JP2000029510A - Nc工作機械の制御システム - Google Patents
Nc工作機械の制御システムInfo
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- JP2000029510A JP2000029510A JP10200403A JP20040398A JP2000029510A JP 2000029510 A JP2000029510 A JP 2000029510A JP 10200403 A JP10200403 A JP 10200403A JP 20040398 A JP20040398 A JP 20040398A JP 2000029510 A JP2000029510 A JP 2000029510A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 NC工作機械の加工動作を制御するために、
ROMからRAMに加工プログラムを転送する動作を、
ワークを加工する度に行わずとも済むようにして、一
々、加工プログラムを終了し、書き替える必要性をなく
してプログラム終了処理、書き替えのための時間的ロス
をなくす。 【解決手段】 ROMに記憶されている加工プログラム
は、複数のワークを加工するに必要なプログラムを含ん
で構成されている。NC工作機械の運転開始時にROM
に記憶されている加工プログラムをRAMに書き込み、
主制御装置から送られて来るワーク毎の情報に基づいて
加工プログラムから実際に実行する部分を選択し、これ
に基づいてNC工作機械を制御する。
ROMからRAMに加工プログラムを転送する動作を、
ワークを加工する度に行わずとも済むようにして、一
々、加工プログラムを終了し、書き替える必要性をなく
してプログラム終了処理、書き替えのための時間的ロス
をなくす。 【解決手段】 ROMに記憶されている加工プログラム
は、複数のワークを加工するに必要なプログラムを含ん
で構成されている。NC工作機械の運転開始時にROM
に記憶されている加工プログラムをRAMに書き込み、
主制御装置から送られて来るワーク毎の情報に基づいて
加工プログラムから実際に実行する部分を選択し、これ
に基づいてNC工作機械を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はNC工作機械にワー
クの種類に応じた加工動作を行わせるためのNC工作機
械の制御システムに関する。
クの種類に応じた加工動作を行わせるためのNC工作機
械の制御システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、コンベアによ
り順次搬入されてくるワークをロボットによりNC工作
機械にセットし、切削加工などを行う場合、主制御装置
を設け、この主制御装置によってワークを識別し、そし
て、主制御装置により識別されたワークの種別に基づい
てNC制御装置がNC工作機械に加工動作を制御するよ
うにしている。
り順次搬入されてくるワークをロボットによりNC工作
機械にセットし、切削加工などを行う場合、主制御装置
を設け、この主制御装置によってワークを識別し、そし
て、主制御装置により識別されたワークの種別に基づい
てNC制御装置がNC工作機械に加工動作を制御するよ
うにしている。
【0003】この場合の制御内容を図6により説明す
る。主制御装置は、スタートスイッチが操作されると
(ステップS1で「YES」)、コンベア、ロボット等
を起動させる(ステップS2)。そして、コンベアによ
りワークが搬送されて来ると、主制御装置がロボットに
動作信号を送り、これにて、ロボットがコンベア上のパ
レットに載置されているワークを把持してNC工作機械
のチャックにセットする等の加工準備を行う(ステップ
S3)。加工準備が完了すると(ステップS4で「YE
S」)、次に、主制御装置は、例えばワークを載置して
いたパレットに付されたIDタグ等からワークの種類を
判別し、NC制御装置に対し起動信号、ワークの種類に
応じた内容での加工動作の開始信号を送信する(ステッ
プS5)。
る。主制御装置は、スタートスイッチが操作されると
(ステップS1で「YES」)、コンベア、ロボット等
を起動させる(ステップS2)。そして、コンベアによ
りワークが搬送されて来ると、主制御装置がロボットに
動作信号を送り、これにて、ロボットがコンベア上のパ
レットに載置されているワークを把持してNC工作機械
のチャックにセットする等の加工準備を行う(ステップ
S3)。加工準備が完了すると(ステップS4で「YE
S」)、次に、主制御装置は、例えばワークを載置して
いたパレットに付されたIDタグ等からワークの種類を
判別し、NC制御装置に対し起動信号、ワークの種類に
応じた内容での加工動作の開始信号を送信する(ステッ
プS5)。
【0004】NC制御装置は、主制御装置から上記信号
を受けると(ステップSA1で「YES」)、NC工作
機械のメインスイッチをONする等して駆動源である油
圧・空圧装置、サーボモータ等を起動できる状態にす
る。この後、NC制御装置はROM等の記憶装置に記憶
されている複数の加工プログラムのうちから、主制御装
置から送られて来た加工動作信号に応じた一つの加工プ
ログラムを選択してRAM等の一時記憶装置に転送する
等の加工開始処理を行う(ステップSA2)。その後、
NC制御装置は、一時記憶装に記憶された加工プログラ
ムに従ってカッタを動作させ、ワークの加工を行う(ス
テップSA3)。ワークの加工を終了すると、NC制御
装置は、NC工作機械のメインスイッチをOFFする等
し、また、ソフト上の終了処理を行い(ステップSA
4)、そして、加工終了信号を主制御装置に送信する
(ステップSA5)。
を受けると(ステップSA1で「YES」)、NC工作
