JP2000038389A - ピラゾロピリミジン化合物及びキサンチンオキシダーゼ阻害剤 - Google Patents

ピラゾロピリミジン化合物及びキサンチンオキシダーゼ阻害剤

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JP2000038389A
JP2000038389A JP10205939A JP20593998A JP2000038389A JP 2000038389 A JP2000038389 A JP 2000038389A JP 10205939 A JP10205939 A JP 10205939A JP 20593998 A JP20593998 A JP 20593998A JP 2000038389 A JP2000038389 A JP 2000038389A
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pyrazolo
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mmol
dmf
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JP10205939A
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Tomofumi Nagamatsu
朝文 永松
Takayuki Fujita
貴之 藤田
Kazuki Endo
和樹 遠藤
Haruhiko Machida
治彦 町田
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Yamasa Shoyu KK
Original Assignee
Yamasa Shoyu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キサンチンオキシダーゼ阻害活性を有す
る新規な化合物を提供する。 【解決手段】 下記式(I)または(II)で表される
ピラゾロピリミジン化合物及び該ピラゾロピリミジン化
合物を有効成分として含有する医薬組成物、特にキサン
チンオキシダーゼ阻害剤に関する。 【化1】 (I) 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、キサンチンオキシ
ダーゼ阻害作用を有する新規なピラゾロピリミジン化合
物および該化合物を有効成分として含有する医薬組成
物、特にキサンチンオキシダーゼ阻害剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】キサンチンオキシダーゼは生体内の尿酸
合成に重要な働きをしている酵素である。このため、キ
サンチンオキシダーゼの阻害剤は痛風発作の原因疾患で
ある高尿酸血症の治療薬及び痛風発作の予防薬として有
用である。現在、キサンチンオキシダーゼ阻害剤として
は、アロプリノールが臨床上唯一使用されている。ま
た、アロプリノール以外にもキサンチンオキシダーゼ阻
害作用を有する化合物が報告されており、その中に一部
は医薬品としての開発も検討されている(特開平5ー3
10742、特開平6ー316578、特公平6ー41
466など参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、プリン類あるい
はトリアゾロプリン類のキサンチンオキシダーゼ阻害作
用が報告されている(WO96/26208)。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは活性の強い
新たな化合物を見いだすべく鋭意研究を重ねた結果、ピ
ラゾロピリミジン化合物が強いキサンチンオキシダーゼ
阻害作用を有することを見いだし、本発明を完成させ
た。すなわち、本発明は、下記式(I)または(II)
で表されるピラゾロピリミジン化合物及び該化合物を有
効成分として含有する医薬組成物、特にキサンチンオキ
シダーゼ阻害剤に関するものである。
【0005】
【化3】 (I)
【化4】 (II) (式中、Rはアルキル基またはアリール基を示す。)
【0006】
【発明の実施の形態】1)本発明化合物 本発明化合物は上記式(I)または(II)で表される
ものであり、式中のRは前記定義のとおりである。Rで
表されるアルキル基としては、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチルなどの炭素数1〜10程度の直鎖または枝分
かれを有する低級アルキルが例される。Rで表されるア
リール基としては、下記式(III)で表されるフェニ
ル基及び置換基を有する置換フェニル基が例示される。
ここで、R’で表される置換基の数及び置換位置は特に
制限されるものではない。
【0007】
【化5】 (III)
【0008】(式中、R’はハロゲン、アルキル基、ア
ルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、メチレンジ
オキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、カルボキシル基を
示し、nは0または1〜5の整数を示す。)
【0009】このようなアリール基を具体的に例示すれ
ば、フェニル基、炭素数1〜5程度のアルキルを有する
アルキルフェニル基(例:メチルフェニル、エチルフェ
ニルなど)、炭素数1〜5程度のアルコキシを有するア
ルコキシフェニル基(例:メトキシフェニル、エトキシ
フェニルなど)、炭素数1〜5程度のアルキルアミノを
