JP2000025920A - ベルトコンベヤ及びベルトコンベヤ用荷重検出装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ及びベルトコンベヤ用荷重検出装置

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JP2000025920A
JP2000025920A JP10199059A JP19905998A JP2000025920A JP 2000025920 A JP2000025920 A JP 2000025920A JP 10199059 A JP10199059 A JP 10199059A JP 19905998 A JP19905998 A JP 19905998A JP 2000025920 A JP2000025920 A JP 2000025920A
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roller
roller shaft
bracket
conveyor
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Masahiro Inukai
雅弘 犬飼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上下方向の荷重を確実に検出で
き、且つ分解・組立作業の容易なベルトコンベアを提供
することを主たる課題とする。 【解決手段】 回転自在なローラ5に搬送ベルト6が支
持されたベルトコンベアに於いて、前記ローラ5のロー
ラ軸10が、ブラケット11によって水平方向に移動不
能に規制されていると共に、該ローラ軸10は、下方向
の荷重を検知可能な荷重検出体18によって下方側から
支持されていることを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転自在なローラ
によって搬送ベルトが走行可能に支持されたベルトコン
ベヤ、更に詳しくは、ローラにかかる荷重の検知するこ
とができる荷重検出装置が具備されたベルトコンベヤ及
びその荷重検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベルトコンベヤとして
は、特開平8−169520号所載のものが知られてい
る。かかるベルトコンベヤは、図11に示すように、枠
体31にボルト31a等を用いて固定したブラケット3
2にローラ33の回転軸35が枢支され、該ローラ33
によって搬送ベルト34が回走可能に支持されており、
該ブラケット32にローラ33の回転軸35と直交する
方向(回転軸35の上下方向に相当する)の荷重を検知
する荷重検出装置が具備された構成からなる。
【0003】該ブラケット32は、コンベヤの固定側た
る枠体31に固定された基片32aと、ローラ33の回
転軸35を枢支する軸受片32bとからなり、該基片3
2aと軸受片32bの間には、荷重を検知する荷重検出
体としてロードセル36が介在されている。
【0004】かかる構造によって、ローラ33に加わる
荷重を軸受片32bを介してロードセル36が検知し、
該ロードセル36に接続した測定装置(図示せず)によ
り荷重値が測定され、搬送ベルト34の位置ずれ等を確
認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のベルトコンベヤにあっては、ブラケット32の基材
32aと軸受片32bの間にロードセル36が介在して
いるので、例えば、故障等によってロードセル36を交
換する際には、ローラ33の回転軸35と、軸受片32
bとを取り外さなければならず、分解・組立作業が煩雑
であるという問題点を有する。
【0006】また、上記荷重検出装置は、荷重検知体た
るロードセル36を、ブラケット32の基材32aと軸
受片32bの間に介在させる構成であるため、荷重検出
装置が設けられていないベルトコンベヤに新たにそれを
取り付る場合には、ローラ33とそれを枢支するブラケ
ット32の双方を交換しなければならない。
【0007】また、一般には、ベルトコンベヤの軸受け
部分は、下記に示すような構造からなる。即ち、図12
に示すように、ローラ軸41の両端近傍部に、上下方向
に帯状の平坦面42,42を形成すべくローラ軸41の
外周の一部を切り欠くことにより対向した一対の切欠部
43,43が形成されている。
【0008】一方、ブラケット45には、上端面45a
の一部が開口されていると共に、該開口部に連続して形
