JP2000023552A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP2000023552A
JP2000023552A JP11182053A JP18205399A JP2000023552A JP 2000023552 A JP2000023552 A JP 2000023552A JP 11182053 A JP11182053 A JP 11182053A JP 18205399 A JP18205399 A JP 18205399A JP 2000023552 A JP2000023552 A JP 2000023552A
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thresher
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JP11182053A
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Riichi Ochi
理一 越智
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脱穀装置側方の作業空間が狭くても、脱穀装置
内のメンテナンスを十分に行なえるものとして、メンテ
ナンスの作業効率を向上させる。 【解決手段】脱穀装置3の上部カバ−32と挾扼杆30
とを一体的に上動可能に構成すると共に、供給搬送チェ
ン34を上動可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の脱
穀装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、実開平1−167839号公
報には、挾扼杆と供給搬送チェンとによって穀稈を挾持
搬送しながら脱穀処理する脱穀装置において、該脱穀装
置の上部カバ−と前記挾扼杆とを一体的に上動可能に構
成すると共に、前記供給搬送チェンを、その後端側を中
心として側方に回動可能に構成した脱穀装置が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知例の供給搬送
チェンは、その後端側を中心として側方に回動するよう
に構成されているため、この供給搬送チェンを所定角度
以上に大きく側方へ回動させなければ脱穀装置の側部を
十分に開放することができない。従って、脱穀装置の周
辺に広い作業空間が必要となり、狭い場所では脱穀室内
のメンテナンスを行うことができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために、以下のような技術的手段を講じ
る。即ち、挾扼杆30と供給搬送チェン34とによって
穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀装置におい
て、該脱穀装置3の上部カバ−32と前記挾扼杆30と
を一体的に上動可能に構成すると共に、前記供給搬送チ
ェン34を上動可能に構成したことを特徴とする脱穀装
置の構成としたものである。
【0005】この構成により、脱穀作業を行う際には、
挾扼杆30と供給搬送チェン34とによって穀稈を挾持
搬送しながら、脱穀装置3内部の扱胴の作用によってこ
の搬送穀稈を脱穀処理する。そして、脱穀装置3内のメ
ンテナンスを行う際には、該脱穀装置3の上部カバ−3
2と挾扼杆30とを一体的に上動させると共に、供給搬
送チェン34を上動させる。これによって、脱穀装置3
の上部及び側部から、該脱穀装置3内のメンテナンスを
行うことが可能な状態となる。
【0006】
【発明の効果】本発明は、挾扼杆30と供給搬送チェン
34とによって穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱
穀装置において、該脱穀装置3の上部カバ−32と前記
挾扼杆30とを一体的に上動可能に構成すると共に、前
記供給搬送チェン34を上動可能に構成したことを特徴
とする脱穀装置としたものであるから、脱穀装置3内の
メンテナンスに際して供給搬送チェン34を上動させれ
ばよいので、この供給搬送チェン34を側方へ回動させ
る構成に比較して、脱穀装置3側方の作業空間が狭くて
もこのメンテナンスを行うことができ、メンテナンスの
作業効率を高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図により説
明すると、1はコンバインの機体フレ−ム、2は機体フ
