JP2000023382A - 二次電池の充電方法 - Google Patents

二次電池の充電方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 満充電を正確に判定して二次電池をパルス充
電する。 【解決手段】 本発明の充電方法は、二次電池をパルス
充電する充電方法であって、電池電圧が設定電圧まで低
下したときに、充電を開始してパルス充電する。パルス
充電している1パルス充電時間に対する1パルス充電休
止時間の比率で、二次電池の満充電を検出し、1パルス
充電時間に対する1パルス充電休止時間が設定値よりも
大きくなると満充電と判定して充電を完了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池をパルス
充電する方法に関し、とくに、パルス充電するデューテ
ィーを検出して二次電池の満充電を判定する充電方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】電池をパルス充電する充電方法は、短時
間に大きな電流を流して、急速充電できる。図1は、二
次電池を内蔵するパック電池をパルス充電する充電回路
を示す。この充電回路は、ON/OFFスイッチ1をオ
ン、オフに切り換えてパック電池2をパルス充電する。
この充電回路は、電池の充電を休止させるときに電池電
圧を検出し、電池電圧が設定電圧に低下するまでは充電
を休止し、電池電圧が設定電圧よりも低下すると、充電
を再開してパルス充電できる。
【0003】このようにしてパック電池をパルス充電す
ると、図2に示すように、電池電圧と充電電流が変化し
て、電池が満充電に近付くにしたがって、1パルス充電
休止時間が長くなる。満充電に近付いた電池は、電池電
圧が低下するのが遅くなるからである。したがって、電
池の1パルス充電休止時間を検出して満充電を検出でき
る。パック電池2が満充電されると、ON/OFFスイ
ッチ1をオフに保持して、充電を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1パルス充電休止時間
を検出してパック電池の満充電を検出する方法は、充電
環境によっては、二次電池の満充電を正確に検出できな
い。充電を休止するときに電池電圧が次第に低下する割
合が、パルス充電の条件によって変化するからである。
たとえば、1パルス充電時間を長くすると、1パルスで
の充電容量が大きくなって、電池電圧の低下が緩慢にな
る。このため、1パルス充電休止時間が設定された時間
よりも長くなると満充電と判定する方法では、二次電池
が満充電されていない状態で間違って満充電と判定して
しまう。反対に、1パルス充電時間が短くなると、1パ
ルスでの充電容量が小さくなって、1パルス充電休止時
間での電圧降下が速くなる。このため、二次電池が満充
電されても、1パルス充電休止時間が設定時間よりも長
くならず、満充電された電池を満充電と判定できずに過
充電してしまう弊害がある。
【0005】本発明は、さらにこのような欠点を解消す
ることを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的
は、満充電を正確に判定して、二次電池をパルス充電で
きる二次電池の充電方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の充電方法は、二
次電池をパルス充電する充電方法であって、電池電圧が
設定電圧まで低下したときに、充電を開始してパルス充
電する。
【0007】さらに、本発明の請求項1の充電方法は、
パルス充電している1パルス充電時間に対する1パルス
充電休止時間の比率でもって、二次電池の満充電を検出
する。1パルス充電時間に対する1パルス充電休止時間
が、設定値よりも大きくなると満充電と判定して充電を
完了させる。
【0008】すなわち、本発明の充電方法は、1パルス
充電休止時間のみでなく、1パルス充電時間をも考慮し
て満充電を検出することを特徴とする。さらに、本発明
の充電方法は、ふたつのパラメーターで満充電を判定す
るが、ふたつのパラメーターを独立して別々に識別して
満充電を判定するのではなくて、その比率から満充電を
判定するので、簡単な方法で正確に満充電を検出でき
る。
【0009】本発明の請求項2の充電方法は、所定の時
間充電した後充電を休止し、充電を休止しているときに
電池電圧が設定電圧まで低下すると、再び充電を開始し
てパルス充電する。
【0010】本発明の請求項3の充電方法は、請求項2
の充電方法において、パルス充電する1パルス充電時間
を、100msec〜1secに設定する。
【0011】本発明の請求項4の充電方法は、電池電圧
が設定電圧よりも高い充電休止電圧になると充電を休止
し、充電を休止しているときに電池電圧が設定電圧まで
低下すると、再び充電を開始してパルス充電する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための充電方法を例
示するものであって、本発明は充電方法を以下のものに
