JP2000023964A5 - X線検出表示器及びx線画像診断装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体にX線を放射しその透過X線を画像化して表示し目的部位の診断に役立てるX線画像診断装置に関し、特に、平板状のパネル型X線検出器と平板状の表示器とを備えて小型化し、該パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能として最適な配置を行うことができるX線検出表示器及びX線画像診断装置に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体にX線を放射しその透過X線を画像化して表示し目的部位の診断に役立てるX線画像診断装置に関し、特に、平板状のパネル型X線検出器と平板状の表示器とを備えて小型化し、該パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能として最適な配置を行うことができるX線検出表示器及びX線画像診断装置に関する。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、平板状のパネル型X線検出器と平板状の表示器とを備えて小型化し、該パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能として最適な配置を行うことができるX線検出表示器及びX線画像診断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第一の発明によるX線検出表示器は、被検体の透過X線を検出し、この透過X線を画像データとして出力する平板状のパネル型X線検出器と、このパネル型X線検出器からの画像データを表示部に表示する平板状の表示器と、上記パネル型X線検出器に対して上記表示器を任意の位置関係に配置可能に結合する自在ジョイント部と、を備えたものである。
また、上記表示器の一部には、パネル型X線検出器と表示器との配置の位置関係に応じて該表示器の表示部に表示される撮影画像の表示方向を切り換える切換手段を設けてもよい。
さらに、上記表示器の一部には、得られた撮影画像のデータを他の装置へ転送するためのネットワーク接続手段を設けてもよい。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第一の発明によるX線検出表示器は、被検体の透過X線を検出し、この透過X線を画像データとして出力する平板状のパネル型X線検出器と、このパネル型X線検出器からの画像データを表示部に表示する平板状の表示器と、上記パネル型X線検出器に対して上記表示器を任意の位置関係に配置可能に結合する自在ジョイント部と、を備えたものである。
また、上記表示器の一部には、パネル型X線検出器と表示器との配置の位置関係に応じて該表示器の表示部に表示される撮影画像の表示方向を切り換える切換手段を設けてもよい。
さらに、上記表示器の一部には、得られた撮影画像のデータを他の装置へ転送するためのネットワーク接続手段を設けてもよい。
第二の発明によるX線画像診断装置は、被検体に向けてX線を放射するX線源と、このX線源に対向配置され、上記X線源から被検体に放射されたX線の透過X線を検出し、この透過X線を画像データとして出力する平板状のパネル型X線検出器と、このパネル型X線検出器からの画像データを表示部に表示する平板状の表示器と、上記パネル型X線検出器に対して上記表示器を任意の位置関係に配置可能に結合する自在ジョイント部と、を備えたものである。
また、上記表示器の一部には、パネル型X線検出器と表示器との配置の位置関係に応じて該表示器の表示部に表示される撮影画像の表示方向を切り換える切換手段を設けてもよい。
さらに、上記表示器の一部には、得られた撮影画像のデータを他の装置へ転送するためのネットワーク接続手段を設けてもよい。
また、上記表示器の一部には、パネル型X線検出器と表示器との配置の位置関係に応じて該表示器の表示部に表示される撮影画像の表示方向を切り換える切換手段を設けてもよい。
さらに、上記表示器の一部には、得られた撮影画像のデータを他の装置へ転送するためのネットワーク接続手段を設けてもよい。
そして、上記X線源とパネル型X線検出器とを、C形又はU形に形成されたアーム部材の両端部に取り付け、このアーム部材を駆動部で揺動可能及び回転可能に支持してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるX線画像診断装置の実施の形態を示す装置概要図である。このX線画像診断装置は、被検体にX線を放射しその透過X線を画像化して表示し目的部位の診断に役立てるもので、図1に示すように、X線管球1と、パネル型X線検出器2と、表示器3と、自在ジョイント部4とを備えてなる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるX線画像診断装置の実施の形態を示す装置概要図である。このX線画像診断装置は、被検体にX線を放射しその透過X線を画像化して表示し目的部位の診断に役立てるもので、図1に示すように、X線管球1と、パネル型X線検出器2と、表示器3と、自在ジョイント部4とを備えてなる。
そして、上記パネル型X線検出器2と表示器3とは自在ジョイント部4で結合されている。この自在ジョイント部4は、上記パネル型X線検出器2に対して表示器3を任意の位置関係に配置可能に結合するもので、例えば外周面が蛇腹状に形成された所定の長さのパイプ状部材から成り、いかなる方向にも折り曲げたり、伸ばしたり、捻じったりしてその状態で固定できるようになっている。なお、この自在ジョイント部4の内部には、上記パネル型X線検出器2で検出した画像データを表示器3に転送するためのケーブルが通されている。そして、上記パネル型X線検出器2と表示器3と自在ジョイント部4とで、X線検出表示器を構成している。
次に、このように構成されたX線検出表示器及びX線画像診断装置における撮影動作について説明する。図1において、まず、テーブル10の上面に被検体11を寝載させる。そして、上記テーブル10の下方側にて伸縮軸8を伸縮させてX線管球1を被検体11の真下に位置させると共に、テーブル10の上方側にてアーム9を任意の高さ、位置、角度で張り出してパネル型X線検出器2を被検体11の撮影したい部位へ位置させる。そして、上記パネル型X線検出器2に対して自在ジョイント部4で結合された表示器3をいろいろな角度、方向に配置して、術者が撮影画像を見やすい位置に該表示器3を配置する。図1では、パネル型X線検出器2に対して蓋を開いた状態に表示器3を傾斜させて配置している。
