JP2000033896A - 自転車用ハンドル転向装置 - Google Patents

自転車用ハンドル転向装置

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JP2000033896A
JP2000033896A JP10219801A JP21980198A JP2000033896A JP 2000033896 A JP2000033896 A JP 2000033896A JP 10219801 A JP10219801 A JP 10219801A JP 21980198 A JP21980198 A JP 21980198A JP 2000033896 A JP2000033896 A JP 2000033896A
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敏徳 平良
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルを転向位置に一時的に固定できるよ
うにしたハンドル転向装置において、転向位置での固定
と開放位置への切り換え操作が容易で、かつ、切り換え
た位置での掛止が確実に保持されるようにする。 【解決手段】 ハンドルポスト2に固定した駐輪用固定
リング9に、錠ケース13内に設けられた作動レバー12を
係合させる操作摘み19を、転向装置の作動位置(ハンド
ル固定位置)に対応して設けた第1掛止部21と、開放位
置に対応して設けた第2掛止部22とにそれぞれ掛止させ
るように構成し、かつ、該操作摘みを常時第1掛止部か
ら第2掛止部へ向けて付勢ばね17で付勢させることによ
り、切り換え位置における操作摘みの保持を確実にする
とともに、切り換え操作が容易にできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車の車体の
前部に備えた嵌合筒内に回転自在に挿通されているハン
ドルポストを駐輪時などに所望の転向角度位置に固定
し、ハンドルの回転を一時的に固定できるようにした自
転車用転向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐輪場に置くときの自転車のスペースを
狭くできるようにハンドルを車体と平行に転向して転向
位置に固定するようにしたこの種の装置には、例えば実
開平1ー115997号公報および実開平4ー8189
4号公報の他に、本出願人の先願に特開平9ー3102
49号公報等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の転向装置
は、ハンドルロック錠と一体に付設されていたので、錠
機構の施錠操作と開錠操作に、ハンドルの転向位置にお
ける固定動作と開放動作とが連動するように構成されて
おり、そのために、自転車前部のハンドルポストの回り
の限られた狭い場所に取り付ける錠機構の構造が複雑に
なる。また、駐輪時に施錠操作をすることなく、ハンド
ルのみを転向位置に固定したい場合の操作が不便である
という欠点があった。
【0004】以上のことから、本発明が解決しようとす
る第1の課題は、簡単な操作でハンドルの回転のみを一
時的に固定できるようにした転向装置を提供して、この
種の装置をより便利にかつ使い易くするとともに、使用
時とともに非使用時における不用意な作動を防止して安
全性に優れた転向装置を提供することにある。また本発
明第2の課題は、転向装置の使用、不使用に関係せずに
ハンドルを転向位置において施錠できるようにすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために本発明は、車体の前部に備えた嵌合筒内に、外
周にねじ筒軸を一体に装着したハンドルポストを挿通し
てスラスト軸受に回転自在に軸受し、ねじ筒軸に、ハン
ドルの転向角度に対応する多数の切欠部を周縁に配設し
た駐輪用固定リングを嵌合してハンドルポストと一体に
回転するように固定し、嵌合筒の外側に一体に延設した
錠ケース内に、上記駐輪用固定リングの切欠部と係合す
る作動レバーを設け、この作動レバーに内端を接続した
操作摘みを錠ケースの外側に臨出させ、この操作摘みの
切り換え操作により、上記作動レバーが駐輪用固定リン
グの切欠部に係合する固定位置と、駐輪用固定リングと