機械のメインスイッチをONする等して駆動源である油
圧・空圧装置、サーボモータ等を起動できる状態にす
る。この後、NC制御装置はROM等の記憶装置に記憶
されている複数の加工プログラムのうちから、主制御装
置から送られて来た加工動作信号に応じた一つの加工プ
ログラムを選択してRAM等の一時記憶装置に転送する
等の加工開始処理を行う(ステップSA2)。その後、
NC制御装置は、一時記憶装に記憶された加工プログラ
ムに従ってカッタを動作させ、ワークの加工を行う(ス
テップSA3)。ワークの加工を終了すると、NC制御
装置は、NC工作機械のメインスイッチをOFFする等
し、また、ソフト上の終了処理を行い(ステップSA
4)、そして、加工終了信号を主制御装置に送信する
(ステップSA5)。
【0005】主制御装置は、NC制御装置から終了信号
を受けると(ステップS6で「YES」)、次にストッ
プスイッチが操作されたか否かを判断し(ステップS
7)、ストップスイッチが操作されていない場合には、
ステップS7で「NO」と判断してステップS1に戻
り、以下、前述のステップS3〜ステップS7の動作を
実行する。ストップスイッチが操作された場合には、主
制御装置は、ステップS7で「YES」と判断し、そし
て、コンベアやロボット等に停止信号を送り、コンベ
ア、ロボット等を停止させる。
を受けると(ステップS6で「YES」)、次にストッ
プスイッチが操作されたか否かを判断し(ステップS
7)、ストップスイッチが操作されていない場合には、
ステップS7で「NO」と判断してステップS1に戻
り、以下、前述のステップS3〜ステップS7の動作を
実行する。ストップスイッチが操作された場合には、主
制御装置は、ステップS7で「YES」と判断し、そし
て、コンベアやロボット等に停止信号を送り、コンベ
ア、ロボット等を停止させる。
【0006】このように、従来のシステムでは、ワーク
を加工するに際し、その都度、NC制御装置が記憶装置
に記憶されている加工プログラムを一時記憶装置に転送
し、且つ、加工の終了に伴って終了動作を行っているた
め、加工の開始時および終了時におけるソフト上の処理
に時間が掛かり、生産性に悪影響を与えるという問題が
あった。
を加工するに際し、その都度、NC制御装置が記憶装置
に記憶されている加工プログラムを一時記憶装置に転送
し、且つ、加工の終了に伴って終了動作を行っているた
め、加工の開始時および終了時におけるソフト上の処理
に時間が掛かり、生産性に悪影響を与えるという問題が
あった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ワークの加工開始時および終了時にお
けるソフト上の処理に掛かる時間を短縮できるNC工作
機械の制御システムを提供するにある。
で、その目的は、ワークの加工開始時および終了時にお
けるソフト上の処理に掛かる時間を短縮できるNC工作
機械の制御システムを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、NC工作機械を制御するNC制
御装置と、前記NC工作機械にワークの種類に応じた加
工動作を行わせるための或る情報を前記NC制御装置に
与える主制御装置とを備え、前記NC制御装置は、前記
ワークの加工を行うための加工プログラムを記憶した記
憶手段と、この記憶手段から転送される前記加工プログ
ラムを記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記
憶された前記加工プログラムのうちから、前記主記憶手
段により与えられた前記情報に応じた部分を選択して当
該選択した部分プログラムに基づいて前記NC工作機械
の加工動作を制御し、前記ワークの加工を行わせる加工
制御部とを具備していることを特徴とするものである。
めに請求項1の発明は、NC工作機械を制御するNC制
御装置と、前記NC工作機械にワークの種類に応じた加
工動作を行わせるための或る情報を前記NC制御装置に
与える主制御装置とを備え、前記NC制御装置は、前記
ワークの加工を行うための加工プログラムを記憶した記
憶手段と、この記憶手段から転送される前記加工プログ
ラムを記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記
憶された前記加工プログラムのうちから、前記主記憶手
段により与えられた前記情報に応じた部分を選択して当
該選択した部分プログラムに基づいて前記NC工作機械
の加工動作を制御し、前記ワークの加工を行わせる加工
制御部とを具備していることを特徴とするものである。
【0009】この構成によれば、一時記憶手段に記憶さ
れた加工プログラムから与えられた加工内容に応じたプ
ログラムを選択して当該選択された加工プログラムに基
づいてNC工作機械を制御しワークの加工を行うので、
ワークの加工を開始する際に、その都度、加工プログラ
ムを読み出す必要がない。同様に、ワークの加工終了時
にも、ソフト上の終了処理を行わずとも良い。
れた加工プログラムから与えられた加工内容に応じたプ
ログラムを選択して当該選択された加工プログラムに基
づいてNC工作機械を制御しワークの加工を行うので、
ワークの加工を開始する際に、その都度、加工プログラ
ムを読み出す必要がない。同様に、ワークの加工終了時
にも、ソフト上の終了処理を行わずとも良い。
【0010】また、請求項2の発明は、NC工作機械
と、このNC工作機械を制御するNC制御装置と、前記
NC工作機械により加工するワークの種類に応じた加工
を行うための情報を前記NC制御装置に与える主制御装
置とを備え、前記NC制御装置は、複数種の前記ワーク
の加工を行うために複数の加工プログラムを記憶した記
憶手段と、前記主制御装置からの前記情報に基づいて、
前記複数の加工プログラムのうちから一つの加工プログ
