JP2000033691A - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録制御方法

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JP2000033691A
JP2000033691A JP20344698A JP20344698A JP2000033691A JP 2000033691 A JP2000033691 A JP 2000033691A JP 20344698 A JP20344698 A JP 20344698A JP 20344698 A JP20344698 A JP 20344698A JP 2000033691 A JP2000033691 A JP 2000033691A
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JP20344698A
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Masahiko Umezawa
雅彦 梅澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な記録ヘッドの制御を複雑な論理回路を
用いる事なく実現することができる記録装置及び記録制
御方法を提供することである。 【解決手段】 複数の記録要素を有した記録ヘッドを用
い、メモリ74に格納された複数の記録要素駆動パター
ンを用いて記録を行なう際に、メモリ74に格納された
記録要素駆動パターンの読出開始アドレス(ADDR)
を複数設定し、複数の記録要素から記録動作を行う記録
要素を選択し、記録モードに従って設定された読出開始
アドレス(ADDR)を選択し、その選択された読出開
始アドレスに基づいて、メモリ74に格納された記録要
素駆動パターンを読み出し、その読み出された記録要素
駆動パターンに基づいて記録要素を選択し、その選択記
録要素を駆動して記録を行なうよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及び記録制
御方法に閑し、特に、インクジェット方式に従って記録
を行う記録ヘッドを備えた記録装置及び記録制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の記録モードをもった従来の記録装
置では、その記録モードに従った記録を行う為に記録ヘ
ッドの一部の記録要素を選択する選択パルスを得るため
に、ゲート回路を用いていた。
【0003】図12は、二種類の記録モードをもつ従来
の記録装置の選択パルス発生回路を示すブロック図であ
る。装置の制御回路(不図示)より記録開始を示す駆動
トリガが入力された時、同様に制御回路より入力される
記録モード信号及びセレクタ80により2つの選択パル
ス発生回路81の内、いずれか1つが選択される。次
に、選択された選択パルス発生回路は、COM11,C
OM12,COM21,COM22 UPPER EN
ABLE,LOWER ENABELの6つの信号を一
定周期でヘッド駆動部83に出力する。一方、制御回路
に備えられたアドレスバスとデータバスを介して入力さ
れる制御信号(不図示)に基づいてヒートパルス発生回
路82より発生したヒートパルスもヘッド駆動部83へ
出力される。そして、ヘッド駆動部83は、これら入力
された信号に基づいて、記録ヘッド84を駆動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、近年ますます、
記録速度の高速化が求められるようになり、多数の記録
要素(例えば、発熱体やインク吐出ノズルなど)を実装
した記録ヘッドを用いた、記録速度の高速化が提案され
てきている。しかし、記録ヘッドの記録要素数の増加に
伴いインタレース駆動、複数の記録モードに従う記録制
御、記録走査毎の記録制御の変更、記録ヘッド駆動毎に
記録制御の変更など複雑な記録ヘッド制御が必要となっ
てきており、これらの複雑な制御をゲート回路で実現す
るのは、装置の小型化の傾向、コストダウン、記録速度
の高速化の要求などを考慮すると、困難となってきてい
る。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、複雑な記録ヘッドの制御を複雑な論理回路を用いる
事なく実現することができる記録装置及び記録制御方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0007】即ち、複数の記録要素を有した記録ヘッド
を用いて記録媒体に記録を行う記録装置であって、前記
複数の記録要素を駆動するために用いる記録要素駆動パ
ターンを複数格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納
された記録要素駆動パターンの読み出し開始アドレスを
複数設定する設定手段と、前記複数の記録要素から記録
