JP2000024981A - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット

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JP2000024981A
JP2000024981A JP10187888A JP18788898A JP2000024981A JP 2000024981 A JP2000024981 A JP 2000024981A JP 10187888 A JP10187888 A JP 10187888A JP 18788898 A JP18788898 A JP 18788898A JP 2000024981 A JP2000024981 A JP 2000024981A
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
arm
reduction gears
unit
industrial robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP10187888A
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English (en)
Inventor
Takanori Funahashi
隆憲 舟橋
Shuji Hachitani
修二 蜂谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10187888A priority Critical patent/JP2000024981A/ja
Publication of JP2000024981A publication Critical patent/JP2000024981A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複腕の水平多関節ロボットにおいて、ロボッ
トの設置面積を増やさずに、ロボットの総高さを低く抑
えることを目的とする。 【解決手段】 複数のアームの駆動モータの回転をベル
ト19、20とプーリ17、18で伝達することによ
り、複数のモータ間の距離を縮めるとともに、モータを
回転駆動部の出力側に連結され、上下機構部の高さ以下
に嵌入可能な円筒部14に収納することにより、ロボッ
トの総高さを低く抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数アームを有す
る水平関節型の産業用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数アームを有する水平関節型の
産業用ロボットを図4、図5を用いて説明する。図にお
いて、1aは平板状のワーク2aを吸着把持するハン
ド、3aはハンド1aを一定の姿勢を保ちながら直進移
動させる左側アーム、同様に4a、5a、6aはそれぞ
れ、もう一方のハンド、ワーク、右側アームである。ま
た、7aは左側アームを駆動するモータ、8aは右側ア
ームを駆動するモータである。9aはアーム3a、6a
を回動可能に取り付けるとともに、モータ7a、8aを
収納するベース部であり、回転駆動部10aにより回転
駆動される円筒部14aの上に固定されている。11a
はレール12aに沿って上下に移動するガイドブロッ
ク、13aは上下軸駆動用のモータ、21aは上下モー
タ13aにより回転され回転駆動部10aに固定された
ナットを上下させるボールねじである。15a、16a
はモータ7a、8aの出力軸に設けられた減速機で、減
速機15a、16aの出力軸はアーム3a、6aに連結
され、モータ7a、8aの回転を減速機15a、16a
を介してアーム3a、6aを回転するように構成されて
いる。以上のように構成された4軸複腕の産業用ロボッ
トにより、ワーク2枚の同時搬送、ハンドリングが行わ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この産業用ロボットを
クリーン環境で使用する場合には、ワークの下方にロボ
ットを配置する必要がある。ワークの搬送高さは人間が
扱える高さに決められるため、図4に示す従来のロボッ
トでは総高さHを一定高さに制限しなければならない。
【0004】しかし、レール12a、ボールねじ21a
には一定長が必要であり、また、ベース部9aにはモー
タ7a、8aを収納するため一定の高さが必要であるた
め、その結果ロボットの総高さHが高くなり、クリーン
環境における使用には適さないという課題を有してい
た。また、ロボットの総高さHを低くするために、モー
タ7a、8aを円筒部14a内に収納すると、モータ7
a、8aと出力側に設けられた減速機は同軸上に設けら
れているため、モータ7a、8aを収納する円筒部14
aの直径を大きくしなければならず、それによりロボッ
トの設置面積が大きくなるという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、水平面内で動作可能に支持され、駆動され
る複数のアームと、前記複数のアームを一体で回転させ
る回転機構部と、前記回転機構部内に装着され、各アー
ムを駆動する減速機を有するアーム駆動部と、前記回転
機構部を上下させる上下機構部を備えた産業用ロボット
において、アーム駆動部のモータの出力軸と減速機の入
力軸を軸線を離して設け、両軸間にベルトを張設し減速
機を駆動することを特徴とするものである。
【0006】本発明によると、従来の産業用ロボットに
おいては、モータの出力軸と減速機の入力軸を同軸上に
設けているため、モータ部を回転機構部の大径のベース
部に設置していたが、本発明によるとモータの出力軸と
減速機の入力軸を軸線を離して設け、ベルト伝導機構に
より減速機で駆動するようにしたので、モータ部を回転
機構部の小径の円筒部に設置することができるため、ベ
ース部の高さを低く設定でき、ロボットの総高さ、およ
びワークの搬送高さを低くすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水平面内で動作可能に支持され、駆動される複数の
アームと、前記複数のアームを一体で回転させる回転機
構部と、前記回転機構部内に装着され、各アームを駆動
する減速機を有するアーム駆動部と、前記回転機構部を
上下させる上下機構部を備えた産業用ロボットにおい
て、アーム駆動部のモータの出力軸と減速機の入力軸を
軸線を離して設け、両軸間にベルトを張設し減速機を駆
動することを特徴とするものであり、従来の産業用ロボ
ットにおいては、モータの出力軸と減速機の入力軸を同
軸上に設けているため、モータ部を回転機構部の大径の
ベース部に設置していたが、本発明によると、モータの
出力軸と減速機の入力軸を軸線を離して設け、ベルト伝
導機構により減速機を駆動するように構成したので、モ
ータ部を回転機構部の小径の円筒部に設置することがで
きるため、ベース部の高さを低く設定でき、ロボットの
総高さ、およびワークの搬送高さを低くすることができ
る作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、回転機構部は、
