JP2000037469A - 制御盤用消火装置 - Google Patents

制御盤用消火装置

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JP2000037469A
JP2000037469A JP10206813A JP20681398A JP2000037469A JP 2000037469 A JP2000037469 A JP 2000037469A JP 10206813 A JP10206813 A JP 10206813A JP 20681398 A JP20681398 A JP 20681398A JP 2000037469 A JP2000037469 A JP 2000037469A
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extinguishing gas
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JP10206813A
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Toshikazu Kobayashi
敏数 小林
Masanori Kayama
誠規 加山
Kazumi Higashida
和巳 東田
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Nippon Steel Corp
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M & I Solution Kk
Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C37/00Control of fire-fighting equipment
    • A62C37/36Control of fire-fighting equipment an actuating signal being generated by a sensor separate from an outlet device
    • A62C37/38Control of fire-fighting equipment an actuating signal being generated by a sensor separate from an outlet device by both sensor and actuator, e.g. valve, being in the danger zone
    • A62C37/40Control of fire-fighting equipment an actuating signal being generated by a sensor separate from an outlet device by both sensor and actuator, e.g. valve, being in the danger zone with electric connection between sensor and actuator

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  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の制御盤用消火装置では、大型の消火ガ
スシリンダや制御盤に接続される配管が必要で、火災が
発生していない機器も損傷させるため、消火に伴う経済
的損害が大きかった。 【解決手段】 単一の閉鎖空間を有する制御盤1の内部
に設けられて、閉鎖空間における火災発生を検出する火
災発生検出系3と、閉鎖空間に設けられて、火災発生検
出系3から出力される火災発生検出信号に基づいて閉鎖
空間の内部に消火ガスを噴出する火災消火系6とを、閉
鎖空間毎に備え、この火災消火系6が消火ガスを高圧で
充填された高圧ボンベ7と、高圧ボンベ7に設けられた
消火ガス放出弁8と、火災発生検出信号により起動して
消火ガス放出弁8を開く電磁弁9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば製鉄所や各
種工場、中規模以上のビル等の建築物等に配置される各
種の制御盤用の消火装置に関する。より具体的には、例
えば、コンピュータ盤、監視盤、遮断器盤さらには制御
盤等といった各種の制御盤において発生した火災を、迅