動作を行う記録要素を選択する第1選択手段と、異なる
記録モードによって前記設定手段によって設定された読
み出し開始アドレスを選択する第2選択手段と、前記第
2選択手段によって選択された読み出し開始アドレスに
基づいて、前記記憶手段に格納された記録要素駆動パタ
ーンを読み出し、前記読み出された記録要素駆動パター
ンに基づいて記録要素を選択し、前記選択された記録要
素を駆動して記録を行なうよう制御する記録制御手段と
を有することを特徴とする記録装置を備える。
【0008】ここで、前記記録要素駆動パターンは、例
えば、RAMのような記憶手段にテーブル形式で格納さ
れていることが望ましい。
【0009】また、前記設定手段は、さらに、前記記憶
手段へのアクセス回数と、該アクセス毎のアドレスを指
定する指定手段を含むことが望ましく、この場合、その
指定手段では、アクセス毎のアドレスを、読み出し開始
アドレスとアクセス毎の増分とによって定めると良い。
【0010】さらに、前記記憶手段には、前記記録要素
駆動パターンが連続したアドレスに格納されるようにす
ると良い。
【0011】なお、上記の記録ヘッドは、インクを吐出
して記録を行うインクジェット記録ヘッドでも良いし、
さらに、熱エネルギーを利用してインクを吐出するため
にインクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネ
ルギー変換体を備えていても良い。
【0012】また、その記録ヘッドは、カラー記録を行
う記録ヘッドでもよいが、その時にはその記録ヘッド
は、イエローのインクを吐出する第1の記録ヘッドユニ
ットと、シアンのインクを吐出する第2の記録ヘッドユ
ニットと、マゼンタのインクを吐出する第3の記録ヘッ
ドユニットと、ブラックのインクを吐出する第4の記録
ヘッドユニットとで構成される。
【0013】また他の発明によれば、複数の記録要素を
有した記録ヘッドを用いた記録において、記憶媒体に格
納された複数の記録要素駆動パターンを用いて記録制御
を行なう記録制御方法であって、前記記憶媒体に格納さ
れた記録要素駆動パターンの読み出し開始アドレスを複
数設定する設定工程と、前記複数の記録要素から記録動
作を行う記録要素を選択する第1選択工程と、異なる記
録モードによって前記設定工程において設定された読み
出し開始アドレスを選択する第2選択工程と、前記第2
選択工程において選択された読み出し開始アドレスに基
づいて、前記記憶媒体に格納された記録要素駆動パター
ンを読み出し、前記読み出された記録要素駆動パターン
に基づいて記録要素を選択し、前記選択された記録要素
を駆動して記録を行なうよう制御する記録制御工程とを
有することを特徴とする記録制御方法を備える。
【0014】以上の構成により本発明は、複数の記録要
素を有した記録ヘッドを用い、記憶媒体に格納された複
数の記録要素駆動パターンを用いて記録を行なう際に、
その記憶媒体に格納された記録要素駆動パターンの読み
出し開始アドレスを複数設定し、複数の記録要素から記
録動作を行う記録要素を選択し、異なる記録モードによ
って設定された読み出し開始アドレスを選択し、その選
択された読み出し開始アドレスに基づいて、記憶媒体に
格納された記録要素駆動パターンを読み出し、その読み
出された記録要素駆動パターンに基づいて記録要素を選
択し、その選択記録要素を駆動して記録を行なうよう制
御する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の代表的な実施形態であるイ
ンクジェット方式に従って記録を行なう記録ヘッドを備
えたプリンタ装置の構成を示す外観斜視図である。
【0017】図1において、1は記録用紙(或は、プラ
スチックシートなどの記録媒体)、2〜3は記録用紙1
の記録領域の上下に配置され矢印Aの方向に記録用紙1
を搬送する搬送ローラ、4は搬送ローラ2〜3を駆動す
るシート送りモータ、5は搬送ローラ2と3との間に位
置し搬送ローラ2〜3の回転軸に平行に設けられたガイ
ドシャフト、6はガイドシャフト5に沿って往復移動
(矢印B)するキャリッジ、7はキャリッジを移動させ
るキャリッジモータ、8はキャリッジモータ7の駆動力
をキャリッジ6に伝達するベルトである。
【0018】さて、キャリッジ6には、インクジェット
方式に従ってインク液滴を吐出して記録を行なう記録ヘ
ッド9A〜9D(以下、これら4つの記録ヘッドを総称
して言及するときには、記録ヘッド9とする)が搭載さ
れている。記録ヘッド9はカラー画像記録用であり、キ
ャリッジ6の移動方向に配置され、それぞれ、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(B
k)の各色のインクに対応させて設けた4個の記録ヘッ
ド(Kヘッド)9A、記録ヘッド(Cヘッド)9B、記
録ヘッド(Mヘッド)9C、記録ヘッド(Yヘッド)9
Dからなっている。記録ヘッド9A〜9D各々の前面、
