JP2000037388A - 臓器収納バッグと臓器収納バッグ挿入具 - Google Patents
臓器収納バッグと臓器収納バッグ挿入具Info
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Abstract
ない流体量で簡単に拡開することのでき、かつ変形しに
くい臓器収納バッグを提供する。 【解決手段】臓器収納バッグ1は、膨張式枠縁2を設け
た臓器受入口3を形成した柔軟な袋体に、鉗子、内視鏡
などの処置具挿入部を形成し、膨張式枠縁2は、流体を
注入することによって多角形状に膨張して、臓器受入口
3を拡開させる。
Description
において、摘出臓器などを収納するための臓器収納バッ
グと、その臓器収納バッグを腹腔などに挿入するための
臓器収納バッグ挿入具に関する。
手術に用いられ、例えば、腹部全体を開腹するのでな
く、最小限の施術孔を切開又は穿孔し、その施術孔に腹
腔鏡と、鉗子や電気メスなどの処置具を挿入して、腹腔
鏡で腹腔内部を観察しながら、処置具を用いて、病変し
た摘出臓器を切除し、体外へ取り出すものである。この
手術法は、手術のための切開又は穿孔による施術孔が小
さいので、術後の回復も早く、外部からの菌などの侵入
も最小限に抑えることができるので、近年より多く用い
られている。この手術の場合、患者への悪影響を避ける
ために、さらに、臓器収納バッグを用い、切除した摘出
臓器を、腹腔内で、いったん臓器収納バッグに収納して
から、さらに、そのバッグ内で、摘出臓器を細かく切り
分けるか、あるいは、そのまま、臓器収納バッグに収納
した状態で外部へ取り出すようにしている。このように
すると、例えば、病変が悪性腫瘍によるものであって
も、切除後にすぐ、バッグに収納し、その後は、全ての
処置をバッグに収納した状態で行うので、その悪性腫瘍
の影響が、腹腔内の他の部位に及ぶことがなく、患者へ
の悪影響を最小限に抑えることができる。
眼観察となる腹腔鏡の視覚的制約などのため、開腹手術
に比べ、手術の自由度が少なく、臓器収納バッグを腹腔
内で使用する場合、切除臓器を出来るだけ早くバッグに
取り入れるために、いかにして、その臓器受入口を早く
確実に拡開させるかが、重要な課題となっている。
器収納バッグが提案されており、本出願人も、特開平9
−173337号公報に記載された臓器収納バッグを提
案している。
を示すものである。
開方法として、弾性を有し、拡開ガイド34側から力を
加えることによって、リング状になる拡開材32を用い
ている。この臓器収納バッグ31は、力を加えない状態
で拡開材32を拡開ガイド34に収納し、バッグ31を
ガイド内筒36の外周に折り畳んだ状態で、ガイド外筒
35の内部に収容し、ガイド外筒35を用いて、腹腔内
に挿入し、その後、拡開手段(不図示)で拡開材34を
リング状にして、バッグ31を拡げ、臓器受入口33を
拡開させている。
納バッグを拡開させることができる点で優れていたが、
一定の剛性を有する拡開材32や拡開ガイド34を腹腔
内で、不可視に近い状態で、操作する必要があるため、
人体臓器に損傷をもたらさないように操作するのに努力
を要し、また、理想的な拡開を得るのは困難であった。
の拡開方法として、上記のような剛性体を用いず、袋体
の全体あるいは一部に中空部を設け、その中空部に空気
などを注入して、拡開させる方法を用いている。
臓器受入口43に円環状の中空部で構成される膨張式枠
縁42を設けており、この膨張式枠縁42にはチューブ
45が処置具挿入部44を通って、外部に導出されてお
り、このチューブ45で空気などを注入し、膨張式枠縁
42を膨張させることによって、臓器受入口43を拡開
させている。
袋体全体を円筒状に形成した膨張式筒縁52としてお
り、処置具挿入部54から導出されたチューブ55で空
気などを注入し、膨張式筒縁52を膨張させることによ
って、臓器受入口53を拡開させている。なお、46、
56は、さらに設けられた処置具挿入部であり、鉗子や
腹腔鏡を挿入して、バッグ内に収納した臓器を見ながら
処置をすることができるようにしたものである。
人体に損傷を与えないポリエチレンシートなどで構成さ
れているので安全の点では優れていた。
を注入して形状が定まり拡開できるようになるまでに、
かなりの空気量を要し、また圧力も相当程度高くしない
と、理想的な状態に拡開しないし、拡開後も、わずかの
力で変形し易いものであった。特に、万が一、膨張式枠
縁や膨張式筒縁が破裂した場合、その空気の漏れ出しに
よる腹腔内の圧力上昇の問題、及び、その空気による腹
腔内部の汚染の問題を防ぐため、出来るだけ低い圧力
で、しかも少ない空気量で理想的な拡開ができることが
求められていた。
した従来例の方法も含め、様々な方法が提案されていた
が、その拡開の形状や立体裁断について注目したもの
は、ひとつとしてなかった。これは、臓器収納バッグの
材質として、その折り畳みのし易さ、袋体の強度、人体
への影響、透明性などの点からポリエチレンシートやウ
レタンシートが用いられ、その柔軟性のため、その拡開
の形状は、円形状、あるいはそれに近いものになるのが
当然と考えられていたからであった。
を解決するために提案されるもので、腹腔鏡手術に用い
られ、低い圧力で、しかも少ない流体量で簡単に拡開す
ることができ、かつ変形しにくい臓器収納バッグと、そ
の臓器収納バッグを挿入するための臓器収納バッグ挿入
具を提供することを目的としている。
器収納バッグを提案しており、膨張式枠縁に立体裁断の
マチ部を設けたこと、膨張式枠縁によって臓器受入口
を、円形形状ではなく、多角形状に拡開させることを特
徴としている。
られなかった、膨張式枠縁の材料の立体裁断とその拡開
形状に注目し、材料をより膨らませし易いように立体裁
断して膨張式枠縁を形成するとともに、その形状を材料
の成り行きにまかせるのではなく、意識的に変化させる
ことを着想し、試行錯誤の結果、立体裁断し、また、円
形状ではなく、多角形状にすると、より低い圧力で、し
かも少ない流体量で臓器受入口を拡開でき、また変形に
強いことを見出だすにいたり、これを本発明の臓器収納
バッグに利用したものである。
手術に用いられるもので、腹腔あるいは胸腔などに、挿
入され、切除した臓器を取り入れ、取り入れた臓器を腹
腔鏡で観ながら、必要な処置などをその中ですることが
でき、また、切除臓器を中にいれたままで、バッグ全体
を、施術孔から取り出すこともできるものである。
バッグを用いると、臓器収納バッグの臓器受入口などの
開口部を適宜シールすると、その袋体内部に気体を注入
して、内部を膨らませた状態で、収容した臓器の処置な
どをすることができるので、腹腔鏡の視野も確保するこ
とができ、腹腔鏡下手術に適している。
は、膨張式枠縁を設けた臓器受入口を形成した柔軟な袋
体に、鉗子、内視鏡などの処置具挿入部を形成し、上記
膨張式枠縁には、立体裁断で生じるマチ部を設け、その
膨張式枠縁に流体を注入することによって、上記臓器受
入口を拡開させる構造としている。
て、膨張式枠縁を形成する場合に、膨張して立体形状に
なったときに、シート材に不均一な伸縮が生じないよう
に、立体裁断によって、マチ部を設けるようにしたもの
である。
体形状になるようにシート材を完全立体成形しておけ
ば、その立体形状が形成されるまでは、シート材の伸縮
による弾性力が、流体の注入を妨げることがなく、最も
低い圧力で、立体形状を形成し、臓器受入口を拡開する
ことができる。しかし、実際の生産加工技術上は、この
ようなことは困難で、平面状のシート材を立体裁断し
て、立体形状を形成するように、弛みなどのマチ部をも
うけるのがよく、こうすることによって、より低い圧力
で、膨張式枠縁を所定の形状に膨張させ、臓器受入口を
拡開させることができる。さらに、このマチ部は、折り
畳んで小さくできるように工夫されている。
限定されるものでなく、円形形状、楕円形状などであっ
てもよい。請求項2に記載の臓器収納バッグは、その拡
開形状に特徴を有するものであり、膨張式枠縁を設けた
臓器受入口を形成した柔軟な袋体に、鉗子、内視鏡など
の処置具挿入部を形成し、上記膨張式枠縁は、流体を注
入することによって多角形状に膨張して、上記臓器受入
口を拡開させる構造としている。
膨張した後は、さらに膨張させる場合に、その表面が比
較的に同じように伸長するので、低い圧力で済み、ま
た、角が立っているので、外力に対して変形しにくい。
式枠縁を設けた臓器受入口を形成した柔軟な袋体に、鉗
子、内視鏡などの処置具挿入部を形成した臓器収納バッ
グにおいて、上記膨張式枠縁は、流体を注入することに
よって膨張する複数のセグメントを連ねて円形又は多角
形状に形成して、上記臓器受入口を拡開させる構造とし
ている。
のセグメントに分割され、それぞれのセグメントに独立
に、あるいは適宜共通の流体注入用のチューブが設けら
れている。したがって、バッグが均一に膨張し易くなっ
ている。
て、上記膨張式枠縁は、その外周に適宜間隔でマチ部を
設けることによって、上記多角形状のコーナー部を形成
するようにしている。
うな部分をいう。例えば、2枚の長方形のシート材の周
辺部を単純に接着し、そのシート材の2枚のシートの間
に空気を注入すると、その空気の圧力とシート材の柔軟
性から、円柱状のものが形成される。しかし、一方のシ
ートだけを少し長いものを用い、その長さの分だけ、重
なり部分を設けて長さを揃えた状態で周辺部を接着して