ラムを選択するプログラム選択手段と、このプログラム
選択手段により選択されたプログラムを記憶する一時記
憶手段と、前記主制御装置からの前記情報が前回の情報
と同じである場合、前記加工プログラム選択手段の選択
動作を禁止して前記一時記憶手段に記憶した加工プログ
ラムの更新を禁止するプログラム更新禁止手段と、前記
一時記憶手段に記憶された加工プログラムに基づいて前
記NC工作機械を制御し、前記ワークの加工を行わせる
加工制御部とを具備してなるものである。この構成によ
れば、同じワークを続けて加工する場合、一時記憶手段
に加工プログラムを記憶し直す必要がない。
と、このNC工作機械を制御するNC制御装置と、前記
NC工作機械により加工するワークの種類に応じた加工
を行うための情報を前記NC制御装置に与える主制御装
置とを備え、前記NC制御装置は、複数種の前記ワーク
の加工を行うために複数の加工プログラムを記憶した記
憶手段と、前記主制御装置からの前記情報に基づいて、
前記複数の加工プログラムのうちから一つの加工プログ
ラムを選択するプログラム選択手段と、このプログラム
選択手段により選択されたプログラムを記憶する一時記
憶手段と、前記主制御装置からの前記情報が前回の情報
と同じである場合、前記加工プログラム選択手段の選択
動作を禁止して前記一時記憶手段に記憶した加工プログ
ラムの更新を禁止するプログラム更新禁止手段と、前記
一時記憶手段に記憶された加工プログラムに基づいて前
記NC工作機械を制御し、前記ワークの加工を行わせる
加工制御部とを具備してなるものである。この構成によ
れば、同じワークを続けて加工する場合、一時記憶手段
に加工プログラムを記憶し直す必要がない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図4に基づいて説明する。図2に示すように、NC工作
機械11の周辺には、コンベア12、ロボット13等の
周辺装置、および不良品収納箱14が配置されており、
加工前のワーク15はコンベア12により所定の供給位
置まで搬送されてロボット13によりNC工作機械11
に取り付けられる。
図4に基づいて説明する。図2に示すように、NC工作
機械11の周辺には、コンベア12、ロボット13等の
周辺装置、および不良品収納箱14が配置されており、
加工前のワーク15はコンベア12により所定の供給位
置まで搬送されてロボット13によりNC工作機械11
に取り付けられる。
【0012】そして、NC工作機械11による加工が終
了したワーク15は、ロボット13によりNC工作機械
11から取り出されてコンベア12に載せられるように
なっている。この場合、ロボット13はNC工作機械1
1で加工したワーク15を図示しない検査装置により検
査し、その検査により良品とされたワーク15はコンベ
ア12に載せ、不良品とされたワーク15は不良品収納
箱14内に廃棄するようになっている。なお、コンベア
12には、ワーク15を載置するためのパレット16が
設けられている。
了したワーク15は、ロボット13によりNC工作機械
11から取り出されてコンベア12に載せられるように
なっている。この場合、ロボット13はNC工作機械1
1で加工したワーク15を図示しない検査装置により検
査し、その検査により良品とされたワーク15はコンベ
ア12に載せ、不良品とされたワーク15は不良品収納
箱14内に廃棄するようになっている。なお、コンベア
12には、ワーク15を載置するためのパレット16が
設けられている。
【0013】前記NC工作機械11、コンベア12、ロ
ボット13は、図3に示す制御装置17〜19によって
制御される。そして、それら制御装置17〜19は、主
制御装置としてのプログラマブルコントローラ(以下、
PC)20によって統括制御される。
ボット13は、図3に示す制御装置17〜19によって
制御される。そして、それら制御装置17〜19は、主
制御装置としてのプログラマブルコントローラ(以下、
PC)20によって統括制御される。
【0014】すなわち、PC20は、加工するワーク1
5を所定の供給位置に搬入させるべく、コンベア制御装
置18に動作信号を送ってコンベア12に1ピッチ分の
送り運転を実行させる。コンベア12の1ピッチの送り
運転により、ワーク15が所定の供給位置まで搬送され
ると、搬入検出手段としての検出スイッチ21が動作
し、検出信号をPC20に送信する。検出スイッチ21
から検出信号が送信されると、PC20は、ロボット制
御装置19に取り付け動作信号を与える。これにより、
ロボット13がコンベア12上のワーク15を把持して
NC工作機械11のチャックにセットするように制御さ
れる。なお、ロボット13がコンベア12上のワーク1
5を把持してNC工作機械11のチャックにセットする
と、コンベア12が再び1ピッチ分の送り運転を行う。
5を所定の供給位置に搬入させるべく、コンベア制御装
置18に動作信号を送ってコンベア12に1ピッチ分の
送り運転を実行させる。コンベア12の1ピッチの送り
運転により、ワーク15が所定の供給位置まで搬送され
ると、搬入検出手段としての検出スイッチ21が動作
し、検出信号をPC20に送信する。検出スイッチ21
から検出信号が送信されると、PC20は、ロボット制
御装置19に取り付け動作信号を与える。これにより、
ロボット13がコンベア12上のワーク15を把持して
NC工作機械11のチャックにセットするように制御さ
れる。なお、ロボット13がコンベア12上のワーク1
5を把持してNC工作機械11のチャックにセットする
と、コンベア12が再び1ピッチ分の送り運転を行う。
【0015】一方、コンベア12のパレット16には、
種別報知手段としてのIDタグ22が付設されている。
このIDタグ22は電波信号を送受信する機能を有して
おり、パレット16がコンベア12により所定の供給位