即ち、記録用紙1の記録面と所定間隔を於て対抗する面
には複数(例えば、64個または128個)のインク吐
出口をキャリッジ6の走査方向と交差させる方向に縦一
列に配置している。そして、記録ヘッド9A〜9Dのロ
ジック回路は同じ構成をもっている。
【0019】また、このプリンタ装置の外装ケース(不
図示)に取付けられる操作パネル64には、オンライン
/オフライン切換えキー60A、ラインフィードキー6
0B、記録モード切り替えキー60C、リセットキー6
0D等のキー設定部の他、アラームランプ61Aや電源
ランプ61BのLEDランプや各種メッセージを表示す
るLCD65が設けられている。
【0020】なお、92は記録用紙1に所望の画像を記
録するためのインクを貯溜するインクタンクである。イ
ンクタンク92は、記録ヘッド9A〜9Dに対応して4
色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブ
ラック(Bk))のインクを貯溜する4つのコンパート
メントから構成されている。
【0021】以下に詳述するが、プリンタ装置のCPU
やこれに併設されたROM、RAM等を含む制御部は、
ホストコンピュータ(以下、ホストという)100から
指令信号やデータ信号(記録情報)を受信し、これに基
づいて、各種モータ等の駆動するとともに、記録ヘッド
9A〜9Dに含まれる電気熱変換体(ヒータ)に駆動電
源(ヒート電源)を印加し通電する。
【0022】図2は、図1に示すプリンタ装置の制御回
路の概略構成を示すブロック図である。
【0023】マイクロプロセッサ形態のCPU21は、
インタフェース22を介してホスト100に接続されて
おり、制御プログラムを格納したROM24や更新可能
な制御プログラムや処理プログラムや各種定数データな
どを格納したEEPROM23、及び、ホスト100か
らインタフェース22を介して受信した指令信号(コマ
ンド)や記録情報信号を格納するRAM25にアクセス
し、これらのメモリに格納された情報に基づいて記録動
作を制御する。さらに、CPU21は、出力ポート26
及びキャリッジモータ制御回路42を介してキャリッジ
モータ7を動作させることによりキャリッジ6を移動さ
せたり、出力ポート26及びシート送りモータ制御回路
44を介してシート送りモータ4を動作させることによ
り搬送ローラ2〜3などの搬送機構を動作させる。さら
に、CPU21は、RAM25に格納されている記録情
報に基づきヘッド駆動回路29を介して記録ヘッド9A
〜9Dを駆動することにより、記録用紙1上に所望の画
像を記録することができる。
【0024】また、電源回路28からは、CPU21を
動作させるためのロジック駆動電圧Vcc(例えば5
V)、各種モータ駆動電圧Vm(例えば30V)、記録
ヘッド9を駆動させるためのヒート電圧Vh(例えば2
5V)、及び、記録ヘッド9保護用バックアップ電圧V
DDH等が出力される。そして、ヒート電圧Vhは記録
ヘッド9に、電圧VDDHが記録ヘッド9を制御するた
めに記録ヘッド制御回路29に印加される。
【0025】さらに、操作キー60A〜60Dから入力
される指示は入力ポート32を介してCPU21に伝え
られ、CPU21からの命令が出力ポート36を介して
ブザー発生制御回路62に伝えられるとブザー63が鳴
動したり、表示制御回路66に伝えられるとLCD65
にメッセージが表示されたり、LED61A、61Bが
点灯する。
【0026】なお、図2において、70は上述した種々
の構成要素を互いに接続するCPUバスである。
【0027】図3は、記録ヘッド制御回路29の詳細な
構成を示すブロック図である。
【0028】図3において、67はCPU21からのデ
ータに基づいて記録モードを設定するレジスタ、68は
記録モードレジスタ67に設定された記録モードに従っ
てメモリからの読出開始アドレス(ADDR:16ビッ
ト)を切り替える為の読み出し開始アドレスセレタタ
(SEL)、69はCPU21からのスタートビット信
号(Start Bit)によって、駆動トリガ(TR
G)を発生する駆動トリガ発生回路、71は駆動トリガ
発生回路69で発生した駆動トリガ(TRG)によりデ
ータリードトリガ信号(DRTRG)を設定回数(N
回)だけ発生するリードトリガ発生回路である。
【0029】また、72はリードトリガ発生回路71か
ら出力されるデータリードトリガ信号(DRTRG)を
契機として読出開始アドレス(ADDR)にインクリメ
ント値(n)を加減算し、読み出しアドレス信号AD1
を発生するアドレス発生回路、73はアドレス発生回路
72から出力されるアドレス信号AD1とCPUバス7
0の一部を構成するアドレスバスから供給されるアドレ
ス信号AD2の内いづれか1つを選択するアドレスセレ
クタ(SEL)、74は後述する記録ヘッドの制御パタ
ーンを格納するメモリ(RAM)、75は記録ヘッド9
に内蔵されたヘッド駆動部、76は記録ヘッド9に内蔵
されたインク吐出部、77はアドレスバスとデータバス
