JP2000025503A - 座席組立体用の荷重伝達構造部材 - Google Patents
座席組立体用の荷重伝達構造部材Info
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- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品数及び組立費用を低減させつつ、なおオ
ール・ベルト・トゥ・シート荷重を支持できる座席取付
組立体を提供する。 【解決手段】 座席の座部と、座席の背もたれと、第1
の軌道と、前記第1の軌道と相対運動可能に支持された
第2の軌道であって、前記座席の座部が共に移動するよ
うに取り付けられている第2の軌道と、前記第2の軌道
に支持された第1の支持部材と、前記第2の支持部材に
支持されており、前記第1の支持部材から間隔をおいて
配置されている第2の支持部材と、前記第1及び第2の
支持部材によって前記第2の軌道に支持されており、第
2の長手方向軸を規定する梁であって、前記第1及び第
2の支持部材の間に座席荷重を部分的に分配する梁とを
備える。
ール・ベルト・トゥ・シート荷重を支持できる座席取付
組立体を提供する。 【解決手段】 座席の座部と、座席の背もたれと、第1
の軌道と、前記第1の軌道と相対運動可能に支持された
第2の軌道であって、前記座席の座部が共に移動するよ
うに取り付けられている第2の軌道と、前記第2の軌道
に支持された第1の支持部材と、前記第2の支持部材に
支持されており、前記第1の支持部材から間隔をおいて
配置されている第2の支持部材と、前記第1及び第2の
支持部材によって前記第2の軌道に支持されており、第
2の長手方向軸を規定する梁であって、前記第1及び第
2の支持部材の間に座席荷重を部分的に分配する梁とを
備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席を車内に取り
付けるための組立体(アセンブリ、assembly)に関す
る。より詳しくは、本発明は、一組の支持部材により、
座席の軌道に支持された荷重伝達部材を備えた座席取付
組立体に関する。ここで、荷重伝達部材は、座席にかか
る荷重を受け、その荷重を支持部材間に分配するもので
ある。
付けるための組立体(アセンブリ、assembly)に関す
る。より詳しくは、本発明は、一組の支持部材により、
座席の軌道に支持された荷重伝達部材を備えた座席取付
組立体に関する。ここで、荷重伝達部材は、座席にかか
る荷重を受け、その荷重を支持部材間に分配するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】座席の組立体を車内に取り付けるための
座席軌道の構造体(arrangement)は、一般によく知られ
ている。ほとんどの構造体は、車内で前後方向に移動、
調整することができる。構造体の中には、座席をリクラ
イニング位置に配置することができるものもある。通
常、座席組立体は、背もたれ、座部、及び車の構造体に
座席組立体を取り付けるための取付組立体を有する。
座席軌道の構造体(arrangement)は、一般によく知られ
ている。ほとんどの構造体は、車内で前後方向に移動、
調整することができる。構造体の中には、座席をリクラ
イニング位置に配置することができるものもある。通
常、座席組立体は、背もたれ、座部、及び車の構造体に
座席組立体を取り付けるための取付組立体を有する。
【0003】座席組立体の中には、座席組立体によって
のみ支持されるシートベルト組立体を有するものがあ
る。座席組立体でベルトを掛けている乗車者は、減速荷
重を経験したときに、座席組立体に力を作用させる。こ
れは、“オール・ベルト・トゥ・シート(all belts to
seat、ベルトを全て椅子に取り付けている)”荷重とし
て知られている。この座席荷重は、取付組立体に伝達さ
れる。したがって、取付組立体は、突然の減速の間、座
席組立体をその位置にしっかりと保持し、座席が車両か
ら外れるのを防止しなければならない。
のみ支持されるシートベルト組立体を有するものがあ
る。座席組立体でベルトを掛けている乗車者は、減速荷
重を経験したときに、座席組立体に力を作用させる。こ
れは、“オール・ベルト・トゥ・シート(all belts to
seat、ベルトを全て椅子に取り付けている)”荷重とし
て知られている。この座席荷重は、取付組立体に伝達さ
れる。したがって、取付組立体は、突然の減速の間、座
席組立体をその位置にしっかりと保持し、座席が車両か
ら外れるのを防止しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】座席を車に取り付ける
ための取付組立体は、多くの場合、複雑である。取付組
立体が、軌道を強化する部品を有するものであるとき
は、特にそうである。軌道を強化する部品は、ライザ(r
iser)及び支持ブラケットなど、オール・ベルト・トゥ
・シート荷重を支持するために取り付け組立体に付加さ
れたものを言う。このような複雑な取り付け組立体は、
非常に多くの部品を必要とし、これら多くの部品は、組
立時間を増大させ、車の重量を増大させ、座席の組立の
総費用を増大させる。
ための取付組立体は、多くの場合、複雑である。取付組
立体が、軌道を強化する部品を有するものであるとき
は、特にそうである。軌道を強化する部品は、ライザ(r
iser)及び支持ブラケットなど、オール・ベルト・トゥ
・シート荷重を支持するために取り付け組立体に付加さ
れたものを言う。このような複雑な取り付け組立体は、
非常に多くの部品を必要とし、これら多くの部品は、組
立時間を増大させ、車の重量を増大させ、座席の組立の
