JP2000028074A - エレクトロフュージョン継手 - Google Patents

エレクトロフュージョン継手

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JP2000028074A
JP2000028074A JP10192748A JP19274898A JP2000028074A JP 2000028074 A JP2000028074 A JP 2000028074A JP 10192748 A JP10192748 A JP 10192748A JP 19274898 A JP19274898 A JP 19274898A JP 2000028074 A JP2000028074 A JP 2000028074A
Authority
JP
Japan
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connector
joint
electrofusion
insert
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP10192748A
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English (en)
Inventor
Mitsuyuki Kuroiwa
光之 黒岩
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
Masanari Nishimura
勝成 西村
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】施工時や継手輸送時にコネクターが破損した
り、ターミナルピンにダメージを与えることを少なく
し、施工時に作業を中断したり、通電時に融着不良を起
こすことを少なくし、継手が使用できなくなる、といっ
た問題を解消する。 【解決手段】ターミナルピン3の周りのコネクター8を
金属製とし、インサート成形する。そして抜け止めのた
めコネクター8の下端にフランジ部8aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プラスチック管の
配管工事において用いられるエレクトロフュージョン継
手に関する。
【0002】
【従来技術】図1は、この種のエレクトロフュージョン
継手の一例を示すもので、プラスチック管1との接合面
に電熱線2をコイル状に埋設し、両側に電熱線2に繋が
るターミナルピン3と、その周りを囲むコネクター4を
有する成形品よりなっており、プラスチック管1との融
着接合を図示省略した電気融着装置に繋がる通電口をコ
ネクターに差込み、ターミナルピン3に接続したのち、
所要時間通電することによって行うようになっている。
この継手によれば、管との融着接合が容易かつ確実に行
える利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エレクトロフュージョ
ン継手は、樹脂製のため施工性や耐震性に優れた性能を
発揮するが、継手本体より突設されるコネクターの破損
が度々見られてきた。これは、現場での施工時又は継手
輸送時にコネクターに加えられる衝撃等によって生ずる
もので、コネクターの破損によって継手が使用できなく
なったり、作業を中断せざるを得なかったりし、またコ
ネクターの破損にまで至らなくても、上記衝撃によって
ターミナルピンにダメージが与えられ、通電時に融着不
良を起こすことがあった。
【0004】本発明は、上記の問題を解消することがで
きるエレクトロフュージョン継手を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1記載の発明は、プラスチッ
ク管との接合面に埋設される電熱線と、電熱線に繋がる
ターミナルピン及び該ピンを囲むコネクターを有し、プ
ラスチック管との融着接合を電気融着装置に繋がる通電
口をコネクターに差込んで所要時間通電することによっ
て行うエレクトロフュージョン継手において、上記コネ
クターを例えば金属やエンジニアリングプラスチック或
いはこれらと継手で用いられるプラスチックとの組み合
わせないし複合材料により形成し、継手本体より強度を
高くしたことを特徴とする。
【0006】本発明によると、コネクターの強度が高い
ため施工時や継手輸送時に衝撃が加わってもコネクター
の破損が生じにくゝ、またターミナルピンのダメージも
少なくなる。本発明のコネクターは通常、インサート成
形されるが、他の方法、例えば継手に差込み孔を形成し
てコネクターを差込んだのち接着剤を用いて接着する
か、或いは金属製のコネクターを加熱して継手に押込
み、コネクターに接触する樹脂を溶融することにより融
着することもできる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、コネクター下端の継手に埋設される部分に
抜け止めのための突部、例えばフランジや爪等を突設し
たことを特徴とする。本発明において、コネクターはイ
ンサート成形される。
【0008】
【発明の実施の形態】図2に示すエレクトロフュージョ
ン継手は、ターミナルピン3の周りのコネクター6を金
属製としてインサート成形してなるものであり、図3に
示すエレクトロフュージョン継手は、コネクター8をフ
ランジ部8aを有する金属製としてインサート成形して
なるものである。
【0009】図4に示すコネクター10は、円弧断面の
金属部分10aと、樹脂部分10bを交互に組合せた構
造となっている。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、施工時や
継手輸送時にコネクターが破損したり、ターミナルピン
がダメージを受けることが少なくなり、その結果、施工
時に作業を中断したり、通電時に融着不良を起こすこと
が少なくなり、継手が使用できなくなる、といった問題
を解消することができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、コネクター
がしっかりと固定され、脱落しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエレクトロフュージョン継手の断面図。
【図2】本発明に係るエレクトロフュージョン継手の要
部断面図。
【図3】本発明に係るエレクトロフュージョン継手の別
の例の要部断面図。
【図4】コネクターを断面で示したエレクトロフュージ
ョン継手の別の例の平面図。
【符号の説明】
1・・プラスチック管 2・・電熱線 3・・ターミナルピン 4、6、8、10・・コネク
ター 8a・・フランジ部 10a・・金属部分 10b・・樹脂部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 勝成 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井化学株式会社内 Fターム(参考) 3H019 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック管との接合面に埋設される電
    熱線と、電熱線に繋がるターミナルピン及び該ピンを囲
    むコネクターを有し、プラスチック管との融着接合を電
    気融着装置に繋がる通電口をコネクターに差込んで所要
    時間通電することによって行うエレクトロフュージョン
    継手において、上記コネクターを継手本体より強度の高
    い材料で形成したことを特徴とするエレクトロフュージ
    ョン継手。
  2. 【請求項2】コネクター下端の継手に埋設される部分に
    抜け止めのための突部を突設したことを特徴とする請求
    項1記載のエレクトロフュージョン継手。
JP10192748A 1998-07-08 1998-07-08 エレクトロフュージョン継手 Pending JP2000028074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7073294B2 (en) 2003-02-20 2006-07-11 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Weather strip for door provided with latch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7073294B2 (en) 2003-02-20 2006-07-11 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Weather strip for door provided with latch

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