JP2000023967A - 計算機式断層撮影システムでx線照射線量を低減する方法およびシステム - Google Patents
計算機式断層撮影システムでx線照射線量を低減する方法およびシステムInfo
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61B6/5205—Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of raw data to produce diagnostic data
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Abstract
(57)【要約】
計算機式断層撮影(CT)システムで照射線量を低減す
るための方法およびシステムが開示される。一態様で
は、CTシステムは構成設定可能なマルチスライス検出
器アレイおよび調節可能な線源コリメータを含む。検出
器アレイは、シンチレータ・アレイに光学結合されたフ
ォトダイオード・セル・アレイを含む。フォトダイオー
ド・アレイは行および列に配列された複数のフォトダイ
オードを含も、これらは任意の数の内側および外側スラ
イスからのスライス・データを収集するように組み合わ
せることが出来る。CTシステムはまた、X線源および
コリメータを含む。X線源はX線ビームを発生し、X線
ビームはコリメータによってコリメートされて、各外側
スライスの厚さを定める。動作の際、オペレータが内側
スライスの数量および厚さ、並びに各々の外側スライス
の厚さを決定する。オペレータによって定められたとお
りに検出器およびコリメータの構成設定を変更した後、
各内側スライスおよび各外側スライスについてのスライ
ス・データが収集される。
るための方法およびシステムが開示される。一態様で
は、CTシステムは構成設定可能なマルチスライス検出
器アレイおよび調節可能な線源コリメータを含む。検出
器アレイは、シンチレータ・アレイに光学結合されたフ
ォトダイオード・セル・アレイを含む。フォトダイオー
ド・アレイは行および列に配列された複数のフォトダイ
オードを含も、これらは任意の数の内側および外側スラ
イスからのスライス・データを収集するように組み合わ
せることが出来る。CTシステムはまた、X線源および
コリメータを含む。X線源はX線ビームを発生し、X線
ビームはコリメータによってコリメートされて、各外側
スライスの厚さを定める。動作の際、オペレータが内側
スライスの数量および厚さ、並びに各々の外側スライス
の厚さを決定する。オペレータによって定められたとお
りに検出器およびコリメータの構成設定を変更した後、
各内側スライスおよび各外側スライスについてのスライ
ス・データが収集される。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は一般的に計算機式断層撮影(C
T)イメージングに関し、更に具体的に云えば、マルチ
スライス型CTシステムでX線照射線量を低減し且つX
線効率を改善することに関するものである。
T)イメージングに関し、更に具体的に云えば、マルチ
スライス型CTシステムでX線照射線量を低減し且つX
線効率を改善することに関するものである。
【0002】
【発明の背景】公知の少なくとも1つの形式の計算機式
断層撮影(CT)イメージング・システムでは、X線源
が、一般に「イメージング平面」と呼ばれる直交座標系
のX−Y平面内に位置するようにコリメートされた扇形
X線ビームを投射する。X線ビームは患者のような撮影
対象の物体を通過する。X線ビームは、物体によって減
衰させられた後、放射線検出器アレイに入射する。検出
器アレイが受け取ったX線ビームの強度は、物体による
X線ビームの減衰量に関係する。検出器アレイを構成す
る各々の検出器素子が、その検出器の場所におけるビー
ム減衰量の測定値である別々の電気信号を発生する。全
ての検出器からの減衰量測定値が別々に取得されて、透
過プロフィールが作成される。
断層撮影(CT)イメージング・システムでは、X線源
が、一般に「イメージング平面」と呼ばれる直交座標系
のX−Y平面内に位置するようにコリメートされた扇形
X線ビームを投射する。X線ビームは患者のような撮影
対象の物体を通過する。X線ビームは、物体によって減
衰させられた後、放射線検出器アレイに入射する。検出
器アレイが受け取ったX線ビームの強度は、物体による
X線ビームの減衰量に関係する。検出器アレイを構成す
る各々の検出器素子が、その検出器の場所におけるビー
ム減衰量の測定値である別々の電気信号を発生する。全
ての検出器からの減衰量測定値が別々に取得されて、透
過プロフィールが作成される。
【0003】公知の第3世代CTシステムでは、X線源
および検出器アレイが、イメージング平面内で撮影対象
物体の周りをガントリによって回転させられ、これによ
りX線ビームが撮影対象物体と交差する角度が絶えず変
化する。X線源は、典型的には、X線管を含んでおり、
X線管は焦点でX線ビームを放出する。X線検出器は、
典型的には、検出器で受け取った散乱X線ビームをコリ
メートするための患者後置コリメータを含んでいる。シ
ンチレータが患者後置コリメータに隣接して配置され、
フォトダイオードがシンチレータに隣接して配置されて
いる。
および検出器アレイが、イメージング平面内で撮影対象
物体の周りをガントリによって回転させられ、これによ
りX線ビームが撮影対象物体と交差する角度が絶えず変
化する。X線源は、典型的には、X線管を含んでおり、
X線管は焦点でX線ビームを放出する。X線検出器は、
典型的には、検出器で受け取った散乱X線ビームをコリ
メートするための患者後置コリメータを含んでいる。シ
ンチレータが患者後置コリメータに隣接して配置され、
フォトダイオードがシンチレータに隣接して配置されて
いる。
【0004】1回の走査で増大した数のスライスについ
てのデータを得るためにマルチスライスCTシステムが
使用されている。公知のマルチスライスCTシステム
は、典型的には、3D検出器として一般に知られている
検出器を含む。このような3D検出器では、複数の検出
器素子が行列に配列された別々のチャネルを形成する。
各々の1行の検出器はそれぞれ1つのスライスを形成す
る。例えば、2スライス検出器は2行の検出器素子を有
し、また4スライス検出器は4行の検出器素子を有す
る。マルチスライス走査の際、複数行の検出器素子に同
時にX線ビームが入射し、従って複数のスライスについ