総費用を増大させる。
【0005】したがって、部品の数を減少させ、組立の
総費用を低減させつつ、なおオール・ベルト・トゥ・シ
ート荷重を支持する能力があり、耐久性もあり、丈夫で
もある、座席を取り付けるための組立体を提供すること
が望ましい。
総費用を低減させつつ、なおオール・ベルト・トゥ・シ
ート荷重を支持する能力があり、耐久性もあり、丈夫で
もある、座席を取り付けるための組立体を提供すること
が望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、背もたれと、
座席の座部とを有し、取付組立体によって車に取り付け
られる、車の座席組立体に関するものである。この座席
組立体は、座席組立体だけによって保持されているシー
トベルト組立体を有することが好ましい。座席に座って
おり、シートベルトを掛けている者は、減速荷重を体験
したときに、座席組立体に力を作用させる。これは、
“オール・ベルト・トゥ・シート”荷重として知られて
いるものである。この力、すなわち座席組立体に作用す
る座席荷重は、取付組立体に伝達される。
座席の座部とを有し、取付組立体によって車に取り付け
られる、車の座席組立体に関するものである。この座席
組立体は、座席組立体だけによって保持されているシー
トベルト組立体を有することが好ましい。座席に座って
おり、シートベルトを掛けている者は、減速荷重を体験
したときに、座席組立体に力を作用させる。これは、
“オール・ベルト・トゥ・シート”荷重として知られて
いるものである。この力、すなわち座席組立体に作用す
る座席荷重は、取付組立体に伝達される。
【0007】本発明の好ましい実施形態では、車内に座
席を取り付けるための組立体が、第1の軌道と、第1の
軌道と相対運動可能に支持された第2の軌道とを有す
る。組立体は、さらに、第2の軌道に支持されている第
1の支持部材と、これも第2の軌道に支持されている第
2の支持部材とを有する。第1及び第2の支持部材は、
互いから距離をおいて配置されている。梁が、第1及び
第2の支持部材によって第2の軌道に支持されており、
座席荷重を第1及び第2の支持部材の間に部分的に分配
する。
席を取り付けるための組立体が、第1の軌道と、第1の
軌道と相対運動可能に支持された第2の軌道とを有す
る。組立体は、さらに、第2の軌道に支持されている第
1の支持部材と、これも第2の軌道に支持されている第
2の支持部材とを有する。第1及び第2の支持部材は、
互いから距離をおいて配置されている。梁が、第1及び
第2の支持部材によって第2の軌道に支持されており、
座席荷重を第1及び第2の支持部材の間に部分的に分配
する。
【0008】本願発明は、従来の“オール・ベルト・ト
ゥ・シート”取付組立体と比べ、幾つかの利点を有す
る。すなわち、本願発明は、耐久性があり、丈夫な取付
組立体であって、部品の総数を減らし、重量を減らし、
組立の総費用を減少させる。
ゥ・シート”取付組立体と比べ、幾つかの利点を有す
る。すなわち、本願発明は、耐久性があり、丈夫な取付
組立体であって、部品の総数を減らし、重量を減らし、
組立の総費用を減少させる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、車の座席組立体10を示
している。座席組立体10は、座席の座部14と相対運
動可能に支持された座席の背もたれ12を備える。座席
組立体10は、車の床のような車の構造体16に、その
全体が18で示されている取付組立体によって取り付け
られている。
している。座席組立体10は、座席の座部14と相対運
動可能に支持された座席の背もたれ12を備える。座席
組立体10は、車の床のような車の構造体16に、その
全体が18で示されている取付組立体によって取り付け
られている。
【0010】取付組立体18は、図2に、より詳細に示
されている。取付組立体18は、座席組立体10の車体
中央より側20と、車体外より側22とに軌道組立体を
有する。本明細書において、車体中央より及び車体外よ
りの語は、明確と説明のためにのみ用いられているもの
であり、限定を行っているものとみなしてはならない。
取付組立体18の車体中央より側24及び車体外より側
26のいずれも、第1の軌道24及び第2の軌道26を
有する。第1の軌道24は、例えば、車の床のような、
車の構造体16に取り付け固定された下側の軌道24で
あることが好ましい。第2の軌道26は、上側の軌道2
6であり、下側の軌道24上に受けられており、下側軌
道24と相対的に前後方向に移動できるようになってい
る。この明細書において、前方、後方、上側、下側の語
は、説明の目的のみで用いるものであり、限定を行って
いるものとみなしてはならない。下側軌道24及び上側
軌道26の外形は、上側軌道26が、軌道24、26の
長手方向軸28に沿ってのみ移動し、他の方向に移動し
ないことを保証する。
されている。取付組立体18は、座席組立体10の車体
中央より側20と、車体外より側22とに軌道組立体を
有する。本明細書において、車体中央より及び車体外よ
りの語は、明確と説明のためにのみ用いられているもの
であり、限定を行っているものとみなしてはならない。
取付組立体18の車体中央より側24及び車体外より側
26のいずれも、第1の軌道24及び第2の軌道26を
有する。第1の軌道24は、例えば、車の床のような、
車の構造体16に取り付け固定された下側の軌道24で
あることが好ましい。第2の軌道26は、上側の軌道2
6であり、下側の軌道24上に受けられており、下側軌
道24と相対的に前後方向に移動できるようになってい
る。この明細書において、前方、後方、上側、下側の語