成され、且つ前記ローラ軸41の一対の平坦面42に近
接する内側面45b,45bと、ローラ軸41の下方側
に当接する底面45cとを有する縦長溝46が形成され
ている。
【0009】該ローラ軸41の切欠部43をブラケット
45の縦長溝46の上方の開口部から嵌入することによ
り、ローラ軸41は、縦長溝46の内側面45b,45
bによって水平方向に移動不能に規制され、且つ縦長溝
46の底面45cによって下方から支持される構造であ
る。
【0010】上記の縦長溝に支持された軸受け構造は、
現在非常に多くのベルトコンベヤに採用されているが、
従来の荷重検出装置では、これら多数の既存のベルトコ
ンベヤについても、ローラとブラケットを交換しなけれ
ばならないという問題点を有する。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑み、下方向の荷
重を確実に検出でき、且つ分解・組立作業の容易なベル
トコンベヤを提供することを第1の課題とする。また、
縦長溝に支持された軸受け構造のベルトコンベヤに、ロ
ーラやブラケット等の交換をすることなく容易に取り付
けることができる荷重検出装置を提供することを第2の
課題とする。さらに、より正確に荷重を検出できる荷重
検出体を具備した荷重検出装置を提供することを第3の
課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、その第1の手段としては
ベルトコンベヤにあり、回転自在なローラ5に搬送ベル
ト6が支持されたベルトコンベヤに於いて、前記ローラ
5のローラ軸10が、ブラケット11によって水平方向
に移動不能に規制されていると共に、該ローラ軸10
は、下方向の荷重を検知可能な荷重検出体18によって
下方側から支持されていることを特徴とする。
【0013】ここで、下方向とは、ローラ軸10に対し
て略直交で、且つ搬送ベルト6の走行方向(図1又は図
5に示すX方向)に対して略直交する方向であって、搬
送ベルト6を基準にしてローラ軸10側の方向をいい
(図5に示すY方向)、水平方向とは、搬送ベルト6の
走行方向に対して略平行な方向をいう(同X方向)。
【0014】上記ベルトコンベヤは、ローラ軸10が、
下方向の荷重を検知可能な荷重検出体18によって下方
側から支持されているので、ローラ5に加わる下方向の
荷重は、ローラ軸10を介して直接荷重検出体18に伝
わり、その荷重値を測定することができる。さらに、ロ
ーラ軸10を荷重検出体18が直接的に支持しているの
で、該荷重検出体18のみ交換することも可能である。
【0015】また、上記課題を解決する第2の手段とし
ては荷重検出装置にあり、搬送ベルト6を支持する回転
自在なローラ5のローラ軸10が、ブラケット11によ
って水平方向に移動不能に規制され、且つ上下方向に移
動させることができるように構成されたベルトコンベヤ
に用いられる荷重検出装置であって、前記ローラ軸10
をその下方側とブラケット11との間に隙間25を有し
た状態で支持するように、コンベヤの固定側に取り付け
ることができる荷重検出体18を具備し、該荷重検出体
18には、下方向の荷重を検知する検知手段が設けられ
ていることを特徴とする。
【0016】上記荷重検出装置によれば、下方向の荷重
を検知する検知手段が具備されている荷重検出体18
が、ローラ軸10の下方側とブラケット11との間に隙
間25を有した状態で支持するようにコンベヤの固定側
に取り付けることができるので、ローラ軸10がブラケ
ット11によって上下方向に移動可能に軸支されたベル
トコンベヤについて、ローラ軸10をブラケット11か
ら僅かに持ち上げてローラ軸10の下方側とブラケット
11との間に隙間25を生じさせ、その状態で荷重検出
体18をコンベヤの固定側に取り付けることにより、該
ローラ軸10を、前記隙間25を有して荷重検出体18
によって支持することができる。
【0017】かかる荷重検出体23が取り付けられたベ
ルトコンベヤは、ローラ5に加わる下方向の荷重がロー
ラ軸10を介して直接荷重検出体18に伝わり、その荷
重値を測定することができる。さらに、ローラ軸10を
僅かに持ち上げるだけで荷重検出体18を取り付けるこ
とができるので、ローラやブラケット等の交換をするこ
となく上記構造からなるベルトコンベヤに容易に取り付
ることができる。
【0018】また、請求項3記載のように、前記荷重検
出体23の一部分を他の部分と比べて歪の生じ易い形状
に形成し、その一部分に前記検知手段を設けることは、
