JP2000034802A - 構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造用部材または構造用筒体を使用する構造物 - Google Patents
構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造用部材または構造用筒体を使用する構造物Info
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- JP2000034802A JP2000034802A JP10204038A JP20403898A JP2000034802A JP 2000034802 A JP2000034802 A JP 2000034802A JP 10204038 A JP10204038 A JP 10204038A JP 20403898 A JP20403898 A JP 20403898A JP 2000034802 A JP2000034802 A JP 2000034802A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重量が小さく、運搬や組立が容易となり、錆
が発生することがなく、薬品等により変質することが少
ない構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造
用部材または構造用筒体を使用する構造物を提供する。 【解決手段】 構造用筒体10は、少なくとも2枚の繊
維強化プラスチック製の板材12a、12aと、この板
材の板面間を接合する繊維強化プラスチック製の接合材
12bとから構成される層状部材12を筒状に形成す
る。構造部材50は、構造用筒体10の両端部に連結用
の仕口51、51を備えたことを特徴とする。構造物は
構造用筒体10の内部空間にコンクリートを充填する。
が発生することがなく、薬品等により変質することが少
ない構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造
用部材または構造用筒体を使用する構造物を提供する。 【解決手段】 構造用筒体10は、少なくとも2枚の繊
維強化プラスチック製の板材12a、12aと、この板
材の板面間を接合する繊維強化プラスチック製の接合材
12bとから構成される層状部材12を筒状に形成す
る。構造部材50は、構造用筒体10の両端部に連結用
の仕口51、51を備えたことを特徴とする。構造物は
構造用筒体10の内部空間にコンクリートを充填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物等の構
造物に使用する構造用筒体、これを使用する構造部材、
および構造部材または構造用筒体を使用する構造物に関
する。
造物に使用する構造用筒体、これを使用する構造部材、
および構造部材または構造用筒体を使用する構造物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築構造物等の構造物に使用する
この種の技術として、鋼管コンクリート構法がある。こ
の構法は、鋼管内にコンクリートを充填したものであ
り、コンクリート部分で多大な軸圧縮力を負担できるの
で、特に高層建築物への取り組みに対して有効な構法で
あり、開発、使用が現在盛んに行われているものであ
る。
この種の技術として、鋼管コンクリート構法がある。こ
の構法は、鋼管内にコンクリートを充填したものであ
り、コンクリート部分で多大な軸圧縮力を負担できるの
で、特に高層建築物への取り組みに対して有効な構法で
あり、開発、使用が現在盛んに行われているものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た鋼管コンクリート構法は、鋼管自体の重量が大きく、
鋼管は錆が発生しやすく、薬品や大気汚染物質等により
変質しやすいため、防錆等のメンテナンスに手間を要す
るという問題点がある。また、鋼管自体の重量により、
鋼管の運搬や、鋼管の組立が煩雑になるという問題点も
ある。
た鋼管コンクリート構法は、鋼管自体の重量が大きく、
鋼管は錆が発生しやすく、薬品や大気汚染物質等により
変質しやすいため、防錆等のメンテナンスに手間を要す
るという問題点がある。また、鋼管自体の重量により、
鋼管の運搬や、鋼管の組立が煩雑になるという問題点も
ある。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、重量が小さく、運搬や組立が容易と
なり、雨等により錆が発生することがなく、薬品等によ
り変質することが少ない構造用筒体、これを使用する構
造部材、および構造部材または構造用筒体を使用する構
造物を提供することを目的とする。
されたものであり、重量が小さく、運搬や組立が容易と
なり、雨等により錆が発生することがなく、薬品等によ
り変質することが少ない構造用筒体、これを使用する構
造部材、および構造部材または構造用筒体を使用する構
造物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る構造用筒体は、少なくとも2枚の繊維
強化プラスチック製の板材と、この板材の板面間を接合
する繊維強化プラスチック製の接合材とから構成される
層状部材を筒状に形成したことを特徴とする。
め、本発明に係る構造用筒体は、少なくとも2枚の繊維
強化プラスチック製の板材と、この板材の板面間を接合
する繊維強化プラスチック製の接合材とから構成される
層状部材を筒状に形成したことを特徴とする。
【0006】本発明に係る構造用筒体を使用する構造部
材は、前記した構造用筒体の両端部に連結用の仕口を備
えて使用することを特徴とする。そして、構造部材の内
部空間にコンクリートを充填するように構成してもよ
い。前記した構造部材を使用して構造物とすることがで
きる。
材は、前記した構造用筒体の両端部に連結用の仕口を備
えて使用することを特徴とする。そして、構造部材の内