置まで搬送されると、PC20に接続された送受信装置
23から送信される質問信号に応答して応答信号を送信
するようになっている。そして、PC20は、送受信装
置23を介して受けるIDタグ22の応答信号に基づき
ワーク15の種類を判別し(種類判別手段)、そのワー
ク15の種類に応じた加工動作信号(或る信号)をNC
制御装置17に送信する。なお、NC制御装置17に送
信する信号としては、ワーク15の種別を表す信号であ
っても良い。
種別報知手段としてのIDタグ22が付設されている。
このIDタグ22は電波信号を送受信する機能を有して
おり、パレット16がコンベア12により所定の供給位
置まで搬送されると、PC20に接続された送受信装置
23から送信される質問信号に応答して応答信号を送信
するようになっている。そして、PC20は、送受信装
置23を介して受けるIDタグ22の応答信号に基づき
ワーク15の種類を判別し(種類判別手段)、そのワー
ク15の種類に応じた加工動作信号(或る信号)をNC
制御装置17に送信する。なお、NC制御装置17に送
信する信号としては、ワーク15の種別を表す信号であ
っても良い。
【0016】NC制御装置17は、加工動作信号を受信
すると、その加工動作信号に応じた制御内容にてNC工
作機械11を制御し、このNC制御装置17の制御下で
のNC工作機械11の加工動作によってワーク15が加
工される。そして、NC工作機械11は、ワーク15の
加工を終了すると、加工終了信号をPC20に与える。
PC20は、加工終了信号を受信すると、ロボット制御
装置19に取り出し動作信号を与え、これにより、ロボ
ット13がNC工作機械11からワーク15を取り外し
て該ワーク15を受入れ位置にあるコンベア12上の空
パレット16に載せるように動作する。
すると、その加工動作信号に応じた制御内容にてNC工
作機械11を制御し、このNC制御装置17の制御下で
のNC工作機械11の加工動作によってワーク15が加
工される。そして、NC工作機械11は、ワーク15の
加工を終了すると、加工終了信号をPC20に与える。
PC20は、加工終了信号を受信すると、ロボット制御
装置19に取り出し動作信号を与え、これにより、ロボ
ット13がNC工作機械11からワーク15を取り外し
て該ワーク15を受入れ位置にあるコンベア12上の空
パレット16に載せるように動作する。
【0017】ロボット13により加工後のワーク15が
パレット16にセットされると、PC20はロボット制
御装置19に取り付け動作信号を与える。これにより、
ロボット13が供給位置にある加工前のワーク15をN
C工作機械11にセットし、その後、PC20がコンベ
ア制御装置18に動作信号を送ってコンベア12を1ピ
ッチ分の送り運転を実行させる。これにより、加工前の
ワーク15をセットしたパレット16が供給位置に搬送
されて来ると共に、加工前のワーク15が取り出されて
空になったパレット16がワークの受入れ位置に送られ
て来る。
パレット16にセットされると、PC20はロボット制
御装置19に取り付け動作信号を与える。これにより、
ロボット13が供給位置にある加工前のワーク15をN
C工作機械11にセットし、その後、PC20がコンベ
ア制御装置18に動作信号を送ってコンベア12を1ピ
ッチ分の送り運転を実行させる。これにより、加工前の
ワーク15をセットしたパレット16が供給位置に搬送
されて来ると共に、加工前のワーク15が取り出されて
空になったパレット16がワークの受入れ位置に送られ
て来る。
【0018】以上のようにPC22は、NC工作機械1
1、搬入用コンベア12およびロボット13の動作を制
御し、それらの整合性を確保する。このようなPC20
による制御は、スタートスイッチ24を操作することに
より開始され、ストップスイッチ25を操作することに
より終了するようになっている。
1、搬入用コンベア12およびロボット13の動作を制
御し、それらの整合性を確保する。このようなPC20
による制御は、スタートスイッチ24を操作することに
より開始され、ストップスイッチ25を操作することに
より終了するようになっている。
【0019】さて、NC制御装置17は、CPU26、
記憶手段としてのROM(リードオンリーメモリ)2
7、一時記憶手段としてのRAM(ランダムアクセスメ
モリ)28等を備えている。ROM27には、NC工作
機械11の加工動作を制御、すなわち主軸、加工工具等
を動かすサーボモータ等のアクチュエータを制御してワ
ーク15を加工するための加工プログラム等が記憶され
ており、CPU26は、NC工作機械11によりワーク
15を加工するに先立ってROM27から加工プログラ
ムを読み出してRAM28に記憶させる。
記憶手段としてのROM(リードオンリーメモリ)2
7、一時記憶手段としてのRAM(ランダムアクセスメ
モリ)28等を備えている。ROM27には、NC工作
機械11の加工動作を制御、すなわち主軸、加工工具等
を動かすサーボモータ等のアクチュエータを制御してワ
ーク15を加工するための加工プログラム等が記憶され
ており、CPU26は、NC工作機械11によりワーク
15を加工するに先立ってROM27から加工プログラ
ムを読み出してRAM28に記憶させる。
【0020】そして、NC制御装置17のCPU26
は、PC20から加工動作信号が送信されて来ると、R
AM28に記憶された加工プログラムを加工動作信号に
応じた形態で実行することによってNC工作機械18を
制御し、ワーク15を加工する。なお、加工プログラム
は、ROM27ではなく、磁気ディスク等の外部記憶装
置に記憶させるようにしても良い。
は、PC20から加工動作信号が送信されて来ると、R
AM28に記憶された加工プログラムを加工動作信号に
応じた形態で実行することによってNC工作機械18を
