JP2000030624A - カラ―陰極線管用シャド―マスク - Google Patents
カラ―陰極線管用シャド―マスクInfo
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- JP2000030624A JP2000030624A JP11183235A JP18323599A JP2000030624A JP 2000030624 A JP2000030624 A JP 2000030624A JP 11183235 A JP11183235 A JP 11183235A JP 18323599 A JP18323599 A JP 18323599A JP 2000030624 A JP2000030624 A JP 2000030624A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
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- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/076—Shadow masks for colour television tubes characterised by the shape or distribution of beam-passing apertures
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画面の各コーナーでの色純度を向上し得るカ
ラー陰極線管用シャドーマスクを提供する。 【解決手段】 カラー陰極線管用シャドーマスク101 に
おける電子ビーム通過ドットの配列に関する。前記シャ
ドーマスク101 の中心部から有効面端部のコーナーまで
を複数の領域に分け、それぞれの領域における前記ドッ
トの垂直ピッチPvを前記有効面端部E (Xe、Ye)に行く
程増加しうるようにし、前記各領域のドットのピッチに
ついて複数の増加関数を適用した。
ラー陰極線管用シャドーマスクを提供する。 【解決手段】 カラー陰極線管用シャドーマスク101 に
おける電子ビーム通過ドットの配列に関する。前記シャ
ドーマスク101 の中心部から有効面端部のコーナーまで
を複数の領域に分け、それぞれの領域における前記ドッ
トの垂直ピッチPvを前記有効面端部E (Xe、Ye)に行く
程増加しうるようにし、前記各領域のドットのピッチに
ついて複数の増加関数を適用した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー陰極線管用
シャドーマスクに係るもので、詳しくは、シャドーマス
クの垂直ピッチを変化させることによって、スクリーン
の各コーナーでの色純度を向上し得るカラー陰極線管用
シャドーマスクに関するものである。
シャドーマスクに係るもので、詳しくは、シャドーマス
クの垂直ピッチを変化させることによって、スクリーン
の各コーナーでの色純度を向上し得るカラー陰極線管用
シャドーマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のカラー陰極線管においては、図7
に示したように、内側面にR、G、Bの蛍光膜1 が塗布
されたパネル2 と、該パネル2 の裏部に融着されて陰極
線管の内部を真空状態に維持するファンネル(funnel)
3 と、該ファンネル3 のネック部4 に封入されて電子ビ
ーム6 を放射する電子銃5 と、該電子銃5 から放射され
た電子ビーム6 を画面の全領域に偏向させる偏向ヨーク
7 と、前記電子ビーム6の色を選別するシャドーマスク8
と、該シャドーマスク8 と前記パネル2 の内側面とが
所定間隔を維持するように支持するフレーム9 と、を備
えて構成されていた。
に示したように、内側面にR、G、Bの蛍光膜1 が塗布
されたパネル2 と、該パネル2 の裏部に融着されて陰極
線管の内部を真空状態に維持するファンネル(funnel)
3 と、該ファンネル3 のネック部4 に封入されて電子ビ
ーム6 を放射する電子銃5 と、該電子銃5 から放射され
た電子ビーム6 を画面の全領域に偏向させる偏向ヨーク
7 と、前記電子ビーム6の色を選別するシャドーマスク8
と、該シャドーマスク8 と前記パネル2 の内側面とが
所定間隔を維持するように支持するフレーム9 と、を備
えて構成されていた。
【0003】そして、前記シャドーマスク8 において
は、図8 に示したように、電子ビーム6 を通過させる複
数個のドット10を有して形成され、それらドット10は前
記シャドーマスクの中心部から周辺部まで所定の垂直ピ
ッチPvで配列されるか、または、所定関数により規定さ
れる可変的垂直ピッチPvで配列されていた。なお、図9
は、シャドーマスクの有効面を示したもので、図9 (A
)は、一定の垂直ピッチで配列されたドットを有する
シャドーマスク、図9 (B )は、可変垂直ピッチで配列
されたドットを有するシャドーマスク、をそれぞれ示し
たものである。
は、図8 に示したように、電子ビーム6 を通過させる複
数個のドット10を有して形成され、それらドット10は前
記シャドーマスクの中心部から周辺部まで所定の垂直ピ
ッチPvで配列されるか、または、所定関数により規定さ
れる可変的垂直ピッチPvで配列されていた。なお、図9
は、シャドーマスクの有効面を示したもので、図9 (A
)は、一定の垂直ピッチで配列されたドットを有する
シャドーマスク、図9 (B )は、可変垂直ピッチで配列
されたドットを有するシャドーマスク、をそれぞれ示し
たものである。
【0004】図中、 O(0 、0 )はシャドーマスクの中
心点、E (Xe、Ye)はシャドーマスクの有効面端部、Pv