部空間にコンクリートを充填するように構成してもよ
い。前記した構造部材を使用して構造物とすることがで
きる。
【0007】本発明に係る構造物は、前記した構造用筒
体の内部空間にコンクリートを充填して使用するもので
あり、柱部材として使用する場合はコンクリートは鉄筋
コンクリートであることが好ましく、また、プレキャス
ト部材として用いる場合はコンクリートはシース管が内
押されるストランド補強コンクリートであることが好ま
しい。
体の内部空間にコンクリートを充填して使用するもので
あり、柱部材として使用する場合はコンクリートは鉄筋
コンクリートであることが好ましく、また、プレキャス
ト部材として用いる場合はコンクリートはシース管が内
押されるストランド補強コンクリートであることが好ま
しい。
【0008】前記のように構成された本発明によれば、
少なくとも2枚の繊維強化プラスチック製の板材と、こ
の板材の板面間を接合する繊維強化プラスチック製の接
合材とから構成される層状部材を筒状に形成した構造用
筒体を使用し、この構造用筒体の両端部に連結用の仕口
を備えて構造部材とし、構造用部体を使用して構造物と
し、また、構造用筒体内にコンクリートを充填して構造
物とするため、重量が小さく、運搬や組立が容易とな
り、雨等により錆が発生することがなく、薬品等により
変質することが少ない。
少なくとも2枚の繊維強化プラスチック製の板材と、こ
の板材の板面間を接合する繊維強化プラスチック製の接
合材とから構成される層状部材を筒状に形成した構造用
筒体を使用し、この構造用筒体の両端部に連結用の仕口
を備えて構造部材とし、構造用部体を使用して構造物と
し、また、構造用筒体内にコンクリートを充填して構造
物とするため、重量が小さく、運搬や組立が容易とな
り、雨等により錆が発生することがなく、薬品等により
変質することが少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る構造用筒体の一実施形
態を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線
断面図、図2は構造用筒体の他の実施形態を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図、図
3は構造用筒体を構成する層状部材の拡大斜視図であ
る。図1において、構造用筒体10は繊維強化プラスチ
ック(FRP)より形成された筒体であり、円筒形状を
している。構造用筒体10は、図3に示されるように、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂にガラス繊維、
炭素繊維等の強化繊維を混入して形成した少なくとも2
枚の板材12a、12aと、同様にフェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂等の樹脂にガラス繊維、炭素繊維等の強化繊
維を混入して形成され板材12a、12aの板面間を接
合する接合材12bとから構成される層状部材12を筒
状に形成したものであり、本実施形態では接合材12b
は断面が波板形状をした波形材で形成されている。構造
用筒体10の内面には、内部にコンクリートが充填され
る場合にコンクリートとの付着を補うための付着手段と
してリング状部材14が接着等により固着されている。
て説明する。図1は本発明に係る構造用筒体の一実施形
態を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線
断面図、図2は構造用筒体の他の実施形態を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図、図
3は構造用筒体を構成する層状部材の拡大斜視図であ
る。図1において、構造用筒体10は繊維強化プラスチ
ック(FRP)より形成された筒体であり、円筒形状を
している。構造用筒体10は、図3に示されるように、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂にガラス繊維、
炭素繊維等の強化繊維を混入して形成した少なくとも2
枚の板材12a、12aと、同様にフェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂等の樹脂にガラス繊維、炭素繊維等の強化繊
維を混入して形成され板材12a、12aの板面間を接
合する接合材12bとから構成される層状部材12を筒
状に形成したものであり、本実施形態では接合材12b
は断面が波板形状をした波形材で形成されている。構造
用筒体10の内面には、内部にコンクリートが充填され
る場合にコンクリートとの付着を補うための付着手段と
してリング状部材14が接着等により固着されている。
【0010】図2において、構造用筒体20は前記した
実施形態と同様に、繊維強化プラスチック(FRP)よ
り形成された筒体であり、四角筒形状をしている。構造
用筒体20は、少なくとも2枚の板材12a、12a
と、この板材の板面間を接合する接合材12bとから構
成される層状部材12を筒状に形成したものであり、本
実施形態では接合材12bは断面が波板形状をした波形
材で形成されている。構造用筒体20の内面には、前記
実施形態と同様にコンクリートとの付着を補うための付
着手段として筒状部材22が接着等により固着されてい
る。
実施形態と同様に、繊維強化プラスチック(FRP)よ
り形成された筒体であり、四角筒形状をしている。構造
用筒体20は、少なくとも2枚の板材12a、12a
と、この板材の板面間を接合する接合材12bとから構
成される層状部材12を筒状に形成したものであり、本
実施形態では接合材12bは断面が波板形状をした波形
材で形成されている。構造用筒体20の内面には、前記
実施形態と同様にコンクリートとの付着を補うための付
着手段として筒状部材22が接着等により固着されてい
る。
【0011】図4は構造用筒体を構成する層状部材の他
の実施形態を示し、(a)は2枚の板材30a、30a
と、断面が連続した四角形状をした接合材30bとから