てのデータが得られる。
てのデータを得るためにマルチスライスCTシステムが
使用されている。公知のマルチスライスCTシステム
は、典型的には、3D検出器として一般に知られている
検出器を含む。このような3D検出器では、複数の検出
器素子が行列に配列された別々のチャネルを形成する。
各々の1行の検出器はそれぞれ1つのスライスを形成す
る。例えば、2スライス検出器は2行の検出器素子を有
し、また4スライス検出器は4行の検出器素子を有す
る。マルチスライス走査の際、複数行の検出器素子に同
時にX線ビームが入射し、従って複数のスライスについ
てのデータが得られる。
【0005】マルチスライスCTシステムは、z軸にお
いて一様なX線ビーム強度を持つように検出器を照射す
るために線源コリメータを必要とする。これは、非一様
なz軸検出器に対して非一様なX線ビームの通常の動き
によって引き起こされるような画像アーティファクトを
防止するために不可欠である。残念なことに、X線ビー
ムの多くは典型的には検出器の端から外れて未使用状態
になり、その結果とし低い照射線量効率および高い患者
照射線量を生じさせる。
いて一様なX線ビーム強度を持つように検出器を照射す
るために線源コリメータを必要とする。これは、非一様
なz軸検出器に対して非一様なX線ビームの通常の動き
によって引き起こされるような画像アーティファクトを
防止するために不可欠である。残念なことに、X線ビー
ムの多くは典型的には検出器の端から外れて未使用状態
になり、その結果とし低い照射線量効率および高い患者
照射線量を生じさせる。
【0006】従って、走査スライスの数および厚さを選
択して、患者のX線照射線量を低減し且つX線ビーム効
率を改善することが出来るように、X線ビームの全てを
利用するCTシステムを提供することが望ましい。
択して、患者のX線照射線量を低減し且つX線ビーム効
率を改善することが出来るように、X線ビームの全てを
利用するCTシステムを提供することが望ましい。
【0007】
【発明の概要】これら及び他の目的を達成しうるCTシ
ステムは、一態様では、構成設定可能なマルチスライス
検出器アレイおよび線源コリメータを利用して、患者X
線照射線量を低減し且つX線ビーム効率を改善する。こ
のCTシステムのマルチスライス検出器は複数の検出器
モジュールを含む。各々の検出器モジュールは、シンチ
レータ・アレイに光学結合されたフォトダイオード・セ
ル・アレイを含む。フォトダイオード・アレイは行およ
び列に配列された複数のフォトダイオードを含む。患者
後置コリメータ・アレイがシンチレータ・アレイに整列
し且つシンチレータ・アレイに隣接して配置されて、患
者を通過した後のX線ビームをコリメートする。各々の
検出器モジュールは更に、スイッチ装置およびデコーダ
を含む。スイッチ装置はフォトダイオード出力線とCT
システムのデータ取得システム(DAS)との間に電気
結合される。スイッチ装置は、一態様では、FETのア
レイより成り、各々のフォトダイオード出力線を作動可
能とし、不作動にし、或いは他のフォトダイオード出力
線を組み合わせることによって、スライスの数および各
スライスの厚さを変更する。これらのスライスは内側ス
ライスおよび外側スライスとして構成設定し得る。当該
CTシステムはまた、X線ビームを発生するX線源を含
む。X線ビームは線源コリメータによってコリメートさ
れて、外側スライスの厚さを定める。
ステムは、一態様では、構成設定可能なマルチスライス
検出器アレイおよび線源コリメータを利用して、患者X
線照射線量を低減し且つX線ビーム効率を改善する。こ
のCTシステムのマルチスライス検出器は複数の検出器
モジュールを含む。各々の検出器モジュールは、シンチ
レータ・アレイに光学結合されたフォトダイオード・セ
ル・アレイを含む。フォトダイオード・アレイは行およ
び列に配列された複数のフォトダイオードを含む。患者
後置コリメータ・アレイがシンチレータ・アレイに整列
し且つシンチレータ・アレイに隣接して配置されて、患
者を通過した後のX線ビームをコリメートする。各々の
検出器モジュールは更に、スイッチ装置およびデコーダ
を含む。スイッチ装置はフォトダイオード出力線とCT
システムのデータ取得システム(DAS)との間に電気
結合される。スイッチ装置は、一態様では、FETのア
レイより成り、各々のフォトダイオード出力線を作動可
能とし、不作動にし、或いは他のフォトダイオード出力
線を組み合わせることによって、スライスの数および各
スライスの厚さを変更する。これらのスライスは内側ス
ライスおよび外側スライスとして構成設定し得る。当該
CTシステムはまた、X線ビームを発生するX線源を含
む。X線ビームは線源コリメータによってコリメートさ
れて、外側スライスの厚さを定める。
【0008】動作の際、オペレータが内側スライスの数
量および厚さ、並びに各々の外側スライスの厚さを決定
する。検出器アレイの適切なフォトダイオード出力が次
いで電気的に組み合わされて、各々が選択された厚さを
持つ選択された数の内側スライスを形成する。次いで、
外側スライスが選択された厚さを持つように線源コリメ
ータが調節される。次いで、各々の内側スライスおよび
各々の外側スライスについてのスライス・データが検出
器アレイから収集される。
量および厚さ、並びに各々の外側スライスの厚さを決定
する。検出器アレイの適切なフォトダイオード出力が次
いで電気的に組み合わされて、各々が選択された厚さを
持つ選択された数の内側スライスを形成する。次いで、
外側スライスが選択された厚さを持つように線源コリメ
ータが調節される。次いで、各々の内側スライスおよび
各々の外側スライスについてのスライス・データが検出
器アレイから収集される。
【0009】上述のCTシステムを使用することによ
り、走査スライスの数および厚さが選択可能になる。こ
のようなCTシステムは患者X線照射線量を低減し且つ
X線ビーム効率を改善する。
り、走査スライスの数および厚さが選択可能になる。こ
のようなCTシステムは患者X線照射線量を低減し且つ
X線ビーム効率を改善する。
【0010】
【詳しい説明】以下に、本発明の一実施態様による代表
的なマルチスライス型CTシステムについて記載する。
以下では、一実施態様のCTシステムについて詳しく説
明するが、本発明の多くの代替的な実施態様が可能であ
ることを理解されたい。例えば、1つの特定の検出器お
よび1つの特定の線源コリメータについて記載するが、
