JP2000027552A - 戸 体 - Google Patents
戸 体Info
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- JP2000027552A JP2000027552A JP10200111A JP20011198A JP2000027552A JP 2000027552 A JP2000027552 A JP 2000027552A JP 10200111 A JP10200111 A JP 10200111A JP 20011198 A JP20011198 A JP 20011198A JP 2000027552 A JP2000027552 A JP 2000027552A
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Abstract
とを枠状に組み、縦桟3,3の内側に縦額縁部材5,5
を設け、前記横桟2と縦額縁部材5で区画された区画内
に少なくとも一つのパネル11を装着してなる戸体1で
あって、前記横桟2に縦額縁部材5の端部が入り込む切
欠部17を設け、該切欠部17に縦額縁部材5の端部を
入り込ませて横桟2と縦額縁部材5の端部が奥行方向に
重なるように構成してある。
Description
戸等の戸体に係り、特に装飾性を維持しつつコストの低
減を図った戸体に関する。
を枠状に組み、横桟は横桟本体と横額縁部材を別体に形
成してなり、縦桟は縦桟本体と縦額縁部を一体に形成し
てなり、額縁部分(横額縁部材と縦額縁部)で区画され
た区画内にパネル例えばガラスパネルを装着してなる戸
体(前者という)が知られている(実開昭55−178
592号公報参照。なお、横桟も横桟本体と横額縁部を
一体に形成してなるものについては、実開昭52−80
535号公報参照)。
うに、上下の横桟2,2と左右の縦桟3,3を枠状に組
み、上下の横桟2,2間に中縦桟9を掛け渡し、横桟2
と縦桟3および中縦桟9で区画される左右二つの区画内
に、上下の横額縁部材20a,20bと左右の額縁部材
20c,20dで縁取られたガラスパネル11を装着し
てなる戸体(後者という)も知られている。
ルを装着する額縁を備えているため、装飾性に優れ、重
厚感や高級感が得られる。
戸体においては、部品点数が多く、例えば形材を13
本、ネジを24本も必要とし、形材の切断加工や組立に
多くの手間がかかると共に、コストの上昇を余儀なくさ
れていた。なお、額縁を採用しなければ、コストの低減
が可能であるが、装飾性に欠けてしまう。また、前者の
戸体においては、横額縁部材と縦額縁部の端部同士を4
5度で切断して突き合わせるように構成されているた
め、その切断加工が難しいばかりでなく、端部間に隙間
が発生して光が漏れるという不具合が発生し易い。
べくなされたもので、装飾性を維持しつつコストの低減
が図れる戸体を提供することを目的とする。
に係る発明は、上下の横桟と、左右の縦桟とを枠状に組
み、縦桟の内側に縦額縁部材を設け、前記横桟と縦額縁
部材で区画された区画内に少なくとも一つのパネルを装
着してなる戸体であって、前記横桟に縦額縁部材の端部
が入り込む切欠部を設け、該切欠部に縦額縁の端部を入
り込ませて横桟と縦額縁部材の端部が奥行方向に重なる
ように構成したことを特徴とする。
右の縦桟とを枠状に組み、縦桟の内側に縦額縁部材を設
け、前記横桟と縦額縁部材で区画された区画内に少なく
とも一つのパネルを装着してなる戸体であって、前記横
桟に縦額縁部材の端部を入り込ませて横桟と縦額縁部材
の端部が奥行方向に重なるように構成したことを特徴と
する。
付図面に従って詳述する。図1は本発明の実施の形態で
ある戸体を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)
のA−A線拡大断面図、図2は図1(a)のB−B線拡
大断面図、図3は上下の横桟と左右の縦桟との関係を概
略的に示す正面図、図4は横桟と縦桟の接合部における
重なりの一例を示す斜視図、図5は横桟と縦桟の接合部
における重なりの他の例を示す斜視図である。
や引き戸等に用いられる戸体で、この戸体1は上下の横
桟2,2と、左右の縦桟3,3とを備えている。縦桟3
の内側部には、その長手方向に沿って縦額縁部材5が別
体で設けられている。平行な上下の横桟2,2と、平行
な左右の縦桟3,3とは、固着具であるネジ6を用いて
枠状すなわち方形枠状に組立てられる。この場合、上下
の横桟2,2と左右の縦桟3,3とは、両縦桟3,3の