から供給される信号に従ってヒートパルス(P1、P
2)を発生しヘッド駆動部75に供給するヒートパルス
発生回路である。
【0030】RAM74からは、入力されるデータリー
ドトリガ信号(DRTRG)が供給されるタイミング
で、アドレスセレクタ(SEL)73より供給される読
みだしアドレス(アドレス信号AD1或はAD2)で示
されるアドレス番地に従って、制御信号COM11、C
OM12、COM21、COM22、UPPER EN
ABLE、LOWER ENABLEが読み出され、ヘ
ッド駆動部75に出力される。RAM74の内容は、C
PU21から供給されるライト信号と、その信号ととも
に入力されるアドレスとデータによって、書き込まれた
り、書き換えられる。
【0031】ここで、RAM75の代わりにメモリ素子
としてレジスタが用いられる場合にも同様にその内容が
書き換えられるが、その内容を書き換えない構成、即
ち、RAM75の代わりにメモリ素子としてROMが用
いられる場合には、CPU21からのライト信号、デー
タバスは供給されない。
【0032】なお、図3に示すヘッド駆動部75とイン
ク吐出部76は、実際の回路では、記録ヘッド9を構成
する4つの記録ヘッド9A〜9Dに対応する構成が備え
られているが、これらの構成は同じであるので、説明を
簡単にするために、ここでは、記録ヘッド9を構成する
4つの記録ヘッド9A〜9Dの1つのみを示している。
また、その記録ヘッドは64の記録要素で構成されてい
るとしている。
【0033】また、リードトリガ発生回路71における
データリードトリガ信号(DRTRG)の発生回数は任
意に設定できる。
【0034】さらに、以上の構成に加えて、CPU21
はRAM25に格納された画像信号(DATA)を読み
出し、データバスを介して、画像信号(DATA)をヘ
ッド駆動部75に入力する。ここでは、記録要素の数に
対応して64ビットの画像信号が入力される。そして、
その各ビットが記録要素1つ1つのデータに対応する。
【0035】図4は、記録ヘッド9の内の1つの記録ヘ
ッド(即ち、記録ヘッド9A〜9Dの内の1つ)のヘッ
ド駆動部75の構成を示すブロック図である。なお、図
4に示す構成は1つの記録ヘッドに64個の記録素子を
もつ構成である。ここでは、64個の記録素子各々に対
応して備えられる64個のヒータとインク吐出ノズル
(不図示)のうちの、ヒータ1〜34に対応した部分の
みが示されており、ヒータ1〜32に対応するロジック
回路に対する構成と、ヒータ33〜64に対応するそれ
とは同じ構成である。
【0036】図4から理解されるように、ヒータ1〜1
6とヒータ33〜48とはUPPER ENABLE信
号が夫々のヒータに対応して設けられたAND回路を経
て印加されて駆動され、一方、ヒータ17〜32と49
〜64とはLOWER ENABLE信号が夫々のヒー
タに対応して設けられたAND回路を経て印加されて駆
動される。また、制御信号COM11とCOM12とを
デコーダ67でデコードした4つの信号は夫々、ヒータ
1、2、17、18、33、34、49、50と、ヒー
タ5、6、21、22、37、38、53、54と、ヒ
ータ9、10、25、26、41、42、57、58
と、ヒータ13、14、29、30、45、46、6
1、62とに対応して設けられたAND回路に印加され
る。一方、制御信号COM12とCOM22とをデコー
ダ68でデコードした4つの信号は夫々、ヒータ3、
4、19、20、35、36、51、52と、ヒータ
7、8、23、24、39、40、55、56と、ヒー
タ11、12、27、28、43、44、59、60
と、ヒータ15、16、31、32、47、48、6
3、64とに対応して設けられたAND回路に印加され
る。
【0037】さらに、パルス信号P1はヒータ1、2、
5、6、9、10、13、14、……、61、62に対
応して設けられたAND回路に、パルス信号P2はヒー
タ3、4、7、8、11、12、15、16、……、6
3、64に対応して設けられたAND回路に印加され
る。
【0038】また、説明を簡単にするために図示しなか
ったが、64ビットの画像データDATAの各ビット
は、ヒータ1〜64に対応したAND回路各々に入力さ
れる。
【0039】図5は、図4に示すような構成をもつヘッ
ド駆動部75を駆動するために印加する制御信号の一例
を示すタイムチャートである。また、これらの信号の状
態遷移をデータテーブルとしてRAM74に保持する場
合のデータテーブルの内容は図6に示すようになる。
【0040】次に、以上のような構成のプリンタ装置を
用いた1サイクル(64個の記録要素すべてに対する記
録動作)分の記録動作について、図7〜図10を参照し
て説明する。
【0041】図7はRAM74に保持されたデータテー
ブルの別の部分を示す図である。
【0042】例えば、インクリメント値(n)を“1”
とし、読出開始アドレス(ADDR)として、図7に示
すADDR1が指定されたとし、データリードトリガ信