は、説明の目的のみで用いるものであり、限定を行って
いるものとみなしてはならない。下側軌道24及び上側
軌道26の外形は、上側軌道26が、軌道24、26の
長手方向軸28に沿ってのみ移動し、他の方向に移動し
ないことを保証する。
【0011】車体外より側22において、取付組立体1
8は、第1の支持部材30及び第2の支持部材32を有
する。第1の支持部材30及び第2の支持部材32は、
上側軌道26に取り付けられており、上側軌道26と共
に、前後に移動可能となっている。荷重伝達部材、すな
わち梁34は、第1支持部材30及び第2支持部材32
によって上側軌道26上で支持されている。
8は、第1の支持部材30及び第2の支持部材32を有
する。第1の支持部材30及び第2の支持部材32は、
上側軌道26に取り付けられており、上側軌道26と共
に、前後に移動可能となっている。荷重伝達部材、すな
わち梁34は、第1支持部材30及び第2支持部材32
によって上側軌道26上で支持されている。
【0012】取付組立体18の車体中央より側20は、
第1支持部材36及び第2支持部材38を有する。車体
中央より側20のための支持部材36、38は、車体外
より側22の支持部材30、32と異なっていることが
好ましい。なぜならば、車体外よりの支持部材30、3
2は、梁34を受けるように設計されているからであ
る。取付組立体18において、梁34は、車体外より側
22の上側軌道26において支持されていることが好ま
しいが、梁34は、車体中央より側20において支持さ
れることであってもよい。また、一つの梁を用いる代わ
りに、一つの梁を車体外より側22に、一つの梁を車体
中央より側20にと、一組の梁34を用いることもでき
る。このような形態では、車体中央より側20の支持部
材36、38は、車体外より側22の支持部材30、3
2に類似したものとなる。
第1支持部材36及び第2支持部材38を有する。車体
中央より側20のための支持部材36、38は、車体外
より側22の支持部材30、32と異なっていることが
好ましい。なぜならば、車体外よりの支持部材30、3
2は、梁34を受けるように設計されているからであ
る。取付組立体18において、梁34は、車体外より側
22の上側軌道26において支持されていることが好ま
しいが、梁34は、車体中央より側20において支持さ
れることであってもよい。また、一つの梁を用いる代わ
りに、一つの梁を車体外より側22に、一つの梁を車体
中央より側20にと、一組の梁34を用いることもでき
る。このような形態では、車体中央より側20の支持部
材36、38は、車体外より側22の支持部材30、3
2に類似したものとなる。
【0013】梁34を備えた取付組立体18は、座席に
座っている者が望む位置へ座席組立体10を配置するた
めに、全体が40で示されているモータ付き座席調整装
置をも有することが好ましい。しかし、上側軌道26及
び下側軌道24と共に第1支持部材30及び第2支持部
材32を利用する取付組立体18は、機械部品だけによ
る座席調整装置ととも使用することもできる。
座っている者が望む位置へ座席組立体10を配置するた
めに、全体が40で示されているモータ付き座席調整装
置をも有することが好ましい。しかし、上側軌道26及
び下側軌道24と共に第1支持部材30及び第2支持部
材32を利用する取付組立体18は、機械部品だけによ
る座席調整装置ととも使用することもできる。
【0014】図3及び図4は、取付組立体18の車体外
より側22の側面を示している。以下の説明は、車体中
央より側20は梁部材34を有していないことが好まし
いとの解釈の下、取付組立体18の車体外より側22に
ついて行う。しかしながら、上記において議論したよう
に、梁34は、車体中央より側20に配置してもよく、
また、取付組立体18において一組の梁部材34を使用
することもできると解釈されるべきである。梁34は、
一つのみを使用することが好ましい。なぜならば、2つ
の梁34という余分な重量なしに、座席組立体10にと
って必要な構造的な強度を一つの梁が提供するからであ
る。
より側22の側面を示している。以下の説明は、車体中
央より側20は梁部材34を有していないことが好まし
いとの解釈の下、取付組立体18の車体外より側22に
ついて行う。しかしながら、上記において議論したよう
に、梁34は、車体中央より側20に配置してもよく、
また、取付組立体18において一組の梁部材34を使用
することもできると解釈されるべきである。梁34は、
一つのみを使用することが好ましい。なぜならば、2つ
の梁34という余分な重量なしに、座席組立体10にと
って必要な構造的な強度を一つの梁が提供するからであ
る。
【0015】図3は、取付組立体18の車体外より側2
2を示している。図3において、上側軌道26は、後方
位置にある。すなわち、座席10及び上側軌道26は、
下側軌道24に対して後方に移動されている。取付組立
体18は、第1の取付ブラケット42及び第2の取付ブ
ラケット46を有することが好ましい。第1の取付ブラ
ケット42は、車の床16に、下側軌道24の一方の端
44を取り付けるためのものであり、第2の取付ブラケ
ット46は、車の床16に、下側軌道24の他方の端4
8を取り付けるためのものである。第1取付ブラケット
42及び第2取付ブラケット46は、互いから距離をお
いて配置されている。
2を示している。図3において、上側軌道26は、後方
位置にある。すなわち、座席10及び上側軌道26は、
下側軌道24に対して後方に移動されている。取付組立
体18は、第1の取付ブラケット42及び第2の取付ブ
ラケット46を有することが好ましい。第1の取付ブラ
ケット42は、車の床16に、下側軌道24の一方の端