から、そのシートの間に空気を注入すると、その重なり
部分の余分の長さだけ、その長いシート側は余分に外側
に突出し、結局、その部分がコーナー部を形成して、全
体としては、折れ曲がった円柱状のものが形成される。
この重なり部分をマチ部という。
ッグを形成し、その開口部分にさらにシート材を接着し
て中空の膨張式枠縁を作るのに、外周に適宜マチ部を設
けると、簡単に膨張したときに多角形状となる膨張式枠
縁を実現することができる。また、折り畳んだ時にかさ
ばることがなく、小さくまとめることができる。
マチ部の接合片が、上記コーナー部の内面側になるよう
にしている。
分に比べ多少固くなっており、そのような接合片が、バ
ッグの外側へ突出することがなく、腹腔や胸腔内部の人
体組織を損傷することがない。また、この接合片はコー
ナー部の内側に設けられた補強リブの役割も果たし、多
角形状のコーナー部を立て、全体形状の安定性を向上さ
せている。
せるときに、流体が注入される内部側をいう。
多角形状を、三角形状、四角形状、五角形状のいずれか
としたものである。
て、上記膨張式枠縁は、流体を注入したときに、その表
面がほぼ均等に膨張するようにしている。
状の場合、膨張すればするほど、断面形状の膨張に加
え、その形状の性質より、内径及び外径が大きくなる、
つまり、内周及び外周が大きくなるという性質を有して
おり、また、内径の膨張度合と外径の膨張度合は等しく
ない。円形形状でない、多角形状の場合、そのような断
面形状の膨張以外の表面の伸長という現象は少なく、ま
た、膨張の度合もあまり場所による差がない。
すると、低い圧力で膨張させることができると考えるに
至ったものである。
て、上記マチ部を蛇腹状とすることによって、多角形状
のコーナー部を形成するようにしている。
重ねてもうけることであり、同様の効果を得ることがで
きる。
て、上記膨張式枠縁は、複数の膨張式円柱状体を連通し
ている。
体を4つ、それぞれ小径でできるだけ短い流体通路によ
って連通したもので、この場合は、四角形状を形成した
場合の内側と外側の円柱状部の伸長度が等しく、より低
い圧力で膨張し、所定形状に達する。
て、上記膨張式枠縁は、多角形状のコーナ部を円弧形状
としている。
て、上記膨張式枠縁は、伸縮性の少ないシート材料によ
って形成されている。
後は、あまり余分の圧力をかけなくとも、その所定の形
状を強固に維持し、理想的な拡開形状が維持される。ま
た、膨張して余分の流体を蓄えることが少なく、万が
一、破裂したときにも、腹腔内へ漏れ出す流体量を最小
限に抑えることができ、圧力の影響も少なくすることが
できる。請求項12に記載の臓器収納バッグにおいて、
上記臓器受入口には、閉じ紐を通した複数の通孔を周設
した閉じ代片を付設している。
ができる。
て、上記閉じ代片には、掴み孔を穿設している。
どで、掴み孔を利用して、バッグを掴むことができ、把
持がし易く、はずれにくい。また、袋体の部分からは離
れているので、袋体を損傷することがない。
て、閉じ紐を結び目のないエンドレスに形成している。
く、バッグを閉じる支障とならない。請求項15に記載
の臓器収納バッグにおいて、上記処置具挿入部は、上記
袋体の臓器受入口に対向する側に設けられている。
取り入れるのに、その対抗する側に鉗子などの処置具の
挿入部が設けられているので、操作性がよい。
て、上記袋体の周壁には、、臓器受入口から処置具挿入
部方向に走る複数本の膨張式リブ枠を上記膨張式枠縁に
連通させて、配設した構造としている。
開すると同時に、バッグ全体もその拡開に沿って、丁
度、長さの短い(傾斜の急な)メガホン状に成形される
ので、臓器受入口が拡開すると同時に立ち上がり、臓器
を取り入れるのに都合がよい。
て、上記袋体は、厚さ50〜80ミクロンの丈夫で柔軟
なウレタンシートあるいはポリエチレンシートで形成さ
れている。
で、腹腔鏡手術の施術孔に用いられるトラカール(外套
管)内を通過させて腹腔内などに挿入することができ、
腹腔鏡手術に適している。
て、上記袋体は、透明あるいは半透明のウレタンシート
あるいはポリエチレンシートで形成されている。
腹腔鏡の視界を遮ることが少ないので、操作性がよい。
記袋体の袋部を2重構造としている。ここで、袋部と
は、袋体の膨張式枠縁を設けた臓器受入口、処置具挿入
部を除いた、主に臓器などを収容し処置を施すための部
分をいう。この臓器収納バッグは、そのような袋部を2
重構造としているので、破れにくく安全性が高い。
で処理している時に、万一、バッグが破損しても、2重
構造となっているので悪性腫瘍などが外部に漏れ出るこ
とを防ぐことができる。
記流体として、清浄空気、炭酸ガス、滅菌蒸溜水のいず
れかを注入するようにしている。
定まり維持されるので、使用流体の選択枝が増え、適用
範囲が広くなる。
記処置具挿入部には、挿入される処置具に合わせた挿入
孔を設けた受け口部材と、その挿入孔を必要に応じて気
密にシールするシール栓とを付設している。
することができ、その孔は、不使用時には、シール栓で
シールできるので、外部からの影響を少なくできる。請
求項22〜24では、請求項1〜21に記載の臓器収納
バッグを腹腔や胸腔内に挿入するための臓器収納バッグ
挿入具を提案しており、これらの臓器収納バッグを損傷
させないで、良好に、腹腔内などに挿入することができ
る。
器収納バッグ挿入具は、請求項1〜20に記載の臓器収
納バッグを折り畳んで、腹腔内に、その臓器収納バッグ
を挿入するためのガイドをするガイド筒と、その臓器収
納バッグを挿入するための押し軸で構成される。
は、請求項1〜20に記載の臓器収納バッグを折り畳ん
で、腹腔内に、その臓器収納バッグを挿入するためのガ
イドをするガイド筒と、その臓器収納バッグを挿入する
ための押し軸で構成される臓器収納バッグ挿入具であっ
て、上記ガイド筒には、上記臓器収納バッグの上記処置
具挿入部の末端をシールするシール機構が設けられ、上
記押し軸には、上記臓器収納バッグ挿入後、鉗子、内視
鏡などの処置具を上記臓器収納バッグ内に気密に挿入す
ることができる挿入孔が設けられている。
の外気などの影響を少なくするとともに、バッグ収納物
の漏れ出し、及びバッグを膨らませる気体などの漏れも
を防ぐことができる。
は、請求項21に記載の臓器収納バッグを折り畳んで、
腹腔内に、その臓器収納バッグを挿入するためのガイド
をするガイド筒と、その臓器収納バッグを挿入するため
の押し軸で構成される臓器収納バッグ挿入具であって、
上記押し軸には、上記受け口部材の形状に合わせたとき
には、その受け口部材を通過させる形状の合わせ孔が設
けられている。
まり込ませない限りは、押し軸の端面で保持され、その
挿入孔に処置具を通して作業ができ、作業後は、シール
栓でシールして、腹腔内に入れることができ、臓器収納
バッグを挿入するのに適し、また、シール性が優れ、腹
腔内などへの外気などの影響を少なくするとともに、バ
ッグ収納物の漏れ出しを防ぐことができる。
明の臓器収納バッグ及び臓器収納バッグ挿入具について
説明する。
いて説明する。
使用するために拡開した状態の概略斜視図、図2は、本
発明の臓器収納バッグの一例の外観平面図、図3(a)
は本発明の臓器収納バッグの臓器受入口付近の要部詳細
図、(b)はそのAA断面図である。
は臓器受入口、4は処置具挿入部、5はマチ部、6は閉
じ紐、7は閉じ代片、8は掴み孔、9はチューブ、10
はチェックバルブである。
するガイド筒と押し軸で、人体Eに切開された施術孔F
に通常設けられるトラカール(外套管。不図示。)の代
わりに施術孔Fに嵌め込まれ、バッグ1を腹腔G内へ挿
入するために用いられる。Aは鉗子、Bは摘出臓器であ
る。
G内に挿入して、折り畳んだ臓器収納バッグ1をガイド
筒11内部から露出させ、注射器(不図示)などをチェ
ックバルブ10に差しこみ、流体、例えば、清浄空気な
どを注入すれば、その流体は、チューブ9を通って、膨
張式枠縁2に注入され、この枠縁2は、その外周にマチ
部5が設けられているので、その作用により、低い圧力
で、しかも少ない流体量で、まず、コーナー部2aが形
成され、それに沿って、さらに注入される流体によっ
て、容易にかつ確実に、枠縁2が多角形状、この場合、
四角形状に形成される。
3の拡開形状を特に意識的に多角形状としたことを特徴
とし、このようにすることによって、従来の円形形状に
比べ、より低い圧力で、しかも少ない流体量で、容易か
つ確実に拡開することができ、また、外力による変形に
強く、腹腔鏡手術に適している。また、臓器受入口3の
形状が、真っ直ぐな辺を有する多角形状となるので、従
来の全周円形状に比べ、下部となる辺の安定性がよく、
摘出臓器Bを取り込むときの支障にもなりにくい。
滅菌蒸溜水など、腹腔内などに漏れ出しても、人体への
影響の少ないものを、適宜、選択することができ、適用
範囲がひろい。また、バッグの損傷によって漏れ出した
場合も、その量は少なく、人体への影響を最小限に抑え
ることができる。
1が腹壁に沿って拡開するので、腹腔内の狭い空間で
も、大きな開口部を得ることができ、摘出臓器Bを取り
込み安くなっている。
開されているので、押し軸11に設けられた挿入孔(不
図示)より、鉗子Aを挿入して、臓器受入口3を図示の
ようにセットし、鉗子Aにより臓器Bを掴み、バッグ1
内に引き込むことによって、容易に、摘出臓器Bをバッ
グ1内に取り込むことができる。
なもので、厚さ50〜80ミクロンの丈夫で柔軟なウレ