の係合から開放される開放位置とに切り換わるようにし
た自転車用ハンドル転向装置であって、上記錠ケース
に、上記作動レバーの固定位置に上記操作摘みを掛止す
る第1掛止部と、該操作摘みを上記作動レバーの開放位
置に掛止する第2掛止部を設けるとともに、この操作摘
みを第1掛止部から第2掛止部へ向けて常時付勢する付
勢ばねを設けたことを特徴とする自転車用ハンドル転向
装置を提供するものである。
【0006】上記のように構成した本発明転向装置は、
ハンドルを転向位置に固定する時は、錠ケースの外側に
臨出している操作摘みを第2掛止部から外して第1掛止
部に切り換える操作により、該操作摘みに接続した作動
レバーとハンドルポスト上の駐輪用固定リングとが係合
し、ハンドルを転向位置に固定する。また、操作摘みを
第1掛止部から第2掛止部に切り換えると、作動レバー
が駐輪用固定リングから離脱して転向装置が非使用状態
に切り換わり、ハンドルポストとハンドルが回転自在に
開放される。
【0007】更に、第1掛止部から第2掛止部へ操作摘
みが切り換わるとき(操作摘みが固定位置から開放位置
に切り換わるとき)は、付勢ばねによりその切換え動作
が付勢されるので、操作摘みの開放位置への復帰と、ハ
ンドルポストからの作動レバーの離脱とがスムーズに行
われる。また、転向装置の使用時、非使用時を問わず第
1と第2の掛止部における掛止には上記付勢ばねによる
付勢が抵抗になってそれぞれの掛止部内において操作摘
みが確実に保持される。
【0008】また、第2掛止部から第1掛止部へ操作摘
みを切り換えるときは、上記付勢ばねの付勢に抗して操
作摘みを操作することになるので、操作摘みの不用意な
切換え操作が防止され、転向装置の不用意な作動を抑止
して、自転車の振動に耐える安全で確実な使用が期待で
きる。本発明は以上のようにして前記の課題を解決した
ものである。
【0009】なお、本発明の実施に際して、駐輪用固定
リングに係合する作動レバーと操作摘みとを接続する構
造には設計的に様々な態様を採用することができるが、
図示した実施例においては、操作摘みを、錠ケースの下
縁に沿って設けた第1掛止部と第2掛止部との間で左右
動を自在にして備えるとともに、この操作摘みを、駐輪
用固定リングの外周に沿って錠ケース内に回動を自在に
して備えたスライドカムに接続し、このスライドカムを
上記操作摘みの左右動に従動させる一方、作動レバー
は、上記スライドカムに設けたカム斜面にガイドさせて
昇降させて前記駐輪用固定リングの切欠部と係合させた
り離脱するように構成し、上記操作摘みと上記スライド
カムの接続部との間に、前記第1と第2の掛止部からの
離脱間隔に対応するスライドを可能にしたばね受け空間
を形成し、該空間内に嵌装したばねに抗して上記操作摘
みを手前側に引くことにより、それぞれの掛止部からの
離脱を可能にするように構成することにより、本転向装
置の作動をより確実にそしてより安全性の高いものにす
ることができる。
【0010】さらに本発明転向装置は、ハンドルポスト
に、転向装置の駐輪用固定リングとは別にハンドルの転
向位置に対応する切欠部を具えたハンドルロックリング
を一体に装着する一方、錠ケース内に、このロックリン
グの切欠部と係合する錠杆を備えてハンドルを転向位置
に回転不能に施錠する錠機構を設けることにより、転向
位置でのハンドルを施錠できるようにすると、施錠しな
いハンドルの一時的な固定と、転向位置での施錠を互い
に無関係に選択できるようになり、より一層使い勝手に
優れた転向装置を得ることができる。
【0011】
【実施例】図面に示す実施例は、本発明に係る転向装置
に施錠機構を付設した場合のもので、以下に本発明をこ
の実施例について説明する。図1は、本発明に係る上記
実施例の側面図、図2はその取付け状態を示す一部切欠
正面図、図3は転向装置の使用状態を示す一部切欠平面
図である。
【0012】同上図において、1は、自転車の車体の前
部に縦に一体形成されている嵌合筒、2は、外周にねじ
筒軸3を一体に装着して嵌合筒1に挿通されたハンドル
ポスト、4は、嵌合筒1の両端部に備えられていてハン
ドルポスト2を回転自在に軸受する一方のスラスト軸受
である。
【0013】5は、図3に示すように周縁にハンドルの
正面位置とその左右にハンドルの転向位置を設定した複
数カ所の切欠部6を具えてハンドルポスト2に嵌合し、
図2に示すように下端をスラスト軸受4に支承させ、ね