44を取り付けるためのものであり、第2の取付ブラケ
ット46は、車の床16に、下側軌道24の他方の端4
8を取り付けるためのものである。第1取付ブラケット
42及び第2取付ブラケット46は、互いから距離をお
いて配置されている。
【0016】梁34は、第2の長手方向軸50を規定す
るものであり、第1の支持部材30及び第2の支持部材
32によって支持さている。第2の長手方向軸50は、
第1の長手方向軸28と平行ではなく、梁34、支持部
材30、32及び軌道24、26の間に三角形の関係(t
riangular relationship)があることが好ましい。
るものであり、第1の支持部材30及び第2の支持部材
32によって支持さている。第2の長手方向軸50は、
第1の長手方向軸28と平行ではなく、梁34、支持部
材30、32及び軌道24、26の間に三角形の関係(t
riangular relationship)があることが好ましい。
【0017】取付組立体18は、図1に示されるよう
に、もっぱら座席10によって支持されているシートベ
ルト組立体11を有する座席10に用いることが好まし
い。このことは、座席に座った者が、座席10において
ベルトを締めると、シートベルト組立体11が車の構造
体によって支持されてる場合よりも、大きな荷重(負
荷)に座席をさらすことを意味する。座席に座った者が
減速を体験すると、座席10は、図3において、矢印F
によって示される座席荷重(座席負荷)を体験する。梁
34は、この座席荷重を受け、第1の支持部材30と第
2の支持部材32とにそれを部分的に分配する。
に、もっぱら座席10によって支持されているシートベ
ルト組立体11を有する座席10に用いることが好まし
い。このことは、座席に座った者が、座席10において
ベルトを締めると、シートベルト組立体11が車の構造
体によって支持されてる場合よりも、大きな荷重(負
荷)に座席をさらすことを意味する。座席に座った者が
減速を体験すると、座席10は、図3において、矢印F
によって示される座席荷重(座席負荷)を体験する。梁
34は、この座席荷重を受け、第1の支持部材30と第
2の支持部材32とにそれを部分的に分配する。
【0018】上側の軌道26は、前方位置と後方位置と
の間を移動する。図3に示される後方位置において、第
1の支持部材30は、第1の取付ブラケット42と第2
の取付ブラケット46との間に位置する。したがって、
第1の支持部材30は、第1取付ブラケット42及び第
2取付ブラケット46のいずれによっても直接支持され
ていない軌道24、26の部分において支持される。梁
34は、第1の梁の端部54及び第2の梁の端部52を
有する。梁34は、梁の一端52に加えられた座席荷重
を、軌道24、26が支持されていない点Aから、下側
軌道34が第1取付ブラケット42によって支持されて
いる点Bへ移転させる(shift)ように設計されている。
座席荷重の移転については、以下に、より詳細に説明す
る。
の間を移動する。図3に示される後方位置において、第
1の支持部材30は、第1の取付ブラケット42と第2
の取付ブラケット46との間に位置する。したがって、
第1の支持部材30は、第1取付ブラケット42及び第
2取付ブラケット46のいずれによっても直接支持され
ていない軌道24、26の部分において支持される。梁
34は、第1の梁の端部54及び第2の梁の端部52を
有する。梁34は、梁の一端52に加えられた座席荷重
を、軌道24、26が支持されていない点Aから、下側
軌道34が第1取付ブラケット42によって支持されて
いる点Bへ移転させる(shift)ように設計されている。
座席荷重の移転については、以下に、より詳細に説明す
る。
【0019】梁34は、第1支持部材30に取り付ける
ための第1結合部分(attachment portion)56と第1支
持部材32に取り付けるための第2結合部分(attachmen
t portion)58とを有する。第2結合部分58は、梁3
4の第2端部52の近傍に配置されている。また、第1
結合部分56は、第1端部54及び第2端部52の間の
位置に配置されている。これにより、梁は、第1結合部
分56を越えて伸び、下側軌道24が後方位置にあると
きに、梁34の第1端部54が下側軌道24に係合(eng
aging)する。上述のように、梁34は、梁34の第2端
部52に加えられた座席荷重を第2の端部52から第1
の端部54に伝達し(tansfer)、下側軌道24が後方位
置にあるときに、第1の端部54が、第1の取付ブラケ
ット42の上の位置において、下側軌道24に係合する
ようにする。
ための第1結合部分(attachment portion)56と第1支
持部材32に取り付けるための第2結合部分(attachmen
t portion)58とを有する。第2結合部分58は、梁3
4の第2端部52の近傍に配置されている。また、第1
結合部分56は、第1端部54及び第2端部52の間の
位置に配置されている。これにより、梁は、第1結合部
分56を越えて伸び、下側軌道24が後方位置にあると
きに、梁34の第1端部54が下側軌道24に係合(eng
aging)する。上述のように、梁34は、梁34の第2端
部52に加えられた座席荷重を第2の端部52から第1
の端部54に伝達し(tansfer)、下側軌道24が後方位
置にあるときに、第1の端部54が、第1の取付ブラケ
ット42の上の位置において、下側軌道24に係合する
ようにする。
【0020】図4に示すように、上側軌道26が前方位
置にあるときは、第1支持部材30は、第1取付部材4
2に対して前方に位置する。前方位置において、梁34