構成された層状部材30を示している。同様に、(b)
は板材31a、31aと、断面が連続した六角形状をし
たハニカム構造の接合材31bとから構成された層状部
材31を示しており、(c)は板材32a、32aと、
断面が連続した円形状をした接合材32bとから構成さ
れた層状部材32を示している。
の実施形態を示し、(a)は2枚の板材30a、30a
と、断面が連続した四角形状をした接合材30bとから
構成された層状部材30を示している。同様に、(b)
は板材31a、31aと、断面が連続した六角形状をし
たハニカム構造の接合材31bとから構成された層状部
材31を示しており、(c)は板材32a、32aと、
断面が連続した円形状をした接合材32bとから構成さ
れた層状部材32を示している。
【0012】また、(d)は板材33a、33aと、断
面が連続した三角形状をした接合材33bとから構成さ
れた層状部材33を示しており、(e)は板材34a、
34aと、断面が連続した六角形状をして中心に板材3
4cを有する接合材34bとから構成された層状部材3
4を示しており、(f)は板材35a、35aと、断面
が連続したX形状をした接合材35bとから構成された
層状部材35を示している。なお、(e)は3枚の板材
34a、34cを接合材により接合した層状部材とみる
こともでき、この他に複数枚の板材を接合材により接合
して層状部材を構成するようにしてもよい。
面が連続した三角形状をした接合材33bとから構成さ
れた層状部材33を示しており、(e)は板材34a、
34aと、断面が連続した六角形状をして中心に板材3
4cを有する接合材34bとから構成された層状部材3
4を示しており、(f)は板材35a、35aと、断面
が連続したX形状をした接合材35bとから構成された
層状部材35を示している。なお、(e)は3枚の板材
34a、34cを接合材により接合した層状部材とみる
こともでき、この他に複数枚の板材を接合材により接合
して層状部材を構成するようにしてもよい。
【0013】図5、6を参照して構造用筒体と内部に充
填されるコンクリートとを付着させる他の付着手段を説
明する。図5(a)は他の付着手段の正面図であり、
(b)は(a)のC−C線断面図である。図6(a)は
さらに他の付着手段の正面図であり、(b)は(a)の
D−D線断面図である。図5において、構造用筒体40
は繊維強化プラスチックで構成された層状部材41によ
り円筒形状に形成されており、その内面より中心に向け
て複数本の突起42を突設したものである。突起42は
内面に接着等により突設されており、長手方向に所定間
隔をおいて複数個所に突設されるものである。間隔を小
さく設定することによりコンクリートと構造用筒体との
付着を強力にすることができる。
填されるコンクリートとを付着させる他の付着手段を説
明する。図5(a)は他の付着手段の正面図であり、
(b)は(a)のC−C線断面図である。図6(a)は
さらに他の付着手段の正面図であり、(b)は(a)の
D−D線断面図である。図5において、構造用筒体40
は繊維強化プラスチックで構成された層状部材41によ
り円筒形状に形成されており、その内面より中心に向け
て複数本の突起42を突設したものである。突起42は
内面に接着等により突設されており、長手方向に所定間
隔をおいて複数個所に突設されるものである。間隔を小
さく設定することによりコンクリートと構造用筒体との
付着を強力にすることができる。
【0014】図6において、構造用筒体45は繊維強化
プラスチックで構成された層状部材46により四角筒形
状に形成されており、その内面に付着手段として粗面4
7を形成したものである。粗面47としては、内面に小
突起を形成したものや、単に刻みを刻設したもの、表面
自体を目荒らししたもの等適宜設定することができる。
粗面47は所定幅で長手方向に所定間隔をもって形成さ
れるものであり、幅を大きくして間隔を小さくすること
によりコンクリートと構造用筒体との付着を強力にする
ことができ、内面全面に形成する用にすることもでき
る。
プラスチックで構成された層状部材46により四角筒形
状に形成されており、その内面に付着手段として粗面4
7を形成したものである。粗面47としては、内面に小
突起を形成したものや、単に刻みを刻設したもの、表面
自体を目荒らししたもの等適宜設定することができる。
粗面47は所定幅で長手方向に所定間隔をもって形成さ
れるものであり、幅を大きくして間隔を小さくすること
によりコンクリートと構造用筒体との付着を強力にする
ことができ、内面全面に形成する用にすることもでき
る。
【0015】図7を参照して本発明に係る構造部材につ
いて説明する。図7は本発明に係る構造部材の一実施形
態を示し、(a)はその要部断面図、(b)は(a)の
E−E線断面図、(c)は構造部材の使用形態を示す要
部断面図である。構造部材50は、円筒状の構造用筒体
10の両端部に連結用の仕口51、51を備えたもので
あり、高密度プラスチックまたは繊維強化プラスチック
から構成される層状部材12により形成されている。仕
口51、51は構造用筒体10と一体的に形成された円
錐台状の受け部52、52と、この受け部に螺合される
結合部材53とから構成され、結合部材53は中央部の
2つのナット部53aと、両端部の右ネジ部53bおよ
び左ネジ部53cとから構成される。
いて説明する。図7は本発明に係る構造部材の一実施形
態を示し、(a)はその要部断面図、(b)は(a)の
E−E線断面図、(c)は構造部材の使用形態を示す要
部断面図である。構造部材50は、円筒状の構造用筒体
10の両端部に連結用の仕口51、51を備えたもので
あり、高密度プラスチックまたは繊維強化プラスチック
から構成される層状部材12により形成されている。仕
口51、51は構造用筒体10と一体的に形成された円
錐台状の受け部52、52と、この受け部に螺合される
結合部材53とから構成され、結合部材53は中央部の
2つのナット部53aと、両端部の右ネジ部53bおよ
び左ネジ部53cとから構成される。
