JP4340537B2 - 処理回路の為の放射シールドを有するct検出器モジュール - Google Patents

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Description

本発明はコンピュータ断層撮影(CT)X線画像化に関し、さらに詳細には、CTイメージャ内のX線検出器により生成される信号を処理する為に用いられる電子回路をシールドする方法に関する。
患者のX線画像化において、X線は、患者身体の部位の内部構造および特徴を画像化するために用いられる。画像化は、以下、“CTスキャナ”と呼ぶ、複数の連続的な比較的薄い平面スライスの身体部位の内部構造および特徴を、X線を用いて画像化するCT画像化システムによって行われる。
CTスキャナは、一般に、平面の扇形X線ビームを提供するX線源と、Xビームと実質的に同一平面上にありX線源と向かい合っている、隣接配置されたX線検出器のアレイとを備える。CTスキャナにより画像化されている、一般には診察台に横になっている患者がガントリ内でX線源と検出器アレイの間に位置できるように、X線源と検出器アレイはガントリ内に取り付けられる。ガントリと診察台とは、X線源と検出器アレイが患者身体に沿って軸方向で所望の位置に位置付けできるよう、互いに相対的に移動可能である。
ガントリは、ステータといわれる固定の構造物と、ロータといわれる回転する要素とを備える。ロータは、軸方向周りで回転可能となるようにステータに取り付けられる。第3世代CTスキャナにおいては、X線源および検出器はロータに取り付けられる。第4世代CTスキャナにおいては、検出器はステータに取り付けられ、回転しない円形のアレイを構成する。軸方向周りでのロータの角度位置は、X線源が、“ビューアングル(view angle)”と呼ばれる、患者身体周りにおける所望の角度に位置付けできるように制御可能である。
患者身体の部位内のスライスを画像化する為に、X線源はスライスの軸方向位置に位置付けられ、そして、X線源はそのスライスを複数の異なるビューアングルからX線を用いて照射する為に、スライスの周りを回転させられる。それぞれのビューアングルにおいて、検出器アレイ中の検出器は、スライスを透過した、X線源からのX線の輝度に応じた信号を生成する。この信号は、X線がスライスを通過しながらX線源から検出器まで横断するスライスを通しての様々な経路長上で、X線源からのX線が減衰する量を決定するために処理される。X線が減衰した量は、スライス内の物質の吸収係数をスライス中での位置の関数として決定する為に用いられる。吸収係数は、スライスの画像を形成する為、およびスライス内の組織の組成および密度を識別する為に用いられる。
CTスキャナの検出器アレイに備えられているX線検出器は、一般には、以下“CT検出器モジュール”と呼ぶ、それぞれが複数のX線検出器を備える複数のモジュールにパッケージ化される。ごく最近のCTスキャナは、患者の複数のスライスを同時に画像化するよう設計されているマルチスライスCTスキャナである。マルチスライススキャナのそれぞれのCT検出器モジュール内のX線検出器は、長方形の行列状に配列される。CTスキャナ内のすべての2つのCT検出器モジュールのX線検出器マトリクスは、実質的に同一であり、同一の行数の検出器と同一の列数の検出器とを備える。モジュールは、密接して詰め込まれた配列の状態で、互いに隣接しかつ連続して配置され、検出器列は、X線検出器が複数の長いX線検出器列を形成できるように端から端まで並べられる。それぞれ検出器列内のX線検出器は、CTスキャナのX線源の焦点に実質的にその中心が配置された円の円弧上に置かれている。
マルチスライススキャナは、患者の多数のスライスを、理論的には、検出器列の数と等しい最大スライス数まで同時に画像化するよう動作することができる。しかしながら、通常、マルチスライススキャナ内の検出器からの信号は、検出器列の数よりは少ない複数のスライスを同時に画像化するために、当技術分野で知られた様々なアルゴリズムのいずれかに従って合成される。CT検出器モジュールからの信号の合成方法については、その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許5,241,576および5,430,784、およびPCT公開WO98/05980に記載されている。
従来のマルチスライスCTスキャナは、一例として、それぞれが8行16列のX線検出器を備える42個のCT検出器モジュールを備える。マルチスライスCTスキャナは、さらに8列の672個のX線検出器を備えることができる。作動中には、通常、2つの隣接する検出器列のX線検出器からの信号は、CTスキャナが、通常、患者の4つのスライスを同時に画像化できるよう合成されるであろう。