は、第1結合部分56を越えて伸び、梁34の第1の端
部54は、軌道24、26によって支持されていない。
置にあるときは、第1支持部材30は、第1取付部材4
2に対して前方に位置する。前方位置において、梁34
は、第1結合部分56を越えて伸び、梁34の第1の端
部54は、軌道24、26によって支持されていない。
【0021】図5に示すように、梁は、第1の端部54
及び第2の端部52の間に配置された係合部分60を有
する。梁34は、上側軌道26が前方位置にあるとき
に、係合部分60が上側軌道26と係合するように設計
されている。梁34は、梁34の第2端部54に加えら
れた座席荷重を第2の端部52から係合部分60に伝達
する。梁34のこの位置取りは、座席荷重を点62回り
の曲げ(buckling、バックリング)から防止し、その代わ
りに、曲げ荷重(buckling load)を、軌道24、26に
よる付加的な支持が提供される点64に伝達する。
及び第2の端部52の間に配置された係合部分60を有
する。梁34は、上側軌道26が前方位置にあるとき
に、係合部分60が上側軌道26と係合するように設計
されている。梁34は、梁34の第2端部54に加えら
れた座席荷重を第2の端部52から係合部分60に伝達
する。梁34のこの位置取りは、座席荷重を点62回り
の曲げ(buckling、バックリング)から防止し、その代わ
りに、曲げ荷重(buckling load)を、軌道24、26に
よる付加的な支持が提供される点64に伝達する。
【0022】オール・ベルト・トゥ・シート荷重に加
え、座席10は、他のタイプの座席荷重を体験する。座
席の座部14及び座席の背もたれ12は、上側の軌道2
6と共に軸方向に移動できるように、上側の軌道26に
支持されていることが好ましい。好ましい実施の形態で
は、座席10は、座席の背もたれ12が上側の軌道26
に取り付けられており、座席の座部14から独立して移
動する分割フレーム(split flame)の形態とっている。
座席の背もたれ12は、上側軌道26に対し、軸回りの
回転可能に取り付けられており、これにより、座席の背
もたれ12が座席座部14に対し実質的に垂直であるま
っすぐに立った位置と、座席の背もたれ12が後方へ回
転され、座席の背もたれ及び座席の座部14及び/又は
上側軌道26の間で鈍角が形成されるリクライナー(rec
liner)位置との間で動くことができるようになっている
ことが好ましい。分割フレーム形式の座席組立体10が
好ましくはあるが、本発明は、公知の他の座席組立体の
形式にも用いることができると解すべきである。
え、座席10は、他のタイプの座席荷重を体験する。座
席の座部14及び座席の背もたれ12は、上側の軌道2
6と共に軸方向に移動できるように、上側の軌道26に
支持されていることが好ましい。好ましい実施の形態で
は、座席10は、座席の背もたれ12が上側の軌道26
に取り付けられており、座席の座部14から独立して移
動する分割フレーム(split flame)の形態とっている。
座席の背もたれ12は、上側軌道26に対し、軸回りの
回転可能に取り付けられており、これにより、座席の背
もたれ12が座席座部14に対し実質的に垂直であるま
っすぐに立った位置と、座席の背もたれ12が後方へ回
転され、座席の背もたれ及び座席の座部14及び/又は
上側軌道26の間で鈍角が形成されるリクライナー(rec
liner)位置との間で動くことができるようになっている
ことが好ましい。分割フレーム形式の座席組立体10が
好ましくはあるが、本発明は、公知の他の座席組立体の
形式にも用いることができると解すべきである。
【0023】座席の背もたれ12がリクライナー位置に
あるときは、第1支持部材30及び第2支持部材32
に、後ろ向きの引張荷重が加わる。すなわち、引張荷重
は、図3において矢印“F”によって示される座席荷重
のほぼ反対方向に加わる。梁34は、第1支持部材30
と第2支持部材32との間に引張荷重が分配されるよう
に設計されている。これは、軌道24、26に係る荷重
の総和を減らす。
あるときは、第1支持部材30及び第2支持部材32
に、後ろ向きの引張荷重が加わる。すなわち、引張荷重
は、図3において矢印“F”によって示される座席荷重
のほぼ反対方向に加わる。梁34は、第1支持部材30
と第2支持部材32との間に引張荷重が分配されるよう
に設計されている。これは、軌道24、26に係る荷重
の総和を減らす。
【0024】図6は、取付組立体18の車体外より側2
2の分解図を示している。第1支持部材30及び第2支
持部材32は、荷重保持部材又は梁34を上側軌道26
に取り付けるのに使用する取付ブラケットであることが
好ましい。第1支持部材30は、平坦な底部分66及び
一組の上方に伸びる板部68を有する。平坦な底部分6
6は、当業者に公知の方法で上側軌道26の上面70に
取り付けられていることが好ましい。板部68は、第1
の距離D1だけ座席の座部14の方向へ、上側軌道26
から外へ向けて伸びている。距離D1は、図4にも示さ
れている。
2の分解図を示している。第1支持部材30及び第2支
持部材32は、荷重保持部材又は梁34を上側軌道26
に取り付けるのに使用する取付ブラケットであることが
好ましい。第1支持部材30は、平坦な底部分66及び
一組の上方に伸びる板部68を有する。平坦な底部分6
6は、当業者に公知の方法で上側軌道26の上面70に
取り付けられていることが好ましい。板部68は、第1
の距離D1だけ座席の座部14の方向へ、上側軌道26
から外へ向けて伸びている。距離D1は、図4にも示さ
れている。
【0025】第2支持部材32は、平坦な底部分72及
び一組の上方に伸びる板部74を有する。平坦な底部分