タンシートあるいはポリエチレンシートで形成されてお
り、折り畳んだときには、ガイド筒11内に収容するこ
とができ、押し軸12で折り畳んだバッグ1を腹腔内に
挿入して使用される。
の材質、厚みは、腹腔内への悪影響の無いこと、収納し
た摘出臓器の滲出成分が漏れ出さないこと、内部で鉗子
操作、細切操作などをしても容易には破損しない程度の
丈夫さ、化学的な安定性、また、トラカール内を通過さ
せることができる程度に折り畳めること、などを満たす
ものであれば、適宜選択することができる。
は半透明にすると、腹腔鏡下手術での唯一の「目」であ
る腹腔鏡の視野を妨げることが少なく、また、収納され
た摘出臓器をバッグ1外から見ることができ、逆に、バ
ッグ1内から腹腔鏡を用いて周囲臓器も見ることがで
き、バッグ1内の臓器を鉗子Aなどで処置中にバッグ1
外の臓器などを傷つけないように確認しながら操作でき
るので安全性が高く、腹腔鏡下手術に適している。
られ、バッグ1と同じ材料か、または、後述するよう
に、特に伸縮性を考慮した材料で形成され、生産技術的
理由により、通常は、バッグ1本体の外周にバンド状の
シート材を重ね合わせ、周囲を接着して形成される。本
発明では、この外周に重ね合わせて接着するシート材に
マチ部5を設けている点を特徴とするが、その構造、機
能については、後に詳述する。
器Bを取り入れた後、膨張式枠縁2を収縮させた後に、
臓器受入口3を閉じるために設けられており、その縁端
には、閉じ紐6を通した複数の通孔7aが周設されてい
る。この閉じ紐6を鉗子Aで掴み、引っ張り上げると、
臓器受入口3を閉じることができる。
ドレスとなっており、引っ張り上げられたときに、結び
目が通孔7aなどに引っ掛かったりせず、スムーズに閉
じることができる。
設けられており、鉗子Aで、臓器収納バッグ1を掴むと
きの引っ掛かりとなるものである。掴み孔8は、孔とし
て形成されているので、その孔が鉗子Aの把持部分の爪
に掛かり、把持が容易になると同時に、はずれにくくな
る。また、接着部分に設けられているので、この部分
は、他のシート材そのものの部分より、強度が高く、損
傷を受けにくい。さらに、臓器収納部分の袋部1aから
離れた部分であるので、仮に損傷をうけた場合でも、収
納物の漏れ出しの原因とはならず、安全性が高い。
注入具を差し込んだときには、流体の通過を可能とし、
流体注入具を取り外したときには、流体の通過を阻止す
る簡易な構造のバルブである。
注入あるいは抜き出しができ、流体注入具を取り外した
ときには、チューブ9と膨張式枠縁2内に充填された流
体が抜け出ないので、便利が良い。次に、本発明の特徴
とするマチ部及び多角形状について説明する。図4
(a)〜(d)は、膨張式枠縁に流体が注入され、マチ
部がコーナー部を形成する過程の概略説明図である。こ
の図4は、図3に示すマチ部5のBB断面を示すもの
で、そのマチ部5の断面が、流体の注入にともなって、
まずコーナー部2aを形成し、その後、所定形状を形成
していく状態を示すものである。
態のマチ部5断面を示している。この図では、見やすく
するために、膨張式枠縁2の内部に一定の空間があるよ
うに記載しているが、実際は、流体が全く注入されてい
ない状態では、偏平な状態である。
張式枠縁2の内側となる内側部2bに比べ、外側となる
外側部2cは、マチ部5の折り重なりの分だけ長くなっ
ている。また、このマチ部の折り重なりの形状は、図3
に示すように、三角形状、つまり、膨張式枠縁2の幅の
中心部で最も、折り重なりの量が多く、両端に向かうに
つれて小さくなるようにしている。これは、膨張式枠縁
2の材料であるシート材の柔軟性のため、膨張後の断面
形状が円形になるので、その円形になるのに無理がない
ように立体裁断したためである。
が注入される部分である。5a(図3も参照)はマチ部
5を形成するために、シート材を立体裁断し、その端部
を接合した場合に生じる接合片である。通常、ポリウレ
タンシートなどの場合は、熱溶着などするので、この接
合片5aは、他のシート材そのものの部分より、厚さが
増え、幾分か固くなり、また、構造的にも一定の剛性を
有している。
示している。マチ部5は、内側に折り畳まれており、接
合片5aもその内面部、つまり、内部2d側にあるの
で、その分だけ、空間もあり、また、伸び代もあること
になり、最初に、このマチ部5が突出するようになる。
れた状態を示している。この状態では、全体の形状が形
成される前に、すでに先に、コーナー部2aが形成され
ており、これに沿うような形で、全体の形状がほぼ出来
つつある。
を示している。この状態では、コーナー部2aが先導す
るような形で、その内側部にもコーナー部が形成され、
全体としても、多角形状が形成されている。
て、シート材を用いながら、簡単に、多角形状となる膨
張式枠縁2を形成することができる。また、図4(d)
に示すように、接合片5aが内面側になるようにしてい
るので、接合片5aが外側にでず、外側となる腹腔内
に、接合片5aが損傷を与えることがない。さらに、こ
の接合片5aは一定の剛性を有しているので、コーナー
部2aの内側のいわば、補強リブの役割も果たしてお
り、コーナー部2aの形状安定性にも貢献し、外力に対
して変形しにくくしている。つまり、生産技術的に不可
避的に生じる接合代である接合片を、逆に、構造体の一
部として、実に巧妙に利用していることになる。
のにマチ部を用いる一方法を示したが、柔軟性のあるシ
ート材を用いて、これを張り合わせ、その内部に流体を
注入して多角形状を形成する方法としては、これだけに
限られない。
る他の方法を示す概念図である。
おり、(a)は、シート材を切断し、張り合わせた状
態、(b)はそれを膨らませた状態を模式的に示すもの
である。ここでは、例として、四角形状を示している。
また、理解の補助のため、それぞれの概念図の側には、
断面図を付している。
形で囲まれた窓枠形状に切断し、その周辺部を張り合わ
せる。ここでは、張り合わせの接合代が、張り合わせた
内部になる場合を示しており、このような張り合わせ
は、現実には困難であるが、これは、概念説明のためで
あり、上記に説明した、接合片を外に出さない利点との
関係で、そのように表示したものである。
内部に流体を注入すると、図5(b)のように膨らみ、
四角形状が形成される。
方法に基づく臓器収納バッグ1Aの一例を示している。
受入口3Aを開口させた状態で示している。この臓器収
納バッグ1Aには、上記で説明した膨張式枠縁2Aの多
角形状形成方法に基づいて形成された膨張式枠縁2B
が、臓器受入口3A付近に、丁度、ツバのように張り出
して設けられており、このツバの外側への張り出しに対
応して、内側にも、ツバ状の張り出しが設けられてい
る。
これまで説明した膨張式枠縁2、2Aと同様に、より低
い圧力で、多角形状を形成し、臓器受入口3Aを多角形
状に拡開することができる。
まで例として挙げてきた四角形状だけには限られない。
図6(a)〜(l)は、そのような様々な膨張式枠縁の
多角形状を示す模式図である。
れ、三角、四角、五角、六角形状とした例である。それ
ぞれ、同様の効果を発揮する。理論的には、角数をもっ
と多くすることができるが、実用上は、六角形状程度が
限度であり、四角形状が、最も使い易い。
ー部が円弧形状となっているもので、ここでは、四角形
状、五角形状の例を示している。この場合も、同様の効
果を発揮する。
円弧形状となっているもので、ここでは、三角形状、四
角形状の例を示している。この場合も、同様の効果を発
揮する。
することによって、多角形状のコーナー部を形成するよ
うにしているもので、ここでは、四角形状、五角形状の
例を示している。蛇腹状とするとは、いわば、小さなマ
チを重ねてもうけることであり、マチ部の効果について
はすでに説明した通りであり、それを蛇腹状とした場合
でも、同様の効果を得ることができる。
状体を連通させることによって、膨張式枠縁としている
もので、ここでは、四角形状、五角形状の例を示してい
る。例えば、四角形状とする場合には、円柱状体2eを
4つ、それぞれ小径でできるだけ短い流体通路である連
通路2fで連通させている。このようにすると、四角形
状を形成した場合の内側と外側の円柱状部の伸長度が等
しく、より低い圧力で膨張し、所定形状に達し、余分な
膨張のために必要な流体量がより少ない。
的な考察は、まだ、十分には行われていない。発明者の
試行錯誤の実験から、推察されることは以下のことであ
る。
と、その円形の内外径も大きくなり、外周及び内周も長
くなり、その分だけ、シート材を円周方向に伸ばすため
の余分な弾性力が必要で、それに対抗して膨張させるた
めの余分な圧力が必要となる。これに対して、多角形状
の場合、原理的には、断面形状が膨張しても、その多角
形の各辺をなす円柱の長さ方向を伸ばすような余分な力
は発生しないと考えられる。したがって、多角形状の場
合、円形形状に比べて、より低い圧力で、断面形状を膨
張させることができると推察される。
となるものを連通させて形成するようにした、図6
(k)、(l)の膨張式枠縁が有利であることが予想で
きる。しかし、図6(k)、(l)の膨張式枠縁は、生
産技術的には製作の困難度が高く、それに見合う有意の
効果の差が期待できる場合には、採用の価値がある。
に膨張するようにすると、より低い圧力で、また、より
少ない流体量で、所定の形状を得ることができる。
に膨張しないようにすると、余分な圧力の上昇、余分な