本発明のシステムには他の検出器またはコリメータを用
いることもでき、本発明は、何らかの特定の種類の検出
器で実行することに限定されているものではない。詳し
く述べると、以下に記載する検出器は複数のモジュール
を含んでおり、各々のモジュールは複数の検出器セルを
含んでいる。以下に記載するような特定の検出器の代わ
りに、z軸に沿ってセグメント化されていないセルを有
している検出器、並びに/又はx軸及び/若しくはz軸
に沿っていずれの方向にも連結されてマルチスライス走
査データを同時に取得することができるような多数の素
子を備えた多数のモジュールを有する検出器を利用する
ことができる。同様に、以下に記載する線源コリメータ
はX線ビームのz軸幅を調節するために2つのカムを含
んでいるが、他の公知の線源コリメータを利用すること
ができる。一般的に、当該システムはマルチスライス・
モードで動作して、1つ又は複数のスライスのデータを
収集することができる。このシステムによりアキシャル
およびヘリカル走査を行うことができ、また走査される
物体の断面像は処理し、再構成し、表示し及び/又は記
憶することが出来る。
的なマルチスライス型CTシステムについて記載する。
以下では、一実施態様のCTシステムについて詳しく説
明するが、本発明の多くの代替的な実施態様が可能であ
ることを理解されたい。例えば、1つの特定の検出器お
よび1つの特定の線源コリメータについて記載するが、
本発明のシステムには他の検出器またはコリメータを用
いることもでき、本発明は、何らかの特定の種類の検出
器で実行することに限定されているものではない。詳し
く述べると、以下に記載する検出器は複数のモジュール
を含んでおり、各々のモジュールは複数の検出器セルを
含んでいる。以下に記載するような特定の検出器の代わ
りに、z軸に沿ってセグメント化されていないセルを有
している検出器、並びに/又はx軸及び/若しくはz軸
に沿っていずれの方向にも連結されてマルチスライス走
査データを同時に取得することができるような多数の素
子を備えた多数のモジュールを有する検出器を利用する
ことができる。同様に、以下に記載する線源コリメータ
はX線ビームのz軸幅を調節するために2つのカムを含
んでいるが、他の公知の線源コリメータを利用すること
ができる。一般的に、当該システムはマルチスライス・
モードで動作して、1つ又は複数のスライスのデータを
収集することができる。このシステムによりアキシャル
およびヘリカル走査を行うことができ、また走査される
物体の断面像は処理し、再構成し、表示し及び/又は記
憶することが出来る。
【0011】図1および2には、「第3世代」CTスキ
ャナを表すガントリ12を含む計算機式断層撮影(C
T)イメージング・システム10が示されている。ガン
トリ12がX線源14を持ち、これがX線ビーム16
を、ガントリ12の反対側にある検出器アレイ18に向
けて投射する。検出器アレイ18は複数の検出器モジュ
ール20によって形成されていて、それらのモジュール
は一緒になって、投射されて医療患者22を通過したX
線を検知する。各々の検出器モジュール20は、入射す
るX線ビームの強度、したがって患者22を通過した時
のX線ビームの減衰量を表す電気信号を発生する。X線
投影データを取得する走査の間、ガントリ12およびそ
の上に取り付けられた部品が回転中心24の周りを回転
する。
ャナを表すガントリ12を含む計算機式断層撮影(C
T)イメージング・システム10が示されている。ガン
トリ12がX線源14を持ち、これがX線ビーム16
を、ガントリ12の反対側にある検出器アレイ18に向
けて投射する。検出器アレイ18は複数の検出器モジュ
ール20によって形成されていて、それらのモジュール
は一緒になって、投射されて医療患者22を通過したX
線を検知する。各々の検出器モジュール20は、入射す
るX線ビームの強度、したがって患者22を通過した時
のX線ビームの減衰量を表す電気信号を発生する。X線
投影データを取得する走査の間、ガントリ12およびそ
の上に取り付けられた部品が回転中心24の周りを回転
する。
【0012】ガントリ12の回転およびX線源14の動
作が、CTシステム10の制御機構26によって制御さ
れる。制御機構26は、X線源14に電力およびタイミ
ング信号を供給するX線制御装置28と、ガントリ12
の回転速度および位置を制御するガントリ・モータ制御
装置30を含む。制御機構26にあるデータ取得装置
(DAS)32が、検出器モジュール20からのアナロ
グ・データをサンプリングして、その後の処理の為に、
該データをディジタル信号に変換する。画像再構成装置
34が、DAS32からサンプリングされてディジタル
化されたX線データを受け取って、高速の画像再構成を
実施する。再構成された画像が計算機36に入力として
印加され、この計算機は大容量記憶装置38に画像を記
憶させる。
作が、CTシステム10の制御機構26によって制御さ
れる。制御機構26は、X線源14に電力およびタイミ
ング信号を供給するX線制御装置28と、ガントリ12
の回転速度および位置を制御するガントリ・モータ制御
装置30を含む。制御機構26にあるデータ取得装置
(DAS)32が、検出器モジュール20からのアナロ
グ・データをサンプリングして、その後の処理の為に、
該データをディジタル信号に変換する。画像再構成装置
34が、DAS32からサンプリングされてディジタル
化されたX線データを受け取って、高速の画像再構成を
実施する。再構成された画像が計算機36に入力として
印加され、この計算機は大容量記憶装置38に画像を記
憶させる。
【0013】計算機36はまた、キーボードを持つコン
ソール40を介して、オペレータからの指令および走査
パラメータを受け取る。関連した陰極線管表示装置42
が、再構成された画像並びに計算機36からのその他の
データをオペレータが観察できるようにする。計算機3
6はオペレータから供給された指令およびパラメータを
使って、DAS32、X線制御装置28およびガントリ
・モータ制御装置30に対する制御信号および情報を供
給する。更に、計算機36は、ガントリ12内で患者2
2を位置決めする為に電動テーブル46を制御するテー
ブル・モータ制御装置44を作動する。具体的に述べる
と、テーブル46は、ガントリ開口48の中へ患者22
の一部を移動させる。
ソール40を介して、オペレータからの指令および走査
パラメータを受け取る。関連した陰極線管表示装置42
が、再構成された画像並びに計算機36からのその他の
