JP2000032271A - 画像生成装置及び方法 - Google Patents

画像生成装置及び方法

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JP2000032271A
JP2000032271A JP19600998A JP19600998A JP2000032271A JP 2000032271 A JP2000032271 A JP 2000032271A JP 19600998 A JP19600998 A JP 19600998A JP 19600998 A JP19600998 A JP 19600998A JP 2000032271 A JP2000032271 A JP 2000032271A
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JP19600998A
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English (en)
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Takahiro Fukuhara
隆浩 福原
Keisuke Kato
圭介 加藤
Masafumi Minami
雅文 南
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ量を抑えてなお高精細の画像を生成す
ることができる画像生成装置及び方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 描画装置は、符号化されている画像情報
を復号して表示用画像を生成する地図画像復号化部1
と、ベクトルデータ化されている画像情報に基づいて表
示用画像を復元するベクトルデータ復元部2と、複数種
類の表示用画像に基づいて合成した表示用画像を生成す
る画像合成部3と、上記表示用画像を記憶するメモリ部
4と、上記表示用画像を表示部に表示制御する表示制御
手段を構成するグラッフィックスインターフェース5及
び表示制御部6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に基づい
て画像を生成する画像生成装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的なカーナビゲーション・シ
ステムや、コンピュータ上での地図・図形探索では、地
図画像としてベクトルデータとグラフィックデータとを
組み合わせたものを使用していた。ベクトルデータは、
探索の目的とする場所や位置への経路探索をする際には
非常に有効なデータ形式である。道路の場合は線図形で
あり、ベクトル(ある位置座標から別の位置座標への長
さと方向のデータ)形式のデータとして記述されてい
る。その結果、縮尺が変わってもそれに比例して、道路
の大きさと方向が変化する特徴がある。
【0003】またベクトルデータは、上述したように、
基本的に位置座標間のデータとして記述できるので、非
常に情報量が少なくて済むという利点もある。しかし、
ベクトルデータで記述できる画像には限界があり、詳細
なテキスチャを持つ画像や自然画像等を記述することは
困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自然画像や
パソコン上等で頻繁に用いられる画像フォーマットにB
MP(ビットマップ)形式や、GIF(Graphic Image
File)形式がある。これらは、非常に詳細な画像やテキ
スチャを表現することができる。従って、今後詳細な地
図画像や自然画像も取り込んだ形の地図画像を用いる場
合には、ベクトルデータ形式以外に、このBMP形式の
画像フォーマットによる画像表示の利用価値が大きくな
ると考えられる。ただし、BMP形式の画像フォーマッ
トでは、未圧縮のためにデータ量が大きいという欠点が
ある。よって、これを高品質に圧縮及び伸張する技術が
必要とされるといえる。
【0005】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであって、データ量を抑えてなお高精細の画
像を生成することができる画像生成装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像生成装
置は、上述の課題を解決するために、符号化されている
画像情報を復号して表示用画像を生成する復号手段と、
ベクトルデータ化されている画像情報に基づいて表示用
画像を復元する復元手段と、複数種類の表示用画像に基
づいて合成した表示用画像を生成する画像合成手段と、
表示用画像を記憶する記憶手段と、表示用画像を表示部
に表示制御する表示制御手段とを備える。
【0007】このような構成を有する画像生成装置は、
符号化されている画像情報に基づいて復号手段により得
た表示用画像と、ベクトルデータに基づいて復元手段に
より得た表示用画像とを画像合成手段において合成す
る。そして、合成して得た表示用画像を、表示制御手段
により表示部に表示制御する。
【0008】また、本発明に係る画像生成方法は、上述
の課題を解決するために、符号化されている画像情報を
復号して表示用画像を生成する復号工程と、ベクトルデ
ータ化されている画像情報に基づいて表示用画像を復元
する復元工程と、複数種類の表示用画像に基づいて合成
した表示用画像を生成する画像合成工程と、表示用画像
を記憶手段に記憶する記憶工程と、表示用画像を表示部
に表示制御する表示制御工程とを有する。
【0009】このような画像生成方法により、符号化さ
れている画像情報に基づいて復号工程にいて得た表示用
画像と、ベクトルデータに基づいて復元工程において得