レ−ム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレ−ム1
の上方に設けた脱穀装置、4は機体フレ−ム1の前方に
設けた刈取部である。刈取部4には、最前方位置の分草
体5と、該分草体5の後方の穀稈を引き起す引起装置6
と、該引起装置6により引き起した穀稈を掻込む掻込装
置(図示省略)と、掻込まれた穀稈の根部を切断する刈
刃8と、切断された穀稈の株元を挾持搬送する株元搬送
装置および穂先搬送装置等が設けられる。9は刈取上下
シリンダ、10は前記走行装置2のミッションケ−ス、
11は刈取部4で刈取った穀稈を脱穀装置3に供給する
穀稈供給搬送装置12に引継ぐ株元引継搬送装置、13
は穂先引継搬送装置である。
【0008】しかして、前記脱穀装置3の機体進行方向
の前側上部には脱穀室15を形成し、該脱穀室15には
扱胴16を軸装し、扱胴16の主として下方側は扱網1
7により包囲し、扱網17の略下方位置には風選室18
を形成する。図6以降において、19は風選室18内に
揺動自在に設けた揺動選別枠体、20は風選室18に送
風する送風唐箕、21は揺動選別枠体19の下方に設け
た一番コンベア用のプ−リ、22は二番コンベア用のプ
−リである。また、23は脱穀室15の側部に設けた処
理室の側板、24は排藁処理部、25は排藁搬送装置、
26はグレンタンク内の穀物を排出する排出オ−ガ、2
7は脱穀室15の固定側板である。
【0009】しかして、前記脱穀室15の一部および/
または前記風選室18の一部の側部には、メンテナンス
用開口窓(開口部)41を形成し、該メンテナンス用開
口窓41を閉塞する側部カバ−28を着脱自在に機体側
に取付ける。29は側部カバ−28を機体側に取付ける
取付金具の着脱操作レバ−である。前記側部カバ−28
の上縁は後方に至るに従い高くなるように傾斜させ、該
カバ−28の上縁と後述する前記穀稈供給搬送装置12
の挾扼杆30の下縁の間には前記穀稈供給搬送装置12
が搬送する穀稈の搬送通路31を形成し、該搬送通路3
1を穀稈供給搬送装置12が穀稈を搬送する。したがっ
て、穀稈供給搬送装置12は前記メンテナンス用開口窓
41および側部カバ−28の側方に位置する。
【0010】前記穀稈供給搬送装置12の挾扼杆30は
前記脱穀室15の上方を覆う上部カバ−32の回動端側
に取付けられ、上部カバ−32を上動させると、一体的
に上動するように構成している。33は、前記上部カバ
−32の上動を補助し、上方位置に保持する上動保持部
材である。前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン
34は、該供給搬送チェン34の上側行程のチェンを案
内する上側チェン案内レ−ル35の始端部に受動歯車3
6を、終端部には駆動歯車37をそれぞれ設け、上側チ
ェン案内レ−ル35の下方には下側行程のチェンを案内
する下側チェン案内レ−ル38を設け、下側チェン案内
レ−ル38の後部にテンション歯車39を設け、前記受
動歯車36と駆動歯車37とテンション歯車39との間
に掛回す(下側チェン案内レ−ル38は設けないことも
ある)。前記供給搬送チェン34は、上側チェン案内レ
−ル35および下側チェン案内レ−ル38を前記駆動歯
車37の回転軸40を中心に受動歯車36側が上動する
ようにして、前記側部カバ−28の側方に位置する作業
位置から前記側部カバ−28の側方より退避する非作業
位置に回動する。
【0011】43はバネ、44は前記上側チェン案内レ
−ル35の始端部側下面に取付けた係合板、45は係合
板44の係合溝、46は脱穀装置3側に設けた係合軸、
47は係合軸46に取付けたカム体、48は操作レバ
−、49は脱穀装置3の前板、50は穀稈供給口であ
る。なお、側部カバ−28の内側には前記扱網17を押
さえる押え板部51を形成して、側部カバ−28を取付
けたとき、前記扱網17を押さえる作用を期待してい
る。52は前記上部カバ−32の内面に取付けた切刃で
ある。
【0012】図5〜図8は、前記穀稈供給搬送装置12
の移動構造の第2実施例である。前記受動歯車36の回
転軸53を機体側に固定した取付部材54に回転のみ自
在に取付け、前記駆動歯車37側を上動させるように構
成している。図9は、回動する前記駆動歯車37の回転
軸40と機体側に設けた伝動ケ−ス55から突出する入
力軸56との接続構成を示し、回転軸40と入力軸56
のうちいずれか一方に係合溝57を形成し、いずれか他
方に係合片58を形成する。59は前記上側チェン案内
レ−ル35を機体側に固定するボルトである。
【0013】図10〜図12は、前記側部カバ−28
は、前記穀稈供給搬送装置12の上側チェン案内レ−ル