検出器モジュール内のX線検出器からの信号を処理する為に用いられる電子部品は、一般に放射線に損傷を受けやすく、検出器によって測定される強度でX線にさらされると、直ちに機能できなくなる程にまで損傷を受ける。その結果、CT検出器モジュール内のX線検出器からの信号を処理する為の電子部品は、通常、検出器モジュールから離れた位置に配置され、それによりX線源からのX線の強度は比較的低くなる。また、電子部品は、適切な放射線シールドで遮蔽される。検出器モジュール内のそれぞれの検出器は、検出器からの信号が処理電子回路に伝送されるケーブルを介して、モジュールの電子処理部品に接続される。
CTスキャナ内のCT検出器モジュールがいっそう多くのX線検出器を備え、検出器のサイズが減少する程度にまでは、スキャナの解像度は増加させることができ、また、異なる画像化の要求の為にCTスキャンナを構成する際の柔軟性は改善される。しかしながら、CT検出器モジュール内のX線検出器の数が増加するにつれ、検出器を処理電子回路に接続するケーブル内の導体の要求数は増加する。増加した数の導体を収容する為に、ケーブルのサイズ、および特に、ケーブルをCT検出器モジュールおよび処理ユニットに連結するコネクタのサイズは増加する。しかしながら、CT検出器モジュールのためにCTスキャナ内で利用できるスペースは限られており、CTスキャナ内でのそれぞれのCTモジュールのすぐ近傍は混み合っている。その結果、従来のCT検出器モジュール内に通常に備えられている多数のX線検出器よりも実質的に数が多いX線検出器を備えるX線検出器モジュールの為に、従来のケーブルを用いて要求されるデータ伝送容量を提供することは実現不可能に思われる。
X線検出器の信号をケーブルを介して処理電子回路に伝送することに対する可能性のある代替案は、電子回路を検出器の近傍に配置し、既知の微細加工技術を用いて検出器を電子回路に接続することである。処理電子回路は、例えば検出器と同じ基板上に配置され、および/または当技術分野で知られたマイクロコネクタを用いて検出器基板に接続された別の基板上に配置されるであろう。既知の微細加工材料および技術は、ケーブルによって提供し得るよりも実質的に多い数のX線検出器の為の、マルチスライスCTスキャナ内の限定された利用可能スペース内での、CTスキャナ内における処理回路とX線検出器の間の接続性を提供することができる。
しかしながら、CT検出器モジュールの処理回路をモジュールのX線検出器に隣接して配置することは実現不可能であろうと思われている。X線検出器モジュール内のX線検出器は、密に詰め込まれており、比較的大きな散乱防止コリメータに密接して連結されている。また上述のように、CTスキャナ内のCT検出器モジュールは、互いに密接して詰め込まれており、検出器モジュールの近傍は混み合っている。その結果、従来は、検出器に密接して配置された、放射線に損傷を受けやすい電子部品を保護するのに十分な放射線シールドを取り付けるのに利用できる、CT検出器モジュールのX線検出器の近傍のスペースは十分ではないであろうと思われてきた。
本発明のいくつかの実施形態の側面は、検出器の近傍に取り付けられ、モジュールの検出器により生成された信号を処理する為の電子部品を備え、電子部品を保護する為の十分な放射線シールドを有するCT検出器モジュールを提供することに関連する。
本発明のいくつかの実施形態の側面は、従来のCT検出器モジュールに一般に備えられている多数のX線検出器よりも実質的に大きな数のX線検出器を備えるCT検出器モジュールを提供することに関連する。
本発明の実施形態によれば、CT検出器モジュールに備えられるX線検出器の為の少なくともいくつかの処理電子回路は、X線検出器の近傍に取り付けられ、選択的には、検出器と同一の基板に取り付けられても良い。本発明のいくつかの実施形態によれば、X線検出器は第1の基板に配置され、そして検出器の為の少なくともいくつかの信号処理電子回路は選択的には第2の基板に配置されても良い。2つの基板は、互いに近傍にあり、第1の基板上の処理電子回路および/またはX線検出器と、第2の基板上の処理電子回路との間の信号伝送の為に、1以上の様々なマイクロコネクタを用いて、または信号伝送の為の他の好適な接続を用いて互いに接続される。
本発明のいくつかの実施形態の側面によれば、CT検出器モジュールのX線検出器の近傍に取り付けられた電子回路の為のシールドが、従来からモジュール内に備えられているモジュール内の部品を好適に高いX線吸収係数を有する材料から構成することによって提供される。一般にCT検出器モジュールの部品は高精度で機械加工されなければならない。発明者は、精密な部品を構成するのに好適な材料は、その材料から作られるCT検出器モジュールの部品がモジュールの検出器の近傍に取り付けられている処理電子回路を保護する為の効果的な放射線シールドを提供できるよう、十分に高いX線吸収係数を持つものもあることを突き止めた。本発明の実施形態によれば、CT検出器モジュールの部品を好適な放射線吸収シールド材料から作ることによって、電子処理部品を保護する為の十分な放射線シールドを、CT検出器モジュールの限られたスペース内に詰め込むことができる。本発明のいくつかの実施形態において、CT検出器モジュール内の、シールド材料から作られた、以下“シールド部材”と呼ぶ部品は、X線検出器に接続された、モジュール内に備えられた散乱防止コリメータの要素からなる。
