JP2000025957A - 連続アンローダのブーム俯仰用油圧シリンダの制御方法及びその油圧回路 - Google Patents

連続アンローダのブーム俯仰用油圧シリンダの制御方法及びその油圧回路

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JP2000025957A
JP2000025957A JP10200120A JP20012098A JP2000025957A JP 2000025957 A JP2000025957 A JP 2000025957A JP 10200120 A JP10200120 A JP 10200120A JP 20012098 A JP20012098 A JP 20012098A JP 2000025957 A JP2000025957 A JP 2000025957A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮と引張りとの両方向の荷重に対応できる
連続アンローダのブーム俯仰用油圧シリンダを供給す
る。 【解決手段】 油圧シリンダ1のヘッド側シリンダ3室
或いはロッド側シリンダ室2にポンプ手段5で圧油を供
給して伸縮位置を決めると共に、ヘッド側シリンダ室3
の圧油の戻りを止めてヘッド側シリンダ室3の圧力を一
定に維持して上記ブーム等を保持する油圧シリンダの制
御方法において、上記油圧シリンダ1のロッド側シリン
ダ室2側にリリーフ圧を可変に調節する可変リリーフ弁
7を接続し、他方ヘッド側シリンダ室側3にヘッド側シ
リンダ室3の圧力を検出する圧力検出手段9を接続し、
上記可変リリーフ弁7の設定リリーフ圧を上記圧力検出
手段9の検出値に応じて変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続アンローダの
ブームを俯仰させるブーム俯仰用油圧シリンダの制御方
法及びその油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、連続アンローダ21
のブーム22を俯仰させるブーム俯仰用油圧シリンダ2
3は、ブーム22とこのブーム22を支持する支持台
(走行部)24とに掛け渡されている。ブーム22は支
持台24にピン結合されており、油圧シリンダ23の伸
縮によってブーム22が俯仰するようになっている。
【0003】図4に示すように、従来のブーム俯仰用油
圧シリンダの油圧回路は、油圧シリンダ23のロッド側
シリンダ室32とヘッド側シリンダ室33とを結ぶ主管
路34を有している。この主管路34には、二方向ポン
プ35が設けられており、ロッド側とヘッド側とで圧油
を移動させて、ロッド側シリンダ室32或いはヘッド側
シリンダ室33に圧油を供給し、ロッド36を出没させ
るようになっている。
【0004】ところで、ロッド側シリンダ室32とヘッ
ド側シリンダ室33とでは、同じストローク長さでその
体積を比較すると、ロッド側シリンダ室32の方がロッ
ド36が挿入されている分、体積が小さくなる。そのた
め、油圧シリンダ23の伸縮に合わせて、油圧回路内の
圧油量を調節しなければならない。
【0005】そこで、二方向ポンプ35よりもロッド側
シリンダ室32側の主管路34には、リリーフ弁37と
補給ポンプ38とが配設されている。油圧シリンダ23
が伸長するときには、圧油を送る側のロッド側シリンダ
室32の体積が小さいため、補給ポンプ38で圧油を供
給しながら、二方向ポンプ35によってロッド側シリン
ダ室32からヘッド側シリンダ室33に圧油が送られ
る。一方、油圧シリンダ23が縮退するときには、二方
向ポンプ35によってヘッド側シリンダ室33からロッ
ド側シリンダ室32に圧油が送られるが、圧油を送る側
のヘッド側シリンダ室33の体積が大きいため、リリー
フ弁37からロッド36に相応する体積分の圧油が流れ
出るようになっている。
【0006】すなわち、二方向ポンプ35によってロッ
ド側シリンダ室32に圧油が送られた際に、油圧が上昇
するが、その油圧が一定の圧力に達したときに、リリー
フ弁37が開放されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示す
ようにブーム22の先端にはバケットエレベータ25が
設けられている。そして、ブーム22は、バケットエレ
ベータ25とは逆側にも延出して、その先端にカウンタ
ーウェイト26が設けられている。すなわち、カウンタ
ーウェイト26によって、バケットエレベータ25側が