た表示用画像とを画像合成工程において合成する。そし
て、合成して得た表示用画像を、表示制御工程により表
示部に表示制御する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態は、本
発明に係る画像生成装置及び方法を、画像情報に基づい
て得た画像を表示部に表示する描画装置に適用したもの
である。この描画装置は、例えば、カーナビゲーション
・システム、コンピュータ上での地図・図形探索、及び
エンタテインメントシステム等に適用される。
【0011】この描画装置は、図1に示すように、符号
化されている画像情報を復号して表示用画像を生成する
復号手段である地図画像復号化部1と、ベクトルデータ
化されている画像情報に基づいて表示用画像を復元する
復元手段であるベクトルデータ復元部2と、複数種類の
表示用画像に基づいて合成した表示用画像を生成する画
像合成手段である画像合成部3と、上記表示用画像を記
憶する記憶手段であるメモリ部4と、上記表示用画像を
表示部に表示制御する表示制御手段を構成するグラッフ
ィックスインターフェース5及び表示制御部6とを備え
ている。
【0012】また、描画装置10は、文字フォント及び
図形情報からなる図形情報に基づいて表示用画像を生成
する画像及び図形画像生成手段である文字・図形画像生
成部7と、制御信号等の外部からの入力を可能にするイ
ンターフェース部8と、当該描画装置10の各部を制御
する中央制御部9とを備えている。
【0013】そして、この描画装置10は、各種画像を
生成するための画像情報を記憶媒体90により記憶及び
保持している。
【0014】この描画装置10を構成する各部について
説明する。
【0015】上記地図画像復号化部1は、記憶媒体90
から読み出された所定の縮尺の画像又はレイヤ画像の符
号化ビットストリーム101を復号して地図画像105
を生成する。具体的には、中央制御部9から発せられた
制御信号100を受けて、記憶媒体90から所定の縮尺
の画像又はレイヤ画像の符号化ビットストリーム101
が読み出されて、地図画像復号化部1は、この読み出さ
れた符号化ビットストリーム101に基づいて地図画像
105を復号する。ここで復号された地図画像105
は、ナビゲーションや地図画像において、例えば自然画
像や複雑なテキスチャを構成する。自然画像や複雑なテ
キスチャは、例えば、BMP形式やGIF形式の画像フ
ォーマットによる画像表示とされる。
【0016】この地図画像復号化部1は、後述するよう
に、フラクタル変換方式、ウェーブレット変換方式、又
はDCT(Discrete Cosine Transform、離散コサイン
変換)方式を採用して画像を復号するように構成するこ
とができる。
【0017】上記ベクトルデータ復元部2は、記憶媒体
90から読み出されたベクトルデータ106に基づいて
画像107に復元する。ここで復元された画像107
は、ナビゲーションや地図画像において、例えば道路の
線図や道路標識・記号等を構成する。
【0018】上記文字・画像生成部7は、記憶媒体90
に記憶されている画像情報である文字・図形情報に基づ
いて文字・図形画像104を生成する。
【0019】ここで文字はフォントとそのサイズ情報で
あれば画像を生成することができ、図形についても例え
ば頂点座標や、形状、サイズ等の情報があれば、画像に
することが可能である。この図形画像104は、ナビゲ
ーションや地図画像においては、例えば、地図上の建物
の図形や地名の文字等を構成する。
【0020】なお、上記各種画像情報が記憶されている
上記記憶媒体90については、固定型の記憶媒体、例え
ばハードディスク、又は着脱自在とされる記憶媒体、例
えば、いわゆるCD−ROM等によって構成されてい
る。
【0021】また、この記憶媒体90において、符号化
された画像情報は、複数種類の縮尺又は階層の画像とし
て記憶されている。
【0022】上記画像合成部3は、上記地図画像復号化
部1、ベクトルデータ復元部2及び文字・図形画像生成
部7により生成された表示用画像とされる各画像10
4,105,107を、選択・合成して合成画像108
を生成する。そして、この画像合成部3により生成され
た合成画像108は、メモリ部4において記憶・保持さ
れる。
【0023】グラッフィックスインターフェース部5
は、メモリ部4から読み出された画像109を、例えば
D/A変換して、アナログ画像信号110を生成する。
このグラッフィックスインターフェース部5において生
成されたアナログ画像信号110は、上記表示制御部6
に入力される。
【0024】表示制御部6は、アナログ画像信号110
に基づいて表示部への表示制御を行う。
【0025】上記インターフェース部8は、外部機器と
のインターフェース機能を有している。例えば、描画装
置10は、このインターフェース部8から入力される各
種制御信に基づいて画像生成等の制御を開始する。具体
的には、インターフェース部8には、現在表示されてい
る画像(第Nレイヤの画像)のズーム画像を表示するた
め(縮尺の変更時)の指示情報103が入力される場合
がある。
【0026】上記中央制御部9は、描画装置10を構成
する各部の制御を行う。例えば、中央制御部9は、制御
信号により、記録媒体90から各種画像情報を読み出し
て、地図画像復号化部1、ベクトルデータ復元部2及び
文字・図形画像生成部7等の各画像生成部において表示
用画像の生成を実行する。
【0027】以上のように描画装置10の各部は構成さ
れている。このような構成を有する描画装置10におい
て、インターフェース部8から、現在表示されている画
像(第Nレイヤの画像)のズーム画像を表示するため
(縮尺の変更時)の指示情報103が制御情報100に
対して発せられた場合について説明する。