有するアルキルアミノフェニル基(例:ジメチルアミノ
フェニル、ジエチルアミノフェニルなど)、ハロゲノフ
ェニル基(例:クロロフェニル、ブロモフェニル、フル
オロフェニル、ヨードフェニル)、メチレンジオキシフ
ェニル基、ヒドロキシフェニル基、ニトロフェニル基、
カルボキシフェニル基などが挙げられる。
【0010】また、本発明化合物は、遊離型、塩型また
は水和物型(含水塩も含む)のいずれの形態であってよ
い。たとえば、塩型としては、塩酸塩、硫酸塩、臭化水
素酸塩などの無機酸塩、シュウ酸塩、クエン酸塩、リン
ゴ酸塩などの有機酸塩、もしくはアンモニウム塩などを
例示することができ、特に薬学的に許容される塩が好ま
しい。なお、互変異性体も本発明化合物の範囲内であ
る。
【0011】2)本発明化合物の合成法 式(I)で表される本発明化合物は、たとえば次に示す
フローチャートに従って合成することができる。
【0012】
【化6】
【0013】(式中、Rはアルキル基またはアリール基
を示す。) 上記のフローチャートにおいて、出発原料である化合物
(1)は公知化合物である2,4,6−トリクロロ−5
−ホルミルピリミジン(J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1,1
805(1976))とヒドラジンとをメチルセロソルブ等の溶
媒中で0℃、0.5時間程度反応させることにより容易
に合成することができる。このようにして調製した化合
物(1)とR−CHO(式中、Rはアルキル基またはア
リール基を示す。)で表されるアルデヒドを10〜40
℃で2〜20時間程度反応させて化合物(2)を得、封
管中、化合物(2)と硝酸を80〜120℃で1〜5時
間程度反応させて化合物(3)を得、得られた化合物
(3)をオキシ塩化リン中に加え、1〜10時間程度加
熱還流して化合物(4)を得、最後にアルコール系溶媒
中、化合物(4)とチオ尿素とを0.5〜10時間程度
加熱還流して化合物(5)を得る。なお、本発明化合物
および合成中間体の単離精製は、通常の有機化合物の単
離精製手段を採用すればよく、例えば、再結晶、各種ク
ロマトグラフィーなどを用いて行うことができる。
【0014】式(II)で表される本発明化合物は、た
とえば次に示すフローチャートに従って合成することが
できる。
【0015】
【化7】
【0016】(式中、Rはアルキル基またはアリール基
を示す。) 上記のフローチャートにおいて、出発原料である化合物
(6)は公知化合物である(Tetrahedron,23,891(196
7))。化合物(6)とヒドラジン水和物を反応させて化
合物(7)を得、次に、化合物(7)とR−CHO(式
中、Rはアルキル基またはアリール基を示す。)で表さ
れるアルデヒドを反応させて化合物(8)を得る。な
お、本発明化合物および合成中間体の単離精製は、通常
の有機化合物の単離精製手段を採用すればよく、例え
ば、再結晶、各種クロマトグラフィーなどを用いて行う
ことができる。
【0017】3)本発明化合物の用途 本発明化合物は、キサンチンオキシダーゼの阻害作用を
有し、高尿酸血症の治療剤または痛風発作の予防剤とし
て有用である。そして、該疾患の予防または治療のため
に、ヒトに経口、経腸、非経口、局所投与などのいずれ
の経路によっても投与することができる。投与量は、患
者の年齢、病態、体重などによって適宜決定されるが、
通常は1日当たり0.1〜1000mg/kg体重の範
囲内から選ばれ、一回または複数回に分けて投与され
る。
【0018】本発明化合物の製剤化に際しては、通常使
用される製剤用担体、賦形剤、その他の添加剤を含む組
成物として使用するのが普通である。担体としては、乳
糖、カオリン、ショ糖、結晶セルロース、コーンスター
チ、タルク、寒天、ペクチン、ステアリン酸、ステアリ
ン酸マグネシウム、レシチン、塩化ナトリウムなどの固
体状担体、グリセリン、落花生油、ポリビニルピロリド
ン、オリーブ油、エタノール、ベンジルアルコール、プ
ロピレングリコール、水などの液状担体を例示すること
ができる。剤型としては任意の形態を採ることができ、
たとえば固体状担体を使用する場合には錠剤、散剤、顆
粒剤、カプセル化剤、座剤、トローチ剤などを、液状担
体を使用する場合にはシロップ、乳液、軟ゼラチンカプ
セル、クリーム、ゲル、ペースト、注射などをそれぞれ
例示することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明化合物は、キサンチンオキシダー
ゼ阻害作用を有し、高尿酸血症の治療剤または痛風発作
の予防剤としての開発が期待できるものである。
【0020】
【実施例】以下、合成例、試験例を示し、本発明を具体
的に説明するが、これにより本発明は何等限定されるも
のではない。 合成例1:6−クロロ−1−ピラゾロ[3,4−
ピリミジン類の合成 (1)6−クロロ−4−オクチリデンヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(2a)の合成 N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(50ml)
に6−クロロ−4−ヒドラジノ−1−ピラゾロ[3,
4−]ピリミジン(1)(1.0g,5.36mmo
l)とオクタナール(octanal)(0.82g,
6.40mmol)を加え、室温で10時間撹拌した。
反応後、減圧下溶媒を留去し、エタノールで処理すると
結晶が析出した。これを濾取し、酢酸エチルから再結晶
して無色の粉末結晶0.95g(収率60%),mp>
300℃を得た。
【0021】(2)4−ベンジリデンヒドラジノ−6−