対向部間に横桟2,2を水平に掛け渡した(横架し
た)、いわゆる通し状態に組立てられる。
ム合金の押出形材からなっていることが好ましい。ま
た、横材2および縦材3の形材は、いわゆるホロー構造
(中空構造)であることが好ましい。横桟2の端部を縦
材本体3の内側部に突き合わせて(当接させて)ネジ6
で接合するために、にはネジ6を通す孔部7が設けら
れ、横桟2にはそのネジ6を捩じ込むためのタッピング
ホール8が設けられている。横桟2には、横額縁部ない
し横額縁部材が一体でも、別体でも設けられていない。
室内板部)2a,2bを長手方向に連続した平行な連結
板部2c,2d,2eで連結した構造とされ、連結板部
2c,2eの対向面に前記タッピングホール8が一体に
形成されている。また、横桟2の最内側には、後述する
パネル装着溝13が形成された内板部2fを有してい
る。縦桟3のは、一対の平行な板部(室外板部と室内板
部)3a,3bを長手方向に連続した一対の平行な連結
板部3c,3dで連結してなり、これら連結板部3c,
3dに前記タッピングホール8と対応した孔部7が設け
られている。また、縦桟3の内側部には、縦額縁部材5
を位置決めすると共に縦桟3と縦額縁部材5の当接面に
生じた隙間から光が漏れるのを防止する等のために、例
えば一対(2条)のリブ(突条部)4が長手方向に沿っ
て一体に形成されている。
ばアルミニウム合金の押出形材からなっていることが好
ましい。また、この縦額縁部材5は、室外板部5aと室
内板部5bを長手方向に連続した一対の平行な連結板部
5c,5dで連結した、いわゆるホロー構造であること
が好ましい。縦額縁部材5外側部には、その室外板部5
aおよび室内板部5bの外側端を連結板部5cよりも突
出させることにより凹部14が形成されており、この凹
部14が縦桟3のリブ4に係合して、室外板部5aおよ
び室内板部5bの外側端が縦桟3の内側部に当接するよ
うになっている。
に掛け渡される。この中縦桟9は、両側部に、前記縦桟
3の縦額縁部材5と断面形状が略同じ縦額縁部10を一
体に形成してなる。中縦桟9は、前記横桟2や縦桟3と
同様、例えばアルミニウム合金の押出形材からなってい
ることが好ましい。また、中縦桟9は、いわゆるホロー
構造であることが好ましい。
額縁部材5および中縦桟9の縦額縁部10とで区画され
た区画内にパネル例えばガラスパネル11が装着され
る。横桟3,3の対向部および縦額縁部材5と縦額縁部
10の対向部には、ガラスパネル11の周縁部をパッキ
ン(ビードともいう)12を介して嵌合支持するための
溝(パネル装着溝ともいう)13が形成されている。
奥行寸法は、縦桟3の奥行寸法よりも若干小さく形成さ
れている。横桟2の端部を縦桟3の内側部に突き合わせ
て接合するために、図3ないし図4に示すように、縦額
縁部材5の上下方向の端部を切除し、その切除部15に
横桟2の端部を入り込ませると共に、この横桟2の端部
を縦桟3の内側部に突き合わせて接合している。この場
合、横桟2の端部と縦桟3の内側部との接合部および縦
額縁部材5の端部と横桟2との接合部に光が透過する隙
間を発生させないために、横桟2の端部と縦桟3の内側
部とが、また縦額縁部材5の端部と横桟2とがそれぞれ
奥行方向に重なるように構成されている。
が奥行方向に重なるようにするために、縦桟3の内側部
には前述の如くリブ4が形成されていると共に、横桟2
の端部にはそのリブ4の逃げ部16が設けられている。
前記縦額縁部材5の切除部15に横桟2の端部を入り込
ませる(挿入する)と共に、この横桟2の端部を縦桟3
の内側部に突き合わせてネジ締めにより接合することに
よって、横桟2の端部と前記リブ4が奥行方向に重なる
ように構成されている。横桟2の端部に設けられた前記
逃げ部16は、リブ4との干渉を避けるために、横桟2
の連結片部2c,2dにおける前記リブ4と対応する箇
所に溝状に設けられている。
方向に重なるようにするために、前記縦額縁部材5の上
下方向の端部における切除部15の上下方向の寸法gを
横桟2の上下方向の寸法hよりも小さく形成され、横桟
2には縦額縁部材5の端部が入り込む切欠部17が設け
られている。横桟2の端部を前記縦額縁部材5の切除部
15に入り込ませると同時にこの縦額縁部材5の端部を
横桟2の切欠部17に入り込ませ、横桟2の端部を縦桟
3の内側部に突き合わせて接合することによって、横桟
2と縦額縁部材5の端部が奥行方向に重なるように構成
されている。
3以外に、中縦桟9の端部を挿入するための、中縦桟9
の端部の断面形状と対応した断面形状の切欠部18と、