流体量が必要なくなり、本発明の課題をより良く解決す
ることができる。したがって、臓器収納バッグの本体部
と同じ材料でなく、膨張式枠縁のみを、別に伸縮性の少
ないシート材で形成するようにすると、伸縮性が少ない
ため、所定の形状に達した後は、あまり余分の圧力をか
けないでも、その所定の形状を強固に維持し、理想的な
拡開形状が維持される。また、膨張して余分の流体を蓄
えることが少なく、万が一、破裂したときにも、腹腔内
へ漏れ出す流体量を最小限に抑えることができ、圧力の
影響も少なくすることができる。
枠縁の正面図、(b)は、そのAA断面図である。
(l)の膨張式枠縁を更に発展させたもので、4つに分
割したセグメント2Da〜2Deを連結して、このそれ
ぞれのセグメント2Da〜2Deを原則として独立のも
のとし、それぞれのセグメントに2Da〜2Deに個別
に分岐させたチューブ9Aを接続して、流体を供給する
ものである。このように複数の部分に分割したセグメン
トによって構成するようにすると、より低い圧力でそれ
ぞれのセグメント2Da〜2Deを均一に膨張させるこ
とができる。
した4つに限られるものではなく、また、形成される形
状も円形に限られるものではなく、図6の種々の形状と
同様に種々構成することができる。また、このようなセ
グメントは、独立させずに、適宜隣接されるセグメント
間を連通させてもよい。流体を供給するチューブも、結
果的に全てのセグメントに流体が供給されればよく、分
岐させる方法も、ここに説明した方法に限られない。
ついて説明する。
枠縁の別のマチ部の例の概念説明図で、(a)はマチ部
を設けた円形形状の膨張式枠縁の外観斜視図、(b)は
その断面図、(c)は膨張時の断面図である。
機能を説明するために、概念的に、膨張式枠縁の部分を
取り出したものである。また、マチ部5Bなどを解りや
すくするために、膨張式枠縁2C内に一定の空間を有し
た状態で表示しているが、実際には、膨張式枠縁2C内
に流体が注入されていない時には、偏平な状態となる。
と同様に、柔軟性のあるウレタンシートなどのシート材
で製せられるが、シート材を立体裁断して、膨張したと
きに円形ドーナツ状になるように形成され、その上部と
下部の間には、ちょうど、提灯を折りたたんだときにで
きる折り畳みのようなマチ部5Bが、内周と外周に設け
られ、そのマチ部5Bを形成したときにできるシート材
の接合片5bが、膨張式枠縁2Cの内面側になるように
している点が相違する。
を注入すると、膨張式枠縁2Cは膨張して、図8(c)
に示すように、全体として、ドーナツ状になり、その断
面は、円形形状となる。この場合、立体裁断せず、マチ
部5Bを設けずに、図5(a)の四角形状を円形形状と
した場合に比べ、より低い圧力で、簡単に膨張させるこ
とができる。その理由としては、膨張時の立体形状に合
わせて、シート材の余分な伸縮が発生しないように立体
裁断しているので、その伸縮による弾性力が、余分な膨
張圧力を要求しないためであると察せられる。
るようにしているので、その接合片5bで、腹腔内など
を損傷することがない。
ッグの他例を示す外観模式図である。
具挿入部4を袋部1aの臓器受入口3に対向する側に設
けるとともに、さらに臓器収納バッグ21の袋部1aの
側壁部にも、2箇所の処置具挿入部4を設けている。
置具挿入部4によれば、図1でも説明したように、その
挿入部4から鉗子を入れて、臓器受入口3から摘出臓器
Bをバッグ21内に取り入れるのに都合がよい。また、
それ以外の処置具挿入部4によれば、鉗子以外にバッグ
21内に取り込んだ摘出臓器Bを細切など処置する場合
に、腹腔鏡や、電気メス、臓器細切器などをトラカール
を介して挿入し、観察・操作するのに都合がよい。
1aの周壁には、臓器受入口3から処置具挿入部4方向
に走る複数本の膨張式リブ枠23を上記膨張式枠縁2に
連通させて、配設した構造としている。
で拡開すると同時に、バッグ全体もその拡開に沿って、
膨張式リブ枠23の膨張に伴い、丁度、長さの短い(傾
斜が急な)メガホン状に成形されるので、鉗子などで、
受入口3をわざわざ立ち上げないでも、臓器受入口3が
拡開すると同時に立ち上がり、臓器を取り入れるのに都
合がよい。これより、本発明の臓器収納バッグを腹腔や
胸腔内に挿入するための臓器収納バッグ挿入具について
説明する。
を構成する部品の一例を示す図であって、(a)はガイ
ド筒を示す縦断面図、(b)は押し軸を示す縦断面図、
(c)は袋止めキャップの一部破断図、(d)は鉗子ガ
イドを示す縦断面図である。
押し軸、13は袋止めキャップ、14は鉗子ガイドであ
って、全て、化学的な安定性、対人体の安全性、錆びが
発生しない特性から、ステンレス鋼で製されるが、その
他の剛性材料、例えば、ナイロンまたは硬質ポリ塩化ビ
ニルで製してもよい。臓器収納バッグ挿入具は、主とし
て、ガイド筒11、押し軸12、袋止めキャップ13で
構成され、鉗子ガイド14は、補助的に使用されるもの
である。
には段付きのツバが形成されており、そのツバの端面に
は、臓器収納バッグ1のチューブ9(図1)を通すため
の逃がし溝11aが形成されている。円筒体の外径は、
施術孔F(図1)に嵌まり込むような径となっている。
このガイド筒11の内径内部には、臓器収納バッグ1を
折り畳んで収容し、それから伸び出ているチューブ9
は、逃がし溝11aを通して、導き出されるようになっ
ている。
内径に嵌まり込ませることができるようになっており、
円筒体の外周の両側にはツバが形成されている。その片
側のツバの外径は、ちょうど、ガイド筒11の内径に隙
間なく嵌まり込む径になっており、このツバの側を先頭
にしてガイド筒11に挿入することによって、ガイド筒
11内に折り畳んで収容された臓器収納バッグ1を、押
し出すことができる。また、このツバの外周には、臓器
収納バッグ1から伸び出しているチューブ9を逃がす、
逃がし溝12cが設けられている。
1の内径より十分大きく、押し軸12をガイド筒11に
嵌まり込ませたときには、ツバ12dによって、それ以
上の嵌まり込みが阻止される。そのツバ12dの内径に
は、そのツバ12dの端面から内径に向かうテーパー部
メス12aが形成され、その外周には、ガイドピン12
bが2箇所形成されている。
ドピン12b側のツバ12dに被せて用いられる。袋止
めキャップ13は、大きく分けて、キャップ外体13a
とキャップ内体13cから構成され、キャップ外体13
aとキャップ内体13cは、相互に、軸方向には固定さ
れ、その軸回りには回転可能に係合されている。したが
って、キャップ内体13cを回動させずに、キャップ外
体13aだけを回動させてることができる。
ツバを有する円筒形状をしており、そのツバのない円筒
部分は、押し軸12のガイドピン12bを有したツバ1
2dに被せられ、その円筒部分には、その端面から切り
込まれ、軸方向に沿う直溝とそれに続くテーパー溝で構
成されるガイド溝13bが2箇所形成され、このガイド
溝13bにガイドピン12bが嵌まり込むようになって
いる。
aのツバ側の内径部分に係合し、その反ツバ側外径に
は、押し軸12のテーパー部メス12aに対応したテー
パー部オス13dが形成され、袋止めキャップ13を押
し軸12に被せたときには、テーパー部メス12aとテ
ーパー部オス13dが嵌合するようになっている。ま
た、このテーパー部オス13dには、適所に溝が設けら
れ、その溝にOリング13eが嵌め込まれている。
14の軸部や、鉗子などを隙間なく貫通させることので
きる挿入孔13fとなっており、その適所には、鉗子な
どを貫通させたときに、シール機能を発揮するシールリ
ング13gが設置されている。
向にコの字に折り曲げた形状のツバ14bの底辺部14
b1の中心から、パイプ軸14aを立てたような形状を
しており、押し軸12の中に挿入して、臓器収納バッグ
1をガイド筒11内に折り畳んで収納する際の案内の役
割をするとともに、そのパイプ内部に鉗子の本体軸部を
挿入することができるようにしたものである。
14aを立設させた底辺部14b1と、この底辺部14
b1の両端からパイプ軸14a方向に平行に伸びる側辺
部14b2から成る。この側辺部14b2の終端を終端
14b3、パイプ軸14aの底辺部14b1側の端部を
端部14a1、他端を端部14a2とする。
ール機構の説明図であって、(a)は臓器収納バッグの
処置具挿入部を押し軸に通した状態、(b)は袋止めキ
ャップでその挿入部の末端を固定する前の状態、(c)
はその断面、(d)は固定後の状態、(e)はその断面
を示す図である。
の末端を押し軸12の内部を通過させて、その末端を押
し軸12のツバの外周を覆うように折り返し、その部分
に袋止めキャップ13を被せる(図11(a))。
袋止めキャップ13のガイド溝13bを嵌め込む(図1
1(b)、(c))。
させると、そのガイド溝13bとガイドピン12bとの
係合と、ガイド溝13bのテーパ形状の作用により袋止
めキャップ13全体は、図の矢印13Aの方向、つま
り、押し軸12に近づくように動く(図11(d))。
に係合されたキャップ内体13cは回動せず、矢印13
Aの方向にのみ移動する。この移動に伴い、押し軸12
のテーパー部メス12aに、それに嵌まり合う形状のキ
ャップ内体13cのテーパー部オス13dが接近し、そ
のテーパー部オス13dに設けられたOリング13eに
より、その間に挟まれた処置具挿入部4の末端が押し軸