【0028】上記表示情報103が制御信号100に発
せられると、ズーム率が次のレイヤ画像の縮尺率を上回
っているか否かが中央制御部9によって判断される。す
なわち、第Nレイヤの画像が現在表示されている場合に
おいて、第(N+1)レイヤの画像の縮尺率を上回って
いるか否かが中央制御部9によって判断される。
【0029】ここで、第Nレイヤの画像が縮尺1000
分の1の画像、第(N+1)レイヤの画像が縮尺200
分の1の場合において、ズーム率が縮尺1000分の1
から縮尺200分の1の間にある場合には、第Nレイヤ
の画像(縮尺1000分の1の画像)に相当する符号化
ビットストリーム101が記憶媒体90から読み出され
て、その符号化ビットストリーム101が地図画像復号
化部1に入力される。
【0030】地図画像復号化部1では、入力された符号
化ビットストリーム101を指定されたズーム率で復号
し、ズームされた復号化画像105を生成する。例え
ば、縮尺500分の1の拡大画像が欲しい場合には、縮
尺1000分の1の画像である第Nレイヤの画像を水平
・垂直共に2倍に拡大することにより生成することがで
きる。
【0031】指示情報に基づいて行うズーム画像の生成
するための一連の工程については、図2に示すようにな
る。
【0032】先ずステップS1において、記憶媒体90
から第Nレイヤ画像の符号化ビットストリームを読み出
す。
【0033】続いて、ステップS2において、インター
フェース部8からの指示情報103を元にズーム率を決
定する。
【0034】続いて、ステップS3において、ズーム率
が次のレイヤの縮尺を上回ったか否かを判別する。ここ
で、ズーム率が次のレイヤの縮尺を上回ったことを確認
した場合には、ステップS4に進む。一方、ズーム率が
次のレイヤの縮尺を上回っていない場合には、上記ステ
ップS2に戻る。
【0035】上記ステップS4においては、N=N+1
のレイヤにする、すなわち、次のレイヤに移る。
【0036】そして、ステップS5において、符号化ビ
ットストリームを上記ズーム率で復号して復号画像を出
力する。
【0037】描画装置10は、以上のような手順によ
り、ズーム画像を生成することができる。図3には、隣
接するレイヤ間のズーム率の画像を復号するときの概要
を示している。
【0038】記憶媒体90に第Nレイヤ画像PNと第
(N+1)レイヤ画像PN+1が予め記憶・保持されてお
り、地図画像復号化部1は、図3に示すように、この第
Nレイヤ画像PNと第(N+1)レイヤ画像PN+1の間の
所定の倍率の画像PNZを復号する。
【0039】そしてこのように所定の倍率として復号さ
れた表示用画像は、画像合成部3において他の表示用画
像と合成される。
【0040】ここで、表示用画像の合成については、図
4に示すように、これら同一の縮尺(レイヤ)下での、
文字・図形画像の層、地図画像復号化部1からの復号画
像105と、ベクトルデータ復元画像107と、文字・
図形生成画像104その他の画像が、多層になってお
り、これらの画像を画像合成部3において合成する。そ
して、この画像合成部3において生成された画像108
は、メモリ部4に記憶・保持される。
【0041】以上のように、描画装置10は、自然画像
や複雑なテキスチャを持つ画像を符号化して生成された
符号化ビットストリーム101を記憶媒体90から読み
出して、これを地図画像復号化部1において復号するこ
とで画像を復元する。また、ナビゲーションや地図画像
で多用するベクトルデータ106を記憶媒体90から読
み出して、ベクトルデータ復元部2においてこれを画像
に復元する。
【0042】描画装置10は、このように対象とする画
像の種類と目的によって元になる画像のデータフォーマ
ットを使い分けることにより、画質を向上させながら、
同時に従来の機能、例えばベクトルデータの場合に可能
なルート探索、目的地探索、現在地探索等、も維持する
という条件を満足することを可能にする。
【0043】なお、文字・図形画像生成部7で画像を生
成する代りに、予め幾つかの縮尺又はレイヤの文字・図
形画像を、記憶媒体90に記憶・保持しておき、これら
を必要に応じて読み出す構成にしても良い。
【0044】次に、地図画像復号化部1がフラクタル変
換方式を採用して画像情報を復号する場合について説明
する。本実施の形態では、フラクタル符号化・復号化
は、ArnaudE.Jacquinによる文献 ”Image coding based−on a
fractal theory of Iterate
d Contractive ImageTransf
ormations”, (IEEE Transac
tions on Image Processin
g,Vol.1, No.1, pp.18−30)に
示されているものを基本構成としている。
【0045】フラクタル復号化は、通常ドメインブロッ
ク画像からレンジブロック画像への縮小画像写像変換
を、画面を構成するすべてのレンジブロック画像に対し
て反復して行うことで、画像全体を収束させて復元画像
を生成する手法である。符号化側では、各レンジブロッ
クを最も近似するドメインブロックの位置情報、変換パ
ラメータを符号化すれば良い。
【0046】例えば、図5に示すように、レンジブロッ
クRkのブロックサイズをm×nとし、ドメインブロッ
クDkのブロックサイズをM×Nとした場合において
は、レンジブロックRkがL×L個存在することにな
る。
【0047】なお、このレンジブロックとドメインブロ
ックのブロックサイズは、自由に設定することができ
る。
【0048】また、このドメインブロックDkからレン
ジブロックRkへの画像変換を表すために、ブロックk
へのマッピング関数をwk、画面全体を写像変換するた
めに要したドメインブロックDkのブロック数をPとす