若干重くなるようにバランスさせて、油圧シリンダ23
の負担を低減するようになっている。
【0008】しかしながら、バケットエレベータ25に
よる掻取量が多い場合は、油圧シリンダ23の負担が増
大するため、油圧シリンダ23の容量を増加させなけれ
ばならず、製造コストの上昇を招いていた。
【0009】そこで、カウンターウェイト26の重量を
増加させて、掻取時の油圧シリンダ23の負担を低減さ
せることが考えられるが、これでは、掻取を行わないと
きに、カウンターウェイト26側が重くなって、油圧シ
リンダ23に引張りの荷重がかかる。
【0010】ところが、従来の油圧シリンダ23では、
リリーフ圧が低いところで一定であるため、引張りの荷
重がかかった際に、リリーフ弁37から大量の圧油が流
れ出るが、即座に油圧回路内に圧油を補給しなければな
らないので、補給ポンプ38の容量を増加させなければ
ならない。
【0011】そこで、リリーフ弁37のリリーフ圧を二
段或いは三段階に設定することも考えられるが、リリー
フ圧を高めに設定しなければならないので、エネルギー
ロスが大きく現実的ではない。
【0012】そのため、結局カウンターウェイト26の
重量を重くすることができず、油圧シリンダ23の容量
を増加させていた。
【0013】そこで、圧縮と引張りとの両方向の荷重に
対応できる油圧シリンダの制御方法及び油圧回路を提供
することが求められていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために案出されたものであって、連続アンローダ
にそのブーム等を俯仰させると共にその位置で上記ブー
ム等を保持する油圧シリンダを設け、その油圧シリンダ
のヘッド側シリンダ室或いはロッド側シリンダ室にポン
プ手段で圧油を供給して伸縮位置を決めると共に、ヘッ
ド側シリンダ室の圧油の戻りを止めてヘッド側シリンダ
室の圧力を一定に維持して上記ブーム等を保持する油圧
シリンダの制御方法において、上記油圧シリンダのロッ
ド側シリンダ室側にリリーフ圧を可変に調節する可変リ
リーフ弁を接続し、他方ヘッド側シリンダ室側にヘッド
側シリンダ室の圧力を検出する圧力検出手段を接続し、
上記可変リリーフ弁の設定リリーフ圧を上記圧力検出手
段の検出値に応じて変化させることに特徴を有する。
【0015】これによれば、ブーム等を保持する際に、
油圧シリンダに通常かかる圧縮の荷重ではなく、引張り
の荷重がかかった場合、ヘッド側シリンダ室の油圧が下
がるが、その油圧の低下を検出して、ロッド側シリンダ
室側に接続された可変リリーフ弁のリリーフ圧を上昇さ
せることによって、その可変リリーフ弁から圧油が流れ
出るのを防止できる。従って、圧縮だけでなく引張りの
荷重にも対応することができ、カウンターウェイトの重
量を増加させても、油圧シリンダの容量の増加を防止で
きる。
【0016】また、連続アンローダにそのブーム等を俯
仰させると共にその位置で上記ブーム等を保持する油圧
シリンダを設け、その油圧シリンダのヘッド側シリンダ
室或いはロッド側シリンダ室にポンプ手段で圧油を供給
して伸縮位置を決めると共に、ロッド側シリンダ室の圧
油の戻りを止めてロッド側シリンダ室の圧力を一定に維
持して上記ブーム等を保持する油圧シリンダの制御方法
において、上記油圧シリンダのヘッド側シリンダ室側に
リリーフ圧を可変に調節する可変リリーフ弁を接続し、
他方ロッド側シリンダ室側にロッド側シリンダ室の圧力
を検出する圧力検出手段を接続し、上記可変リリーフ弁
の設定リリーフ圧を上記圧力検出手段の検出値に応じて
変化させることに特徴を有する。
【0017】これによれば、請求項1に記載の発明とは
逆に油圧シリンダに通常かかる荷重が引張りであるが、
圧縮の荷重にも対応することができ、上記と同様の効果
を得られる。
【0018】上記可変リリーフ弁の設定リリーフ圧を、
上記圧力検出手段の検出値が所定の値以下になったとき
に、その検出値に比例して上昇させることが望ましい。
【0019】そして、本発明は、連続アンローダのブー
ム等を俯仰させると共にその位置で上記ブーム等を保持
する油圧シリンダの油圧回路であって、その油圧シリン
ダのヘッド側シリンダ室或いはロッド側シリンダ室に圧
油を供給するポンプ手段を設け、上記油圧シリンダのヘ
ッド側シリンダ室側にリリーフ圧を可変に調節する可変
リリーフ弁を接続し、他方ロッド側シリンダ室側にロッ
ド側シリンダ室の圧力を検出する圧力検出手段を接続
し、上記可変リリーフ弁にその設定リリーフ圧を上記圧