上下機構部による下降時に、上下機構部を構成するガイ
ドレールの高さより下方に嵌入する小径の円筒部と、前
記上下機構部の上方に位置する大径のベース部を備え、
前記円筒部にはアーム駆動部のモータを、前記ベース部
には減速機を配置したことを特徴とするものであり、請
求項1に記載の発明が有する作用に加えて、従来デッド
スペースとなっていた円筒部にモータを設置できるた
め、スペースを有効活用し、装置全体を小型化できる作
用を有する。
【0009】以下、図1〜図3を参照して本発明の実施
の形態について説明する。 (実施の形態1)図において、1はワーク2を吸着把持
するハンド、3はハンド1を一定の姿勢を保ちながら、
直進移動させる左側アーム、同様に4、5、6はそれぞ
れ、もう一方のハンド、ワーク、右側アームである。ま
た、7は左側アームを駆動するモータ、8は右側アーム
を駆動するモータで、回転機構部の円筒部14内に設置
されている。15、16はアーム駆動部の減速機で、前
記モータ7、8と同一軸線上ではなく、軸線を離して回
転機構部のベース部内に設置されている。9はアーム
3、6を回動可能に取り付けるとともに、アーム駆動部
の減速機15、16、および減速機の入力軸に固定され
たプーリ17、18を収納するベース部、10はモータ
と減速機により構成され、減速機の出力部分の上部に連
結された小径の円筒部14と大径のベース部9を回転駆
動する回転駆動部、14は回転駆動部10の出力側とベ
ース部9とを連結し、モータ7、8を収納する小径の円
筒部、19は駆動モータ7の回転を減速機15に伝達す
るベルト、20は駆動モータ8の回転を減速機16に伝
達するベルトである。
【0010】上記した通り、本実施の形態においては、
アーム駆動部のモータ7、8の出力軸とアーム駆動部の
減速機15、16の入力軸を軸線を離して設け、プーリ
17、18およびベルト19、20により減速機を駆動
するように構成し、さらに、モータ7、8を従来は設置
が困難であった回転機構部の小型の円筒部14内に設置
し、減速機15、16および減速機の入力軸および入力
軸に固定されたプーリ17、18を大径のベース部9に
設置している。
【0011】また、11はレール12に沿って上下に移
動するガイドブロック、13は上下軸駆動用のモータ、
21は上下駆動モータ13により回転され、回転駆動部
10に固定されたナット22を上下させるボールねじで
ある。以上のように構成された4軸水平型の産業用ロボ
ットにおいて、左側アーム3および右側アーム6は、円
筒部14内に設置されたモータ7、8が回転することに
より、プーリ17、18、ベルト19、20を介して減
速機15、16に伝達され、減速機の出力軸に連結され
たアーム3、6を駆動する。本実施の形態においては、
円筒部14内に設置されたモータの回転をプーリ17、
18、ベルト19、20を介して、減速機15、16を
回転しハンド1、4を一定の姿勢を保ちながら、直進移
動するように構成されている。また、回転駆動部10が
減速機15、16の出力部分に連結されている円筒部1
4とベース部9を回転駆動すると、アーム3、6が一体
で回転し、ハンド1、4の進行方向を変更する回転を行
う。また、上下駆動モータ13、ガイドブロック11、
レール12、ボールねじ21とからなる上下機構部は、
回転駆動部10を上下移動させることにより、ハンド
1、4を上下に移動させ、ワーク2、5の投入および取
り出し動作が行われる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータの
出力軸と減速機の入力軸を軸線を離して設け、ベルト伝
導機構により減速機を駆動するようにしたので、モータ
部を回転機構部の小径の円筒部に設置することができる
ため、ベース部の高さを低く設定でき、ロボットの総高
さ、およびワークの搬送高さを低くすることができ、ま
た、モータを従来のデッドスペースとなっていた円筒部
に設置するため、スペースの有効活用を行うとともに、
装置全体を小型化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による複腕の産業用ロボ
ットの側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるアーム構成を示す
平面図である。
【図4】従来の複腕の産業用ロボットの側面図である。
【図5】図4のA矢視図である。
【符号の説明】
1、4 ハンド 2、5 ワーク 3 左側アーム 6 右側アーム 7、8 モータ 9 ベース部 10 回転駆動部 11 ガイドブロック 12 レール 13 上下駆動モータ 14 円筒部 15、16 減速機 17、18 プーリ 19、20 ベルト 21 ボールねじ 22 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面内で動作可能に支持され、駆動さ
    れる複数のアームと、前記複数のアームを一体で回転さ
    せる回転機構部と、前記回転機構部内に装着され、各ア
    ームを駆動する減速機を有するアーム駆動部と、前記回
    転機構部を上下させる上下機構部を備えた産業用ロボッ
    トにおいて、アーム駆動部のモータの出力軸と減速機の
    入力軸を軸線を離して設け、両軸間にベルトを張設し減
    速機を駆動することを特徴とする産業用ロボット。
  2. 【請求項2】 回転機構部は、上下機構部による下降時
    に、上下機構部を構成するガイドレールの高さより下方
    に嵌入する小径の円筒部と、前記上下機構部の上方に位
    置する大径のベース部を備え、前記円筒部にはアーム駆
    動部のモータを、前記ベース部には減速機を配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
JP10187888A 1998-07-02 1998-07-02 産業用ロボット Pending JP2000024981A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000658A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Sinfonia Technology Co Ltd 基板搬送ロボット
KR101367454B1 (ko) 2005-12-05 2014-02-25 니혼 덴산 산쿄 가부시키가이샤 산업용 로보트
JP2014237199A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 セイコーエプソン株式会社 ロボットおよびロボットの操作方法

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JP2011000658A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Sinfonia Technology Co Ltd 基板搬送ロボット
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