JP2000036686A - 電磁シールド部材 - Google Patents
電磁シールド部材Info
- Publication number
- JP2000036686A JP2000036686A JP10202110A JP20211098A JP2000036686A JP 2000036686 A JP2000036686 A JP 2000036686A JP 10202110 A JP10202110 A JP 10202110A JP 20211098 A JP20211098 A JP 20211098A JP 2000036686 A JP2000036686 A JP 2000036686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- conductive
- electromagnetic
- layer
- electromagnetic shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透光性を有しながら、確実に電磁シールドを
実現する安価かつ軽量な板材やフィルム材を提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムに導電性膜をスパ
ッタリングしてなる導電性フィルムを、ポリカーボネー
トからなる透光性の合成樹脂板にラミネート加工し、適
宜な形状に切断した後、電磁波発生部と人体との間に配
置するようにしている。
実現する安価かつ軽量な板材やフィルム材を提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムに導電性膜をスパ
ッタリングしてなる導電性フィルムを、ポリカーボネー
トからなる透光性の合成樹脂板にラミネート加工し、適
宜な形状に切断した後、電磁波発生部と人体との間に配
置するようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透光性の高い電磁
シールド部材に関し、特に、電磁シールド眼鏡、家電製
品に用いる電磁シールド板、帯電防止機能を備える電磁
シールド袋などに活用される。
シールド部材に関し、特に、電磁シールド眼鏡、家電製
品に用いる電磁シールド板、帯電防止機能を備える電磁
シールド袋などに活用される。
【0002】
【従来の技術】事務部門を合理化する目的から、各企業
のOA化が定着した現在、特に女性社員は、コンピュー
タ機器を操作することが日常業務になっている。しかし
ながら、コンピュータ機器が増えるにしたがい電磁波の
人体への影響が心配されているところであり、ディスプ
レイ画面からの電磁波が定常的に放射されている眼球に
ついては、特に適切な保護が望まれる。また、単に、眼
球を保護するに限らず、確実に電磁シールド作用を実現
する安価かつ軽量な透光性の部材が望まれるところであ
る。この発明は、この問題点に着目してなされたもので
あって、透光性を有しながら、確実に電磁シールドを実
現する安価かつ軽量な部材(特に、板材やフィルム材)
を提供することを目的とする。
のOA化が定着した現在、特に女性社員は、コンピュー
タ機器を操作することが日常業務になっている。しかし
ながら、コンピュータ機器が増えるにしたがい電磁波の
人体への影響が心配されているところであり、ディスプ
レイ画面からの電磁波が定常的に放射されている眼球に
ついては、特に適切な保護が望まれる。また、単に、眼
球を保護するに限らず、確実に電磁シールド作用を実現
する安価かつ軽量な透光性の部材が望まれるところであ
る。この発明は、この問題点に着目してなされたもので
あって、透光性を有しながら、確実に電磁シールドを実
現する安価かつ軽量な部材(特に、板材やフィルム材)
を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1や請求項2に係る電磁シールド板は、ポリ
エステルフィルムに導電性膜をスパッタリングしてなる
導電性フィルムを、ポリカーボネート又はアクリル樹脂
からなる透光性の合成樹脂板にラミネート加工し、適宜
な形状に切断した後、電磁波発生部と人体との間に配置
するようにしている。本発明は、透明性または半透明性
のポリカーボネート板又はアクリル樹脂板と、これにラ
ミネート加工された導電性フィルム材とで構成されてい
る。本発明では、導電性物質を合成樹脂板に直接スパッ
タリングするのではなく、別に完成されている導電性フ
ィルムを合成樹脂板にラミネートするので、均質な導電
層を実現することができ、したがって、板材全体にわた
って透光性に差異が生じることがなく、眼鏡などに活用
しても何の支障も生じない。均質な透光性を有する板材
は、適宜な形状に切断されて電磁シールド材として活用
されるが、典型的には、電磁シールド眼鏡、CRTディ
スプレイや電子レンジの前面に配置する電磁シールド
板、新生児の保育箱などに用いられる。
め、請求項1や請求項2に係る電磁シールド板は、ポリ
エステルフィルムに導電性膜をスパッタリングしてなる