速かつ無駄なく初期消火することにより、経済的損害を
できるだけ小さくすることができる制御盤用消火装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上述したような各種の制御盤では、これ
までも、接点からのスパークや基板の加熱等といった様
々な要因により、火災が発生していた。このような制御
盤は、、人目にあまり振れない場所に複数並列して設置
されることがあり、またこれらの制御盤はいずれも夜間
等の無人時にも稼働することが多い。そのため、これら
の制御盤には、従来より、火災の発生を自動で検出し
て、迅速に初期消火を行う制御盤用消火装置が設置され
てきた。
【0003】従来、このような制御盤用消火装置では、
消火ガスを高圧で充填された消火ガスシリンダを制御盤
の外部に別置きしておき、この消火ガスシリンダから配
設された配管を介して、複数の各制御盤へ消火ガスを供
給するようにしていた。この場合、消火ガスシリンダ
は、高圧の消火ガスを充填されていることから、通常の
弁で開閉することはできない。このため、消火ガスシリ
ンダを開閉する起動用シリンダを設置しておき、この起
動用シリンダにより消火ガスシリンダを開閉していた。
【0004】ところで、制御盤は、収容する機器の種類
等に対応するため、その内部に1または2以上の隔壁が
設けられることにより、複数の閉鎖空間に分割されるこ
とが多い。
【0005】このような場合、各閉鎖空間それぞれに消
火ガスを供給しようとすると配管の設置コスト等が嵩む
ため、一つの制御盤を1ブロックとして捉え、各閉鎖空
間を適宜手段で連通させておき、火災時には、一つの制
御盤の内部の全域に消火ガスをまとめて供給するように
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御盤用消火装
置では、消火ガスシリンダに高圧の消火ガスを大量に
充填しておく必要があること、および火災発生部近傍
だけでなく制御盤の内部全てに消火ガスが充填されるた
め、消火ガスシリンダに充填しなければならない消火ガ
スの量が増加すること等に起因して、消火ガスシリンダ
が大型化してしまうという課題があった。
【0007】また、従来の制御盤用消火装置では、制御
盤の近傍に大型の消火ガスシリンダと起動用シリンダと
を配置するとともに、この消火ガスシリンダと複数の制
御盤との間を配管により接続しなければならず、設備の
大型化と設備費の上昇とは、ともに否めなかった。
【0008】さらに、従来の制御盤用消火装置では、消
火の際に火災が発生していない機器にまで消火ガスを噴
出させてしまう。そのため、これらの機器を火災ではな
くその消火によって損傷させてしまう。このため、火災
が発生した制御盤を復旧するためのコストが著しく嵩ん
でしまうという課題もあった。
【0009】ここに、本発明の目的は、大型の消火ガス
シリンダや起動用シリンダ、さらには制御盤に接続され
る配管を設置することなく、また火災が発生していない
機器を損傷させることなく、制御盤において発生した火
災を、迅速かつ無駄なく初期消火して、経済的損害をで
きるだけ小さくすることができる制御盤用消火装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を重ね、制御盤またはその閉
鎖空間それぞれに、(i) 制御盤またはその閉鎖空間内に
収容し得る程度の小型の高圧ボンベに消火ガスを充填し
て、搭載すること、(ii)この高圧ボンベに、後述する図
3に例示する、耐圧構造の弁を設けるとともに、この弁
を火災検出信号により動作する電磁弁により開くことに
より、上記課題を解決することができることを知見し
て、本発明を完成した。
【0011】ここに、本発明の要旨とするところは、制
御盤の内部における単一の閉鎖空間に設けられて、閉鎖
空間における火災発生を検出する火災発生検出系と、閉
鎖空間に設けられて、火災発生検出系から出力される火
災発生検出信号に基づいて閉鎖空間の内部に消火ガスを
噴出する火災消火系とを、閉鎖空間毎に備えることを特
徴とする制御盤用消火装置である。
【0012】上記の本発明においては、火災消火系が、
消火ガスを高圧で充填された高圧ボンベと、高圧ボンベ
に設けられた消火ガス放出弁と、火災発生検出信号によ
り起動して消火ガス放出弁を開く電磁弁とを有すること
が、例示される。
【0013】また、上記の本発明では、消火ガス放出弁
が、弁棒の両端側に設けられた第1大径部および第2大
径部を有する弁体と、第1大径部を高圧ボンベの一部に
設けられた弁座へ付勢する弁ばねと、第2大径部を弁棒