12に固定され、また処置具挿入部4と袋止めキャップ
13との間のシールも保たれる(図11(e))。
13fに、鉗子ガイド14のパイプ軸あるいは鉗子の本
体軸部を挿入すると、挿入孔13fに設けられたシール
リング13gの作用により、袋止めキャップ13と鉗子
ガイド14あるいは鉗子の本体軸部との間のシールが保
たれ、また、鉗子ガイド14に鉗子の本体軸部を挿入す
る場合には、この鉗子ガイド14と鉗子の本体軸部との
シールも保たれる。
部4の固定と臓器収納バッグ1の内部の気密性が保たれ
る。また、シール性が優れているので、バッグ1を膨ら
ませる炭酸ガス等の流体の外部への漏れがなく、腹腔内
などへの外気などの影響も少なくすることができる。次
に、本発明の臓器収納バッグのさらに他の例と、その臓
器収納バッグ用の臓器収納バッグ挿入具とについて説明
する。
ッグのさらに他例を示すもので、(a)は要部断面を示
した外観模式図、(b)はシール栓の正面図である。こ
の図については、これまで説明した臓器収納バッグと同
一の部分については、同じ符号を付して、説明を省略す
る。
明したものに比べ、処置具挿入部4Aが短寸であって、
受け口部材15が設けられ、その挿入孔15aに嵌め込
まれるシール栓16が用意されている点が相違する。こ
れらの受け口部材15、シール栓16は、シリコンゴム
などの安全性の高い軟質ゴムで製され、シール性が高
い。
処置具の外径に合わせた径となっており、処置具を入れ
る時や、処置具を入れて操作している時に、余分な外気
の侵入を防ぐことができる。また、必要な処置が済んだ
後には、処置具を引き抜いた後、シール栓16を嵌まり
込ませることによって、臓器収納バッグ1B内の収納物
の漏出、外気からの汚染物の侵入を阻止することができ
る。
に用いられる本発明の臓器収納バッグ挿入具の他例を示
すもので、(a)はガイド筒、(b)は押し軸、(c)
は挿入具を挿入可能とした状態を示す図である。なお、
図13(b)では、理解を容易にするため、中央の縦断
面図に加え、その左側に左側面図、右側に右側面図も合
わせて示し、図13(c)では、左側の使用状態を示す
断面図に加え、その右側に右側面図も合わせて示してい
る。
同様の構造をしており、同様にチューブ9の逃げ溝17
aを有し、折り畳んだ臓器収納バッグ1Bを収容する。
の構造をしており、逃がし溝18bが設けられ、相違す
るのは、ツバの内径がテーパー部となっておらず、長方
形形状の合わせ穴18aが設けられている点である。
Bの処置具挿入部4Aに設けられた受け口部材15の外
径形状、ここでは長方形形状に合わせた形状となってお
り、その形状を合わせることによって、受け口部材15
を通過させることができる。したがって、臓器収納バッ
グ1Bの処置具挿入部4Aを押し軸18の内径を通すと
きには、受け口部材15と合わせ穴18aの形状を合わ
せて、この合わせ穴18aから、受け口部材15を取り
出し、その後は、図13(c)に示すように、これらの
形状が合わないようにしておくと、受け口部材15は、
合わせ穴18aに嵌まり込んでしまうことがなく、挿入
孔15aに処置具を入れての操作に集中できる。
前記のシール栓16を嵌めておくと、外気の侵入を防
ぎ、また、バッグ1Bの収納物の漏れ出しを防ぐことが
でき、受け口部材15の外形形状と合わせ穴18aの形
状を合わせると、受け口部材15を押し軸18内に入れ
ることができ、腹腔内へ、臓器収納バッグ1Bを入れる
ことができる。これより、本発明の臓器収納バッグと臓
器収納バッグ挿入具の使用方法の一例を説明する。
納バッグを用いた摘出臓器取り出しの手順を示す説明図
で、図14(a)は臓器収納バッグの処置具挿入部を押
し軸に通した状態、(b)は袋止めキャップでその挿入
部の末端を固定した状態、図15(c)は鉗子ガイドを
挿入する状態を示す図である。
だ状態、(e)は折り畳んだ臓器収納バッグの先端を折
りまげる状態、図17(f)は折り畳んだ臓器収納バッ
グをガイド筒に収納する状態、(g)は臓器収納バッグ
の使用前のセット状態を示す図、図18(h)は、臓器
収納バッグをセットしたガイド筒を腹腔鏡手術下の人体
腹部に挿入する状態を示す図、図19(i)は押し軸に
より臓器収納バッグを腹腔内に挿入する状態を示す図、
図20(j)は臓器を取り込んだ後、閉じ紐を引いて、
臓器受入口を閉じさせている状態を示す図、図21
(k)は施術孔から、トラカールを引き抜くと同時に臓
器受入口を体外へ取り出す状態を示す図、図22(l)
はトラカールカフをセットした後、炭酸ガスにより臓器
収納バッグを膨らます状態を示す図、図23(m)は処
置後、袋止めキャップをはずす状態を示す図、図24
(n)は処置具挿入部を結び、臓器収納バッグ内の体液
などが漏れ出すのを防いでいる状態を示す図、図25
(o)は臓器を収納した状態で、臓器収納バッグを取り
出す状態を示す図である。
を押し軸12に通す(図14(a))。次に、挿入部4
の末端を押し軸12のツバを覆うように折り返し、袋止
めキャップ13で固定する(図14(b))。こうし
て、図11で説明したように、袋止めキャップ13を嵌
め込み、回動させるだけで、挿入部4の押し軸12への
固定と臓器収納バッグ1の内部のシールを同時に簡単に
することができる。その後、鉗子ガイド14を、鉗子ガ
イド14のツバ14bの底辺部14b1と袋止めキャッ
プ13が接するまで、押し軸12に挿入する(図15
(c))。
は、押し軸12のツバ12dとこれに嵌め込んだキャッ
プ13の長手方向の幅より長い。これは後述のように、
鉗子ガイド14を押していき、前記ツバ14bの側辺部
14b2の終端14b3がガイド筒11のツバに接して
止まって、臓器収納バッグ1の開口の拡開を行った後
に、さらに押し軸12のみを臓器に向けて押し出し、臓
器を収納していく距離を確保するためである。
した状体で、臓器収納バッグ1を小さく折り畳み(図1
6(d))、折り畳んだ臓器収納バッグ1の先端を折り
まげ(図16(e))、その折りまげ部と押し軸12の
先端の逃がし溝12cが入る位置まで、鉗子ガイド1
4、押し軸12、臓器収納バッグ1を一体的にガイド筒
11に収容する(図17(f))。こうして、臓器収納
バッグ1は、図17(g)に示すような状態で、ガイド
筒11の内部にセットされる。
ド筒11を、人体Eの施術孔FにトラカールCの代わり
に嵌め込む(図18(h))。図において、Dは腹腔鏡
である。その後、鉗子ガイド14を臓器に向けて押し込
むと、同時に押し軸12が押され、これにより臓器収納
バッグ1が腹腔G内の臓器に向けて押し出される(図1
9(i))。
だ臓器収納バッグ1がそれ自体の弾性により折り畳まれ
ない状態に復元する。鉗子ガイド14は、前記ツバ14
bの側辺部14b2の終端14b3がガイド筒11のツ
バに接して止まるが、この時、鉗子ガイド14のパイプ
軸14aの長さは腹腔の安全を確保するため、ガイド筒
11から腹腔内に突出しないよう設定されている。
2に流体を注入して、臓器受入口3を拡開させ、さらに
押し軸12のみを摘出臓器B側へ押し込んだ後、摘出臓
器Bを取り込むが、これについては、すでに、図1を用
いて説明した。
り込んだ後は、流体を膨張式枠縁2から抜き出して、膨
張式枠縁2を収縮させ、閉じ紐6を引いて、臓器受入口
3を閉じる(図20(j))。
くと同時に、臓器受入口3を体外へ取り出す(図21
(k))。
バッグ1と外套管Cの間にセットし、まず、トラカール
カフCAの2つの滅菌蒸留水注入口より、それぞれ滅菌
蒸留水を注入し、トラカールカフCAを膨張させ、外套
管C、臓器収納バッグ1、施術孔F間の気密が保持され
るようにし、外套管Cのガス注入口より、炭酸ガス(C
O2)を注入して、腹腔G内の臓器収納バッグ1の内部
を膨張させる(図22(l))。こうすることによっ
て、バッグ1に一定の空間ができ、腹腔鏡の視野も確保
することができると共に、処置がしやすくなる。
めキャップ13をはずし、臓器収納バッグ1の処置具挿
入部4が、腹腔G内に入れることができるようにする
(図23(m))。
閉じ、臓器収納バッグ1内の体液などが漏れ出すのを防
ぐ(図24(n))。
入部4を腹腔G内に入れ、摘出臓器Bを収納した状態
で、臓器収納バッグ1を施術孔Fから取り出す(図25
(o))。
収納バッグ挿入具によれば、簡単に、かつ安全に、臓器
収納バッグを腹腔内などに挿入でき、簡単、確実に、低
い圧力で、かつ、少ない流体量で、臓器受入口を拡開で
き、また変形しにくく、摘出臓器の取り込みなどが迅速
にでき、腹腔鏡下手術に適している。これより、本発明
の臓器収納バッグと臓器収納バッグ挿入具の更に他例に
ついて、図面を用いて説明する。
ッグの外観平面図である。以下の説明においても、これ
までに説明したものと同じ部分については、同じ符号を
付して重複説明を省略する。
納バッグ1に比べて、袋部1aに折り畳み用の折線1b
が形成されている点が異なり、また、処置具挿入部4と
袋部1aの長手中心線のなす角αが相違している。
が、袋部1aの素材となっているシート材に、目安とし
て折れ目が解る程度に形成されたもので、この例では、
袋部1aの長手軸方向と平行な折線1baとこれに直交
する方向の折線1bbとがある。
交する方向の外周を6等分する様に形成され、この図で
は、その片面側だけが見えている。この折線1baは、
後述するように、ガイド筒に挿入するために、臓器収納
バッグ1Cを折り畳む時の目安となる程度のもので、こ