o はシャドーマスクの中心点 O(0 、0 )での垂直ピッ
チの初期値、Pvc はシャドーマスクのコーナー部での垂
直ピッチ値、をそれぞれ示したものである。以下、この
ように構成された従来のカラー陰極線管用シャドーマス
クの動作に対して説明する。
心点、E (Xe、Ye)はシャドーマスクの有効面端部、Pv
o はシャドーマスクの中心点 O(0 、0 )での垂直ピッ
チの初期値、Pvc はシャドーマスクのコーナー部での垂
直ピッチ値、をそれぞれ示したものである。以下、この
ように構成された従来のカラー陰極線管用シャドーマス
クの動作に対して説明する。
【0005】即ち、電源が印加されると電子銃5 から電
子ビーム6 が放射され、該電子ビーム6 は偏向ヨーク7
により画面の全領域に偏向され、該偏向された電子ビー
ム6がシャドーマスク8 のドット10を通過しながら色が
選別された後、蛍光膜10を打撃して画像を再現するよう
になっていた。
子ビーム6 が放射され、該電子ビーム6 は偏向ヨーク7
により画面の全領域に偏向され、該偏向された電子ビー
ム6がシャドーマスク8 のドット10を通過しながら色が
選別された後、蛍光膜10を打撃して画像を再現するよう
になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来カラー陰極線管用シャドーマスクにおいては、前記電
子銃5 がインライン(in−line)型で、前記シャドーマ
スク8 及びパネル2 は曲面を形成するため、前記電子銃
5 から放射された電子ビーム6 が前記パネル2 の内側面
の蛍光膜10を打撃するときは、図10に示したように、
R、G、Bの各ピクセルを所定角度(θ)だけ傾斜して
打撃する“電子ビームティルト現象”を起こす。また、
該電子ビームティルト現象は、画面のコーナー部に行く
ほど前記ティルト角(θ)が大きくなるが、該ティルト
角が大きければ大きいほど、赤蛍光体を打撃する電子ビ
ームと青蛍光体を打撃する電子ビームとの距離Prb が近
づくため、若干のミスランディングが発生すると互いに
侵犯して色純度を低下させる。即ち、緑蛍光体を打撃す
る電子ビームの中心間の距離に比べて赤蛍光体を打撃す
る電子ビームと青蛍光体を打撃する電子ビーム間の距離
Prb が相対的に近づきすぎるため、他の蛍光体を容易に
侵犯して色純度を低下させる現象が、特に、画面の各コ
ーナー部で著しく現れるという不都合な点があった。
来カラー陰極線管用シャドーマスクにおいては、前記電
子銃5 がインライン(in−line)型で、前記シャドーマ
スク8 及びパネル2 は曲面を形成するため、前記電子銃
5 から放射された電子ビーム6 が前記パネル2 の内側面
の蛍光膜10を打撃するときは、図10に示したように、
R、G、Bの各ピクセルを所定角度(θ)だけ傾斜して
打撃する“電子ビームティルト現象”を起こす。また、
該電子ビームティルト現象は、画面のコーナー部に行く
ほど前記ティルト角(θ)が大きくなるが、該ティルト
角が大きければ大きいほど、赤蛍光体を打撃する電子ビ
ームと青蛍光体を打撃する電子ビームとの距離Prb が近
づくため、若干のミスランディングが発生すると互いに
侵犯して色純度を低下させる。即ち、緑蛍光体を打撃す
る電子ビームの中心間の距離に比べて赤蛍光体を打撃す
る電子ビームと青蛍光体を打撃する電子ビーム間の距離
Prb が相対的に近づきすぎるため、他の蛍光体を容易に
侵犯して色純度を低下させる現象が、特に、画面の各コ
ーナー部で著しく現れるという不都合な点があった。
【0007】さらに、最近では陰極線管の全長を短くす
るようになっているため、電子ビームの偏向角度が90°
から100 °に大きくなり、よって、画面の各コーナー部
での電子ビームのティルト角が一層大きくなり、それら
コーナー部での色純度が非常に低下するという不都合な
点があった。本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、画面の各コーナー部での色純度の低下
を防止し得るカラー陰極線管用シャドーマスクを提供す
ることを目的とする。
るようになっているため、電子ビームの偏向角度が90°
から100 °に大きくなり、よって、画面の各コーナー部
での電子ビームのティルト角が一層大きくなり、それら
コーナー部での色純度が非常に低下するという不都合な
点があった。本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、画面の各コーナー部での色純度の低下
を防止し得るカラー陰極線管用シャドーマスクを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
においては、フレームによりパネルの内側面と所定距離
を維持し、電子銃から出力される電子ビームが通過する
ように複数のドットを有して、前記電子ビームにより色
を選別するカラー陰極線管用シャドーマスクであって、
該シャドーマスクのドットの垂直ピッチは、該シャドー
マスクの中心部から有効面端部のコーナーまで複数の増
加関数により規定され、有効面端部に行くほど増加する
ように配列させて達成することができる。
るため、本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
においては、フレームによりパネルの内側面と所定距離
を維持し、電子銃から出力される電子ビームが通過する
ように複数のドットを有して、前記電子ビームにより色
を選別するカラー陰極線管用シャドーマスクであって、
該シャドーマスクのドットの垂直ピッチは、該シャドー
マスクの中心部から有効面端部のコーナーまで複数の増
加関数により規定され、有効面端部に行くほど増加する