導電性フィルムを、ポリカーボネート又はアクリル樹脂
からなる透光性の合成樹脂板にラミネート加工し、適宜
な形状に切断した後、電磁波発生部と人体との間に配置
するようにしている。本発明は、透明性または半透明性
のポリカーボネート板又はアクリル樹脂板と、これにラ
ミネート加工された導電性フィルム材とで構成されてい
る。本発明では、導電性物質を合成樹脂板に直接スパッ
タリングするのではなく、別に完成されている導電性フ
ィルムを合成樹脂板にラミネートするので、均質な導電
層を実現することができ、したがって、板材全体にわた
って透光性に差異が生じることがなく、眼鏡などに活用
しても何の支障も生じない。均質な透光性を有する板材
は、適宜な形状に切断されて電磁シールド材として活用
されるが、典型的には、電磁シールド眼鏡、CRTディ
スプレイや電子レンジの前面に配置する電磁シールド
板、新生児の保育箱などに用いられる。
【0004】請求項3に係る発明は、金属化繊維をメッ
シュ状に織った織物の表裏面にEVA層を設けて形成さ
れる電磁シールドフィルムであって、前記金属化繊維
は、ポリエステル・モノフィラメントの基材の回りに、
銅及びニッケルを無電界メッキして完成されている。金
属化繊維は、ポリエステル・モノフィラメントの基材の
回りに、銅及びニッケルを無電界メッキして完成される
ので、金属化繊維の各繊維の外径を細くすることができ
る。そのため、この金属化繊維を密に織ることによって
電磁シールド効果を高めても、透光性を十分に高めるこ
とができる。そして、メッシュ状に織った金属化繊維の
表裏面にはEVA層を設けられているので、金属メッキ
層が錆びる恐れはなく、また、金属メッキ層がギラつく
こともない。また、金属化繊維の外径が細いので、電磁
シールドフィルム全体を薄くすることができ、全体とし
て柔軟性に富むため、その後の折り曲げ加工なども容易
となる。
シュ状に織った織物の表裏面にEVA層を設けて形成さ
れる電磁シールドフィルムであって、前記金属化繊維
は、ポリエステル・モノフィラメントの基材の回りに、
銅及びニッケルを無電界メッキして完成されている。金
属化繊維は、ポリエステル・モノフィラメントの基材の
回りに、銅及びニッケルを無電界メッキして完成される
ので、金属化繊維の各繊維の外径を細くすることができ
る。そのため、この金属化繊維を密に織ることによって
電磁シールド効果を高めても、透光性を十分に高めるこ
とができる。そして、メッシュ状に織った金属化繊維の
表裏面にはEVA層を設けられているので、金属メッキ
層が錆びる恐れはなく、また、金属メッキ層がギラつく
こともない。また、金属化繊維の外径が細いので、電磁
シールドフィルム全体を薄くすることができ、全体とし
て柔軟性に富むため、その後の折り曲げ加工なども容易
となる。
【0005】金属化繊維をメッシュ状に織った金属化繊
維織物と、この表裏面に設けられるEVA層のみによっ
てフィルム材を構成した場合、このフィルム材を袋状に
形成すれば、携帯電話機やトランシーバなどの収納袋と
して活用することができる。この収納袋には、電磁波シ
ールド効果があるが、透明又は半透明であるので、キー
操作などに何の支障も生じない。一方、金属化繊維織物
の表裏面に設けられるEVA層の一方に粘着剤層を付加
すれば、この電磁波シールドフィルムを、携帯電話機や
トランシーバの送受話部などに貼りつけることができる
ので、人体に直接触れる箇所について重点的な電磁シー
ルド効果を発揮させることができる。また、この電磁波
シールドフィルムは、電子レンジの前面扉など、電磁波
発生部と人体との間の遮蔽部に貼り付けることもでき、
電磁シールド効果をより高めることもできる。なお、本
発明の電磁波シールドフィルムには、電磁波シールド効
果に加えて透光性があるので、機器内部を安全に目視す
ることができる。
維織物と、この表裏面に設けられるEVA層のみによっ
てフィルム材を構成した場合、このフィルム材を袋状に
形成すれば、携帯電話機やトランシーバなどの収納袋と
して活用することができる。この収納袋には、電磁波シ
ールド効果があるが、透明又は半透明であるので、キー
操作などに何の支障も生じない。一方、金属化繊維織物
の表裏面に設けられるEVA層の一方に粘着剤層を付加
すれば、この電磁波シールドフィルムを、携帯電話機や
トランシーバの送受話部などに貼りつけることができる
ので、人体に直接触れる箇所について重点的な電磁シー
ルド効果を発揮させることができる。また、この電磁波
シールドフィルムは、電子レンジの前面扉など、電磁波
発生部と人体との間の遮蔽部に貼り付けることもでき、
電磁シールド効果をより高めることもできる。なお、本
発明の電磁波シールドフィルムには、電磁波シールド効
果に加えて透光性があるので、機器内部を安全に目視す
ることができる。
【0006】請求項4に係る発明は、金属化繊維をメッ
シュ状に織った織物の一方側表面にEVA層を設けてフ
ィルム材を形成し、前記フィルム材を適宜な形状に切断
した後、2枚の前記フィルム材を、互いの金属化繊維層
が外向きになるように重ね合わせ、前記フィルム材の周
縁部を溶着または接着して袋状に形成した電磁シールド