じ筒軸3にねじ止めされて互いに一体回転するように固
定したロックリング、7は、ロックリング5の上部に設
けた転向摩擦板、8は、この摩擦板7と接触する転向摩
擦板9を裏面に形成し、周縁にハンドルの転向角度に対
応させた多数の切欠部10を歯車状に配設した駐輪用固
定リング、11は、ハンドルポスト1上で駐輪用固定リ
ング9をロックリング5に圧接させて互いにハンドルポ
スト2と一体回転するように設けた環状の波型板ばねで
ある。
【0014】12は、同じく図3に示すように嵌合筒2
の外側に延設した錠ケース13内に縦に昇降可能に支持
されて、駐輪用固定リング8の周縁部外側に位置して該
リング8の切欠部10と係合する作動レバー、14は作
動レバー12を常時上昇方向に付勢する押し上げばねで
ある。なお、錠ケース13は円筒形の基部13’をスラ
スト軸受4の外周に嵌合してフランジ部4’に支承さ
れ、嵌合筒1と一体回転するように固定されている。
【0015】15は、図3、4に示すように、錠ケース
13の基部13’の正面の内周に沿って左右方向に設け
た円弧形のガイド溝、16は、図示左端に備えた付勢ば
ね17と共にガイド溝14に嵌合し、図示右端部に具え
た斜面カム18を介して作動レバー12の昇降動作を制
御する円弧形のスライドカム、19は、内端をスライド
カム16に接続して同カム16を左右にスライドさせ、
その移動により斜面カム18を介して作動レバー12を
昇降させ、該レバー12を駐輪用固定リング8の切欠部
10に嵌合させてハンドルを転向位置に固定したり、切
欠部10から離脱させてハンドルの固定を開放する操作
摘みである。
【0016】この操作摘み19は、図3に示す開放位置
から同図中虚線で示す矢印に沿って左に操作されると、
付勢ばね17に抗してスライドカム16を図4に示すよ
うに左へ移動させ、それに追従して作動レバー12が、
図5の(a)の位置からばね14に押し上げられ、同図
(b)の位置(駐輪用固定リング8と係合する高さ)に
上昇し、同リング8の切欠部10に嵌合することによ
り、ハンドルポスト2及びハンドルが転向角度位置に固
定される。
【0017】同じく図5の(a)(b)に示すように、
スライドカム16の一側に備えた斜面カム18は右端に
カムの底所に当たる係合部18’を設け、カムの高所に
当たる図示左側を非係合部18”としている。また作動
レバー12は、図1にも示すように、ハンドルポスト2
側に向けて上下2本の係合腕12’、12”を突出さ
せ、常時押し上げばね14に付勢されて下の係合腕1
2”をスライドカム16に係合させつつ、上の係合腕1
2’を駐輪用固定リング8の切欠部10と接離させるよ
うに形成され、錠ケース13に設けた昇降ガイド溝20
内に押し上げばね14と共に嵌合している。
【0018】上記のようにして操作摘み19が開放位置
から固定位置へ移動させると、スライドカム16が図示
左に移動し、斜面カム18を経て右端の係合部18’が
図5の(b)に示す位置に達し、それまで同図(a)に
示すように、非係合部18”に制止されていた作動レバ
ー12が押し上げばね14に付勢されて上昇し、駐輪用
固定リング8の周縁部の切欠部10と係合するので、駐
輪用固定リング8及び両転向摩擦板7、9を介してハン
ドルポスト2の回転が阻止され、ハンドルはその時の角
度位置に固定される。なお図5において駐輪用固定リン
グ8及びスライドカム16は説明のため展開状態で図示
されている。
【0019】駐輪用固定リング8の開放は、操作摘み1
9を図5の(b)から(a)へ右に戻す操作により行わ
れる。操作摘み19とスライドカム16の右行に従って
斜面カム18に押し下げられた作動レバー12が、同カ
ム18の非係合部18”へ復位することにより、転向位
置に固定されていたハンドルが回転自在に開放される
(図4及び図5の(a)参照)。
【0020】操作摘み19は、上記のようにして作動レ
バー12を駐輪用固定リング8の切欠部10に係合させ
る固定位置と、切欠部10から離脱させる開放位置を、
錠ケース13の下縁に切り欠き状に形成した第1掛止部
21と第2掛止部22との嵌合によりそれぞれ左右動を
不能にして掛止される。
【0021】そして、第1掛止部21と第2掛止部22
に掛止される操作摘み19には、スライドカム16を常
時図示右方向に付勢する付勢ばね17の圧迫が作用する
ので、掛止位置での保持がより確実になり、自転車の振
