JP2000032535A - 位置情報提供装置 - Google Patents

位置情報提供装置

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JP2000032535A
JP2000032535A JP10192102A JP19210298A JP2000032535A JP 2000032535 A JP2000032535 A JP 2000032535A JP 10192102 A JP10192102 A JP 10192102A JP 19210298 A JP19210298 A JP 19210298A JP 2000032535 A JP2000032535 A JP 2000032535A
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JP10192102A
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Keisuke Suwa
敬祐 諏訪
Tokio Taga
登喜雄 多賀
Tatsuo Furuno
辰男 古野
Akinori Shibuya
昭範 渋谷
Koshiro Kitao
光司郎 北尾
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の位置検出を高い精度で行う。 【解決手段】 区域毎に電子マーカを設置し、人はこの
電子マーカから送信される位置識別符号を受信する位置
検出装置を持ち、この位置検出装置が自動的にサーバ装
置に通知する位置識別符号による位置情報にしたがって
人の位置を検出し、人の位置情報を要求する利用者に対
して検出した位置情報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体の現在位置の
情報を収集し要求にしたがって位置情報を提供する装置
に利用する。本発明は人などの移動体の現在位置の検出
に利用するに適する。
【0002】
【従来の技術】移動体の現在位置を検出する従来の技術
としては、GPS(Global Positioning System) を用い
たものが知られている。これは、GPS衛星からの電波
によって自己の位置を検出するものである。検出された
位置情報はセンタに転送され、センタでは複数の移動体
の位置を地図上に表示することができる。
【0003】このようなGPSによる位置検出装置は、
小型化が進んだとはいえ、人が常時持ち歩くには未だ大
きく、さらに、位置検出装置が得た位置情報をセンタに
転送するためには、送受信装置を併せて設ける必要があ
り、主に、車両、船舶、航空機の位置検出に用いられて
いる。
【0004】このように車両、船舶、航空機などの位置
検出装置が普及する中で、人の位置検出については、こ
れらの位置検出装置をそのまま転用することが困難であ
った。その主な原因は、位置検出装置の大きさおよび重
量の面から携行する人の負担が大きい点にある。
【0005】このようなときに、PHS(Personal Hand
yphone System)が急速に普及した。そこで、PHSを用
いて人の位置を検出する技術が開発されるに至った。P
HSでは各端末を呼び出すために端末それぞれの電話番
号などのIDがセンタで管理されていて、どのPHSが
どの基地局のエリアにいるかということが分かるように
なっている。
【0006】そこで、あるPHSの位置情報を知りたい
場合に、センタにそのPHSがどこの基地局のエリアに
いるかということを問い合わせることにより位置情報を
得ることができる。この位置情報は、例えば、FAXで
送信されてくる地図により示される。
【0007】この従来例を図36を参照して説明する。
図36は従来のPHSを用いた位置情報提供装置の全体
構成図である。本システムでは、基地局数はN局、移動
局数は各無線ゾーンに1局存在しN局とする。基地局1
03−1、103−2、103−Nは各々無線ゾーン1
01−1、101−2、101−Nを構成する。通常、
無線ゾーンの大きさは数百m程度である。移動局102
−1、102−2、102−Nは上記無線ゾーン内に在
圏する。基地局103−1、103−2、103−Nは
回線制御局104、位置登録局105を経て、電気通信
網106に接続される。
【0008】基地局103−1、103−2、103−
Nでは、移動局102−1、102−2、102−Nか
らの電波の受信レベルを測定し、回線制御局104で
は、移動局102−1からの電波の受信レベルが基地局
103−1で最も高く、移動局102−1が無線ゾーン
101−1に在圏すると判定する。同様に、移動局10
2−2は無線ゾーン101−2に、移動局102−Nは
無線ゾーン101−Nに在圏すると判定する。移動局番
号と在圏エリアの基地局識別符号を位置登録局105に
伝送し、地図データベース107からの地図データおよ
び基地局緯度、経度座標データベース108からの基地
局緯度、経度座標データをもとに位置登録局105に接
続された表示装置109において、指定した移動局の在
圏するエリアを地図上に表示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このPHSによる位置
検出では、基地局のカバーするエリアを円形としたとき
に、半径数100mの円がエリアとなるために、この円
内のいずれかに人がいるという位置情報しか得られず、
位置検出精度は高いとはいえない。
【0010】すなわち、図36の構成では、半径数10
0mの基地局の無線ゾーン内に移動局が位置するかどう
かしか検出できないので測定精度が粗いという問題があ
る。また、網内で同時に多数の移動局の位置検出を行う
ため、移動局の検出に時間がかかるという欠点がある。
さらに、位置情報に付随する情報を移動局に随時提供す
ることが困難である。
【0011】この問題を解決するためには、基地局のカ
バーするエリアを小さくして基地局の数を増やすことが
必要であるが、PHSの本来の目的からすれば、一台の
基地局がカバーできるエリアは広ければ広いほどよいの
であるから、位置検出精度を高めるために、基地局のカ
バーするエリアを狭くするという発想は、到底受け入れ
られるものではない。
【0012】そこで、PHSの技術に依存することな
く、高精度に人がどこにいるかという位置情報を得るこ
とができる技術の開発が望まれている。
【0013】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、人の位置検出を高い精度で行うことができる
位置情報提供装置および方法を提供することを目的とす