ると、画像fは次式に示す画像全体のマッピング関数W
によって、写像される。
【0049】
【数1】
【0050】従って、マッピング関数Wは次式によって
表される。
【0051】
【数2】
【0052】ここで、上記マッピング関数Wは、どのよ
うなものを選択しても収束すれば良く、収束を確実にす
るために一般に縮小写像が用いられることが多い。さら
に、処理の簡単化からアフィン変換がよく用いられる。
例えば、アフィン変換によってドメインブロックDk
レンジブロックRkに写像されるケースを、実際の変換
関数をviとして、数式化すると次式のようになる。
【0053】
【数3】
【0054】上式によって、2ブロック間の回転・並進
・縮小・拡大等の変換がすべて表現できることになる。
フラクタル復号化の画像変換を処理する部分では、例え
ば(3)式で示される回転・並進・縮小・拡大等の変換
を行う回路を内蔵していて、ドメインブロック画像に対
して、アフィン変換パラメータを用いて変換処理を施す
ことで、変換後のドメインブロック画像を得る手順とな
る。
【0055】なお、ブロックの空間座標の変換について
説明してきたが、画素値、例えば、輝度、色差情報等の
濃淡値、に関しても同様にアフィン変換を用いて写像変
換することができる。この場合、例えば簡単化のため
に、ドメインブロックDk内の画素値diがレンジブロッ
クRkの画素値riに写像される関係式を表すと、次式の
ようになる。
【0056】
【数4】
【0057】ここで、パラメータcをコントラスト(な
お、上記文献中でJacquinはこれをContrast Scalingと
呼んでいる。)、パラメータbをブライトネス(なお、
上記文献中でJacquinはこれをLuminance Shiftと呼んで
いる。)と定義する。この場合、レンジブロックRk
の画素値riとの誤差の差分2乗和が最小になるよう
な、パラメータc,bを算出すれば良い。すなわち、Σ
(c×di+b−ri2の値が最小値になるように設定
する。以上がフラクタル符号化・復号化の基本動作の説
明であり、図6には、そのフラクタル復号化を実現する
地図画像復号化部1の具体的構成を示している。
【0058】地図画像復号化部1は、図6に示すよう
に、多重化分離部21、ドメインブロック生成部22、
画像変換・生成部23、画像メモリ部24、及び制御部
25を備えている。
【0059】この地図画像復号化部1において、上記多
重化分離部21は、受信した符号化ビットストリーム1
25を多重化分離して、レンジブロックのアドレス12
7、ドメインブロックのアドレス128、そして変換パ
ラメータ126に分割する。ドメインブロック生成部2
2では、ドメインブロックのアドレス128に基づい
て、画面中のドメインブロックの位置を決定して、その
ブロック内の画像をドメインブロック画像129として
画像変換・生成部23に送出する。
【0060】画像変換・生成部23では、変換パラメー
タ126を用いてドメインブロック画像129を変換し
て、変換後のドメインブロック画像131を生成する。
変換後のドメインブロック画像131は、画像メモリ部
24上のレンジブロックのアドレス127で指定される
位置に記憶・保持される。
【0061】画像メモリ部24からは、ドメインブロッ
ク生成部22に対して、次のドメインブロックを生成す
るように、指示信号130が出力され、随時復号が行わ
れる。そして、すべてのレンジブロックの処理が終了し
た時点で、画像メモリ部24に書き込まれた復号画像1
33が、制御部25に対して出力される。
【0062】制御部25では、再度反復して上記復号処
理を最初のレンジブロックから行うか否かを決定する。
復号を終了する場合には、制御部25より最終的な復号
画像135が、この地図画像復号化部1より送出され
る。
【0063】以上がフラクタル方式を採用して構成され
た地図画像復号化部1の説明である。このフラクタル復
号化を用いる利点としては、上述したように、画像の中
の自己相似性を利用して画像を符号化・復号化する性質
であることから、画像の解像度の大小に関わらず、画素
が生成されて解像度が保たれることにある。よって、こ
れ以外の方法によれば、ズームインして拡大するに比例
して画像がボケた感じになるが、フラクタル復号化を用
いることにより、拡大画像もテキスチャの詳細度を維持
することができる。
【0064】次に、地図画像復号化部1がウェーブレッ
ト変換方式を採用して画像情報を復号する場合について
説明する。
【0065】図7には、ウェーブレット変換方式を採用
した基本構成とされる地図画像復号化部1の構成を示
す。
【0066】地図画像復号化部1は、図7に示すよう
に、エントロピー復号化部31、逆量子化部32、変換
係数逆スキャニング部33、ウェーブレット係数解像度
変換部34、ウェーブレット逆変換部35、画素値補正
部36を備えている。
【0067】ウェーブレット変換方式を採用した地図画
像復号化部1において、エントロピー復号化部31は、
符号化ビットストリーム141を復号し、量子化係数1
42を生成する。量子化係数142は、逆量子化部32
に入力される。
【0068】なお、エントロピー復号化の手段として
は、算術復号化やハフマン復号化等の一般的に知られて
いる手段で十分対応できる。
【0069】上記逆量子化部32は、上記量子化係数1
42を逆量子化して、ウェーブレット変換係数143を
得る。ここで得たウェーブレット変換係数143は、上
記変換係数逆スキャニング部33に入力される。
【0070】変換係数逆スキャニング部33は、ウェー
ブレット変換係数143を逆スキャニング(走査)し
て、並び替えた係数144を生成する。この係数144
は、上記ウェーブレット係数解像度変換部34に入力さ
れる。