【0016】この構造部材50は、例えば建設構造物等
の構造部材であるトラス部材やブレース部材として使用
されるものであり、例えば図7(c)に示されるよう
に、複数の連結孔55aを有する球状のハブ55に仕口
51を介して連結されて構造物を構成するものである。
ハブ55は構造部材と同様に繊維強化プラスチックから
構成されているが、金属製のものでもよく、連結孔は4
5度方向に形成したものでもよい。また、ハブは球形に
限らず、例えば多面体から形成され、複数の面に垂直に
連結孔を有するものでもよい。なお、本実施形態は内部
を空洞とした構造部材50の例について示したが、構造
部材50は端部に設けた注入孔54から内部にコンクリ
ート、モルタル等を充填したものでもよい。
の構造部材であるトラス部材やブレース部材として使用
されるものであり、例えば図7(c)に示されるよう
に、複数の連結孔55aを有する球状のハブ55に仕口
51を介して連結されて構造物を構成するものである。
ハブ55は構造部材と同様に繊維強化プラスチックから
構成されているが、金属製のものでもよく、連結孔は4
5度方向に形成したものでもよい。また、ハブは球形に
限らず、例えば多面体から形成され、複数の面に垂直に
連結孔を有するものでもよい。なお、本実施形態は内部
を空洞とした構造部材50の例について示したが、構造
部材50は端部に設けた注入孔54から内部にコンクリ
ート、モルタル等を充填したものでもよい。
【0017】図8、9を参照して構造部材の仕口の他の
実施形態について説明する。図8、9はそれぞれ仕口の
他の実施形態を示し、図8(a)は一部破断正面図、図
8(b)は(a)の側面図、図8(c)は他の実施形態
の一部破断正面図、図8(d)は(c)の側面図、図9
(a)は要部断面図、図9(b)は(a)の平面図、図
9(c)は他の要部断面図、図9(d)は(c)の平面
図である。図8において、構造部材60は繊維強化プラ
スチックの層状部材より形成された円筒状の構造用筒体
61の両端部に、円錐台形状の受け部62およびプレー
ト形の仕口63を繊維強化プラスチックにて一体的に形
成したものであり、仕口63には複数の取付孔63aが
穿設されている。また、構造部材65は構造用筒体66
の両端部に円柱状の受け部67を一体的に形成し、受け
部67に鋼製のプレート形の仕口68を固着した受けネ
ジ69を螺合している。仕口68には複数の取付孔68
aが穿設されている。構造部材60、65は仕口63、
68により、例えば柱、梁間に固定されてブレースとし
て使用されたり、前記したハブのような連結部材により
連結されて構造部材として使用されるものである。
実施形態について説明する。図8、9はそれぞれ仕口の
他の実施形態を示し、図8(a)は一部破断正面図、図
8(b)は(a)の側面図、図8(c)は他の実施形態
の一部破断正面図、図8(d)は(c)の側面図、図9
(a)は要部断面図、図9(b)は(a)の平面図、図
9(c)は他の要部断面図、図9(d)は(c)の平面
図である。図8において、構造部材60は繊維強化プラ
スチックの層状部材より形成された円筒状の構造用筒体
61の両端部に、円錐台形状の受け部62およびプレー
ト形の仕口63を繊維強化プラスチックにて一体的に形
成したものであり、仕口63には複数の取付孔63aが
穿設されている。また、構造部材65は構造用筒体66
の両端部に円柱状の受け部67を一体的に形成し、受け
部67に鋼製のプレート形の仕口68を固着した受けネ
ジ69を螺合している。仕口68には複数の取付孔68
aが穿設されている。構造部材60、65は仕口63、
68により、例えば柱、梁間に固定されてブレースとし
て使用されたり、前記したハブのような連結部材により
連結されて構造部材として使用されるものである。
【0018】図9において、構造部材70は繊維強化プ
ラスチックの層状部材より形成された円筒状の構造用筒
体71の両端部に、円柱状の受け部72およびプランジ
形の仕口73を接着等により固着したものであり、仕口
73には複数の取付孔73aおよび補強用のリブ73b
が設けてある。構造用筒体71の内部にはコンクリート
74が充填されている。なお、円柱状の受け部72およ
びプランジ形の仕口73は別部材にて構成し接着剤等に
より固着する例を示したが、構造用筒体71と一体的に
形成されるように構成してもよい。
ラスチックの層状部材より形成された円筒状の構造用筒
体71の両端部に、円柱状の受け部72およびプランジ
形の仕口73を接着等により固着したものであり、仕口
73には複数の取付孔73aおよび補強用のリブ73b
が設けてある。構造用筒体71の内部にはコンクリート
74が充填されている。なお、円柱状の受け部72およ
びプランジ形の仕口73は別部材にて構成し接着剤等に
より固着する例を示したが、構造用筒体71と一体的に
形成されるように構成してもよい。
【0019】また、構造部材75は繊維強化プラスチッ
クの層状部材より形成された円筒状の構造用筒体76の
両端部に一体的に結合ネジ部77を形成し、この結合ね
じ部77に鋼製のフランジ形の仕口78を螺着したもの
である。仕口78には複数の取付孔78aおよび補強用
のリブ78bが設けてある。構造用筒体76の内部には
コンクリート79が充填されている。構造部材70、7
5は両端部に設けたフランジ形の仕口73、78により
例えば構造物の柱、梁等の間に結合されて使用されるも
のである。
クの層状部材より形成された円筒状の構造用筒体76の
両端部に一体的に結合ネジ部77を形成し、この結合ね
じ部77に鋼製のフランジ形の仕口78を螺着したもの
である。仕口78には複数の取付孔78aおよび補強用
のリブ78bが設けてある。構造用筒体76の内部には
コンクリート79が充填されている。構造部材70、7
5は両端部に設けたフランジ形の仕口73、78により
例えば構造物の柱、梁等の間に結合されて使用されるも
のである。
【0020】図10を参照して本発明に係る構造用筒体
を使用する構造物の一実施形態について説明する。図1
0(a)はその要部断面図、(b)はF−F線断面図、