る。本発明は、複数の人の現在位置情報を同時に得るこ
とができる位置情報提供装置および方法を提供すること
を目的とする。また、本発明は、提供先を選択して位置
情報を提供することができる位置情報提供装置および方
法を提供することを目的とする。さらに、本発明は、設
置および保守に要する時間およびコストを低減すること
ができる位置情報提供装置および方法を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、区域毎に電子
マーカを設置し、人はこの電子マーカから送信される位
置識別符号を受信する位置検出装置を持ち、位置検出装
置において、自らの位置を検出および表示するととも
に、この位置検出装置が自動的にサーバ装置に通知する
前記位置識別符号による位置情報にしたがって人の位置
を検出し、人の位置情報を要求する利用者に対して検出
した位置情報を提供することを特徴とする。
【0015】位置識別符号は各電子マーカに順番に割当
てられた符号であってもよいし、あるいは、その電子マ
ーカが設置されている緯度、経度、高度の情報にしたが
って生成された符号であってもよい。
【0016】このとき、位置情報を要求する利用者の正
当性をパスワードにより確認するようにすることが望ま
しい。また、複数の前記位置検出装置をそれぞれいずれ
かのグループに分類しておき、人の位置情報を要求する
利用者は、当該グループの識別符号によってグループに
属する全ての位置検出装置の位置情報の提供を要求する
ことができる。
【0017】電子マーカを設置する区域は、位置の検出
精度に応じて適当に設定することができる。すなわち、
高い精度で位置を検出したい場合には、短い区間毎に区
域を定め、それぞれに電子マーカを設置すればよい。
【0018】すなわち、本発明は位置情報提供装置であ
って、本発明の特徴とするところは、個別に割当られた
位置識別符号を無線信号として送信する電子マーカが複
数の区域に多数固定的に配置され、この無線信号を受信
できる移動局装置と、この移動局装置に通信網を介して
接続されるサーバ装置と、このサーバ装置に接続された
データベースとを備え、このサーバ装置には、前記移動
局装置から通知される位置識別符号を位置情報に翻訳す
る手段と、その位置情報を前記データベースに蓄積する
手段と、前記通信網を介してこのデータベースに蓄積さ
れた位置情報を利用者に提供する手段とを備えたところ
にある。
【0019】前記移動局装置は、前記位置識別符号にし
たがって位置情報を表示する手段を含む構成とすること
が望ましい。これにより、前記移動局装置の利用者は、
電子マーカからの無線信号が到達する場所で現在位置を
確認することができる。
【0020】また、前記移動局装置は、前記提供する手
段により提供される位置情報を表示する手段を含む構成
とすることもできる。これにより、前記移動局装置の利
用者は、前記サーバ装置にアクセスすることによっても
現在位置を確認することができる。
【0021】さらに、前記サーバ装置は、前記位置情報
を表示する手段を含む構成とすることが望ましい。これ
により、前記サーバ装置を設けたセンタ側で各移動局装
置の現在位置を確認することができる。
【0022】前記電子マーカは、太陽電池およびこの太
陽電池により充電される二次電池を備える構成とするこ
とが望ましい。これにより、電源供給のための配線を省
くことができるとともに、電池交換も不要となり、メン
テナンスフリーとすることができる。したがって、多数
設置した場合でもその設置および保守に要する手間を省
くことができる。
【0023】前記電子マーカは、自律的に位置識別符号
を送信する手段を含む構成とすることができる。また、
前記電子マーカは、自律的に緯度、経度、高度の情報を
送信する手段を含む構成とすることができる。このと
き、前記情報は、文字情報を含むことができる。この文
字情報が長い場合には、前記電子マーカは、一連の文字
情報を複数フレームに分割して時系列的に送信する手段
を含む構成とすることが望ましい。さらに、前記電子マ
ーカは、相互に同期する手段を備え、一連の文字情報を
複数フレームに分割して時系列的に複数の電子マーカに
より同時に送信する手段を含む構成とすることもでき
る。これにより、例えば、移動局装置の利用者が複数の
電子マーカ間を移動しながら文字情報を得ることができ
る。
【0024】前記送信する手段は、周期T毎に1回送信
する条件にしたがってランダムに送信する手段を含む構
成とすることが望ましい。これにより、隣接する電子マ
ーカ相互間で無線信号が衝突する確率を低減させること
ができる。
【0025】また、位置検出の精度を高めるために、前
記電子マーカが近接して設けられている場合には、複数
の電子マーカの位置識別符号が一つの移動局装置に受信
されるため、その中で、受信レベルが最大となる位置識
別符号を選択し、これを現在位置の情報とする必要があ
る。そこで、前記移動局装置は、前記位置識別符号が複
数受信されるときその受信レベルが最大のものをその移
動局装置で受信した位置識別符号とする手段を備える構
成とすることが望ましい。
【0026】前記移動局装置は、前記電子マーカに応答
要求信号を無線信号として送信する手段を含み、前記電
子マーカは、当該応答要求信号を受信する手段と、この
受信する手段により受信された当該応答要求信号にした
がって前記位置識別符号を送信する手段とを含む構成と
することもできる。これにより、電子マーカは不要な電
波の送信を回避することができるため、バッテリーセー
ビングを行うことができる。
【0027】前記サーバ装置には、前記利用者の正当性
を管理する手段を含む構成とすることが望ましい。これ
により、例えば、位置情報を悪用しようとする者に対し
ては位置情報を提供しないような対策を講ずることがで
きる。
【0028】また、前記移動局装置は多数あり、その多
数の移動局装置はそれぞれいずれかのグループに分類さ
れ、前記サーバ装置は、グループの識別符号により指定
された当該グループに属する移動局装置の現在位置の情
報を提供要求にしたがって当該要求元に提供する手段を
含む構成とすることもできる。これにより、前記要求元
は、グループに属する個々の移動局装置について、順
次、位置情報の提供を要求することなく、一度の手続き
により、グループに属する全ての移動局装置の位置情報
を同時に取得することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1ないし図
4を参照して説明する。図1は本発明の基本構成を示す
図である。図2は本発明の電子マーカの要部ブロック構