より正確に荷重を検知できるので好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参酌しつつ説明する。本発明に係るベルトコン
ベヤとして、帯状の搬送ベルトをパイプ状に形成して、
セメント、砂利、肥料等の粒状体等の被搬送物を搬送す
るいわゆるパイプコンベヤを例示する。
【0020】図1及び図2において、パイプコンベヤ1
は、搬送ラインの基台2に所定間隔をおいて立設された
枠体3に回転自在に取り付けられた複数のローラ5にパ
イプ状に丸められた搬送ベルト6が支持されて構成され
ている。
【0021】尚、特に図示しないが、搬送ベルト6は、
基台2の両端部に設けられたプーリに平坦状態で掛け回
されており、基台2の中央部に走行するに従ってパイプ
状に丸められる構成からなり、基台2の一端部において
被搬送物が搬送ベルト6に載置された後、搬送ベルト6
はパイプ状に丸められて往路(図1に示す往路6a)を
走行し、基台2の他端部で搬送ベルトは平坦状に復帰し
てプーリにて反転し、再びパイプ状に丸められて復路
(図1に示す復路6b)を走行する。
【0022】さらに、搬送ベルト6は、枠体3に穿設さ
れた円形の挿通孔7を通路として走行し、該孔7の周り
であって枠体3の一面3a側には、搬送ベルト6を支持
するローラ5が複数個(6個)等間隔に取付られてい
る。
【0023】該各ローラ5は、内部にベアリングが嵌着
され、該ベアリングを介してローラ軸10に対して回転
自在に構成されており、該ローラ軸10はブラケット1
1に回転不能に軸支されている。該ブラケット11に
は、取付部12が設けられており、ボルト14等の取付
手段によって枠体3に強固に取付られている。
【0024】また、前記各ローラ軸5のうち少なくとも
最下方のローラ5のローラ軸10とブラケット11は、
上記の図10と同様に切欠部と縦長溝が形成されている
と共に、該ローラ軸10は荷重検出体によって下方から
持ち上げられるように支持されている。
【0025】具体的に説明すると、図3〜図5に示すよ
うに、ローラ軸10の両端近傍部に、上下方向に帯状の
平坦面15,15を形成すべく、対向した一対の切欠部
16,16が形成されている。
【0026】一方、ブラケット11には、その上端面1
1aの一部が開口されていると共に、該開口部に連続し
て形成され、且つ前記ローラ軸10の一対の平坦面15
に近接する内側面11b,11bと、ローラ軸10の下
方側に当接可能な底面11cとを有する縦長溝17が形
成されている。
【0027】上記ローラ軸10は、その切欠部16がブ
ラケット11の縦長溝17に嵌入され、縦長溝17の内
側面11b,11bによって水平方向に移動不能に規制
されている。さらに、ブラケット11の中途部には、ボ
ルト19等の取付手段によってローラ軸10の下方向の
荷重を検知可能な荷重検出体たるロードセル23が取付
けられている。
【0028】かかるロードセル23は、ブラケット11
の外面から突出したローラ軸10の端部を下方側から持
ち上げるように取付られ、該ロードセル23によってロ
ーラ軸10は、ブラケット11の縦長溝17内を上方に
移動して、ローラ軸10の下方側とブラケット11の縦
長溝17の底面11cとの間に隙間25を有するように
支持されている。
【0029】前記ロードセル18は、図6にも示すよう
に、ブラケット11等のコンベヤの固定側に取付け可能
な取付部20と、該取付部20から外側に延設された突
出部21と、該突出部21から上方に延設された接続部
22と、該接続部22から内側に延設された軸受部23
とからなり、該軸受部23の端部には、半円弧状の軸当
接部23aが形成されている。
【0030】かかる軸受部23は、突出部21等よりも
肉厚がやや薄く形成され、該軸受部23の根本部分(接
続部22近傍位置)の上下面には、下方向の荷重を検知
できるように抵抗線歪ゲージ24等の検知手段がそれぞ
れ設けられている。また、検知手段には、荷重を測定す
る測定装置(図示せず)が接続されている。
【0031】上記形状からなるロードセル18は、接続
部22から延設され、且つ該接続部22から最も離れた
端部(軸当接部23a)においてローラ軸10を支持す
るため、軸受部23の根本部分はロードセル18の中で
も歪を生じ易い部分であり、かかる部分に検知手段が設
けられているので、より正確に下方向の荷重を検知する
ことができる。さらに、軸受部23は、突出部21等よ
りも肉薄に形成されているので、尚更歪を生じ易いとい
う利点がある。
【0032】尚、接続部22の根本部分(突出部21近