制御し、ワーク15を加工する。なお、加工プログラム
は、ROM27ではなく、磁気ディスク等の外部記憶装
置に記憶させるようにしても良い。
【0021】ここで上記のROM27に記憶された加工
プログラムについて若干説明するに、今、コンベア12
によって搬入されてくるワーク15が第1ワーク、第2
ワーク、第3ワークの3種類あるとすると、上記加工プ
ログラムは、図4に示すように、3領域P1〜P3に分
けられており、それらの各領域が第1ワークの加工プロ
グラムP1、第2ワークの加工プログラムP2、第3ワ
ークの加工プログラムP3となっている。そして、NC
制御装置17のCPU26は、PC20から送信されて
くる加工動作信号(ワーク15の種類に応じて異なる内
容)に基づいて加工プログラムP1〜P3のうちから一
つを選択し、これに基づいてNC工作機械11の加工動
作を制御する。従って、CPU26は、加工制御部とし
て機能する。
プログラムについて若干説明するに、今、コンベア12
によって搬入されてくるワーク15が第1ワーク、第2
ワーク、第3ワークの3種類あるとすると、上記加工プ
ログラムは、図4に示すように、3領域P1〜P3に分
けられており、それらの各領域が第1ワークの加工プロ
グラムP1、第2ワークの加工プログラムP2、第3ワ
ークの加工プログラムP3となっている。そして、NC
制御装置17のCPU26は、PC20から送信されて
くる加工動作信号(ワーク15の種類に応じて異なる内
容)に基づいて加工プログラムP1〜P3のうちから一
つを選択し、これに基づいてNC工作機械11の加工動
作を制御する。従って、CPU26は、加工制御部とし
て機能する。
【0022】次に上記構成の作用を図1に示すフローチ
ャートをも参照しながら説明する。スタートスイッチ2
4が操作されると、PC20はステップSB1で「YE
S」となり、次のステップSB2でNC制御装置17、
コンベア制御装置18、ロボット制御装置19に起動信
号を送る。これにより、コンベア12、ロボット13
は、メインスイッチがオンされる等、運転可能な状態と
なる。
ャートをも参照しながら説明する。スタートスイッチ2
4が操作されると、PC20はステップSB1で「YE
S」となり、次のステップSB2でNC制御装置17、
コンベア制御装置18、ロボット制御装置19に起動信
号を送る。これにより、コンベア12、ロボット13
は、メインスイッチがオンされる等、運転可能な状態と
なる。
【0023】一方、NC制御装置17は、PC20から
の起動信号を受信すると(ステップSC1で「YE
S」)、ステップSC2に移行する。このステップSC
2において、NC制御装置17は、ROM27に記憶さ
れている加工プログラムを読み出してRAM28に書き
込むと共に、NC工作機械11のメインスイッチをオン
動作させてNC工作機械11を加工動作可能な状態とす
る。次いで、NC制御装置17は、PC20から加工動
作信号および加工開始信号が入力されたか否かを監視す
る状態となる(ステップSC3で「NO」、後述のステ
ップSC6で「NO」を繰り返し実行する待機状態)。
の起動信号を受信すると(ステップSC1で「YE
S」)、ステップSC2に移行する。このステップSC
2において、NC制御装置17は、ROM27に記憶さ
れている加工プログラムを読み出してRAM28に書き
込むと共に、NC工作機械11のメインスイッチをオン
動作させてNC工作機械11を加工動作可能な状態とす
る。次いで、NC制御装置17は、PC20から加工動
作信号および加工開始信号が入力されたか否かを監視す
る状態となる(ステップSC3で「NO」、後述のステ
ップSC6で「NO」を繰り返し実行する待機状態)。
【0024】そして、PC20は、NC工作機械11、
コンベア12、ロボット13等に設けられた各種のセン
サからの検出信号に基づき、NC工作機械11、コンベ
ア12、ロボット13等が実際に運転可能な状態になっ
たことを確認すると、次のステップSB3に移行する。
ステップSB3に移行すると、PC20は、まず、コン
ベア制御装置18に動作信号を送信する。これにより、
コンベア制御装置18はコンベア12に1ピッチ分の送
り運転を実行させる。次いで、PC20は、検出スイッ
チ21がワーク15の供給位置への搬送終了を検出した
ことに基づき、ロボット制御装置19に取り付け動作信
号を送信する。そして、取り付け動作信号を受けたロボ
ット制御装置19は、ロボット13を動作させてコンベ
ア12上の加工前のワーク15をNC工作機械11のチ
ャックに取り付ける。
コンベア12、ロボット13等に設けられた各種のセン
サからの検出信号に基づき、NC工作機械11、コンベ
ア12、ロボット13等が実際に運転可能な状態になっ
たことを確認すると、次のステップSB3に移行する。
ステップSB3に移行すると、PC20は、まず、コン
ベア制御装置18に動作信号を送信する。これにより、
コンベア制御装置18はコンベア12に1ピッチ分の送
り運転を実行させる。次いで、PC20は、検出スイッ
チ21がワーク15の供給位置への搬送終了を検出した
ことに基づき、ロボット制御装置19に取り付け動作信
号を送信する。そして、取り付け動作信号を受けたロボ
ット制御装置19は、ロボット13を動作させてコンベ
ア12上の加工前のワーク15をNC工作機械11のチ
ャックに取り付ける。
【0025】その後、PC21は、ステップSB4に移
行し、各種のセンサからの信号に基づいて加工準備が動
作が完了したか否か、すなわちロボット13がワーク1
5のNC工作機械11への取り付けを終了して元の位置
に戻ったか否か、NC工作機械11の加工工具等が配設
されている部分を覆うカバー(図示せず)が閉じらたか
否か等を判断し、加工準備動作が完了するとステップS
B4で「YES」となり、ステップSB5に移行する。