成図である。図3は本発明の位置検出装置の要部ブロッ
ク構成図である。図4は本発明のサーバ装置の要部ブロ
ック構成図である。ここでは、説明をわかりやすくする
ために、位置検出装置2a、2b、2c、2dを、位置
検出装置2a、2b、2cは、自己の現在位置をサーバ
装置1に送信する装置であり、位置検出装置2dは、位
置検出装置2a、2b、2cの位置情報の提供をサーバ
装置1に要求して位置情報を受けとり表示する装置であ
るとしてあたかも異なる装置のように説明するが、実際
には、位置検出装置2a、2b、2c、2dは同一の装
置であり、自己の現在位置をサーバ装置1に送信する機
能と位置情報の提供をサーバ装置1に要求して位置情報
を受けとり表示する機能とを併せて持つ装置である。
【0030】本発明は位置情報提供装置であって、本発
明の特徴とするところは、図1に示すように、個別に割
当られた位置識別符号を無線信号として送信する電子マ
ーカ3a、3b、3cが複数の区域に多数固定的に配置
され、この無線信号を受信できる移動局装置としての位
置検出装置2a、2b、2cと、この位置検出装置2
a、2b、2cに公衆網4を介して接続されるサーバ装
置1と、このサーバ装置1に接続されたデータベース部
29とを備え、このサーバ装置1には、図4に示すよう
に、位置検出装置2a、2b、2cから通知される位置
識別符号を位置情報に翻訳し、その位置情報をデータベ
ース部29に蓄積する手段である制御部26と、公衆網
4を介してこのデータベース部29に蓄積された位置情
報を利用者に提供する手段であるネットワーク接続部2
7とを備えたところにある。
【0031】位置検出装置2a、2b、2cは、図3に
示すように、前記位置識別符号が複数受信されるときそ
の受信レベルが最大のものをその位置検出装置2a、2
b、2cで受信した位置識別符号とする手段である制御
部18を備える。
【0032】位置検出装置2a、2b、2cは、前記位
置識別符号にしたがって位置情報を表示する手段である
表示部5を含む。また、位置検出装置2a、2b、2c
は、ネットワーク接続部27を介して提供される位置情
報を表示部5に表示することができる。さらに、サーバ
装置1は、前記位置情報を表示する手段である表示装置
109を含む。
【0033】電子マーカ3a、3b、3cは、自律的に
位置識別符号を送信する構成とする場合には、図2に示
す構成から受信部16およびスイッチ部17を省いた構
成とすることができる。この場合には、ランダムなタイ
ミングにより送信したり、自己にあらかじめ割当られた
タイミングにより送信することにより、隣接する電子マ
ーカ3a、3b、3c相互間で無線信号が衝突する確率
を低減させることができる。自己に割当てられたタイミ
ングとしては、隣接する電子マーカ3a、3b、3c相
互間で相関の低いタイミングとすることがよい。
【0034】本発明実施例では、電子マーカ3a、3
b、3cは自律的に識別符号を送信する構成ではなく、
応答的に識別符号を送信する構成として説明する。すな
わち、図3に示すように、位置検出装置2a、2b、2
cは、電子マーカ3a、3b、3cに応答要求信号を無
線信号として送信する手段である送信部19を含み、電
子マーカ3a、3b、3cは、当該応答要求信号を受信
する手段である受信部16と、この受信部16により受
信された当該応答要求信号にしたがって前記位置識別符
号を送信する手段としての送信部12とを含む。
【0035】また、電子マーカ3a、3b、3cは、自
律的に緯度、経度、高度の情報を送信する。このとき、
前記情報は、文字情報を含むことができる。さらに、電
子マーカ3a、3b、3cは、一連の文字情報を複数フ
レームに分割して時系列的に送信することができる。ま
た、電子マーカ3a、3b、3cは、相互に同期する手
段を備え、一連の文字情報を複数フレームに分割して時
系列的に複数の電子マーカ3a、3b、3cにより同時
に送信することもできる。
【0036】自律的に送信するときには、周期T毎に1
回送信する条件にしたがってランダムに送信する。
【0037】また、 電子マーカ3a、3b、3cに
は、太陽電池部10およびこの太陽電池部10により充
電される二次電池部15が設けられる。
【0038】サーバ装置1の制御部26では、前記利用
者の正当性をパスワードを用いて管理する。
【0039】位置検出装置2a、2b、2c、・・・は
多数あり、その多数の位置検出装置2a、2b、2c、
・・・はそれぞれいずれかのグループに分類されるとき
には、サーバ装置1は、グループの識別符号により指定
された当該グループに属する位置検出装置の現在位置の
情報を提供要求にしたがって当該要求元に提供する。
【0040】
【実施例】本発明実施例を図5ないし図26を参照して
説明する。図5は本発明の位置情報提供装置の構成を示
す図である。位置情報データまたは文字情報データを間
欠的に送信する機能を有する電子マーカ3を歩道上、建
物の壁面、天井等に設置する。
【0041】電子マーカ3から間欠的に送信される電波
を位置検出装置2で受信し、受信信号を復調してそのデ
ータをもとに位置検出を行う。位置検出結果または文字
情報で表される付加情報を携帯端末204の画面地図上
に表示する。一方、位置検出データおよび付加情報を無
線機205から基地局206、電気通信網207を経由
してサーバ装置1または電気通信網207に接続された
情報端末210に転送する。これにより、サーバ装置1
および情報端末においても位置表示、付加情報表示が可
能である。携帯端末204側の無線機205から基地局
206を経てデータベース部29へアクセスすることに
より、携帯端末204に内蔵された地図以外の地図デー
タのダウンロードおよび地図に付随した情報の取得を行
うことができる。
【0042】本システムのハードウェア構成を図6およ
び図7に示す。図6の電子マーカ3は送信ユニット30
4(送信部12、制御部11、メモリ部14)、アンテ
ナ部13、太陽電池部10、二次電池部15から構成さ
れる。メモリ部14に記憶された電子マーカ3の情報を
送信部12で変調し、アンテナ部13より間欠的に送信
する。電源はメンテナンスフリーとするため、太陽電池
部10で給電し、二次電池部15で蓄電する。
【0043】位置検出装置の構成は図7となる。アンテ
ナ308、受信ユニット309(受信部310、データ
処理部311、メモリ部312、インタフェース部31
3)から構成される。電子マーカから送信された信号を
複数のアンテナ308に接続された受信部310で復調
し、データ処理部311で復号し、位置情報システムデ
ータ(電子マーカ識別符号、緯度、経度、高さ情報、受