力検出手段の検出値に応じて変化させる制御手段を接続
したものである。
【0020】また、本発明は、連続アンローダのブーム
等を俯仰させると共にその位置で上記ブーム等を保持す
る油圧シリンダの油圧回路であって、その油圧シリンダ
のヘッド側シリンダ室或いはロッド側シリンダ室に圧油
を供給するポンプ手段を設け、上記油圧シリンダのロッ
ド側シリンダ室側にリリーフ圧を可変に調節する可変リ
リーフ弁を接続し、他方ヘッド側シリンダ室側にヘッド
側シリンダ室の圧力を検出する圧力検出手段を接続し、
上記可変リリーフ弁にその設定リリーフ圧を上記圧力検
出手段の検出値に応じて変化させる制御手段を接続した
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
用いて説明する。
【0022】図2に示すように、連続アンローダ21
は、岸壁27に沿って走行する走行部24と、走行部2
4に旋回自在かつ俯仰自在に設けられたブーム22と、
ブーム22の一端に回転自在に吊下されたバケットエレ
ベータ25とを備えている。
【0023】ブーム22と走行部24とはピン結合され
ており、ブーム22の下側と走行部24との間には、油
圧シリンダ1が掛け渡されている。この油圧シリンダ1
は、ブーム22を俯仰させると共に、その位置でブーム
22を保持する。
【0024】ブーム22は、バケットエレベータ25と
は逆側にも延出して、その先端にカウンターウェイト2
6が設けられている。このカウンターウェイト26は、
掻取時に、バケットエレベータ25側が若干重くなるよ
うな重量に設定されている。このように、カウンターウ
ェイト26を重くすることは、従来不可能であったが、
後述の油圧シリンダの制御方法及び油圧回路によって、
それが可能となった。
【0025】次に、図1に示す油圧回路図に沿って、本
発明に係る油圧シリンダ1の油圧回路を説明する。
【0026】図示するように、油圧シリンダ1のロッド
側シリンダ室2とヘッド側シリンダ室3とを結ぶように
主管路4が設けられている。この主管路4内にはヘッド
側シリンダ室3或いはロッド側シリンダ室2に圧油を供
給するポンプ手段である二方向ポンプ5が設けられてい
る。この二方向ポンプ5は、ロッド側とヘッド側とで圧
油を移動させて、油圧シリンダ1のロッド6を出没させ
るようになっている。
【0027】上記主管路4の二方向ポンプ5よりもヘッ
ド側シリンダ室3側には、リリーフ圧を可変に調節する
可変リリーフ弁7が接続されている。また、上記主管路
4の二方向ポンプ5よりもヘッド側シリンダ室3側に
は、油圧シリンダ1の伸長時に油圧回路内に圧油を供給
する補給ポンプ8が設けられている。この補給ポンプ8
は、可変リリーフ弁7から流れ出たオイルを溜めるオイ
ル槽12から、オイルを供給するようになっている。
【0028】他方、上記主管路4の二方向ポンプ5より
もロッド側シリンダ室2側には、ロッド側シリンダ室2
の圧力を検出する圧力検出手段9が接続されている。こ
の圧力検出手段9は、油圧計とその油圧計で検出した圧
力値を電気信号に変換して後述する制御手段11に送信
するトランスミッタとからなっている。
【0029】圧力検出手段9には、上記可変リリーフ弁
7に接続されその設定リリーフ圧を変化させる制御手段
11が接続されている。この制御手段11は、上記トラ
ンスミッタからの電気信号を受けて、圧力検出手段9の
検出値が所定の値以下になったときに、その検出値に比
例して、可変リリーフ弁7のリリーフ圧を無段階に上昇
させる信号を送る装置である。リリーフ圧は、ロッド側
シリンダ室2の圧力よりも若干高くなるように上昇す
る。
【0030】次に、本発明に係る連続アンローダのブー
ム俯仰用油圧シリンダの制御方法とその作用を説明す
る。
【0031】まず、ブーム22を俯仰させる際には、従
来と同様に、二方向ポンプ5で圧油を移動させつつ、可
変リリーフ弁7と補給ポンプ8とによって油圧回路内の
圧油量を調節しながら、油圧シリンダ1を伸縮させる。
【0032】ブーム22が所定の俯仰角度になったとこ
ろで、二方向ポンプ5を停止させ、ブーム22をその位
置に保持する。
【0033】このブーム22の保持状態において、荷の
掻取を行っている場合は、ブーム22の先端のバケット
エレベータ25側が重くなるため、油圧シリンダ1に対
して圧縮の荷重がかかる。圧縮の荷重の場合は、ヘッド
側シリンダ室3と二方向ポンプ5との間の主管路4が閉
状態になっているため、圧油の戻りが止まり、油圧シリ