号(DRTRG)が19回発生したとすれば、ヘッド駆
動部75を駆動するために印加する制御信号のタイムチ
ャートは図8に示すようになる。また、同様に、インク
リメント値(n)を“1”とし、読出開始アドレス(A
DDR)として、図7に示すADDR2が指定されたと
し、データリードトリガ信号(DRTRG)が19回発
生したとすれば、ヘッド駆動部75を駆動するために印
加する制御信号のタイムチャートは図9に示すようにな
る。
【0043】このように、この実施形態に従えば、RA
M74に制御信号の状態遷移を示すデータをデータテー
ブルとして用意しておき、そのデータを読み出すための
先頭アクセスアドレス(ADDR)とアクセス毎のアド
レスのインクリメント値(n)とアクセス回数(即ち、
データリードトリガ信号(DRTRG)の発生回数
(N)を指定するだけで、種々の記録ヘッド駆動パター
ンを生成することができる。従って、この駆動パターン
を組み合わせるこによって、容易に種々の記録モードを
設けることができる。
【0044】この実施形態では、図6に示すような制御
信号の発生パターンに従う記録モードを“MODE
1”、図7に示すような制御信号も発生パターンに従う
記録モードを“MODE2”図示はしていないがm個の
異なる先頭アクセスアドレス(ADDRi:i=1,
m)から制御信号の発生パターンをm回読み出して得ら
れる発生パターンに従う記録モードを“MODE3”と
した3つの記録モードを用いて記録を行なうことができ
る。
【0045】図10はその3つの記録モードに従う記録
動作の処理を示すフローチャートである。
【0046】まず、ステップS1では、CPU21は、
データバス及びアドレスバスを介して記録モード設定レ
ジスタ71に記録モードを設定する。次に、ステップS
2では、その設定された記録モードを調べ、記録モード
がMODE1であれば処理はステップS3に、MODE
2であれば処理はステップS17に、MODE3であれ
ば処理はステップS23に進む。
【0047】以下、各記録モード毎の処理について説明
する。
【0048】(1)記録モードがMODE1の場合 処理はステップS3で、アドレスセレクタ(SEL)7
3のレジスタにアクセスアドレス(Address)と
して読出開始アドレス(ADDR=1(10進法表
示))を設定し、ステップS4ではデータリードトリガ
信号(DRTRG)の発生回数(N)としてN=35
(10進法表示)に設定し、さらにステップS5では、
アドレスのインクリメント値(n)としてn=1(10
進法表示)に設定する。
【0049】次に、ステップS6でCPU21より入力
されたスタートビット信号(Start Bit)信号
を入力し、さらにステップS50ではその信号入力に基
づいて記録ヘッドを以下の手順で駆動する。なお、画像
信号(DATA)は既にヘッド駆動部75に入力されて
いるものとする。
【0050】図11は記録ヘッドの駆動手順を示すフロ
ーチャートである。
【0051】まず、ステップS100では、駆動トリガ
発生回路69が駆動トリガ(TRG)を発生すると、ス
テップS110ではリードトリガ回路71はデータリー
ドトリガ信号(DRTRG)を発生する。次に、これに
応じて、ステップS120ではアドレス発生回路では最
初のアドレス(ADDR)がアドレスセレクタ(SE
L)72を介してアドレス信号AD1としてRAM74
に供給され、同時にRAM74に供給されるデータリー
ドトリガ信号(DRTRG)によって制御信号COM1
1、COM12、COM21、COM22、UPPER
ENABLE、LOWER ENABLEが読み出さ
れる。
【0052】そして、ステップS130ではその読み出
された制御信号がヘッド駆動部75に入力される。この
とき、ステップS140ではヒートパルス発生回路79
から発生したヒートパルス(P1、P2)がヘッド駆動
部75に印加され、ヒータが駆動され、入力された画像
信号(DATA)に従ってインク吐出部76よりインク
が吐出される。
【0053】次に、ステップS150ではアドレス発生
回路72において、現在のアクセスアドレス(Addr
ess)が先頭アクセスアドレス(ADDR)とインク
リメント値(n)とデータリードトリガ信号(DRTR
G)の発生回数(N)から求められる最終アクセスアド
レス{ADDR+n×(N−1)}に一致したかどうか
を調べるここで、そのアクセスアドレスが最終アクセス
アドレスに一致した場合には、記録ヘッドの駆動は終了
し、処理は次のステップS7に進むが、不一致の場合に
は、処理はステップS160に進み、アクセスアドレス
(Address)を設定したインクリメント値(n)
だけ加え、その後処理はステップS110に戻り、次の
データリードトリガ信号に従って次のアドレスからの読
み出しを行ない。上記の処理を繰り返す。なお、アドレ
ス発生回路72における比較結果は比較結果信号(CO
MP)としてリードトリガ発生回路71と駆動トリガ発
生回路にフィードバックされて、次のタイミングでのデ
