JP2000033213A - 回転盤を有する集塵装置 - Google Patents

回転盤を有する集塵装置

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JP2000033213A
JP2000033213A JP10218556A JP21855698A JP2000033213A JP 2000033213 A JP2000033213 A JP 2000033213A JP 10218556 A JP10218556 A JP 10218556A JP 21855698 A JP21855698 A JP 21855698A JP 2000033213 A JP2000033213 A JP 2000033213A
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JP
Japan
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drum
air
dust
duct
side duct
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JP10218556A
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English (en)
Inventor
Keiichi Isotani
恵一 磯谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵状物の除塵にも捕集にも用いることが出
来、しかも低速、低圧のエアダクトに適用することの出
来る集塵装置を提供する。 【構成】 前面に入口側ダクト2、後面に出口側ダクト
3を形成したドラム1を、入口側ダクト2より 100〜20
0 mm程度大きくして外周部分にドーナツ状の空間11を形
成し、その外周面に排出口7を切線方向に向けて取り付
け、更に1枚乃至数枚の円形の回転盤4を内設して、こ
れを回転させることによりドラム内に旋回流を生じさせ
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流速が5〜15m/sec程
度の低圧のエアダクトに装着する簡易な集塵装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】軽量な粉体や粒体等の塵状物の浮遊する
空気から、その塵状物を捕集するときは、その空気をエ
アダクトによりサイクロン方式の集塵機やバッグフィル
タ方式の集塵機、或いは静電方式の集塵機を有する集塵
装置に導いて塵状物を空気から分離し、捕集している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の集塵装
置では、サイクロン方式の集塵装置はこれに導かれる空
気が一定以上の流速であることが必要とされ、バッグフ
ィルタ方式の集塵装置は一定以上の圧力であることが必
要とされるため、摘用範囲が自ずから限定される。又、
静電方式の集塵装置は機構が複雑であるため簡易な空気
発生源には適用することができない、と云う不具合があ
る。しかもこれらの集塵装置では、装置に導入される空
来に比べて通過した空気の流速や圧力が著しく低下する
ため、その空気は大気中に放出せざるを得ない。そのた
めこれらの装置は、殆んどのものが除塵を目的として使
用されるのであって、浮遊物の捕集を目的として使用さ
れることは極めて少ないのである。本発明は、塵状物の
除塵にも捕集にも用いることが出来、しかも低速、低圧
のエアダクトに適用することの出来る集塵装置を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面に入口側
ダクト2、後面に出口側ダクト3を形成したドラム1
を、入口側ダクト2より 100〜200 mm程度大きくして外
周部分にドーナツ状の空間11を形成し、その外周面に排
出口7を切線方向に向けて取り付け、更に1枚乃至数枚
の円形の回転盤4を内設して、これを回転させることに
よりドラム内に旋回流を生じさせるように構成した手段
により上記した目的を達成している。回転盤4を金網や
多孔鈑等のフィルタ材により形成することが出来る。
【0005】
【作用】回転盤4を回転させることによりドラムの中で
は、空気の旋回流が生じる。そのため、その空気に浮遊
して空気と共にドラム1に入り込む塵状物は旋回流によ
り生じる遠心力により次第に外周方向に移行する。又、
塵状物は回転盤4を透過しようとするとき、回転盤4の
フィルタ機能により透過が阻まれ、しかもこれに接触す
るとその回転力により更に外周方向に飛ばされて、やが
て空間11に達してその中を旋回する。
【0006】
【実施例】以下本発明に係る回転盤を有する集塵装置を
図示の実施例に基づいて具体的に説明する。この実施例
では集塵装置は、ドラム1と入口側ダクト2、及び出口
側ダクト3とにより外形が構成されており、ドラム1に
は1枚乃至数枚の円形の回転盤4が内設されている。ド
ラム1は、入口側ダクト2より 100〜200 mm程度大きく
形成されていて、外周部分がドーナツ状の空間11になっ
ており、その外周面に排出口7が切線方向に向けて取り
付けられている。この集塵装置はエアダクト5の中間、
又は末端に取り付けるもので、入口側ダクト2はエアダ
クト5の送り込み部分51とほゞ同経に形成されていて、
これとの接続部材となっており、出口側ダクト3はエア
ダクト5の送り出し部分52とほゞ同経に形成されてい
て、これに送り出し部分52を接続するようになってい