72も、上側軌道26の上面70に取り付けられている
ことが好ましい。第2支持部材32の板部74は、第2
の距離D2だけ上側軌道26から外へ向けて伸びてい
る。第2距離D2は、第1距離D1より大きいことが好
ましい。
び一組の上方に伸びる板部74を有する。平坦な底部分
72も、上側軌道26の上面70に取り付けられている
ことが好ましい。第2支持部材32の板部74は、第2
の距離D2だけ上側軌道26から外へ向けて伸びてい
る。第2距離D2は、第1距離D1より大きいことが好
ましい。
【0026】梁34は、第1端部54が、第1支持部材
30の板部69の間に受けられており、第2端部52
が、第2支持部材32の板部74の間に受けられてお
り、梁34、第2支持部材32並びに下側軌道24及び
上側軌道26の間でほぼ三角形の荷重保持構造となって
いることが好ましい。この三角形の荷重保持構造は、座
席荷重を実質的に第1支持部材30と第2支持部材32
との間に分配することを可能とし、これにより、軌道2
4、26にかかる荷重の全体を減少させる。
30の板部69の間に受けられており、第2端部52
が、第2支持部材32の板部74の間に受けられてお
り、梁34、第2支持部材32並びに下側軌道24及び
上側軌道26の間でほぼ三角形の荷重保持構造となって
いることが好ましい。この三角形の荷重保持構造は、座
席荷重を実質的に第1支持部材30と第2支持部材32
との間に分配することを可能とし、これにより、軌道2
4、26にかかる荷重の全体を減少させる。
【0027】梁34は、基部76と、上側軌道26に向
けて基部76から下方に伸びる一組の側壁78とからな
ることが好ましい。好ましい実施の形態では、側壁78
が軌道24、26に向けて下方に延びているが、側壁7
8は、他の方向に向けて基部76から外へと伸びること
であってもよいと解するべきである。側壁78は、それ
ぞれ、第1支持部材30及び第2支持部材32の板部6
8、74に取り付けられていることが好ましい。
けて基部76から下方に伸びる一組の側壁78とからな
ることが好ましい。好ましい実施の形態では、側壁78
が軌道24、26に向けて下方に延びているが、側壁7
8は、他の方向に向けて基部76から外へと伸びること
であってもよいと解するべきである。側壁78は、それ
ぞれ、第1支持部材30及び第2支持部材32の板部6
8、74に取り付けられていることが好ましい。
【0028】本発明は、従来の”オール・ベルト・トゥ
・シート”取付組立体に対し幾つかの利点を有する。な
ぜならば、本発明は、耐久性があり、強固な取付組立体
であって、総部品数を減らし、重量と総組立費を減らす
からである。荷重伝達部材又は梁34は、第1支持部材
30と第2支持部材32との間で座席荷重を受け、分配
するように設計されている。また、梁34は、軌道2
4、26に伝達される座席荷重をより均一に分配する。
これにより、軌道の単一部分に過荷重がかかることによ
り、軌道が車から分離する可能性が減らされる。また、
取付組立体18は、座席が前方位置または後方位置にあ
るとき、及び、座席の背もたれがまっすぐ立った位置ま
たはリクライナー位置にあるとき、適当な構造てきな強
度を提供するように設計されている。
・シート”取付組立体に対し幾つかの利点を有する。な
ぜならば、本発明は、耐久性があり、強固な取付組立体
であって、総部品数を減らし、重量と総組立費を減らす
からである。荷重伝達部材又は梁34は、第1支持部材
30と第2支持部材32との間で座席荷重を受け、分配
するように設計されている。また、梁34は、軌道2
4、26に伝達される座席荷重をより均一に分配する。
これにより、軌道の単一部分に過荷重がかかることによ
り、軌道が車から分離する可能性が減らされる。また、
取付組立体18は、座席が前方位置または後方位置にあ
るとき、及び、座席の背もたれがまっすぐ立った位置ま
たはリクライナー位置にあるとき、適当な構造てきな強
度を提供するように設計されている。
【図1】車両の構造体に取り付けられた座席組立体の側
面の模式図である。
面の模式図である。
【図2】本発明に沿って設計された座席取付組立体の好
ましい実施形態の斜視図である。
ましい実施形態の斜視図である。
【図3】座席取付組立体の好ましい実施形態であって、
後方位置にあるものの側面図である。
後方位置にあるものの側面図である。
【図4】座席取付組立体の好ましい実施形態であって、
前方位置にあるものの側面図である。
前方位置にあるものの側面図である。
【図5】図4に示した座席取付組立体の部分拡大図であ
る。
る。
【図6】図3に示した座席組立体の分解図である。
10 座席組立体 12 背もたれ 14 座部 16 車の構造体、床 18 取付組立体 24 第1の軌道 26 第2の軌道 28 第1の長手方向軸 30 第1の支持部材 32 第2の支持部材 34 梁 36 第1の支持部材 38 第2の支持部材 42 第1の取付ブラケット 44 第2の取付ブラケット 50 第2の長手方向軸 D1 第1の距離 D2 第2の距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー ジェイムズ アレグザンダー アンドリーゴ カナダ国 エル3ヴィー 6エイチ2 オ ンタリオ州 オリーリア アールアールナ ンバー2 ホースホウ ヴァリー ロード 1920
Claims (26)
- 【請求項1】 車内に座席を取り付けるための組立体に
おいて、 第1の長手方向軸を規定する第1の軌道と、 前記第1の軌道と相対運動ができるように支持された第
2の軌道と、 前記第2の軌道に支持されている第1の支持部材と、 前記第1の支持部材から距離をおいて配置され、前記第