【0071】ウェーブレット係数解像度変換部34は、
係数144を解像度変換する。解像度変換は、一般的に
は、解像度が拡大された場合には係数が補填され、逆に
解像度が縮小の場合には、一部の係数が除去される。解
像度変換された係数145は、上記ウェーブレット逆変
換部35に入力される。
【0072】ウェーブレット逆変換部35は、係数14
5を逆変換して、復号画像146を得る。ここで得た符
号化画像146は、上記画素値補正部36に入力され
る。
【0073】画素値補正部36は、符号化画像146に
おいて画素値を補正し、最終的な復号画像147を生成
する。
【0074】なお、上記ウェーブレット逆変換部35の
構成については、図8に示すようになる。
【0075】ウェーブレット逆変換部35は、入力され
た画像の解像度を2倍に上げるアップサンプラ41,4
2,43と、アップサンプラ41,42,43の出力段
に配設されているローパスフィルタ44,45,46
と、入力された画像の解像度を2倍に上げるアップサン
プラ47,48,49と、アップサンプラ47,48,
49の出力段に配設されているローパスフィルタ50,
51,52とを備えている。そして、ウェーブレット逆
変換部35は、ローパスフィルタ44とハイパスフィル
タ50の画像を合成する加算器53と、ローパスフィル
タ45とハイパスフィルタ51の画像を合成する加算器
54と、ローパスフィルタ46とハイパスフィルタ52
の画像を合成する加算器55とを備えている。
【0076】このウェーブレット逆変換部35は、レベ
ル毎のウェーブレット逆変換を用いて帯域合成を行って
いる。
【0077】すなわち、先ずレベル3として、1番低域
の帯域成分からなる画像データ151をアップサンプラ
41により解像度を2倍にして、ローパスフィルタ44
によりそれを低域成分とし、また2番目の低域の帯域成
分からなる画像データ152をアップサンプラ47によ
り解像度を2倍にして、ハイパスフィルタ50によりそ
れを高域成分として、これら低域成分と高域成分とを加
算器53により合成する。
【0078】続いて、レベル2として、レベル3におい
て生成した画像データをアップサンプラ42により解像
度を2倍にして、ローパスフィルタ45によりそれを低
域成分とし、また、2番目に高域な帯域成分からなる画
像データ153をアップサンプラ48により解像度を2
倍にして、ハイパスフィルタ51によりそれを高域成分
として、これら低域成分と高域成分とを加算器54によ
り合成する。
【0079】そして、レベル1として、レベル2におい
て生成した画像データをアップサンプラ43により解像
度を2倍にして、ローパスフィルタ46によりそれを低
域成分とし、また、1番高域の帯域成分からなる画像デ
ータ154をアップサンプラ49により解像度を2倍に
して、ハイパスフィルタ52によりそれを高域成分とし
て、これら低域成分と高域成分とを加算器55により合
成する。このように構成されたウェーブレット逆変換部
35は、帯域合成された画像を生成する。
【0080】以上がウェーブレット変換方式を採用して
構成された地図画像復号化部1の説明である。ウェーブ
レット復号を用いる利点としては、ウェーブレット変換
自体が、画像を多重解像度変換する方式であることか
ら、2のベキ乗で画像の解像度を容易に復元することが
できる点にある。
【0081】次に、地図画像復号化部1がDCT方式を
採用して画像情報を復号する場合について説明する。
【0082】図9には、DCT方式を採用した基本構成
とされる地図画像復号化部1の構成を示す。
【0083】この地図画像復号化部1は、図9に示すよ
うに、エントロピー復号化部61、逆量子化部62、変
換係数逆スキャニング部63、DCT係数解像度変換部
64、逆DCT変換部65、画素値補正部66を備えて
いる。
【0084】このDCT方式を採用して復号を行う地図
画像復号化部1において、エントロピー復号化部61
は、符号化ビットストリーム161を復号し、量子化係
数162を生成する。量子化係数162は、逆量子化部
62に入力される。
【0085】なお、エントロピー復号化の手段として
は、算術復号化やハフマン復号化等の一般的に知られて
いる手段で十分対応できる。
【0086】上記逆量子化部62は、上記量子化係数1
62を逆量子化して、DCT変換係数163を得る。こ
こで得たDCT変換係数163は、上記変換係数逆スキ
ャニング部63に入力される。
【0087】変換係数逆スキャニング部63は、DCT
変換係数163を逆スキャニング(走査)して、並び替
えた係数164を生成する。この係数164は、上記D
CT係数解像度変換部64に入力される。
【0088】DCT係数解像度変換部64は、係数14
4を解像度変換する。解像度変換は、一般的には、解像
度が拡大された場合には係数が補填され、逆に解像度が
縮小の場合には、一部の係数が除去される。解像度変換
された係数165は、上記逆DCT変換部65に入力さ
れる。
【0089】逆DCT変換部65は、係数165を逆変
換して、復号画像166を得る。ここで得た符号化画像
166は、上記画素値補正部66に入力される。
【0090】画素値補正部66は、符号化画像166に
おいて画素値を補正し、最終的な復号画像167を生成
する。
【0091】以上がDCT方式を採用して構成された地
図画像復号化部1の説明である。
【0092】上述したように、描画装置10は、各種符
号化方式を採用されて記憶媒体90に記憶されている符
号化ビットストリームからなる画像情報をこの復号化方
式に対応して復号することができる構成とされている。
【0093】次に、記憶媒体90に予め記憶・保持され
た2つの異なる縮尺間の拡大・縮小率での画像を、地図
画像復号化部1において生成する場合について説明す
る。
