JP2000032919A - フロ―ズンデザ―ト - Google Patents
フロ―ズンデザ―トInfo
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- JP2000032919A JP2000032919A JP11172810A JP17281099A JP2000032919A JP 2000032919 A JP2000032919 A JP 2000032919A JP 11172810 A JP11172810 A JP 11172810A JP 17281099 A JP17281099 A JP 17281099A JP 2000032919 A JP2000032919 A JP 2000032919A
- Authority
- JP
- Japan
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- frozen dessert
- mixture
- erythritol
- dissolution
- agent
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G9/00—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor
- A23G9/32—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
- A23G9/34—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor characterised by the composition containing organic or inorganic compounds characterised by carbohydrates used, e.g. polysaccharides
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糖の添加の無い、特に、カロリーレベルが減
じされ、消費者におけるいずれかの消化性のトラブルの
原因とならない、およびショ糖で調製した旧来のフロー
ズンデザートに類似した物理的、テクスチャー及び感覚
刺激特性を持ったフローズンデザートの提供。 【解決手段】 フローズンデザートであり、甘味料及び
テクスチャー化剤として、エリトリトールと、デキスト
リン及び不消化デキストリン、それら独自で又は互いの
混合物から構成された群から選択した該フローズンデザ
ートの溶解をコントロールするための剤とを含むことを
特徴とするフローズンデザート。
じされ、消費者におけるいずれかの消化性のトラブルの
原因とならない、およびショ糖で調製した旧来のフロー
ズンデザートに類似した物理的、テクスチャー及び感覚
刺激特性を持ったフローズンデザートの提供。 【解決手段】 フローズンデザートであり、甘味料及び
テクスチャー化剤として、エリトリトールと、デキスト
リン及び不消化デキストリン、それら独自で又は互いの
混合物から構成された群から選択した該フローズンデザ
ートの溶解をコントロールするための剤とを含むことを
特徴とするフローズンデザート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローズンデザー
ト(frozen dessert)であり、それは甘味料及びテクスチ
ャー化剤(texturising agent)として、エリトリトー
ル;及び、デキストリン及び不消化デキストリン(indig
estible dextrines)、それら独自で又は互いの混合物か
ら構成された群から選択した該フローズンデザートの溶
解をコントロールするための剤とを含む。
ト(frozen dessert)であり、それは甘味料及びテクスチ
ャー化剤(texturising agent)として、エリトリトー
ル;及び、デキストリン及び不消化デキストリン(indig
estible dextrines)、それら独自で又は互いの混合物か
ら構成された群から選択した該フローズンデザートの溶
解をコントロールするための剤とを含む。
