JP2000027800A - 濾過機能を備えたエア式揚水ポンプ - Google Patents

濾過機能を備えたエア式揚水ポンプ

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JP2000027800A
JP2000027800A JP10226468A JP22646898A JP2000027800A JP 2000027800 A JP2000027800 A JP 2000027800A JP 10226468 A JP10226468 A JP 10226468A JP 22646898 A JP22646898 A JP 22646898A JP 2000027800 A JP2000027800 A JP 2000027800A
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water
water tank
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JP10226468A
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Seikai Bun
▲せい▼海 文
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電動式水中ポンプによる小型水槽内の
水の揚水では当該小型水槽内の水中への酸素補給が不十
分となったり、また濾過設備を別途に設置しなければな
らないなどの不都合な面があった。 【解決手段】 揚水ポンプ本体(3)と導水管(7)か
らなる揚水ポンプを小型水槽(6)内に固定設置し、小
型水槽(6)の外部に配置したエアポンプ(1)からの
加圧エアを送気管(2A)を介して導水管(7)の下部
に位置する給気口(11)に連続給気し、導水管(7)
内の水を連続揚水することによって小型水槽(6)内の
水を連続揚水することができ、さらに酸素補給も十分に
行われる。又、揚水ポンプ本体(3)内に濾過部(1
6)及び滅菌部(17)を区画形成することによって小
型水槽(6)内の水を濾過および滅菌を行い、常に清潔
に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアの浮力と水圧を
利用して観賞魚用などに使用する小型水槽内の水を連続
揚水する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に観賞魚用などに使用する小型水
槽(以下単に小型水槽とする)内の水の揚水と循環は電
動モータを内蔵した水中ポンプ(以下単に水中ポンプと
する)を当該小型水槽内に設置しこの電動モータの回転
を利用して小型水槽内の水を揚水し循環を行ってきた。
【0003】又、濾過方法についても小型水槽内もしく
は外部に設置した濾過装置に当該小型水槽内に設置した
水中ポンプからの加圧水を通水し濾過するものが知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水中ポンプによる小型
水槽内の水の揚水及び濾過では当該小型水槽内の水中へ
の酸素補給が不十分となる為、酸素補給の手段としてエ
アポンプによる当該小型水槽内への散気が必要となる。
【0005】又、濾過を行うためには当該小型水槽内も
しくは外部に濾過装置を別途設置しなければならないな
どの経済的、物理的な負担が増すという課題がある。
【0006】そこで本発明はこの経済的(例えば水中ポ
ンプ、濾過装置、エアポンプ等の購入代金及び電気料金
等の維持費)、物理的(例えば水中ポンプ、濾過装置の
設置、保守点検及び故障等)負担を軽減することを目的
としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前目的を解決するため小
型水槽の外部に配置したエアポンプからの加圧エアを送
気管を介して、揚水ポンプ本体に装着している導水管の
下部に連続給気しエアの浮力と当該小型水槽内の水圧で
導水管内の水を連続揚水できるようにした。この過程で
小型水槽内の水中への酸素補給は十分行われる。
【0008】又、円筒状の揚水ポンプ本体内にこれも円
筒状の気液分離器及び溢流堰を区画形成し濾過部及び滅
菌部を設け、導水管から揚水した小型水槽内の水を濾過
及び滅菌することにより、水中の固形浮遊物や雑菌等を
除去することができ常に小型水槽内の水を清潔な状態に
保つことができるようにした。
【0009】以上のように小型水槽内に揚水ポンプ(揚
水ポンプ本体と装着されている導水管からなる)を設置
し当該小型水槽の外部に配置したエアポンプから加圧エ
アを連結給気することにより当該小型水槽内の水の揚
水、濾過、滅菌そして酸素補給が可能になり従来よりも
経済的、物理的負担を軽減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。まず、
【図1】において示すように導水管(7)は下端に吸水
口(19)を、そして吸水口(19)より少し上部に給
気口(11)を有し、上端は天蓋(20)で閉じられ、
天蓋(20)より少し下位置に導水管開口部(21)を
有する形状をなし、この導水管開口部(21)の下端と
螺子管(18)の上端とが同位置で接着され、この螺子
管(18)を介して揚水ポンプ本体(3)と着脱可能な
構造になっている。
【0011】又、揚水ポンプ本体(3)は円筒状になっ
ており、その周壁板上部に複数のエア放出孔(14)
を、さらに低部に放水管(23)を、そして着脱可能な
上蓋(12)を有する構造になっている。
【0012】揚水ポンプ本体(3)内にこれも円筒状の
気液分離器(9)及び溢流堰(8)を区画形成する。そ
して気液分離器(9)の周壁板と螺子管(18)との間
に濾過部(16)を設ける。
【0013】気液分離器(9)は下端に通水目(22)