特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施の形態に示される部材に対応
する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を
解決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0014】本発明の充電方法は、図1に示す充電回路
を使用して二次電池を充電する。この図の充電回路は、
定電流定電圧電源3と、二次電池を内蔵しているパック
電池2をパルス充電するON/OFFスイッチ1と、O
N/OFFスイッチ1を制御する制御回路4を備えてい
る。
【0015】図の充電回路は、ON/OFFスイッチ1
をオン、オフに切り換えて二次電池をパルス充電する。
ただ、パック電池に内蔵される保護回路の充電制御スイ
ッチ(図示せず)をオン、オフに切り換えて、パルス充
電することもできる。この場合、パック電池の保護回路
に内蔵される充電制御スイッチは、電池をパルス充電す
る充電制御スイッチと、二次電池を保護するためのスイ
ッチとに併用される。
【0016】リチウムイオン二次電池を内蔵するパック
電池は、ほとんど例外なく保護回路を内蔵している。こ
の保護回路は、二次電池の電圧を検出して、二次電池の
電圧が設定電圧よりも高くなると充電を休止させるよう
に設計される。保護回路は、二次電池と直列に接続され
た充電制御スイッチと、二次電池の電圧を検出して充電
制御スイッチをオン、オフに制御する電圧検出回路とを
備える。
【0017】電圧検出回路は、電池電圧が設定電圧を超
えると、過充電を防止する充電制御スイッチをオフに切
り換える。ただ、電圧検出回路は、電池電圧が設定電圧
を超えても直ちに充電制御スイッチをオフに切り換えな
い。電池電圧が設定電圧を超えて一定時間経過すると、
充電制御スイッチをオフに切り換える。電池電圧が設定
電圧を超えて、充電制御スイッチがオフになるまでの短
い時間、二次電池はパルス充電される。二次電池がパル
ス充電される時間は、充電制御スイッチがオフに切り換
えられる時間で調整できる。充電制御スイッチがオフに
なると、二次電池は充電されなくなって、電池の開放電
圧は次第に低下する。電圧検出回路は、低下する電池の
開放電圧を検出して、開放電圧が設定電圧以下になる
と、再び充電制御スイッチをオンにして二次電池をパル
ス充電する。以上のように、パック電池に内蔵される保
護回路でパルス充電する方法は、充電回路を簡単にでき
る。
【0018】以下、二次電池として、リチウムイオン二
次電池を内蔵しているパック電池を、ON/OFFスイ
ッチでパルス充電方法を詳述する。ただ、本発明の充電
方法は、充電する二次電池をリチウムイオン二次電池に
特定しない。二次電池には、充電できるすべての電池、
たとえば、ニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素
電池とすることもできる。
【0019】定電流定電圧電源3は、安定化して出力す
る電圧を、設定電圧よりも高い電圧までパルス充電でき
るように、たとえば、出力電圧を4.3V/セルまで上
昇できるように設定する。出力電流は、たとえば、1〜
2Cで充電できる電流値に設定される。ON/OFFス
イッチ1は、オン、オフに切り換えられて、二次電池を
パルス充電する。満充電された後は、オフに切り換えら
れて充電を完了する。
【0020】制御回路4は、パック電池2に内蔵される
二次電池をパルス充電する際に、ON/OFFスイッチ
1をオン、オフに切り換える。この制御回路4は、パッ
ク電池2の電池電圧を検出することで、ON/OFFス
イッチ1をオン、オフに切り換える。さらに、制御回路
4は、パルス充電しているパルス充電の(1パルス充電
休止時間)/(1パルス充電時間)を演算して、満充電
を検出するマイコンを内蔵している(図示せず)。
【0021】制御回路4は、電池電圧が設定電圧まで低
下した後、タイマーでON/OFFスイッチ1を一定の
時間はオンに保持して、その後オフに切り換える。タイ
マーの設定時間は、好ましくは100msec〜1se
cに設定される。この状態で、二次電池をパルス充電す
るときの電池電圧と充電電流の変化を、図2に示してい
る。
【0022】また制御回路4は、電池電圧が設定電圧ま
で低下した後、ON/OFFスイッチ1を一定時間オン
にするのではなくて、定電流充電している電池の電圧を
検出して、電池電圧が充電休止電圧まで高くなるとON
/OFFスイッチ1をオフに切り換えるようにして、パ
ルス充電することもできる。この方法で二次電池をパル
ス充電するときの電池電圧と充電電流の変化を、図4に
示す。この図に示す充電方法は、二次電池の電池電圧
が、設定電圧と充電休止電圧との間を上下するようにし
てパルス充電する。
【0023】充電回路が、図3に示すフローチャートの
手順でパック電池を充電し、電池電圧と充電電流が図2
に示すように変化する様子を以下説明する。
【0024】[S1のステップ]ON/OFFスイッチ
1をオンにして、パック電池2を充電する。この状態で