信レベル情報、付加情報)を取り出す信号処理を行う。
さらに、本処理部では、受信レベル測定誤差の低減およ
び位置情報、文字情報の受信品質向上のため受信ダイバ
ーシチ処理を行う。
【0044】すなわち、複数の受信部310の受信レベ
ルの最も高い受信部出力を選択する選択合成または受信
レベルで重み付けして受信部出力を合成する検波後最大
比合成を行う。また、復調した信号の誤り検出を行い、
誤りのないデータの受信レベルの高い順番に正しいデー
タをメモリ部に記憶する。また、記憶された受信レベル
および位置情報をもとに位置検出演算を行う。データ処
理部311は位置検出したデータをインタフェース部3
13に入力し、インタフェース部313で信号フォーマ
ット変換を行った後に、携帯端末にデータを転送する。
【0045】本システムのソフトウェア構成を図8に示
す。データ処理部311のミドルウェアソフト402
は、位置検出装置のデータ処理部311で得られる位置
情報システムデータ401から、受信データの変換、受
信レベルの平均処理等の演算、位置検出演算、端末識別
符号の付加を行う。携帯端末において、内蔵の地図デー
タ404とミドルウェエソフト402のデータより表示
ソフト403は現在位置表示、移動軌跡表示および付加
情報表示を行う。
【0046】以下、本システムの動作を具体的に説明す
る。図9は本システムの信号の送信、受信のタイミング
を示している。電子マーカは過渡応答用ランプタイム
(R)、スタートシンボル(SS)、プリアンブル(P
R)、ユニークワード(UW)、巡回生成符号(CR
C)、情報ビットから構成されるバースト長Thの信号
を間欠的に送信する。電子マーカ1〜Nはフレーム長T
毎に1回送出する。
【0047】送信タイミングはバースト信号が互いに定
常的に衝突することを回避するため周期T毎に1回の条
件でランダムとする。位置検出装置は間欠的に時間Tの
期間受信を行う。情報ビットは図10に示すように緯
度、経度情報等を送信する位置情報モードと文字情報モ
ードの2種類である。各情報の内訳は表1のとおりであ
る。
【0048】
【表1】 (1)位置情報モード 位置情報はバイナリ形式である。 ・マーカID(ID):マーカの識別に使用する。 ・モードプラグ(MF):位置情報モード=00、文字
情報モード=11 ・緯度情報(LA):北緯、南緯の識別用フラグに1ビ
ット使用する(N:0、S:1)。緯度の分、秒(60
進)データを度の少数点以下(10進)に変換し、10
進数値データをBCD符号化により2進数に変換する。 ・経度情報(LO):東経、西経の識別用フラグに1ビ
ット使用する(E:0、W:1)。経度の分、秒(60
進)データを度の少数点以下(10進)に変換し、10
進数値データをBCD符号化により2進数に変換する。 ・高さ情報(H):正負の識別用フラグに1ビット使用
する(正:0、負:1)。高度の10進数値データをB
CD符号化により、2進数に変換する。 ・屋内/屋外の識別:屋外の場合=00、屋内の場合=
11 ・フロア数(FN):正が地上、負が地下を表す。 ・要注意度(AF):マーカ設置場所付近で注意を促す
ことの必要性を数値で表す。 ・定型付加情報(FI):付加情報の対応表の番号であ
る。携帯端末において、番号に対応した定型情報を表示
する。 ・保守情報(MI):保守情報(二次電池残量情報、送
信電力等)を送る。 (2)文字情報モード 文字情報はJISコードである。 ・マーカID(ID):マーカの識別に使用する。 ・モードフラグ(MF):位置情報モード=00、文字
情報モード=11 ・シーケンス番号(SN):送信したい情報が長い場合
には、1つの情報を分割して送信する。送信方法として
は以下の二通りがある。
【0049】一つの情報を複数フレームに分割して1
つのマーカより送信する。
【0050】一つの情報を分割して複数のマーカより
送信する。
【0051】、の送信された各々の情報にシーケン
ス番号を付加して何番目かの情報を表す。 ・シーケンスフラグ(SF):後に続く情報があるかな
いかを示す。
【0052】SF=0(続く情報有り)、SF=1(続
く情報無し) ・文字情報(CI):JISコードで送信する。
【0053】図11は文字情報を送信する場合の送信フ
ローチャートである。モードフラグMF=00のときは
位置情報モードであるので、位置情報を報知する(A−
1、A−2)。モードフラグMF=11のときは、文字
情報モードであるので、フローA−3、A−4に進む。
説明をわかりやすくするために、ここでは、1回当たり
送信可能な最大文字数を15字とする。文字数をx、シ
ーケンスフラグSF=0(続く情報有り)とすると、A
−5において、文字数xが15文字より少ない場合は、
A−10において、続く情報がないとして、シーケンス
フラグSF=1(続く情報無し)を付与し、A−11に
おいて、シーケンス番号SF=0(i=0)を付与し、
文字情報を報知する。報知後、A−4に戻る。A−5に
おいて、文字数xが例えば15文字より多い場合は、A
−6において、整数値i=i+15とし、A−7におい
て、シーケンス番号SN=jを付与し、A−8において
文字情報を報知する。さらにA−9において、整数値j
=j+1とし、A−5に戻る。A−5において、x−i
>15ならばA−5〜A−9までの手順を繰り返す。最
後に、x−i≦15になったとき、A−10〜A−12
の手順で文字情報を報知する。
【0054】図12は位置検出装置の動作タイミングで
ある。位置検出装置の動作は、電子マーカの信号に同期
せずに位置検出装置内で設定された観測時間Tで受信動
作を行う。この時間以外は位置検出装置の電源を断とす
る間欠受信を行う。観測時間終了時に携帯端末にデータ
を転送する。
【0055】図13は位置検出装置の動作フローであ
る。図12の観測時間T内で受信される信号の受信レベ
ル検出および受信信号の復号を行う(B−1、B−
2)。復号データについて、CRCによる誤り検出(B
−3)を行い、B−4で誤りが検出されたときは、誤っ
たフレームカウント数+1とし、データを破棄する(B
−6、B−10)。B−4で誤り無しが検出されたとき
は、B−5において、誤らないフレームカウント数+1
とし、データを記録する。記録データ数が最大個数に等
しい場合は、既に記録されているデータの受信レベルの
最低値と比較する(B−7、B−8)。最低値より低け
ればそのデータは破棄する(B−9、B−10)。最低
値より高ければ、既に記録されている最低レベルのデー
タを破棄する(B−12)。これにより、データを採用
する(B−11)。また、記録データ数が最大個数未満
の場合は、現在のデータを採用する(B−11)。観測