ように配列させて達成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。図1 は、本発明に係るカラ
ー陰極線管用シャドーマスクのドットの垂直ピッチ配列
の第1実施例として、垂直ピッチを3 つの領域に分けて
相異に配列したもので、即ち、シャドーマスク101 の中
心点を O(0 、0 )とすると、該 O(0 、0)地点と任
意の第1地点P1(x1、y1)間の領域と定義される第1 領
域(X <x1、Y <y1)では、該垂直ピッチの初期値Pvo
で一定に配列され、前記第1地点P1(x1、y1)と任意の
第2 地点P2(x2、y2)間の領域と定義される第2 領域
(x1≦X≦x2、y1≦Y ≦y2)では、X が変化することに
従ってドットの垂直ピッチが増加する可変垂直ピッチで
配列され、前記第2 地点P2(x2、y2)と前記シャドーマ
スク101 の有効面の最終地点E (Xe、Ye)間の領域と定
義される第3 領域(Xe≧X≧x2、Ye≧Y ≧y2)では、前
記第2 領域の最後で決定された垂直ピッチで一定に配列
される。
し、図面を用いて説明する。図1 は、本発明に係るカラ
ー陰極線管用シャドーマスクのドットの垂直ピッチ配列
の第1実施例として、垂直ピッチを3 つの領域に分けて
相異に配列したもので、即ち、シャドーマスク101 の中
心点を O(0 、0 )とすると、該 O(0 、0)地点と任
意の第1地点P1(x1、y1)間の領域と定義される第1 領
域(X <x1、Y <y1)では、該垂直ピッチの初期値Pvo
で一定に配列され、前記第1地点P1(x1、y1)と任意の
第2 地点P2(x2、y2)間の領域と定義される第2 領域
(x1≦X≦x2、y1≦Y ≦y2)では、X が変化することに
従ってドットの垂直ピッチが増加する可変垂直ピッチで
配列され、前記第2 地点P2(x2、y2)と前記シャドーマ
スク101 の有効面の最終地点E (Xe、Ye)間の領域と定
義される第3 領域(Xe≧X≧x2、Ye≧Y ≧y2)では、前
記第2 領域の最後で決定された垂直ピッチで一定に配列
される。
【0010】このとき、前記第1 地点P1(x1、y1)は、
前記シャドーマスク101 の中心点 O(0 、0 )から有効
面の最終地点E (Xe、Ye)側に向かって、X 軸及びY 軸
の長さの約95%地点になる。より詳しく説明すると、本
発明に係るカラー陰極線管のシャドーマスクの有効面に
おいて、領域毎に配列される各垂直ピッチを数式で表現
すると、次式のようになる。
前記シャドーマスク101 の中心点 O(0 、0 )から有効
面の最終地点E (Xe、Ye)側に向かって、X 軸及びY 軸
の長さの約95%地点になる。より詳しく説明すると、本
発明に係るカラー陰極線管のシャドーマスクの有効面に
おいて、領域毎に配列される各垂直ピッチを数式で表現
すると、次式のようになる。
【0011】即ち、前記第1 領域(X <x1、Y <y1)で
の垂直ピッチPvは、 Pv=Pvo ------ 式(1 ) そして、前記第2 領域(x1≦X ≦x2、y1≦Y ≦y2)で、
X 軸に対する可変垂直ピッチPvx は、 Pvx =F (X )=Pvo (1 +αX n ) ----- 式(2 ) で、Y 軸に対する可変垂直ピッチPvy は、 Pvy =F (Y )=Pvo (1 +βY m ) ----- 式(3 ) である。
の垂直ピッチPvは、 Pv=Pvo ------ 式(1 ) そして、前記第2 領域(x1≦X ≦x2、y1≦Y ≦y2)で、
X 軸に対する可変垂直ピッチPvx は、 Pvx =F (X )=Pvo (1 +αX n ) ----- 式(2 ) で、Y 軸に対する可変垂直ピッチPvy は、 Pvy =F (Y )=Pvo (1 +βY m ) ----- 式(3 ) である。
【0012】従って、前記式(2 )及び(3 )から、前
記第2領域(x1≦X ≦x2、y1≦Y ≦y2)での可変垂直ピ
ッチPvを求めると、 Pv=F (X 、Y )=Pvo (1 +αX n )(1 +βY m ) ----- 式(4 ) になる。また、前記第3 領域(Xe≧X ≧x2、Ye≧Y ≧y
2)では、前記第2 領域(x1≦X≦x2、y1≦Y ≦y2)の最
後で決定された垂直ピッチで一定に維持されるため、該
可変垂直ピッチ関数は、 Pv=F (X2、Y2)=Pvo (1 +α(x2)n )(1 +β(y2)m )=Pvc ----- 式(5 ) になる。
記第2領域(x1≦X ≦x2、y1≦Y ≦y2)での可変垂直ピ
ッチPvを求めると、 Pv=F (X 、Y )=Pvo (1 +αX n )(1 +βY m ) ----- 式(4 ) になる。また、前記第3 領域(Xe≧X ≧x2、Ye≧Y ≧y
2)では、前記第2 領域(x1≦X≦x2、y1≦Y ≦y2)の最
後で決定された垂直ピッチで一定に維持されるため、該
可変垂直ピッチ関数は、 Pv=F (X2、Y2)=Pvo (1 +α(x2)n )(1 +β(y2)m )=Pvc ----- 式(5 ) になる。
【0013】上式中、前記Pvはドットの垂直方向のピッ
チ、前記Pvc はシャドーマスクのコーナー部の垂直ピッ
チ、前記Pvo はシャドーマスクの垂直ピッチの初期値、
前記α及びβは正の係数、前記n 及びm はそれぞれX 及
びY の乗数、前記X 及びY はそれぞれシャドーマスクの
X 軸及びY 軸の変数、をそれぞれ示している。従って、
本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスクの第1実
施例においては、シャドーマスク101 の各コーナー領域
である前記シャドーマスク101 の中心点から該シャドー
マスクの有効面端部までのX 軸及びY 軸の長さの約99%
地点の垂直ピッチを大きく設定すると、図2 に示したよ