(c)は構造用筒体の側面図である。構造物80は、構
造用筒体10の内部空間に鉄筋81を配筋してコンクリ
ート82を充填した柱83と、梁84およびスラブ85
等から構成されたものであり、複数階の建築構造物であ
る。構造用筒体10は前記した実施形態と同様に繊維強
化プラスチック製の板材と、この板材の板面間を接合す
る接合材とから構成されるものである。構造用筒体10
には梁84に対応して切り欠き10aが形成されてい
る。鉄筋81は柱83の曲げモーメントに対する剛性を
高めるためのものであり、柱83の長手方向に沿って配
筋された縦筋81aと、長手方向に直角の面方向に縦筋
の外側に位置するように周回状に配筋された横筋81b
とから構成される。
を使用する構造物の一実施形態について説明する。図1
0(a)はその要部断面図、(b)はF−F線断面図、
(c)は構造用筒体の側面図である。構造物80は、構
造用筒体10の内部空間に鉄筋81を配筋してコンクリ
ート82を充填した柱83と、梁84およびスラブ85
等から構成されたものであり、複数階の建築構造物であ
る。構造用筒体10は前記した実施形態と同様に繊維強
化プラスチック製の板材と、この板材の板面間を接合す
る接合材とから構成されるものである。構造用筒体10
には梁84に対応して切り欠き10aが形成されてい
る。鉄筋81は柱83の曲げモーメントに対する剛性を
高めるためのものであり、柱83の長手方向に沿って配
筋された縦筋81aと、長手方向に直角の面方向に縦筋
の外側に位置するように周回状に配筋された横筋81b
とから構成される。
【0021】構造物80は鉄筋81の周囲に構造用筒体
10を配置して、内部にコンクリート82を充填するも
のであり、構造用筒体10が軽量のため運搬や組立が容
易となる。そして、梁84からのせん断力は外側の構造
用筒体10部分に伝達され、構造用筒体10から内部の
コンクリート82にはリング状部材、筒状部材等の付着
手段(図示せず。)により伝達される。このように、梁
84からのせん断力は外側の構造用筒体10および内部
の鉄筋81、コンクリート82の両方に伝達され、両者
により効率よく分担することができる。また、柱83の
外周は繊維プラスチックより構成された構造用筒体10
により覆われているため、コンクリートの圧壊を防止す
るのみでなく錆等が発生することがない。
10を配置して、内部にコンクリート82を充填するも
のであり、構造用筒体10が軽量のため運搬や組立が容
易となる。そして、梁84からのせん断力は外側の構造
用筒体10部分に伝達され、構造用筒体10から内部の
コンクリート82にはリング状部材、筒状部材等の付着
手段(図示せず。)により伝達される。このように、梁
84からのせん断力は外側の構造用筒体10および内部
の鉄筋81、コンクリート82の両方に伝達され、両者
により効率よく分担することができる。また、柱83の
外周は繊維プラスチックより構成された構造用筒体10
により覆われているため、コンクリートの圧壊を防止す
るのみでなく錆等が発生することがない。
【0022】また、図11を参照して本発明に係る構造
用筒体を使用する構造物の他の実施形態について説明す
る。図11(a)はその要部断面図、(b)はG−G線
断面図、(c)は構造用筒体の側面図である。構造物9
0は柱91、梁92およびスラブ93等より構成され、
柱91は構造用筒体10の内部空間にシース管94を位
置させてコンクリート95を充填するとともにシース管
94内にストランド96を緊張状態に設置させている。
構造用筒体10には梁92に対応して切り欠き10aが
形成されている。ストランド96はPCストランド、F
RPストランド等が使用され、柱91の曲げモーメント
に対する剛性を高めるものであるとともに、上下の部材
を緊結して構造体を形成することができる。
用筒体を使用する構造物の他の実施形態について説明す
る。図11(a)はその要部断面図、(b)はG−G線
断面図、(c)は構造用筒体の側面図である。構造物9
0は柱91、梁92およびスラブ93等より構成され、
柱91は構造用筒体10の内部空間にシース管94を位
置させてコンクリート95を充填するとともにシース管
94内にストランド96を緊張状態に設置させている。
構造用筒体10には梁92に対応して切り欠き10aが
形成されている。ストランド96はPCストランド、F
RPストランド等が使用され、柱91の曲げモーメント
に対する剛性を高めるものであるとともに、上下の部材
を緊結して構造体を形成することができる。
【0023】構造物90は前記のように構造用筒体10
を使用するものであり、構造用筒体10は繊維強化プラ
スチックから構成されるため軽量であり、運搬や組立が
容易となる。梁92からのせん断力は接合部に伝達さ
れ、コンクリート95から外側の構造用筒体10部分に
伝達され、さらに筒状部材等の付着手段を介して伝達さ
れる。このように構造物90に力が作用すると、外側の
構造用筒体10および内側のコンクリート95、ストラ
ンド96により効率よく分担して抵抗することができ
る。また、構造物90の柱91は繊維強化プラスチック
から構成される構造用筒体10により被覆されているた
め、コンクリートの中性化などの劣化が防止され、薬品
等により変質することも少なくメンテナンスが容易とな
るという効果を奏する。
を使用するものであり、構造用筒体10は繊維強化プラ
スチックから構成されるため軽量であり、運搬や組立が
容易となる。梁92からのせん断力は接合部に伝達さ
れ、コンクリート95から外側の構造用筒体10部分に
伝達され、さらに筒状部材等の付着手段を介して伝達さ
れる。このように構造物90に力が作用すると、外側の
構造用筒体10および内側のコンクリート95、ストラ
ンド96により効率よく分担して抵抗することができ
る。また、構造物90の柱91は繊維強化プラスチック
から構成される構造用筒体10により被覆されているた
め、コンクリートの中性化などの劣化が防止され、薬品
等により変質することも少なくメンテナンスが容易とな
るという効果を奏する。