こでは、6等分の例を示したが、折り畳み方によって適
宜設定されるものである。
に、その折線1bbから後ろの側を折り畳む目安となる
もので、袋部1aの長手軸方向に直交する方向の外周全
周に渡って形成されている。
なす角αは、図2の臓器収納バッグ1では、特に示して
いないが、150度〜160度程度であったが、この臓
器収納バッグ1Cでは、90度〜100度程度に設定し
ている。このような角度にしたのは、図21(k)、図
22(l)から解るように、臓器収納バッグ1を腹腔内
にセットした時、一方の施術孔に挿入された収納バッグ
1Cの処置具挿入部4と、他方の施術孔から引き出され
る臓器受入口3との間の収納バッグ1Cの位置関係が、
施術孔の位置関係と同様になるようにして、収納バッグ
1Cにたるみをなくし、しわが生じないようにしたもの
である。
で、種々の処置を行う場合、このたるみが腹腔鏡Dの視
野の障害となることが少なく、また、種々の処置具に引
っ掛かることがすくなく、バッグ1Cの破損の可能性が
少なくなる。また、臓器収納バッグ1Cの処置空間が確
保され、処置が行いやすくなる。
4aは、後述するように、この部分を押し軸に挿入し、
折り返して袋止めキャップでシールする際の折り返し位
置の目印となるもので、適当な着色手段で、目印となる
着色がなされているものである。
の更に他例のA1断面図、(b)は外観平面図である。
収納バッグ1Cに比べて、袋体の部分が、(a)の断面
図、(b)の平面図でも示しているように、2重構造の
袋部1Daと成っている点が相違する。
バッグ1Dの臓器を収容する袋部1Daが、腹腔鏡下手
術において、万一、内側あるいは外側の一方の袋体が破
れても、収容された臓器などの悪影響が腹腔内に及ばな
いようにしたものである。こうして、腹腔鏡下手術の安
全性が更に高まる。
7の臓器収納バッグ1Dを、腹腔内に挿入するのに使用
するガイド筒11A、グリップ栓11B、パイプガイド
12Bを備えた押し軸12A、折り畳み用キャップ12
C、袋止めキャップ13A、鉗子ガイド14Aについて
説明する。これらは、先に、図10で説明したガイド筒
11、押し軸12、袋止めキャップ13、鉗子ガイド1
4に対応するもので、異なる点のみ詳しく説明する。
正面図、(b)はガイド筒の一部断面の正面図、(c)
はグリップ栓をガイド筒に組み込んだ状態の一部断面の
正面図である。図28(a)には、グリップ栓を前方か
ら見た図も合わせて示している。
は用いられていないもので、ガイド筒11Aに挿入して
用い、先端に丸尖り部11Baを備えて、後端は掴み易
いようにグリップ部11Bbを備え、ガイド筒11Aに
挿入した状態で、掴んで操作しやすく、また、丸尖り部
11Baによって、施術孔に挿入しやすくしている。
に比べ、外径に設けられた螺旋部11Aaによって、施
術孔で無理なく挿入することができるようになってお
り、また、内径にはシールのためのOリング11Abが
設けられており、グリップ栓11Bを挿入したときに、
気密を保持できるようになっている。
め凹部11Acが設けられ、ここにグリップ栓11Bの
グリップ部11Bbの先端に設けられた回り止め突起1
1Bcが嵌まり込んで、ガイド筒11Aに挿入したグリ
ップ栓11Bで、施術孔に挿入したガイド筒11Aを共
回動させ、その螺旋部11Aaの働きによって、腹部に
負担をかけることなく、ガイド筒11Aを施術孔に挿入
することができるようになっている。
軸、折り畳み用キャップをセットした状態の縦断面図、
(b)はパイプガイドを備えた押し軸の縦断面図、
(c)は折り畳み用キャップの縦断面図である。図29
(b)には、パイプガイドを前面から見た図も合わせて
示している。
押し軸12の先端部と同様のパイプガイド12Bを先端
に備え、小突起12Aaaを備えた翼板12Aaを両側
に張り出させた受け口円筒12Abを他端に備えてい
る。この受け口円筒12Abの入口部は、押し軸12の
テーパー部メス12aと同様のテーパー部メス12Ad
が形成され、受け口円筒12Abの外周には、ガイド突
起12Acが2箇所、円周上の対向する位置に設けられ
ている。
その筒長さの半分程度が押し軸12の先端に取り付けら
れるように内径に肉厚となっており、この肉厚部の外径
に雄ネジ部12Baが形成されている。その雄ネジ部1
2Baをふくんで、筒状態の筒長さ全体にわたって、臓
器収納バッグ1C,1Dのチューブ9を逃がすための逃
がし溝12Bbが設けられている。
は、薄肉円筒状のもので、その内径の一部には、上記パ
イプガイド12Bの雄ネジ部12Baにネジ係合する雌
ネジ部12Caが形成されている。この折り畳み用キャ
ップ12Cは、パイプガイド12Bの先端にセットされ
る折り畳んだ臓器収納バッグ1C,1Dを、根元部でそ
の折り畳みが維持されるようにカバーするものである
が、パイプガイド12Bの雄ネジ部12Baにネジ係合
させて、その係合が外れるまで奥の方へねじ込んでおい
て、また、ネジ戻して使用してもよいし、折り畳んだ臓
器収納バッグ1C,1Dの先端からはめ込んで、パイプ
ガイド12Bの雄ネジ部12Baにネジ係合させて使用
するようにしてもよい。
の正面図、 (b)は鉗子ガイドの縦断面図である。こ
れらの図30(a)、(b)には、それぞれ前方から見
た図を合わせて示している。
図10の袋止めキャップ13に比べて、テーパー部オス
13Abaを備えたキャップ内体13Abの内径にシー
ル機構がなく、代わりに、シールリング13Aeを備え
たシールキャップ13Adを、このキャップ内体13A
bの入口側に外嵌している点が相違する。シールキャッ
プ13Adに設けられた押さえ板13Afは、シールリ
ング13Aeを押さえている。シールリング13Aeの
内径は、鉗子ガイド14Aのパイプ軸14Acの外径に
対して気密を維持するようになっている。13Acは、
図10の袋止めキャップ13のOリング13eと同様の
Oリングである。
13Aaは、図10の袋止めキャップ13のキャップ外
体13aと同様である。このキャップ外体13Aaのガ
イド溝13Aaaには、押し軸12Aのガイド突起12
Acが嵌まり込むようになっている。
0の鉗子ガイド14と同様のツバ14Aa、底辺部14
Ab、パイプ軸14Acから構成され、同じ役割を果た
すものである。
納バッグを臓器収納バッグ挿入具に収納する手順を説明
するもので、上述した図14(a)〜図16(e)に対
応するものであり、異なる点のみ、詳しく説明する。こ
の手順では、臓器収納バッグ1Cを用いて説明している
が、臓器収納バッグ1Dの場合も、ほぼ、同様の手順と
なる。
ガイド12Bの逃げ溝12Bbにチューブ9が嵌まるよ
うにしながら、パイプガイド12Bを臓器収納バッグ1
Cの処置具挿入部4の首部外周に嵌め込み、ついで、処
置具挿入部4に押し軸12Aを挿入して、処置具挿入部
4の端部を折り返して、袋止めキャップ13Aを被せ、
そのシール機構によって、押し軸12A、袋止めキャッ
プ13Aと処置具挿入部4の間のシールが保たれるよう
にする。
12Bによって、チューブ9が押し軸12Aの先端部の
位置になるように支持される。この状態で、鉗子ガイド
14Aを、袋止めキャップ13Aに挿入する。
収納バッグ1Cの臓器受入口3の前縁に直交する方向に
なるように、処置具挿入部4、そこにセットした押し軸
12A、袋止めキャップ13A、鉗子ガイド14Aの方
向を維持しながら、折線1bbの後ろ側の部分全体が、
袋部1aの内側に入り込むように折り込んでいく。
線1bbの後ろ側の部分全体が、完全に折線1bbより
前の袋部1a部分に折り込まれてしまうようにする。な
お、この図32(c)は、図32(b)を上から見た所
で、その方向から見て、平面状態になるように折り畳ま
れている状態を示している。
り畳むための目安となる折線1bが形成されているの
で、折り畳みし易く、また、この折線1bを経験的に最
も適切な折り畳み方になるように形成しておけば、理想
的な状態に臓器収納バッグ1Cを折り畳むことができ
る。
1baを目安として、図32(c)で折り畳まれた袋部
1aを更に、三つ重ねに折り畳む。図33では、この三
つ重ねに折り畳んだ状態を示すD視図も示している。
用いて、臓器収納バッグ1Cの袋部1aを更に折り畳ん
で、後述するガイド筒11Aに入れ込むことができるよ
うにする。
A、袋止めキャップ13A、鉗子ガイド14Aをセット
し、折り畳んだ状態の臓器収納バッグ1Cの正面図、
(f)は平面図を示している。
うにしてセットされた臓器収納バッグ1Cを、腹腔内に
挿入して、摘出臓器を収納する手順を説明するもので、
上述した図17(f)〜図20(j)及び図1に対応す
るものであり、異なる点のみ、詳しく説明する。
プ栓11Bを嵌め込んで、外気の侵入などを封止するよ
うにした状態のガイド筒11Aを、このグリップ栓11
Bのグリップ部で把持して、トラカール(外套管)Cの
代わりに、施術孔Fに挿入する。
11のように施術孔Fに接触する部分が直筒状ではな
く、通常のトラカール(外套管)Cのように、螺旋部1
1Aaになっているので、施術孔Fに挿入して行くとき
に回転させながら挿入することによって、腹壁Eに余分
な圧力をかけることがない。また、グリップ栓11Bで
外気の侵入を避けることができる。更に、このグリップ
栓11Bは、ガイド筒11Aと一体になって、回り止め
11Ac,11Bcの作用により共回動し、所定の施術
孔Fに挿入するのに、操作性が良い。
器収納バッグ1Cの準備ができた時に初めて、図36