袋であって、前記金属化繊維は、ポリエステル・モノフ
ィラメントの基材の回りに、銅及びニッケルを無電界メ
ッキし、更に表面処理としてカーボンブラック層を設け
たものである。本発明の場合には、金属化繊維をメッシ
ュ状に織った金属化繊維織物の他方側が剥き出しとなる
ので、電磁シールド機能に加えて、帯電防止機能を発揮
することができる。したがって、高価なICなどを収容
する収納袋として活用することができる。本発明におい
ても、金属化繊維織物の一方側表面に設けられるEVA
層に粘着剤層を付加すれば、この電磁波シールドフィル
ムを、必要な箇所に貼りつけることができる。
シュ状に織った織物の一方側表面にEVA層を設けてフ
ィルム材を形成し、前記フィルム材を適宜な形状に切断
した後、2枚の前記フィルム材を、互いの金属化繊維層
が外向きになるように重ね合わせ、前記フィルム材の周
縁部を溶着または接着して袋状に形成した電磁シールド
袋であって、前記金属化繊維は、ポリエステル・モノフ
ィラメントの基材の回りに、銅及びニッケルを無電界メ
ッキし、更に表面処理としてカーボンブラック層を設け
たものである。本発明の場合には、金属化繊維をメッシ
ュ状に織った金属化繊維織物の他方側が剥き出しとなる
ので、電磁シールド機能に加えて、帯電防止機能を発揮
することができる。したがって、高価なICなどを収容
する収納袋として活用することができる。本発明におい
ても、金属化繊維織物の一方側表面に設けられるEVA
層に粘着剤層を付加すれば、この電磁波シールドフィル
ムを、必要な箇所に貼りつけることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
を更に詳細に説明する。図1は、実施例に係る電磁シー
ルド板PLについて、その断面構造を図示したものであ
る。電磁シールド板PLは、透明または半透明のポリカ
ーボネート材1に、高透明性の導電性シート2をラミネ
ートして構成されている。導電性シート2は、内部に導
電層を備えるものであれば、特に限定されないが、例え
ば、断熱フィルム(帝人・レフテル(登録商標))を用
いることができる。この断熱フィルムは、ポリエステル
フィルムに対して、導電性物質を超極薄膜にスパッタリ
ングしたものであり、赤外線を反射させるものとして商
品化されているが、本実施例では、その電磁波シールド
効果を活用している。
を更に詳細に説明する。図1は、実施例に係る電磁シー
ルド板PLについて、その断面構造を図示したものであ
る。電磁シールド板PLは、透明または半透明のポリカ
ーボネート材1に、高透明性の導電性シート2をラミネ
ートして構成されている。導電性シート2は、内部に導
電層を備えるものであれば、特に限定されないが、例え
ば、断熱フィルム(帝人・レフテル(登録商標))を用
いることができる。この断熱フィルムは、ポリエステル
フィルムに対して、導電性物質を超極薄膜にスパッタリ
ングしたものであり、赤外線を反射させるものとして商
品化されているが、本実施例では、その電磁波シールド
効果を活用している。
【0008】上記の断熱フィルムを用いる場合について
説明すると、この導電性シート2は、図2に示すよう
に、透明な保護層20と、高透明性の導電膜21と、高
透明性のポリエチレンフィルム22と、透明な粘着剤層
23とで構成されている。そして、導電性シート全体の
透過率は、可視光線域において60〜80%に形成され
ている。このような構成の導電性シート2とポリカーボ
ネート材1とを一体化させるには、導電性シート2を離
型用フィルム24から剥がしつつ、ローラプレスを用い
てポリカーボネート材1にラミネート加工する。このよ
うに、本実施例では、ポリカーボネート材1に対して、
導電性物質をスパッタリングするのではなく、別に完成
されている導電性シート2を用いるので、特別な装置が
不要となるだけでなく、電磁シールド板PL全体にわた
って均質な導電性膜を形成することができる。したがっ
て、この電磁シールド板PLを、眼鏡や窓ガラスなどに
用いても、色ムラなどが生じることがない。
説明すると、この導電性シート2は、図2に示すよう
に、透明な保護層20と、高透明性の導電膜21と、高
透明性のポリエチレンフィルム22と、透明な粘着剤層
23とで構成されている。そして、導電性シート全体の
透過率は、可視光線域において60〜80%に形成され
ている。このような構成の導電性シート2とポリカーボ
ネート材1とを一体化させるには、導電性シート2を離
型用フィルム24から剥がしつつ、ローラプレスを用い
てポリカーボネート材1にラミネート加工する。このよ
うに、本実施例では、ポリカーボネート材1に対して、
導電性物質をスパッタリングするのではなく、別に完成
されている導電性シート2を用いるので、特別な装置が
不要となるだけでなく、電磁シールド板PL全体にわた
って均質な導電性膜を形成することができる。したがっ
て、この電磁シールド板PLを、眼鏡や窓ガラスなどに
用いても、色ムラなどが生じることがない。
【0009】なお、本発明を眼鏡に適用する場合には、