パック電池2は定電流定電圧充電される。充電されるに
したがって、電池電圧は上昇する。
【0025】[S2のステップ]パック電池2の電池電
圧が、設定電圧である4.2V/セルよりも高いかどう
かを判定し、電池電圧が設定電圧よりも高くないときに
は、S1のステップにジャンプする。電池電圧が設定電
圧である4.2V/セル以上になるまで、S1とS2の
ステップをループする。
【0026】[S3のステップ]パック電池2の電池電
圧が設定電圧である4.2V/セル以上になると、その
後、ON/OFFスイッチ1が1パルス充電時間tonだ
け、オン状態に保持される。この例では、ton=360
msecである。パック電池2を360msec充電し
た後、ON/OFFスイッチ1がオフに切り換えられて
充電を停止する。
【0027】[S4のステップ]ON/OFFスイッチ
1がオフに切り換えられた後、オフ時間のカウントが開
始されて、1パルス充電休止時間toffがカウントされ
る。
【0028】[S5、S6のステップ](1パルス充電
休止時間)/(1パルス充電時間)、すなわちtoff/
tonを演算して、この比率であるデューティーが満充電
と検出する時間の設定値よりも大きいかどうかを判定す
る。デューティーが満充電検出時間設定値よりも大きい
場合は、S6のステップにジャンプして満充電と判定
し、ON/OFFスイッチ1をオフに保持する。
【0029】[S7のステップ](1パルス充電休止時
間)/(1パルス充電時間)の比率であるデューティー
が、満充電検出時間設定値よりも小さいときは、パック
電池2の電池電圧が設定電圧である4.2V/セルより
も高いかどうかを判定し、設定電圧よりも高いときはS
4にジャンプして、オフ時間をカウントする。電池電圧
が設定電圧である4.2V/セルに降下するまで、S
4、S5、S7をループし、あるいは、S4、S5、S
6のステップで満充電される。電池電圧が設定電圧であ
る4.2V/セル以上でないとき、いいかると設定電圧
よりも低くなると、S1にジャンプして、充電を再開す
る。
【0030】パック電池2が充電されるまで、S1、S
2、S3、S4、S5、S7のステップをループしてパ
ルス充電される。パック電池2が満充電されると、S5
のステップからS6に分岐されて、充電が完了される。
【0031】さらに、図2の充電回路は、図5に示すフ
ローチャートの手順でパック電池を充電して、電池電圧
と充電電流を図4に示すように変化させることもでき
る。
【0032】[S1のステップ]ON/OFFスイッチ
1をオンにして、パック電池2を充電する。この状態で
パック電池2は定電流定電圧充電される。充電されるに
したがって、電池電圧は上昇する。
【0033】[S2のステップ]ON/OFFスイッチ
1がオンに切り換えられた後、オン時間のカウントが開
始されて、1パルス充電時間がカウントされる。
【0034】[S3のステップ]パック電池2の電池電
圧が、充電休止電圧である4.21V/セルよりも高い
かどうかを判定し、電池電圧が充電休止電圧よりも高く
ないときには、S2のステップにジャンプする。電池電
圧が充電休止電圧である4.21V/セル以上になるま
で、S2とS3のステップをループする。
【0035】[S4のステップ]パック電池2の電池電
圧が充電休止電圧である4.21V/セル以上になる
と、ON/OFFスイッチ1がオフに切り換えられて充
電を休止する。
【0036】[S5のステップ]ON/OFFスイッチ
1がオフに切り換えられた後、オフ時間のカウントが開
始されて、1パルス充電休止時間がカウントされる。
【0037】[S6、S7のステップ](1パルス充電
休止時間)/(1パルス充電時間)を演算して、この比
率であるデューティーが満充電と検出する時間の設定値
よりも大きいかどうかを判定する。デューティーが満充
電検出時間設定値よりも長い場合は、S7のステップに
ジャンプして満充電と判定し、ON/OFFスイッチ1
をオフに保持する。
【0038】[S8のステップ](1パルス充電休止時
間)/(1パルス充電時間)の比率であるデューティー
が、満充電検出時間設定値よりも小さいときは、パック
電池2の電池電圧が設定電圧である4.2V/セルより
も高いかどうかを判定し、設定電圧よりも高いときはS
5にジャンプして、オフ時間をカウントする。電池電圧
が設定電圧である4.2V/セルに降下するまで、S
5、S6、S8をループし、あるいは、S5、S6、S
7のステップで満充電される。電池電圧が設定電圧であ
る4.2V/セル以上でないとき、いいかると設定電圧
よりも低くなると、S1にジャンプして、充電を再開す
る。
【0039】パック電池2が充電されるまで、S1、S
2、S3、S4、S5、S6、S8のステップをループ
してパルス充電される。パック電池2が満充電される
と、S6のステップからS7に分岐されて、充電が完了
される。
【0040】以上の充電方法は、1パルス充電時間を一
定の時間に設定してパルス充電し、あるいは、電池電圧
が設定電圧である4.2V/セルになると充電を再開し
て、充電休止電圧である4.21V/セルになると充電