クロロ−1−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(2
b)の合成 DMF(20ml)に6−クロロ−4−ヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(1)(0.4
g,2.17mmol)とベンズアルデヒド(benz
aldehyde)(0.34g,3.25mmol)
を加え、室温で10時間撹拌した。反応後、析出した結
晶を濾取し、酢酸エチルで洗った。これをDMFから再
結晶して無色の粉末結晶0.55g(収率93%),m
p>300℃を得た。
【0022】(3)6−クロロ−4−(4−フルオロベ
ンジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−
]ピリミジン(2c)の合成 DMF(40ml)に6−クロロ−4−ヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(1)(0.6
g,3.25mmol)と−フルオロベンズアルデヒ
ド(−fluorobenzaldehyde)
(0.61g,4.88mmol)を加え、室温で10
時間撹拌した。反応後、減圧下溶媒を留去し、エタノー
ルで処理すると結晶が析出した。これを濾取し、DMF
から再結晶して無色の粉末結晶0.84g(収率89
%),mp>300℃を得た。
【0023】(4)6−クロロ−4−(4−クロロベン
ジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−
ピリミジン(2d)の合成 DMF(40ml)に6−クロロ−4−ヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(1)(1.0
g,5.36mmol)と−クロロベンズアルデヒド
−chlorobenzaldehyde)(0.
90g,6.43mmol)を加え、室温で10時間撹
拌した。反応後、減圧下溶媒を留去し、エタノールで処
理すると結晶が析出した。これを濾取し、DMFから再
結晶して無色の粉末結晶1.26g(収率76%),m
p>300℃を得た。
【0024】(5)6−クロロ−4−(4−メチルベン
ジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−
ピリミジン(2e)の合成 DMF(50ml)に6−クロロ−4−ヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(1)(1.0
g,5.36mmol)と−トルアルデヒド(−t
olualdehyde)(0.77g,6.43mm
ol)を加え、室温で10時間撹拌した。反応後、減圧
下溶媒を留去し、酢酸エチルで処理すると結晶が析出し
た。これを濾取し、DMFから再結晶して無色の粉末結
晶1.20g(収率78%),mp>300℃を得た。
【0025】(6)6−クロロ−4−(4−メトキシベ
ンジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−
]ピリミジン(2f)の合成 DMF(20ml)に6−クロロ−4−ヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン(1)(0.4
g,2.17mmol)と−アニスアルデヒド(
anisaldehyde)(0.44g,3.25m
mol)を加え、室温で10時間撹拌した。反応後、減
圧下溶媒を留去し、酢酸エチルで処理すると結晶が析出
した。これを濾取し、DMFから再結晶して無色の粉末
結晶0.52g(収率79%),mp>300℃を得
た。
【0026】合成例2:7−ピラゾロ[4,3−
−1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン−
5(6)−オン類の合成 (1)3−ヘプチル−7−ピラゾロ[4,3−]−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン−5
(6)−オン(3a)の合成 封管中、DMF(30ml)に6−クロロ−4−オクチ
リデンヒドラジノ−1−ピラゾロ[3,4−]ピリ
ミジン(2a)(0.30g,1.09mmol)と7
0%硝酸(0.5ml,5.55mmol)を加え、1
00℃で1時間撹拌した。反応後、減圧下溶媒を留去
し、メタノールで処理すると結晶が析出した。これを濾
取し、水とDMFの混合溶液から再結晶して無色の粉末
結晶0.21g(収率75%),mp>300℃を得
た。
【0027】(2)3−フェニル−7−ピラゾロ
[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
]ピリミジン−5(6)−オン(3b)の合成 封管中、DMF(35ml)に4−ベンジリデンヒドラ
ジノ−6−クロロ−1−ピラゾロ[3,4−]ピリ
ミジン(2b)(0.50g,1.83mmol)と7
0%硝酸(0.2ml,2.22mmol)を加え、1
00℃で1時間撹拌した。反応後、減圧下溶媒を留去
し、エタノールで処理すると結晶が析出した。これを濾
取し、水とDMFの混合溶液から再結晶して無色の粉末
結晶0.39g(収率85%),mp>300℃を得
た。
【0028】(3)3−(4−フルオロフェニル)−7
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン−5(6)−オン(3c)
の合成 封管中、DMF(30ml)に6−クロロ−4−(4−
フルオロベンジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ
[3,4−]ピリミジン(2c)(0.3g,1.0
3mmol)と70%硝酸(0.5ml,5.55mm
ol)を加え、100℃で3時間撹拌した。反応後、減
圧下溶媒を留去し、エタノールで処理すると結晶が析出
した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶
して無色の粉末結晶0.20g(収率72%),mp>
300℃を得た。
【0029】(4)3−(4−クロロフェニル)−7
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン−5(6)−オン(3d)
の合成 封管中、DMF(50ml)に6−クロロ−4−(4−
クロロベンジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ
[3,4−]ピリミジン(2d)(0.5g,1.6
3mmol)と70%硝酸(0.5ml,5.55mm
ol)を加え、100℃で1時間撹拌した。反応後、減
圧下溶媒を留去し、エタノールで処理すると結晶が析出
した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶
して無色の粉末結晶0.33g(収率71%),mp>
300℃を得た。
【0030】(5)3−(−トリル)−7−ピラゾ
ロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
]ピリミジン−5(6)−オン(3e)の合成 封管中、DMF(30ml)に6−クロロ−4−(4−
メチルベンジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ
[3,4−]ピリミジン(2e)(0.3g,1.0
5mmol)と70%硝酸(0.5ml,5.55mm
ol)を加え、100℃で3時間撹拌した。反応後、減
圧下溶媒を留去し、エタノールで処理すると結晶が析出
した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶
して無色の粉末結晶0.13g(収率47%),mp>
300℃を得た。
【0031】(6)3−(4−メトキシフェニル)−7
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン−5(6)−オン(3f)
の合成 封管中、DMF(30ml)に6−クロロ−4−(4−
メトキシベンジリデンヒドラジノ)−1−ピラゾロ
[3,4−]ピリミジン(2f)(0.3g,0.9
9mmol)と70%硝酸(0.5ml,5.55mm
ol)を加え、100℃で3時間撹拌した。反応後、減
圧下溶媒を留去し、エタノールで処理すると結晶が析出
した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶
して無色の粉末結晶0.17g(収率61%),mp>
300℃を得た。
【0032】合成例3:5−クロロ−7−ピラゾロ
[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
]ピリミジン類の合成 (1)5−クロロ−3−ヘプチル−7−ピラゾロ
[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
]ピリミジン(4a)の合成 オキシ塩化リン(30ml)に3−ヘプチル−7−ピ
ラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−]ピリミジン−5(6)−オン(3a)(0.
30g,1.09mmol)を加え、2時間加熱還流し
た。反応後、減圧下溶媒を留去し、氷水で処理すると無
定形の結晶が析出した。これを濾取し、シクロヘキサン
から再結晶して無色の粉末状結晶0.24g(収率75
%),mp 150℃を得た。
【0033】(2)5−クロロ−3−フェニル−7
ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン(4b)の合成 オキシ塩化リン(30ml)に3−フェニル−7−ピ
ラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−]ピリミジン−5(6)−オン(3b)(0.
30g,1.19mmol)を加え、1時間加熱還流し
た。反応後、減圧下溶媒を留去し、氷水で処理すると無
定形の結晶が析出した。これを濾取し、水とN,N−ジ
メチルホルムアミド(DMF)の混合溶液から再結晶し
て無色の粉末状結晶0.30g(収率93%),mp>
300℃を得た。
【0034】(3)5−クロロ−3−(4−フルオロフ
ェニル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4
−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン(4c)の合成 オキシ塩化リン(30ml)に3−(4−フルオロフェ
ニル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−]ピリミジン−5(6)−オ
ン(3c)(0.30g,1.11mmol)を加え、
1時間加熱還流した。反応後、減圧下溶媒を留去し、氷
水で処理した。これを酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネ
シウムで乾燥させた後、減圧下溶媒を留去し、残渣の固
形物を酢酸エチルから再結晶して無色の粉末状結晶0.