うに、電子銃103 から放射されるR、G、B電子ビーム
104 が前記シャドーマスク101 を通過した後、パネル10
5 内面の蛍光体ドット106 を打撃するとき、R ビームと
B ビーム間の間隔Prb'を大きく確保することができるた
め、前記各コーナーでの色純度を向上することができ
る。
チ、前記Pvc はシャドーマスクのコーナー部の垂直ピッ
チ、前記Pvo はシャドーマスクの垂直ピッチの初期値、
前記α及びβは正の係数、前記n 及びm はそれぞれX 及
びY の乗数、前記X 及びY はそれぞれシャドーマスクの
X 軸及びY 軸の変数、をそれぞれ示している。従って、
本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスクの第1実
施例においては、シャドーマスク101 の各コーナー領域
である前記シャドーマスク101 の中心点から該シャドー
マスクの有効面端部までのX 軸及びY 軸の長さの約99%
地点の垂直ピッチを大きく設定すると、図2 に示したよ
うに、電子銃103 から放射されるR、G、B電子ビーム
104 が前記シャドーマスク101 を通過した後、パネル10
5 内面の蛍光体ドット106 を打撃するとき、R ビームと
B ビーム間の間隔Prb'を大きく確保することができるた
め、前記各コーナーでの色純度を向上することができ
る。
【0014】併し、前記シャドーマスク101 の垂直ピッ
チを大きくしすぎると、画面全体の解像度が低下するた
め、該シャドーマスク101 の有効面の所定座標に従って
垂直ピッチを可変的に配列すべきであり、ここで、可変
垂直ピッチを定義する方法について説明すると次のよう
である。即ち、画面の各コーナー部におけるR 電子ビー
ムとB 電子ビーム間の距離をPrb'とすると、該Prb'を満
足させる前記シャドーマスク101 の各コーナーでの垂直
ピッチPvc を決定した後、任意の関数を利用して前記垂
直ピッチPvc を急激に減少させて所定ピッチPvo に収斂
させることにより、画面の各コーナー部での色純度のマ
ージンを確保し、目標とする解像度を得ることができ
る。
チを大きくしすぎると、画面全体の解像度が低下するた
め、該シャドーマスク101 の有効面の所定座標に従って
垂直ピッチを可変的に配列すべきであり、ここで、可変
垂直ピッチを定義する方法について説明すると次のよう
である。即ち、画面の各コーナー部におけるR 電子ビー
ムとB 電子ビーム間の距離をPrb'とすると、該Prb'を満
足させる前記シャドーマスク101 の各コーナーでの垂直
ピッチPvc を決定した後、任意の関数を利用して前記垂
直ピッチPvc を急激に減少させて所定ピッチPvo に収斂
させることにより、画面の各コーナー部での色純度のマ
ージンを確保し、目標とする解像度を得ることができ
る。
【0015】このような本発明の実施例を適用したコン
ピュータモニター用陰極線管(17インチ 100度CRT)のシ
ャドーマスクの1 /4 分面において、図3 (A )は、シ
ャドーマスクの中心点からX が増加することに従う垂直
ピッチ配列の推移を、従来の技術と本発明とを比較して
示したグラフで、図3 (B)は、シャドーマスクの周辺
部地点からX が増加することに従う垂直ピッチ配列の推
移を、従来の技術と本発明とを比較して示したグラフで
ある。
ピュータモニター用陰極線管(17インチ 100度CRT)のシ
ャドーマスクの1 /4 分面において、図3 (A )は、シ
ャドーマスクの中心点からX が増加することに従う垂直
ピッチ配列の推移を、従来の技術と本発明とを比較して
示したグラフで、図3 (B)は、シャドーマスクの周辺
部地点からX が増加することに従う垂直ピッチ配列の推
移を、従来の技術と本発明とを比較して示したグラフで
ある。
【0016】即ち、R ビームとB ビームとの距離が近づ
いて色純度マージンの劣化が発生することにより、シャ
ドーマスク101 の有効面端部から約5 ピッチ程度に該当
する領域である前記シャドーマスクの中心点から該シャ
ドーマスクの有効面端部側にX 軸及びY 軸の長さの約99
%地点で深刻に発生する電子ビームティルト現象を改善
した本発明の実施例に係るシャドーマスクの垂直ピッチ
配列の推移と、従来技術によるシャドーマスクの垂直ピ
ッチ配列の推移と、を比較して示したものである。
いて色純度マージンの劣化が発生することにより、シャ
ドーマスク101 の有効面端部から約5 ピッチ程度に該当
する領域である前記シャドーマスクの中心点から該シャ
ドーマスクの有効面端部側にX 軸及びY 軸の長さの約99
%地点で深刻に発生する電子ビームティルト現象を改善
した本発明の実施例に係るシャドーマスクの垂直ピッチ
配列の推移と、従来技術によるシャドーマスクの垂直ピ
ッチ配列の推移と、を比較して示したものである。
【0017】図中、従来技術のシャドーマスクの垂直ピ
ッチ式はX 変数に対し3 乗に展開したが、本発明に係る
シャドーマスクの垂直ピッチ式は前記シャドーマスク上
の任意の座標P1(x1、y1)からX 、Y 変数に対してそれ
ぞれ3 乗に展開している。その結果、図3 (A )に示し
たように、X 座標の147 地点であるシャドーマスクの中
心から該シャドーマスクの有効面端部までX 軸及びY 軸
の長さの約95%地点まで、本発明に係るシャドーマスク
の垂直ピッチは一定に維持されるが、その後からは座標
の3乗値に急激に増加し、また、図3 (B )に示したよ
うに、電子ビームティルト現象が深刻に発生する領域で
あるシャドーマスクの有効面端部の各コーナー部を基準
にX 及びY 方向に約5 ピッチ程度では、一定の垂直ピッ
チで収斂されるように展開することが分かる。
ッチ式はX 変数に対し3 乗に展開したが、本発明に係る