電磁シールド板PLを用いて「一般型の眼鏡」を形成す
るか、或いは、「クリップオン式の眼鏡」に形成するこ
とができる。ここで「一般型の眼鏡」とは、眼鏡全体を
耳と鼻とで保持する一般的な眼鏡であり、「クリップオ
ン式の眼鏡」とは、既存の眼鏡に引っかけて保持するタ
イプの眼鏡である。いずれにしても、OA機器を日常的
に操作する職場で使用すれば、眼球が電磁波に晒される
ことが防止され、電磁波障害を未然に防止することがで
きる。
電磁シールド板PLを用いて「一般型の眼鏡」を形成す
るか、或いは、「クリップオン式の眼鏡」に形成するこ
とができる。ここで「一般型の眼鏡」とは、眼鏡全体を
耳と鼻とで保持する一般的な眼鏡であり、「クリップオ
ン式の眼鏡」とは、既存の眼鏡に引っかけて保持するタ
イプの眼鏡である。いずれにしても、OA機器を日常的
に操作する職場で使用すれば、眼球が電磁波に晒される
ことが防止され、電磁波障害を未然に防止することがで
きる。
【0010】図3は、この実施例の電磁シールド板PL
の特性を図示したものである。なお、検査は公的機関に
依頼したものであり、厚さ0.5mmの電磁シールド板
PLを200mm角にカットして計測している。図示の
通り、電界特性において、1Mz〜1GHz域において
−20dB以上の電界シールド効果が認められる。図4
は、可視光域における透過率を計測した結果であり、透
明のポリカーボネート材に導電性シート2をラミネート
したもの(A)、グレーのポリカーボネート材に導電性
シート2をラミネートしたもの(B)を示している。な
お、試料は、ともに0.5mm厚である。
の特性を図示したものである。なお、検査は公的機関に
依頼したものであり、厚さ0.5mmの電磁シールド板
PLを200mm角にカットして計測している。図示の
通り、電界特性において、1Mz〜1GHz域において
−20dB以上の電界シールド効果が認められる。図4
は、可視光域における透過率を計測した結果であり、透
明のポリカーボネート材に導電性シート2をラミネート
したもの(A)、グレーのポリカーボネート材に導電性
シート2をラミネートしたもの(B)を示している。な
お、試料は、ともに0.5mm厚である。
【0011】図5は、第2実施例に係る電磁波シールド
フィルムの断面形状を図示したものである。この電磁波
シールドフィルム10は、導電層11の両側に透明のE
VA樹脂層12,13を備え、EVA樹脂層12の表面
側に透明の保護層14を設ける一方、EVA樹脂層13
の裏面側に透明の粘着剤層15を設けて構成されてい
る。なお、電磁波シールドフィルム10は、全体として
数100μmの厚さを有しており、粘着剤層15を介し
て離型用紙16に粘着されている。なお、この実施例で
は、樹脂層12,13として、EVA(エチレン酢酸ビ
ニル共重合体)樹脂層を採用しているが、柔軟性に富
み、光透過性と耐衝撃性に優れていれば、他の材料に置
き換えても良い。ところで、この電磁波シールドフィル
ム10では、粘着剤層15や離型用紙16を備えること
により、対象物に貼着するようにしているが、粘着剤層
15や離型用紙16は必ずしも設ける必要はない。ま
た、保護層14を設けることなく、導電層11とEVA
樹脂層12,13のみで、電磁波シールドフィルムを構
成しても良い。
フィルムの断面形状を図示したものである。この電磁波
シールドフィルム10は、導電層11の両側に透明のE
VA樹脂層12,13を備え、EVA樹脂層12の表面
側に透明の保護層14を設ける一方、EVA樹脂層13
の裏面側に透明の粘着剤層15を設けて構成されてい
る。なお、電磁波シールドフィルム10は、全体として
数100μmの厚さを有しており、粘着剤層15を介し
て離型用紙16に粘着されている。なお、この実施例で
は、樹脂層12,13として、EVA(エチレン酢酸ビ
ニル共重合体)樹脂層を採用しているが、柔軟性に富
み、光透過性と耐衝撃性に優れていれば、他の材料に置
き換えても良い。ところで、この電磁波シールドフィル
ム10では、粘着剤層15や離型用紙16を備えること
により、対象物に貼着するようにしているが、粘着剤層
15や離型用紙16は必ずしも設ける必要はない。ま
た、保護層14を設けることなく、導電層11とEVA
樹脂層12,13のみで、電磁波シールドフィルムを構
成しても良い。
【0012】いずれにしても、導電層11としては、メ
ッシュ状に織られた金属化繊維織物を用いている。この
金属化繊維織物は、1インチ当たり145×145本程
度、特殊な金属化繊維17…17をメッシュ状に織って
光透過性を実現している(図6(a))。この金属化繊
維17は、図6(b)に示すように、ポリエステル・モ
ノフィラメントの基材30の回りに、銅31及びニッケ
ル32を無電解メッキして完成されたものである。従来
の金属化繊維として、ポリエステル・モノフィラメント
の回りに、銅及びニッケルを無電解メッキし、更に表面
処理としてカーボンブラック層を設けたものは知られて
いるが、本実施例では、カーボンブラック層を設けてい
ない。そのため、製造コストが安いだけでなく、カーボ
ンブラック層を設ける工程における不良品発生の問題が