35および下側チェン案内レ−ル38に取付け、穀稈供
給搬送装置12の供給搬送チェン34の上動によりメン
テナンス用開口窓41を開放するように構成し、前記穀
稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34の上動を容易
にするため、前記駆動歯車37は回転軸40の軸心方向
に摺動自在に取付けている。
【0014】図13〜図15の実施例は、前記穀稈供給
搬送装置12の供給搬送チェン34の始端部が前記駆動
歯車37の回転軸40を中心に上下するように構成して
いる。前記係合板44に側面視コの字型形状の取付部材
61を固定し、取付部材61には軸62を上下方向に貫
通させ、かつ、取付部材61に対して下動のみ自在に取
付け、軸62の上端を上側チェン案内レ−ル35に固定
し、取付部材61をバネ63により常時上動するように
付勢する。カム体47による係合板44の押圧を操作レ
バ−48により解除すると、供給搬送チェン34の始端
部は、上側チェン案内レ−ル35と軸62と取付部材6
1と係合板44とが一体となって上動し、メンテナンス
用開口窓41を開口させることができる。
【0015】図16〜図18の実施例は、前記穀稈供給
搬送装置12の供給搬送チェン34の始端部が前記挾扼
杆30と共に上動するように構成したものであり、挾扼
杆30と供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル3
5に突起65,66をそれぞれ設け、作業時は突起65
と突起66との間の連結部材67を外し、メンテナンス
を行なうときは突起65と突起66との間を連結部材6
7により連結する。
【0016】図19〜図20の実施例では、前記穀稈供
給搬送装置12は、前記上側チェン案内レ−ル35の終
端部に前後に受動歯車70,71を設け、受動歯車71
と下側チェン案内レ−ル38の後部に設けたテンション
歯車39との間に機体側に位置不動に設けた駆動歯車3
7を設け、受動歯車71の下面側と駆動歯車37の上面
側とテンション歯車39の下面側を通るように供給搬送
チェン34を波形状に掛回し、駆動歯車37から供給搬
送チェン34を外すことなく、供給搬送チェン34を上
動させるように構成する。この場合、供給搬送チェン3
4の上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ
−ル38は、上部カバ−32と共に一体的に略平行状態
のまま上動するように、挾扼杆30および供給搬送チェ
ン34の上側チェン案内レ−ル35のそれぞれの前後側
に前記突起65,66をそれぞれ設け、各突起65と突
起66との間を連結部材67により連結して上動させ
る。また、作業時は、下側チェン案内レ−ル38の前後
部を機体の固定部に取付具(クランプ)72により固定
する。
【0017】図21の実施例では、前記扱胴16を回動
自在の移動板73に軸架し(後側の移動板は図示省
略)、該移動板73に前記穀稈供給搬送装置12の挾扼
杆30を取付け、該挾扼杆30および供給搬送チェン3
4の上側チェン案内レ−ル35のそれぞれの前後側に前
記突起65,66をそれぞれ設け、各突起65と突起6
6との間を連結部材67により連結して上動させうるよ
うに構成する。74は扱胴16を上動させる上動補助部
材(ガススプリング・油圧シリンダ等)である。
【0018】図22〜図24の実施例では、前記穀稈供
給搬送装置12の供給搬送チェン34は、上側チェン案
内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38を一体的
に取付具72により着脱自在に機体の固定部に取付けた
ものである。次に作用を述べる。本発明の実施の形態は
前記の構成であるから、刈取部4の分草体5により穀稈
を分草し、分草した穀稈を引起装置6により引起し、引
起された穀稈の根元側は刈刃8により刈取られ、刈取っ
た穀稈を掻込装置により掻込んで株元搬送装置および穂
先搬送装置により搬送して株元引継搬送装置11および
穂先引継搬送装置13に引継がれ、株元引継搬送装置1
1および穂先引継搬送装置13は穀稈を穀稈供給搬送装
置12に引継いで脱穀室15内に供給して脱穀する。
【0019】しかして、前記脱穀室15内および風選室
18内のメンテナンスが必要となるが、前記脱穀室15
の一部および前記風選室18の一部の側部には、メンテ
ナンス用開口窓41が形成され、該メンテナンス用開口
窓41を閉塞する側部カバ−28の側部には穀稈供給搬
送装置12が設けられているから、操作レバ−48を係
合軸46中心に回動させてカム体47による穀稈供給搬