動に十分に耐えられる。また、スライドカム16の右行
は、付勢ばね17の付勢によりスムーズに行われる一
方、第2掛止部22から第1掛止部21へ移動させる操
作摘み19の操作は付勢ばね17に抗して行われること
になるので、不用意なハンドル固定作動を防止できる。
【0022】上記第1掛止部21と第2掛止部22から
の操作摘み19の離脱は、図3に示すように手前側に少
し引くことによりなされる。図6の(a)(b)に示す
ように操作摘み19とスライドカム16の接続部23と
の嵌合部分には、第1と第2の掛止部21と22の深さ
に対応するスライド余裕24と、ばね受け空間25が形
成されていて、ばね受け空間25内に、一端を接続部2
3の先端側に、他端を操作摘み19の内端側にばね受け
させてコイル形のばね26を嵌装し、このばね26によ
り常時操作摘み19を錠ケース13側に引き付けてお
き、操作に際して操作摘み19を手前側に引いて掛止部
21、22から離脱させて左右動を可能にし、左右動行
程の終端で自動的に所定の掛止部内に引き戻させるよう
に構成している。なお、図中27は抜け止め用のストッ
パーである。
【0023】次にこの転向装置に付設した前記錠機構に
ついて説明すると、錠ケース13には、操作摘み19の
臨出位置に隣接して形成した嵌装部13”内に、図2の
手前側に鍵穴を開口させたシリンダー錠機構28を嵌装
している。
【0024】実施例で採用したシリンダー錠機構28は
従来公知のもので、図3中に虚線で示す鍵29の回転操
作に従ってほぼ180°の回転が可能であるとともに、
嵌装部13’の底部との間に復元ばね30を介設し、そ
の付勢によって嵌装位置における所定長さの前後摺動を
可能にしている。
【0025】このシリンダー錠機構28は、同じく図3
中に示すように内端に突出する角軸31に、作動ガイド
板32と円形の回転レバー33を嵌合し、回転レバー3
3の内端面から突出するピン34を、嵌装部13”底部
裏面に形成したスライドガイド孔35に嵌合させた錠杆
36と係合させて、鍵29の回転操作により、ピン34
を介して錠杆36を進退させるように構成されている。
【0026】上記錠杆36は、図2、3に示すように、
前記ロックリング5と係合する位置に備えられ、前進時
に該リング5の切欠部6と嵌合して、ハンドルポスト2
及びハンドルを転向位置と正常の使用角度位置に回転不
能に施錠する。なお図中37は、錠杆36を常時施錠方
向に付勢する付勢ばねである。
【0027】図2に示す施錠状態から鍵29の開錠操作
によりシリンダー錠機構28がほぼ90°回転すると、
図3に示すようにロックリング5の切欠部6から錠杆3
6が離脱し、次いでシリンダー錠機構28は復元ばね3
0の付勢により若干手前側に移動する。次いで鍵29を
更に90°回転すると、図3中に虚線で示すガイド溝3
8の最奥部に作動ガイド板32の一端に延設したガイド
突起39が掛止されて、開錠状態が強固に保持される。
【0028】以上のように、転向装置の駐輪用固定リン
グ8とは別にハンドルの転向位置に対応する切欠部6を
具えたハンドルロックリング5と、このロックリング5
と係合する錠杆36を備えてハンドルを転向位置に回転
不能に施錠する錠機構(シリンダー錠機構28)を設け
ることにより、この装置は、施錠しないハンドルの一時
的な固定と、転向位置での施錠を互いに無関係に選択で
きるので、より一層使い勝手に優れ、自転車の使用上に
きわめて有利である。
【0029】本発明の実施に際し、駐輪用固定リングを
作動させる操作摘み、作動レバー等の構造は前述のよう
に図示の態様に限られるものではなく、本発明の要旨に
沿って適宜に設計変更されることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明転向装置は、上記
のようにきわめて簡単な操作でハンドルの一時的な固定
ができる。また、ハンドルの固定時と開放時における操
作摘みの保持が確実に行われ、不用意な作動が防止され
るので安全性にも優れているなど、自転車の使用者に便
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例の側面図
【図2】図2は、実施例の取付け状態を示す一部切欠立
面図
【図3】図3は、使用状態を示す一部切欠平面図
【図4】図4は転向装置のみを使用した場合の一部切欠
平面図
【図5】図5(a)(b)は、操作摘みとスライドカム
