JP2000028419A - ケーブル電極式レベルスイッチ - Google Patents

ケーブル電極式レベルスイッチ

Info

Publication number
JP2000028419A
JP2000028419A JP10233421A JP23342198A JP2000028419A JP 2000028419 A JP2000028419 A JP 2000028419A JP 10233421 A JP10233421 A JP 10233421A JP 23342198 A JP23342198 A JP 23342198A JP 2000028419 A JP2000028419 A JP 2000028419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
electrode
level switch
insertion port
cylindrical case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10233421A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yuminiwa
利雄 弓庭
Nariaki Takahashi
成昭 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohken Inc
Original Assignee
Nohken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohken Inc filed Critical Nohken Inc
Priority to JP10233421A priority Critical patent/JP2000028419A/ja
Publication of JP2000028419A publication Critical patent/JP2000028419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】現場における計測長に即応して電極の導下長さ
が容易に調節でき、また、レベルスイッチの取付位置や
液体容器の形状に制約されることなく対応できる電極式
レベルスイッチを提供する。 【構成】筒状ケース2の前端から突出させたケーブル挿
通口5に、網組同軸ケーブルからなる電極ケーブル3を
挿通させ、その終端部を筒状ケース2内の電極基板1に
接続してU字状に折り返させた態様で収容し、該ケーブ
ル3の引き出し押し込み操作よりその導出長さを任意に
調節させたのち、ケーブル挿通口5外周の締着ナット7
により固定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、導電性液体の液位を検出
するためのケーブル電極式レベルスイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、電極式のレベルスイッ
チでは、電極保持器の下面に金属製の電極棒が垂下され
ている。そしてこの電極棒は一定の長さに作られていて
伸縮不能な構造であるため、適正な液面検出を行わせる
ためには使用現場において計測長に合わせた寸法に電極
棒を切断しなければならないという不便さがある。ま
た、電極棒が可撓性を有しないため、タンクの形状や取
付位置等、仕様に合わせて個別的に設計製造されなけれ
ばならず、注文製作のかたちで提供されるためコスト高
になることは避けられないという欠点がある。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、現場における計測長に
即応して電極の導下長さが容易に調節でき、また、レベ
ルスイッチの取付位置や液体容器の形状に制約されるこ
となく対応し得られて、汎用性が高くローコストに製造
し得るケーブル電極式レベルスイッチを提供することに
ある。
【0004】
【発明の構成】本発明に係るケーブル電極式レベルスイ
ッチにおいては、前端部に電極ケーブルの終端部を接続
し後端部に出力ケーブルの始端部を接続させた電極基板
を筒状ケース内に縦設し、内周にパッキングを介して電
極ケーブルの挿通されるケーブル挿通口を筒状ケース前
端部から管状に突出させ、該ケーブル挿通口の外周へ螺
合構造により締着ナットを装着し、ケーブル挿通口より
筒状ケース内へ導入された電極ケーブルは電極基板に沿
ってU字状に折り返され、電極基板の前端部に接続され
た電極ケーブル終端部には上記U字状折り返し部係止用
のストッパーが付設され、ケーブル挿通口より導出され
たケーブル始端部には電極が付設されており、締着ナッ
トの締め戻し時において電極ケーブルの導出長さが任意
に調節し得られ、締着ナットの締着時において電極ケー
ブルが上記導出長さで固定されると共にケーブル挿通口
内周の水密保持がなされるよう構成し、また、前記電極
ケーブルは、撓曲自在であって且つその撓曲形態を維持
し得る性質のものとする。
【0005】
【実施例】以下実施例の図面により説明する。
【0006】1は筒状ケース2内に縦設された電極基板
であって、その前端部には電極ケーブル3の終端部が接
続せられ後端部には出力ケーブル4の始端部が接続され
ている。5は筒状ケース2の前端部から管状に突出され
たケーブル挿通口であり、その内周にパッキング6を介
して電極ケーブル3が挿通せられ、その外周には締着ナ
ット7が螺合構造により装着される。ケーブル挿通口5
より筒状ケース2内へ導入された電極ケーブル3は電極
基板1に沿ってU字状に折り返され、電極基板1の前端
部に接続された電極ケーブル3の終端部には上記U字状
折り返し部3tを係止させるためのストッパー8が付設
されている。また、電極ケーブル3は、網組の物を使用
した柔軟性を有するもので、網組同軸ケーブルと呼ばれ
ており、撓曲自在であって且つその撓曲形態を維持する
ことができる。その構造を詳述すれば、中心に導線があ