ータリードトリガ信号(DRTRG)の発生や駆動トリ
ガ(TRG)の発生の契機となる。
【0054】最後に、ステップS7では、駆動トリガ
(TRG)の発生回数(TRGN)が予め設定された回
数(PSET)と一致するかどうかを調べる。ここで、
TRGN=PSETであれば処理は終了するが、TRG
N≠PSETであれば、上述した記録ヘッドの駆動動作
を繰り返す。
【0055】(2)記録モードがMODE2の場合 処理はステップS17で、データリードトリガ信号(D
RTRG)の発生回数(N)としてN=19(10進法
表示)に設定し、さらにステップS18では、アドレス
のインクリメント値(n)としてn=1(10進法表
示)に設定する。
【0056】次に、ステップS19でCPU21より入
力されたスタートビット信号(Start Bit)信
号を入力すると、処理はステップS20で、アドレスセ
レクタ(SEL)73のレジスタにアクセスアドレス
(Address)として読出開始アドレス(ADDR
1=41(10進法表示))を設定し、前述のようにス
テップS50において記録ヘッドを駆動する。なお、画
像信号(DATA)は既にヘッド駆動部75に入力され
ているものとする。
【0057】さらに、ステップS21では、アドレスセ
レクタ(SEL)73のレジスタにアクセスアドレス
(Address)として読出開始アドレス(ADDR
2=71(10進法表示))を設定し、前述のようにス
テップS50において記録ヘッドを駆動する。
【0058】最後に、ステップS22では、駆動トリガ
(TRG)の発生回数(TRGN)が予め設定された回
数(PSET)と一致するかどうかを調べる。ここで、
TRGN=PSETであれば処理は終了するが、TRG
N≠PSETであれば、処理はステップS20に戻り、
上述した記録ヘッドの駆動動作を繰り返す。
【0059】この記録モードによって、読出開始アドレ
ス(ADDR)がADDR1であれば、UPPER E
NABLE信号によってのみ駆動されるヒータが用いら
れ、ADDR2であれば、LOWER ENABLE信
号によってのみ駆動されるヒータのみが用いられるとい
う制御が可能となる。
【0060】(3)記録モードがMODE3の場合 まず、ステップS23では、制御パラメータ(i)に初
期値“1”を設定する。次に、ステップS24ではデー
タリードトリガ信号(DRTRG)の発生回数(N)を
設定し、さらにステップS26ではアドレスのインクリ
メント値(n)を設定する。
【0061】次に、ステップS27でCPU21より入
力されたスタートビット信号(Start Bit)信
号を入力すると、処理はステップS20で、アドレスセ
レクタ(SEL)73のレジスタにアクセスアドレス
(Address)として読出開始アドレス(ADDR
i)を設定し、前述のようにステップS50において記
録ヘッドを駆動する。なお、画像信号(DATA)は既
にヘッド駆動部75に入力されているものとする。
【0062】さらに、ステップS29では、駆動トリガ
(TRG)の発生回数(TRGN)が予め設定された回
数(PSET)と一致するかどうかを調べる。ここで、
TRGN=PSETであれば処理はステップS30に進
むが、TRGN≠PSETであれば、処理はステップS
50に戻り、上述した記録ヘッドの駆動動作を繰り返
す。
【0063】さて、ステップS30では、用いられた読
出開始アドレスがm番目の読出開始アドレス(即ち、A
DDRm)であるかどうかを調べる。ここで、既に、m
番目の読出開始アドレスが用いられたと判断されれば、
処理は終了するが、そうでなければ、処理はステップS
31に進み、制御パラメータ(i)の値をインクリメン
ト(+1)し、処理はステップS27に戻って、上述の
処理を繰り返す。
【0064】従って、以上説明した実施形態によれば、
メモリに格納された記録ヘッドを駆動するための制御信
号を示すデータを、先頭アクセスアドレスとアクセス毎
のアドレスのインクリメント値とそのメモリへのアクセ
ス回数とを指定するだけで、種々の記録ヘッド駆動パタ
ーンを生成することができるので、複雑な論理回路を用
いる事なく種々の記録制御を容易に実現することができ
る。
【0065】なお、以上の実施形態において、記録ヘッ
ドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さ
らにインクタンクに収容される液体はインクであるとし
て説明したが、その収容物はインクに限定されるもので