【0002】特に、本発明は、糖の添加のないこの種の
フローズンデザートに関する。
フローズンデザートに関する。
【0003】本発明はまた、エリトリトールと、デキス
トリン及び不消化デキストリン、それら独自で又は互い
の混合物から構成された群から選択した該フローズンデ
ザートの溶解をコントロールするための剤との混合物の
使用にも関する。
トリン及び不消化デキストリン、それら独自で又は互い
の混合物から構成された群から選択した該フローズンデ
ザートの溶解をコントロールするための剤との混合物の
使用にも関する。
【0004】
【従来の技術】用語「糖の添加のない」は、モノ-又は
ジサッカリドを含まない物品を示すように菓子製造の分
野において使用され、これらの糖は、キシリトール、マ
ンニトール、ソルビトール又は水素化デンプン加水分解
物、ソルビトールとマルチトールが最も良く使用され
る、のようなポリオールにより代替されている。
ジサッカリドを含まない物品を示すように菓子製造の分
野において使用され、これらの糖は、キシリトール、マ
ンニトール、ソルビトール又は水素化デンプン加水分解
物、ソルビトールとマルチトールが最も良く使用され
る、のようなポリオールにより代替されている。
【0005】それはダイエット(dietetic)と称される、
糖の添加の無いアイスクリーム市場においてしばしば見
出され、且つ上述した糖代替物の少なくともいずれかに
頼ることにより調製される。
糖の添加の無いアイスクリーム市場においてしばしば見
出され、且つ上述した糖代替物の少なくともいずれかに
頼ることにより調製される。
【0006】文献DE-A-3000465には、いずれ
かの実例を与えること無しに、アイスクリームの生産に
水素化デンプン加水分解物の適用を記載する。
かの実例を与えること無しに、アイスクリームの生産に
水素化デンプン加水分解物の適用を記載する。
【0007】文献GB-A-1239056及びCA-A-
899143は、いずれかの実例が与えられることなし
に、記載されるアイスクリームの中で、かろうじて発酵
可能な食品の生産において水素化デンプン加水分解物の
使用の可能性を記載する。
899143は、いずれかの実例が与えられることなし
に、記載されるアイスクリームの中で、かろうじて発酵
可能な食品の生産において水素化デンプン加水分解物の
使用の可能性を記載する。
【0008】本出願人による文献EP-A-015235
1は、以下の組成:0.1から35%のソルビトール、
8から80%のマルチトール及び3よりも大きい又は等
しい重合の度合を持つポリオールの100%までの残
余、を有する水素化デンプン加水分解物を甘味料及びテ
クスチャー化剤として含む糖分の無いアイスクリームを
記載する。
1は、以下の組成:0.1から35%のソルビトール、
8から80%のマルチトール及び3よりも大きい又は等
しい重合の度合を持つポリオールの100%までの残
余、を有する水素化デンプン加水分解物を甘味料及びテ
クスチャー化剤として含む糖分の無いアイスクリームを
記載する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】最後に、従来技術の糖
を添加しないフローズンデザートは、標準的なアイスク
リームのテクスチャーの特性と感覚刺激特性のいずれも
少しも存在しないケースがあり;特に、濃さ、溶融、滑
らかさの特性及び口内でのそれの挙動は満足できなかっ
た。さらに、これら従来技術のフローズンデザートは緩
下性である。それはまた、低カロリーでない。
を添加しないフローズンデザートは、標準的なアイスク
リームのテクスチャーの特性と感覚刺激特性のいずれも
少しも存在しないケースがあり;特に、濃さ、溶融、滑
らかさの特性及び口内でのそれの挙動は満足できなかっ
た。さらに、これら従来技術のフローズンデザートは緩
下性である。それはまた、低カロリーでない。
【0010】本発明の目的は、とりわけ、菓子製造及び
乳製品製造工業の必要に応じ、特に、糖の添加の無い、
特に、カロリーレベルが減じされ、消費者におけるいず
れかの消化性のトラブル(膨満、下痢など)の原因となら
ない、およびショ糖で調製した旧来のフローズンデザー
トのそれらの非常にたくさんの類似した物理的、テクス
チャー及び感覚刺激特性を持ったフローズンデザートを
目指すことである。
乳製品製造工業の必要に応じ、特に、糖の添加の無い、
特に、カロリーレベルが減じされ、消費者におけるいず
れかの消化性のトラブル(膨満、下痢など)の原因となら
ない、およびショ糖で調製した旧来のフローズンデザー
トのそれらの非常にたくさんの類似した物理的、テクス
チャー及び感覚刺激特性を持ったフローズンデザートを
目指すことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】低分子量を持った特異的
なポリオールと1000ダルトンより大きい数の分子量
の該フローズンデザートの溶融をコントロールするため
の少なくとも1の剤による低カロリーレベルとを結合す
る特有な化合物の混合物の組成中への混入が、ショ糖に
基づく旧来のフローズンデザートのそれに近いテクスチ
ャー及び感覚刺激特性を保持する一方で、非常に顕著に
栄養特性(特にそのカロリーレベルに関する限り)を改
善することが可能とされることを本出願人は見出してい
ると確信する。
なポリオールと1000ダルトンより大きい数の分子量
の該フローズンデザートの溶融をコントロールするため
の少なくとも1の剤による低カロリーレベルとを結合す
る特有な化合物の混合物の組成中への混入が、ショ糖に
基づく旧来のフローズンデザートのそれに近いテクスチ
ャー及び感覚刺激特性を保持する一方で、非常に顕著に
栄養特性(特にそのカロリーレベルに関する限り)を改
善することが可能とされることを本出願人は見出してい
ると確信する。
【0012】本発明に従うフローズンデザートは、甘味
料及びテクスチャー化剤として、エリトリトール;及び
デキストリン及び不消化デキストリン、それら独自で又
は互いの混合物から構成された群から選択した該フロー
ズンデザートの溶解をコントロールするための剤を含ん
だことによって特徴付けされることの結果として生じ
る。
料及びテクスチャー化剤として、エリトリトール;及び
デキストリン及び不消化デキストリン、それら独自で又
は互いの混合物から構成された群から選択した該フロー
ズンデザートの溶解をコントロールするための剤を含ん
だことによって特徴付けされることの結果として生じ
る。
【0013】本発明はまた、フローズンデザートにおい
て、エリトリトール;及びデキストリン及び不消化デキ
ストリン、それら独自で又は互いの混合物から構成され
た群から選択した該フローズンデザートの溶解をコント
ロールするための剤との混合物の使用にも関する。
て、エリトリトール;及びデキストリン及び不消化デキ
ストリン、それら独自で又は互いの混合物から構成され
た群から選択した該フローズンデザートの溶解をコント
ロールするための剤との混合物の使用にも関する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において、「フローズンデ
ザート」が意味するものは:水ベースのアイスクリー
ム、アイスキューブ、ミルクベースのアイスクリーム、
アイスクリーム、フルーツアイスクリーム、シャーベッ
ト又は均等物のタイプの食品である。
ザート」が意味するものは:水ベースのアイスクリー
ム、アイスキューブ、ミルクベースのアイスクリーム、
アイスクリーム、フルーツアイスクリーム、シャーベッ
ト又は均等物のタイプの食品である。
【0015】ある意味で本発明は: − 「デキストロース」に関しては、一般的に酸又は塩
基性触媒の存在中、低い水分レベルを持ったデンプンの
加熱により得られる生産物を意味する。最も普通の酸の
存在中での、このデンプンの乾燥ロースト化は、デンプ
ンの脱ポリマー化と、非常に分枝した分子が得られるこ
とに至る、得られたデンプンフラグメントの再配列化の
両方で生じる。そのような生成物はまた、本出願人自身
による特許出願FR97.07161中に記載されるよ
うな、押出しによって得ることもできる。 − 「不消化デキストリン」に関しては、α-アミラー
ゼを上述したようなデキストリンの水溶液に反応させる
ことによって得られた生成物を意味する(加水分解はβ
-アミラーゼ及び/又はトランスグルコシダーゼの反応
によって完成されるかもしれない)。
基性触媒の存在中、低い水分レベルを持ったデンプンの
加熱により得られる生産物を意味する。最も普通の酸の
存在中での、このデンプンの乾燥ロースト化は、デンプ
ンの脱ポリマー化と、非常に分枝した分子が得られるこ
とに至る、得られたデンプンフラグメントの再配列化の
両方で生じる。そのような生成物はまた、本出願人自身
による特許出願FR97.07161中に記載されるよ
うな、押出しによって得ることもできる。 − 「不消化デキストリン」に関しては、α-アミラー
ゼを上述したようなデキストリンの水溶液に反応させる
ことによって得られた生成物を意味する(加水分解はβ
-アミラーゼ及び/又はトランスグルコシダーゼの反応
によって完成されるかもしれない)。
【0016】有利には、フローズンデザートの溶解をコ
ントロールするための剤は、水素化される。本発明に従
い、フローズンデザートの溶解をコントロールするため
の剤は、デキストリン及び不消化デキストリン、それら
独自で又は互いの混合物、水素化した又はその他のもの
から構成された群から選択される。
ントロールするための剤は、水素化される。本発明に従
い、フローズンデザートの溶解をコントロールするため
の剤は、デキストリン及び不消化デキストリン、それら
独自で又は互いの混合物、水素化した又はその他のもの
から構成された群から選択される。
【0017】本発明に従うフローズンデザートにおい
て、エリトリトール/該フローズンデザートの溶解のた
めのコントロール剤の比率は、得ることを望むそのフロ
ーズンデザートのテクスチャーと凍結温度の機能として
固定される。換言すれば、エリトリトール/該フローズ
ンデザートの溶解のためのコントロール剤比の値は、該
フローズンデザートの溶解速度を制御することを可能に
する。かくして、本発明に従うフローズンデザート調製
品中のエリトリトールのより大きな量は、急速に溶解す
る傾向となるであろうし、かくしてそのフローズンデザ
ートをよりソフトにするであろう。反対に、本発明に従
うフローズンデザート調製品中の該フローズンデザート
の溶解のためのコントロール剤のより大きな量は、ゆっ
くり溶解する傾向となるであろうし、かくしてそのフロ
ーズンデザートをより固くするであろう。
て、エリトリトール/該フローズンデザートの溶解のた
めのコントロール剤の比率は、得ることを望むそのフロ
ーズンデザートのテクスチャーと凍結温度の機能として
固定される。換言すれば、エリトリトール/該フローズ
ンデザートの溶解のためのコントロール剤比の値は、該
フローズンデザートの溶解速度を制御することを可能に
する。かくして、本発明に従うフローズンデザート調製
品中のエリトリトールのより大きな量は、急速に溶解す
る傾向となるであろうし、かくしてそのフローズンデザ
ートをよりソフトにするであろう。反対に、本発明に従
うフローズンデザート調製品中の該フローズンデザート
の溶解のためのコントロール剤のより大きな量は、ゆっ
くり溶解する傾向となるであろうし、かくしてそのフロ
ーズンデザートをより固くするであろう。
【0018】後者のケースにおいて、本発明に従うフロ
ーズンデザートのための効果は次のものである: − それは、より急速に凍結する; − それは、より高い温度で引き出され得る; − それは、解凍に良好に抗し、より緩やかに溶解し且
つ漏れの少ない傾向を有する; − それは、熱ショックに良好に抗する。
ーズンデザートのための効果は次のものである: − それは、より急速に凍結する; − それは、より高い温度で引き出され得る; − それは、解凍に良好に抗し、より緩やかに溶解し且
つ漏れの少ない傾向を有する; − それは、熱ショックに良好に抗する。
【0019】本発明において、このエリトリトール/該
フローズンデザートの溶解のためのコントロール剤の比
率は、1/100と100/1の間、好ましくは10/
100と100/10の間とされ、これらの値は、特有
なフローズンデザートのレシピに基づき、味覚の、甘味
料パウダーの、テクスチャーの及び口内でのパフォーマ
ンスの特性の間の最良の妥協点を得ることを可能にす
る。
フローズンデザートの溶解のためのコントロール剤の比
率は、1/100と100/1の間、好ましくは10/
100と100/10の間とされ、これらの値は、特有
なフローズンデザートのレシピに基づき、味覚の、甘味
料パウダーの、テクスチャーの及び口内でのパフォーマ
ンスの特性の間の最良の妥協点を得ることを可能にす
る。
【0020】本発明に従うフローズンデザートは、甘味
料とテクスチャー化剤に関して5から99重量%まで
の、好ましくは10から99重量%までの、より好まし
くは30から70重量%までのエリトリトールを含む。
料とテクスチャー化剤に関して5から99重量%まで
の、好ましくは10から99重量%までの、より好まし
くは30から70重量%までのエリトリトールを含む。
【0021】本発明に従うフローズンデザートの甘味フ
レーバーを増強するため、少なくとも1の強い甘味料(i
ntence sweetener)をそれに加えることが可能である。
有利には、その甘味料は、アスパルテーム、サッカリ
ン、アセスルファーム、タウマチン、シクラミン酸塩、
スクラロース(sucralose)、ステビオサイド又は均等
物、それら独自で又は互いの混合物により構成された群
から選択される。
レーバーを増強するため、少なくとも1の強い甘味料(i
ntence sweetener)をそれに加えることが可能である。
有利には、その甘味料は、アスパルテーム、サッカリ
ン、アセスルファーム、タウマチン、シクラミン酸塩、
スクラロース(sucralose)、ステビオサイド又は均等
物、それら独自で又は互いの混合物により構成された群
から選択される。
【0022】本発明の好ましい実施態様に従い、フロー
ズンデザートの溶解をコントロールするための剤は、デ
キストリン及び不消化デキストリン、それら独自で又は
互いの混合物により構成された群から選択され、そのフ
ローズンデザートは、かくして糖を添加することの無
い、且つ低い緩下能力を有するものとされる。
ズンデザートの溶解をコントロールするための剤は、デ
キストリン及び不消化デキストリン、それら独自で又は
互いの混合物により構成された群から選択され、そのフ
ローズンデザートは、かくして糖を添加することの無
い、且つ低い緩下能力を有するものとされる。
【0023】本発明の別の好ましい実施態様に従い、該
フローズンデザートは、無ラクトースとされ、且つフロ
ーズンデザートの溶解をコントロールするための剤はデ
キストリン及び不消化デキストリン、それら独自で又は
互いの混合物により構成された群から選択され、そのフ
ローズンデザートは、かくして低カロリー、非う食原性
(non-cariogenic)及び非緩下性(non-laxative)とされ
る。
フローズンデザートは、無ラクトースとされ、且つフロ
ーズンデザートの溶解をコントロールするための剤はデ
キストリン及び不消化デキストリン、それら独自で又は
互いの混合物により構成された群から選択され、そのフ
ローズンデザートは、かくして低カロリー、非う食原性
(non-cariogenic)及び非緩下性(non-laxative)とされ
る。
【0024】本発明の他の効果と特徴は、フローズンデ
ザートにおける、エリトリトールと、デキストリン及び
不消化デキストリン、それら独自で又は互いの混合物か
ら構成された群から選択した該フローズンデザートの溶
解をコントロールするための剤との混合物の使用に関す
る以下の実施例を読むことによって明らかとなるであろ
う。これらの実施例は、制限することなく説明のために
与えられる。
ザートにおける、エリトリトールと、デキストリン及び
不消化デキストリン、それら独自で又は互いの混合物か
ら構成された群から選択した該フローズンデザートの溶
解をコントロールするための剤との混合物の使用に関す
る以下の実施例を読むことによって明らかとなるであろ
う。これらの実施例は、制限することなく説明のために
与えられる。
【0025】
【実施例】実施例1:フローズンデザート 1 − 組成
【表1】 * 本出願人によって市販されるグルコースシロップ *** MGLA:無水乳脂肪(Matiere Grasse Laitiere
Anhydre) **** グリンステッド(Grinsted)社により市販される
Anhydre) **** グリンステッド(Grinsted)社により市販される
【0026】2 − 処理方法 − スキムド(skimmed)ミルク、粉末化ミルク、糖又は
エリトリトール及び該フローズンデザートの溶解を制御
するための剤、脂肪及び安定化-乳化剤を、攪拌下に一
緒に混合した。
エリトリトール及び該フローズンデザートの溶解を制御
するための剤、脂肪及び安定化-乳化剤を、攪拌下に一
緒に混合した。
【0027】− その混合物は、糖又はエリトリトール
及び該フローズンデザートの溶解を制御するための剤を
十分に溶解するため、及び脂肪を溶融するため、約50
℃で加熱される。
及び該フローズンデザートの溶解を制御するための剤を
十分に溶解するため、及び脂肪を溶融するため、約50
℃で加熱される。
【0028】− その混合物は、80℃で3分間殺菌さ
れ、次いで50℃で冷却した混合物は、200バールの
圧力でホモジナイザーを通過させる。
れ、次いで50℃で冷却した混合物は、200バールの
圧力でホモジナイザーを通過させる。
【0029】− かくして殺菌し且つ均質化した混合物
は、攪拌器を装備した槽の中に注がれる。
は、攪拌器を装備した槽の中に注がれる。
【0030】− 着色料が加えられ、次いでフレーバー
とアスパルテームが加えられ、その混合物は、5から1
0時間、成熟するために放置される。
とアスパルテームが加えられ、その混合物は、5から1
0時間、成熟するために放置される。
【0031】− その混合物は、次いで通気され、次い
で−40℃で24時間凍結される。
で−40℃で24時間凍結される。
【0032】− その混合物は、−18℃でフリーザー
中に保管される。
中に保管される。
【0033】3. 製造したフローズンデザートの分析
特性
特性
【表2】 * ポイント4参照
【0034】 4 − 組成の合計のための、使用したカロリーレベル ショ糖: 4Kcal/g乾物、 FLOLYSRE7085S: 4Kcal/g乾物、 ROCLYSRB3879S: 4Kcal/g乾物、 エリトリトール: 0.4Kcal/g乾物、 デキストリン: 1Kcal/g乾物、 MGLA: 9Kcal/g乾物、 粉末化スキムドミルク: 4Kcal/g乾物、 殺菌スキムドミルク: 4Kcal/g乾物、 安定化-乳化剤: 9Kcal/g乾物。
【0035】5 − 製造したフローズンデザートの特性
【表3】 (1)通気率=100x(通気した混合物容量−最初の
混合物の容量)/最初の混合物の容量 (2)混合物の粘度は、10℃でCarri-med(T.
A. INSTRUMENT社により市販される装置)によって100
s-1の剪断勾配で算出した (3)プロトコール:−20℃で保持しているアイスク
リームの200mlカートン(φ=8.5cm)が、ス
テンレス鋼製グリッド(各サイド0.25cmの四角い
メッシュ)上でひっくり返される。該実験は+20℃に
空調した室内で実行される。最初の滴の落下の時間が
「落下点(drop point)」とされる。 (4)10名の訓練していないテイスターによる感覚的
な分析。
混合物の容量)/最初の混合物の容量 (2)混合物の粘度は、10℃でCarri-med(T.
A. INSTRUMENT社により市販される装置)によって100
s-1の剪断勾配で算出した (3)プロトコール:−20℃で保持しているアイスク
リームの200mlカートン(φ=8.5cm)が、ス
テンレス鋼製グリッド(各サイド0.25cmの四角い
メッシュ)上でひっくり返される。該実験は+20℃に
空調した室内で実行される。最初の滴の落下の時間が
「落下点(drop point)」とされる。 (4)10名の訓練していないテイスターによる感覚的
な分析。
【0036】実施例2:アイスクリーム 1 − 組成
【表4】 * 本出願人によって市販されるグルコースシロップ ** MGLA:無水乳脂肪(Matiere Grasse Laitier
e Anhydre) *** グリンステッド(Grinsted)社により市販される
e Anhydre) *** グリンステッド(Grinsted)社により市販される
【0037】2 − 処理方法 − スキムドミルク、粉末ミルク、糖又はエリトリトー
ル及び該フローズンデザートの溶解を制御するための
剤、脂肪及び安定化-乳化剤を、攪拌下に一緒に混合し
た。
ル及び該フローズンデザートの溶解を制御するための
剤、脂肪及び安定化-乳化剤を、攪拌下に一緒に混合し
た。
【0038】− その混合物は、糖又はエリトリトール
及び該フローズンデザートの溶解を制御するための剤を
十分に溶解するため、及び脂肪を溶融するため、約50
℃で加熱される。
及び該フローズンデザートの溶解を制御するための剤を
十分に溶解するため、及び脂肪を溶融するため、約50
℃で加熱される。
【0039】− その混合物は、80℃で3分間殺菌さ
れ、次いで50℃で冷却した混合物は、200バールの
圧力でホモジナイザーを通過させる。
れ、次いで50℃で冷却した混合物は、200バールの
圧力でホモジナイザーを通過させる。
【0040】− かくして殺菌し且つ均質化した混合物
は、攪拌器を装備した槽の中に注がれる。
は、攪拌器を装備した槽の中に注がれる。
【0041】− 着色料が加えられ、次いでフレーバー
とアスパルテームが加えられ、その混合物は、5から1
0時間、成熟するために放置される。
とアスパルテームが加えられ、その混合物は、5から1
0時間、成熟するために放置される。
【0042】− その混合物は、次いで通気され、次い
で−40℃で24時間凍結される。
で−40℃で24時間凍結される。
【0043】− その混合物は、−18℃でフリーザー
中に保管される。
中に保管される。
【0044】3 − 製造したアイスクリームの特性
【表5】 * 実施例1のポイント4参照 (1)通気率=100x(通気した混合物容量−最初の
混合物の容量)/最初の混合物の容量 (2)表3参照− 該フローズンデザートのテクスチャ
ーは、20mmまでの円錐パンチ穴中に通すために必要
な力(Nにて)を測定することによって固さ(硬度測定
器を用いる試験)のイントロン(Instron)測定によって
評価される。 (3)表3参照 (4)10名の訓練していないテイスターによる感覚的
な分析。
混合物の容量)/最初の混合物の容量 (2)表3参照− 該フローズンデザートのテクスチャ
ーは、20mmまでの円錐パンチ穴中に通すために必要
な力(Nにて)を測定することによって固さ(硬度測定
器を用いる試験)のイントロン(Instron)測定によって
評価される。 (3)表3参照 (4)10名の訓練していないテイスターによる感覚的
な分析。
Claims (8)
- 【請求項1】 フローズンデザートであり、甘味料及び
テクスチャー化剤として、エリトリトールと、デキスト
リン及び不消化デキストリン、それら独自で又は互いの
混合物から構成された群から選択した該フローズンデザ
ートの溶解をコントロールするための剤とを含むことを
特徴とするフローズンデザート。 - 【請求項2】 甘味料とテクスチャー化剤に関して5か
ら99重量%のエリトリトールを含むことを特徴とする
請求項1記載のフローズンデザート。 - 【請求項3】 補足的な少なくとも1の強い甘味料を含
む請求項1又は2記載のフローズンデザート。 - 【請求項4】 フローズンデザートの溶解をコントロー
ルするための剤が、水素化されることを特徴とする請求
項1から3のいずれか1項記載のフローズンデザート。 - 【請求項5】 該フローズンデザートが無ラクトースと
され、低カロリー、非う食原性、且つ非緩下性とされる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の
フローズンデザート。 - 【請求項6】 甘味料とテクスチャー化剤に関して30
から70重量%のエリトリトールを含むことを特徴とす
る請求項5記載のフローズンデザート。 - 【請求項7】 それが水ベースのアイスクリーム、氷
菓、ミルクベースのアイスクリーム、アイスクリーム、
フルーツアイスクリーム、シャーベット又は均等物であ
ることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載
のフローズンデザート。 - 【請求項8】 フローズンデザートにおいて、エリトリ
トールと、デキストリン及び不消化デキストリン、それ
ら独自で又は互いの混合物から構成された群から選択し
た該フローズンデザートの溶解をコントロールするため
の剤との混合物の使用。
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