2の軌道に支持されている第2の支持部材と、 第2の長手方向軸を規定しており、前記第1及び第2の
支持部材により前記第2の軌道に支持されている梁とを
備え、 前記梁は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材と
の間で座席荷重を部分的に分配することを特徴とする組
立体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の組立体において、 前記梁は、前記第1の長手方向軸が前記第2の長手方向
軸と平行とならないように配置されていることを特徴と
する組立体。 - 【請求項3】 請求項1に記載の組立体において、 前記第1の軌道の一方の端部を車の構造体に取り付ける
ための第1の取付ブラケットと、 前記第1の軌道の他方の端部を前記車の構造体に取り付
けるための第2の取付ブラケットとを有することを特徴
とする組立体。 - 【請求項4】 請求項3に記載の組立体において、 前記第2の軌道は、前方位置と後方位置との間を移動
し、 前記前方位置では、前記第1の支持部材が、前記第1の
取付ブラケットに対し前方に位置し、 前記後方位置では、前記第1の支持部材が、前記第1の
取付ブラケットと前記第2の取付ブラケットとの間に位
置することを特徴とする組立体。 - 【請求項5】 請求項4に記載の組立体において、 前記梁は、前記第1の支持部材に結合するための第1の
結合部分と、前記第2の支持部材に結合するための第2
の結合部分とを有することを特徴とする組立体。 - 【請求項6】 請求項5に記載の組立体において、 前記梁は、第1の端部と第2の端部とを有し、 前記第2の結合部分は、前記第2の端部の近傍に配置さ
れており、 前記第1の結合部分は、前記梁が前記第1の結合部分を
超えて伸び、前記第2の軌道が前記後方位置にあるとき
に、前記第1の端部を前記第1の軌道に係合させるよう
に、前記第1の端部と前記第2の端部との間の位置に配
置されていることを特徴とする組立体。 - 【請求項7】 請求項6に記載の組立体において、 前記梁は、前記第2の端部に加えられた座席荷重を前記
第2の端部から前記第1の端部へ部分的に伝達し、前記
第2の軌道が前記後方位置にあるときに、前記第1の取
付ブラケットの上方の位置において、前記梁の前記第1
の端部を前記第1の軌道に係合させることを特徴とする
組立体。 - 【請求項8】 請求項5に記載の組立体において、 前記梁は、第1の端部と第2の端部とを有し、 前記第2の結合部分は、前記第2の端部の近傍に配置さ
れており、 前記第1の結合部分は、前記梁が前記第1の結合部分を
超えて伸び、前記第2の軌道が前記前方位置にあるとき
に、前記第1の端部が支持されない状態となるように、
前記第1の端部と前記第2の端部との間の位置に配置さ
れていることを特徴とする組立体。 - 【請求項9】 請求項8に記載の組立体において、 前記梁は、前記第1の端部と前記第2の端部との間に配
置された係合部分を有し、 前記第2の軌道が前記前方位置にあるときは、前記係合
部分は、前記第2の軌道と係合することを特徴とする組
立体。 - 【請求項10】 請求項9に記載の組立体において、 前記梁は、前記第2の端部に加えられた座席荷重を、前
記第2の端部から前記係合部分に部分的に伝達すること
を特徴とする組立体。 - 【請求項11】 車内に座席を取り付けるための組立体
において、 第1の長手方向軸を規定する第1の軌道と、 前記第1の軌道と相対運動ができるように支持された第
2の軌道と、 前記第2の軌道に支持されている第1の支持部材と、 前記第1の支持部材から距離をおいて配置され、前記第
2の軌道に支持されている第2の支持部材と、 前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とにより前記
第2の軌道に支持され、前記第1の長手方向軸に平行で
ない第2の長手方向軸を規定する梁とを備え、 前記梁は、前記座席荷重をうけ、前記第1及び第2の支
持部材に伝達することを特徴とする組立体。 - 【請求項12】 請求項11に記載の組立体において、 前記第1の支持部材は、ほぼ平坦な底部分と、上向きに
伸びる一組の板部とからなり、 前記平坦な底部分は、前記第2の軌道の最上面に取り付
けられており、 前記板部は、前記第2の軌道から外へ向けて第1の距離
だけ伸びていることを特徴とする組立体。 - 【請求項13】 請求項12に記載の組立体において、 前記第2の支持部材は、ほぼ平坦な底部分と、上向きに
伸びる一組の板部とからなり、 前記平坦な底部分は、前記第2の軌道の前記最上面に取
り付けられており、 前記第2の支持部材の前記板部は、前記第1の距離より
大きな第2の距離だけ、前記第2の軌道から外へ向けて
伸びていることを特徴とする組立体。 - 【請求項14】 請求項13に記載の組立体において、 前記梁は、一方の端部において、前記第1の支持部材の
板部の間において受けられており、他方の端部おいて、
前記第2の支持部材の板部の間において受けられてお
り、これにより、前記梁、前記第2の支持部材並びに前
記第1及び第2の軌道の間で、三角形の荷重支持構造が
形成されていることを特徴とする組立体。 - 【請求項15】 請求項14に記載の組立体において、 前記梁は、基部を有し、 前記基部は、前記基部から前記第2軌道に向けて下方へ
延びる一組の側壁を備えており、 前記側壁は、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部
材の前記板部に取り付けられていることを特徴とする組