時間内であればB−1、B−2に戻り、受信を継続する
(B−13)。観測時間が終了すれば、データを転送
し、メモリをクリアする(B−14)。以下の説明で
は、記録データの最大個数を20として説明する。
【0056】図14は図13のフローチャートにおける
データの記録方法を示す図である。受信復号データおよ
び受信レベルデータの記録は時系列を保つように記録す
る。図の観測データである受信レベル36dBμは過去
に記録されている受信レベルの最低値20dBμよりも
大きいので、受信レベルの最低値の20dBμを破棄
し、最新の36dBμを最後のデータとして記録する。
【0057】図15は位置検出のデータ処理フローチャ
ートである。位置検出装置のデータ処理部から入力され
た信号(C−1)はデータ処理部で受信レベルの平均値
を演算(C−2)し、位置検出処理を行う(C−3)。
検出した位置情報(C−4)を携帯端末に転送し、携帯
端末において表示する(C−5)。
【0058】図16および図17は入力信号の構成を示
す図である。入力信号は図16に示すように情報ビット
に受信レベルを付加した20個のデータである。この1
組の入力信号が位置検出装置の観測時間T毎に送られて
くる。
【0059】図17は4組のメモリを用いる場合の入力
信号の記憶方法である。位置検出装置から転送されてき
た最新の入力信号をメモリ#1に入れて記憶する。この
場合、すでにメモリ#4に入っているデータは破棄し、
メモリ#3のデータをメモリ#4へ、メモリ#2のデー
タをメモリ#3へ、メモリ#1のデータをメモリ#2へ
シフトして記憶する。メモリ#1の受信レベル1、情報
ビット1が最も新しいデータ、メモリ#4の受信レベル
20、情報ビット20が最も古いデータとなる。
【0060】図18は図16および図17のデータ記憶
方法に基づく受信レベル処理フローチャートである。メ
モリ#4のデータをクリアし、メモリ#3のデータをメ
モリ#4へ、メモリ#2のデータをメモリ#3へ、メモ
リ#1のデータをメモリ#2へ移動し、位置検出装置か
ら転送された最新の入力信号をメモリ#1に入力する。
メモリ#1〜#4において、情報ビットの装置識別符号
が等しいものの受信レベル平均値を求める。平均受信レ
ベルの大きい上位複数個の平均受信レベルと情報ビット
を位置検出処理部へ転送する。入力信号が転送される毎
にこの動作を繰り返す。
【0061】本システムにおける位置検出方式を図19
および図20に示す。図19は複数の電子マーカの信号
を受信し、受信レベルの最も高い電子マーカの無線ゾー
ン内に存在すると判定する方法(ゾーン選択方式)、図
20は複数の電子マーカの信号を受信し、受信レベルの
高い上位数局の座標データに受信レベルで重み付けを行
い、ゾーン内のどこにいるかを検出する方法(受信レベ
ル重み付け方式)である。ゾーン選択方式は図21に示
すように複数マーカの受信レベル平均値を比較し、最大
受信レベル平均値の電子マーカを選択する(E−1、E
−2)。結果を表示ソフトに転送することにより、ゾー
ンに現在位置が表示される。(図中ゾーンZ1)一方、
受信レベル重み付け方式は受信しているマーカ座標に受
信レベルで重み付け処理を行い、セル内にポイントで位
置表示(図中xa)を行う。検出フローチャートは図2
2および図23のようになる。図22は平均受信レベル
上位2つの受信レベルで重み付けを行って位置検出する
アルゴリズムである。受信レベル平均値データを受信
し、情報ビット1、2の緯度、経度データをx−y座標
に変換する(F−2)。次に、受信レベルa11/k 、a
1/k でx1、x2およびy1、y2に重み付けを行う
(F−3)。データxb、ybを表示ソフトに転送する
(F−4)。図23は平均受信レベル上位3つの受信レ
ベルで重み付けを行って位置検出するアルゴリズムであ
る。受信レベル平均値データを受信し、情報ビット1〜
3の緯度、経度データをx−y座標に変換する(G−
2)。次に、受信レベルa11/k 、a21/k 、a31/k
でx1〜x3およびy1〜y3に重み付けを行う(G−
3)。データxb、ybを表示ソフトに転送する(G−
4)。
【0062】図24は図20のように2局間で位置検出
する場合のマーカと移動局間距離に対する位置検出誤差
である。電子マーカ間の距離は20mである。αは受信
レベルの伝搬損失特性における伝搬定数であり、α=
2、4である。また、図22のkの値はk=3として計
算している。正しい位置からの距離の偏差を位置検出誤
差とした。伝搬定数が小さいほど、誤差は少なく、3m
以下であることがわかる。
【0063】図25は本システムにおける携帯端末の画
面表示例である。現在位置と移動軌跡をリアルタイムに
表示する。サブウィンドウに位置情報データ(緯度、経
度、高さ)が表示される。文字情報データは電子マーカ
の文字情報を受信したときに画面に表示する。背景の地
図は、屋外用マーカと屋内用マーカを表1の屋内/屋外
の識別(DF)情報にしたがって検出したときに自動的
に切替わる。
【0064】図26は本発明における位置情報提供装置
で質問器および応答器を用いる場合の各々のハードウェ
ア構成の一実施例である。質問器と応答器は送信、受信
を交互に行うシンプレックス方式である。ここでいう応
答器は図2で示した電子マーカと同一構成である。
【0065】応答器は、質問器からの信号をアンテナ部
13、スイッチ部17の接点aを経て、受信部16で受
信し、受信部16の出力信号はメモリ部14に入力さ
れ、メモリ部14に記憶された位置情報データを含む応
答データを制御部11を経て、送信部12、スイッチ部
17接点bを経てアンテナ部13より送信する。送信の
タイミングは隣接の応答器が同時に応答信号を送信する
ことによって生じる信号衝突を回避するため応答器毎に
ランダムとする。電源はメンテナンスフリーとするた
め、太陽電池部10で給電し、二次電池部15で蓄電す
る。質問器の構成は図26となる。アンテナ1908、
受信部1909、データ処理部1911、メモリ部19
12、スイッチ1915、インタフェース部1913か
ら構成される。応答器から送信された信号を複数のアン
テナ1908に接続された受信部1909で復調し、デ
ータ処理部1911で復号し、位置情報に関するデータ
を取り出す信号処理を行う。このときスイッチ1915
の接点bに受信部は接続される。本処理部では、位置情
報データの受信品質向上のため受信ダイバーシチ処理を
行う。データ処理部1911は位置検出したデータをイ
ンタフェース部1913に入力し、インタフェース部1
913で信号フォーマット変換を行った後に、携帯端末
にデータを転送する。質問器のメモリ部1912に内蔵
