JP2000022714A - ネットワーク管理方法及びネットワーク管理システム - Google Patents

ネットワーク管理方法及びネットワーク管理システム

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JP2000022714A
JP2000022714A JP19130998A JP19130998A JP2000022714A JP 2000022714 A JP2000022714 A JP 2000022714A JP 19130998 A JP19130998 A JP 19130998A JP 19130998 A JP19130998 A JP 19130998A JP 2000022714 A JP2000022714 A JP 2000022714A
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value
traffic
terminals
connected terminals
network
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JP19130998A
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Hisataka Nakajima
久貴 中嶋
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取得したネットワーク管理情報の値からネッ
トワークの状況として接続端末数が適正であるかを診断
して表示できるネットワーク管理方法及びネットワーク
管理システムを提供する。 【解決手段】 被管理装置でネットワークを監視して把
握したネットワーク管理情報の値を管理装置が取得し、
その値からネットワークの標準的な状況として接続端末
数が適正であるかを診断し、適正でない場合は接続許可
数又は接続制限数を診断結果として表示するネットワー
ク管理方法及びネットワーク管理システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LANシステ
ム等におけるネットワーク管理方法及びネットワーク管
理システムに係り、特にネットワークの状況を診断して
表示できるネットワーク管理方法及びネットワーク管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、一般的な無線LANシステムの構
成について図6を使って説明する。図6は、一般的な無
線LANシステムの構成を示すブロック図である一般的
に、無線LANシステムは、親局1と、子局2とLAN
回線3と、端末4と、小型子局5と、移動端末6とから
構成されている。
【0003】親局1は、10BASE−T,100BA
SE−TX,ATM(AsynchronousTransfer Mode),
FDDI(Fiber Distributed Data Interface),サー
ビス統合ディジタル網(Integrated Service Digital N
etwork:ISDN)等の基幹網(いわゆるバックボー
ン)に接続され、バックボーンとLANとの間で無線を
媒体としてデータをやりとりする無線LANシステムに
おける主制御局である。
【0004】子局2は、上記無線LANシステムにおい
て親局1との通信を可能とし、その割当等の主制御を親
局に従う従制御局である。LAN回線3は、l0BAS
E−T,100BASE−TX等のいわゆるLAN回線
である。端末4は、PC等のLAN回線3に接続するイ
ンタフェースと通信プロトコルを持った通信端末であ
り、これ以後単に端末と呼ぶ。
【0005】小型子局5は、子局2と機能的には同様
で、親局1との通信を可能とし、その割当等の主制御を
親局に従う従制御局でものであるが、ノートPC等の可
搬性の高い端末にPCMCIA等のインタフェースで接
続し得る小型の子局である。移動端末6は、ノートPC
等の可搬性の高い端末である。
【0006】このような無線LANシステムにおいて、
親局1及び各子局2に関する様々なネットワークに関す
る情報の管理は、通常業界標準であるTCP/IPイン
ターネットのネットワーク管理プロトコルであるSNM
P(Simple Network Management Protocol)を用いて行
われる。SNMPの詳細に関しては、既知事項であり、
詳しくは、「TCP/IPネットワーク管理入門」トッ
パンP87〜176に記載されているのでここでの説明
は省略する。
【0007】例えば、親局1と子局2及び小型子局5と
を接続する無線ネットワークにおけるネットワーク情報
を管理する場合には、親局1がネットワークの被管理装
置Aという位置付けで、親局1上にSNMPのエージェ