(h)に示すように、グリップ栓11Bを抜き去り、素
早く、セットされた臓器収納バッグ1Cをガイド筒11
Aに入れ込む。
ガイド14Aを押し込んで、折り畳みキャップ12Cの
中に折り畳まれている臓器収納バッグ1Cの袋部1a部
分を押し出して、腹腔G内に挿入し、図37(j)に示
すように、チェックバルブ10から、膨張式枠縁2に流
体、この例では清浄水を注入すると、この膨張式枠縁2
は、少ない流体量、少ない流体圧力で、腹壁Eに沿った
形で四角形状に拡開し、摘出臓器Bを、鉗子ガイド14
Aに設けた貫通孔を通して鉗子Aを操作することによっ
て、簡単に、臓器収納バッグ1Cの袋部1a部分に引き
込むことができる。
出臓器Bを臓器収納バッグ1Cに収納後、袋止めキャッ
プ13Aと押し軸12Aとを押して、折り畳みキャップ
12Cの中に折り畳まれていた臓器収納バッグ1Cの残
部を押し出した後は、別のトラカールCから鉗子Aを入
れて、臓器収納バッグ1Cの閉じ代片7に備えられた閉
じ紐6を引き上げて、臓器受入口3を閉じる。
(o)を用いて、すでに説明した手順と同様にして、臓
器収納バッグ1Cに摘出臓器Bを収納した状態のまま
で、臓器収納バッグ1Cを、腹腔G内から、腹腔G外へ
取り出すことができる。
臓器収納バッグ挿入具によれば、簡単に、かつ安全に、
臓器収納バッグを腹腔内などに挿入でき、簡単、確実
に、低い圧力で、かつ、少ない流体量で、臓器受入口を
拡開でき、また変形しにくく、摘出臓器の取り込みなど
が迅速にでき、腹腔鏡下手術に適しているという効果に
加え、臓器収納バッグの折り畳み、収納、取り扱いがよ
り簡単になり、また、人体への負担が少なく、外気の影
響も受けにくく、より安全に、かつ短時間で、摘出臓器
を体外へ取り出すことができる。
項1〜19に記載の臓器収納バッグによれば、従来全く
省みられなかった膨張式枠縁の形成方法と臓器受入口の
拡開形状に注目し、シート材を立体裁断して膨張式枠縁
を形成し、これを円形又は多角形状に拡開させること
で、より低い圧力で、しかも少ない流体量で臓器受入口
を拡開できるようにした。
手術に用いられるもので、腹腔あるいは胸腔などに、挿
入され、切除した臓器を取り入れ、さらに必要な処置な
どをその中で、取り入れた臓器を腹腔鏡で見ながらする
ことができ、また、切除臓器を中にいれたままで、バッ
グ全体を、施術孔から取り出すこともできるものであ
る。
バッグを用いると、臓器収納バッグの臓器受入口などの
開口部を適宜シールすると、その袋体内部に気体などを
注入して、内部を膨らませた状態で、収容した臓器の処
置などをすることができるので、腹腔鏡の視野も確保す
ることができ、腹腔鏡下手術に適している。
は、膨張式枠縁を設けた臓器受入口を形成した柔軟な袋
体に、鉗子、内視鏡などの処置具挿入部を形成し、上記
膨張式枠縁には、立体裁断で生じるマチ部を設け、その
膨張式枠縁に流体を注入することによって、上記臓器受
入口を拡開させる構造としているので、膨張時に不均一
な伸縮が生じにくく、より低い圧力で、膨張式枠縁を所
定の形状に膨張させ、臓器受入口を拡開させることがで
きる。
拡開形状に特徴を有するものであり、膨張式枠縁は、流
体を注入することによって多角形状に膨張して、上記臓
器受入口を拡開させる構造としているので、その所定の
多角形状にまで膨張した後は、さらに膨張させる場合
に、その表面が比較的に同じように伸長するので、低い
圧力で済み、また、角が立っているので、外力に対して
変形しにくい。
ば、膨張式枠縁が複数のセグメントに分割されているの
で、低い圧力でも均一に膨張し易くなっている。
ば、上記膨張式枠縁は、その外周に適宜間隔でマチ部を
設けることによって、上記多角形状のコーナー部を形成
するようにしているので、そのコーナー部によって、多
角形状が形成され易くなるとともに、より低い圧力で済
み、また、多角形状を形成する膨張式枠縁を簡単に実現
でき、外力に対して変形しにくい。
ば、上記マチ部の接合片が、そのマチ部の内面側になる
ようにしているので、熱圧着などで接着された接合片
が、バッグの外側へ突出することがなく、腹腔や胸腔内
部の人体組織を損傷することがなく、また、その接合片
がコーナー部の内部補強リブとしても機能し、形状安定
性がよく、より変形しにくい。
ば、上記多角形状を、三角形状、四角形状、五角形状の
いずれかとしているので、実用的に便利である。
ば、上記膨張式枠縁は、流体を注入したときに、その表
面がほぼ均等に膨張するようにしているので、低い圧力
で膨張させることができる。
ば、上記マチ部を蛇腹状とすることによって、多角形状
のコーナー部を形成するようにしているので、いわば、
小さなマチを重ねてもうけるのと同じであり、上記マチ
部と同様の効果を得ることができる。
ば、上記膨張式枠縁は、複数の膨張式円柱状体を連通し
ているので、四角形状を形成した場合の内側と外側の円
柱状部の伸長度が等しく、より低い圧力で膨張し所定形
状に達する。
ば、上記膨張式枠縁は、多角形状のコーナ部を円弧形状
としているので、上記マチ部と同様の効果を得ることが
できる。
ば、上記膨張式枠縁は、伸縮性の少ないシート材料によ
って形成されているので、所定の形状に達した後は、あ
まり余分の圧力をかけないでも、その所定の形状を強固
に維持し、理想的な拡開形状が維持される。また、膨張
して余分の流体を蓄えることが少なく、万が一、破裂し
たときにも、腹腔内へ漏れ出す流体量を最小限に抑える
ことができ、圧力の影響も少なくすることができる。請
求項12に記載の臓器収納バッグによれば、上記臓器受
入口には、閉じ紐を通した複数の通孔を周設した閉じ代
片を付設しているので、閉じ紐でバッグの臓器受入口を
閉じることができる。
ば、上記閉じ代片には、掴み孔を穿設しているので、腹
腔内で、腹腔鏡で観察しながら、鉗子などで、掴み孔を
利用して、バッグを簡単に掴むことができ、はずれにく
く、また袋体を損傷することがない。
ば、閉じ紐を結び目のないエンドレスに形成していて段
がなく、通孔内をスムーズに移動でき、バッグを閉じる
支障とならない。請求項15に記載の臓器収納バッグに
よれば、上記処置具挿入部は、上記袋体の臓器受入口に
対向する側に設けられているので、鉗子などの処置具の
操作性がよい。
ば、上記袋体の周壁には、、臓器受入口から処置具挿入
部方向に走る複数本の膨張式リブ枠を上記膨張式枠縁に
連通させて、配設した構造としているので、バッグ全体
も臓器受入口の拡開に沿って、丁度、長さの短い(傾斜
が急な)メガホン状に成形されるので、臓器受入口が拡
開すると同時に立ち上がり、臓器を取り込むのに都合が
よい。
ば、上記袋体は、厚さ50〜80ミクロンの丈夫で柔軟
なウレタンシートあるいはポリエチレンシートで形成さ
れているので、折り畳んで、腹腔鏡手術の施術孔に用い
られるトラカール内を通過させて腹腔内などに挿入する
ことができ、腹腔鏡手術に適している。
ば、上記袋体は、透明あるいは半透明のウレタンシート
あるいはポリエチレンシートで形成されているので、中
身を見ることができ、またバッグ自身が腹腔鏡の視界を
遮ることが少ないので、操作性がよい。
ば、上記袋体の臓器などを収容し処置を施すための袋部
を2重構造としているので、破れにくく、バッグ内の腫
瘍や体液がバッグ外に漏れ出すことを防ぐことができ、
安全性が高い。
ば、上記流体として、清浄空気、炭酸ガス、滅菌蒸溜水
のいずれかを注入するようにしているので、使用流体の
選択枝が増え、適用範囲が広くなる。
ば、上記処置具挿入部には、挿入される処置具に合わせ
た挿入孔を設けた受け口部材と、その挿入孔を必要に応
じて気密にシールするシール栓とを付設しているので、
挿入孔によって、処置具との隙間を少なくすることがで
き、その挿入孔は、不使用時には、シール栓でシールで
きるので、外部からの影響が少なく、バッグ内を膨らま
せている炭酸ガスなどの漏れがなく、またバッグ内から
の体液などの漏出を防止できる。請求項22〜24に記
載の臓器収納バッグ挿入具によれば、請求項1〜21に
記載の臓器収納バッグを腹腔や胸腔内に損傷させない
で、良好に挿入することができる。
器収納バッグ挿入具よれば、請求項1〜20に記載の臓
器収納バッグを折り畳んで、腹腔内に、その臓器収納バ
ッグを挿入するためのガイドをするガイド筒と、その臓
器収納バッグを挿入するための押し軸で構成されている
ので、臓器収納バッグを容易に挿入するのに好適であ
る。
によれば、ガイド筒には、上記臓器収納バッグの上記処
置具挿入部の末端をシールするシール機構が設けられ、
上記押し軸には、上記臓器収納バッグ挿入後、鉗子、内
視鏡などの処置具を上記臓器収納バッグ内に気密に挿入
することができる挿入孔が設けられているので、シール
性が優れ、バッグ内からの漏出を防ぎ、腹腔内などへの
外気などの影響を少なくすることができる。
によれば、請求項21に記載の臓器収納バッグの挿入に
適し、便利がよい。また、上記押し軸には、上記受け口
部材の形状に合わせたときには、その受け口部材を通過
させる形状の合わせ孔が設けられているので、受け口部
材は、押し軸の合わせ孔に特に嵌まり込ませない限り
は、押し軸の端面で保持され、その挿入孔に処置具を通
して作業ができ、作業後は、シール栓でシールして、腹
腔内に入れることができ、臓器収納バッグを挿入するの
に適し、また、シール性が優れ、バッグ内からの漏出を
防ぎ、腹腔内などへの外気などの影響を少なくすること
ができる。