【0024】図12を参照して本発明に係る構造部材を
使用する構造物の実施形態について説明する。図12は
その概略斜視図である。構造物100は図7に示される
ような構造部材50とハブ55とを組み合わせてトラス
構造とした屋根部101と、この屋根部101を支持す
る4本の柱体102とから構成される。この場合の構造
部材50は内部にコンクリートを充填していないものが
使用される。屋根部101には膜材が張られ、構造物1
00は柱体102の内部に大空間が得られる構成であ
る。
使用する構造物の実施形態について説明する。図12は
その概略斜視図である。構造物100は図7に示される
ような構造部材50とハブ55とを組み合わせてトラス
構造とした屋根部101と、この屋根部101を支持す
る4本の柱体102とから構成される。この場合の構造
部材50は内部にコンクリートを充填していないものが
使用される。屋根部101には膜材が張られ、構造物1
00は柱体102の内部に大空間が得られる構成であ
る。
【0025】この実施形態によれば、屋根部101は円
筒状の構造用筒体10の両端部に連結用の仕口を備えた
ものであり、高密度プラスチックまたは繊維強化プラス
チックから構成される層状部材により形成されているた
め、軽量で高強度であり、腐食性、耐薬品性に優れてい
る。そして、4本の柱体102により支持されているた
め、中間に柱体が存在しない大空間を得ることができ
る。
筒状の構造用筒体10の両端部に連結用の仕口を備えた
ものであり、高密度プラスチックまたは繊維強化プラス
チックから構成される層状部材により形成されているた
め、軽量で高強度であり、腐食性、耐薬品性に優れてい
る。そして、4本の柱体102により支持されているた
め、中間に柱体が存在しない大空間を得ることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも2枚の繊維強化プラスチック製の板材と、こ
の板材の板面間を接合する繊維強化プラスチック製の接
合材とから構成される層状部材を筒状に形成した構造用
筒体を使用するので、軽量であり、高強度であり、腐食
性に優れており、薬品により変質することも少ない。こ
のため、メンテナンスも容易となるという効果を奏す
る。
少なくとも2枚の繊維強化プラスチック製の板材と、こ
の板材の板面間を接合する繊維強化プラスチック製の接
合材とから構成される層状部材を筒状に形成した構造用
筒体を使用するので、軽量であり、高強度であり、腐食
性に優れており、薬品により変質することも少ない。こ
のため、メンテナンスも容易となるという効果を奏す
る。
【図1】本発明に係る構造用筒体の一実施形態を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図であ
る。
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図であ
る。
【図2】本発明に係る構造用筒体の他の実施形態を示
し、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
し、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
【図3】構造用筒体を構成する層状部材の一実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】(a)〜(f)はそれぞれ構造用筒体を構成す
る層状部材の他の実施形態を示す斜視図である。
る層状部材の他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】構造用筒体と内部に充填されるコンクリートと
を付着させる他の手段を示し、(a)は正面図、(b)
はC−C線断面図である。
を付着させる他の手段を示し、(a)は正面図、(b)
はC−C線断面図である。
【図6】構造用筒体と内部に充填されるコンクリートと
を付着させるさらに他の手段を示し、(a)は正面図、
(b)はD−D線断面図である。
を付着させるさらに他の手段を示し、(a)は正面図、
(b)はD−D線断面図である。
【図7】本発明に係る構造部材の一実施形態を示し、
(a)はその要部断面図、(b)は(a)のE−E線断
面図、(c)は(a)に示す構造部材の使用形態を示す
要部断面図である。
(a)はその要部断面図、(b)は(a)のE−E線断
面図、(c)は(a)に示す構造部材の使用形態を示す
要部断面図である。
【図8】(a)は構造部材の他の実施形態の一部破断正
面図、(b)は(a)の側面図、(c)は構造部材のさ
らに他の実施形態の一部破断正面図、(d)は(c)の
側面図である。
面図、(b)は(a)の側面図、(c)は構造部材のさ
らに他の実施形態の一部破断正面図、(d)は(c)の
側面図である。
【図9】(a)は構造部材の他の実施形態の断面図、
(b)は(a)の平面図、(c)は構造部材のさらに他
の実施形態の一部破断断面図、(d)は(c)の平面図
である。
(b)は(a)の平面図、(c)は構造部材のさらに他
の実施形態の一部破断断面図、(d)は(c)の平面図
である。
【図10】(a)は本発明に係る構造用筒体を使用する
構造物の一実施形態の要部断面図、(b)は(a)のF
−F線断面図、(c)は構造用筒体の側面図である。
構造物の一実施形態の要部断面図、(b)は(a)のF
−F線断面図、(c)は構造用筒体の側面図である。
【図11】(a)は本発明に係る構造用筒体を使用する
構造物の他の実施形態の要部断面図、(b)は(a)の
G−G線断面図、(c)は構造用筒体の側面図である。
構造物の他の実施形態の要部断面図、(b)は(a)の
G−G線断面図、(c)は構造用筒体の側面図である。
【図12】本発明に係る構造部材を使用する構造物の一
実施形態の概略斜視図である。
実施形態の概略斜視図である。
10、20、40、45、61、66、71、76 構
造用筒体 12、30、31、32、33、34、35、41、4
6 層状部材 12a、30a、31a、32a、33a、34a、3