縦額縁部材5の端部を挿入するための、縦額縁部材5の
端部の断面形状と対応した断面形状の切欠部17とが設
けられている(図2参照)。特に、縦額縁部材5および
これと対応する切欠部17は、外側から内側へ向って収
縮した先細りの断面形状に形成されており、縦桟3を横
桟2の端部に固着具たるネジ6で締め付けて接合した場
合、ネジ締まりがよく、すなわちネジ6の締付け力によ
り縦額縁部材5が横桟2の切欠部17に十分に密着し、
組立性および強度の向上が図れるように構成されてい
る。
には、先ず上下の横桟2,2間に中縦桟9を掛け渡すと
共に中縦桟9の両側にガラスパネル11を装着し、次い
で上下の横桟2,2の左右両端に縦桟3,3を当接させ
てネジ6で接合すればく、簡単に組立てることができ
る。特に、前記戸体1においては、縦桟3に縦額縁部材
5が別体で設けられているものの、中縦桟9の両側に縦
額縁部10が一体に形成され、しかも横額縁部ないし横
額縁部材を採用していないため、従来の戸体と比べて部
品点数を大幅に削減することができる。因みに、前記実
施の形態の戸体1の場合、形材は7本、ネジは8本で足
りる。
からないため、形材費は勿論のこと、加工費および組立
費の削減が図れる。また、縦額縁部材5を採用している
ため、装飾性ないし意匠性を確保することができる。す
なわち、前記戸体1によれば、装飾性を維持しつつコス
トの低減が図れる。
額縁部材5の端部が入り込む切欠部17が設けられ、そ
の切欠部17に縦額縁部材5の端部を入り込ませること
により横桟2と縦額縁部材5の端部が奥行方向に重なる
ようにしているため、横桟2と縦額縁部材5の端部との
間から光が漏れるのを防止することができる。更に、前
記戸体1によれば、縦桟3の内側部にリブ4を設け、縦
額縁部材5の外側端にはそのリブ4に係合する凹部14
が形成され、横桟2の端部にはそのリブ4の逃げ部16
が設けられているため、縦桟3の内側部と縦額縁部材5
の外側端および縦桟3の内側部と横桟2の端部をそれぞ
れ接合させたときに接合部が奥行方向にラップ(重な
る)し、これら接合部から光が漏れるのを防止すること
ができる。
部材5の端部が挿入される横材2の切欠部17が、外側
から内側へ向って収縮した先細りの断面形状に形成され
ているため、縦桟3を横桟2の端部に固着具たるネジ6
で締め付けて接合した場合に、ネジ締まりがよく、すな
わちネジ6の締付け力により縦額縁部材5を横桟2の切
欠部17に十分に密着させることができ、組立性および
強度の向上が図れる。
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、前記実施の形態の戸
体は、中縦桟を1本備えているが、中縦桟を複数本備え
ていてもよい。なお、本発明に係る戸体は、必ずしも中
縦桟を備えている必要はない。この場合、ガラスパネル
は一つ(一枚)で足りる。また、パネルとしては、ガラス
パネル以外に例えばプラスチックパネルや金属パネル等
であってもよい。
桟に入り込ませるために切欠部を設けているが、図5に
示すように、切欠部の代りに横桟の2内側における奥行
方向両縁部にリブ19を設け、両リブ19間に縦額縁部
材5の端部を入り込ませるようにしてもよい。これによ
っても、縦額縁部材5の端部と横桟2とが奥行方向に重
なり、光が漏れるのを防止することができる。
な効果を奏することができる。
の横桟と、左右の縦桟とを枠状に組み、縦桟の内側に縦
額縁部材を設け、前記横桟と縦額縁部材で区画された区
画内に少なくとも一つのパネルを装着してなる戸体であ
って、前記横桟に縦額縁部材の端部が入り込む切欠部を
設け、該切欠部に縦額縁の端部を入り込ませて横桟と縦
額縁部材の端部が奥行方向に重なるように構成してある
ため、縦額縁部材を有するものでありながら部品点数を
削減することができ、装飾性を維持しつつコストの低減
が図れると共に、縦額縁部材の端部と横桟の間から光が
漏れるのを防止することができる。
の横桟と、左右の縦桟とを枠状に組み、縦桟の内側に縦
額縁部材を設け、前記横桟と縦額縁部材で区画された区
画内に少なくとも一つのパネルを装着してなる戸体であ
って、前記横桟に縦額縁部材の端部を入り込ませて横桟
と縦額縁部材の端部が奥行方向に重なるように構成して
あるため、縦額縁部材を有するものでありながら部品点
数を削減することができ、装飾性を維持しつつコストの
低減が図れると共に、縦額縁部材の端部と横桟の間から
光が漏れるのを防止することができる。
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線拡大断面図