本発明のいくつかの実施形態において、モジュールのシールド部材によって提供されるシールドに対する追加である、以下“補助的シールド部材”と呼ばれる追加の構造部材が、電子回路の放射線シールドを提供する為にCT検出器モジュールに取り付けられる。発明者は、補助的シールド部材はCT検出器モジュールに利用できる限定されたスペースに収容できるように設計できることを見出した。
本発明の実施形態によれば、X線検出器と処理電子回路との間の接続は、微細加工技術を用いて構成されたコネクタによって提供される。
CT検出器モジュールの為の処理電子回路をモジュール内で、X線検出器が配置されるのと同じ基板上で、またはX線検出器の基板の近傍の基板上で、X線検出器の近傍に配置することによって、X線検出器を電子回路に接続する為のコネクタは、微細加工技術を用いて都合よく製造することができる。CT検出器モジュール内における、およびCTスキャナ内に備えられたCT検出器モジュールの近傍における、利用可能な限られたスペース内において、従来技術におけるようなケーブルを用いて処理回路に接続できるよりも実質的に多くの数のX線検出器を、微細加工された導体を用いて処理電子回路に接続することができる。その結果、本発明の実施形態によるCT検出器モジュールは、従来のCT検出器モジュールに通常備えられるよりも実質的に多くのおよび小さいX線検出器を備えることができる。したがって、本発明の実施形態によるCT検出器モジュールを備えるCTスキャナは、従来のCTスキャナにより通常、提供されるよりも高い解像度の画像を提供することができる。
したがって本発明の実施形態によって提供されるのは、X線を検出する為のCT検出器モジュールであって、それぞれが入射するフォトンに応じた信号を生成するフォトセンサマトリクスと、前記マトリクスの上部に取り付けられたシンチレータであって:該シンチレータに入射するX線を前記フォトセンサが検知できるフォトンに変換するシンチレータと、前記シンチレータの上部に取り付けられた散乱防止コリメータと、前記フォトセンサにより生成された信号を処理するために、前記フォトセンサのそれぞれが接続される、前記フォトセンサの近傍に配置される電子回路と、を備え;前記モジュールの部品は、高いX線吸収係数を有する吸収材料から構成され、放射線から前記回路を遮蔽する。
選択的には、前記吸収材料は、約35cm−1より大きなX線吸収係数を有する。選択的には、前記吸収材料は、約40cm−1より大きなX線吸収係数を有する。選択的には、前記吸収材料は、約43cm−1より大きなX線吸収係数を有する。
本発明のいくつかの実施形態において、前記マトリクスは、第1の平面基板上に形成されている。
本発明のいくつかの実施形態において、前記コリメータは、前記基板に実質的に垂直で、前記吸収材料から構成された2つの脚部により支持される、平行な散乱防止コリメータのアレイを備える。
本発明のいくつかの実施形態において、前記脚部の少なくとも一つの一部分が前記処理回路の少なくとも一部を遮蔽する。
本発明のいくつかの実施形態において、前記脚部のそれぞれは、前記基板と垂直な垂直部と、前記基板と実質的に平行で前記基板に隣接する領域を有する足とを有する。選択的には、前記足の領域の厚さは、約1.75mmよりも大きい。選択的には、前記足の領域の厚さは、約2mmである。
本発明のいくつかの実施形態において、 前記回路は前記第1の基板上に配置された回路を備え、前記脚部の少なくとも一つの前記足の領域の、前記基板への正投影は、前記回路が配置される前記第1の基板の領域を覆う。選択的には、前記それぞれの脚部の前記足の領域の前記第1の基板上への正投影は、前記第1の基板上の前記回路が配置されるのとは異なる、前記基板上の領域を覆う。選択的には、脚部の前記足の領域の正投影により覆われる、前記第1の基板の領域上の回路は、前記足の領域と前記基板との間に配置される。
本発明のいくつかの実施形態において、前記回路は、前記第1の基板の近傍に位置する第2の平面基板上に配置される回路を備える。選択的には、前記第1および第2の基板は平行であり、前記第1の基板は、前記第2の基板と前記シンチレータとの間に配置される。
本発明のいくつかの実施形態において、前記脚部の少なくとも一つの前記足の領域の前記第2の基板への正投影は、前記第2の基板上の回路が配置されている前記第2の基板の領域に落下する。選択的には、前記脚部のそれぞれの前記足の領域の前記第2の基板への正投影は、前記第2の基板上の回路が配置されているのとは異なる前記基板の領域を覆う。
本発明のいくつかの実施形態において、CT検出器モジュールは、少なくとも一つのシールド体であって、シールド体の一部の前記第2の基板への正投影が前記第2の基板上の回路が配置された前記第2の基板の領域上に落下するように、前記第1の基板と前記第2の基板との間に取り付けられ、かつ高いX線吸収係数を有する吸収材料から構成された少なくとも一つのシールド体を備える。選択的には、前記少なくとも一つのシールド体は2つのシールド体を備え、それぞれの前記シールド体の一部の前記第2の基板への投影は、前記第2の基板上の回路が配置されるのとは異なる前記第2の基板の領域に落下する。