4c、35a 板材 12b、30b、31b、32b、33b、34b、3
5b 接合材 14 リング状部材 22 筒状部材 42 突起 47 粗面 50、60、65、70、75 構造部材 51、63、68、73、78 仕口 52、62、67、72 受け部 53 結合部材 53a ナット部 53b 右ネジ部 53c 左ネジ部 54 注入孔 55 ハブ 63a、68a、73a、78a 取付孔 69 受けネジ 73b、78b リブ 77 結合ネジ部 80、90 構造物 81 鉄筋 82、95 コンクリート 83、91 柱 84、92 梁 85、93 スラブ 94 シース管 96 ストランド 100 構造物 101 屋根部 102 柱体
造用筒体 12、30、31、32、33、34、35、41、4
6 層状部材 12a、30a、31a、32a、33a、34a、3
4c、35a 板材 12b、30b、31b、32b、33b、34b、3
5b 接合材 14 リング状部材 22 筒状部材 42 突起 47 粗面 50、60、65、70、75 構造部材 51、63、68、73、78 仕口 52、62、67、72 受け部 53 結合部材 53a ナット部 53b 右ネジ部 53c 左ネジ部 54 注入孔 55 ハブ 63a、68a、73a、78a 取付孔 69 受けネジ 73b、78b リブ 77 結合ネジ部 80、90 構造物 81 鉄筋 82、95 コンクリート 83、91 柱 84、92 梁 85、93 スラブ 94 シース管 96 ストランド 100 構造物 101 屋根部 102 柱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/19 E04B 1/19 K E04C 3/30 E04C 3/30 (72)発明者 東 勝広 栃木県河内郡南河内町仁良川1726 住友建 設株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 2E163 FA02 FA12 FD21 FD25 FD43 FD55 FF52 FF67 FF73 4F100 AE01D AK01A AK01B AS00C BA03 BA04 BA06 BA07 BA10A BA10B DA11 DB02 DG01A DG01B DH01A DH01B GB07 JB01 JB02 JK01 JL03
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも2枚の繊維強化プラスチック
製の板材と、この板材の板面間を接合する繊維強化プラ
スチック製の接合材とから構成される層状部材を筒状に
形成したことを特徴とする構造用筒体。 - 【請求項2】 請求項1記載の構造用筒体の両端部に連
結用の仕口を備えたことを特徴とする構造部材。 - 【請求項3】 請求項2記載の構造部材の内部空間にコ
ンクリートを充填することを特徴とする構造部材。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の構造用部体を使
用することを特徴とする構造物。 - 【請求項5】 請求項1記載の構造用筒体の内部空間に
コンクリートを充填することを特徴とする構造物。 - 【請求項6】 コンクリートは鉄筋コンクリートである
ことを特徴とする請求項5記載の構造物。 - 【請求項7】 コンクリートはシース管ストランド補強
コンクリートであることを特徴とする請求項5記載の構
造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10204038A JP2000034802A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造用部材または構造用筒体を使用する構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10204038A JP2000034802A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造用部材または構造用筒体を使用する構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000034802A true JP2000034802A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16483736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10204038A Pending JP2000034802A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 構造用筒体、これを使用する構造部材、および構造用部材または構造用筒体を使用する構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000034802A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003053815A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-26 | Kazuhiro Amamiya | 押出成形管 |
JP2007100482A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Okinawa Pref Gov | 樹脂製ボールジョイントのその製造方法 |
JP2008156823A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Okinawa Pref Gov | 合成樹脂製の球状継手とその製造方法並びに製造装置 |
WO2011091006A2 (en) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | Souhegan Wood Products Inc. | Structural cylinder with conformable exterior |