ント機能を持たせて常時情報収集を行い、ネットワーク
上の任意の位置で接続された移動端末6等をネットワー
クの管理装置Aと位置付けてSNMPのマネージャ機能
を持たせ、親局1で収集された情報の管理表示などを行
うようになっている。
【0008】また同様に、子局2と端末4とを接続する
LANネットワークにおけるネットワーク情報を管理す
る場合には、子局2が被管理装置Bという位置付けで、
子局2上にSNMPのエージェント機能を持たせて常時
情報収集を行い、LANネットワーク上の任意の位置で
接続された端末4を管理装置Bと位置付けてSNMPの
マネージャ機能を持たせ、子局2で収集された情報の管
理表示などを行うようになっている。
【0009】次に、従来のネットワーク管理方法を行う
ための管理装置及び被管理装置の構成について図7を使
って説明する。図7は、従来のネットワーク管理方法を
行うための管理装置及び被管理装置内部の構成ブロック
図である。
【0010】従来のネットワーク管理方法を行うための
構成として、被管理装置10の内部は、トラフィック監
視部11と、MIB12と、SNMPエージェント13
とから構成され、管理装置20′の内部は、コマンド入
力部21と、SNMPマネージャ22と、表示部23と
から構成されている。
【0011】被管理装置10のトラフィック監視部11
は、ある時間間隔における接続端末数や通信相手となる
各端末からのトラヒックの平均値等を算出し、後述する
MIB12に格納し、ある一定時間毎にその値を更新す
るものである。
【0012】具体的に、被管理装置10が図6に示した
親局1である場合には、通信相手である子局2a,2
b,…、小型子局5a,5b,…からのデータのトラフ
ィック状態を算出し、被管理装置10が図6に示した子
局2aである場合には、LAN回線3aを介して接続さ
れている通信相手である各端末4aからのデータのトラ
フィック状態を算出する。
【0013】MIB12は、SNMPプロトコルにおけ
るMIB(Management InformationBase )で、トラフ
ィック監視部11で収集した情報を記憶する仮想的なデ
ータベースである。MIB12では、図8に示すように
各管理項目が設定され、例えば、接続端末数とトラフィ
ックを管理項目として設定し、トラフィック監視部11
で接続端末数及びトラフィックの値を収集しMIB12
に記憶するようになっている。図8は、従来のMIB1
2の具体例を示す説明図である。
【0014】SNMPエージェント13は、SNMPに
おけるエージェントの機能を実現するもので、例えば、
SNMPのマネージャから管理対象となる項目の値の入
手要求や設定要求を受け取ると、当該要求に対応してM
IB12から要求された値を読み込んでSNMPのマネ
ージャに返信する。
【0015】管理装置20′のコマンド入力部21は、
ネットワーク管理を行う為の任意の管理情報を得るため
のSNMPコマンドを入力するものである。SNMPマ
ネージャ22は、コマンド入力部21から入力されたコ
マンドに従って、SNMPの管理対象となる項目の値の
入手要求や設定要求を作成し、SNMPエージェント1
3に送信して管理対象となる項目の値等を入手するもの
である。表示部23は、SNMPマネージャ22で入手
した管理対象となる項目の値等を表示するものである。
【0016】次に、従来のネットワーク管理方法を実現
する各装置の動作について、図6に示した子局2aが被
管理装置10で端末4a-1が管理装置20′である場合
を例にして説明する。図6の子局2aが被管理装置10
とすると、LAN回線3aで接続された端末4a-1,
…、端末4a-nの各端末4から任意にデータが子局2a
に届き、トラフィック監視部11で、ある時間間隔にお
ける接続端末数及びトラヒックの平均値等をMIB12
に格納し、ある一定時間毎にその値を更新している。
【0017】そして、管理装置20′として位置付けら
れた端末4a-1のコマンド入力部21で任意の管理情報
の取得を依頼するSNMPコマンドが入力されると、S
NMPマネージャ22で入力されたSNMPコマンドを
解釈し、SNMPプロトコルを用いて当該管理情報の取
得依頼を被管理装置10(子局2a)のSNMPエージ
ェント13に送信する。
【0018】管理情報の取得依頼を受け取った被管理装
置10(子局2a)のSNMPエージェント13は、要
求された情報項目に関してMIB12から情報を取得
し、SNMPマネージャ22に返送し、SNMPマネー
ジャ22は表示用に編集して表示部23に出力し、表示
されるようになっている。
【0019】なお、この動作は、被管理装置10が親局
1であり、管理装置20′が移動端末6等であった場合
は、被管理装置10(親局1)のトラフィック監視部1
1で各子局2a,2b,…及び5a,5b…からのデー
タのトラヒックの情報を得るものであり、その他の動作