シャドーマスクの垂直ピッチ式は前記シャドーマスク上
の任意の座標P1(x1、y1)からX 、Y 変数に対してそれ
ぞれ3 乗に展開している。その結果、図3 (A )に示し
たように、X 座標の147 地点であるシャドーマスクの中
心から該シャドーマスクの有効面端部までX 軸及びY 軸
の長さの約95%地点まで、本発明に係るシャドーマスク
の垂直ピッチは一定に維持されるが、その後からは座標
の3乗値に急激に増加し、また、図3 (B )に示したよ
うに、電子ビームティルト現象が深刻に発生する領域で
あるシャドーマスクの有効面端部の各コーナー部を基準
にX 及びY 方向に約5 ピッチ程度では、一定の垂直ピッ
チで収斂されるように展開することが分かる。
【0018】従って、本発明の第1実施例のようにする
と、画面の各コーナー部でのR ビームとB ビームとの距
離を従来よりも大きく維持することが可能で、よって、
色純度マージンを大きく確保することができる。また、
図5は、本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
のドットの垂直ピッチ配列の第2 実施例として、垂直ピ
ッチを2 つの領域に分けて相異に配列したもので、即
ち、シャドーマスク101 の中心点を O(0 、0 )とする
と、該中心点 O(0 、0 )と任意の第1地点P1(x1、y
1)間の領域と定義される第1 領域(X <x1、Y <y1)
では、初期の垂直ピッチ値で一定に維持されるが、前記
第1地点P1(x1、y1)と前記シャドーマスク101 の有効
面端部E (Xe、Ye)間の領域と定義される第2 領域(Xe
≧X ≧x1、Ye≧Y ≧y1)では、前記第1 地点P1(x1、y
1)から前記最終地点E (Xe、Ye)に行くほど、垂直値
が可変的に増加する。
と、画面の各コーナー部でのR ビームとB ビームとの距
離を従来よりも大きく維持することが可能で、よって、
色純度マージンを大きく確保することができる。また、
図5は、本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
のドットの垂直ピッチ配列の第2 実施例として、垂直ピ
ッチを2 つの領域に分けて相異に配列したもので、即
ち、シャドーマスク101 の中心点を O(0 、0 )とする
と、該中心点 O(0 、0 )と任意の第1地点P1(x1、y
1)間の領域と定義される第1 領域(X <x1、Y <y1)
では、初期の垂直ピッチ値で一定に維持されるが、前記
第1地点P1(x1、y1)と前記シャドーマスク101 の有効
面端部E (Xe、Ye)間の領域と定義される第2 領域(Xe
≧X ≧x1、Ye≧Y ≧y1)では、前記第1 地点P1(x1、y
1)から前記最終地点E (Xe、Ye)に行くほど、垂直値
が可変的に増加する。
【0019】ここで、前記第1 地点P1(x1、y1)は、前
記シャドーマスク101 の中心点 O(0 、0 )から有効面
の最終地点E (Xe、Ye)側に、X 軸及びY 軸の長さの約
95%地点になる。より詳しく説明すると、本発明に係る
カラー陰極線管のシャドーマスクの有効面において、領
域毎に配列される各垂直ピッチを数式で表現すると、次
式のようになる。
記シャドーマスク101 の中心点 O(0 、0 )から有効面
の最終地点E (Xe、Ye)側に、X 軸及びY 軸の長さの約
95%地点になる。より詳しく説明すると、本発明に係る
カラー陰極線管のシャドーマスクの有効面において、領
域毎に配列される各垂直ピッチを数式で表現すると、次
式のようになる。
【0020】即ち、前記第1 領域(X <x1、Y <y1)で
の垂直ピッチPvは、 Pv=Pvo ------ 式(6 ) である。そして、前記第2 領域(x1≦X ≦Xe、y1≦Y ≦
Ye)で、X 軸に対する可変垂直ピッチPvx は、 Pvx =F (X )=Pvo (1 +αX n ) ----- 式(7 ) で、Y 軸に対する可変垂直ピッチPvy は、 Pvy =F (Y )=Pvo (1 +βY m ) ----- 式(8 ) である。
の垂直ピッチPvは、 Pv=Pvo ------ 式(6 ) である。そして、前記第2 領域(x1≦X ≦Xe、y1≦Y ≦
Ye)で、X 軸に対する可変垂直ピッチPvx は、 Pvx =F (X )=Pvo (1 +αX n ) ----- 式(7 ) で、Y 軸に対する可変垂直ピッチPvy は、 Pvy =F (Y )=Pvo (1 +βY m ) ----- 式(8 ) である。
【0021】従って、前記式(7 )及び(8 )から、前
記第2領域での可変垂直ピッチPvを求めると、 Pv=F (X 、Y )=Pvo (1 +αX n )(1 +βY m ) ----- 式(9 ) になる。上式中、前記Pvはドットの垂直方向のピッチ、
前記Pvo はシャドーマスクの垂直ピッチの初期値、前記
α及びβは正の係数、前記n 及びm はそれぞれX 及びY
の乗数、前記X 及びY はそれぞれシャドーマスクのX 軸
及びY 軸の変数を、それぞれ示している。
記第2領域での可変垂直ピッチPvを求めると、 Pv=F (X 、Y )=Pvo (1 +αX n )(1 +βY m ) ----- 式(9 ) になる。上式中、前記Pvはドットの垂直方向のピッチ、
前記Pvo はシャドーマスクの垂直ピッチの初期値、前記
α及びβは正の係数、前記n 及びm はそれぞれX 及びY
の乗数、前記X 及びY はそれぞれシャドーマスクのX 軸
及びY 軸の変数を、それぞれ示している。
【0022】更に、図6 は、本発明に係るカラー陰極線
管用シャドーマスクのドットの垂直ピッチ配列の第3 実
施例として、垂直ピッチを2 つの領域に分けて相異に配