傍位置)の内外面に、検出手段を設けても同様の効果を
期待でき、更に、この場合も、接続部22の肉厚を薄く
すれば、尚更歪を生じ易い。
【0033】上記構成からなるベルトコンベヤ1は、搬
送ベルト6を支持するローラ5のローラ軸10が、該ロ
ーラ軸10の下方側とブラケット11の間に隙間25を
有するようにロードセル18によって直接支持されてい
るので、該ローラ軸10に加わる下方向の荷重は直接ロ
ードセル18から検知手段に伝えられる。
【0034】従って、ローラ5の荷重を測定することが
でき、被搬送物の重量、過荷重、ベルトのずれ等を確認
することができる。尚、ローラ軸10は、ブラケット1
1の縦長溝17に水平方向に規制されているので、ロー
ラ軸10に水平方向に加わる荷重は、ブラケット11に
伝えられ、ロードセル18の検知手段に影響しない。
【0035】さらに、ロードセル18は、ブラケット1
1等のコンベヤの固定側に独立して取付られているの
で、故障等によって交換する際には、該ロードセル18
のみ取り外すことができる。
【0036】また、上記荷重検出装置は、ブラケット1
1に対して上下方向に移動できるように軸支されたロー
ラ軸10であれば、該ローラ軸10の下方側とブラケッ
ト11との間に僅かな隙間25を有するようにローラ軸
10を持ち上げてロードセル18をコンベヤの固定側に
取り付けることができる。
【0037】従って、ローラ5やブラケット11等を交
換することなく、既存のベルトコンベヤに荷重検出装置
を取付けることができるのである。
【0038】尚、上記実施形態に於いては、パイプコン
ベヤについて例示しているが、例えば、平ベルトコンベ
ヤ等にも適用することができ、コンベヤの種類は問わな
い。また、上記実施形態に於いて、荷重検出体18は、
複数のローラ5のうち最下方のローラ5に設けた場合を
例示してなるが、他のローラ5に荷重検出体18を設け
てもよい。
【0039】さらに、上記実施形態に於いて、荷重検出
体18は、ブラケット11に取り付けられているが、例
えば、枠体3に荷重検出体18を取り付けてもよく、要
は、荷重検出体18が、ローラ5を支持することができ
るようにコンベヤの固定側に取り付けられていればよ
い。
【0040】また、上記実施形態に於いて、荷重検出体
18は、取付部20に、突出部21と接続部22と軸受
部23とが延設された正面視略コ字状に形成されている
ので、軸受部23の根本部分は歪が生じ易いという利点
を有するが、例えば、図7に示すように、荷重検出体1
8を、軸受部23が取付部20から内側に延設された形
状に形成しても、軸受部23の根本部分(取付部20近
傍位置)は歪が生じ易くなる。
【0041】さらに、特に図示しないが、取付部20か
ら軸受部23を湾曲状に延設され、その先端に軸当接部
23aを設けても同様に軸受部23の一部分に歪を生じ
易い部分が生じる。軸受部23が、ローラ軸10の上下
方向に真直ぐ形成されていなければ、その何れかの部分
で歪みを生じ易い部分が生じる。
【0042】要は、荷重検出体18の形状を適宜変更す
ることにより、該荷重検出体18の中で歪が生じ易くな
る部分に検知手段を設ければよく、その部分は、必ずし
も軸受部23とは限らない。
【0043】また、上記実施形態に於いて、検出手段
は、荷重検出体18の軸受部23等の両面に一対設けら
れているので、軸受部23等の歪を両面から検知でき、
より正確な荷重値を測定できるという利点があるが、必
ずしも、検知手段は、両面に設けなければならないわけ
ではない。
【0044】さらに、上記実施形態に於いて、荷重検出
体18は、その軸当接部23aにてローラ軸5と直接当
接しているが、例えば、荷重検出体18とローラ軸5と
の間に、ローラ軸5の荷重を吸収しない部材を介在させ
ることを妨げない。また、軸当接部23aは、必ずし
も、半円弧状に形成されていなければならないわけでは
ない。
【0045】さらに、上記実施形態に於いて、ベルトコ
ンベヤのブラケット11の縦長溝17は、上端面11a
の一部が開口されているが、例えば、図8に示すよう
に、ブラケット11に、ローラ軸10を挿入できる挿入
孔26が形成され、且つ該挿入孔26に連続して内側面
11b,11bと底面11cとが形成された縦長溝17
を形成してもよい。要は、ブラケット11は、ローラ軸
10を水平方向に規制でき、且つ上下方向に移動させる
ことができればよい。
【0046】また、上記実施形態に於いて、ローラ5
は、枠体3の一面3a側に、複数個(6個)等間隔に取
付られているが、例えば、図9及び図10に示すよう