データをオペレータが観察できるようにする。計算機3
6はオペレータから供給された指令およびパラメータを
使って、DAS32、X線制御装置28およびガントリ
・モータ制御装置30に対する制御信号および情報を供
給する。更に、計算機36は、ガントリ12内で患者2
2を位置決めする為に電動テーブル46を制御するテー
ブル・モータ制御装置44を作動する。具体的に述べる
と、テーブル46は、ガントリ開口48の中へ患者22
の一部を移動させる。
【0014】図3を参照して、X線源14の動作を説明
すると、X線源14の焦点50からX線ビーム16が放
出される。X線ビーム16はコリメータ52によってコ
リメートされ、このコリメートされたビーム54はビー
ム16の中心にある扇形ビーム軸56に沿って検出器ア
レイ18に向かって投射される。上記のシステム10の
アーキテクチャは、システム10が患者22に対するX
線照射線量を低減し且つX線ビーム効率を改善するよう
に検出器アレイ18およびコリメータ52を構成設定す
ることが出来ることを含めて、多くの利点を提供する。
具体的に述べると、検出器アレイ18の構成を設定し且
つコリメータ52を調節することによって、CTシステ
ム10は、各スライスが選択可能なスライス厚さを持つ
選択可能な数の内側スライス、および選択可能な厚さを
持つ選択可能な数の外側スライスを有する。検出器アレ
イ18およびコリメータ52について以下に詳しく説明
する。
すると、X線源14の焦点50からX線ビーム16が放
出される。X線ビーム16はコリメータ52によってコ
リメートされ、このコリメートされたビーム54はビー
ム16の中心にある扇形ビーム軸56に沿って検出器ア
レイ18に向かって投射される。上記のシステム10の
アーキテクチャは、システム10が患者22に対するX
線照射線量を低減し且つX線ビーム効率を改善するよう
に検出器アレイ18およびコリメータ52を構成設定す
ることが出来ることを含めて、多くの利点を提供する。
具体的に述べると、検出器アレイ18の構成を設定し且
つコリメータ52を調節することによって、CTシステ
ム10は、各スライスが選択可能なスライス厚さを持つ
選択可能な数の内側スライス、および選択可能な厚さを
持つ選択可能な数の外側スライスを有する。検出器アレ
イ18およびコリメータ52について以下に詳しく説明
する。
【0015】図4および図5に示されているように、検
出器アレイ18は、複数の検出器モジュール20を含ん
でいる。各々の検出器モジュール20は、プレート60
によって検出器ハウジング58に固定されている。各々
のモジュール20は、多次元のシンチレータ・アレイ6
2と、高密度半導体アレイ(図面では見えない)とを含
んでいる。シンチレータ・アレイ62に隣接してこれを
覆うようにして、患者後置コリメータ(図示されていな
い)が配置されており、患者後置コリメータはX線ビー
ムがシンチレータ・アレイ62に入射する前にX線ビー
ムをコリメートする。シンチレータ・アレイ62は、配
列して構成されている複数のシンチレーション素子を含
んでおり、半導体アレイは、同一の配列に構成されてい
る複数のフォトダイオード(図面では見えない)を含ん
でいる。フォトダイオードは基材64上に堆積又は形成
されており、シンチレータ・アレイ62は基材58を覆
うように配置されて、基材58に固定されている。
出器アレイ18は、複数の検出器モジュール20を含ん
でいる。各々の検出器モジュール20は、プレート60
によって検出器ハウジング58に固定されている。各々
のモジュール20は、多次元のシンチレータ・アレイ6
2と、高密度半導体アレイ(図面では見えない)とを含
んでいる。シンチレータ・アレイ62に隣接してこれを
覆うようにして、患者後置コリメータ(図示されていな
い)が配置されており、患者後置コリメータはX線ビー
ムがシンチレータ・アレイ62に入射する前にX線ビー
ムをコリメートする。シンチレータ・アレイ62は、配
列して構成されている複数のシンチレーション素子を含
んでおり、半導体アレイは、同一の配列に構成されてい
る複数のフォトダイオード(図面では見えない)を含ん
でいる。フォトダイオードは基材64上に堆積又は形成
されており、シンチレータ・アレイ62は基材58を覆
うように配置されて、基材58に固定されている。
【0016】検出器モジュール20はまた、デコーダ6
8に電気結合されたスイッチ装置66を含む。スイッチ
装置66は、フォトダイオード・アレイと同様のサイズ
を有する多次元の半導体スイッチ・アレイである。一実
施態様では、スイッチ装置66は、複数の電界効果トラ
ンジスタのアレイ(図示されていない)を含み、各々の
電界効果トランジスタ(FET)は、入力と、出力と、
制御線(図示されていない)を有する。スイッチ装置6
6は、フォトダイオード・アレイとDAS32との間に
結合される。具体的に述べると、例えば可撓性電気ケー
ブル70を使用して、各々のスイッチ装置のFET入力
はフォトダイオード・アレイ出力に電気接続され、各々
のスイッチ装置のFET出力はDAS32に電気接続さ
れる。
8に電気結合されたスイッチ装置66を含む。スイッチ
装置66は、フォトダイオード・アレイと同様のサイズ
を有する多次元の半導体スイッチ・アレイである。一実
施態様では、スイッチ装置66は、複数の電界効果トラ
ンジスタのアレイ(図示されていない)を含み、各々の
電界効果トランジスタ(FET)は、入力と、出力と、
制御線(図示されていない)を有する。スイッチ装置6
6は、フォトダイオード・アレイとDAS32との間に
結合される。具体的に述べると、例えば可撓性電気ケー
ブル70を使用して、各々のスイッチ装置のFET入力
はフォトダイオード・アレイ出力に電気接続され、各々
のスイッチ装置のFET出力はDAS32に電気接続さ
れる。
【0017】デコーダ68は、所望のスライス数および
各々のスライスについてのスライス分解能に従って、フ
ォトダイオードの出力を作動可能にし、不作動にし、或
いは組み合わせるようにスイッチ装置66の動作を制御
する。デコーダ68は、一実施例では、当業界で公知の
デコーダ・チップ又はFETコントローラである。デコ
ーダ68は、スイッチ装置66および計算機36に結合
されている複数の出力線および制御線を含んでいる。具
体的には、デコーダの出力は、スイッチ装置の制御線に
電気接続されていて、スイッチ装置入力からスイッチ装
置出力へ適正なデータを伝送するようにスイッチ装置6