本発明のいくつかの実施形態において、前記少なくとも一つのシールド体の一部の前記第2の基板への前記投影、および前記脚部の一つの前記足の領域の部分の投影は、前記第2の基板上の回路が配置される前記第2の基板の同じ領域に落下する。
選択的には、前記第2の基板上に投影される前記シールド体の前記一部は、前記投影の方向に沿っての厚みが約1mmよりも大きい。選択的には、前記第2の基板上に投影される前記シールド体の前記一部は、前記投影の方向に沿っての厚みが約1.5mmよりも大きい。
本発明のいくつかの実施形態において、前記第1の基板上の前記回路は、複数の入力ポートのそれぞれで信号を受信し、受信した信号を複数の出力ポートの異なるものに経路を通す少なくとも一つのスイッチングネットワークを備え、それぞれのフォトセンサは、前記少なくとも一つのスイッチングネットワークの一つのスイッチングネットワークの入力に接続される。
本発明のいくつかの実施形態において、前記第2の基板上の回路は、前記マトリクス内に備えられたフォトセンサにより生成される信号を処理する為の少なくとも一つのプロセッサを備え、スイッチングネットワークの出力のそれぞれは、前記少なくとも一つのプロセッサの少なくとも一つのプロセッサに電気的に接続される。
選択的には、前記少なくとも一つのプロセッサは、受信するフォトセンサ信号を増幅する。追加としてまたは代替として、前記少なくとも一つのプロセッサは、受信する信号をデジタル化する。本発明のいくつかの実施形態において、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記プロセッサが前記フォトセンサから受信する信号に応じて、前記CT検出器モジュールを備えるCTスキャナ内のX線源からフォトセンサに到達するX線の減衰の対数を決定する。
本発明のいくつかの実施形態において、前記マトリクスは、少なくとも256個のフォトセンサを備える。選択的には、前記マトリクスは、16行12列のフォトセンサを備える。
本発明のいくつかの実施形態において、前記マトリクスは、少なくとも512個のフォトセンサを備える。選択的には、前記マトリクスは、16行24列のフォトセンサを備える。
本発明のいくつかの実施形態において、前記マトリクスの前記行に平行する寸法は、約2.5cmよりも小さい。
本発明のいくつかの実施形態において、吸収材料から構成された前記モジュールの部品は、前記吸収材料を射出成形することによって構成される。
更に、本発明の実施形態による検出器モジュールを備えるCTスキャナが提供される。
図1は、従来技術による第3世代CTスキャナ20を模式的に示している。図1には、目下の議論と密接に関連するCTスキャナ20の特徴および構成部品についてのみ示されている。
CTスキャナ20は、破線26で模式的に示されたX線ファンビーム24を提供するよう制御できるX線源22と、X線源と向かい合わせに配置されたCT検出器モジュール30のアレイ28とを備える。それぞれのCT検出器モジュール30は、ファンビーム24内のX線の強度を検知する為の複数のX線検出器(図2Aに模式的に示されているが図1には示されていない)を備える。検出器に入射したX線に応じて検出器モジュール30内のX線検出器により生成される信号は、ケーブル32を介して、信号を処理する為の電子部品(不図示)を備える処理ユニット34に伝送される。
X線源22とCT検出器モジュール30はロータ40に取り付けられ、次にロータは、ロータが軸44周りで回転できるようにステータ42に回転可能に取り付けられる。処理ユニット34もまた、一般にはアレイ28と平行なアレイ36の状態でロータ40に取り付けられ、アレイ28に対してX線源22から遠くの側に配置される。アレイ28とアレイ36の間に配置された、鉛などのシールド部材のシート38は、処理ユニット30内の電子部品を、ダメージを与える放射線から保護する。ステータ42とロータ40は、CTスキャナ20のガントリ46の構成部品である。
CTスキャナ20により画像化すべき患者は、診察台48上で支持される。診察台48は、好適な台(不図示)の上に取り付けられ、CTスキャナ20によって画像化すべき患者身体の部位を、ガントリ46の内側、つまりX線源22とアレイ28の間に位置付ける為、軸44上で軸方向に平行移動するよう制御可能である。画像化すべき部位がガントリ46の内側に正しく位置付けられたとき、ロータ40は、複数のビューアングルからX線で部位を照射する為に軸44周りでX線源22を回転させるよう制御される。それぞれのビューアングルで、部位を通過したX線源22からのX線に応じた、CT検出器モジュール30内のX線検出器により生成されたアナログ信号は、ケーブル32を介して処理ユニット34に伝送される。処理ユニット34において、信号は、通常、受信するデジタル信号を部位の画像を生成する為に処理する好適なコンピュータ(不図示)への送信の為に、増幅され、デジタル化され、およびフォーマットされる。