行し、各種のセンサからの信号に基づいて加工準備が動
作が完了したか否か、すなわちロボット13がワーク1
5のNC工作機械11への取り付けを終了して元の位置
に戻ったか否か、NC工作機械11の加工工具等が配設
されている部分を覆うカバー(図示せず)が閉じらたか
否か等を判断し、加工準備動作が完了するとステップS
B4で「YES」となり、ステップSB5に移行する。
【0026】PC20は、ステップSB5で、IDタグ
23と交信する送受信装置24からの情報に基づいてワ
ーク15の種類を判別し、そのワーク15に応じた加工
動作信号および加工開始信号をNC制御装置17に送信
する。この後、PC20は、NC制御装置17から加工
終了信号が送信されたか否かを監視する状態となる(ス
テップSB6)。
23と交信する送受信装置24からの情報に基づいてワ
ーク15の種類を判別し、そのワーク15に応じた加工
動作信号および加工開始信号をNC制御装置17に送信
する。この後、PC20は、NC制御装置17から加工
終了信号が送信されたか否かを監視する状態となる(ス
テップSB6)。
【0027】PC20からの加工動作信号および加工開
始信号を受信すると、NC制御装置17は、ステップS
C3で「YES」となり、次のステップSC4に移行す
る。このステップSC4は、加工動作を実行するステッ
プであり、NC制御装置17は、RAM28に記憶され
ている加工プログラムPのうちから加工動作信号に応じ
た領域のプログラム、例えばワーク15が第1ワークで
あったとすると、そのワーク15の加工プログラムであ
る第1ワークの加工プログラムP1を選択し該加工プロ
グラムP1に従ってNC工作機械11の加工動作を制御
し、ワーク15を加工する。
始信号を受信すると、NC制御装置17は、ステップS
C3で「YES」となり、次のステップSC4に移行す
る。このステップSC4は、加工動作を実行するステッ
プであり、NC制御装置17は、RAM28に記憶され
ている加工プログラムPのうちから加工動作信号に応じ
た領域のプログラム、例えばワーク15が第1ワークで
あったとすると、そのワーク15の加工プログラムであ
る第1ワークの加工プログラムP1を選択し該加工プロ
グラムP1に従ってNC工作機械11の加工動作を制御
し、ワーク15を加工する。
【0028】ワーク15の加工を終了すると、NC制御
装置17は、加工終了信号をPC20に送信し(ステッ
プSC5)、そして、PC20から停止信号が送信さ
れ、或いはPC20から新たな加工動作信号および加工
開始信号が送信されたか否かを監視する状態となる(ス
テップSC6で「NO」、ステップSC3で「NO」の
繰り返し)。
装置17は、加工終了信号をPC20に送信し(ステッ
プSC5)、そして、PC20から停止信号が送信さ
れ、或いはPC20から新たな加工動作信号および加工
開始信号が送信されたか否かを監視する状態となる(ス
テップSC6で「NO」、ステップSC3で「NO」の
繰り返し)。
【0029】一方、PC20は、NC制御装置17から
の加工終了信号を受信すると、ステップSB6で「YE
S」となり、ストップスイッチ25が操作されたか否か
を判断するステップSB7に移行する。ストップスイッ
チ25が操作されていない場合には、PC20は、ステ
ップSB7で「NO」となって前記ステップSB3の加
工準備動作を行う。
の加工終了信号を受信すると、ステップSB6で「YE
S」となり、ストップスイッチ25が操作されたか否か
を判断するステップSB7に移行する。ストップスイッ
チ25が操作されていない場合には、PC20は、ステ
ップSB7で「NO」となって前記ステップSB3の加
工準備動作を行う。
【0030】そして、PC20は、まず、取り出し動作
信号をロボット制御装置19に送信する。これにより、
ロボット制御装置19は、ロボット13をNC工作機械
11のチャックからワーク15を取り外し、該ワーク1
5を受入れ位置にあるコンベア12上の空パレット16
にセットするように動作させる。そして、ロボット13
が加工後のワーク15をパレット16に載せる動作を終
了すると、PC20は、コンベア制御装置18に動作指
令信号を与える。これにより、コンベア12が1ピッチ
分の送り運転を実行し、加工前のワーク15をセットし
たパレット16および空パレット16が供給位置および
受け入れ位置にそれぞれ搬入されると共に、加工後のワ
ーク15をセットしたパレット16が1ピッチ分次工程
へと搬送される。
信号をロボット制御装置19に送信する。これにより、
ロボット制御装置19は、ロボット13をNC工作機械
11のチャックからワーク15を取り外し、該ワーク1
5を受入れ位置にあるコンベア12上の空パレット16
にセットするように動作させる。そして、ロボット13
が加工後のワーク15をパレット16に載せる動作を終
了すると、PC20は、コンベア制御装置18に動作指
令信号を与える。これにより、コンベア12が1ピッチ
分の送り運転を実行し、加工前のワーク15をセットし
たパレット16および空パレット16が供給位置および
受け入れ位置にそれぞれ搬入されると共に、加工後のワ
ーク15をセットしたパレット16が1ピッチ分次工程
へと搬送される。
【0031】そして、以下、上述したと同様に、PC2
0は、供給位置に搬送された加工前のワーク15をロボ
ット13によりNC工作機械11に取り付け、加工準備
が完了したところで(ステップSB4で「YES」)、
加工動作信号および加工開始信号をNC制御装置17に
送信する。
0は、供給位置に搬送された加工前のワーク15をロボ
ット13によりNC工作機械11に取り付け、加工準備
が完了したところで(ステップSB4で「YES」)、
加工動作信号および加工開始信号をNC制御装置17に
送信する。
【0032】NC制御装置17は、RAM28に記憶さ