り、その周囲に絶縁被覆を施し、その外周に網状となっ
た導線を巻いて更にその外周に絶縁被覆を施し、且つ網
状となった導線部分に半田等の比較的柔らかい金属を流
し込んで一体とするのであるが、同軸ケーブルの中心導
線を太い単線構成とすれば、網組部分に半田等を流し込
まなくても任意の曲げ姿勢を維持させることができるの
である。9は電極ケーブル3の始端部に付設された電極
である。10は筒状ケース2の後端開口部に嵌着された
キャップであり、出力ケーブル4の導出孔Hが穿設され
ている。
【0007】
【作用】締着ナット7を戻し方向に回動操作すればケー
ブル挿通口5内周におけるパッキング6の圧接力が弱め
られ、電極ケーブル3はケーブル挿通口5内を摺動可能
な状態となる。従って電極ケーブル3を筒状ケース内へ
押し込むことで折り返し部3tが電極基板1の後方部へ
移動して電極ケーブル3の導出長さが短絡せられ、ま
た、電極ケーブル3を引き出すことで折り返し部3tが
電極基板1の前方部へ移動して電極ケーブル3の導出長
さが増大する。この場合、図3のように電極ケーブル3
を最長に引き出してもストッパー8に係止してU字状折
り返し部が存置されるため、次に電極ケーブル3を押し
込む際にも円滑な作用で電極ケーブル3の導出長さが短
絡されることになる。
【0008】このように電極ケーブル3を引き出したり
押し込んだりして任意の設定長さに調節し、設定長さが
決定すれば締着ナット7を締め込み方向に回動操作す
る。締着ナット7の締め込みによってケーブル挿通口5
内周におけるパッキング6の圧接力が強められるので、
電極ケーブル3は上述の導出長さで固定されると共にケ
ーブル挿通口5内周の水密性が保持されることになる。
【0009】また、電極ケーブル3が撓曲自在であって
且つ、その撓曲形態を維持し得る性質のものである場合
には、図6のようにレベルスイッチを水槽の上壁に装着
するのみでなく、図7のように水槽の側壁から装着する
についても対応でき、更には図8のように容器自体が屈
折したものであっても対応できるのである。
【発明の効果】本発明のケーブル電極式レベルスイッチ
によれば、現場における計測長に即応して簡単な操作で
電極の導下長さが任意に調節し得られ、精度の良い検出
を行わせることができる。また、電極ケーブルに網組同
軸ケーブルを用いることにより、屈曲した変形容器内に
も容易に挿入することができ、水槽への取付位置にも限
定されることなく横取付にも対応できるので、汎用性が
高くローコストに製造し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ケーブル電極式レベルスイッチの縦断側
面図であって、電極ケーブル押し込み時の状態を示す。
【図2】図1のA−A線における横断平面図である。
【図3】本発明ケーブル電極式レベルスイッチの縦断側
面図であって、電極ケーブル引き出し時の状態を示す。
【図4】図2のB−B線における横断平面図である。
【図5】本発明ケーブル電極式レベルスイッチにおける
電極ケーブルのU字状折り返し部とストッパーとの係止
状態を示す要部拡大側面図である。
【図6】本発明ケーブル電極式レベルスイッチの使用例
であり、水槽の上壁に装着した状態を示す要部縦断側面
図である。
【図7】本発明ケーブル電極式レベルスイッチの使用例
であり、水槽の側壁に装着した状態を示す要部縦断側面
図である。
【図8】本発明ケーブル電極式レベルスイッチの使用例
であり、屈折した容器に装着した状態を示す。
【符号の説明】
1 電極基板 2 筒状ケース 3 電極ケーブル 3t U字状折り返し部 4 出力ケーブル 5 ケーブル挿通口 6 パッキング 7 締着ナット 8 ストッパー 9 電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端部に電極ケーブルの終端部を接続し後
    端部に出力ケーブルの始端部を接続させた電極基板を筒
    状ケース内に縦設し、内周にパッキングを介して電極ケ
    ーブルの挿通されるケーブル挿通口を筒状ケース前端部
    から管状に突出させ、該ケーブル挿通口の外周へ螺合構
    造により締着ナットを装着し、ケーブル挿通口より筒状
    ケース内へ導入された電極ケーブルは電極基板に沿って
    U字状に折り返され、電極基板の前端部に接続された電
    極ケーブル終端部には上記U字状折り返し部係止用のス
    トッパーが付設され、ケーブル挿通口より導出された電
    極ケーブル始端部には電極が付設されており、締着ナッ
    トの締め戻し時において電極ケーブルの導出長さが任意
    に調節し得られ、締着ナットの締め着け時において電極
    ケーブルの上記導出長さが固定されると共にケーブル挿
    通口内周の水密保持がなされるよう構成したことを特徴
    とする、ケーブル電極式レベルスイッチ。
  2. 【請求項2】前記電極ケーブルは、撓曲自在であって且
    つその撓曲形態を維持し得る性質のものであることを特
    徴とする、請求項1に記載のケーブル電極式レベルスイ
    ッチ。
JP10233421A 1998-07-14 1998-07-14 ケーブル電極式レベルスイッチ Pending JP2000028419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10233421A JP2000028419A (ja) 1998-07-14 1998-07-14 ケーブル電極式レベルスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10233421A JP2000028419A (ja) 1998-07-14 1998-07-14 ケーブル電極式レベルスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000028419A true JP2000028419A (ja) 2000-01-28