を停止し、パルス充電する。さらに、本発明の充電方法
は、たとえば、充電する二次電池の容量によって、1パ
ルス充電時間を変更して満充電することもできる。この
充電方法は、容量の大きい電池は、1パルス充電時間を
長くし、容量の小さい電池は1パルス充電時間を短くす
る。たとえば、1パルス充電時間を、100msec〜
1secに設定する。さらにまた、本発明の充電方法
は、充電する電池の実質的な容量を検出し、実質容量で
1パルス充電時間を変更してパルス充電することもでき
る。この充電方法は、実質容量の大きい電池を充電する
ときには1パルス充電時間を長くする。電池は使用する
にしたがって、実質容量が減少する。実質容量が小さく
なった電池は、1パルス充電時間を短くしてパルス充電
する。本発明の充電方法は、(1パルス充電休止時間)
/(1パルス充電時間)の比率から満充電を判定するの
で、上記のように1パルス充電時間を変更しても、正確
に電池の満充電を検出できる。
【0041】
【発明の効果】本発明の二次電池の充電方法は、満充電
を正確に判定して、二次電池をパルス充電できる特長が
ある。それは、本発明の充電方法が、パルス充電すると
きの1パルス充電休止時間のみを検出するのではなく
て、1パルス充電時間に対する1パルス充電休止時間の
比率を検出して、満充電を検出するからである。このよ
うに、1パルス充電時間と1パルス充電休止時間との比
率から満充電を検出する方法は、パルス充電するときの
1パルス充電時間を考慮して、いいかえると、1パルス
充電時間で1パルス充電休止時間を補正しながら、電池
の満充電を検出するので、従来の1パルス充電休止時間
のみで満充電を判定する方法に比較して、極めて正確に
満充電を判定できる特長がある。電池は、1パルス充電
時間の長さ、いいかえると、1パルスの充電容量によっ
て、充電を休止しているときの電池電圧が低下する割合
が変動するからである。本発明の充電方法は、1パルス
充電時間が長くなるときには、1パルス充電休止時間も
長くならないと満充電とは判定しない。このため、1パ
ルスの充電容量が大きくて、電池電圧がゆっくりと低下
するときにも、また、1パルスの充電容量が小さくて、
電池電圧が速やかに低下するときにも、電池の満充電を
より正確に判定できる特長がある。
【0042】この特長は、満充電を極めて正確に判定す
ることが要求される、リチウムイオン二次電池等のパル
ス充電において、とくに有効である。リチウムイオン二
次電池は、過充電すると電池性能が著しく低下し、反対
に満充電しないで使用すると、実質的に使用できる充電
容量が小さくなって、大容量を特性としているリチウム
イオン二次電池の特長が生かされなくなるからである。
【0043】リチウムイオン二次電池に限らず、ニッケ
ル−カドミウム電池やニッケル−水素電池等の全ての二
次電池においても、満充電を正確に判定することは極め
て大切である。それは、電池性能を低下させることな
く、実質的に使用できる充電容量を可能な限り大きくす
ることが要求されるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充電方法と従来の充電方法に使用され
る充電回路のブロック線図
【図2】本発明の充電方法でパルス充電される電池電圧
と充電電流を示すグラフ
【図3】本発明の充電方法でパック電池を充電する過程
を示すフローチャート
【図4】本発明の他の充電方法でパルス充電される電池
電圧と充電電流を示すグラフ
【図5】本発明の他の充電方法でパック電池を充電する
過程を示すフローチャート
【符号の説明】
1…ON/OFFスイッチ 2…パック電池 3…定電流定電圧電源 4…制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池をパルス充電する充電方法であ
    って、電池電圧が設定電圧まで低下したときに、充電を
    開始してパルス充電する方法において、 パルス充電している1パルス充電時間に対する1パルス
    充電休止時間の比率でもって、二次電池の満充電を検出
    し、1パルス充電時間に対する1パルス充電休止時間が
    設定値よりも大きくなると満充電と判定して充電を完了
    させることを特徴とする二次電池の充電方法。
  2. 【請求項2】 所定の時間充電した後充電を休止し、充
    電を休止しているときに電池電圧が設定電圧まで低下す
    ると、再び充電を開始してパルス充電する請求項1に記
    載される二次電池の充電方法。
  3. 【請求項3】 パルス充電する1パルス充電時間が、1
    00msec〜1secである請求項2に記載される二
    次電池の充電方法。
  4. 【請求項4】 電池電圧が設定電圧よりも高い充電休止
    電圧になると充電を休止し、充電を休止しているときに
    電池電圧が設定電圧まで低下すると、再び充電を開始し
    てパルス充電する請求項1に記載される二次電池の充電
    方法。
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