CT検出器モジュール30内のそれぞれのX線検出器は、CT検出器モジュールを処理ユニットに接続するケーブル32内の異なる導体(不図示)によって、処理ユニット34内の処理電子回路に接続される。ケーブルをCT検出器モジュール30および処理ユニット34に接続する為に用いられるケーブル32およびコネクタ(不図示)の可能な最大サイズは、一般にCTスキャナ20内の空間的な制約によって決定される。その結果、ケーブル32内の導体の数は、ケーブル32および/またはその関連のコネクタの最大サイズによって決定される最大数に制限される。CTスキャナ20や類似の従来のCTスキャナのように、モジュール内の全てのX線検出器により生成される信号がケーブル32を介して処理ユニット34に送信されるのならば、導体の最大数は、CT検出器モジュール30内に備えることのできるX線検出器の数に対する上限を設定する。
図2Aおよび2Bは、それぞれ、従来技術による、CTスキャナ20内に備えられたCT検出器モジュール30の分解、透視図、および組み立てられたCT検出器モジュールの透視図である。図2Aに示されたCT検出器モジュール30のいくつかの特徴および構成部品は、通常は見えないので、図2Bに示された組み立てられたモジュールの透視図には示されていない。
CTモジュール30は、適切な基板58に取り付けられた、フォトダイオードのような、行52および列54のフォトセンサ56の長方形のマトリクス50を備える。以下、“シンチレータ60”と呼ぶ、X線をフォトセンサが検知できるフォトンに変換するための適切なシンチレーション材料から構成されたプレート60は、フォトセンサマトリクス50と散乱防止コリメータ62の間に挟まれる。
マトリクス50内に示されたフォトセンサの行52およびフォトセンサの列54の数は、表現の都合で選択されており、特定の従来のCTスキャナに備えられている行の数と列の数に必ずしも等しくはない。
また、フォトセンサマトリクス50中のフォトセンサ56は、正方形であり、かつ形状およびサイズが同じであるように示されているけれども、いくつかのCT検出器モジュールでは、異なるマトリクス50の行52内のフォトセンサが異なるサイズを有している。フォトセンサはまた、必ずしも正方形である必要は無く、フォトセンサは長方形であっても良く、また、同じCT検出器モジュールが長方形であるフォトセンサに加えて正方形のフォトセンサをも備えていても良い。通常の従来のCT検出器モジュールは8つの行52と16の列54のフォトセンサ56を備える。CT検出器モジュール30は、図1に示されるCTスキャナ20のアレイ28内に、それぞれのフォトセンサの行52が端から端まで並べられ、かつそれぞれのコリメータ62がX線源22と向かい合う状態で、互いに隣接して連続的に配置される。
基板58上のそれぞれのフォトセンサ56は、導体部材(不図示)により基板58内部でまたは基板58上で、基板の端部に配置されたコネクタ64に接続される。コネクタ64は、CT検出器モジュール30を、図1に示されず図2Aに詳しく示される、CT検出器モジュールを対応の処理ユニット34に接続するケーブル32に接続される。ケーブル32は、基板58上のコネクタ64に連結するコネクタ66を有する。
コリメータ62は、フォトンに対する大きな吸収断面を有する重金属から形成された複数の散乱防止プレート70を支持する一組の脚部71を備える。プレート70は、高い精度で、フォトセンサの列54の幅と等しい距離で互いに隔てられている。コリメータ62内のプレート70の数は、フォトセンサマトリクス56内の列54の数より1大きい。コリメータ62は、プレート70がフォトセンサ列54と平行となり、それぞれのプレート70が列54のエッジと位置合わせされる状態で、基板58に取り付けられる。
コリメータ62および基板58には、通常、ボルトおよび/またはピンがコリメータ62を基板58に取り付ける為に挿入される好適な整合孔72の組が形成されている。シンチレータ60は、基板58およびマトリクス50に光学接着剤を用いて接着される。
患者の領域を画像化するためのCTスキャナ20の動作中、CT検出器モジュール30に入射するX線源22(図1)からのX線は、シンチレータ60内でフォトンに変換され、フォトセンサ56によって検知される。それぞれのフォトセンサ56は、それに入射するフォトンの強度に応じたアナログ電流信号を生成する。信号は、処理ユニット34(図1)内で増幅され、デジタル化され、処理ユニットは次に、デジタル化された信号を好適なコンピュータに送信する。いくつかのケースでは、処理ユニット34内の回路は、フォトセンサ56のサイズ、およびX線源22のX線開口に対するその位置で決定される立体角でCT検出器モジュール30に到達するX線の減衰の対数を決定する為に信号を用いる。これらのケースでは、決定された減衰の対数はコンピュータに送信される。コンピュータは、領域の画像を生成するために、コンピュータが受信する信号を処理する。
図3および4は、それぞれ、本発明の実施形態による、CT検出器モジュール80の分解および透視図、およびCT検出器モジュールの非分解の断面図を示している。