Family

ID=16954802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10233421A Pending JP2000028419A (ja) 1998-07-14 1998-07-14 ケーブル電極式レベルスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000028419A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013061292A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Tokyo Gas Co Ltd 水取器内水位監視装置及び水取器内水位監視通信システム
GB2510181A (en) * 2013-01-26 2014-07-30 Luke Goddard Liquid filling controller
JP2014527614A (ja) * 2011-06-24 2014-10-16 サバン ヴェンチャーズ ピーティーワイ リミテッド 液体レベルセンサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014527614A (ja) * 2011-06-24 2014-10-16 サバン ヴェンチャーズ ピーティーワイ リミテッド 液体レベルセンサ
JP2013061292A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Tokyo Gas Co Ltd 水取器内水位監視装置及び水取器内水位監視通信システム
GB2510181A (en) * 2013-01-26 2014-07-30 Luke Goddard Liquid filling controller
GB2510181B (en) * 2013-01-26 2017-09-27 Goddard Luke A liquid filling controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4890114A (en) Antenna for a portable radiotelephone
US4639066A (en) Connector apparatus for a printed circuit base board
JPH0765679A (ja) 光電センサーのコネクタ構造
JP2000028419A (ja) ケーブル電極式レベルスイッチ
US2643371A (en) Signal indicator for fishing lines
US5414346A (en) Adjustable piercing probe tip
US2962691A (en) Panel wiring insert
JP2000028418A (ja) ケーブル電極式レベルスイッチ
US6171135B1 (en) Lamp base
JP2565749Y2 (ja) 電気接続箱の電線束引出し部の防水構造
US4196958A (en) Connector plug
JP2000048628A (ja) 電気器具
CN212542303U (zh) 一种具有感温组件的断路器
JPS6016025Y2 (ja) プラグ・コンセント付回路遮断器の取付保持具
JPS6333494Y2 (ja)
JPS6240464Y2 (ja)
WO2008115131A1 (en) A sensor device
JP2595434B2 (ja) 火災感知器の防水構造
JP2004095518A (ja) セミリジットケーブル付きl型プラグおよびその製造方法
JPS6113941Y2 (ja)
JPH04282Y2 (ja)
JP2983328B2 (ja) 液槽用レベルセンサー
JP2608035B2 (ja) 端子台用ヒューズホルダー
JP2585490Y2 (ja) 防水型受信器
JPS645410Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070731