解消される。また、ポリエステル・モノフィラメントの
回りが二層構造であるので、繊維の外径を細くすること
ができ、1インチ当たり145×145本程度に密に織
って電界シールド効果を高めても、繊維の外径が細い分
だけ、優れた透光性を実現することができる。なお、金
属化繊維の表面にはニッケル層が剥き出しになるが、電
磁波シールド層11の両側にEVA樹脂層12,13が
設けられているので錆などの恐れはない。また、EVA
樹脂層12,13が設けられているので、ギラつきなど
も生じない。
ッシュ状に織られた金属化繊維織物を用いている。この
金属化繊維織物は、1インチ当たり145×145本程
度、特殊な金属化繊維17…17をメッシュ状に織って
光透過性を実現している(図6(a))。この金属化繊
維17は、図6(b)に示すように、ポリエステル・モ
ノフィラメントの基材30の回りに、銅31及びニッケ
ル32を無電解メッキして完成されたものである。従来
の金属化繊維として、ポリエステル・モノフィラメント
の回りに、銅及びニッケルを無電解メッキし、更に表面
処理としてカーボンブラック層を設けたものは知られて
いるが、本実施例では、カーボンブラック層を設けてい
ない。そのため、製造コストが安いだけでなく、カーボ
ンブラック層を設ける工程における不良品発生の問題が
解消される。また、ポリエステル・モノフィラメントの
回りが二層構造であるので、繊維の外径を細くすること
ができ、1インチ当たり145×145本程度に密に織
って電界シールド効果を高めても、繊維の外径が細い分
だけ、優れた透光性を実現することができる。なお、金
属化繊維の表面にはニッケル層が剥き出しになるが、電
磁波シールド層11の両側にEVA樹脂層12,13が
設けられているので錆などの恐れはない。また、EVA
樹脂層12,13が設けられているので、ギラつきなど
も生じない。
【0013】図7は、この実施例の電磁波シールドフィ
ルムの特性を図示したものである。なお、検査は公的機
関に依頼したものであり、厚さ2〜300μの電磁波シ
ールドフィルムを200mm角にカットして計測してい
る。図示の通り、電界特性において、1Mz〜1GHz
域において、ほぼ−40dB以上の電界シールド効果が
認められる。
ルムの特性を図示したものである。なお、検査は公的機
関に依頼したものであり、厚さ2〜300μの電磁波シ
ールドフィルムを200mm角にカットして計測してい
る。図示の通り、電界特性において、1Mz〜1GHz
域において、ほぼ−40dB以上の電界シールド効果が
認められる。
【0014】図8は、本発明の第3実施例の断面構造を
図示したものである。この電磁シールドシート17は、
導電層11の一方側のみに透明のEVA樹脂層12を設
け、EVA樹脂層12の表面側に透明の保護層14を設
けたものである。なお、保護層14は必須ではなく、場
合によっては、保護層14を省略してもよい。また、導
電層11は、図6に示す構造の金属化繊維を用いるか、
或いは、ポリエステル・モノフィラメントの回りに、銅
及びニッケルを無電解メッキし、更に表面処理としてカ
ーボンブラック層を設けた金属化繊維を用いることがで
きる。いずれにしても、図8に示す電磁シールドシート
17では、導電層11が剥き出しになるので、この点を
活用して、図9のような構造にすれば、帯電防止機能を
有する電磁シールド袋の袋を完成することができる。図
9に示す電磁シールド袋は、2枚の電磁シールドシート
17,17を、互いの保護膜14(またはEVA樹脂層
12)が接触するように重合した後、電磁シールドシー
ト17,17の周縁部を溶着または接着して構成されて
いる。この袋によれば、電磁波がシールドされるだけで
なく、静電気の帯電が防止できるのでICなどの収納袋
として好適に用いられる。
図示したものである。この電磁シールドシート17は、
導電層11の一方側のみに透明のEVA樹脂層12を設
け、EVA樹脂層12の表面側に透明の保護層14を設
けたものである。なお、保護層14は必須ではなく、場
合によっては、保護層14を省略してもよい。また、導
電層11は、図6に示す構造の金属化繊維を用いるか、
或いは、ポリエステル・モノフィラメントの回りに、銅
及びニッケルを無電解メッキし、更に表面処理としてカ
ーボンブラック層を設けた金属化繊維を用いることがで
きる。いずれにしても、図8に示す電磁シールドシート
17では、導電層11が剥き出しになるので、この点を
活用して、図9のような構造にすれば、帯電防止機能を
有する電磁シールド袋の袋を完成することができる。図
9に示す電磁シールド袋は、2枚の電磁シールドシート
17,17を、互いの保護膜14(またはEVA樹脂層
12)が接触するように重合した後、電磁シールドシー
ト17,17の周縁部を溶着または接着して構成されて
いる。この袋によれば、電磁波がシールドされるだけで
なく、静電気の帯電が防止できるのでICなどの収納袋
として好適に用いられる。
【0015】図10〜図11は、電磁シールド袋30の
製法と使用法について、別の一例を説明する図面であ
る。先ず、電磁シールドシート17を、図10(a)の