送装置12の上側チェン案内レ−ル35の係合板44の
押圧を解除すると、穀稈供給搬送装置12の供給搬送チ
ェン34の上側チェン案内レ−ル35および下側チェン
案内レ−ル38は終端側の駆動歯車37の回転軸40を
中心に上方回動して、前記側部カバ−28の側部より上
方に退避し、ついで、着脱操作レバ−29を操作して側
部カバ−28を機体側より取外すと、前記メンテナンス
用開口窓41は開放されて、前記脱穀室15の一部およ
び前記風選室18の一部の側部が開放され、扱網17の
脱着や揺動選別枠体19のメンテナンスができる。した
がって、供給搬送チェン34を歯車36,37等から外
すことなく側部カバ−28の側部より退避させることが
でき、伝動機構の簡略化もでき、また、上動させるスペ
−スが少なく、圃場の未刈地側でも容易に作業できる。
また、供給搬送チェン34を元の位置に正確に戻すこと
ができ、作業再開の障害が少ない。
【0020】図5〜図8の第2実施例では、穀稈供給搬
送装置12の上側チェン案内レ−ル35の始端部に設け
た受動歯車36の回転軸53を機体側に固定した取付部
材54に回転のみ自在に取付け、前記駆動歯車37側を
上動させるように構成しているから、ボルト59を外し
て、駆動歯車37側を始端側の受動歯車36の回転軸5
3中心に上方回動させて側部カバ−28の側部より上方
に退避させ、ついで、側部カバ−28を機体側より取外
すと、前記メンテナンス用開口窓41は開放されて、前
記脱穀室15の一部および前記風選室18の一部の側部
が開放され、扱網17の脱着や揺動選別枠体19のメン
テナンスができる。
【0021】この場合、穀稈供給搬送装置12の受動歯
車36と駆動歯車37との位置関係は、受動歯車36が
低く、駆動歯車37は受動歯車36よりも高く位置し、
上側チェン案内レ−ル35は後側に至るに従い高く傾斜
しているので、上側チェン案内レ−ル35の終端部の上
動範囲を小にしても、側部カバ−28の側部より退避す
る。また、図9に示したように、回動する前記駆動歯車
37の回転軸40の端部に係合片58を形成し、入力軸
56に係合溝57を形成しているから、駆動歯車37よ
り供給搬送チェン34を外すことなく、供給搬送チェン
34を上動させ、また、駆動歯車37の回転軸40と穀
稈供給口50とを結合させることができる。
【0022】図10〜図12の第3実施例では、駆動歯
車37は回転軸40の軸心方向に摺動自在に取付けてい
るので、駆動歯車37を回転軸40の軸心方向の外側に
摺動させると、上側チェン案内レ−ル35および下側チ
ェン案内レ−ル38に取付けてある側部カバ−28およ
び押え板部51は側方に扱網17より離れ、この状態
で、上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ
−ル38の始端部側を上動させると、メンテナンス用開
口窓41を開放させることができる。
【0023】図13〜図15の第4実施例では、カム体
47による係合板44の押圧を操作レバ−48の操作に
より解除すると、供給搬送チェン34の始端部は、上側
チェン案内レ−ル35と軸62と取付部材61と係合板
44とが一体となって上動し、側部カバ−28を外す
と、メンテナンス用開口窓41を開放する。また、作業
時においては、機体の走行速度の急な上昇等の原因によ
り穀稈供給搬送装置12に供給される穀稈量が増加して
も、供給搬送チェン34の始端部は下降して詰まりを防
止するとともに、バネ63の弾力により常時供給搬送チ
ェン34の始端側を上動させるので確実に挾持搬送させ
る。
【0024】図16〜図18の第5実施例では、挾扼杆
30と供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35
の突起65、突起66のそれぞれを連結する連結部材6
7を外して刈取・脱穀作業を行ない、また、この状態
で、上部カバ−32の上動によって挾扼杆30を上動さ
せて詰まり穀稈を除去する。ついで、突起65と突起6
6との間を連結部材67により連結すると、上動保持部
材33(ガススプリング・油圧シリンダ等)により補助
された上部カバ−32の上動と連動して挾扼杆30が上
動し、挾扼杆30の上動により供給搬送チェン34の上
側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル3
8が上動し、側部カバ−28を外すと、メンテナンス用
開口窓41を開放する。
【0025】図19〜図20の第6実施例では、前記穀
稈供給搬送装置12は、前記上側チェン案内レ−ル35
の終端部に前後に受動歯車70,71を設け、受動歯車
71と下側チェン案内レ−ル38の後部に設けたテンシ