れている加工プログラムPのうちから加工指令信号に応
じた領域のプログラム、例えば今度のワーク15が第3
ワークであったとすると、そのワーク15の加工プログ
ラムである第3ワークの加工プログラムP3に従ってN
C工作機械11を制御し、ワーク15を加工する、とい
うように前述したと同様の制御が行われる。
れている加工プログラムPのうちから加工指令信号に応
じた領域のプログラム、例えば今度のワーク15が第3
ワークであったとすると、そのワーク15の加工プログ
ラムである第3ワークの加工プログラムP3に従ってN
C工作機械11を制御し、ワーク15を加工する、とい
うように前述したと同様の制御が行われる。
【0033】しかして、ストップスイッチ25が操作さ
れると、PC20は、ステップSB7で「YES」とな
り、加工後のワーク15をロボット13によってNC工
作機械11から取り出した後、次のステップSB8でN
C制御装置17に停止信号を送信し、その後、ステップ
SB9に移行してNC制御装置17からの終了信号の送
信を待つ状態となる。
れると、PC20は、ステップSB7で「YES」とな
り、加工後のワーク15をロボット13によってNC工
作機械11から取り出した後、次のステップSB8でN
C制御装置17に停止信号を送信し、その後、ステップ
SB9に移行してNC制御装置17からの終了信号の送
信を待つ状態となる。
【0034】一方、停止信号を受信したNC制御装置1
7は、ステップSC6で「YES」となり、次のステッ
プSC7でソフト上の終了処理を含む加工終了処理を行
い、その終了処理が完了すると、次のステップSC8で
PC20に終了信号を送信し、エンドとなる。PC20
は、その終了信号を受けると、ステップSB9で「YE
S」となり、次のステップSB10でによりコンベア制
御装置18、ロボット制御装置19に停止信号を送信
し、エンドとなる。そして、コンベア制御装置18、ロ
ボット制御装置19は、その停止信号に基づきコンベア
12、ロボット13のメインスイッチを断路する。
7は、ステップSC6で「YES」となり、次のステッ
プSC7でソフト上の終了処理を含む加工終了処理を行
い、その終了処理が完了すると、次のステップSC8で
PC20に終了信号を送信し、エンドとなる。PC20
は、その終了信号を受けると、ステップSB9で「YE
S」となり、次のステップSB10でによりコンベア制
御装置18、ロボット制御装置19に停止信号を送信
し、エンドとなる。そして、コンベア制御装置18、ロ
ボット制御装置19は、その停止信号に基づきコンベア
12、ロボット13のメインスイッチを断路する。
【0035】このように本実施例によれば、NC制御装
置17は、スタートスイッチ24が操作された後、PC
20からの起動指令信号に基づいて加工プログラムをR
AM28に書き込むと、ストップスイッチ25が操作さ
れるまで終了動作を行うことなく、そのままで複数種の
ワークを加工することができる。このため、加工プログ
ラムの読み出し、終了処理に伴う時間のロスがなくなり
生産効率が向上する。
置17は、スタートスイッチ24が操作された後、PC
20からの起動指令信号に基づいて加工プログラムをR
AM28に書き込むと、ストップスイッチ25が操作さ
れるまで終了動作を行うことなく、そのままで複数種の
ワークを加工することができる。このため、加工プログ
ラムの読み出し、終了処理に伴う時間のロスがなくなり
生産効率が向上する。
【0036】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。ワーク15の種類の判別はバーコー
ド、その他の手段であっても良い。加工プログラムPの
形態は上記した実施例のものに限られず、例えば、図6
に示すように、加工プログラムPのうち、Aのように最
初のステップから最後のステップまでを実行すると第1
ワークの加工プログラムとなり、B或いはCのようにス
テップを適宜選択して実行すると、第2ワーク或いは第
3ワークの加工プログラムとなるように構成しても良
い。
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。ワーク15の種類の判別はバーコー
ド、その他の手段であっても良い。加工プログラムPの
形態は上記した実施例のものに限られず、例えば、図6
に示すように、加工プログラムPのうち、Aのように最
初のステップから最後のステップまでを実行すると第1
ワークの加工プログラムとなり、B或いはCのようにス
テップを適宜選択して実行すると、第2ワーク或いは第
3ワークの加工プログラムとなるように構成しても良
い。
【0037】ROM27には複数種のワークに対応した
複数の加工プログラムを記憶しておき、COU26は、
例えば第1ワークを加工するに際しては第1加工プログ
ラムをROM27から選択して(プログラム選択手段)
RAM28に転送し、次に加工するワークが同じ第1ワ
ークである場合には、NC制御装置17は終了処理を行
わず、RAM28に第1加工プログラムが書き込まれた
ままにし、すなわち、RAM28の加工プログラムの更
新を禁止し(プログラム更新禁止手段)、第2ワーク或
いは第3ワークを加工する場合には、終了処理を行って
RAM28に第2加工プログラム或いは第3加工プログ
ラムを書き込むように構成しても良い。
複数の加工プログラムを記憶しておき、COU26は、
例えば第1ワークを加工するに際しては第1加工プログ
ラムをROM27から選択して(プログラム選択手段)
RAM28に転送し、次に加工するワークが同じ第1ワ
ークである場合には、NC制御装置17は終了処理を行
わず、RAM28に第1加工プログラムが書き込まれた
ままにし、すなわち、RAM28の加工プログラムの更
新を禁止し(プログラム更新禁止手段)、第2ワーク或
いは第3ワークを加工する場合には、終了処理を行って