24g(収率75%),mp>300℃を得た。
【0035】(4)5−クロロ−3−(4−クロロフェ
ニル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−]ピリミジン(4d)の合成 オキシ塩化リン(30ml)に3−(4−クロロフェニ
ル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−]ピリミジン−5(6)−オン
(3d)(0.30g,1.05mmol)を加え、1
時間加熱還流した。反応後、減圧下溶媒を留去し、氷水
で処理した。これを酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させた後、減圧下溶媒を留去し、残渣の固形
物を酢酸エチルから再結晶して無色の粉末状結晶0.2
7g(収率85%),mp>300℃を得た。
【0036】(5)5−クロロ−3−(−トリル)−
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾ
ロ[4,3−]ピリミジン(4e)の合成 オキシ塩化リン(30ml)にN,N−ジメチルアニリ
ン(1.0g,8.25mmol)と3−(−トリ
ル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−]ピリミジン−5(6)−オン
(3e)(0.30g,1.13mmol)を加え、4
時間加熱還流した。反応後、減圧下溶媒を留去し、氷水
で処理した。これを酢酸エチルで抽出し、減圧下溶媒を
留去し、残渣の固形物を酢酸エチルから再結晶して無色
の粉末状結晶0.22g(収率69%),mp>300
℃を得た。
【0037】(6)5−クロロ−3−(4−メトキシフ
ェニル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4
−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン(4f)の合成 オキシ塩化リン(30ml)にN,N−ジメチルアニリ
ン(1.0g,8.25mmol)と3−(4−メトキ
シフェニル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン−5(6
)−オン(3f)(0.30g,1.05mmol)
を加え、2時間加熱還流した。反応後、減圧下溶媒を留
去し、氷水で処理した。これを酢酸エチルで抽出し、減
圧下溶媒を留去し、残渣の固形物を酢酸エチルから再結
晶して無色の粉末状結晶0.14g(収率44%),m
p>300℃を得た。
【0038】合成例4:7−ピラゾロ[4,3−
−1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン−
5(6)−チオン類の合成 (1)3−ヘプチル−7−ピラゾロ[4,3−]−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン−5
(6)−チオン(5a)の合成 イソブチルアルコール(15ml)に5−クロロ−3−
ヘプチル−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4
−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン(4a)(0.
30g,1.02mmol)とチオ尿素(93mg,
1.22mmol)を加え、1時間加熱還流した。反応
後、減圧下溶媒を留去し、エタノールで処理すると結晶
が析出した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液から
再結晶して無色の粉末状結晶0.15g(収率50
%),mp260〜261℃を得た。
【0039】(2)3−フェニル−7−ピラゾロ
[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
]ピリミジン−5(6)−チオン(5b)の合成 イソブチルアルコール(20ml)に5−クロロ−3−
フェニル−7−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4
−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン(4b)(0.