はない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0066】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0067】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0068】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0069】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0070】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0071】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0072】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0073】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0074】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0075】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0076】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0077】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0078】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0079】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0080】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0081】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0082】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の記録要素を有した記録ヘッドを用い、記憶媒体に格
納された複数の記録要素駆動パターンを用いて記録を行
なう際に、その記憶媒体に格納された記録要素駆動パタ
ーンの読み出し開始アドレスを複数設定し、複数の記録
要素から記録動作を行う記録要素を選択し、異なる記録
モードによって設定された読み出し開始アドレスを選択
し、その選択された読み出し開始アドレスに基づいて、
記憶媒体に格納された記録要素駆動パターンを読み出
し、その読み出された記録要素駆動パターンに基づいて
記録要素を選択し、その選択記録要素を駆動して記録を
行なうよう制御するので、記録要素の駆動パターンが複
雑な記録制御であっても、複雑な論理回路を用いること
なく容易に実現することができるという効果がある。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト方式に従って記録を行なう記録ヘッドを備えたプリン
タ装置の構成を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタ装置の制御回路の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】記録ヘッド制御回路29の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図4】ヘッド駆動部75の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4に示すような構成をもつヘッド駆動部75
を駆動するために印加する制御信号の一例を示すタイム
チャートである。
【図6】図5に示す制御信号の状態遷移を示すデータを
格納したデータテーブルの内容を示す図である。
【図7】RAM74に保持されたデータテーブルの別の
部分を示す図である。
【図8】ヘッド駆動部75を駆動するために印加する制
御信号の別の例を示すタイムチャートである。
【図9】ヘッド駆動部75を駆動するために印加する制
御信号のさらに別の例を示すタイムチャートである。
【図10】3つの記録モードに従う記録動作の制御を示
すフローチャートである。
【図11】記録ヘッド駆動の詳細な手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】二種類の記録モードをもつ従来の記録装置の