6を作動可能にする。デコーダの制御線は、スイッチ装
置の制御線に電気接続されていて、どのデコーダ出力を
作動可能にするかを決定する。デコーダ68を利用し
て、スイッチ装置66内の特定のFETを作動可能に
し、不作動にし、或いは組み合わせることにより特定の
フォトダイオード・アレイの特定の出力がCTシステム
のDAS32に電気接続されるようにする。16スライ
ス・モードとして規定された一実施態様では、デコーダ
68は、スイッチ装置66を作動可能にして、フォトダ
イオード・アレイ52の全ての行がDAS32に電気接
続されて、その結果、16個の別々のスライスのデータ
が同時にDAS32へ送られるようにする。勿論、他の
多くのスライス組合せが可能である。検出器モジュール
20についての更なる詳細は、米国特許出願第08/9
78805号「スケーリング可能なマルチスライス走査
方式計算機式断層撮影システム用のフォトダイオード・
アレイ(Photodiode Array For A Scalable Multislice
Scanning Computed Tomography System)」に記載され
ている。この出願は、本出願人に譲渡されており、その
全体としてここに参照されるべきものである。
各々のスライスについてのスライス分解能に従って、フ
ォトダイオードの出力を作動可能にし、不作動にし、或
いは組み合わせるようにスイッチ装置66の動作を制御
する。デコーダ68は、一実施例では、当業界で公知の
デコーダ・チップ又はFETコントローラである。デコ
ーダ68は、スイッチ装置66および計算機36に結合
されている複数の出力線および制御線を含んでいる。具
体的には、デコーダの出力は、スイッチ装置の制御線に
電気接続されていて、スイッチ装置入力からスイッチ装
置出力へ適正なデータを伝送するようにスイッチ装置6
6を作動可能にする。デコーダの制御線は、スイッチ装
置の制御線に電気接続されていて、どのデコーダ出力を
作動可能にするかを決定する。デコーダ68を利用し
て、スイッチ装置66内の特定のFETを作動可能に
し、不作動にし、或いは組み合わせることにより特定の
フォトダイオード・アレイの特定の出力がCTシステム
のDAS32に電気接続されるようにする。16スライ
ス・モードとして規定された一実施態様では、デコーダ
68は、スイッチ装置66を作動可能にして、フォトダ
イオード・アレイ52の全ての行がDAS32に電気接
続されて、その結果、16個の別々のスライスのデータ
が同時にDAS32へ送られるようにする。勿論、他の
多くのスライス組合せが可能である。検出器モジュール
20についての更なる詳細は、米国特許出願第08/9
78805号「スケーリング可能なマルチスライス走査
方式計算機式断層撮影システム用のフォトダイオード・
アレイ(Photodiode Array For A Scalable Multislice
Scanning Computed Tomography System)」に記載され
ている。この出願は、本出願人に譲渡されており、その
全体としてここに参照されるべきものである。
【0018】特定の一実施態様では、検出器18は、5
7個の検出器モジュール20を含んでいる。半導体アレ
イおよびシンチレータ・アレイ62は、それぞれ16×
16配列のサイズを有している。結果的に、検出器18
は、16行および912列(16×57モジュール)を
有し、これにより、ガントリ12の各回転毎に16スラ
イス分のデータが同時に収集されることが可能になる。
言うまでもなく、本発明は、いかなる特定のアレイ・サ
イズにも限定されておらず、アレイは、特定のオペレー
タの需要に応じて、より大きくてもより小さくてもよい
ものとする。また、検出器18は、多くの異なるスライ
ス厚さおよびスライス数モード、例えば、1スライス・
モード、2スライス・モードおよび4スライス・モード
で動作することができる。例えば、FETは、1行又は
それよりも多い行のフォトダイオード・アレイから4ス
ライス分のデータが収集されるように、(2つの内側ス
ライスおよび1つの外側スライスを持つ)4スライス・
モードとして構成設定することができる。デコーダの制
御線によって規定されるFETの特定の構成設定に応じ
て、様々な組合せのフォトダイオード出力を作動可能に
し、不作動にし、或いは組み合わせて、内側スライス厚
さが例えば、1.25mm、2.5mm、3.75mm
又は5mmになるようにすることができる。更なる例と
しては、1.25mm厚から20mm厚にわたるスライ
スによる1つのスライスを含む単一スライス・モード、
および1.25mm厚から10mm厚にわたるスライス
による2つのスライスを含む2スライス・モードがあ
る。ここに記載した以外の更なるモードも可能である。
7個の検出器モジュール20を含んでいる。半導体アレ
イおよびシンチレータ・アレイ62は、それぞれ16×
16配列のサイズを有している。結果的に、検出器18
は、16行および912列(16×57モジュール)を
有し、これにより、ガントリ12の各回転毎に16スラ
イス分のデータが同時に収集されることが可能になる。
言うまでもなく、本発明は、いかなる特定のアレイ・サ
イズにも限定されておらず、アレイは、特定のオペレー
タの需要に応じて、より大きくてもより小さくてもよい
ものとする。また、検出器18は、多くの異なるスライ
ス厚さおよびスライス数モード、例えば、1スライス・
モード、2スライス・モードおよび4スライス・モード
で動作することができる。例えば、FETは、1行又は
それよりも多い行のフォトダイオード・アレイから4ス
ライス分のデータが収集されるように、(2つの内側ス
ライスおよび1つの外側スライスを持つ)4スライス・
モードとして構成設定することができる。デコーダの制
御線によって規定されるFETの特定の構成設定に応じ
て、様々な組合せのフォトダイオード出力を作動可能に
し、不作動にし、或いは組み合わせて、内側スライス厚
さが例えば、1.25mm、2.5mm、3.75mm
又は5mmになるようにすることができる。更なる例と
しては、1.25mm厚から20mm厚にわたるスライ
スによる1つのスライスを含む単一スライス・モード、
および1.25mm厚から10mm厚にわたるスライス
による2つのスライスを含む2スライス・モードがあ
る。ここに記載した以外の更なるモードも可能である。
【0019】図6を参照して説明すると、マルチスライ
ス走査の際には、様々なz軸位置においてデータが収集