ョン歯車39との間に機体側に位置不動に設けた駆動歯
車37を設け、受動歯車71の下面側と駆動歯車37の
上面側とテンション歯車39下面側を通るように供給搬
送チェン34を波形状に掛回しているので(所謂外接伝
動)、挾扼杆30および供給搬送チェン34の上側チェ
ン案内レ−ル35のそれぞれの前後側の各突起65と突
起66とをそれぞれ連結部材67により連結し、取付具
72を外してから駆動歯車37より供給搬送チェン34
を外すことなく、供給搬送チェン34を上動させる。
【0026】なお、前記駆動歯車37は、歯数の相違す
るものと交換自在であり、穀稈供給搬送装置12の搬送
速度を変更できる。図21の第7実施例では、前記扱胴
16を回転自在の移動板73に軸架し、該移動板73に
前記穀稈供給搬送装置12の挾扼杆30を取付け、該挾
扼杆30および供給搬送チェン34の上側チェン案内レ
−ル35のそれぞれの前後側に前記突起65,66をそ
れぞれ設けているから、上部カバ−32を上動させて脱
穀室15内のメンテナンスを行ない、扱胴16および挾
扼杆30を上動させて詰まり穀稈の除去等のメンテナン
スを行ない、各突起65と突起66との間を連結部材6
7により連結して挾扼杆30と供給搬送チェン34とを
上動させて側部カバ−28を外してメンテナンスを行な
える。
【0027】図22〜図24の第8実施例では、前記穀
稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34は、上側チェ
ン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38を一
体的に取付具72により着脱自在に機体の固定部に取付
けているから、取付具72を外して上側チェン案内レ−
ル35および下側チェン案内レ−ル38を機体から外し
てメンテナンスを行なう。
【0028】前述のように、供給搬送チェン34を上方
に回動させるので、脱穀装置の周辺に広い空間を必要と
することなく、メンテナンス用開口窓41を開口させ、
メンテナンスできる。また、上方に回動させる構成であ
るので、受動歯車36および駆動歯車37から供給搬送
チェン34を外す必要がなく、受動歯車36および駆動
歯車37の回転軸と機体側の伝動軸との接続機構を簡素
化できる。
【0029】また、元の位置に復帰させたとき、供給搬
送チェン34と機体との間隔が変化しないので、その後
の穀稈の搬送供給は確実かつ円滑にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図。
【図2】要部側面図。
【図3】要部側面図。
【図4】要部正面図。
【図5】第2実施例の要部正面図。
【図6】同側面図。
【図7】同要部側面図。
【図8】同要部側面図。
【図9】回転軸と入力軸の斜視図。
【図10】第3実施例の側面図。
【図11】同要部平面図。
【図12】同要部正面図。
【図13】第4実施例の要部正面図。
【図14】同側面図。
【図15】同要部側面図。
【図16】第5実施例の要部側面図。
【図17】同要部側面図。
【図18】同要部正面図。
【図19】第6実施例の側面図。
【図20】同要部側面図。
【図21】第7実施例の要部正面図。
【図22】第8実施例の側面図。
【図23】同要部側面図。
【図24】同要部正面図。
【符号の説明】
3 脱穀装置 30 挾扼杆 32 上部カバ− 34 供給搬送チェン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挾扼杆30と供給搬送チェン34とによ
    って穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀装置にお
    いて、該脱穀装置3の上部カバ−32と前記挾扼杆30
    とを一体的に上動可能に構成すると共に、前記供給搬送
    チェン34を上動可能に構成したことを特徴とする脱穀
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169182A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Kubota Corp コンバイン
JP2020048425A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 株式会社クボタ 脱穀装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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