GB2542816A (en) * | 2015-09-30 | 2017-04-05 | Singleton Mark | Fibre reinforced polymer structures |
KR20170086846A (ko) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | (주)엘지하우시스 | 허니컴 구조를 이용한 플라스틱 거푸집 |
USD876208S1 (en) | 2017-09-08 | 2020-02-25 | Souhegan Wood Products Inc. | Winding core |
US10807829B2 (en) | 2016-09-14 | 2020-10-20 | Souhegan Wood Products Inc. | Reinforced wood fiber core |
US11772315B1 (en) | 2019-08-14 | 2023-10-03 | Souhegan Wood Products Inc. | Reinforced wood fiber core and method of making thereof |
-
1998
- 1998-07-17 JP JP10204038A patent/JP2000034802A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4690599B2 (ja) * | 2001-08-22 | 2011-06-01 | 和弘 雨宮 | 押出成形管 |
JP2007100482A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Okinawa Pref Gov | 樹脂製ボールジョイントのその製造方法 |
JP2008156823A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Okinawa Pref Gov | 合成樹脂製の球状継手とその製造方法並びに製造装置 |
JP4576488B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2010-11-10 | 沖縄県 | 合成樹脂製の球状継手とその製造方法並びに製造装置 |
US9487375B2 (en) | 2010-01-19 | 2016-11-08 | Souhegan Wood Products, Inc. | Structural cylinder with conformable exterior |
WO2011091006A3 (en) * | 2010-01-19 | 2011-11-24 | Souhegan Wood Products Inc. | Structural cylinder with conformable exterior |
US9382093B2 (en) | 2010-01-19 | 2016-07-05 | Souhegan Wood Products, Inc. | Structural cylinder with conformable exterior |
WO2011091006A2 (en) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | Souhegan Wood Products Inc. | Structural cylinder with conformable exterior |
GB2542816A (en) * | 2015-09-30 | 2017-04-05 | Singleton Mark | Fibre reinforced polymer structures |
US10612240B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-04-07 | Mark James Singleton | Fibre reinforced polymer structures |
GB2542816B (en) * | 2015-09-30 | 2020-04-22 | James Singleton Mark | Fibre reinforced polymer structures |
KR20170086846A (ko) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | (주)엘지하우시스 | 허니컴 구조를 이용한 플라스틱 거푸집 |
KR102010629B1 (ko) * | 2016-01-19 | 2019-08-13 | (주)엘지하우시스 | 허니컴 구조를 이용한 플라스틱 거푸집 |
US10807829B2 (en) | 2016-09-14 | 2020-10-20 | Souhegan Wood Products Inc. | Reinforced wood fiber core |
US11548754B2 (en) | 2016-09-14 | 2023-01-10 | Souhegan Wood Products Inc. | Reinforced wood fiber core |
USD876208S1 (en) | 2017-09-08 | 2020-02-25 | Souhegan Wood Products Inc. | Winding core |
US11772315B1 (en) | 2019-08-14 | 2023-10-03 | Souhegan Wood Products Inc. | Reinforced wood fiber core and method of making thereof |
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