ト
リミング(Trimming)関連抵抗である。
【0063】R1、R2成分とRVr1成分により抵抗に
よるVr1影響を相殺することができる。
【0064】従って、バイポーラ型バンドギャップ基準
電圧発生器はVT2と抵抗R成分、温度(Temp)、電源電
圧(Vcc)等に影響を受けない安定した動作をすること
になる。
【0065】これを式に誘導すれば、次の通りである。
【0066】
【数9】
【0067】本発明に係る動作原理を詳細に説明すれば
次の通りである。
【0068】先ず、第1基準電圧発生部(10)で外部
電圧(Vext)の供給を受け第1基準電圧(Vr1)を0.8
V内外にする。
【0069】一方、トリミングデコーダ部(20)は内
部電圧をトリミング(Trimming)するため、トリミング
制御信号をデコーディングする。
【0070】前記トリミングデコーディング部(20)
でデコーディングされた制御信号は、第1基準電圧トリ
ミング部(30)に入力され、前記第1基準電圧発生部
(10)で発生した第1基準電圧(Vr1_trim)の電圧レ
ベルをトリミングする。
【0071】第2基準電圧発生部(40)は、前記のよ
うに第1基準電圧トリミング部(30)からトリミング
されて入力された基準電圧(Vr1)から必要とする電圧
を得るため、差動増幅器(41)と抵抗(R41、R4
2)を利用して前記第1基準電圧(Vr1)を増幅させる
ことにより、第2基準電圧(Vr2)を発生させる。
【0072】図10は、前記のように第1基準電圧発生
部(10)及び第2基準電圧発生部(40)からそれぞ
れ発生した第1基準電圧(Vr1)及び第2基準電圧(Vr
2)をシミュレーションした結果であり、これら電圧は
T2と抵抗R成分、温度(Temp)、電源電圧(Vcc)等
に影響を受けない安定した動作をすることになる。
【0073】前述したように、本発明のバイポーラ型バ
ンドギャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生器
は、電源電圧又は温度が変わる場合にも安定した内部電
圧を出力する。第1基準電圧発生部は第1基準電圧(Vr
1_trim)を発生させ、基準電圧トリミング部(30)は
第1基準電圧発生部から発生した第1基準電圧(Vr1_tr
im)レベルをトリミングして第2基準電圧(Vr1)を出
力し、第2基準電圧発生部(40)は第2基準電圧を受
信して第3基準電圧(Vr2)を発生させる。第1基準電
圧の電圧レベルと第2基準電圧の電圧レベルは事実上同
じである。第3基準電圧の電圧レベルは第2基準電圧の
電圧レベルより高く、内部回路を駆動させる駆動電圧で
ある。更に、外部供給電源が半導体装置をテストするバ
ーンイン電圧より低い場合には前記第3基準電圧は内部
回路の動作に必要な一定電圧を出力し(図10に示
す)、前記外部供給電源がバーンイン電圧である場合に
は前記第3基準電圧は前記バーンイン電圧と事実上同じ
である。従って、正常的なバーンインテストが可能であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上で詳細に説明したように本発明は、
従来のモス型ワイドラー基準電圧発生器の有する閾電圧
(VT)と抵抗による変異を除去するため、バイポーラ
型バンドギャップ基準電圧発生器を利用して電源電圧、
温度、抵抗に影響を受けない内部電圧発生器を作るの
で、安定したチップ動作を期待することができる。
【0075】本発明の好ましい実施例等は、例示の目的
のために開示されたものであり、当業者であれば本発明
の思想と範囲内で多様な修正、変更、付加等が可能なは
ずであり、このような修正、変更等は特許請求の範囲に
属するものと見なければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な内部電圧発生器のブロック構成図。
【図2】図1の第1基準電圧発生部に対する詳細回路
図。
【図3】本発明に用いられるバイポーラ型バンドギャッ
プ基準電圧発生器の動作原理を説明するための回路図。
【図4】本発明によるバンドギャップ基準電圧発生器を
利用した内部電圧発生回路のブロック構成図。
【図5】図4の第1基準電圧発生部に対する詳細回路
図。
【図6】図4のトリミングデコーダ部に対する詳細回路
図。
【図7】図6の内部電圧トリミング回路に対する詳細回
路図。
【図8】図4の第1基準電圧トリミング部に対する詳細
回路図。
【図9】図4の第2基準電圧発生部に対する詳細回路
図。
【図10】図4に対するシミュレーション結果を例示し
た波形図。
【符号の説明】
10 第1基準電圧発生部 20 トリミングデコーダ部 30 第1基準電圧トリミング部 40 第2基準電圧発生部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基準電圧を発生させる第1基準電圧
    発生部と、 前記第1基準電圧発生部で発生された前記第1基準電圧
    レベルをトリミングし、第2基準電圧を出力する基準電
    圧トリミング部と、 前記第2基準電圧を受信し、第3基準電圧を発生させる
    第2基準電圧発生部を備えることを特徴とするバンドギ
    ャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 前記第1基準電圧のレベルと前記第2基
    準電圧の電圧レベルは事実上同一であり、前記第3基準
    電圧の電圧レベルは前記第2基準電圧の電圧レベルより
    高いことを特徴とする、請求項1記載のバンドギャップ
    基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 外部供給電源がバーンイン電圧より低い
    場合には、前記第3基準電圧は内部回路の動作に必要な
    一定電圧を出力し、前記外部供給電源がバーンインの場
    合には前記第3基準電圧は前記バーンイン電圧と事実上
    同一であることを特徴とする、請求項2記載のバンドギ
    ャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記第1基準電圧発生部はバイポーラ型
    バンドギャップ基準電圧発生器を含み、前記基準電圧ト
    リミング部は電圧分配器を含むことを特徴とする、請求
    項2記載のバンドギャップ基準電圧発生器を利用した内
    部電圧発生回路。
  5. 【請求項5】 N個のトリミング制御信号を受信し、2
    N個のデコーディング信号を出力するトリミングデコー
    ダ部を更に備え、 前記基準電圧トリミング部内の電圧分配器は、前記複数
    個のデコーディング信号を受信して前記第1基準電圧を
    トリミングすることを特徴とする、請求項4記載のバン
    ドギャップ基準電圧発生器を利用した内部電圧発生回
    路。
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