されたデータは送信部1910、スイッチ1915接点
a、アンテナ1908を経て応答器に対して間欠的に送
信される。
【0066】上記全ての実施例について、電子マーカは
位置情報データを周波数a1〜aN(N:整数)で送
信、文字情報データを周波数b1〜bM(M:整数)で
送信のように位置情報データおよび文字情報データを異
なる周波数を用いて送信しこれらを区別できることを付
記するものである。
【0067】(第一応用例)本発明第一応用例を図1な
いし図4、図27および図28を参照して説明する。図
27は本発明第一応用例のサーバ装置1で用いるテーブ
ルを示す図である。図28は本発明第一応用例の動作を
示すフローチャートである。図28に示すように、電子
マーカ3が位置情報を送信する(S1)。この位置情報
は、各電子マーカ3に割当られた位置識別符号である。
位置検出装置2a、2b、2cが位置情報を受信して現
在位置を検出する(S2)。位置検出装置2a、2b、
2cが位置情報と装置識別符号とをサーバ装置1に送信
する(S3)。サーバ装置1が位置検出装置2a、2
b、2cの位置情報と装置識別符号を受信する(S
4)。サーバ装置1のデータベース部29では、図27
に示すように、位置検出装置2a、2b、2cの位置情
報と装置識別符号とを1対にしてテーブルに保存する
(S5)。
【0068】ここで、位置検出装置2dの利用者がサー
バ装置1のデータベース部29に位置検出装置2a、2
b、2cの装置識別符号を指定し位置検索を要求すると
(S6)、位置検出装置2dは位置検出装置2a、2
b、2cの装置識別符号が書込まれた位置情報要求信号
を公衆網4を介してサーバ装置1に送信する(S7)。
【0069】サーバ装置1が位置情報要求信号に書込ま
れた位置検出装置2a、2b、2cの装置識別符号を受
信すると(S8)、サーバ装置1がデータベース部29
より位置検出装置2a、2b、2cの装置識別符号と対
になる位置情報を検索する(S9)。検索された位置検
出装置2a、2b、2cの位置情報は位置検出装置2d
に公衆網4を介して送信され(S10)、位置検出装置
2dが位置検出装置2a、2b、2cの位置情報を受信
する(S11)。位置検出装置2dの表示部に表示され
た地図上には、位置検出装置2a、2b、2cの位置が
表示される(S12)。
【0070】(第二応用例)本発明第二応用例を図29
および図30を参照して説明する。図29は本発明第二
応用例の動作を示すフローチャートである。図30は本
発明第二応用例のサーバ装置1で用いるテーブルを示す
図である。図29に示すように、電子マーカ3が位置情
報を送信する(S21)。この位置情報は、各電子マー
カ3に割当られた位置識別符号である。位置検出装置2
a、2b、2cが位置情報を受信して現在位置を検出す
る(S22)。位置検出装置2a、2b、2cが位置情
報と装置識別符号とをサーバ装置1に送信する(S2
3)。サーバ装置1が位置検出装置2a、2b、2cの
位置情報と装置識別符号を受信する(S24)。サーバ
装置1のデータベース部29では、図27に示すよう
に、位置検出装置2a、2b、2cの位置情報と装置識
別符号とを1対にしてテーブルに保存する(S25)。
また、本発明第二応用例では、図30に示すように、あ
らかじめ位置検出装置2a、2b、2cに対応するパス
ワードがそれぞれ登録され、テーブルに記録されてい
る。
【0071】ここで、位置検出装置2dの利用者がサー
バ装置1のデータベース部29に位置検出装置2a、2
b、2cの装置識別符号を指定し位置検索を要求すると
(S26)、位置検出装置2dは位置検出装置2a、2
b、2cの装置識別符号が書込まれた位置情報要求信号
を公衆網4を介してサーバ装置1に送信する(S2
7)。
【0072】サーバ装置1が位置情報要求信号に書込ま
れた位置検出装置2a、2b、2cの装置識別符号を受
信すると(S28)、サーバ装置1は位置検出装置2
a、2b、2cに対する認証パスワードを公衆網4を介
して位置検出装置2dに要求する(S29)。これに対
して位置検出装置2dは公衆網4を介して認証パスワー
ドを送信する(S30)。認証パスワードがサーバ装置
1のテーブルに保存されたものと一致すると(S3
1)、サーバ装置1がデータベース部29より位置検出
装置2a、2b、2cの装置識別符号と対になる位置情
報を検索する(S32)。検索された位置検出装置2
a、2b、2cの位置情報は位置検出装置2dに公衆網
4を介して送信され(S33)、位置検出装置2dが位
置検出装置2a、2b、2cの位置情報を受信する(S
34)。位置検出装置2dの表示部に表示された地図上
には、位置検出装置2a、2b、2cの位置が表示され
る(S35)。
【0073】(第三応用例)本発明第三応用例を図31
に示す。電子マーカ3を図31に示すように道路に設置
する。位置検出装置2dが、位置検出装置2a、2bの
位置情報を知りたい場合には、次のような手順で処理を
行う。まず、位置検出装置2a、2bは電子マーカ3が
送信する位置情報を受信する。位置検出装置2a、2b
は電子マーカ3の位置情報により現在位置の検出を行
う。位置検出装置2a、2bは位置情報と装置識別符号
とを公衆網基地局8および公衆網4を介してサーバ装置
1に送信する。サーバ装置1は位置情報と装置識別符号
とを受信するとそれらを図5に示すように1対で保存す
る。
【0074】位置検出装置2dの利用者は位置検出装置
2a、2bの装置識別符号を指定し、サーバ装置1に位
置検出装置2a、2bの位置検索を要求する。位置検出
装置2dは位置検出装置2a、2bの装置識別符号が書
込まれた位置情報要求信号を公衆網基地局8と公衆網4
を介してサーバ装置1に送信する。
【0075】サーバ装置1は位置情報要求信号に書込ま
れた位置検出装置2a、2bの装置識別符号を受信する
とデータベース部29より位置検出装置2a、2bの位
置情報を検索する。サーバ装置1は位置検出装置2a、
2bの位置情報を公衆網4および公衆網基地局8を介し
て送信する。位置検出装置2dはそれをもとに位置検出
装置2a、2bの位置を表示部に表示された地図上に表
示する。これにより、老人や子供に位置検出装置を持た
せることによって、徘回老人や迷子の位置を知り捜索す
ることができる。
【0076】認証パスワードを用いる場合は、図30に
示すように、テーブルには装置識別符号、位置情報、パ
スワードが組み合わされて記録され、上の手順でサーバ
装置1は位置検出装置2a、2bの位置検索の要求があ
ったときにそれらに対応する認証パスワードを位置検出
装置2dに要求し、位置検出装置2dは位置検出装置2
a、2bに対応する認証パスワードを入力しそれらをサ