CT検出器モジュール80は、コリメータ82と、シンチレータ84と、基板90の上面89に取り付けられたフォトセンサ88の長方形マトリクス86とを備える。コリメータ82は、複数の散乱防止プレート83を支持する一組の脚部81を備える。それぞれの脚部81は、垂直部92、および取付け孔96が形成された足94を有する。それぞれのフォトセンサ88は、選択的には微細加工技術を用いて基板90内部または基板90上に形成された導体(不図示)によって、基板の上面89に取り付けられた2つのスイッチングネットワーク98の内の1つに接続される。それぞれのスイッチングネットワーク98は、基板90内のバスライン(不図示)により、選択的には基板90の底面91に配置されたマイクロコネクタ100に接続される。それぞれのスイッチングネットワーク98は、それが接続されているフォトセンサ88から受信したアナログ信号を、スイッチングネットワークをマイクロコネクタに接続するバスラインを介してマイクロコネクト100に接続される。
基板90は、基板102の上面101に取り付けられ、基板90上のマイクロコネクタ100と整合するマイクロコネクタ104によって基板102に接続される。整合コネクタ104は、基板上または基板内に形成された導体(不図示)を介して、選択的に基板102の面101に取り付けられているプロセッサ106、および選択的に基板の底面103に取り付けられているプロセッサ108に接続される。一例として、マイクロコネクタ104は、上面101上に配置された4つのプロセッサ106、および基板の底面103に取り付けられた4つのプロセッサ108に接続される。それぞれのプロセッサ108は、底面103上で、面101に配置されたプロセッサ106の直下に配置される。2つのプロセサ108が、図4に示されたCT検出器モジュール80の断面図内に示されている。
スイッチングネットワーク98によってマイクロコネクタ100に経路を通される、基板90上のフォトセンサ88からの信号は、基板102上の整合コネクタ104に伝送される。整合コネクタ104に伝送されたそれぞれの信号は、コネクタをプロセッサ106および108の少なくとも1つに接続する、1つの導体または複数の導体(不図示)により、整合コネクタからプロセッサ106および108の少なくとも一つに転送される。プロセッサ106および108は、選択的には受信する信号を増幅しおよびデジタル化して、更に、要求されるであろうよう信号を処理する。プロセッサ16および108で処理された信号は、処理の後、選択的に基板102の底面103に取り付けられたマイクロコネクタ110に伝送される。マイクロコネクタ110からは、処理された信号が、受信した信号から画像を生成する好適なコンピュータにケーブルによって伝送される。
なお、プロセッサ106および108によって送信されるデータの量は、フォトセンサ88によって生成され送信されるデータの量よりも少ない。また、プロセッサ106および108により送信されるデータはデジタルデータであり、それは、一般に、フォトセンサ88により生成されるアナログ信号よりも、実質的にノイズによる破損を受けにくい。したがって、プロセッサ106および108により送信されたデータを転送する為に用いられるケーブルおよびコネクタは、一般には、アナログデータを転送する為に用いられるケーブルおよびコネクタが必要とするほどのシールドは必要としない。その結果、マイクロコネクタ110およびその関連のケーブルは、従来技術のようにフォトセンサがケーブルを介して処理回路に接続されているような処理回路に、フォトセンサ88からデータを送信するのに要求されるであろうマイクロコネクタおよびその関連のケーブルよりも、一般には、実質的に小さくできるであろう。
スイッチングネットワーク98およびプロセッサ106および108は、フォトセンサ88の近傍に取り付けられているので、CT検出器モジュール80がCTスキャナ内で用いられているときには、強いX線放射は、実質的にブロック矢印120で示された方向にスイッチングネットワークおよびプロセッサに向って導かれる。スイッチングネットワーク98およびプロセッサ106およびプロセッサ108に放射シールドを提供する為に、本発明の実施形態によれば、コリメータ82の脚部81は、その材料が高精度の部品を構成する為に用いることができるように、X線に対する高い吸収係数と十分な構造的な安定性を有する構造部材から構成される。
本発明の実施形態によれば、基板90上のそれぞれのスイッチングネットワーク98は、足の一部および垂直部92がスイッチングネットワークの上部にあるように、脚部81の足96の下に配置される。脚部81の足94および垂直部92の、その上に脚部が配置されるスイチイングネットワーク98に対する位置は、図4に示されるCT検出器モジュール80の断面図内に最もよく見られる。この断面図において垂直部92および足94は陰影を付けて示されている。したがって、それぞれの脚部81の部分は、スイッチングネットワーク98に対する放射線シールドを提供する。