の作動状態の説明図
【図6】図6(a)(b)は、操作摘みとスライドカム
との接続部分の一部切欠側面図である。
【符合の説明】
1 嵌合筒 2 ハンドルポスト 3 ねじ筒軸 4 スラスト軸受 4’フランジ部 5 ロックリング 6 切欠部 7 転向摩擦板 8 駐輪用固定リング 9 転向摩擦板 10 切欠部 11 波型板ばね 12 作動レバー 12’ 係合腕 12” 係合腕 13 錠ケース 13’ 基端部 13” 嵌装部 14 押し上げばね 15 ガイド溝 16 スライドカム 17 付勢ばね 18 斜面カム 18’ 係合部 18” 係合部 19 操作摘み 20 昇降ガイド溝 21 第1掛止部 22 第2掛止部 23 接続部 24 スライド余裕 25 ばね受け空間 26 ばね 27 ストッパー 28 シリンダー錠機構 29 鍵 30 復元ばね 31 角軸 32 作動ガイド板 33 回転レバー 34 ピン 35 スライドガイド孔 36 錠杆 37 付勢ばね 38 ガイド溝 39 ガイド突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前部に備えた嵌合筒内に、外周に
    ねじ筒軸を一体に装着したハンドルポストを挿通してス
    ラスト軸受に回転自在に軸受し、ねじ筒軸に、ハンドル
    の転向角度に対応する多数の切欠部を周縁に配設した駐
    輪用固定リングを嵌合してハンドルポストと一体に回転
    するように固定し、嵌合筒の外側に一体に延設した錠ケ
    ース内に、上記駐輪用固定リングの切欠部と係合する作
    動レバーを設け、この作動レバーに内端を接続した操作
    摘みを錠ケースの外側に臨出させ、この操作摘みの切り
    換え操作により、上記作動レバーが駐輪用固定リングの
    切欠部に係合する固定位置と、駐輪用固定リングとの係
    合から開放される開放位置とに切り換わるようにした自
    転車用ハンドル転向装置であって、上記錠ケースに、上
    記作動レバーの固定位置に前記操作摘みを掛止する第1
    掛止部と、該操作摘みを上記作動レバーの開放位置に掛
    止する第2掛止部を設けるとともに、この操作摘みを第
    1掛止部から第2掛止部へ向けて常時付勢する付勢ばね
    を設けたことを特徴とする自転車用ハンドル転向装置。
  2. 【請求項2】 前記操作摘みは、前記錠ケースの下縁に
    沿って設けた前記第1掛止部と第2掛止部との間で左右
    動を自在にして備えられるとともに、錠ケース内で前記
    駐輪用固定リングの外周に沿って回動を自在に備えたス
    ライドカムを接続して、このスライドカムを上記操作摘
    みの左右動に従動させ、前記作動レバーは、上記スライ
    ドカムに設けたカム斜面にガイドされて昇降して、前記
    駐輪用固定リングの切欠部と係合、離脱するように構成
    するとともに、上記操作摘みと上記スライドカムの接続
    部との間に、前記第1と第2の掛止部からの離脱間隔に
    対応するスライドを可能にしたばね受け空間を形成し、
    該空間内に嵌装したばねに抗して上記操作摘みを手前側
    に引くことにより、それぞれの掛止部からの離脱を可能
    にしたことを特徴とする請求項1の自転車用ハンドル転
    向装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルポストに前記駐輪用固定リ
    ングと一体に回転してハンドルを転向位置に施錠するハ
    ンドルロックリングを装着し、前記錠ケース内に、上記
    ロックリングの切欠部と係合する錠杆を備えてハンドル
    を転向位置に回転不能に施錠する錠機構を設けることに
    より、駐輪時におけるハンドルの転向位置での固定と、
    上記錠機構を用いた転向位置でのハンドルの施錠とを選
    択できるようにしたことを特徴とする請求項1の自転車
    用ハンドル転向装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107161255A (zh) * 2017-04-14 2017-09-15 浙江好来喜儿童用品有限公司 一种适用于童车的转向机构

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