RAM28に第2加工プログラム或いは第3加工プログ
ラムを書き込むように構成しても良い。
【図1】本発明の一実施例における制御内容を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図2】装置の全体を示す概略的な斜視図
【図3】電気的構成を示すブロック図
【図4】加工プログラムを示す模式図
【図5】本発明の他の実施例を示す図4相当図
【図6】従来例を示す図1相当図
図中、11はNC工作機械、12はコンベア、13はロ
ボット、15はワーク、16はパレット、17はNC制
御装置、18はコンベア制御装置、19はロボット制御
装置、20はPC(主制御装置)、26はCPU(加工
制御部)、27はROM(記憶手段)、28はRAM
(一時記憶手段)である。
ボット、15はワーク、16はパレット、17はNC制
御装置、18はコンベア制御装置、19はロボット制御
装置、20はPC(主制御装置)、26はCPU(加工
制御部)、27はROM(記憶手段)、28はRAM
(一時記憶手段)である。
Claims (2)
- 【請求項1】 NC工作機械を制御するNC制御装置
と、 前記NC工作機械にワークの種類に応じた加工動作を行
わせるための或る情報を前記NC制御装置に与える主制
御装置とを備え、 前記NC制御装置は、 前記ワークの加工を行うための加工プログラムを記憶し
た記憶手段と、 この記憶手段から転送される前記加工プログラムを記憶
する一時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶された前記加工プログラムのう
ちから、前記主記憶手段により与えられた前記情報に応
じた部分を選択して当該選択した部分プログラムに基づ
いて前記NC工作機械の加工動作を制御し、前記ワーク
の加工を行わせる加工制御部とを具備していることを特
徴とするNC工作機械の制御システム。 - 【請求項2】 NC工作機械を制御するNC制御装置
と、 前記NC工作機械にワークの種類に応じた加工動作を行
わせるための或る情報を前記NC制御装置に与える主制
御装置とを備え、 前記NC制御装置は、 複数種の前記ワークの加工を行うために複数の加工プロ
グラムを記憶した記憶手段と、 前記主制御装置からの前記情報に基づいて、前記複数の
加工プログラムのうちから一つの加工プログラムを選択
するプログラム選択手段と、 このプログラム選択手段により選択されて前記記憶手段
から転送される前記プログラムを記憶する一時記憶手段
と、 前記主制御装置からの前記情報が前回の情報と同じであ
る場合、前記加工プログラム選択手段の選択動作を禁止
して前記一時記憶手段に記憶した加工プログラムの更新
を禁止するプログラム更新禁止手段と、 前記一時記憶手段に記憶された加工プログラムに基づい
て前記NC工作機械を制御し、前記ワークの加工を行わ
せる加工制御部とを具備していることを特徴とするNC
工作機械の制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10200403A JP2000029510A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | Nc工作機械の制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10200403A JP2000029510A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | Nc工作機械の制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000029510A true JP2000029510A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16423745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10200403A Pending JP2000029510A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | Nc工作機械の制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000029510A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5083476B1 (ja) * | 2011-07-13 | 2012-11-28 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP10200403A patent/JP2000029510A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5083476B1 (ja) * | 2011-07-13 | 2012-11-28 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
WO2013008274A1 (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-17 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
DE112011105434B4 (de) * | 2011-07-13 | 2020-02-13 | Mitsubishi Electric Corp. | Numerische Steuervorrichtung |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060124 |