される。具体的に述べると、図6は、ガントリ12の側
面から見たシステム10の概略図である。一実施態様で
は、コリメータ52は、ボウタイ・フィルタ80および
タングステン・カム82を含んでいる。カム82の位置
は、計算機36から指令を受け取るX線制御装置28に
よって制御される。カム82の位置を精密に制御するた
めには、例えばステッパ・モータ(図示されていない)
がカム82に接続される。コリメータ52のカム82
は、ユーザが選択したデータ収集モードに応じて、カム
82間の間隔およびコリメータ開口の中心に対する各カ
ム82の位置について独立に調節することが出来る。
ス走査の際には、様々なz軸位置においてデータが収集
される。具体的に述べると、図6は、ガントリ12の側
面から見たシステム10の概略図である。一実施態様で
は、コリメータ52は、ボウタイ・フィルタ80および
タングステン・カム82を含んでいる。カム82の位置
は、計算機36から指令を受け取るX線制御装置28に
よって制御される。カム82の位置を精密に制御するた
めには、例えばステッパ・モータ(図示されていない)
がカム82に接続される。コリメータ52のカム82
は、ユーザが選択したデータ収集モードに応じて、カム
82間の間隔およびコリメータ開口の中心に対する各カ
ム82の位置について独立に調節することが出来る。
【0020】以下の説明は、選択可能な数のスライスお
よびスライス分解能または厚さを構成するためのカム・
コリメータ52および検出器18の動作に関するもので
ある。カム・コリメータ52の動作および検出器18の
動作は別々に説明されることがあるが、カム・コリメー
タ52および検出器18は所望の数のスライスおよびス
ライス分解能を与えるように組み合わさって動作するこ
とを理解されたい。
よびスライス分解能または厚さを構成するためのカム・
コリメータ52および検出器18の動作に関するもので
ある。カム・コリメータ52の動作および検出器18の
動作は別々に説明されることがあるが、カム・コリメー
タ52および検出器18は所望の数のスライスおよびス
ライス分解能を与えるように組み合わさって動作するこ
とを理解されたい。
【0021】動作の際、オペレータが、実行すべき走査
手順で必要とされる適切な厚さおよび数量のスライスを
決定する。次いで、検出器18およびコリメータ52が
所望のスライス厚さおよび数量を得るために構成設定さ
れる。検出器18およびコリメータ52のこの構成設定
は、X線ビーム16のz軸成分を完全に利用することに
よって、患者に対するX線照射線量を最小に且つX線ビ
ーム16の効率を改善する。詳しく述べると、図7およ
び図8におけるように、検出器18が任意の数の内側ス
ライス100と任意の数の外側スライス102とに分割
される。各々の内側スライス100の厚さは、オペレー
タによって定められたようにスイッチ装置66を使用し
て組み合わされるフォトダイオード・アレイ出力の数に
よって決定される。外側スライス102の厚さは、z軸
方向におけるコリメータ・カム82の位置を調節するこ
とによって、コリメータ52により決定される。
手順で必要とされる適切な厚さおよび数量のスライスを
決定する。次いで、検出器18およびコリメータ52が
所望のスライス厚さおよび数量を得るために構成設定さ
れる。検出器18およびコリメータ52のこの構成設定
は、X線ビーム16のz軸成分を完全に利用することに
よって、患者に対するX線照射線量を最小に且つX線ビ
ーム16の効率を改善する。詳しく述べると、図7およ
び図8におけるように、検出器18が任意の数の内側ス
ライス100と任意の数の外側スライス102とに分割
される。各々の内側スライス100の厚さは、オペレー
タによって定められたようにスイッチ装置66を使用し
て組み合わされるフォトダイオード・アレイ出力の数に
よって決定される。外側スライス102の厚さは、z軸
方向におけるコリメータ・カム82の位置を調節するこ
とによって、コリメータ52により決定される。
【0022】例えば、オペレータが5.0mmの2つの
内側スライスおよび5.0mmの2つの外側スライスを
選択した場合、システム10は図7に示されるように構
成設定することが出来る。具体的に述べると、フォトダ
イオード・アレイ出力がスイッチ装置66を使用して組
み合わされて、内側スライス100Aおよび100Bを
形成し、各内側スライスは5.0mmのスライス厚さを
持ち、検出器モジュール20の各行は1.25mmの幅
である。更に詳しく述べると、フォトダイオード・アレ
イの4つの出力がスイッチ装置66によって電気結合さ
れて、内側スライス100Aを形成する。また、スライ
ス100Bがフォトダイオード・アレイの4つの出力を
組み合わせることによって形成される。
内側スライスおよび5.0mmの2つの外側スライスを
選択した場合、システム10は図7に示されるように構
成設定することが出来る。具体的に述べると、フォトダ
イオード・アレイ出力がスイッチ装置66を使用して組
み合わされて、内側スライス100Aおよび100Bを
形成し、各内側スライスは5.0mmのスライス厚さを
持ち、検出器モジュール20の各行は1.25mmの幅
である。更に詳しく述べると、フォトダイオード・アレ
イの4つの出力がスイッチ装置66によって電気結合さ
れて、内側スライス100Aを形成する。また、スライ
ス100Bがフォトダイオード・アレイの4つの出力を
組み合わせることによって形成される。
【0023】線源カム・コリメータ82はz軸方向に離
間していて、20.0mmの線源コリメーションを行
う。外側スライス102Aおよび102Bの各々が5m
mのスライス厚さを持ち、これは、[(全スライス厚さ
−全内側スライス厚さ)/外側スライス数]によって決
定され、或いは図7に示されるように、[(16スライ
ス×1.25mm/行)−(5.0mmの内側スライス
102Aの厚さ+5.0mmの内側スライス102Bの
厚さ)/2外側スライス]=5.0mm/外側スライス
によって決定される。フォトダイオード・アレイ出力が
スイッチ装置66を使用して組み合わされて、外側スラ
イス102Aおよび102Bについてのデータが収集さ
れる。詳しく述べると、フォトダイオード・アレイのそ
れぞれの4つの出力がスイッチ装置66によって電気的
に組み合わされて、それぞれの外側スライス102Aお
よび102Bを形成する。内側スライス100Aおよび
100B並びに外側スライス102Aおよび102Bか