ように矩形状に切断し、その中央を折りシロ31にする
と共に、左右両端の一定幅を溶着シロ32に設定する。
そして、上下の電磁シールドシート17a,17bを折
り重ねた後、溶着シロ32を用いて、上下の電磁シール
ドシート17a,17bを溶着させる(図10
(b))。また、シールド袋30の開口30aに近接し
て、シールド袋30の表裏面にマジックテープ(登録商
標)33a,33bを接着すると共に、シールド袋30
の左右端部を内側に折り返して、折り返した折り返し片
30bを接着させれば、本実施例に係る電磁シールド袋
30が完成する(図11(a))。電磁シールド袋30
に電子部品や回路基板を収納した後、シールド袋30の
開口側を適当回数だけ折り返し、裏側に位置するマジッ
クテープ33bを、表側に位置するマジックテープ33
aに係止させれば、収納作業が完了する(図11
(b))。本実施例の電磁シールド袋30は、電磁シー
ルド効果に加えて、帯電防止機能があるので、収納物の
故障などが確実に防止される。しかも、この電磁シール
ド袋30には、透光性があるので、一々開封しなくて
も、内容物を確認することができる。
製法と使用法について、別の一例を説明する図面であ
る。先ず、電磁シールドシート17を、図10(a)の
ように矩形状に切断し、その中央を折りシロ31にする
と共に、左右両端の一定幅を溶着シロ32に設定する。
そして、上下の電磁シールドシート17a,17bを折
り重ねた後、溶着シロ32を用いて、上下の電磁シール
ドシート17a,17bを溶着させる(図10
(b))。また、シールド袋30の開口30aに近接し
て、シールド袋30の表裏面にマジックテープ(登録商
標)33a,33bを接着すると共に、シールド袋30
の左右端部を内側に折り返して、折り返した折り返し片
30bを接着させれば、本実施例に係る電磁シールド袋
30が完成する(図11(a))。電磁シールド袋30
に電子部品や回路基板を収納した後、シールド袋30の
開口側を適当回数だけ折り返し、裏側に位置するマジッ
クテープ33bを、表側に位置するマジックテープ33
aに係止させれば、収納作業が完了する(図11
(b))。本実施例の電磁シールド袋30は、電磁シー
ルド効果に加えて、帯電防止機能があるので、収納物の
故障などが確実に防止される。しかも、この電磁シール
ド袋30には、透光性があるので、一々開封しなくて
も、内容物を確認することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
透光性を有しながら、確実に電磁シールドを実現する安
価かつ軽量な板材やフィルム材を実現することができ
る。
透光性を有しながら、確実に電磁シールドを実現する安
価かつ軽量な板材やフィルム材を実現することができ
る。
【図1】第一実施例に係る電磁シールド板材の構成要素
を図示したものである。
を図示したものである。
【図2】図1の板材に用いる導電性フィルムについて、
詳細な積層構造を図示したものである。
詳細な積層構造を図示したものである。
【図3】第一実施例に係る板材について、電界シールド
特性を図示したものである。
特性を図示したものである。
【図4】第一実施例に係る板材について、透過特性を図
示したものである。
示したものである。
【図5】第二実施例に係る電磁シールドフィルムについ
て、詳細な積層構造を図示したものである。
て、詳細な積層構造を図示したものである。
【図6】図5の電磁シールドフィルムについて導電層を
説明する図面である。
説明する図面である。
【図7】図5の電磁シールドフィルムについて、電界シ
ールド特性を図示したものである。
ールド特性を図示したものである。
【図8】第三実施例に係る電磁シールドフィルムについ
て、詳細な積層構造を図示したものである。
て、詳細な積層構造を図示したものである。
【図9】図8の電磁シールドフィルムについて使用例を
図示したものである。
図示したものである。
【図10】電磁シールド袋の製法と使用法について、別
の一例を説明する図面である。
の一例を説明する図面である。
【図11】電磁シールド袋の製法と使用法について、別
の一例を説明する図面である。
の一例を説明する図面である。
2 導電性フィルム 1 ポリカーボネート 17 金属化繊維 10 電磁シールドフィルム 11 導電層 12,13 EVA 30 ポリエステル・モノフィラメント 31 銅メッキ層 32 ニッケルメッキ層
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリエステルフィルムに導電性膜をスパ
ッタリングしてなる導電性フィルムを、ポリカーボネー
ト又はアクリル樹脂からなる透光性の合成樹脂板にラミ
ネート加工し、 適宜な形状に切断した後、電磁波発生部と人体との間に
配置するようにしたことを特徴とする電磁シールド板。 - 【請求項2】 ポリエステルフィルムに導電性膜を、ポ
リカーボネート又はアクリル樹脂からなる透光性の合成
樹脂板にスパッタリングしてなる導電性フィルムをラミ
ネート加工し、 適宜な形状に切断した後、眼鏡フレームに装着してなる