に拡開した状態の概略斜視図
付近の要部詳細図、(b)はそのAA断面図
れ、マチ部がコーナー部を形成する過程の概略説明図
法を示す概念図
を示す模式図
面図、(b)は、そのAA断面図
チ部の例の説明図で、(a)はマチ部を設けた円形形状
の膨張式枠縁の外観斜視図、(b)はその断面図、
(c)は膨張時の断面図
例を示す外観模式図
品の一例を示す図であって、(a)はガイド筒を示す縦
断面図、(b)は押し軸を示す縦断面図、(c)は袋止
めキャップの一部破断図、(d)は鉗子ガイドを示す縦
断面図
であって、(a)は臓器収納バッグの処置具挿入部を押
し軸に通した状態、(b)は袋止めキャップでその挿入
部の末端を固定する前の状態、(c)はその断面、
(d)は固定後の状態、(e)はその断面を示す図
もので、(a)は要部断面を示した外観模式図、(b)
はシール栓の正面図
もので、(a)はガイド筒、(b)は押し軸、(c)は
挿入具を挿入可能とした状態を示す図
バッグを用いた臓器取り出しの手順を示す説明図で、
(a)は臓器収納バッグの処置具挿入部を押し軸に通し
た状態、(b)は袋止めキャップでその挿入部の末端を
固定した状態を示す図
(e)は折り畳んだ臓器収納バッグの先端を折りまげる
状態を示す図
筒に収納する状態、(g)は臓器収納バッグの使用前の
セット状態を示す図
ド筒を腹腔鏡手術下の人体腹部に挿入する状態を示す図
内に挿入する状態
て、臓器受入口を閉じている状態を示す図
と同時に臓器受入口を体外へ取り出す状態を示す図
酸ガスにより臓器収納バッグを膨らます状態を示す図
態を示す図
グ内の体液などが漏れ出すのを防いでいる状態を示す図
ッグを取り出す状態を示す図
例のA1断面図、(b)は外観平面図
する部品を示す図であって、(a)は、グリップ栓の正
面図、(b)はガイド筒の一部断面の正面図、(c)は
グリップ栓をガイド筒に組み込んだ状態の一部断面の正
面図
畳み用キャップをセットした状態の縦断面図、(b)は
パイプガイドを備えた押し軸の縦断面図、(c)は折り
畳み用キャップの縦断面図
図、 (b)は鉗子ガイドの縦断面図
バッグの他例を用いた臓器取り出しの手順を示す説明図
で、(a)は臓器収納バッグの処置具挿入部を押し軸、
袋止めキャップにセットし、鉗子ガイドを挿入する状態
を示す図
の手順を示す図
り畳んだ状態を示す図
プを用いてセットされた状態の臓器収納バッグの正面
図,(f)は平面図
を施術孔に挿入する状態を示す図
器収納バッグを入れる状態を示す図、(i)は鉗子ガイ
ドにより臓器収納バッグを腹腔内に挿入する状態を示す
図
収容する所を示す図
て、臓器受入口を閉じている状態を示す図
ッグを示す図
8)
Claims (24)
- 【請求項1】膨張式枠縁を設けた臓器受入口を形成した
柔軟な袋体に、鉗子、内視鏡などの処置具挿入部を形成
した臓器収納バッグにおいて、 上記膨張式枠縁には、立体裁断で生じるマチ部を設け、
その膨張式枠縁に流体を注入することによって、上記臓
器受入口を拡開させる構造としている臓器収納バッグ。 - 【請求項2】膨張式枠縁を設けた臓器受入口を形成した
柔軟な袋体に、鉗子、内視鏡などの処置具挿入部を形成
した臓器収納バッグにおいて、 上記膨張式枠縁は、流体を注入することによって多角形
状に膨張して、上記臓器受入口を拡開させる構造として
いる臓器収納バッグ。 - 【請求項3】膨張式枠縁を設けた臓器受入口を形成した
柔軟な袋体に、鉗子、内視鏡などの処置具挿入部を形成
した臓器収納バッグにおいて、 上記膨張式枠縁は、流体を注入することによって膨張す
る複数のセグメントを連ねて円形又は多角形状に形成し
て、上記臓器受入口を拡開させる構造としている臓器収
納バッグ。 - 【請求項4】請求項2において、 上記膨張式枠縁は、その外周に適宜間隔でマチ部を設け
ることによって、多角形状のコーナー部を形成するよう
にしている臓器収納バッグ。 - 【請求項5】請求項1または4のいずれかにおいて、上
記マチ部の接合片が、上記コーナー部の内面側に形成さ
れるようにしている臓器収納バッグ。 - 【請求項6】請求項2〜5のいずれかにおいて、 上記多角形状は、三角形状、四角形状、五角形状のいず
れかである臓器収納バッグ。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、 上記膨張式枠縁は、流体を注入したときに、その表面が
ほぼ均等に膨張するようにしている臓器収納バッグ。 - 【請求項8】請求項2〜7のいずれかにおいて、 上記マチ部は、蛇腹状とすることによって、多角形状の
コーナー部を形成するようにしている臓器収納バッグ。 - 【請求項9】請求項2〜8のいずれかにおいて、 上記膨張式枠縁は、複数の膨張式円柱状体を連通してい
る臓器収納バッグ。 - 【請求項10】請求項2〜9のいずれかにおいて、 上記膨張式枠縁は、上記多角形状のコーナ部が円弧形状
となっている臓器収納バッグ。 - 【請求項11】請求項1〜10のいずれかにおいて、 上記膨張式枠縁は、伸縮性の少ないシート材料によって
形成されている臓器収納バッグ。 - 【請求項12】請求項1〜11のいずれかにおいて、 上記臓器受入口には、閉じ紐を通した複数の通孔を周設
した閉じ代片を付設している臓器収納バッグ。 - 【請求項13】請求項12において、 上記閉じ代片には、掴み孔を穿設している臓器収納バッ
グ。 - 【請求項14】請求項12または13のいずれかにおい
て、 上記閉じ紐は、結び目のないエンドレスに形成している
臓器収納バッグ。 - 【請求項15】請求項1〜14のいずれかにおいて、 上記処置具挿入部は、上記袋体の臓器受入口に対向する
側に設けられている臓器収納バッグ。 - 【請求項16】請求項15において、上記袋体の周壁に
は、臓器受入口から処置具挿入部方向に走る複数本の膨
張式リブ枠を上記膨張式枠縁に連通させて、配設した構
造としている臓器収納バッグ。 - 【請求項17】請求項1〜16のいずれかにおいて、上
記袋体は、厚さ50〜80ミクロンの丈夫で柔軟なウレ
タンシートあるいはポリエチレンシートで形成されてい
る臓器収納バッグ。 - 【請求項18】請求項1〜17のいずれかにおいて、上
記袋体は、透明あるいは半透明のウレタンシートあるい
はポリエチレンシートで形成されている臓器収納バッ
グ。 - 【請求項19】請求項1〜18のいずれかにおいて、上
記袋体の袋部を2重構造とした臓器収納バッグ。 - 【請求項20】請求項1〜19のいずれかにおいて、 上記流体として、清浄空気、炭酸ガス、滅菌蒸溜水のい
ずれかを注入するようにした臓器収納バッグ。 - 【請求項21】請求項1〜20のいずれかにおいて、 上記処置具挿入部には、挿入される処置具に合わせた挿
入孔を設けた受け口部材と、その挿入孔を必要に応じて
気密にシールするシール栓とを付設している臓器収納バ
ッグ。 - 【請求項22】請求項1〜20のいずれかに記載の臓器
収納バッグを折り畳んで、腹腔内に、その臓器収納バッ
グを挿入するためのガイドをするガイド筒と、その臓器
収納バッグを挿入するための押し軸で構成される臓器収
納バッグ挿入具。 - 【請求項23】請求項1〜20のいずれかに記載の臓器
収納バッグを折り畳んで、腹腔内に、その臓器収納バッ
グを挿入するためのガイドをするガイド筒と、その臓器
収納バッグを挿入するための押し軸で構成される臓器収
納バッグ挿入具であって、 上記ガイド筒には、上記臓器収納バッグの上記処置具挿
入部の末端をシールするシール機構が設けられ、上記押
し軸には、上記臓器収納バッグ挿入後、鉗子、内視鏡な
どの処置具を上記臓器収納バッグ内に気密に挿入するこ
とができる挿入孔が設けられている臓器収納バッグ挿入
具。 - 【請求項24】請求項21に記載の臓器収納バッグを折
り畳んで、腹腔内に、その臓器収納バッグを挿入するた
めのガイドをするガイド筒と、その臓器収納バッグを挿
入するための押し軸で構成される臓器収納バッグ挿入具
であって、 上記押し軸には、上記受け口部材の形状に合わせたとき
には、その受け口部材を通過させる形状の合わせ孔が設
けられている臓器収納バッグ挿入具。
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---|---|---|---|
JP11103111A JP2000037388A (ja) | 1998-05-20 | 1999-04-09 | 臓器収納バッグと臓器収納バッグ挿入具 |
US09/314,643 US6270505B1 (en) | 1998-05-20 | 1999-05-19 | Endo-bag with inflation-type receiving mouth and instrument for inserting endo-bag |
DE19923260A DE19923260A1 (de) | 1998-05-20 | 1999-05-20 | Endo-Beutel mit einem Inflations-Aufnahmemundstück und Instrument zum Einführen des Endo-Beutels |
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JP13901498 | 1998-05-20 | ||
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