らのスライス・データがケーブル70を介してDAS3
2へ供給される。
間していて、20.0mmの線源コリメーションを行
う。外側スライス102Aおよび102Bの各々が5m
mのスライス厚さを持ち、これは、[(全スライス厚さ
−全内側スライス厚さ)/外側スライス数]によって決
定され、或いは図7に示されるように、[(16スライ
ス×1.25mm/行)−(5.0mmの内側スライス
102Aの厚さ+5.0mmの内側スライス102Bの
厚さ)/2外側スライス]=5.0mm/外側スライス
によって決定される。フォトダイオード・アレイ出力が
スイッチ装置66を使用して組み合わされて、外側スラ
イス102Aおよび102Bについてのデータが収集さ
れる。詳しく述べると、フォトダイオード・アレイのそ
れぞれの4つの出力がスイッチ装置66によって電気的
に組み合わされて、それぞれの外側スライス102Aお
よび102Bを形成する。内側スライス100Aおよび
100B並びに外側スライス102Aおよび102Bか
らのスライス・データがケーブル70を介してDAS3
2へ供給される。
【0024】1.25mmのスライス厚さで4スライス
分のデータを得る場合、図8に示されるような検出器構
成設定が利用される。具体的に述べると、フォトダイオ
ード・アレイ出力が2つの内側スライス100Aおよび
100Bを形成し、各スライスは1.25mmの厚さを
持つ。カム82は5.0mmのスライス厚さ(図7)の
場合ほど広く離間していない。むしろカム82はz軸方
向に互いに近づく向きに動かされて、5.0mmのコリ
メーションを行って、それぞれ1.25mmの厚さを持
つ外側スライス102Aおよび102Bを規定する。外
側スライス102Aおよび102Bがコリメータ52に
よってそれぞれ1.25mmの厚さを持つように定めら
れるが、フォトダイオード・アレイの残りの出力はスイ
ッチ装置66を使用して外側スライス102Aおよび1
02Bのために組み合わされる。具体的に述べると、フ
ォトダイオード・アレイの7つの出力がスイッチ装置6
6によって組み合わされて、外側スライス102Aにつ
いてのデータが収集される。同様に、フォトダイオード
・アレイの7つの出力がスイッチ装置66によって組み
合わされて、外側スライス102Bについてのデータが
収集される。ここで内側スライス100Aおよび100
Bについて述べると、データは内側スライス100Aに
ついてフォトダイオード・アレイの1つの出力から収集
され、内側スライス100Bについてフォトダイオード
・アレイの1つの出力から収集される。内側スライス1
00Aおよび100B並びに外側スライス102Aおよ
び102Bからのデータは可撓性ケーブル70を介して
DAS32へ供給される。
分のデータを得る場合、図8に示されるような検出器構
成設定が利用される。具体的に述べると、フォトダイオ
ード・アレイ出力が2つの内側スライス100Aおよび
100Bを形成し、各スライスは1.25mmの厚さを
持つ。カム82は5.0mmのスライス厚さ(図7)の
場合ほど広く離間していない。むしろカム82はz軸方
向に互いに近づく向きに動かされて、5.0mmのコリ
メーションを行って、それぞれ1.25mmの厚さを持
つ外側スライス102Aおよび102Bを規定する。外
側スライス102Aおよび102Bがコリメータ52に
よってそれぞれ1.25mmの厚さを持つように定めら
れるが、フォトダイオード・アレイの残りの出力はスイ
ッチ装置66を使用して外側スライス102Aおよび1
02Bのために組み合わされる。具体的に述べると、フ
ォトダイオード・アレイの7つの出力がスイッチ装置6
6によって組み合わされて、外側スライス102Aにつ
いてのデータが収集される。同様に、フォトダイオード
・アレイの7つの出力がスイッチ装置66によって組み
合わされて、外側スライス102Bについてのデータが
収集される。ここで内側スライス100Aおよび100
Bについて述べると、データは内側スライス100Aに
ついてフォトダイオード・アレイの1つの出力から収集
され、内側スライス100Bについてフォトダイオード
・アレイの1つの出力から収集される。内側スライス1
00Aおよび100B並びに外側スライス102Aおよ
び102Bからのデータは可撓性ケーブル70を介して
DAS32へ供給される。
【0025】言うまでもなく、システム10を用いれ
ば、内側スライス厚さおよび数量並びに外側スライス厚
さの他の多くの組み合わせが可能である。例えば、検出
器モジュール20がN×Mセルのアレイを含んでいる場
合、内側スライスの最大数はNであり、この場合は外側
スライスの数はゼロである。更に、検出器モジュール2
0の両端の部分すなわち外側部分が外側スライスとして
規定される場合、内側スライスの数は1とN−2との間
の範囲にある。
ば、内側スライス厚さおよび数量並びに外側スライス厚
さの他の多くの組み合わせが可能である。例えば、検出
器モジュール20がN×Mセルのアレイを含んでいる場
合、内側スライスの最大数はNであり、この場合は外側
スライスの数はゼロである。更に、検出器モジュール2
0の両端の部分すなわち外側部分が外側スライスとして
規定される場合、内側スライスの数は1とN−2との間
の範囲にある。
【0026】上述のCTシステムは、患者X線照射線量
を低減し且つX線ビーム効率を改善するように、内側ス
ライスの数および厚さ並びに外側スライス厚さを選択す
ることを可能にする。本発明の様々な実施態様に関する
以上の説明から、発明の目的が達せられたことは明らか
である。本発明を詳細に説明し例示したが、これらは説
明および例示のみを意図したものであり、限定のための
ものであると解釈してはならないことを明瞭に理解され
たい。従って、本発明の要旨および範囲は特許請求の範
囲によって限定されるものとする。
を低減し且つX線ビーム効率を改善するように、内側ス
ライスの数および厚さ並びに外側スライス厚さを選択す
ることを可能にする。本発明の様々な実施態様に関する
以上の説明から、発明の目的が達せられたことは明らか
である。本発明を詳細に説明し例示したが、これらは説
明および例示のみを意図したものであり、限定のための
ものであると解釈してはならないことを明瞭に理解され
たい。従って、本発明の要旨および範囲は特許請求の範
囲によって限定されるものとする。
【図1】CTイメージング・システムの見取り図であ
る。
る。
【図2】図1に示すシステムのブロック図である。