ーバ装置1に送信する。そのとき、認証パスワードが位
置検出装置2a、2bに一致した場合のみ位置情報を検
索する。これにより、自分のいる場所を知られたくない
相手に知らせないことができる。
【0077】なお、図31に示す位置検出装置2aで
は、電子マーカ3bおよび3cからの電波が同時に到来
する。また、位置検出装置2bでは、電子マーカ3d、
3e、3fからの電波が同時に到来する。このような場
合には、図3に示す制御部18により、受信レベルが最
大となる電子マーカ3からの電波が選択される。図31
の場合では、位置検出装置2aは電子マーカ3bからの
電波を選択し、位置検出装置2bは電子マーカ3fから
の電波を選択している。
【0078】図32は広い範囲をカバーする場合の本発
明の位置情報提供装置の全体構成を示す図である。図3
2に示すように、広い範囲をカバーする場合には、複数
の公衆網基地局8a、8b、8cにより本発明の位置情
報提供装置を実現することができる。
【0079】なお、公衆網基地局8a、8b、8cは、
PHS基地局をそのまま用いることができる。また、位
置検出装置2a、2b、2dは、PHSに用いる携帯端
末を改造し、PHSに用いる携帯端末としても利用する
ようにすることができる。このとき、PHSに用いる携
帯端末の送受信機能をそのまま本発明の位置検出装置2
a、2b、2dの送受信機能として併用することができ
る。
【0080】(第四応用例)本発明第四応用例を図33
ないし図35を参照して説明する。図33はグループ分
けされた位置検出装置を説明するための図である。図3
4は本発明第四応用例で用いるテーブルを示す図であ
る。図35は本発明第四応用例の動作を示すフローチャ
ートである。
【0081】本発明第四応用例は、図33に示すよう
に、複数の位置検出装置2a〜2pをそれぞれいずれか
のグループA、B、C、Dにグループ分けし、各位置検
出装置2a〜2pの位置情報の提供を要求する際に、位
置検出装置2dでは、グループ識別符号を添えてサーバ
装置1にそのグループに属する全ての位置検出装置の位
置情報の提供を要求することができる。図33の例で
は、位置検出装置2dは、グループAに属する位置検出
装置2a、2h、2i、2l、2pの位置情報の提供を
受けている。
【0082】サーバ装置1のデータベース部29には、
図34に示すテーブルが設けられており、装置識別符
号、位置情報、グループ識別符号の組合せが記録され
る。また、図30に示すように、テーブルにはパスワー
ドも併せて登録できるようにしてもよい。
【0083】図35に示すように、位置検出装置2a〜
2pは電子マーカ3a〜3pからの電波を受信すること
により位置検出を行う(S41)。位置検出装置2a〜
2pは自装置の装置識別符号を付加して受信した位置情
報を公衆網基地局8a〜8dおよび公衆網4を介してサ
ーバ装置1に送信する(S42)。サーバ装置1では、
位置情報データを受信し(S43)、データベース部2
9を更新する(S44)。
【0084】ここで、位置検出装置2dが装置識別符号
またはグループ識別符号を指定して位置情報要求信号を
送信する(S45)。サーバ装置1では、位置情報要求
信号を受信し(S46)、その中に、グループ識別符号
が含まれていれば(S47)、グループ識別符号に該当
する全ての位置検出装置の位置情報を検索する(S4
8)。また、その中に、装置識別符号が含まれていれば
(S47)、指定の位置検出装置の位置情報を検索する
(S49)。それらの位置情報はサーバ装置1から公衆
網4および公衆網基地局8a〜8dを介して送信される
(S50)。位置検出装置2dでは送信された位置情報
を受信し(S51)、位置情報を表示する(S52)。
【0085】このように、本発明は電子マーカを用いて
人などの移動体の位置情報を得ることができる。電子マ
ーカを密に設置することにより位置情報をより高精度に
得ることができる。これを用いて、徘回老人の探索や迷
子探索などが行える。また、認証パスワードを用いるこ
とによって位置情報に秘匿性を持たせることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人などの移動体の位置検出を高い精度で行うことができ
る。また、複数の人の現在位置情報を同時に知ることが
できる。さらに、提供先を選択して位置情報を提供する
ことができる。また、設置および保守に要する時間およ
びコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図。
【図2】本発明の電子マーカの要部ブロック構成図。
【図3】本発明の位置検出装置の要部ブロック構成図。
【図4】本発明のサーバ装置の要部ブロック構成図。
【図5】本発明の位置情報提供装置の具体的構成を示す
図。
【図6】本発明の電子マーカの要部ブロック構成図。
【図7】本発明の位置検出装置の要部ブロック構成図。
【図8】本発明のソフトウェア構成を示す図。
【図9】本システムの信号の送信および受信のタイミン
グを示す図。
【図10】情報ビットの構成を示す図。
【図11】文字情報を送信する場合の送信フローチャー
ト。
【図12】位置検出装置の動作タイミング。
【図13】位置検出装置の動作を示すフローチャート。
【図14】データの記録方法を示す図。
【図15】位置検出のデータ処理フローチャート。
【図16】入力信号の構成を示す図。
【図17】入力信号の構成を示す図。
【図18】受信レベル処理のフローチャートを示す図。
【図19】複数の電子マーカの信号を受信し、受信レベ
ルの最も高い電子マーカの無線ゾーン内に存在すると判
定する方法(ゾーン選択方式)を説明するための図。
【図20】複数の電子マーカの信号を受信し、受信レベ
ルの高い上位数局の座標データに受信レベルで重み付け
を行い、ゾーン内のどこにいるかを検出する方法(受信
レベル重み付け方式)を説明するための図。
【図21】ゾーン選択方式を説明するための図。
【図22】平均受信レベル上位2つの受信レベルで重み
付けを行って位置検出するアルゴリズム。
【図23】平均受信レベル上位3つの受信レベルで重み
付けを行って位置検出するアルゴリズム。
【図24】2局間で位置検出する場合のマーカと移動局
間距離に対する位置検出誤差を示す図。
【図25】本システムにおける携帯端末の画面表示例。
【図26】質問器のハードウェア構成の一実施例を示す
図。
【図27】本発明第一応用例のサーバ装置で用いるテー
ブルを示す図。
【図28】本発明第一応用例の動作を示すフローチャー
ト。
【図29】本発明第二応用例の動作を示すフローチャー
ト。
【図30】本発明第二応用例のサーバ装置で用いるテー