は同様である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のネットワーク管理方法及びネットワーク管理システ
ムでは、単にSNMPを用いて接続端末数といったネッ
トワーク管理情報の値を逐次取り出して表示するだけな
ので、表示結果からネットワークの状況として接続端末
数が適正であるかを即時に判断しかねるという問題点が
あった。
【0021】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、取得したネットワーク管理情報の値からネットワー
クの状況として接続端末数が適正であるかを診断して表
示できるネットワーク管理方法及びネットワーク管理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、ネットワーク管理
方法において、管理対象となるネットワークにおける接
続端末数とトラフィックの値をネットワーク管理情報と
して取得し、前記取得したネットワーク管理情報と、予
め前記ネットワークにおいて標準的に適正とされる接続
端末数の範囲及びトラフィックの値として設定された値
からネットワークの混雑状況を診断して、前記取得した
ネットワーク管理情報の値が適正であれば適正を表示
し、不適正であれば接続端末の接続可能数又は接続制限
数を表示することを特徴としており、ネットワークの混
雑状況が適正であるか否かが即座に把握でき、更に不適
正の場合はその程度が具体的に判断できる。
【0023】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、ネットワーク管理方法において、予
めネットワークにおいて標準的に適正とされる接続端末
数の最適範囲及び最適トラフィックの値を保持し、管理
対象となるネットワークにおける接続端末数とトラフィ
ックの値をネットワーク管理情報として取得し、前記取
得した接続端末数が、前記最適範囲内の場合は最適と診
断して表示し、前記取得した接続端末数が、前記最適範
囲に達していない場合は最適でないと診断し、前記取得
したトラフィックの値と接続端末数に比例して、前記最
適トラフィックの値に対する接続端末数を推奨端末数と
し、前記推奨端末数と前記取得した接続端末数との差を
接続可能数として表示し、前記取得した接続端末数が、
前記最適範囲を超えている場合は最適でないと診断し、
前記取得した接続端末数とトラフィック及び前記最適範
囲における最大の接続端末数と前記最適トラフィックの
値の関係から求まる前記最適トラフィック以上となる接
続端末数を推奨端末数とし、前記推奨端末数と前記取得
した接続端末数との差を接続制限数として表示すること
を特徴としており、ネットワークの混雑状況が適正であ
るか否かが即座に把握でき、更に不適正の場合は最適ト
ラフィックにするため具体的な接続許可数又は接続制限
数が認識できる。
【0024】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、ネットワーク管理システムにおい
て、配下の端末からのトラヒックを監視して、接続端末
数及びトラフィックの値を把握するトラフィック監視部
と、前記把握された接続端末数及びトラフィックの値を
記憶する記憶部と、SNMPに従って接続端末数及びト
ラフィックの値の問い合わせに対して前記記憶部に記憶
された接続端末数及びトラフィックの値を問い合わせ元
に返送するSNMPエージェントとを具備する被管理装
置と、前記被管理装置に対してSNMPに従ってネット
ワーク管理情報として接続端末数とトラフィックの値と
を問い合わせ取得するSNMPマネージャと、前記取得
したネットワーク管理情報と、予めネットワークにおい
て標準的に適正とされる接続端末数の範囲及びトラフィ
ックの値として設定された値から前記ネットワークの混
雑状況を診断して、前記取得したネットワーク管理情報
の値が適正であれば適正と診断し、不適正であれば接続
端末の接続可能数又は接続制限数を求めるデータ解析部
と、前記診断の結果又は接続端末の接続可能数又は接続
制限数を表示する表示部とを具備する管理装置とを有す
ることを特徴としており、ネットワークの混雑状況が適
正であるか否かが即座に把握でき、更に不適正の場合は
その程度が具体的に判断できる。
【0025】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項3記載のネットワーク管理シ
ステムにおいて、データ解析部が、予めネットワークに
おいて標準的に適正とされる接続端末数の最適範囲及び
最適トラフィックの値を保持し、取得した接続端末数
が、前記最適範囲内の場合は最適と診断し、前記取得し
た接続端末数が、前記最適範囲に達していない場合は最
適でないと診断し、前記取得したトラフィックの値と接
続端末数に比例して、前記最適トラフィックの値に対す