の軸方向へ移動自在に収容するとともに、電磁弁が作動
することにより高圧ボンベ室に連通する加圧室を形成す
るケーシングとを有し、かつ第2大径部の横断面積が、
第1大径部の横断面積の2倍以上であることが、望まし
い。
【0014】これらの本発明では、消火ガスが、50体積
%のアルゴンガスと、50体積%の窒素ガスとの混合ガス
であることが、望ましい。
【0015】また別の観点からは、本発明は、互いに独
立した閉鎖空間を1または2以上有する複数基の制御盤
と、複数の閉鎖空間それぞれに設けられた上記の本発明
にかかる制御盤用消火装置とを備えることを特徴とする
制御盤用消火装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明に
かかる制御盤用消火装置の実施形態を、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、独立し
た閉鎖空間を内部に一つだけ有する制御盤、すなわち内
部に仕切りのための隔壁を有さない制御盤に適用した場
合を示す。
【0017】図1は、本実施形態の制御盤用消火装置2
を装着した制御盤1の概略を示す斜視図である。また、
図2は、制御盤用消火装置2の制御のブロック図であ
る。図1および図2に示すように、本実施形態の制御盤
用消火装置2は、火災発生検出系3と、火災消火系6と
を有する。以下、これらについて順次説明する。
【0018】[火災発生検出系3]火災発生検出系3は、
煙感知器4と、制御装置5とから構成される。煙感知器
4は、制御盤1の内部における閉鎖空間の適宜位置に設
けられており、制御盤1の内部で発生した火災による煙
を感知する煙感知器である。本実施形態では、光電式ス
ポット型煙感知器を用いた。
【0019】なお、煙感知器は、煙を感知することがで
きるものであれば、等しく用いることができ、特定の型
式の煙感知器には限定されない。また、その設置位置も
特定の位置には限定されないが、火災発生頻度が高い部
品の近傍に配置しておくことが、感知速度を向上するこ
とができるために望ましい。この煙感知器4の構造等に
関しては、既に公知であるため、これ以上の説明は省略
する。
【0020】制御装置5は、煙感知器4が煙を感知した
際の動作信号に基づいて、後述する電磁弁9に火災発生
検出信号を出力する装置である。したがって、制御装置
5には演算器を用いることができる他に、リレースイッ
チ等を用いることもできる。図1に示す例では、制御盤
1の天井板に設置されている。
【0021】なお、制御装置5からの出力を外部へも出
力することにより、制御盤電源断、盤ファン停止、集中
制御室警報等の各種火災対応信号を出力するようにして
もよい。
【0022】このようにして、本実施形態では、制御盤
1の内部における閉鎖空間での火災発生を検出する火災
発生検出系3が構成される。
【0023】[火災消火系6]火災消火系6は、高圧ボン
ベ7と、消火ガス放出弁8と、電磁弁9とを有する。高
圧ボンベ7は、消火ガスを高圧で充填されるボンベであ
る。高圧ボンベ7は、制御盤1の天井板に設置される。
本実施形態では、高圧ボンベ7の外寸をできるだけ小さ
くして制御盤1への収容性を向上させるため、高圧ボン
ベ7の耐圧構造を強化して、より高圧の冷却ガスを充填
できるようにしてある。
【0024】また、本実施形態では、高圧ボンベ7の容
量は、噴出することにより内部の酸素濃度を略15体積%
程度に低減できる程度の消火ガスを収容できる容量とし
た。また、盤内噴出圧力は、オリフィス等で減圧し、6
kg/cm2以下で噴出することが、機器の損傷を防止するた
めに望ましい。
【0025】本実施形態では、消火ガスとして、50体積
%のアルゴンガスと、50体積%の窒素ガスとの混合ガス
を用いた。この混合ガスは、火災が発生した制御盤1の
内部に噴出しても、熱分解生成物が発生しないため、金
属ガラス等の腐食を発生しない。また、この混合ガス
は、気化冷却も発生しないために着霜や結露による損傷
が発生せず、放出時にも無色透明であるために消火確認
を確実に行うことができ、さらに、配管抵抗も小さいた
めに高圧ボンベ7の設置の自由度が増加する。さらに、
比重は1.07であって開口部での外部空気との置換が起こ
り難いため、消火力を持続することができる。また、こ
の混合ガスは、オゾン層破壊係数および地球温暖化係数
がともに0であって、かつ大気中での寿命が0である。
そのため、地球環境を破壊するおそれもない。
【0026】本実施形態では、高圧ボンベ7の一端側に
消火ガス放出弁8が設置されており、この消火ガス放出