列したもので、即ち、シャドーマスク101 の中心点を O
(0 、0 )とすると、該 O(0 、0 )地点と任意の第1
地点P1(x1、y1)間の領域と定義される第1 領域(X<x
1、Y <y1)でのドットの垂直ピッチは、該垂直ピッチ
の増加傾斜の小さい可変垂直ピッチで配列され、前記第
1地点P1(x1、y1)と前記シャドーマスク101の有効面
の最終地点E (Xe、Ye)間の領域と定義される第2 領域
(Xe≧X ≧x1、Ye≧Y ≧y1)での垂直ピッチは、該垂直
ピッチの増加傾斜の大きい可変垂直ピッチで配列され
る。ここで、前記第1 地点P1(x1、y1)は、前記シャド
ーマスク101 の中心点 O(0 、0 )から有効面端部E
(Xe、Ye)側に、X 軸及びY 軸の長さの約95%地点に位
置する。
管用シャドーマスクのドットの垂直ピッチ配列の第3 実
施例として、垂直ピッチを2 つの領域に分けて相異に配
列したもので、即ち、シャドーマスク101 の中心点を O
(0 、0 )とすると、該 O(0 、0 )地点と任意の第1
地点P1(x1、y1)間の領域と定義される第1 領域(X<x
1、Y <y1)でのドットの垂直ピッチは、該垂直ピッチ
の増加傾斜の小さい可変垂直ピッチで配列され、前記第
1地点P1(x1、y1)と前記シャドーマスク101の有効面
の最終地点E (Xe、Ye)間の領域と定義される第2 領域
(Xe≧X ≧x1、Ye≧Y ≧y1)での垂直ピッチは、該垂直
ピッチの増加傾斜の大きい可変垂直ピッチで配列され
る。ここで、前記第1 地点P1(x1、y1)は、前記シャド
ーマスク101 の中心点 O(0 、0 )から有効面端部E
(Xe、Ye)側に、X 軸及びY 軸の長さの約95%地点に位
置する。
【0023】より詳しく説明すると、本発明に係るカラ
ー陰極線管のシャドーマスクの有効面において、領域毎
に配列される各垂直ピッチを数式で表現すると、次式の
ようになる。即ち、前記第1 領域(X <x1、Y <y1)で
の可変垂直ピッチPvは、 Pv=F1(X 、Y )=Pvo1(1 +α1Xn1)(1 +β1Ym1) ----- 式(10) で、このとき、前記第1 地点P1(x1、y1)での可変垂直
ピッチは、 Pv=F1(X1、Y1)=Pvo2 になる。
ー陰極線管のシャドーマスクの有効面において、領域毎
に配列される各垂直ピッチを数式で表現すると、次式の
ようになる。即ち、前記第1 領域(X <x1、Y <y1)で
の可変垂直ピッチPvは、 Pv=F1(X 、Y )=Pvo1(1 +α1Xn1)(1 +β1Ym1) ----- 式(10) で、このとき、前記第1 地点P1(x1、y1)での可変垂直
ピッチは、 Pv=F1(X1、Y1)=Pvo2 になる。
【0024】そして、前記第2 領域(x1≦X ≦Xe、y1≦
Y ≦Ye)での可変垂直ピッチは、 Pv=F2(X 、Y )=Pvo2(1 +α2Xn2)(1 +β2Ym2) ----- 式(11) になる。上式中、前記Pvはドットの垂直方向のピッチ、
前記Pvo1及びPvo2はそれぞれ前記シャドーマスクの中心
点 O(0 、0 )及び第1地点P1(x1、y1)での垂直ピッ
チの初期値、前記α1 、α2 、β1 及びβ2 は正の係数
(α1 <α2 及びβ1 <β2 )、前記n1及びn2はX の乗
数(n1<n2)で、m1及びm2はY の乗数(m1<m2)で、X
及びY は前記シャドーマスクのX 軸及びY 軸に対する変
数、をそれぞれ示している。
Y ≦Ye)での可変垂直ピッチは、 Pv=F2(X 、Y )=Pvo2(1 +α2Xn2)(1 +β2Ym2) ----- 式(11) になる。上式中、前記Pvはドットの垂直方向のピッチ、
前記Pvo1及びPvo2はそれぞれ前記シャドーマスクの中心
点 O(0 、0 )及び第1地点P1(x1、y1)での垂直ピッ
チの初期値、前記α1 、α2 、β1 及びβ2 は正の係数
(α1 <α2 及びβ1 <β2 )、前記n1及びn2はX の乗
数(n1<n2)で、m1及びm2はY の乗数(m1<m2)で、X
及びY は前記シャドーマスクのX 軸及びY 軸に対する変
数、をそれぞれ示している。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカラ
ー陰極線管用シャドーマスクにおいては、該シャドーマ
スクの各コーナーでのドットの垂直ピッチを可変的に配
列することにより、画面の各コーナーでの色純度マージ
ンを大きくすることが可能で、よって、色純度が向上し
得るため、特に、コンピュータモニター用陰極線管(CR
T )に適用することができるという効果がある。
ー陰極線管用シャドーマスクにおいては、該シャドーマ
スクの各コーナーでのドットの垂直ピッチを可変的に配
列することにより、画面の各コーナーでの色純度マージ
ンを大きくすることが可能で、よって、色純度が向上し
得るため、特に、コンピュータモニター用陰極線管(CR
T )に適用することができるという効果がある。
【図1】本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
のドットの垂直ピッチ配列の第1 実施例を示した図であ
る。
のドットの垂直ピッチ配列の第1 実施例を示した図であ
る。
【図2】本発明の第1 実施例において、ドットを通過し
た電子ビームがR、G、Bの各ピクセルを打撃する状態
を示した状態図である。
た電子ビームがR、G、Bの各ピクセルを打撃する状態
を示した状態図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るシャドーマスクの1
/4 分面において、(A )は、シャドーマスクの中心点
からX が増加することに従う垂直ピッチ配列の推移を、
従来の技術と本発明とを比較して示したグラフで、