立体。 - 【請求項16】 車の座席の組立体において、 座席の座部と、 座席の背もたれと、 第1の軌道と、 前記第1の軌道と相対運動可能に支持された第2の軌道
であって、前記座席の座部が共に移動するように取り付
けられている第2の軌道と、 前記第2の軌道に支持された第1の支持部材と、 前記第2の軌道に支持されており、前記第1の支持部材
から間隔をおいて配置されている第2の支持部材と、 前記第1及び第2の支持部材によって前記第2の軌道に
支持されており、第2の長手方向軸を規定する梁であっ
て、前記第1及び第2の支持部材の間に座席荷重を部分
的に分配する梁とを備えることを特徴とする組立体。 - 【請求項17】 請求項16に記載の組立体において、 前記座席の背もたれは、前記座席の座部に対し前記背も
たれが実質的に垂直となるまっすぐに立った位置と、前
記座席の座部と前記座席の背もたれとの間に鈍角が形成
されるように、前記背もたれが後方に横になるリクライ
ナー位置との間で移動可能であり、 前記座席の背もたれが前記リクライナー位置にあるとき
は、前記座席の背もたれが前記梁に引張荷重を作用さ
せ、前記梁が前記第1及び第2の支持部材に前記引張荷
重を分配することを特徴とする組立体。 - 【請求項18】 請求項16に記載の組立体において前
記第1及び第2の支持部材の各々は、ほぼ平坦な底部分
と、互いに距離をおいて配置され、外へ向けて伸びる一
組の板部とを有し、 前記平坦な底部分は、前記第2の軌道の最上面に固定さ
れており、 前記板部は、前記第2の軌道から前記座席の座部へ向け
て上向きに伸びており、前記第1の支持部材の板部は、
前記第2の軌道から外へ向けて第1の距離だけ伸びてお
り、前記第2の支持部材の板部は、前記第2の軌道から
外へ向けて第2の距離だけ伸びており、 前記第2の距離は、前記第1の距離より大きいことを特
徴とする組立体。 - 【請求項19】 請求項18に記載の組立体において、 前記梁は、底部分と一組の側壁とを有し、 前記梁は、前記側壁が前記板部に取り付けられるよう
に、前記組となっている板部の間において前記第1及び
第2の支持部材によって受けられていることを特徴とす
る組立体。 - 【請求項20】 請求項18に記載の組立体において、 前記梁は、第1の端部及び第2の端部を有し、 前記第1の支持部材は、前記第1及び第2の端部の間の
梁部分において、前記梁に取り付けられ、 前記第2の支持部材は、前記第2の端部の近傍において
前記梁に取り付けられることで、前記梁、前記第2の支
持部材及び前記第2の軌道の間でほぼ三角形の荷重支持
構造を形成していることを特徴とする組立体。 - 【請求項21】 請求項16に記載の組立体において、 前記梁は、前記第1の長手方向軸が前記第2の長手方向
軸と平行とならないように配置されていることを特徴と
する組立体。 - 【請求項22】 請求項16に記載の組立体において、 前記第1の軌道の一端を車の構造体に取り付けるための
第1の取付ブラケットと、 前記第1の軌道の他端を前記車の構造体に取り付けるた
めの第2の取付ブラケットとを有し、 前記第2の軌道は、前記第1の支持部材が、前記第1の
取付ブラケットに対し前方に位置する前方位置と、前記
第1の支持部材が、前記第1及び前記第2の取付ブラケ
ットの間に位置する後方位置との間を移動することを特
徴とする組立体。 - 【請求項23】 請求項22に記載の組立体において、 前記梁は、第1の梁の端部と第2の梁の端部とを有し、 前記第1の支持部材は、前記第1及び第2の梁の端部の
間の位置において、前記梁に取り付けられており、前記
第2の支持部材は、前記第2の端部の近傍において、前
記梁に取り付けられていることを特徴とする組立体。 - 【請求項24】 請求項23に記載の組立体において、 前記第2の座席の軌道は、前記第1の梁の端部が前記第
2の軌道に支持されていない前方位置と、前記第1の梁
の端部が前記第1の軌道に係合している後方位置との間
で移動可能であることを特徴とする組立体。 - 【請求項25】 請求項24に記載の組立体において、 前記梁は、前記梁の前記第2の端部に加えられた座席荷
重を、前記第2の端部から前記第1の端部へ伝達し、前
記第2の軌道が前記後方位置にあるときに、前記梁の前
記第1の端部が、前記第1の取付ブラケットにより支持
されている軌道の部分において前記第1の軌道に係合す
ることを特徴とする組立体。 - 【請求項26】 請求項24に記載の組立体において、 前記梁は、前記第2の軌道に係合するための係合部分を
有し、 前記梁は、前記第2の軌道が前記前方位置にあるとき
に、前記梁の前記第2の端部に加えられた座席荷重を、
前記第2の端部から前記係合部分に部分的に分配するこ
とを特徴とする組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/110,740 US6089665A (en) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | Load transfer structural member for a seat assembly |
US09/110740 | 1998-07-02 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11186110A Pending JP2000025503A (ja) | 1998-07-02 | 1999-06-30 | 座席組立体用の荷重伝達構造部材 |
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---|---|
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