【図3】コリメータを備えたCTイメージング・システ
ムの概略図である。
ムの概略図である。
【図4】CTシステム検出器アレイの斜視図である。
【図5】検出器モジュールの斜視図である。
【図6】ガントリの側面から見たX線発生用構成部品お
よび検出器構成部品の概略図である。
よび検出器構成部品の概略図である。
【図7】異なるスライス数およびスライス厚についての
走査データの収集を概略的に例示する図である。
走査データの収集を概略的に例示する図である。
【図8】異なるスライス数およびスライス厚についての
走査データの収集を概略的に例示する図である。
走査データの収集を概略的に例示する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニール・バリー・ブロムバーグ アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ミル ウォーキー、ノース・ハイマウント・ブー ルヴァード、1833番
Claims (18)
- 【請求項1】 イメージング平面に沿ってX線ビームを
発生するX線源、X線ビームをコリメートする線源コリ
メータ、およびz軸に沿って延在する複数の検出器セル
を含む少なくとも1つのマルチスライス検出器モジュー
ルを有しているマルチスライス型計算機式断層撮影シス
テムで、X線照射線量を低減する方法において、 選択された数のスライスを持つように前記検出器モジュ
ールの構成設定を行う工程であって、少なくとも1つの
内側スライスの厚さが、組み合わせた検出器セルの数に
基づいて選択され、且つ少なくとも2つの外側スライス
の各々が前記線源コリメータの設定に基づいて定められ
た厚さを持つようにする工程を有していることを特徴と
する前記方法。 - 【請求項2】 前記線源コリメータの設定が、前記線源
コリメータを位置決めすることによって選択される請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】 各々の前記検出器モジュールが検出器セ
ル・アレイを含んでおり、前記の選択された数のスライ
スを持つように前記検出器モジュールの構成設定を行う
工程が、各々の選択された内側スライス厚さについて所
定数のセル・データ信号を組み合わせる工程を含んでい
る請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記の選択された数のスライスを持つよ
うに前記検出器モジュールの構成設定を行う工程が更
に、各々の選択された外側スライス厚さについて所定数
のセル・データ信号を組み合わせる工程を含んでいる請
求項3記載の方法。 - 【請求項5】 各々の前記検出器モジュールが、前記検
出器セル・アレイに電気結合されたスイッチ装置を含ん
でおり、前記の複数のセル・データ信号を組み合わせる
工程が、前記スイッチ装置の構成設定を行うことにより
各々の内側スライスについて所定数のセル・データ信号
を組み合わせる工程を含んでいる請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記の複数のセル・データ信号を組み合
わせる工程が更に、前記スイッチ装置の構成設定を行う
ことにより各々の外側スライスについて所定数のセル・
データ信号を組み合わせる工程を含んでいる請求項5記
載の方法。 - 【請求項7】 前記算機式断層撮影システムがデータ取
得システムを含んでおり、前記の各々の選択された内側
スライス厚さについての複数のセル・データ信号を組み
合わせる工程が、前記データ取得システムの構成設定を
行うことにより、各々の内側スライスについて前記選択
されたスライス厚さを得るように所定数のセル・データ
信号を組み合わせる工程を含んでいる請求項4記載の方
法。 - 【請求項8】 前記の複数のセル・データ信号を組み合
わせる工程が、前記データ取得システムの構成設定を行
うことにより、各々の外側スライスについて所望のスラ
イス厚さを得るように所定数のセル・データ信号を組み
合わせる工程を含んでいる請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記の選択された数のスライスを持つよ
うに前記検出器モジュールの構成設定を行う工程が、少
なくとも2つの内側スライスを選択する工程を含んでい
る請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 Nをスライスの最大数として、各々の
前記検出器モジュールがN×Mの検出器セル・アレイを
含んでおり、前記の選択された数のスライスを持つよう
に前記検出器モジュールの構成設定を行う工程が、1乃
至N−2個の内側セルを選択する工程を含んでいる請求
項1記載の方法。 - 【請求項11】 前記の1乃至N−2個の内側セルを選
択する工程により、前記選択された内側スライスの両側
に位置する2つの外側スライスが定められる請求項10
記載の方法。 - 【請求項12】 X線源、線源コリメータ、およびz軸
に沿って延在する複数の検出器セルを含む少なくとも1
つのマルチスライス検出器モジュールを有しているマル
チスライス型計算機式断層撮影システムで、X線照射線
量を低減するシステムにおいて、 所定数の検出器セルを組み合わせて少なくとも1つの内
側スライスを形成し、且つ前記線源コリメータを位置決
めして所定数の外側スライスについての厚さを定めるよ
うに構成設定されていることを特徴とする前記X線照射
線量を低減するシステム。 - 【請求項13】 オペレータが内側スライス厚さおよび
内側スライスの数を選択することが出来るようにするた
めに、前記計算機式断層撮影システムが前記線源コリメ
ータおよび前記検出器モジュールに結合されている請求
項12記載のシステム。 - 【請求項14】 前記内側スライスの数が少なくとも1
つのスライスより成る請求項12記載のシステム。 - 【請求項15】 前記内側スライスの数が2つのスライ
スより成る請求項12記載のシステム。 - 【請求項16】 前記内側スライスの数が3つ以上のス
ライスより成る請求項12記載のシステム。 - 【請求項17】 前記線源コリメータが、少なくとも1
つの調節可能なカムを有するカム・コリメータより成る
請求項12記載のシステム。 - 【請求項18】 前記システムが複数の検出器モジュー
ルを有している請求項12記載のシステム。
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