ンダ1の伸縮位置が固定され、ブーム22が保持され
る。
【0034】一方、荷の掻取を行っていない場合、カウ
ンターウェイト25側が重くなるため、油圧シリンダ1
に対して引張りの荷重がかかる。引張りの荷重の場合
は、ロッド6が引張られるため、ヘッド側シリンダ室3
の圧力が下がっていき、ロッド側シリンダ室2の圧力が
上昇する。従来においては、その圧力の上昇によって、
リリーフ弁37が開放され、圧油が流れ出ていたが、本
発明においては、ヘッド側シリンダ室3の圧力の低下を
圧力検出手段9で検出し、その検出値が所定の値、例え
ば30kg/cm2 まで下がった時に、その検出値に比
例して、リリーフ圧を無段階に上昇させる。
【0035】すなわち、ヘッド側シリンダ室3の圧力を
検出することによって、油圧シリンダ1に引張りの荷重
がかかったことを検知できる。そして、その検出値に比
例して、リリーフ圧を上昇させることによって、可変リ
リーフ弁7から圧油が流れ出るのを防止できる。従っ
て、ロッド側シリンダ室2と二方向ポンプ5との間の主
管路4が閉状態になり、油圧シリンダ1の伸縮位置が固
定され、ブーム22が保持される。
【0036】このように、上記油圧シリンダ1が、圧縮
と引張りとの両方向の荷重に対応できるので、カウンタ
ーウェイト26側を重くすることが可能となる。従っ
て、掻取量が多い場合であっても、バケットエレベータ
25側が極端に重くなるのを防止でき、油圧シリンダ1
の容量の増加を防止できる。よって、製造コストの上昇
を抑えることができる。
【0037】また、リリーフ圧を、検出値に比例して無
段階に上昇させるようにしたので、リリーフ圧が、ロッ
ド側シリンダ室2の圧力に対して若干高い適度な値とな
り、過剰なリリーフ圧によるエネルギーロスを防止でき
る。
【0038】なお、本実施の形態においては、バケット
エレベータ25側が重いときに、油圧シリンダ1に圧縮
の荷重がかかる例を示したが、請求項2及び5に記載の
発明によれば、バケットエレベータ25側が重いとき
に、油圧シリンダ1に引張り荷重がかかる場合にも、適
用可能である。例えば、図2において破線で示すよう
に、ブーム22の上側と走行部24との間に、油圧シリ
ンダ14が掛け渡された場合がある。
【0039】図3に示すように、この油圧シリンダ14
の油圧回路は、図1の油圧回路と比較して、ロッド側シ
リンダ室2とヘッド側シリンダ室3の位置関係が逆にな
ったものである。なお、図中、図1と同じ部位に同じ符
号を記す。
【0040】すなわち、主管路4の二方向ポンプ5より
もロッド側シリンダ室2側には、可変リリーフ弁7と補
給ポンプ8とが設けられており、主管路4の二方向ポン
プ5よりもヘッド側シリンダ室3側には、ヘッド側シリ
ンダ室3の圧力を検出する圧力検出手段9が接続されて
いる。
【0041】そして、油圧シリンダ14に圧縮の荷重が
かかったときに、ロッド側シリンダ室2の圧力の低下を
圧力検出手段9で検出し、その検出値が所定の値まで下
がった時に、その検出値に比例して、可変リリーフ弁7
のリリーフ圧を無段階に上昇させるようになっている。
これによって、上述と同等の効果を得られる。
【0042】なお、本発明に係る油圧シリンダ1,14
は、ブーム22を俯仰させる油圧シリンダに限らず、他
の部分に使用される油圧シリンダにも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、圧縮と引
張りとの両方向の荷重に対応できる油圧シリンダを供給
することができ、カウンターウェイト側を重くすること
が可能となる。従って、掻取量が多い場合であっても、
バケットエレベータ側が極端に重くなるのを防止でき、
油圧シリンダの容量の増加を防止できるという優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続アンローダのブーム俯仰用油
圧シリンダの油圧回路の実施の形態を示した回路図であ
る。
【図2】連続アンローダの全体図である。
【図3】本発明に係る連続アンローダのブーム俯仰用油
圧シリンダの油圧回路の他の実施の形態を示した回路図
である。
【図4】従来の連続アンローダのブーム俯仰用油圧シリ
ンダの油圧回路を示した回路図である。
【符号の説明】