弁8に消火ガス放出ノズル10が設置されている。図3
は、高圧ボンベ7に設けられた消火ガス放出弁8の設置
状況を示す断面図である。
【0027】同図に示すように、消火ガス放出弁8は弁
体11を有する。この弁体11は、弁棒12と、この弁棒12の
両端側に設けられた第1大径部13および第2大径部14を
有する。第2大径部14の横断面積S2 は、第1大径部13
の横断面積S1 の2倍以上である。
【0028】また、消火ガス放出弁8は、第1大径部13
を高圧ボンベ7の内面の一部に設けられた弁座7aへ付勢
する弁ばね15を有する。弁ばね15は、高圧ボンベ7の内
部に向けて凹み状に屈曲したブラケット16により支持さ
れる。
【0029】さらに、消火ガス放出弁8は、第2大径部
14を弁棒12の軸方向へ移動自在に収容する加圧室17に収
容される。この加圧室17は、高圧ボンベ7の外周部に架
け渡された配管18により、電磁弁9および弁19を介し
て、高圧ボンベ7の内部に連通する。電磁弁9、加圧室
17、配管18、弁19等は、高圧ボンベ7の一端側に装着さ
れたケーシング20により支持または形成される。
【0030】ここで、電磁弁9へ制御装置5から火災発
生検出信号が出力されると、電磁弁9が開く。この際、
電磁弁9は径の小さい配管18に設けられているために電
磁弁9に作用する圧力は小さく、電磁弁9には、公知の
電磁弁を用いることができる。
【0031】電磁弁19が開くことにより、配管18には、
高圧ボンベ7の有する圧力が作用するため、弁19が開
く。これにより、高圧ボンベ7と加圧室17とは連通し、
加圧室17には、高圧ボンベ7が有する圧力が作用する。
【0032】ここで、本実施形態では、第2大径部14の
横断面積S2 を第1大径部13の横断面積S1 の2倍以上
に設定してあるため、加圧室17からの加圧力が弁ばね15
が発生するばね力を容易に上回り、弁棒12を下方に押し
下げる。これにより、第1大径部13が弁座7aから離れ、
高圧ボンベ7に充填された高圧の消火ガスが噴出孔21お
よび消火ガス放出ノズルに内蔵されたノズルオリフィス
を介して減圧し、放出ノズル10より制御盤1の内部へ噴
出される。
【0033】なお、消火ガス放出弁8のケーシング20に
は、手動バルブ22が設置されており、この手動バルブ22
を手動操作することによっても、高圧ボンベ7に充填さ
れた高圧の消火ガスを噴出孔21および消火ガス放出ノズ
ル10を介して、制御盤1の内部へ噴出することができ
る。
【0034】これにより、火災が発生している制御盤1
内の酸素濃度が、21体積%程度から15〜12.5体積%程度
に低減される。これにより、制御盤1内で発生した火災
は殆ど鎮火される。
【0035】このようにして、本実施形態では、閉鎖空
間に設けられて、火災発生検出系3から出力される火災
発生検出信号に基づいて閉鎖空間の内部に消火ガスを噴
出する火災消火系6が構成される。
【0036】このようにして、本実施形態の制御盤用消
火装置2により、大型の消火ガスシリンダや起動用シリ
ンダ、さらには制御盤1に接続される配管を設置するこ
となく、また火災が発生していない機器を損傷させるこ
となく、制御盤において発生した火災を、迅速かつ無駄
なく自動的に初期消火して、火災検出後1分間程度で消
火し、経済的損害をできるだけ小さくすることができ
る。
【0037】(第2実施形態)図4は、3つの制御盤1a〜
1cに、本発明にかかる制御盤用消火装置2a〜2cをそれぞ
れ適用した状況を示す説明図である。なお、以降の本実
施形態の説明は、第1実施形態と相違する部分について
行うこととし、同一の部分については同一の図中符号を
付すことにより、重複する説明を省略する。また、図4
においては、火災検出系は省略してある。
【0038】図4に示すように、3つの閉鎖空間を有す
る制御盤1a〜1cについても、火災消火系6a〜6cをそれぞ
れ設置することにより、第1実施形態と全く同様の効果
を奏することができる。
【0039】なお、図4に示す例では、高圧ボンベ7a〜
7cと消火ガス放出ノズル10a 〜10cとの間に設けられた
電磁弁9a〜9cの開閉を適宜制御することにより、高圧ボ
ンベ7a〜7cを適宜組み合わせて制御盤1a〜1cの1つまた
は2つの消火を行うことができる。これにより、制御盤
1a〜1c全ての消火に必要な消火ガス量よりも少ない量の
消火ガスを高圧ボンベ7a〜7cに収容することができ、高
圧ボンベ7a〜7cの小型化を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