【0094】なお、ベクトルデータ復元部2及び文字・
図形画像生成部7については、ズーム画像を生成するこ
とは、従来より行われている方法に従うことにする。す
なわち、例えば、ベクトルデータ復元部2については、
縮尺が変わってもそれに比例して、道路の大きさと方向
が変化するというベクトルデータの特徴を生かしてズー
ム画像を生成する。
【0095】先ず初めに、ウェーブレット変換方式にお
いて行う場合について説明する。すなわち、図7に示し
たように構成されるウェーブレット変換方式を採用した
地図画像復号化部1により実現されるズーム画像生成で
ある。
【0096】図10には一般的なウェーブレット変換に
よる2次元画像の帯域分割の様子を示しており、例え
ば、レベル2まで分割したものを示している。
【0097】ウェーブレット変換方式を採用した地図画
像復号化部1は、レベル2まで分割すると、垂直成分が
H(高域)、水平成分がL(低域)である帯域成分を意
味していることとした場合においては、図10に示すよ
うに、帯域画像LLLLから帯域画像HHまで7つの異
なる帯域画像LLLL,LLLH,LLHL,LLH
H,LH,HL,HHを得ることができる。なお、この
ウェーブレット変換による手段は、既に図8で述べたも
のに対応される方式を用いている。
【0098】よって、ウェーブレット変換により2のベ
キ乗で帯域分割画像(これは原画像の解像度の2のベキ
乗分の1のサイズになっている)を得ることができるの
で、所定の帯域分割画像は、それよりも解像度の小さい
帯域画像を復号して、それらの復号画像を帯域合成する
こと、すなわち、図8での加算器53の動作に相当する
処理を行うことで得ることができる。このように、ウェ
ーブレット変換方式を採用することにより、ズームアウ
ト即ち縮小画像として容易に復号画像を得ることができ
る。
【0099】一方、拡大画像を復号画像として得る場合
には、存在していない解像度のウェーブレット変換係数
に0の値を入れて、これに同様のウェーブレット逆変換
操作を行なえば良い。ただし、この場合、フラクタル復
号化と異なり、0値挿入による復元画像であるので、解
像度の再現性は好ましくない場合があり得る。
【0100】以上がウェーブレット変換方式が採用され
ている場合において縮小画像及び拡大画像を生成すると
きの処理の説明である。次に、DCT方式を採用した場
合においてのズーム画像生成について説明する。
【0101】DCT方式が採用されている場合における
ズーム画像は、上記図9に示した地図画像復号化部1に
より実現することができる。具体的には、ズーム画像の
生成については、図9に示すDCT係数解像度変換部6
4により実現される。
【0102】DCT係数解像度変換部64は、図11に
示すように、DCT変換係数164を操作して解像度を
小さくすることにより縮小画像の生成が可能とされる。
【0103】例えば、図11中(A)及び(B)に示す
例では、DCT変換係数164は、8×8のDCT変換
をかけた場合を想定しており、8×8のブロック(図1
1中(A)に示すブロック)を5×5のDCT変換係数
のブロック(図11中(B)に示すブロック)に縮小変
換している場合を示している。この場合には、低域から
5×5のブロックの係数を選択し、残りの係数を除去す
る。
【0104】この結果、解像度変換されたDCT変換係
数165が逆DCT変換部65において逆DCT変換さ
れることにより、復号画像166が復元できる。
【0105】このとき、逆DCT変換は、5×5のブロ
ック単位に行われる。その後、復号画像166は、画素
補正部66において画素値が補正され、最終的な復号画
像167として出力される。なお、ここで画素値の補正
値Λ=5/8で良い。これは、一般に解像度変換前のD
CTの変換ブロックサイズがM×Mで、変換後のブロッ
クサイズがN×Nであった場合、Λ=N/Mであること
による。
【0106】一方、解像度変換が拡大変換である場合に
は、図12中(A)及び(B)に示すように、新たに増
えた部分の係数に0値を挿入することで、拡大されたブ
ロックを作る。これにより、図12においては、8×8
のブロック(図12中(A)に示すブロック)が10×
10のブロック(図12中(B)に示すブロック)に変
換されることになる。そして、上述したと同様に、逆D
CT変換部65では、10×10のブロック単位に逆D
CT変換が行われ、画素値補正処理も、ブロックサイズ
の比の乗算によって行われる。
【0107】また、記憶媒体90に予め記憶されている
縮尺以外の縮尺画像をズームによって生成する構成が実
現できるので、復号画像を徐々にズームする際、非常に
滑らかなズーム画像を得ることができる。またそのと
き、記憶媒体90に記憶・保持された符号化ビットスト
リームの情報量は、生のデータに比べて非常に少なくて
済むので、多くの画像及び、高精細の画像を記憶媒体に
保持しておくことができる。
【0108】以上のように、地図画像復号化部1は、記
憶媒体90に予め記憶・保持された2つの異なる縮尺間
の拡大・縮小率での画像を生成することができる。
【0109】通常のナビゲーション・システムでは、地
図画像をズームして行くと、ある縮尺の所で次のレイヤ
画像に切り替わる。例えば、今縮尺1000分の1の画
像を出力していて、画像を徐々にズームアップしていく
と、例えば次の縮尺画像である200分の1の画像が現
れる。この縮尺画像の変わり目は、予め決まっており、
これらの縮尺画像は予めCD−ROM等の記憶媒体やハ
ードディスク等に保存されている。そして、それら縮尺
画像間のズーム画像は、いずれかの縮尺画像から生成し
なければならないが、本発明を適用して構成した描画装
置10は、画像をズームしながら復元又は復号すること
もできる。
【0110】よって、描画装置10は、幾つかのフォー