選択パルス発生回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2、3 搬送ローラ 4 シート送りモータ 5 ガイドシャフト 6 キャリッジ 7 キャリッジモータ 8 ベルト 9、84 記録ヘッド 21 CPU 22 インタフェース 23 EEPROM 24 ROM 25 RAM 26、36 出力ポート 28 電源装置 29 記録ヘッド制御回路 36 出力ポート 42 キャリッジモータ制御回路 44 シート送りモータ 60A オンライン/オフライン切り替えキー 60B ラインフィードキー 60C 記録モード切り替えキー 60D リセットキー 61A アラームLED 61B オンライン/オフライン表示用LED 62 ブザー発生制御回路 63 ブザー 64 操作パネル 65 LCD 66 表示制御回路 67 記録モードレジスタ 68 読み出し開始アドレスセレクタ 69 駆動トリガ発生回路 70 CPUバス 71 リードトリガ発生回路 72 アドレス発生回路 73 アドレスセレクタ 74 メモリ 75、83 ヘッド駆動部 76 インク吐出部 77 ヒートパルス発生回路 80 セレクタ 81 選択パルス発生回路 82 ヒートパルス発生回路 92 インクタンク 100 ホストコンピュータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録要素を有した記録ヘッドを用
    いて記録媒体に記録を行う記録装置であって、 前記複数の記録要素を駆動するために用いる記録要素駆
    動パターンを複数格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納された記録要素駆動パターンの読み
    出し開始アドレスを複数設定する設定手段と、 前記複数の記録要素から記録動作を行う記録要素を選択
    する第1選択手段と、 異なる記録モードによって前記設定手段によって設定さ
    れた読み出し開始アドレスを選択する第2選択手段と、 前記第2選択手段によって選択された読み出し開始アド
    レスに基づいて、前記記憶手段に格納された記録要素駆
    動パターンを読み出し、前記読み出された記録要素駆動
    パターンに基づいて記録要素を選択し、前記選択された
    記録要素を駆動して記録を行なうよう制御する記録制御
    手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録要素駆動パターンは前記記憶手
    段にテーブル形式で格納されていることを特徴とする請
    求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段はRAMであることを特徴
    とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、さらに、前記記憶手段
    へのアクセス回数と、該アクセス毎のアドレスを指定す
    る指定手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、前記アクセス毎のアド
    レスを、前記読み出し開始アドレスと前記アクセス毎の
    増分とによって定めることを特徴とする請求項4に記載
    の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段には、前記記録要素駆動パ
    ターンが連続したアドレスに格納されていることを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するためにインクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー発生体
    を備えていることを特徴とする請求項7に記載の記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは、カラー記録を行う記
    録ヘッドであることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  10. 【請求項10】 前記記録ヘッドは、 イエロのインクを吐出する第1の記録ヘッドユニット
    と、 シアンのインクを吐出する第2の記録ヘッドユニット
    と、 マゼンタのインクを吐出する第3の記録ヘッドユニット
    とブラックのインクを吐出する第4の記録ヘッドユニッ
    トとを含むことを特徴とする請求項9に記載の記録装
    置。
  11. 【請求項11】 複数の記録要素を有した記録ヘッドを
    用いた記録において、記憶媒体に格納された複数の記録
    要素駆動パターンを用いて記録制御を行なう記録制御方
    法であって、 前記記憶媒体に格納された記録要素駆動パターンの読み
    出し開始アドレスを複数設定する設定工程と、 前記複数の記録要素から記録動作を行う記録要素を選択
    する第1選択工程と、異なる記録モードによって前記設
    定工程において設定された読み出し開始アドレスを選択
    する第2選択工程と、 前記第2選択工程において選択された読み出し開始アド
    レスに基づいて、前記記憶媒体に格納された記録要素駆
    動パターンを読み出し、前記読み出された記録要素駆動
    パターンに基づいて記録要素を選択し、前記選択された
    記録要素を駆動して記録を行なうよう制御する記録制御
    工程とを有することを特徴とする記録制御方法。
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