ことを特徴とする電磁シールド眼鏡。 - 【請求項3】 金属化繊維をメッシュ状に織った織物の
表裏面に、EVA層を設けた電磁シールドフィルムであ
って、 前記金属化繊維は、ポリエステル・モノフィラメントの
基材の回りに、銅及びニッケルを無電界メッキして完成
されたものであることを特徴とする電磁シールド材。 - 【請求項4】 金属化繊維をメッシュ状に織った織物の
一方側表面に、EVA層を設けてフィルム材を形成し、 前記フィルム材を適宜な形状に切断した後、2枚の前記
フィルム材を、互いの金属化繊維層が外向きになるよう
に重ね合わせ、前記フィルム材の周縁部を溶着または接
着して袋状に形成した電磁シールド袋であって、 前記金属化繊維は、ポリエステル・モノフィラメントの
基材の回りに、銅及びニッケルを無電界メッキし、更に
表面処理としてカーボンブラック層を設けたものである
ことを特徴とする電磁シールド袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10202110A JP2000036686A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 電磁シールド部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10202110A JP2000036686A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 電磁シールド部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000036686A true JP2000036686A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16452137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10202110A Withdrawn JP2000036686A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 電磁シールド部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000036686A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100621423B1 (ko) | 2004-04-09 | 2006-09-13 | 주식회사 에이엠아이 씨 | 전자파 적합성 박형 시트와 그 제조방법 |
JP2010272661A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 曲げ加工可能な光透過型電磁波シールド積層体およびその製造方法 |
JP2010272662A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 曲げ加工可能な光透過型電磁波シールド積層体およびその製造方法 |
CN103409081A (zh) * | 2013-08-13 | 2013-11-27 | 苏州佳值电子工业有限公司 | 一种组合型液晶屏固定遮蔽导通胶带 |
KR20180127386A (ko) | 2016-03-31 | 2018-11-28 | 타츠타 전선 주식회사 | 전자파 차폐 필름 |
CN109068556A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-12-21 | 北京梦之墨科技有限公司 | 一种电磁屏蔽袋 |
KR20220146977A (ko) * | 2021-04-26 | 2022-11-02 | 국민대학교산학협력단 | 기재 상에 미세 열선을 형성하는 방법, 이를 이용한 김서림 방지용 렌즈 제조 방법, 김서림 방지용 렌즈 및 김서림 방지 안경 |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP10202110A patent/JP2000036686A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100621423B1 (ko) | 2004-04-09 | 2006-09-13 | 주식회사 에이엠아이 씨 | 전자파 적합성 박형 시트와 그 제조방법 |
JP2010272661A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 曲げ加工可能な光透過型電磁波シールド積層体およびその製造方法 |
JP2010272662A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 曲げ加工可能な光透過型電磁波シールド積層体およびその製造方法 |
CN103409081A (zh) * | 2013-08-13 | 2013-11-27 | 苏州佳值电子工业有限公司 | 一种组合型液晶屏固定遮蔽导通胶带 |