り、大型の消火ガスシリンダや起動用シリンダ、さらに
は制御盤に接続される配管を設置することなく、また火
災が発生していない機器を損傷させることなく、制御盤
において発生した火災を、迅速かつ無駄なく初期消火し
て、経済的損害をできるだけ小さくすることができる制
御盤用消火装置を提供することができた。かかる効果を
有する本発明の意義は、極めて著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の制御盤用消火装置を装着した制
御盤の概略を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の制御盤用消火装置の制御のブロ
ック図である。
【図3】第1実施形態において、高圧ボンベに設けられ
た消火ガス放出弁の設置状況を示す断面図である。
【図4】第2実施形態において、3つの制御盤に、本発
明にかかる制御盤用消火装置をそれぞれ適用した状況を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御盤 2 制御盤用消火装置 3 火災発生検出系 6 火災消火系 7 高圧ボンベ 8 消火ガス放出弁 9 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加山 誠規 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 東田 和巳 大阪市北区中津1丁目12−3 株式会社エ ム・アンド・アイソリューション内 Fターム(参考) 2E189 BA03 BD06 GA02 GA05 GA07 GB05 MA03 MB01 MB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤の内部における単一の閉鎖空間に
    設けられて、当該閉鎖空間における火災発生を検出する
    火災発生検出系と、前記閉鎖空間に設けられて、前記火
    災発生検出系から出力される火災発生検出信号に基づい
    て前記閉鎖空間の内部に消火ガスを噴出する火災消火系
    とを、前記閉鎖空間毎に備えることを特徴とする制御盤
    用消火装置。
  2. 【請求項2】 前記火災消火系は、消火ガスを高圧で充
    填された高圧ボンベと、当該高圧ボンベに設けられた消
    火ガス放出弁と、前記火災発生検出信号により起動して
    消火ガス放出弁を開く電磁弁とを有する請求項1記載の
    制御盤用消火装置。
  3. 【請求項3】 前記消火ガス放出弁は、弁棒の両端側に
    設けられた第1大径部および第2大径部を有する弁体
    と、前記第1大径部を前記高圧ボンベの一部に設けられ
    た弁座へ付勢する弁ばねと、前記第2大径部を前記弁棒
    の軸方向へ移動自在に収容するとともに、前記電磁弁が
    作動することにより前記高圧ボンベ室に連通する加圧室
    を形成するケーシングとを有し、かつ前記第2大径部の
    横断面積は、前記第1大径部の横断面積の2倍以上であ
    る請求項2記載の制御盤用消火装置。
  4. 【請求項4】 前記消火ガスは、50体積%のアルゴンガ
    スと、50体積%の窒素ガスとの混合ガスである請求項1
    または請求項2記載の制御盤用消火装置。
  5. 【請求項5】 互いに独立した閉鎖空間を1または2以
    上有する複数基の制御盤と、複数の前記閉鎖空間それぞ
    れに設けられた請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の制御盤用消火装置とを備えることを特徴とす
    る制御盤用消火装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078468A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Hochiki Corp 制御盤消火設備
CN105031852A (zh) * 2015-08-28 2015-11-11 南车戚墅堰机车有限公司 一种灭火系统气体控制装置
CN107247233A (zh) * 2017-05-05 2017-10-13 深圳市计量质量检测研究院 一种用于电池滥用试验的智能数控防爆箱
CN107567345A (zh) * 2014-12-30 2018-01-09 伊斯费瑞克莱福百瑞有限公司 灭火装置

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