選択的には、足81を形成する材料は、約35cm−1より大きな吸収係数を持っていても良い。選択的には、その材料は、約40cm−1より大きな吸収係数を持っていても良い。選択的には、足94のスイッチングネットワーク98を覆う部分の厚みは、約1.75mmより大きいものでも良い。発明者は、日本のカネボウ株式会社から商品名“NYLON MC102K13”で販売されているタングステンナイロン合成物が脚部81を構成するのに好適であることを発見した。その材料は、約12g/cmの密度、および約60keVのX線エネルギーに対して約43cm−1のX線吸収係数を有する。この材料はまた機械加工可能であり、脚部81はその材料を機械加工することによっても形成することができる。脚部71を構成する為にNYLON MC102K13を用いることによって、発明者は、スイッチングネットワーク98を覆う足94の部分の厚みは、有利なことに約2mmであることを発見した。この厚みは、十分に99.9%を超えてX線を減衰させる。43cm−1以外のX線吸収係数を有する材料が本発明の実施において用いられてもよく、また、このような材料、およびこのような材用から作られるスイッチングネットワーク98を覆う足94の部分の、対応する有利な厚さを当業者は想起するであろう。
また、本発明の実施形態によれば、基板102に配置されているプロセッサ106および108は、それぞれのプロセッサもまた脚部81の足94の一部および垂直部92により遮蔽されるように、基板上で位置付けられる。更には、追加の放射線シールドが、2つの補助的シールド部材112によってプロセッサ106および108に対して提供されても良い。それぞれの補助的シールド部材112は、シールド部材の一部がプロセッサ106の組、およびプロセッサ106の直下にあるプロセッサ108の組の上部に位置するように基板90および基板102の間に位置付けられる。プロセッサ106および108に対するそれぞれのシールド部材112の位置は、図4に最もよく見られる。図4において補助的シールド部材は陰影を付けて示されている。選択的には、補助的シールド部材112は、脚部81を形成する為に用いられるのと同一の材料から構成されても良い。NYLON MC102K13から形成された補助的シールド部材112については、プロセッサ106を覆う部材112の部分の厚さは、有利にも約1.5mmである。
補助的シールド部材112および基板90および102は、コリメータ81の足94のマウント孔96と整合するマウント孔114を形成されるのが好ましい。選択的には、ボルトおよび/またはピン(不図示)は、コリメータ82を組み立て、またコリメータ81、基板90および102、および補助的シールド部材112を位置合わせするために、マウント孔96および114を通して挿入される。
発明者は、本発明の実施形態にしたがって、コリメータ82の脚部81を構成しCT検出器モジュール30に補助的シールド部材112を提供することによって、効果的な放射線シールドがスイッチングネットワーク98およびプロセッサ106および108に提供されることを突き止めた。
選択的にはスイッチングネットワーク98およびプロセッサ106および108のようなフォトセンサ88の為の処理電子回路を、フォトセンサ近傍に配置することによって、本発明の実施形態によれば、フォトセンサとプロセッサ間の接続性を、既知の微細加工技術を用いて作られた導体によって容易に提供することができる。その結果、フォトセンサが従来技術のようなケーブルを用いて処理電子回路に接続されるならば一般に可能であろう数よりも、実質的に大きな数のフォトセンサ88を処理電子回路に接続することができる。したがって本発明の実施形態によれば、CT検出器モジュール80は、従来技術により提供されるよりも実質的に多い数のフォトセンサを備えることができる。また、CT検出器モジュール内における“微細加工接続性”は、本発明に実施形態によれば、フォトセンサ88のサイズを削減することおよび製造コストを低減することを容易にする。
図3に示されるフォトセンサ88の数およびサイズは、一例であり表現の都合で選ばれているけれども、それらの数は図2Aに示されたフォトセンサ56の数よりも多く、また、そのサイズはフォトセンサ56よりも小さい。フォトセンサ88の数およびサイズは、本発明の実施形態によって提供されるCT検出器モジュールが、従来のCT検出器モジュールに一般に備えられるフォトセンサよりも多くのかつ小さなフォトセンサを備えることができることを示す為に選ばれている。例えば、発明者は、24行16列のフォトセンサを有するフォトセンサのマトリクスを備えるCT検出器モジュール80と類似の、本発明の実施形態によるCT検出器モジュールを製造した。このマトリクスはおよそ幅2.2cm、長さ5cmである。このマトリクスは上記の従来のマトリクスの例と同じ数の列を持っているけれども、このマトリクスは、従来のマトリクス(8行のフォトセンサしか持っていない)の3倍の行を有している。したがって、本発明の実施形態によるCT検出器モジュールを備えるCTスキャナは、従来のCTスキャナよりも高い解像度の画像を提供し、また、特定の画像化の要求に向けて容易に構成できるであろう。
本発明の明細書および特許請求の範囲において、それぞれの動詞、“備える”、“含む”、および“有する”およびその同一語源の語は、その動詞の目的語が、その動詞の主語の、部材、構成部品、要素、または部品の必ずしも完全な列挙ではないことを示す為に用いられている。