る。尚、清澄になった空気を大気中に放出するときは、
集塵装置はエアダクト5の末端に取り付けるのであり、
出口側ダクト3に送り出し部分52を接続する必要はな
い。出口側ダクト3には中心線上にモータ6が設けられ
ており、その回転軸に回転盤4が取り付けられている。
【0007】塵状物を捕集するときは、穀物乾燥装置等
の空気発生源8のエアダクト5に集塵装置を取り付ける
と共に、排出口7にはサイクロン集塵機等の捕集装置9
を接続する。そして、空気発生源8から排出される空気
をドラム1に送り込みながらモータ6を駆動させて回転
盤4を回転させる。この回転盤4は金網や多孔鈑を用い
て形成されていて、塵状物を捕集するためのフィルタと
して機能すると同時に回転翼として機能して、これが回
転することにより、ドラム1内を通過しようとする空気
に旋回流が生じる。尚、定状々態では、空間11の中を旋
回する空気が、旋回しながらドラムの中心方向に移行す
ることはない。従って入口側ダクト2を経て新たにドラ
ム1に送り込まれる空気は、旋回流となりながら回転盤
4を透過することゝなる。又、その空気に浮遊して空気
と共にドラム1に入り込む塵状物は旋回流により生じる
遠心力により次第に外周方向に移行する。そして回転盤
4を透過しようとするとき、回転盤4のフィルタ機能に
より透過が阻まれ、しかもこれに接触するとその回転力
により更に外周方向に飛ばされ、やがて塵状物はドラム
1の空間11に達してその中を旋回する。このことからし
て、ドラム1の幅、換言すればドラム1の前面から後面
迄の間隔と、回転盤4の枚数は、ドラム1に送り込まれ
る空気がドラム1を通過するに要する時間と、その空気
に浮遊する塵状物が空間11に到達するに要する時間とに
よって決められるもので、例えば内径が 500〜600 mm程
度のエアダクトにより5〜10m/secの速度でドラム1に
空気が送り込まれるとき、ドラム1の幅は50〜60mm、回
転盤4は1枚乃至2枚で足りるのである。ドラム1の外
周面に空気の排出口7が取り付けられていることによ
り、空間11の中を旋回する空気と塵状物が、旋回により
生じる遠心力により、その旋回速度とほゞ同一の速度で
排出口7から機外へ排出され、続いて捕集装置9に導か
れて捕集される。一方、ドラム1の中では排出口7から
排出された空気に相当する量の空気が順に空間11に入り
込み、出口側ダクト3からはその分だけ少なくなった清
澄な空気が送り出されることゝなる。
【0008】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る集塵装
置は、エアダクト5の中間、又は末端に取り付けるもの
で、ドラム1をエアダクト5より 100〜200 mm程度大き
く形成し、それに金網や多孔鈑を用いて形成した回転盤
4を内設したもので、ドラム1の中では回転盤4の回転
により旋回流が生じ、空気に浮遊する塵状物は回転盤4
に接触するとその回転力により外周方向へ飛ばされ、更
に旋回流により外周方向に移行し、遂にはドラム1の外
周部分に達して捕集される。殊にこの集塵装置では、ド
ラム1内での旋回流の発生と塵状物の分離にエアダクト
5内の空気の流速や圧力を利用しないので、低速、低圧
の空気の塵状物の除去と捕集に適用することが出来る利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転盤を有する集塵装置の一実施
例を示す縦断側面図である。
【図2】同上一部切欠背面図である。
【図3】同上使用状態の一例を摸式的に示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラム 2 入口側ダクト 3 出口側ダクト 4 回転盤 5 エアダクト 6 モータ 7 排出口 8 空気発生源 9 捕集装置 11 空間 51 送り込み部分 52 送り出し部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアダクトの中間、又は末端に取り付け
    る集塵装置であって、前面に入口側ダクト2、後面に出
    口側ダクト3を形成したドラム1を、入口側ダクト2よ
    り 100〜200 mm程度大きくして外周部分にドーナツ状の
    空間11を形成し、その外周面に排出口7を切線方向に向
    けて取り付け、更に、ドラム1には1枚乃至数枚の円形
    の回転盤4を内設して、これを回転させることによりド
    ラム内に旋回流を生じさせるように構成したことを特徴
    とする回転盤を有する集塵装置。
JP10218556A 1998-07-15 1998-07-15 回転盤を有する集塵装置 Pending JP2000033213A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155093A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 回転式のミスト処理板を備えたミストコレクタ装置
JP2009061423A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd 浮遊ミスト捕捉機

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JP2008155093A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 回転式のミスト処理板を備えたミストコレクタ装置
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