(B)は、シャドーマスクの周辺部からX が増加するこ
とに従う垂直ピッチ配列の推移を、従来の技術と本発明
とを比較して示したグラフである。
/4 分面において、(A )は、シャドーマスクの中心点
からX が増加することに従う垂直ピッチ配列の推移を、
従来の技術と本発明とを比較して示したグラフで、
(B)は、シャドーマスクの周辺部からX が増加するこ
とに従う垂直ピッチ配列の推移を、従来の技術と本発明
とを比較して示したグラフである。
【図4】シャドーマスク周辺部での解像度の変化に従
い、従来の技術と本発明とのMTFを比較して示したグラ
フである。
い、従来の技術と本発明とのMTFを比較して示したグラ
フである。
【図5】本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
のドットの垂直ピッチ配列の第2 実施例を示した配列図
である。
のドットの垂直ピッチ配列の第2 実施例を示した配列図
である。
【図6】本発明に係るカラー陰極線管用シャドーマスク
のドットの垂直ピッチ配列の第3 実施例を示した配列図
である。
のドットの垂直ピッチ配列の第3 実施例を示した配列図
である。
【図7】一般のカラー陰極線管を示した構成図である。
【図8】従来シャドーマスクに存在するドットを示した
図である。
図である。
【図9】従来シャドーマスクの有効面の各ドットを示し
た図で、(A )は各ドット間の垂直ピッチが一定である
とき、(B )は各ドット間の垂直ピッチが可変的である
ときを示した図である。
た図で、(A )は各ドット間の垂直ピッチが一定である
とき、(B )は各ドット間の垂直ピッチが可変的である
ときを示した図である。
【図10】従来のカラー陰極線管用シャドーマスクのド
ットを通過した電子ビームがR、G、Bの各ピクセルを
打撃する状態を示した状態図である。
ットを通過した電子ビームがR、G、Bの各ピクセルを
打撃する状態を示した状態図である。
101…シャドーマスク 103…電子銃 104…電子ビーム 105…パネル 106…蛍光体ドット
Claims (8)
- 【請求項1】 フレームによりパネルの内側面と所定距
離を維持し、電子銃から出力される電子ビームが通過す
るように複数のドットを有して、前記電子ビームにより
色を選別するカラー陰極線管用シャドーマスクであっ
て、 該シャドーマスクのドットの垂直ピッチは、該シャドー
マスクの中心部から有効面端部のコーナーまで複数の増
加関数により規定され、有効面端部に行くほど増加する
ことを特徴とするカラー陰極線管用シャドーマスク。 - 【請求項2】 前記シャドーマスクのドットの垂直ピッ
チ(Pv)は、 該シャドーマスクの中心点 O(0 、0 )から有効面端部
の任意の第1 地点P1(x1 、y1) までの第1 領域(X <x
1、Y <y1)では所定の垂直ピッチ値で配列され、 前記第1地点P1(x1 、y1) から第2地点P2(x2、y2)ま
での第2領域(x1≦X≦x2、y1≦Y ≦y2)では Pv=F (X 、Y )=Pvo (1 +αX n )(1 +βY m ) で配列され、 前記第2 地点P2(x2 、y2) から前記シャドーマスクの有
効面の最終地点E (Xe、Ye)までの第3 領域(Xe≧X ≧
x2、Ye≧Y ≧y2)では、前記第2 領域(x1≦X≦x2、y1
≦Y ≦y2)の最後に決定されたドットの垂直ピッチ値で
一定に配列され、 ここで、前記X 及びY はシャドーマスクを直角座標系で
表示するときの該シャドーマスクのX 軸及びY 軸の変
数、前記Pvo はシャドーマスクの垂直ピッチの初期値、
前記α及びβは正の係数、前記n 及びm はX 及びY の乗
数、をそれぞれ示すことを特徴とする請求項1に記載の
カラー陰極線管用シャドーマスク。 - 【請求項3】 前記第1 地点P1(x1、y1)は、0.9Xe ≦
x1≦0.97Xe及び0.9Ye ≦y1≦0.97Yeの範囲内に存在し、
前記第2 地点P2(x2 、y2) は、0.99Xe≦x2及び0.99Ye≦
y2の範囲内に存在することを特徴とする請求項2に記載
のカラー陰極線管用シャドーマスク。 - 【請求項4】 前記シャドーマスクのドットの垂直ピッ
チ(Pv)は、 該シャドーマスクの中心点 O(0 、0 )から有効面端部
のコーナー周辺部の任意の第1 地点P1(x1 、y1) までの
第1 領域(X <x1、Y <y1)では所定の垂直ピッチ値で
配列され、 前記第1地点P1(x1 、y1) から有効面の最終地点E (X
e、Ye)までの第2領域(x1≦X ≦Xe、y1≦Y ≦Ye)で
は Pv=F (X 、Y )=Pvo (1 +αX n )(1 +βY m ) で配列され、 ここで、前記X 及びY はシャドーマスクを直角座標系で
表示するときの該シャドーマスクのX 軸及びY 軸の変
数、前記Pvo はシャドーマスクの垂直ピッチの初期値、
前記α及びβは正の係数、前記n 及びm はX 及びY の乗
数、をそれぞれ示すことを特徴とする請求項1に記載の
カラー陰極線管用シャドーマスク。 - 【請求項5】 前記第1 地点P1(x1、y2)は、0.9Xe ≦
x1≦0.97Xe及び0.9Ye ≦y1≦0.97Yeの範囲内に存在する
ことを特徴とする請求項4 に記載のカラー陰極線管用シ
ャドーマスク。 - 【請求項6】 前記シャドーマスクのドットの垂直ピッ
チ(Pv)は、 該シャドーマスクの中心点 O(0 、0 )から有効面端部
のコーナーの第1 地点P1(x1 、y1) までの第1 領域(X
<x1、Y <y1)では Pv=F1(X 、Y )=Pvo1(1 +α1Xn1)(1 +β1Ym1) で配列され、 前記第1地点P1(x1 、y1) から有効面の最終地点E (X
e、Ye)までの第2領域(x1≦X ≦Xe、y1≦Y ≦Ye)で