を複数、そして着脱可能な分離器蓋(10)を有し、分
離器蓋(10)にはエア放出孔(13)が複数点在する
構造になっている。
【0014】次に
【図3】で示すように揚水ポンプ本体(3)に、螺子管
(18)を介して導水管(7)を装着し、この導水管
(7)を支持架台(5)と吸盤(4)を介して小型水槽
(6)に固定設置する。
【0015】又小型水槽(6)の外部にエアポンプ
(1)を配置し、エアポンプ(1)からの加圧エアを送
気管(2A)を介して給気口(11)に連続給気し導水
管(7)内の水を連続揚水する。
【0016】そして再び
【図1】で示すように吸水口(19)から連続揚水した
気泡を含んだ水を天蓋(20)に衝突させ、気泡を分離
した後導水管開口部(21)より溢流させる。水と分離
したエアは分離器蓋(10)のエア放出孔(13)を通
過させさらに揚水ポンプ本体(3)のエア放出孔(1
4)より外部へ排気する。
【0017】そして導水管開口部(21)より溢流した
水をスクリーン(15)に通水した後濾過部(16)に
流入させる。濾過部(16)にはあらかじめ濾過材兼吸
着材として加工セラミックを充填しておき、流入した水
に含有している固形浮遊物を濾過除去しさらに異臭(魚
臭)の原因となっている有機物をも吸着除去した後、水
を気液分離器(9)の下端に設けた通水口(22)より
滅菌部(17)へ導水する。
【0018】滅菌部(17)にも前もって滅菌材として
の加工セラミック(前述の吸着用セラミックとは異種)
を充填しておく。滅菌部(17)に導入された水は上向
流のため均一に滅菌用加工セラミックに接触するので含
まれている有害雑菌類を確実に滅菌除去することができ
る。
【0019】このように濾過、滅菌を行うことで小型水
槽(6)内の水を常に清潔に保つことができる。滅菌さ
れた水は滅菌部(17)から溢流堰(8)を溢流して放
水管(23)より外部へ放水される。
【0020】本発明は次のような効果を発揮できる。
【0021】まず請求項1によると、エアの浮力と小型
水槽内の水圧を利用することにより当該小型水槽内の水
を簡便に揚水循環することができる。
【0022】さらに加圧エアを給気することによってエ
アの水中への溶解度を増大させ酸素補給を十分に行うこ
とができる。
【0023】又、請求項2及び請求項3によると揚水ポ
ンプ本体内に濾過部と滅菌部を区画形成することによっ
て容易に濾過及び滅菌が可能になり常に当該小型水槽内
の水を清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】揚水ポンプの縦断面図
【図2】螺子管の斜視図である
【図3】揚水ポンプの取付けの実施例を示す縦断面図で
ある。
【図4】気液分離器及び分離蓋の斜視図
【図5】導水管の斜視図
【図6】揚水ポンプ本体の斜視図
【符号の説明】
1 エアポンプ 2A 送気管 3 揚水ポンプ本体 4 吸盤 5 支持架台 6 小型水槽 7 導水管 8 溢流堰 9 気液分離器 10 分離器蓋 11 給気口 12 上蓋 13、14 エア放出孔 15 スクリーン 16 濾過部 17 滅菌部 18 螺子管 19 吸水口 20 天蓋 21 導水管開口部 22 通水口 23 放水管 W.L水位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 520 C02F 1/50 531H 531 540C 540 560B 560 560Z B01D 35/02 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型水槽(6)の外部に配置したエアポ
    ンプ(1)からの加圧エアを給気口(11)に連続給気
    し、エアの浮力と小型水槽(6)内の水圧で導水管
    (7)内の水を連続揚水することによって小型水槽
    (6)内の水を揚水する装置。
  2. 【請求項2】 揚水ポンプ本体(3)に内蔵する気液分
    離器(9)と螺子管(18)との間に濾過部(16)を
    設けここに濾過材兼吸着材を充填し小型水槽(6)内の
    水を濾過吸着する揚水装置。
  3. 【請求項3】 揚水ポンプ本体(3)に内蔵する気液分
    離器(9)と溢流堰(8)との間に滅菌部(17)を設
    けここに滅菌材を充填し小型水槽(6)内の雑菌類を滅
    菌除去する揚水装置。
JP10226468A 1998-07-07 1998-07-07 濾過機能を備えたエア式揚水ポンプ Pending JP2000027800A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009045001A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Gex Corp プロテインスキマー
US7614144B2 (en) 2003-05-13 2009-11-10 Panasonic Corporation Component mounting apparatus
JP2016220657A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 三洋スーパースタンド株式会社 観賞魚水槽の上部設置用濾過装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7614144B2 (en) 2003-05-13 2009-11-10 Panasonic Corporation Component mounting apparatus
JP2009045001A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Gex Corp プロテインスキマー
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