マットの画像、特に地図画像、文字画像、及びグラフィ
ックス画像を生成することができるとともに、高速かつ
高品質に、所定のズーム率で、画像を復元又は復号する
ことができる。
【0111】なお、地図画像を符号化する際に、その地
図画像に対応した緯度・経度の情報を多重化することが
できる。そして、符号化方式については、先に述べたフ
ラクタル、ウェーブレット、及びDCT方式のいずれで
もよい。一般に自動車用のナビゲーション・システムで
は、GPS(Global Positioning System)から受信し
た現在の自動車の位置を緯度・経度の形で検出し、これ
を表示することができ、何らかの形で地図には緯度・経
度の対応付けが行われている。このように符号化する際
に、その地図画像に対応した緯度・経度の情報を多重化
することによって、緯度・経度をGPSで検出又は、緯
度・経度をインターフェース部より入力することで、即
座にそれに対応した地図画像を読み出せることが可能に
なる。
【0112】また、描画装置10は、地図画像復号化部
1、ベクトルデータ復元部2、及び文字・図形画像生成
部7用として第1のメモリ部71、第2のメモリ部7
2、第3のメモリ部73を配置することもできる。ここ
で、第1のメモリ部71、第2のメモリ部72、第3の
メモリ部73は、それぞれがローカルメモリ又はキャッ
シュメモリとして構成される。そして、第1のメモリ部
71から読み出された画像171と、第2のメモリ部7
2から読み出された画像172と、第3のメモリ部73
から読み出された画像173とを画像合成部3において
合成処理する。
【0113】上記図1に示した描画装置10の構成と比
較した場合、メモリ部4を地図画像復号化部1、ベクト
ルデータ復元部2、及び文字・図形画像生成部7に個別
的に分散して配置していることになり、これにより、高
速性及び効率性を向上させることが可能になり、また、
全体のメモリ容量を削減することが可能になる。
【0114】
【発明の効果】本発明に係る画 像生成装置は、符号化
されている画像情報を復号して表示用画像を生成する復
号手段と、ベクトルデータ化されている画像情報に基づ
いて表示用画像を復元する復元手段と、複数種類の表示
用画像に基づいて合成した表示用画像を生成する画像合
成手段と、表示用画像を記憶する記憶手段と、表示用画
像を表示部に表示制御する表示制御手段とを備えること
により、符号化されている画像情報に基づいて復号手段
により得た表示用画像と、ベクトルデータに基づいて復
元手段により得た表示用画像とを画像合成手段において
合成し、この合成して得た表示用画像を、表示制御手段
により表示部に表示制御することができる。
【0115】この画像表示装置により、自然画像や複雑
なテキスチャを持つ画像を符号化して生成されてなる符
号化ビットストリームを復号して画像を生成することが
できる。一方で、この画像生成装置は、ナビゲーション
や地図画像で多用するベクトルデータから画像を復元す
ることができる。
【0116】これにより、対象とする画像の種類と目的
によって元になる画像のデータフォーマットを使い分け
ることができるとともに、画質を向上させながら、同時
に従来の機能、例えばベクトルデータの場合に可能なル
ート探索、目的地探索、又は現在地探索等の機能も維持
することができる。
【0117】また、本発明に係る画像生成方法は、符号
化されている画像情報を復号して表示用画像を生成する
復号工程と、ベクトルデータ化されている画像情報に基
づいて表示用画像を復元する復元工程と、複数種類の表
示用画像に基づいて合成した表示用画像を生成する画像
合成工程と、表示用画像を記憶手段に記憶する記憶工程
と、表示用画像を表示部に表示制御する表示制御工程と
を有することにより、符号化されている画像情報に基づ
いて復号工程において得た表示用画像と、ベクトルデー
タに基づいて復元工程において得た表示用画像とを画像
合成工程において合成し、この合成して得た表示用画像
を、表示制御工程により表示部に表示制御することがで
きる。
【0118】この画像表示方法により、自然画像や複雑
なテキスチャを持つ画像を符号化して生成されてなる符
号化ビットストリームを復号して画像を生成することが
できる。一方で、この画像生成装置は、ナビゲーション
や地図画像で多用するベクトルデータから画像を復元す
ることができる。
【0119】これにより、対象とする画像の種類と目的
によって元になる画像のデータフォーマットを使い分け
ることができるとともに、画質を向上させながら、同時
に従来の機能、例えばベクトルデータの場合に可能なル
ート探索、目的地探索、又は現在地探索等の機能も維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である描画装置の構成を示
すブロック回路図である。
【図2】上記描画装置が、符号化ビットストリームから
所定のズーム率の画像を生成する一連の処理工程を示す
フローチャートである。
【図3】第Nレイヤと第(N+1)レイヤの間の画像で
あって、第Nレイヤに基づいてズームインした画像を生
成する場合を説明するために用いた図である。
【図4】複数種類の画像から合成画像を生成する場合の
説明のために用いた図である。
【図5】フラクタル変換方式を説明するために用いた図
である。
【図6】 フラクタル変換方式を採用して構成される
地図画像復号化部の構成を示すブロック回路図である。
【図7】ウェーブレット変換方式を採用して構成される
地図画像復号化部の構成を示すブロック回路図である。
【図8】上記ウェーブレット変換方式を採用して構成さ
れる地図画像復号化部の備えるウェーブレット逆変換部
の構成を示すブロック回路図である。
【図9】DCT方式を採用して構成される地図画像復号