30g,1.11mmol)とチオ尿素(101mg,
1.33mmol)を加え、1時間加熱還流した。反応
後、減圧下溶媒を留去し、水で処理すると結晶が析出し
た。これを濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶し
て無色の粉末状結晶0.24g(収率81%),mp>
300℃を得た。
【0040】(3)3−(4−フルオロフェニル)−7
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン−5(6)−チオン(5
c)の合成 イソブチルアルコール(20ml)に5−クロロ−3−
(4−フルオロフェニル)−7−ピラゾロ[4,3−
]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジ
ン(4c)(0.20g,0.69mmol)とチオ尿
素(63mg,0.83mmol)を加え、1時間加熱
還流した。反応後、減圧下溶媒を留去し、水で処理する
と結晶が析出した。これを濾取し、水とDMFの混合溶
液から再結晶して無色の粉末状結晶0.14g(収率7
1%),mp>300℃を得た。
【0041】(4)3−(4−クロロフェニル)−7
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン−5(6)−チオン(5
d)の合成 イソブチルアルコール(15ml)に5−クロロ−3−
(4−クロロフェニル)−7−ピラゾロ[4,3−
]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジ
ン(4d)(0.30g,0.98mmol)とチオ尿
素(90mg,1.18mmol)を加え、30分間加
熱還流した。反応後、冷却すると結晶が析出した。これ
を濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶して無色の
粉末状結晶0.21g(収率71%),mp>300℃
を得た。
【0042】(5)3−(−トリル)−7−ピラゾ
ロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
]ピリミジン−5(6)−チオン(5e)の合成 イソブチルアルコール(15ml)に5−クロロ−3−
−トリル)−7−ピラゾロ[4,3−]−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジン(4e)
(0.30g,1.05mmol)とチオ尿素(96m
g,1.26mmol)を加え、30分間加熱還流し
た。反応後、冷却すると結晶が析出した。これを濾取
し、水とDMFの混合溶液から再結晶して無色の粉末状
結晶0.22g(収率74%),mp>300℃を得
た。
【0043】(6)3−(4−メトキシフェニル)−7
−ピラゾロ[4,3−]−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−]ピリミジン−5(6)−チオン(5
f)の合成 イソブチルアルコール(15ml)に5−クロロ−3−
(4−メトキシフェニル)−7−ピラゾロ[4,3−
]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−]ピリミジ
ン(4f)(0.30g,1.00mmol)とチオ尿
素(91mg,1.20mmol)を加え、30分間加
熱還流した。反応後、冷却すると結晶が析出した。これ
を濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶して無色の
粉末状結晶0.27g(収率91%),mp>300℃
を得た。
【0044】得られた化合物(2)〜(5)の1H−N
MRスペクトルデータを下記表に示す。
【0045】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0046】合成例5:1−ピラゾロ[3,4−
ピリミジン−6(7)−チオン類の合成 (1)4−ヒドラジノ−1−ピラゾロ[3,4−
ピリミジン−6(7)−チオン(7)の合成 ヒドラジン一水和物(25g,0.50mol)と水
(25ml)の混合物に1−ピラゾロ[3,4−
ピリミジン−4,6(5,7)−ジチオン(6)
(5.0g,27.1mmol)を加え、10分間加熱
還流した。反応後、析出した結晶を濾取し、エタノール
で洗った。これをDMFから再結晶して淡黄色の粉末結
晶4.8g(収率97%),mp>300℃を得た。1
H−NMR(60MHz,TFA−d1)δ:9.01
(1H,s,3−H)
【0047】(2)4−プロピリデンヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チ
オン(8a)の合成 DMF(20ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾロ
[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン(7)
(0.4g,2.20mmol)とプロピオンアルデヒ
ド(propionaldehyde)(0.19g,
3.27mmol)を加え、室温で10時間撹拌した。
反応後、減圧下溶媒を留去し、酢酸エチルで処理すると
結晶が析出した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液
から再結晶して淡黄色の粉末結晶0.24g(収率50
%),mp244℃を得た。
【0048】(3)4−オクチリデンヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チ
オン(8b)の合成 DMF(50ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾロ
[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン(7)
(1.0g,5.49mmol)とオクタナール(oc
tanal)(1.06g,8.27mmol)を加
え、室温で10時間撹拌した。反応後、減圧下溶媒を留
去し、酢酸エチルで処理すると結晶が析出した。これを
濾取し、水とDMFの混合溶液から再結晶して淡黄色の
粉末結晶0.99g(収率62%),mp210℃を得
た。
【0049】(4)4−ベンジリデンヒドラジノ−1
−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チ
オン(8c)の合成 DMF(100ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾ
ロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン
(7)(2.0g,11.0mmol)とベンズアルデ
ヒド(benzaldehyde)(1.75g,1
6.5mmol)を加え、50℃で10時間攪拌した。
反応後、減圧下溶媒を留去し、酢酸エチルで処理すると
結晶が析出した。これを濾取し、水とDMFの混合溶液
から再結晶し、淡黄色の粉末状晶2.67g(収率90
%),mp>300℃を得た。
【0050】(5)4−(4−フルオロベンジリデンヒ
ドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン
−6(7)−チオン(8d)の合成 DMF(100ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾ
ロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン
(7)(2.0g,11.0mmol)と−フルオロ
ベンズアルデヒド(−fluorobenzalde
hyde)(2.04g,16.5mmol)を加え、
50℃で10時間攪拌した。反応後、析出した結晶を濾
取し、水とDMFの混合溶液から再結晶し、無色の粉末
状晶2.97g(収率94%),mp>300℃を得
た。
【0051】(5)4−(4−クロロベンジリデンヒド
ラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン−
6(7)−チオン(8e)の合成 DMF(100ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾ
ロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン
(7)(2.0g,11.0mmol)と−クロロベ
ンズアルデヒド(−chlorobenzaldeh
yde)(2.31g,16.5mmol)を加え、5
0℃で10時間攪拌した。反応後、減圧下溶媒を留去
し、酢酸エチルで処理すると結晶が析出した。これを濾
取し、水とDMFの混合溶液から再結晶し、無色の粉末
状晶3.0g(収率90%),mp>300℃を得た。
【0052】(6)4−(4−メチルベンジリデンヒド
ラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン−
6(7)−チオン(8f)の合成 DMF(100ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾ
ロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン
(7)(2.0g,11.0mmol)と−トルアル
デヒド(−tolualdehyde)(1.98
g,16.5mmol)を加え、50℃で10時間攪拌
した。反応後、減圧下溶媒を留去し、酢酸エチルで処理
すると結晶が析出した。これを濾取し、水とDMFの混
合溶液から再結晶し、無色の粉末状晶2.8g(収率9
0%),mp>300℃を得た。
【0053】(7)4−(4−メトキシベンジリデンヒ
ドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−]ピリミジン
−6(7)−チオン(8g)の合成 DMF(100ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾ
ロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン
(7)(2.0g,11.0mmol)と−アニスア
ルデヒド(−anisaldehyde)(2.24
g,16.5mmol)を加え、50℃で10時間攪拌
した。反応後、減圧下溶媒を留去し、酢酸エチルで処理
すると結晶が析出した。これを濾取し、水とDMFの混
合物から再結晶し、無色の粉末状晶3.17g(収率9
6%),mp292℃(分解)を得た。
【0054】(8)4−(4−カルボキシベンジリデン
ヒドラジノ)−1−ピラゾロ[3,4−]ピリミジ
ン−6(7)−チオン(8h)の合成 DMF(100ml)に4−ヒドラジノ−1−ピラゾ
ロ[3,4−]ピリミジン−6(7)−チオン
(7)(2.0g,11.0mmol)と4−カルボキ
シベンズアルデヒド(4−carboxybenzal
dehyde)(2.48g,16.5mmol)を加
え、50℃で10時間攪拌した。反応後、析出した結晶
を濾取し、これを水とDMFの混合物から再結晶し、無
色の粉末状晶2.40g(収率70%),mp>300
℃を得た。
【0055】得られた化合物(8)の1H−NMRスペ
クトルデータを下記表に示す。
【0056】
【表5】
【0057】試験例:キサンチンオキシダーゼ阻害作用 50mMリン酸緩衝液(pH7.4)を用いて、キサン
チン(100μM)、ウシミルク由来キサンチンオキシ
ダーゼ(XOD)(10mU/ml)および検体化合物
を混合し、室温にて15分間インキュベートした後、キ
サンチンから尿酸への変化を292nmにおける吸光度
(O.D.)変化として測定し、検体化合物の尿酸生成
阻害作用を検討した。尿酸生成阻害率を次式により求
め、各検体化合物の用量反応曲線を作成し、50%阻害
濃度(IC50,μM)を算出した。なお、対照化合物と
してはアロプリノールを用いた。試験結果を下記表に示
す。
【0058】尿酸生成阻害率(%)=100−[(D−
B)/T]×100 T : (キサンチン+XOD)溶液のO.D. D : (検体化合物+キサンチン+XOD)溶液の
O.D. DB: (検体化合物+XOD)溶液のO.D.
【0059】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C050 AA01 BB05 BB06 CC05 CC08 DD02 EE04 EE06 FF02 FF05 GG04 GG05 HH01 4C086 AA01 AA02 AA03 CB05 CB06 MA01 MA04 NA14 ZC20 ZC31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I)または(II)で表される
    ピラゾロピリミジン化合物。 【化1】 (I) 【化2】 (II) (式中、Rはアルキル基またはアリール基を示す。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピラゾロピリミジン化合
    物を有効成分として含有する医薬組成物。
  3. 【請求項3】 キサンチンオキシダーゼ阻害剤である、
    請求項2記載の医薬組成物。
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