である。
す正面図である。
す斜視図である。
示す斜視図である。
(b)は(a)のC−C線拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上下の横桟と、左右の縦桟とを枠状に組
み、縦桟の内側に縦額縁部材を設け、前記横桟と縦額縁
部材で区画された区画内に少なくとも一つのパネルを装
着してなる戸体であって、前記横桟に縦額縁部材の端部
が入り込む切欠部を設け、該切欠部に縦額縁の端部を入
り込ませて横桟と縦額縁部材の端部が奥行方向に重なる
ように構成したことを特徴とする戸体。 - 【請求項2】 上下の横桟と、左右の縦桟とを枠状に組
み、縦桟の内側に縦額縁部材を設け、前記横桟と縦額縁
部材で区画された区画内に少なくとも一つのパネルを装
着してなる戸体であって、前記横桟に縦額縁部材の端部
を入り込ませて横桟と縦額縁部材の端部が奥行方向に重
なるように構成したことを特徴とする戸体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20011198A JP3308214B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 戸 体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20011198A JP3308214B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 戸 体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000027552A true JP2000027552A (ja) | 2000-01-25 |
JP3308214B2 JP3308214B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=16419022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20011198A Expired - Fee Related JP3308214B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 戸 体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3308214B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007186982A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-07-26 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置用パネル |
KR100781475B1 (ko) | 2007-02-23 | 2007-12-03 | 이상현 | 신축성을 지닌 조립식 창틀과 이의 제작방법 |
Citations (5)
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JPS5580476U (ja) * | 1978-11-30 | 1980-06-03 | ||
JPS5636878U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | ||
JPS63132085U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-30 | ||
JPS6449584U (ja) * | 1987-09-19 | 1989-03-28 |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP20011198A patent/JP3308214B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100781475B1 (ko) | 2007-02-23 | 2007-12-03 | 이상현 | 신축성을 지닌 조립식 창틀과 이의 제작방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3308214B2 (ja) | 2002-07-29 |
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