ブルを示す図。
【図31】本発明第三応用例を示す図。
【図32】広い範囲をカバーする場合の本発明の位置情
報提供装置の全体構成を示す図。
【図33】グループ分けされた位置検出装置を説明する
ための図。
【図34】本発明第四応用例で用いるテーブルを示す
図。
【図35】本発明第四応用例の動作を示すフローチャー
ト。
【図36】従来のPHSを用いた位置情報提供装置の全
体構成図。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2、2a〜2p 位置検出装置 3、3a〜3p 電子マーカ 4 公衆網 5 表示部 8、8a〜8d 公衆網基地局 10 太陽電池部 11、18、26 制御部 12、19、1910 送信部 13、20 アンテナ部 14、21、28、312、1912 メモリ部 15 二次電池部 16、24、310、1909 受信部 17、25 スイッチ部 22 電池部 23、27 ネットワーク接続部 29 データベース部 101−1、101−2 無線ゾーン 102−1、102−2 移動局 103−1、103−2 基地局 104 回線制御局 105 位置登録局 106 電気通信網 107 地図データベース 107 基地局緯度・経度座標データベース 109 表示装置 202 移動局装置 204 携帯端末 205 無線機 206 基地局 207 電気通信網 210 情報端末 304 送信ユニット 308、1908 アンテナ 309 受信ユニット 311、1911 データ処理部 313、1913 インタフェース部 401 システムデータ 402 ミドルウェアソフト 403 表示ソフト 404 地図データ 1915 スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 古野 辰男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 渋谷 昭範 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 北尾 光司郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別に割当られた位置識別符号を無線信
    号として送信する電子マーカが複数の区域に多数固定的
    に配置され、 この無線信号を受信できる移動局装置と、この移動局装
    置に通信網を介して接続されるサーバ装置と、このサー
    バ装置に接続されたデータベースとを備え、 このサーバ装置には、前記移動局装置から通知される位
    置識別符号を位置情報に翻訳する手段と、その位置情報
    を前記データベースに蓄積する手段と、前記通信網を介
    してこのデータベースに蓄積された位置情報を利用者に
    提供する手段とを備えたことを特徴とする位置情報提供
    装置。
  2. 【請求項2】 前記移動局装置は、前記位置識別符号に
    したがって位置情報を表示する手段を含む請求項1記載
    の位置情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記移動局装置は、前記提供する手段に
    より提供される位置情報を表示する手段を含む請求項1
    記載の位置情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記サーバ装置は、前記位置情報を表示
    する手段を含む請求項1記載の位置情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記電子マーカは、太陽電池およびこの
    太陽電池により充電される二次電池を備えた請求項1記
    載の位置情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記電子マーカは、自律的に位置識別符
    号を送信する手段を含む請求項1記載の位置情報提供装
    置。
  7. 【請求項7】 前記電子マーカは、自律的に緯度、経
    度、高度の情報を送信する手段を含む請求項1記載の位
    置情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記情報は、文字情報を含む請求項7記
    載の位置情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記電子マーカは、一連の文字情報を複
    数フレームに分割して時系列的に送信する手段を含む請
    求項1に係る請求項8記載の位置情報提供装置。
  10. 【請求項10】 前記電子マーカは、相互に同期する手
    段を備え、一連の文字情報を複数フレームに分割して時
    系列的に複数の電子マーカにより同時に送信する手段を
    含む請求項1に係る請求項8記載の位置情報提供装置。
  11. 【請求項11】 前記送信する手段は、周期T毎に1回
    送信する条件にしたがってランダムに送信する手段を含
    む請求項6または7記載の位置情報提供装置。
  12. 【請求項12】 前記移動局装置は、前記位置識別符号
    が複数受信されるときその受信レベルが最大のものをそ
    の移動局装置で受信した位置識別符号とする手段を備え
    た請求項1記載の位置情報提供装置。
  13. 【請求項13】 前記移動局装置は、前記電子マーカに
    応答要求信号を無線信号として送信する手段を含み、前
    記電子マーカは、当該応答要求信号を受信する手段と、
    この受信する手段により受信された当該応答要求信号に
    したがって前記位置識別符号を送信する手段とを含む請
    求項1記載の位置情報提供装置。
  14. 【請求項14】 前記サーバ装置には、前記利用者の正
    当性を管理する手段を含む請求項1記載の位置情報提供
    装置。
  15. 【請求項15】 前記移動局装置は多数あり、その多数
    の移動局装置はそれぞれいずれかのグループに分類さ
    れ、前記サーバ装置は、グループの識別符号により指定
    された当該グループに属する移動局装置の現在位置の情
    報を提供要求にしたがって当該要求元に提供する手段を
    含む請求項14記載の位置情報提供装置。
JP10192102A 1998-07-07 1998-07-07 位置情報提供装置 Pending JP2000032535A (ja)

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