1 油圧シリンダ 2 ロッド側シリンダ室 3 ヘッド側シリンダ室 5 二方向ポンプ(ポンプ手段) 7 可変リリーフ弁 9 圧力検出手段 14 油圧シリンダ 21 連続アンローダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 千代一 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 Fターム(参考) 3F077 AA04 BA02 BA06 BB04 BB08 DA02 DB01 DB04 EA12 EA25 3H089 AA12 AA20 AA52 BB27 CC01 DA03 DB03 DB82 FF07 GG02 JJ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続アンローダにそのブーム等を俯仰さ
    せると共にその位置で上記ブーム等を保持する油圧シリ
    ンダを設け、その油圧シリンダのヘッド側シリンダ室或
    いはロッド側シリンダ室にポンプ手段で圧油を供給して
    伸縮位置を決めると共に、ヘッド側シリンダ室の圧油の
    戻りを止めてヘッド側シリンダ室の圧力を一定に維持し
    て上記ブーム等を保持する油圧シリンダの制御方法にお
    いて、上記油圧シリンダのロッド側シリンダ室側にリリ
    ーフ圧を可変に調節する可変リリーフ弁を接続し、他方
    ヘッド側シリンダ室側にヘッド側シリンダ室の圧力を検
    出する圧力検出手段を接続し、上記可変リリーフ弁の設
    定リリーフ圧を上記圧力検出手段の検出値に応じて変化
    させることを特徴とする連続アンローダのブーム俯仰用
    油圧シリンダの制御方法。
  2. 【請求項2】 連続アンローダにそのブーム等を俯仰さ
    せると共にその位置で上記ブーム等を保持する油圧シリ
    ンダを設け、その油圧シリンダのヘッド側シリンダ室或
    いはロッド側シリンダ室にポンプ手段で圧油を供給して
    伸縮位置を決めると共に、ロッド側シリンダ室の圧油の
    戻りを止めてロッド側シリンダ室の圧力を一定に維持し
    て上記ブーム等を保持する油圧シリンダの制御方法にお
    いて、上記油圧シリンダのヘッド側シリンダ室側にリリ
    ーフ圧を可変に調節する可変リリーフ弁を接続し、他方
    ロッド側シリンダ室側にロッド側シリンダ室の圧力を検
    出する圧力検出手段を接続し、上記可変リリーフ弁の設
    定リリーフ圧を上記圧力検出手段の検出値に応じて変化
    させることを特徴とする連続アンローダのブーム俯仰用
    油圧シリンダの制御方法。
  3. 【請求項3】 上記可変リリーフ弁の設定リリーフ圧
    を、上記圧力検出手段の検出値が所定の値以下になった
    ときに、その検出値に比例して上昇させる請求項1又は
    2いずれかに記載の連続アンローダのブーム俯仰用油圧
    シリンダの制御方法。
  4. 【請求項4】 連続アンローダのブーム等を俯仰させる
    と共にその位置で上記ブーム等を保持する油圧シリンダ
    の油圧回路であって、その油圧シリンダのヘッド側シリ
    ンダ室或いはロッド側シリンダ室に圧油を供給するポン
    プ手段を設け、上記油圧シリンダのヘッド側シリンダ室
    側にリリーフ圧を可変に調節する可変リリーフ弁を接続
    し、他方ロッド側シリンダ室側にロッド側シリンダ室の
    圧力を検出する圧力検出手段を接続し、上記可変リリー
    フ弁にその設定リリーフ圧を上記圧力検出手段の検出値
    に応じて変化させる制御手段を接続したことを特徴とす
    る連続アンローダのブーム俯仰用油圧シリンダの油圧回
    路。
  5. 【請求項5】 連続アンローダのブーム等を俯仰させる
    と共にその位置で上記ブーム等を保持する油圧シリンダ
    の油圧回路であって、その油圧シリンダのヘッド側シリ
    ンダ室或いはロッド側シリンダ室に圧油を供給するポン
    プ手段を設け、上記油圧シリンダのロッド側シリンダ室
    側にリリーフ圧を可変に調節する可変リリーフ弁を接続
    し、他方ヘッド側シリンダ室側にヘッド側シリンダ室の
    圧力を検出する圧力検出手段を接続し、上記可変リリー
    フ弁にその設定リリーフ圧を上記圧力検出手段の検出値
    に応じて変化させる制御手段を接続したことを特徴とす
    る連続アンローダのブーム俯仰用油圧シリンダの油圧回
    路。
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Cited By (3)

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