なお、以上の説明では、X線源としてはX線管球1を例に上げたが、X線を発生する装置であればいかなるものに対しても本発明を適用することができる。また、本発明におけるX線検出表示器を、X線CT装置の補助的な撮影用、例えばスキャノグラム像等の撮影に用いてもよく、或いはCアームによるX線撮影システムにおいて同様に置き換えてもよい。したがって、X線を発生するX線源とは別個独立に使用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、第一の発明によるX線検出表示器によれば、平板状のパネル型X線検出器と平板状の表示器とを自在ジョイント部で結合して小型化し、該パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能として最適な配置を行うことができる。
また、第二の発明によるX線画像診断装置によれば、X線源から被検体に向けてX線を放射し、このX線源に対向配置されたパネル型X線検出器により、上記X線源から被検体に放射されたX線の透過X線を検出して画像データとして出力し、このパネル型X線検出器からの画像データを表示器の表示部に表示し、上記パネル型X線検出器と表示器とを結合する自在ジョイント部により、上記パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能とすることができる。この場合、術者は、表示器の表示部に表示される画像を観察しながら弱X線を出力させて、パネル型X線検出器の位置決めを正確に行うことができる。したがって、被検体に対する不要なX線被曝を防止することができる。また、X線撮影後すぐに撮影画像を確認できるので、撮影の失敗がなくなる。
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、第一の発明によるX線検出表示器によれば、平板状のパネル型X線検出器と平板状の表示器とを自在ジョイント部で結合して小型化し、該パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能として最適な配置を行うことができる。
また、第二の発明によるX線画像診断装置によれば、X線源から被検体に向けてX線を放射し、このX線源に対向配置されたパネル型X線検出器により、上記X線源から被検体に放射されたX線の透過X線を検出して画像データとして出力し、このパネル型X線検出器からの画像データを表示器の表示部に表示し、上記パネル型X線検出器と表示器とを結合する自在ジョイント部により、上記パネル型X線検出器に対して表示器を任意の位置関係に配置可能とすることができる。この場合、術者は、表示器の表示部に表示される画像を観察しながら弱X線を出力させて、パネル型X線検出器の位置決めを正確に行うことができる。したがって、被検体に対する不要なX線被曝を防止することができる。また、X線撮影後すぐに撮影画像を確認できるので、撮影の失敗がなくなる。
Claims (7)
- 被検体の透過X線を検出し、この透過X線を画像データとして出力する平板状のパネル型X線検出器と、
このパネル型X線検出器からの画像データを表示部に表示する平板状の表示器と、
上記パネル型X線検出器に対して上記表示器を任意の位置関係に配置可能に結合する自在ジョイント部と、
を備えたことを特徴とするX線検出表示器。 - 上記表示器の一部には、パネル型X線検出器と表示器との配置の位置関係に応じて該表示器の表示部に表示される撮影画像の表示方向を切り換える切換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のX線検出表示器。
- 上記表示器の一部には、得られた撮影画像のデータを他の装置へ転送するためのネットワーク接続手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のX線検出表示器。
- 被検体に向けてX線を放射するX線源と、
このX線源に対向配置され、上記X線源から被検体に放射されたX線の透過X線を検出し、この透過X線を画像データとして出力する平板状のパネル型X線検出器と、
このパネル型X線検出器からの画像データを表示部に表示する平板状の表示器と、
上記パネル型X線検出器に対して上記表示器を任意の位置関係に配置可能に結合する自在ジョイント部と、
を備えたことを特徴とするX線画像診断装置。 - 上記表示器の一部には、パネル型X線検出器と表示器との配置の位置関係に応じて該表示器の表示部に表示される撮影画像の表示方向を切り換える切換手段を設けたことを特徴とする請求項4記載のX線画像診断装置。
- 上記表示器の一部には、得られた撮影画像のデータを他の装置へ転送するためのネットワーク接続手段を設けたことを特徴とする請求項4又は5記載のX線画像診断装置。
- 上記X線源とパネル型X線検出器とを、C形又はU形に形成されたアーム部材の両端部に取り付け、このアーム部材を駆動部で揺動可能及び回転可能に支持したことを特徴とする請求項4記載のX線画像診断装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000023964A JP2000023964A (ja) | 2000-01-25 |
JP2000023964A5 true JP2000023964A5 (ja) | 2005-10-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5586132B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2014-09-10 | 株式会社東芝 | ポータブルfpd装置 |
EP3646790A1 (en) | 2018-10-31 | 2020-05-06 | Koninklijke Philips N.V. | Guidance during x-ray imaging |
CN115575425B (zh) * | 2022-09-17 | 2023-10-24 | 国网吉林省电力有限公司建设分公司 | 一种输电导线接续管故障永磁吸附x射线检测系统 |
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1998
- 1998-07-07 JP JP19197598A patent/JP4172848B2/ja not_active Expired - Fee Related
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