KR20180127386A (ko) | 2016-03-31 | 2018-11-28 | 타츠타 전선 주식회사 | 전자파 차폐 필름 |
US11812543B2 (en) | 2016-03-31 | 2023-11-07 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co., Ltd. | Electromagnetic wave shielding film |
CN109068556A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-12-21 | 北京梦之墨科技有限公司 | 一种电磁屏蔽袋 |
KR20220146977A (ko) * | 2021-04-26 | 2022-11-02 | 국민대학교산학협력단 | 기재 상에 미세 열선을 형성하는 방법, 이를 이용한 김서림 방지용 렌즈 제조 방법, 김서림 방지용 렌즈 및 김서림 방지 안경 |
KR102493085B1 (ko) * | 2021-04-26 | 2023-01-31 | 국민대학교산학협력단 | 기재 상에 미세 열선을 형성하는 방법, 이를 이용한 김서림 방지용 렌즈 제조 방법, 김서림 방지용 렌즈 및 김서림 방지 안경 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4837654B2 (ja) | 導電性積層体、プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽フィルムおよびプラズマディスプレイ用保護板 | |
US4874903A (en) | Shielding panel | |
US4786767A (en) | Transparent touch panel switch | |
JP4893097B2 (ja) | 導電性積層体およびプラズマディスプレイ用保護板 | |
KR970073950A (ko) | 투명적층체 및 그것을 사용한 디스플레이용 필터 | |
JP2006186309A (ja) | 導電性積層体、プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽フィルムおよびプラズマディスプレイ用保護板 | |
JP2012009873A (ja) | 導電性積層体、その製造方法、プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽フィルムおよびプラズマディスプレイ用保護板 | |
JP2012108844A (ja) | タッチパネルの製造方法及びタッチパネル用導電性フイルム | |
JP2000036686A (ja) | 電磁シールド部材 | |
JP2008210898A (ja) | 電磁波シールド性フィルム及びそれを用いた窓ガラス | |
JP2006156927A (ja) | プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽フィルムおよびプラズマディスプレイ用保護板 | |
JPH1164603A (ja) | 反射防止膜と反射防止膜付き基材、および該反射防止膜付き基材を用いたプラズマディスプレイパネル前面板 | |
CN213184292U (zh) | 透明显示触控产品的贴合结构 | |
JP2016194746A (ja) | タッチパネルセンサ用中間部材、及び、タッチパネルセンサの製造方法 | |
JP3707263B2 (ja) | ディスプレイ用前面板 | |
JP4767494B2 (ja) | 電磁波シールド方法及び電磁波シールド窓、電磁波シールド窓を備えた製造装置、電磁波シールド窓を備えた輸送機器、並びに電磁波シールド窓を備えた建築構造物 | |
JP4390885B2 (ja) | 透明電界波シールド性構造体およびその製造方法 | |
JP2000138496A (ja) | 電磁波シールド部材とその製造方法、及び表示装置 | |
JP3924846B2 (ja) | 透明導電フィルム | |
JPH03503221A (ja) | 表示装置用雑音シールド | |
CN114578468A (zh) | 一种特种显示器电磁屏蔽滤光片及显示器 | |
JP2000216589A (ja) | ディスプレイパネルの電磁波シ―ルド構造 | |
JP3436674B2 (ja) | 電磁波シールド用積層体 | |
JP2010171028A (ja) | プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽体およびプラズマディスプレイ装置 | |
JP2007165593A (ja) | 導電性積層体、プラズマディスプレイ用電磁波遮蔽フィルムおよびプラズマディスプレイ用保護板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |