JP2000032681A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JP2000032681A
JP2000032681A JP10194024A JP19402498A JP2000032681A JP 2000032681 A JP2000032681 A JP 2000032681A JP 10194024 A JP10194024 A JP 10194024A JP 19402498 A JP19402498 A JP 19402498A JP 2000032681 A JP2000032681 A JP 2000032681A
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Toshiaki Nakada
俊明 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の電源装置から充電装置と充電装置以外
の装置に電力を安定的に分配できる充電装置を経済的に
提供すること、及び電力ロス及び電圧低下を低減するこ
とを目的としている。 【解決手段】 充電装置以外の装置に流出する電源電流
Aと充電電流及び充電電圧から充電装置に流入する電源
電流Bを演算し、電源電流Aと電源電流Bの演算値の合
計値が予め定めた規定電流値を下回る様に充電電流を制
御する。また、充電装置以外の装置に流出する電源電流
A及び充電電流を検知し、充電電流及び充電電圧の電力
制御手段をシリーズレギュレータ方式で構成し、電源電
流Aと充電電流の合計値が予め定めた規定電流値を下回
る様に充電電流を制御する。これにより、電源装置の出
力電流を前記規定電流値以下に制限した上で、充電装置
と充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分配で
き、電力ロスと電圧低下を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同一電源装置から充
電装置と前記充電装置以外の装置に電力を供給する装置
において、前記充電装置以外の装置に流出する電流に応
じて充電電流を調整して、電源装置の出力を許容電源容
量の範囲内に抑える様に充電動作をする充電装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】同一の電源装置から充電装置と前記充電
装置以外の装置に電力を供給するシステムにおいて、前
記充電装置以外の装置の消費電流の変動に対応して、電
源装置の残りの電流容量を最大限に使用して二次電池を
短時間で充電することが求められている。従来、電源装
置の出力電流の全体を検知し、電源装置の出力電流を予
め定めた電流値以下に制限する様に充電装置を制御する
方法が一般的に行われている。
【0003】以下に、従来例を図9を用いて説明する。
図9は同一の電源装置から充電装置と充電装置以外の装
置に電源電力を分配する機能を有した従来の充電装置の
構成を示すブロック図であり、81は充電装置、82は
電源電流検知手段、84は充電制御手段、85は充電電
流制御手段、86は充電電圧制御手段、87は電力制御
手段、88は充電電流検知手段、89は充電電圧検知手
段、90は制御手段、13は電源装置、14はパーソナ
ルコンピューター(充電装置以外の装置)、15は充電
対象の二次電池である。
【0004】充電制御手段84は主として充電電流制御
手段85と充電電圧制御手段86とから構成されてお
り、充電制御手段84は充電電流検知手段88と充電電
圧検知手段89と電源電流検知手段82からの信号およ
び制御手段90からの指令を受け、電池15の充電状態
と電源装置13の出力状態および制御手段90からの指
令内容に対応して電力制御手段87を制御し、二次電池
15を充電する為の充電電流や充電電圧を制御してい
る。電源装置13の出力電流の全部を電源電流検知手段
82が検知して、電源装置13の出力電流が予め定めた
電流値以下になる様に、充電電流制御手段85が電力制
御手段87を制御して充電電流を制御する。上記によ
り、電源装置13の出力電流を予め定めた電流値以下に
保った上で、充電装置以外の装置であるパーソナルコン
ピューター14と充電装置81に電源装置13の出力電
流を配分している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、同一の電源装
置から充電装置と前記充電装置以外の装置に電力を供給
するシステムにおいて、前記充電装置以外の装置の消費
電流の変動に対応して、電源装置の残りの電流容量を最
大限に使用して二次電池を短時間で充電することが求め
られ、また電源装置の小型軽量化や省エネルギーも近年
強く求められている。
【0006】前記従来例では、電源装置13の出力電流
を検知する電源電流検知手段82で電力ロスおよび電圧
低下や電圧変動が発生して、省エネルギー上の問題があ
り、また電圧低下や電圧変動により電源装置から電力供
給を受けている装置の動作に悪影響を与える場合もあっ
た。
【0007】上記の問題に鑑み、本発明は電源装置の電
流容量を最大限使用して二次電池を短時間で充電できる
充電装置を経済的に提供すること、また電力ロスを低減
し省エネルギーな充電装置を経済的に提供すること、ま
た電源装置が過負荷になることを防止すること、および
電源装置の電源出力の電圧低下や電圧変動を低減するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の充電装置においては、電源装置の前記充電
装置以外の装置に流出する電源装置の電源電流Aと二次
電池を充電する為の充電電流および充電電圧を検知し、
充電電流および充電電圧を基に充電装置に流入する電源
電流Bを演算し、前記充電装置以外の装置に流出する電
源電流Aと充電装置に流入する電源電流Bの演算値の合
計値が予め定めた規定電流値を下回る様に充電電流を制
御することにより、電源装置の出力電流をほぼ前記規定
電流値以下に制限した上で、充電装置と前記充電装置以
外の装置に電源装置の出力電流を分配することができ
る。更に、電源装置の出力電圧を検知し、電源装置の出
力電圧と充電電流および充電電圧を基に充電装置に流入
する電源電流Bを演算し、前記充電装置以外の装置に流
出する電源電流Aと充電装置に流入する電源電流Bの演
算値の合計値が予め定めた規定電流値を下回る様に充電
電流を制御することにより、電源装置の出力電流を精度
良く前記規定電流値以下に制限した上で、充電装置と前
記充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分配する
ことができる。
【0009】また、前記充電装置以外の装置に流出する
電源装置の電源電流Aおよび充電電流を検知し、充電電
流や充電電圧を制御する電力制御手段をシリーズレギュ
レータ方式で構成し、前記充電装置以外の装置に流出す
る電源電流Aと充電電流との合計値が予め定めた規定電
流値を下回る様に充電電流を制御することにより、電源
装置の出力電流を精度良く前記規定電流値以下に制限し
た上で、充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置
の出力電流を分配することができる。
【0010】更に、前記規定電流値を前記電源装置の許
容最大電流値以下に設定することにより、充電装置と前
記充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分配する
機能を維持した上で、電源装置が過負荷になることを防
止できる。
【0011】また、電源装置の前記充電装置以外の装置
に流出する電源装置の電源電力Cと充電電流および充電
電圧を検知し、充電電流および充電電圧を基に充電装置
に流入する電源電力Dを演算し、前記充電装置以外の装
置に流出する電源電力Cと充電装置に流入する電源電力
Dの演算値の合計値が予め定めた規定電力値を下回る様
に充電電流を制御することにより、電源装置の出力電力
をほぼ前記規定電力値以下に制限した上で、充電装置と
前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電力を分配す
ることができる。更に、前記規定電力値を前記電源装置
の許容最大電力値以下に設定することにより、充電装置
と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電力を分配
する機能を維持した上で、電源装置が過負荷になること
を防止できる。
【0012】また、電源装置の出力電圧の電圧値を検知
し、電源装置の出力電圧の電圧値が規定電圧値を下回ら
ない様に充電電流を制御することにより、充電装置と前
記充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分配する
ことができる。また、電源装置を規定電圧値の近辺で出
力電流の増加に伴って出力電圧が低下する出力特性を有
したものとすることにより、電源装置の出力電流の分配
を安定的かつ経済的に行うことができる。更に、規定電
圧値を電源装置の最大許容電流値を出力した時の電源装
置の電圧値以上に設定することにより、電源装置の出力
電流を最大許容電流値以下の状態に保った上で、充電装
置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分
配することができる。また、電源装置より電力供給され
る装置の最低許容電圧値以上に前記規定電圧値を設定す
ることにより、電源装置より電力供給される装置が安定
に動作する電源電圧を確保した状態を保った上で、充電
装置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を
分配できる。
【0013】また、電源装置より電力が供給される装置
の最低許容電圧値以上に前記規定電圧値を設定し、かつ
電源装置の出力電流を所定電流値に制限する電源電流制
御手段を備えることにより、電源装置より電力が供給さ
れる装置が安定に動作する電源電圧を確保し、かつ電源
装置の出力電流を所定電流値以下に制限した状態を保っ
た上で、充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置
の出力電流を安定的に分配できる。更に、電源装置の最
大許容電流値以下に前記所定電流値を設定することによ
り、電源装置より電力が供給される装置が安定に動作す
る電源電圧を確保し、かつ電源装置の出力電流を電源装
置の最大許容電流値以下に制限した状態を保った上で、
充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電
流を安定的に分配できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、直流電源を供給する電源装置と、充電装置以外の装
置に流出する電源装置の電源電流Aを検知する電源電流
検知手段と、充電電流を検知する充電電流検知手段と、
充電電圧を検知する充電電圧検知手段と、充電装置に流
入する電源電流Bを演算する入力電流演算手段とを有す
る充電装置において、前記電源電流検知手段で検出した
充電装置以外の装置に流出する電源電流Aと充電装置に
流入する電源電流Bの演算値の合計値が予め定めた規定
電流値を下回る様に充電電流を制御する充電電流制限手
段を備えたことを特徴とする充電装置であり、電源装置
の出力電流をほぼ前記規定電流値以下に制限した上で、
充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電
流を分配することができる。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、電源装
置の出力電圧を検知する電源電圧検知手段を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載の充電装置であり、電源装
置の出力電流を精度良く前記規定電流値以下に制限した
上で、充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置の
出力電流を分配することができる。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、直流電
源を供給する電源装置と、充電装置以外の装置に流出す
る電源装置の電源電流Aを検知する電源電流検知手段
と、充電電流を検知する充電電流検知手段と、シリーズ
レギュレータ方式で構成された充電電流や充電電圧を制
御する電力制御手段とを有する充電装置において、前記
電源電流検知手段で検出した充電装置以外の装置に流出
する電源電流Aと充電電流検知手段で検知した充電電流
との合計値が予め定めた規定電流値を下回る様に充電電
流を制御する充電電流制限手段を備えたことを特徴とす
る充電装置であり、電源装置の出力電流を前記規定電流
値以下に制限した上で、充電装置と前記充電装置以外の
装置に電源装置の出力電流を分配することができる。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、前記規
定電流値を前記電源装置の許容最大電流値以下に設定し
たことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3
に記載の充電装置であり、充電装置と前記充電装置以外
の装置に電源装置の出力電流を分配する機能を維持した
上で、電源装置の出力電流を電源装置の許容最大電流値
以下に制限(電源装置が過負荷になることを防止)する
ことができる。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、直流電
源を供給する電源装置と、充電装置以外の装置に流出す
る電源装置の電源電力Cを検知する電源電力検知手段
と、充電電流を検知する充電電流検知手段と、充電電圧
を検知する充電電圧検知手段と、充電装置に流入する電
源電力Dを演算する入力電力演算手段とを有する充電装
置において、前記電源電力検知手段で検出した充電装置
以外の装置に流出する電源電力Cと充電装置に流入する
電源電力Dの演算値の合計値が予め定めた規定電力値を
下回る様に充電電流を制御する充電電流制限手段を備え
たことを特徴とする充電装置であり、電源装置の出力電
力をほぼ前記規定電力値以下に制限した上で、充電装置
と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電力を分配
することができる。
【0019】本発明の請求項6に記載の発明は、前記規
定電力値を前記電源装置の許容最大電力値以下に設定し
たことを特徴とする請求項5に記載の充電装置であり、
充電装置と充電装置以外に電源装置の出力電力を分配す
る機能を維持した上で、電源装置の出力電力を電源装置
の許容最大電力値以下に制限(電源装置が過負荷になる
ことを防止)することができる。
【0020】本発明の請求項7に記載の発明は、直流電
源を供給する電源装置と、電源装置の出力電圧の電圧値
を検知する電源電圧検知手段と、充電電流を制御する充
電電流制御手段とを有する充電装置において、電源装置
の出力電圧の電圧値が規定電圧値を下回らない様に充電
電流を制御する充電電流制限手段を備えたことを特徴と
する充電装置であり、充電装置と前記充電装置以外の装
置に電源装置の出力電流を分配でき、また電力ロスおよ
び電圧低下を低減できるという作用がある。
【0021】本発明の請求項8に記載の発明は、前記規
定電圧値の近辺で出力電流の増加に伴って出力電圧が低
下する出力特性を前記電源装置が有していることを特徴
とする請求項7に記載の充電装置であり、電源装置の出
力電流を充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置
の出力電流を分配する動作を安定的かつ経済的に実現で
きるという作用がある。
【0022】本発明の請求項9に記載の発明は、前記電
源装置の最大許容電流値を出力した時の電源装置の出力
電圧の電圧値以上に、前記規定電圧値を設定したことを
特徴とする請求項7または請求項8に記載の充電装置で
あり、電源装置の出力電流を最大許容電流値以下の状態
に保った上で、充電装置と前記充電装置以外の装置に電
源装置の出力電流を分配できるという作用がある。
【0023】本発明の請求項10に記載の発明は、前記
電源装置より電力供給される装置の最低許容電圧値以上
に、前記規定電圧値を設定したことを特徴とする請求項
7、請求項8または請求項9に記載の充電装置であり、
前記電源装置より電力供給される装置が安定に動作する
電源電圧を確保した状態を保った上で、充電装置と前記
充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分配できる
という作用がある。
【0024】本発明の請求項11に記載の発明は、前記
電源装置より電力供給される装置の最低許容電圧値以上
に前記規定電圧値を設定し、かつ前記電源装置の出力電
流を所定電流値に制限する電源電流制御手段を備えたこ
とを特徴とする請求項7または請求項8に記載の充電装
置であり、前記電源装置より電力供給される装置が安定
に動作する電源電圧を確保し、かつ電源装置の出力電流
を所定電流値以下に制限した状態を保った上で、充電装
置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出力電流を分
配できるという作用がある。
【0025】本発明の請求項12に記載の発明は、前記
電源装置の最大許容電流値以下に前記所定電流値を設定
したことを特徴とする請求項11に記載の充電装置であ
り、前記電源装置より電力供給される装置が安定に動作
する電源電圧を確保し、かつ電源装置の出力電流を電源
装置の最大許容電流値以下に制限した状態を保った上
で、充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出
力電流を安定的に分配できるという作用がある。
【0026】以下に、本発明の実施の形態1を図1を用
いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の充電装
置の構成を示すブロック図であり、1は充電装置、2は
電源電流検知手段、3は電源電圧検知手段、4は充電制
御手段、5は充電電流制御手段、6は充電電圧制御手
段、7は電力制御手段、8は充電電流検知手段、9は充
電電圧検知手段、10は制御手段、11は入力電流演算
手段、12は記憶手段、13は電源装置、14はパーソ
ナルコンピューター(充電装置以外の装置)、15は充
電対象の二次電池である。
【0027】電源装置13は充電装置1で消費する(電
池15の充電用)電力以外にパーソナルコンピューター
14に電力を供給している。装置の小型化および経済的
理由により、充電装置1での最大消費電力(電池15の
充電用)またはパーソナルコンピューター14の最大消
費電力を個々に供給する能力を有しているが、それぞれ
に最大消費電力を同時に供給する能力を有していない。
この為に、パーソナルコンピューター14へのその時々
の電力供給に対応して、充電装置1の消費電力を制限す
る必要がある。
【0028】充電制御手段4は主として充電電流制御手
段5と充電電圧制御手段6とから構成されており、充電
制御手段4は充電電流検知手段8と充電電圧検知手段9
と電源電流検知手段2と入力電流演算手段11からの信
号および制御手段10からの指令を受け、電池15の状
態と電源装置13の出力状態および制御手段10からの
指令内容に対応して電力制御手段7を制御し、二次電池
15を充電する為の充電電流や充電電圧を制御してい
る。
【0029】入力電流演算手段11は充電電流検知手段
8と充電電圧検知手段9と電源電圧検知手段3からの信
号を基に充電装置1に流入する電源電流Bを演算する。
【0030】尚、充電電流と充電電圧と電源電圧に対応
した電力制御手段7の効率を予め記憶手段12に記憶し
ておき、充電電流と充電電圧の積を電力制御手段7の効
率と電源電圧の積で割った値を電源電流Bとして、入力
電流演算手段11にて演算した。
【0031】充電制御手段4の充電電流制御手段5で、
電源電流検知手段2で検知した電源電流Aと入力電流演
算手段11で演算した電源電流Bの演算値を加算し、こ
の加算結果が予め設定していた規定電流値を下回る様に
電力制御手段7を制御することにより、電源装置13の
出力電流を前記規定電流値以下に制限した上で、充電装
置1とパーソナルコンピューター(充電装置以外の装
置)14に電源装置13の出力電流を分配することがで
きる。
【0032】更に、前記規定電流値を電源装置13の許
容最大電流値以下に設定することにより、電源装置13
の出力電流を電源装置13の許容最大電流値以下に制限
(電源装置13が過負荷になることを防止)した上で、
充電装置1とパーソナルコンピューター(充電装置以外
の装置)14に電源装置13の出力電流を分配すること
ができる。
【0033】尚、実施の形態1においては、電力制御手
段7はステップダウンDC−DCコンバータにより構成
したが、ステップアップDC−DCコンバータ等で構成
されていてもよい。また、実施の形態1においては充電
装置に流入する電源電流Bの演算精度を良くする為に電
源電圧検知手段3にて電源電圧を検知したが、前記充電
装置以外の装置に流出する電源装置13の電源電流Aや
充電電流や充電電圧の値に対応した電源電圧を記憶装置
に記憶しておく等の方法で電源電圧の推定が可能である
ので、必ずしも電源電圧を検知する必要がなく、電源電
圧検知手段3を省略することも可能である。即ち、電源
装置13の出力電流の上限値の規制の精度が若干低下す
るが、より経済的な充電装置を提供することができる。
【0034】また、実施の形態1において、制御手段1
0と入力電流演算手段11は分離されているが、入力電
流演算手段が制御手段の一部分として構成されていても
良く、制御手段と入力電流演算手段が分離されているも
のに限定するものではない。以下に、本発明の実施の形
態2を図2を用いて説明する。
【0035】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2の充電装置の構成を示すブロック図であり、21は
充電装置、2は電源電流検知手段、24は充電制御手
段、25は充電電流制御手段、26は充電電圧制御手
段、27は電力制御手段、28は充電電流検知手段、2
9は充電電圧検知手段、30は制御手段、13は電源装
置、14はパーソナルコンピューター(充電装置以外の
装置)、15は充電対象の二次電池である。
【0036】尚、充電電流および充電電圧を制御する電
力制御手段27はシリーズレギュレータ方式で構成され
ており、充電装置21で消費する電源電流は充電電流と
ほぼ同じになる。
【0037】電源装置13は充電装置21で消費する電
力(電池15の充電用)以外にパーソナルコンピュータ
ー14に電力を供給している。装置の小型化および経済
的理由により、充電装置21での最大消費電力(電池1
5の充電用)またはパーソナルコンピューター14の最
大消費電力を個々に供給する能力を有しているが、それ
ぞれに最大消費電力を同時に供給する能力を有していな
い。この為に、パーソナルコンピューター14へのその
時々の電力供給に対応して、充電装置21の消費電力を
制限する必要がある。
【0038】充電制御手段24は主として充電電流制御
手段25と充電電圧制御手段26とから構成されてお
り、充電制御手段24は充電電流検知手段28と充電電
圧検知手段29と電源電流検知手段2からの信号および
制御手段30からの指令を受け、電池15の状態と電源
装置13の出力状態および制御手段30からの指令内容
に対応して電力制御手段27を制御し、二次電池15を
充電する為の充電電流や充電電圧を制御している。
【0039】充電制御手段24の充電電流制御手段25
で、電源電流検知手段2で検知した電源電流Aと充電電
流検知手段28で検知した充電電流を加算し、この加算
結果が予め設定していた規定電流値を下回る様に電力制
御手段27を制御することにより、電源装置13の出力
電流を前記規定電流値以下に制限した上で、充電装置2
1とパーソナルコンピューター(充電装置以外の装置)
14に電源装置13の出力電流を分配することができ
る。
【0040】尚、充電電流および充電電圧を制御する電
力制御手段27はシリーズレギュレータ方式で構成され
ているので、充電装置21に流入する電源電流は充電電
流とほぼ同じになる為に、実施の形態1において必要で
あった入力電流演算手段11が不要になり、より安価に
充電装置を提供することができる。
【0041】更に、前記規定電流値を電源装置13の許
容最大電流値以下に設定することにより、電源装置13
の出力電流を電源装置13の許容最大電流値以下に制限
(電源装置13が過負荷になることを防止)した上で、
充電装置21とパーソナルコンピューター(充電装置以
外の装置)14に電源装置13の出力電流を分配するこ
とができる。
【0042】ところで、充電装置以外の装置に流出する
電源装置の電源電流AをIa、充電装置に流入する電源
装置の電源電流BをIb、電源電流検知手段の検出抵抗
をRとすると、電源電流検知手段での電力ロスは、従来
例(図9の場合)がR(Ia+Ib)2であり、本発明
の実施の形態1、2の場合がRIa2である。本発明の
実施の形態1、2の場合は従来例の場合より、電力ロス
をR×Ib×(2Ia+Ib)だけ低減することができ
る。また、電源電流検知手段による充電装置の入力電圧
の電圧低下は、従来例(図9の場合)がR(Ia+I
b)であり、本発明(実施の形態1、2)の場合が零で
あり、因って本発明の場合は従来例の場合より、充電装
置の入力電圧の電圧低下をR(Ia+Ib)だけ低減す
ることができる。また、電源電流検知手段による充電装
置以外の装置の入力電圧の電圧低下は、従来例の場合が
R(Ia+Ib)であり、本発明の場合がRIaであ
り、因って本発明の場合は従来例の場合より、充電装置
外の入力電圧の電圧低下をRIbだけ低減することがで
きる。
【0043】以下に、本発明の実施の形態3を図3を用
いて説明する。
【0044】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3の充電装置の構成を示すブロック図であり、31は
充電装置、32は電源電力検知手段、34は充電制御手
段、35は充電電流制御手段、36は充電電圧制御手
段、37は電力制御手段、38は充電電流検知手段、3
9は充電電圧検知手段、40は制御手段、41は入力電
力演算手段、42は記憶手段、13は電源装置、14は
パーソナルコンピューター(充電装置以外の装置)、1
5は充電対象の二次電池である。
【0045】電源装置13は充電装置31で消費する電
力(電池15の充電用)以外にパーソナルコンピュータ
ー14に電力を供給している。装置の小型化および経済
的理由により、充電装置31での最大消費電力(電池1
5の充電用)またはパーソナルコンピューター14の最
大消費電力を個々に供給する能力を有しているが、それ
ぞれに最大消費電力を同時に供給する能力を有していな
い。この為に、パーソナルコンピューター14へのその
時々の電力供給に対応して、充電装置31の消費電力を
制限する必要がある。
【0046】充電制御手段34は主として充電電流制御
手段35と充電電圧制御手段36とから構成されてお
り、充電制御手段34は充電電流検知手段38と充電電
圧検知手段39と電源電力検知手段32と入力電力演算
手段41からの信号および制御手段40からの指令を受
け、電池15の状態と電源装置13の出力状態および制
御手段40からの指令内容に対応して電力制御手段37
を制御し、二次電池15を充電する為の充電電流や充電
電圧を制御している。
【0047】入力電力演算手段41は充電電流検知手段
38と充電電圧検知手段39からの信号を基に充電装置
31に流入する電源電力を演算する。
【0048】尚、充電電流と電池電圧に対応した電力制
御手段37の効率を予め記憶手段42に記憶しておき、
充電電流と電池電圧の積を電力制御手段37の効率で割
った値を電源電力Dとして、入力電力演算手段41で演
算した。
【0049】充電制御手段34の充電電流制御手段35
で、電源電力検知手段32で検知した電源電力Cと入力
電力演算手段41で演算した電源電力Dの演算値を加算
し、この加算結果が予め設定していた規定電力値を下回
る様に電力制御手段37を制御することにより、電源装
置13の出力電力を前記規定電力値以下に制限した上
で、充電装置31とパーソナルコンピューター(充電装
置以外の装置)14に電源装置13の出力電力を分配す
ることができる。
【0050】更に、前記規定電力値を電源装置13の許
容最大電力値以下に設定することにより、電源装置13
の出力電力を電源装置13の許容最大電力値以下に制限
(電源装置13が過負荷になることを防止)した上で、
充電装置31とパーソナルコンピューター(充電装置以
外の装置)14に電源装置13の出力電力を分配するこ
とができる。また、実施の形態3では充電装置31で消
費する電力を検知する必要がないので、実施の形態1や
2と同様に、電力ロスおよび電圧低下を低減することが
できる。
【0051】尚、実施の形態3においては、電力制御手
段37はステップアップDC−DCコンバータにより構
成したが、ステップダウンDC−DCコンバータ等で構
成されていてもよい。
【0052】ところで、実施の形態1、2、3におい
て、電源装置は充電装置と分離されているが、電源装置
が充電装置の一部分として構成されていても良く、電源
装置が充電装置と分離されているものに限定するもので
はない。
【0053】また、実施の形態1、2、3において、充
電装置以外に電源装置が電力供給する装置はパーソナル
コンピューター14であったが、充電装置やビデオカメ
ラ等でもよく、パーソナルコンピューターに限定するも
のではない。
【0054】また、充電装置以外に電源装置が電力供給
する装置はパーソナルコンピューター14の一種類だけ
であったが、複数の装置に電力供給していてもよく、一
種類に限定するものではない。
【0055】また、実施の形態3において、制御手段4
0と入力電力演算手段41は分離されているが、入力電
力演算手段が制御手段の一部分として構成されていても
良く、制御手段と入力電力演算手段が分離されているも
のに限定するものではない。
【0056】以下に、本発明の実施の形態4を図4、図
6を用いて説明する。
【0057】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4の充電装置の構成を示すブロック図であり、51は
充電装置、52は電源装置、53は電源電圧検知手段、
54は充電制御手段、55は充電電流制御手段、56は
充電電圧制御手段、57は電力制御手段、58は充電電
流検知手段、59は制御手段、60は電池電圧検知手
段、14はパーソナルコンピューター(充電装置以外の
装置)、15は充電対象の二次電池である。
【0058】充電制御手段54は主として充電電流制御
手段55と充電電圧制御手段56とから構成されてお
り、充電制御手段54は充電電流検知手段58と電池電
圧検知手段60と電源電圧検知手段53からの信号およ
び制御手段59からの指令を受け、二次電池15の状態
と電源装置52の状態および制御手段59からの指令内
容に対応して電力制御手段57を制御し、二次電池15
を充電する為の充電電流や充電電圧を制御している。
【0059】電源装置52は充電装置51で消費する電
力(電池15の充電用)以外にパーソナルコンピュータ
ー14に電力を供給している。装置の小型化および経済
的理由により、充電装置51での最大消費電力(電池1
5の充電用)またはパーソナルコンピューター14の最
大消費電力を個々に供給する能力を有しているが、それ
ぞれに最大消費電力を同時に供給する能力を有していな
い。この為に、パーソナルコンピューター14へのその
時々の電力供給に対応して、充電装置51の消費電力
(電流)を制限し、パーソナルコンピューター14と充
電装置51に電力(電流)を分配する必要がある。
【0060】また、図6は電源装置52の出力電圧と出
力電流の関係を示した出力特性であり、本発明の実施の
形態4の動作を図示的に示したものである。
【0061】電源電圧検知手段53により電源装置52
の出力電圧の電圧値を検知し、電源装置52の出力電圧
の電圧値が規定電圧値(図6の規定電圧値a)を下回ら
ない様に、充電電流制御手段55が電力制御手段57を
制御して、充電電流を制限することにより、パーソナル
コンピューター14の消費電流が変動しても、電源装置
52の出力電流はある一定の値(図6のIa)以下に制
限することができる。即ち、電源装置52の出力電流を
ある一定の値(図6のIa)以下の状態に保った上で、
充電装置51とパーソナルコンピューター14に電源装
置52の出力電流を分配することができる。
【0062】尚、出力電流の増加に伴って出力電圧が上
昇する出力特性の近辺に前記規定電圧値を設定(図6の
規定電圧値A)すると、電源装置の出力電流を充電装置
51と前記充電装置51以外の装置(パーソナルコンピ
ューター14)に分配する動作が不安定となり、実用的
には品質および経済面に課題がある。出力電流の増加に
伴って出力電圧が低下する出力特性の近辺に前記規定電
圧値を設定(図6の規定電圧値a、規定電圧値b)する
と、電源装置の出力電流を充電装置51と前記充電装置
51以外の装置(パーソナルコンピューター14)に分
配する動作が安定し、経済的に充電装置を構成できる。
【0063】また、前記の規定電圧値を電源装置52の
許容最大電流値(図6のImax)を出力した時の電源
装置52の電圧値(図6の規定電圧値b)以上になる様
にすることにより、パーソナルコンピューター14への
電力供給が変動しても、電源装置52の出力電流を許容
最大電流値(図6のImax)以下に制限した状態で、
充電装置51とパーソナルコンピューター14に電源装
置52の出力電流を分配できる。即ち、電源装置52を
過負荷状態にすることなく、充電装置51とパーソナル
コンピューター14に電源装置52の出力電流を分配す
ることができる。
【0064】更に、電源装置52より電力供給される装
置(充電装置51とパーソナルコンピューター14)の
最低許容電圧値以上に前記規定電圧値を設定することに
より、電源装置52より電力供給される装置(充電装置
51とパーソナルコンピューター14)が安定に動作す
る電源電圧を確保した状態を保った上で、充電装置51
とパーソナルコンピューター14に電源装置の出力電流
を分配することができる。
【0065】尚、本発明の実施の形態4において、電源
装置52は充電装置51の一部分として構成している
が、電源装置が充電装置と分離されているものでも良
く、電源装置が充電装置の一部分として構成されている
ものに限定するものではない。
【0066】また、本発明の実施の形態4において、一
般にフの字特性と言われている出力特性を有した電源装
置を用いたが、出力電流の増加に伴って出力電圧が低下
する出力特性を有している一般的な電源装置やその他の
特性を有している電源装置でも良く、フの字特性を有し
た電源装置に限定するものではない。
【0067】また、本発明の実施の形態4において、充
電装置51以外に電源装置52が電力供給する装置はパ
ーソナルコンピューター14であったが、充電装置やビ
デオカメラ等でもよく、パーソナルコンピューターに限
定するものではない。また、充電装置51以外に電源装
置52が電力供給する装置はパーソナルコンピューター
14の一種類だけであったが、複数の装置に電力供給し
ていてもよく、一種類に限定するものではない。
【0068】以下に、本発明の実施の形態5を図5、図
7、図8を用いて説明する。
【0069】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5の充電装置の構成を示すブロック図であり、61は
充電装置、72は電源装置、73は電源電流制限手段、
53は電源電圧検知手段、54は充電制御手段、55は
充電電流制御手段、56は充電電圧制御手段、57は電
力制御手段、58は充電電流検知手段、59は制御手
段、60は電池電圧検知手段、14はパーソナルコンピ
ューター(充電装置以外の装置)、15は充電対象の二
次電池である。
【0070】充電制御手段54は主として充電電流制御
手段55と充電電圧制御手段56とから構成されてお
り、充電制御手段54は充電電流検知手段58と電池電
圧検知手段60と電源電圧検知手段53からの信号およ
び制御手段59からの指令を受け、二次電池15の状態
と電源装置72の状態および制御手段59からの指令内
容に対応して電力制御手段57を制御し、二次電池15
を充電する為の充電電流や充電電圧を制御している。
【0071】電源装置72は充電装置61で消費する電
力(電池15の充電用)以外にパーソナルコンピュータ
ー14に電力を供給している。装置の小型化および経済
的理由により、充電装置61での最大消費電力(電池1
5の充電用)またはパーソナルコンピューター14の最
大消費電力を個々に供給する能力を有しているが、それ
ぞれに最大電力を同時に供給する能力を有していない。
この為に、パーソナルコンピューター14へのその時々
の電力供給に対応して、充電装置61の消費電力(電
流)を制限する必要がある。また、電源電流制限手段7
3により電源装置72の出力電流は所定電流値に制限さ
れており、図7および図8は電源装置72の出力電圧と
出力電流の関係を示した出力特性であり、本発明の実施
の形態5の動作を図示的に示したものである。
【0072】尚、図7は前記規定電圧値を電源装置より
電力供給される装置(充電装置61とパーソナルコンピ
ューター14)の最低許容電圧値以上である規定電圧値
cに設定し、かつ前記所定電流値をある一定の値(図7
の所定電流値c)に設定した場合であり、図8は前記規
定電圧値を電源装置より電力供給される装置(充電装置
61とパーソナルコンピューター14)の最低許容電圧
値以上である規定電圧値dに設定し、かつ前記所定電流
値を電源装置の許容最大電流値(図8のImax)に設
定した場合を示している。
【0073】電源電圧検知手段53により電源装置72
の出力電圧の電圧値を検知し、電源装置72の出力電圧
の電圧値が規定電圧値(図7の規定電圧値c)を下回ら
ない様に、充電電流制御手段55が電力制御手段57を
制御して、充電電流を制御することにより、パーソナル
コンピューター14の消費電流が変動しても、電源装置
より電力供給される装置(充電装置61とパーソナルコ
ンピューター14)が安定に動作する電源電圧を確保
し、かつ電源装置72の出力電流を所定電流値(図7の
所定電流値c)以下に制限した状態を保った上で、充電
装置61とパーソナルコンピューター14に電源装置7
2の出力電流を分配できる。
【0074】尚、電源装置72の最大許容電流値(図8
のImax)以下に前記所定電流値を設定することによ
り、パーソナルコンピューター14の消費電流が変動し
ても、電源装置72より電力供給される装置(充電装置
61とパーソナルコンピューター14)が安定に動作す
る電源電圧(図8の規定電圧値d)を確保し、かつ電源
装置72の出力電流を電源装置72の最大許容電流値
(図8のImax)以下に制限した状態を保持した上
で、充電装置と前記充電装置以外の装置に電源装置の出
力電流を安定的に分配できる。即ち、電源装置72を過
負荷状態にすることなく、かつ充電装置61とパーソナ
ルコンピューター14が安定に動作する電源電圧を確保
した状態で、充電装置61とパーソナルコンピューター
14に電源装置の出力電流を安定的に分配できる。
【0075】尚、実施の形態5において、前記所定電流
値を電源装置72の出力電圧や温度等に対して一定値に
したが、電源装置72の出力電圧や温度等に対応して変
化する値でも良く、前記所定電流値が電源装置72の出
力電圧や温度等に対して一定値であることに限定したも
のではない。
【0076】また、実施の形態5において、電源装置7
2は充電装置61の一部分として構成しているが、電源
装置が充電装置と分離されているものでも良く、電源装
置が充電装置の一部分として構成されているものに限定
するものではない。
【0077】また、実施の形態5において、充電装置6
1以外に電源装置72が電力供給する装置はパーソナル
コンピューター14であったが、充電装置やビデオカメ
ラ等でもよく、パーソナルコンピューターに限定するも
のではない。また、充電装置61以外に電源装置72が
電力供給する装置はパーソナルコンピューター14の一
種類だけであったが、複数の装置に電力供給していても
よく、一種類に限定するものではない。
【0078】ところで、充電装置以外の装置に流出する
電源装置の電源電流AをIa、充電装置に流出する電源
装置の電源電流BをIb、電源電流検知手段の検出抵抗
をRとすると、電源電流検知手段での電力ロスは、従来
例(図9の場合)がR(Ia+Ib)2であり、本発明
の実施の形態4、5の場合が零である。本発明の実施の
形態4、5の場合は従来例の場合より、電力ロスをR
(Ia+Ib)2だけ低減することができる。また、電
源電流検知手段による充電装置および充電装置以外の装
置の入力電圧の電圧低下は、従来例(図9の場合)がR
(Ia+Ib)であり、本発明(実施の形態4、5)の
場合が零であり、因って本発明の場合は従来例の場合よ
り、充電装置および充電装置以外の装置の入力電圧の電
圧低下をR(Ia+Ib)だけ低減することができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明の充電装置によれ
ば、同一電源装置から充電装置と前記充電装置以外の装
置に電力を供給する装置において、充電装置以外の装置
の消費電流の変動に対応して、電源装置の残りの電流容
量を効率的に使用して二次電池を短時間で充電でき、ま
た電力ロスを低減した省エネルギーな充電装置を経済的
に提供することができ、また電源装置が過負荷になるこ
とを防止でき、更に電源装置の電源出力の電圧低下や電
圧変動を低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる充電装置のブロ
ック図
【図2】本発明の実施の形態2にかかる充電装置のブロ
ック図
【図3】本発明の実施の形態3にかかる充電装置のブロ
ック図
【図4】本発明の実施の形態4の充電装置の構成を示す
ブロック図
【図5】本発明の実施の形態5の充電装置の構成を示す
ブロック図
【図6】本発明の実施の形態4の動作を図示的に示した
グラフ
【図7】本発明の実施の形態5の動作を図示的に示した
グラフ
【図8】本発明の実施の形態5の動作を図示的に示した
グラフ
【図9】従来の充電装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 充電装置 2 電源電流検知手段 3 電源電圧検知手段 4 充電制御手段 5 充電電流制御手段 6 充電電圧制御手段 7 電力制御手段 8 充電電流検知手段 9 充電電圧検知手段 10 制御手段 11 入力電流演算手段 12 記憶手段 13 電源装置 14 パーソナルコンピューター(充電装置以外の装
置) 15 充電対象の二次電池 21 充電装置 24 充電制御手段 25 充電電流制御手段 26 充電電圧制御手段 27 電力制御手段 28 充電電流検知手段 29 充電電圧検知手段 30 制御手段 31 充電装置 32 電源電力検知手段 34 充電制御手段 35 充電電流制御手段 36 充電電圧制御手段 37 電力制御手段 38 充電電流検知手段 39 充電電圧検知手段 40 制御手段 41 入力電力演算手段 42 記憶手段 51 充電装置 52 電源装置 53 電源電圧検知手段 54 充電制御手段 55 充電電流制御手段 56 充電電圧制御手段 57 電力制御手段 58 充電電流検知手段 59 制御手段 60 電池電圧検知手段 61 充電装置 72 電源装置 73 電源電流制限手段 81 充電装置 82 電源電流検知手段 84 充電制御手段 85 充電電流制御手段 86 充電電圧制御手段 87 電力制御手段 88 充電電流検知手段 89 充電電圧検知手段 90 制御手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を供給する電源装置と、充電装
    置以外の装置に流出する電源装置の電源電流Aを検知す
    る電源電流検知手段と、充電電流を検知する充電電流検
    知手段と、充電電圧を検知する充電電圧検知手段と、充
    電装置に流入する電源電流Bを演算する入力電流演算手
    段とを有する充電装置において、前記電源電流検知手段
    で検出した充電装置以外の装置に流出する電源電流Aと
    充電装置に流入する電源電流Bの演算値の合計値が予め
    定めた規定電流値を下回る様に充電電流を制御する充電
    電流制限手段を備えたことを特徴とする充電装置。
  2. 【請求項2】 電源装置の出力電圧を検知する電源電圧
    検知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の充
    電装置。
  3. 【請求項3】 直流電源を供給する電源装置と、充電装
    置以外の装置に流出する電源装置の電源電流Aを検知す
    る電源電流検知手段と、充電電流を検知する充電電流検
    知手段と、シリーズレギュレータ方式で構成された充電
    電流や充電電圧を制御する電力制御手段とを有する充電
    装置において、前記電源電流検知手段で検出した充電装
    置以外の装置に流出する電源電流Aと充電電流検知手段
    で検知した充電電流との合計値が予め定めた規定電流値
    を下回る様に充電電流を制御する充電電流制限手段を備
    えたことを特徴とする充電装置。
  4. 【請求項4】 前記規定電流値を前記電源装置の許容最
    大電流値以下に設定したことを特徴とする請求項1、請
    求項2または請求項3に記載の充電装置。
  5. 【請求項5】 直流電源を供給する電源装置と、充電装
    置以外の装置に流出する電源装置の電源電力Cを検知す
    る電源電力検知手段と、充電電流を検知する充電電流検
    知手段と、充電電圧を検知する充電電圧検知手段と、充
    電装置に流入する電源電力Dを演算する入力電力演算手
    段とを有する充電装置において、前記電源電力検知手段
    で検出した充電装置以外の装置に流出する電源電力Cと
    充電装置に流入する電源電力Dの演算値の合計値が予め
    定めた規定電力値を下回る様に充電電流を制御する充電
    電流制限手段を備えたことを特徴とする充電装置。
  6. 【請求項6】 前記規定電力値を前記電源装置の許容最
    大電力値以下に設定したことを特徴とする請求項5に記
    載の充電装置。
  7. 【請求項7】 直流電源を供給する電源装置と、電源装
    置の出力電圧の電圧値を検知する電源電圧検知手段と、
    充電電流を制御する充電電流制御手段とを有する充電装
    置において、電源装置の出力電圧の電圧値が規定電圧値
    を下回らない様に充電電流を制御する充電電流制限手段
    を備えたことを特徴とする充電装置。
  8. 【請求項8】 前記規定電圧値の近辺で出力電流の増加
    に伴って出力電圧が低下する出力特性を前記電源装置が
    有していることを特徴とする請求項7に記載の充電装
    置。
  9. 【請求項9】 前記電源装置の最大許容電流値を出力し
    た時の電源装置の出力電圧の電圧値以上に、前記規定電
    圧値を設定したことを特徴とする請求項7または請求項
    8に記載の充電装置。
  10. 【請求項10】 前記電源装置より電力供給される装置
    の最低許容電圧値以上に、前記規定電圧値を設定したこ
    とを特徴とする請求項7、請求項8または請求項9に記
    載の充電装置。
  11. 【請求項11】 前記電源装置より電力供給される装置
    の最低許容電圧値以上に前記規定電圧値を設定し、かつ
    前記電源装置の出力電流を所定電流値に制限する電源電
    流制御手段を備えたことを特徴とする請求項7または請
    求項8に記載の充電装置。
  12. 【請求項12】 前記電源装置の最大許容電流値以下に
    前記所定電流値を設定したことを特徴とする請求項11
    に記載の充電装置。
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