は Pv=F2(X 、Y )=Pvo2(1 +α2Xn2)(1 +β2Ym2) で配列され、 ここで、前記X 及びY はシャドーマスクを直角座標系で
表示するときの該シャドーマスクのX 軸及びY 軸の変
数、前記Pvo1及びPvo2はシャドーマスクの垂直ピッチの
初期値、前記α1 、α2 、β1 及びβ2 は正の係数、前
記n1、n2及びm1、m2はX 及びY の乗数、をそれぞれ示す
ことを特徴とする請求項1に記載のカラー陰極線管用シ
ャドーマスク。 - 【請求項7】 前記各α1 、α2 、β1 、β2 、n1、n
2、m1及びm2の関係は、α1 <α2 またはβ1 <β2
で、n1<n2またはm1<m2で、従って、前記シャドーマス
クの中心点 O(0 、0 )から第1 地点(P1(x1、y1))まで
の前記垂直ピッチの増加傾斜は、前記第1地点P1(x1 、
y1) から有効面の最終地点E (Xe、Ye) までの前記垂直
ピッチの増加傾斜よりも小さいことを特徴とする請求項
6 に記載のカラー陰極線管用シャドーマスク。 - 【請求項8】 前記第1 地点P1(x1、y2)は、0.9Xe ≦
x1≦0.97Xe及び0.9Ye ≦y1≦0.97Yeの範囲内に存在する
ことを特徴とする請求項7 に記載のカラー陰極線管用シ
ャドーマスク。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR25048/1998 | 1998-06-29 | ||
KR1019980025048A KR100545712B1 (ko) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 칼라음극선관용 섀도우마스크 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000030624A true JP2000030624A (ja) | 2000-01-28 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11183235A Withdrawn JP2000030624A (ja) | 1998-06-29 | 1999-06-29 | カラ―陰極線管用シャド―マスク |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6512325B1 (ja) |
JP (1) | JP2000030624A (ja) |
KR (1) | KR100545712B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6639345B2 (en) | 2000-03-13 | 2003-10-28 | Hitachi, Ltd. | Color cathode ray tube |
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---|---|---|---|---|
KR100414483B1 (ko) * | 2002-01-21 | 2004-01-07 | 엘지.필립스디스플레이(주) | 개선된 슬롯형상의 새도우마스크를 가지는 칼라 음극선관 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4745329A (en) * | 1986-06-17 | 1988-05-17 | Zenith Electronics Corporation | Front assembly for an ultra-high resolution color cathode ray tube having an improved shadow mask compensated for diffraction and process therefor |
KR900004820B1 (ko) * | 1987-03-03 | 1990-07-07 | 미쓰비시덴기 가부시기가이샤 | 새도 마스크식 컬러 브라운관 |
KR930002592B1 (ko) * | 1988-06-01 | 1993-04-03 | 삼성전관 주식회사 | 칼라 브라운관의 섀도우마스크 홀 배열방법 |
JPH0246640A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | カラー陰極線管 |
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1998
- 1998-06-29 KR KR1019980025048A patent/KR100545712B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-06-28 US US09/340,046 patent/US6512325B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-29 JP JP11183235A patent/JP2000030624A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6512325B1 (en) | 2003-01-28 |
KR20000003772A (ko) | 2000-01-25 |
KR100545712B1 (ko) | 2006-05-23 |
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---|---|---|---|
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