に、ローラ5を枠体3の一面3a側に3個等間隔に取り
付け、且つ該枠体3の他面3b側にも3個等間隔(一面
3a側に取り付けられたローラユニット5と挿通孔7を
中心として約60度回転した位置)に取り付けてもよ
い。
【0047】その他、上記実施形態に示すベルトコンベ
ヤ及び荷重検出装置は、本発明の意図する範囲で適宜設
計変更可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るベルトコン
ベヤは、ローラに加わる下方向の荷重は、ローラ軸を介
して直接荷重検出体に伝わり、その荷重値を測定するこ
とができる。さらに、ローラ軸を荷重検出体が直接的に
支持しているので、該荷重検出体のみ交換することも可
能である。従って、ローラの下方向の荷重を確実に検出
でき、しかも、荷重検出体の分解・組立作業が容易であ
る。
【0049】また、本発明に係る荷重測定装置は、ロー
ラ軸がブラケットによって上下方向に移動可能に軸支さ
れた構造のベルトコンベヤに、ローラやブラケット等の
交換をすることなく容易に取り付けることができる。従
って、既存のベルトコンベヤに新たに荷重測定装置を容
易に取り付けることができ、又、新規にベルトコンベヤ
を製造する際に於いても、従来から一般的に規格品とし
て多用されているローラ軸とブラケットに特別な工夫を
することなく荷重測定装置を取り付けることができる。
【0050】さらに、請求項3記載のように、前記荷重
検出体の一部分を他の部分と比べて歪の生じ易い形状に
形成し、その一部分に前記検知手段を設ければ、より正
確に荷重値を測定できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るベルトコンベヤを示
す側面図であって、該ベルトコンベヤの両側は省略して
いる。
【図2】図1のA−A線正面断面図。
【図3】図2の要部拡大正面図であって、ローラ、ロー
ラ軸、ブラケット及び荷重検出体の構成を示し、ローラ
及びブラケットの一部は省略している。
【図4】図3に示すローラ、ローラ軸、ブラケット及び
荷重検出体の構成を示す平面図。
【図5】図3に示すローラ、ローラ軸、ブラケット及び
荷重検出体の構成を示す側面図。
【図6】荷重検出体の一実施形態を示す斜視図。
【図7】荷重検出体の他実施形態を示す斜視図。
【図8】ブラケットの他実施形態を示す一部省略斜視
図。
【図9】本発明の他実施形態に係るベルトコンベヤを示
す側面図であって、該ベルトコンベヤの両側は省略して
いる。
【図10】図9のB−B線正面断面図。
【図11】従来のベルトコンベヤを示す一部省略側面
図。
【図12】従来のローラ軸及びブラケットを示す一部省
略分解斜視図。
【符号の説明】
5…ローラ、6…搬送ベルト、10…ローラ軸、11…
ブラケット、18…荷重検出体、25…隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在なローラ(5)に搬送ベルト
    (6)が支持されたベルトコンベヤに於いて、前記ロー
    ラ(5)のローラ軸(10)が、ブラケット(11)に
    よって水平方向に移動不能に規制されていると共に、該
    ローラ軸(10)は、下方向の荷重を検知可能な荷重検
    出体(18)によって下方側から支持されていることを
    特徴とするベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 搬送ベルト(6)を支持する回転自在な
    ローラ(5)のローラ軸(10)が、ブラケット(1
    1)によって水平方向に移動不能に規制され、且つ上下
    方向に移動させることができるように構成されたベルト
    コンベヤに用いられる荷重検出装置であって、前記ロー
    ラ軸(10)をその下方側とブラケット(11)との間
    に隙間(25)を有した状態で支持するように、コンベ
    ヤの固定側に取り付け可能な荷重検出体(18)を具備
    し、該荷重検出体(18)には、下方向の荷重を検知す
    る検知手段が設けられていることを特徴とするベルトコ
    ンベヤ用荷重検出装置。
  3. 【請求項3】 前記荷重検出体(18)の一部分が他の
    部分と比べて歪の生じ易い形状に形成されており、その
    一部分に前記検知手段が設けられている請求項2記載の
    ベルトコンベヤ用荷重検出装置。
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