本発明は、例証として提供され発明の範囲を限定することを意図するものではない、その実施形態の詳細な記載を用いて記載されてきた。記載された実施形態は、本発明の全ての実施形態でその全てが要求されるわけではない、異なる特徴を備えている。本発明のいくつかの実施形態は、いくつかの特徴のみ、または特徴の可能な組み合わせを利用する。記載された本発明の変形、および記載された実施形態に明記された特徴の異なる組み合わせを備える本発明の実施形態を、当業者は想起するであろう。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定される。
図1は、従来技術に従う、従来のCTスキャナを模式的に示す。 図2Aおよび2Bはそれぞれ、従来技術による、CT検出器モジュールの透視の分解図、およびCT検出器モジュールの非分解の断面図を示す。 図2Aおよび2Bはそれぞれ、従来技術による、CT検出器モジュールの透視の分解図、およびCT検出器モジュールの非分解の断面図を示す。 本発明の実施形態による、CT検出器モジュールの透視の分解図を示す。 本発明の実施形態による、図3に示すCT検出器モジュールの非分解の断面図を示す。
符号の説明
80 CT検出器モジュール
81 脚部
82 コリメータ
84 シンチレータ
86 マトリクス
88 フォトセンサ
90 基板
92 垂直部
94 足
112 補助的シールド部材

Claims (4)

  1. X線を検出する為のCT検出器モジュール(80)であって、
    第1の平面基板(90)上に形成され、それぞれが入射するフォトンに応じた信号を生成するフォトセンサ(88)のマトリクス(86)と、
    前記マトリクス(86)の上部に取り付けられたシンチレータ(84)であって、該シンチレータに入射するX線を前記フォトセンサ(88)が検知できるフォトンに変換するシンチレータ(84)と、
    前記シンチレータ(84)の上部に取り付けられた散乱防止コリメータ(82)と、
    前記フォトセンサ(88)により生成された信号を処理するために、前記フォトセンサ(88)の各々が接続され、前記フォトセンサ(88)の近傍に配置される第1の回路(98)と、前記第1の平面基板(90)の近傍に配置される第2の平面基板(102)上に設けられた第2の回路(106,108)とを含む電子コンポーネントと、を備え、
    前記第1の回路(98)は、複数の入力ポートで信号を受信すると共に、複数の出力ポートまでの経路を規定し、受信した信号を前記複数の出力ポートのそれぞれに送る、少なくとも一つのスイッチングネットワークを備え、前記フォトセンサ(88)は、前記少なくとも一つのスイッチングネットワークの前記複数の入力ポートにそれぞれ電気的に接続され、
    前記第2の回路(106、108)は、前記フォトセンサ(88)により生成される信号をデジタル化する為の少なくとも一つのプロセッサを備え、前記スイッチングネットワークの前記複数の出力ポートは、前記少なくとも一つのプロセッサに電気的に接続され、
    前記コリメータ(82)は、前記第1の平面基板(90)に対し垂直で、平行に配置された散乱防止板(83)のアレイを備え、前記散乱防止板(83)は、高いX線吸収係数を有する吸収材料から構成される2つの脚部(81)の間に配設されており、
    前記脚部(81)の各々は、前記第1の平面基板(90)に対し垂直な立設部(92)と、前記第1の平面基板(90)に対し実質的に平行で前記第1の平面基板(90)に隣接する領域を有する足(94)とを有し、
    前記電子コンポーネントを放射線から遮蔽するために、
    前記脚部(81)の少なくとも一つの前記足(94)の、前記第1の平面基板(90)への正投影は、前記第1の回路(98)が配置される前記第1の平面基板(90)上の領域をカバーし、
    前記脚部(81)の少なくとも一つの前記足(94)の、前記第2の平面基板(102)への正投影は、前記第2の回路(106、108)が設けられる前記第2の平面基板(102)上の領域に投影される、CT検出器モジュール。
  2. 少なくとも一つのシールド体(112)を備え、該シールド体は高いX線吸収係数を有
    する吸収材料から構成され、該シールド体の一部の前記第2の平面基板への正投影が、前記第2の回路(106、108)が配置された、前記第2の平面基板の領域上に投影されるように、該シールド体が前記第1の平面基板(90)と前記第2の平面基板(102)との間に取り付けられたことを特徴とする、請求項1に記載のCT検出器モジュール。
  3. 前記脚部(81)は、前記吸収材料を射出成形することによって形成される、請求項1または請求項2に記載のCT検出器モジュール。
  4. 前記シールド体(112)は、前記吸収材料を射出成形することによって形成される、請求項2に記載のCT検出器モジュール。
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