化部の構成を示すブロック回路図である。
【図10】ウェーブレット変換方式によって復号画像を
生成する場合の説明のために用いた図である。
【図11】DCT方式によって縮小された復号画像を生
成する場合の説明のために用いた図である。
【図12】DCT方式によって拡大された復号画像を生
成する場合の説明のために用いた図である。
【図13】上記描画装置の変形例の構成を示すブロック
回路図である。
【符号の説明】
1 地図画像復号化部、2 ベクトルデータ復元部、3
画像合成部、4 メモリ部、5 グラッフィックスイ
ンターフェース部、6 表示制御部、10 描画装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 雅文 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA04 BA10 BA17 EA10 EA12 EA20 FA02 5B056 AA00 AA04 BB11 BB37 BB39 FF02 FF05 HH03 5C059 KK08 KK36 KK37 KK38 MA23 MA24 MA43 MB21 MC22 SS00 SS26 TA17 UA05 UA31 5C078 AA00 AA01 BA21 BA53 BA57 BA64 CA27 DA00 DA02 DB04 DB19 EA00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されている画像情報を復号して表
    示用画像を生成する復号手段と、 ベクトルデータ化されている画像情報に基づいて表示用
    画像を復元する復元手段と、 複数種類の表示用画像に基づいて合成した表示用画像を
    生成する画像合成手段と、 上記表示用画像を記憶する記憶手段と、 上記表示用画像を表示部に表示制御する表示制御手段と
    を備えていることを特徴とする画像生成装置。
  2. 【請求項2】 上記復号手段は、フラクタル変換方式に
    より上記符号化された画像情報を復号することを特徴と
    する請求項1記載の画像生成装置。
  3. 【請求項3】 上記復号手段は、ウェーブレット変換方
    式により上記符号化された画像情報を復号することを特
    徴とする請求項1記載の画像生成装置。
  4. 【請求項4】 上記復号手段は、DCT(Discrete Cos
    ine Transform、離散コサイン変換)方式により上記符
    号化された画像情報を復号することを特徴とする請求項
    1記載の画像生成装置。
  5. 【請求項5】 上記画像情報が記憶媒体に記憶されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の画像生成装置。
  6. 【請求項6】 上記記憶媒体は、固定型の記憶媒体であ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像生成装置。
  7. 【請求項7】 上記記憶媒体は、着脱自在型の記憶媒体
    であることを特徴とする請求項5記載の画像生成装置。
  8. 【請求項8】 文字フォント及び図形情報からなる画像
    情報に基づいて表示用画像を生成する文字及び図形画像
    生成手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    画像生成装置。
  9. 【請求項9】 上記記憶手段は、複数種類の表示用画像
    を生成することに対応して別個に備えられていることを
    特徴とする請求項1記載の画像生成装置。
  10. 【請求項10】 上記表示用画像を所定の倍率の表示用
    画像に縮小及び拡大する画像縮小拡大手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像生成装置。
  11. 【請求項11】 上記符号化されている画像情報は、複
    数種類の縮尺又は階層構造からなることを特徴とする請
    求項1記載の画像生成装置。
  12. 【請求項12】 上記復号手段は、上記複数種類の縮尺
    又は階層構造間の任意の倍率の表示用画像を生成するこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像生成装置。
  13. 【請求項13】 上記復号手段は、0値のウェーブレッ
    ト係数を挿入することで解像度を向上させて拡大した上
    記表示用画像を生成し、ウェーブレット係数の幾つかを
    選択しないことで解像度を下げることで縮小した上記表
    示用画像を生成することを特徴とする請求項3記載の画
    像生成装置。
  14. 【請求項14】 上記復号手段は、0値のDCT係数を
    挿入することで解像度を向上させて拡大した上記表示用
    画像を生成し、DCT係数の幾つかを選択しないことで
    解像度を下げることで縮小した上記表示用画像を生成す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像生成装置。
  15. 【請求項15】 符号化されている画像情報を復号して
    表示用画像を生成する復号工程と、 ベクトルデータ化されている画像情報に基づいて表示用
    画像を復元する復元工程と、 複数種類の表示用画像に基づいて合成した表示用画像を
    生成する画像合成工程と、 上記表示用画像を記憶手段に記憶する記憶工程と、 上記表示用画像を表示部に表示制御する表示制御工程と
    を有することを特徴とする画像生成方法。
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