る接続端末数を推奨端末数とし、前記推奨端末数と前記
取得した接続端末数との差を接続可能数として求め、前
記取得した接続端末数が、前記最適範囲を超えている場
合は最適でないと診断し、前記取得した接続端末数とト
ラフィック及び前記最適範囲における最大の接続端末数
と前記最適トラフィックの値の関係から求まる前記最適
トラフィック以上となる接続端末数を推奨端末数とし、
前記推奨端末数と前記取得した接続端末数との差を接続
制限数として求めるデータ解析部であることを特徴とし
ており、ネットワークの混雑状況が適正であるか否かが
即座に把握でき、更に不適正の場合は最適トラフィック
にするための具体的な接続許可数又は接続制限数が認識
できる。
【0026】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載のネット
ワーク管理システムにおいて、被管理装置が、無線LA
Nシステムにおける親局であり、配下の端末が、無線L
ANシステムにおける子局であり、管理装置が、前記親
局と接続される任意の端末であることを特徴としてお
り、親局と子局間の無線ネットワークの接続端末数が適
正であるか判断できる。
【0027】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、請求項3又は請求項4記載のネット
ワーク管理システムにおいて、被管理装置が、無線LA
Nシステムにおける子局であり、配下の端末が、子局と
LAN接続された端末であり、管理装置が、前記子局と
接続される任意の端末であることを特徴としており、子
局と端末間のLANネットワークの接続端末数が適正で
あるか判断できる。
【0028】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
るネットワーク管理方法及びネットワーク管理システム
は、被管理装置でSNMPによりネットワークを監視し
て把握したネットワーク管理情報の値を管理装置が取得
し、取得した値と予めネットワークにおいて標準的に適
正とされる接続端末数の範囲及びトラフィックの値とし
て設定された値から、ネットワークの状況として接続端
末数が適正であるかを診断し、適正であれば適正を表示
し、適正でない場合は、適正にするための具体的な接続
可能数又は接続制限数を診断結果として表示するものな
ので、ネットワークの状況、特に適正でない場合の程度
を具体的数値で判断できるものである。
【0029】まず、本発明のネットワーク管理方法の概
略について説明する。本発明のネットワーク管理方法で
は、被管理装置において当該被管理装置に管理対象とな
るネットワークを介して接続された端末からのデータを
監視して、単位時間当たりの接続端末数及びトラフィッ
クの平均値を情報収集する。
【0030】つまり図6に示した無線LANシステムに
おいて、親局1と子局2及び小型子局5間の無線ネット
ワークの状況を管理する場合には、親局1を被管理装置
Aとして、接続された子局2及び小型子局5からのデー
タを監視して、接続端末数及びトラフィックの平均値を
情報収集する。
【0031】そして、例えば無線ネットワーク上の任意
の位置で接続された移動端末6等をネットワークの管理
装置Aと位置付けてSNMPのマネージャ機能を持た
せ、親局1で収集された情報の管理表示などを行うよう
になっている。尚、管理装置Aは、必ずしも管理対象の
ネットワークで接続されている必要はない。
【0032】また、図6に示した無線LANシステムに
おいて、子局2と端末4間のLAN回線ネットワークの
状況を管理する場合には、子局2(例えば子局2a)を
被管理装置Bとして、接続された端末4(例えば端末4
a)からのデータを監視して、接続端末数及びトラフィ
ックの平均値を情報収集することになる。
【0033】そして、例えばLANネットワーク上の任
意の位置で接続された端末4を管理装置Bと位置付けて
SNMPのマネージャ機能を持たせ、子局2で収集され
た情報の管理表示などを行うようになっている。尚、管
理装置Bは、必ずしも管理対象のネットワークで接続さ
れている必要はない。
【0034】そして、例えば、子局2と端末4とを接続
するLAN回線ネットワークが10BASE−Tとする
と、この回線に流れ得る最大のトラヒックは10Mbp
sであるが、現実的には、接続端末数とトラフィックの
関係が図1において点線で示したようなグラフになる。
図1は、10BASE−Tネットワークにおける接続端
末数とトラフィックの関係を示す説明図である。
【0035】つまり10BASE−Tネットワークにお
いて、接続端末数が少ない場合は、各端末からLAN回
線3に常時データが流れるわけではなく、おおよそ接続
端末数の増加とともにトラヒックが増加傾向にある。
【0036】そして、接続される端末数が更に増加する
と、アクセス方式の関係から信号の衝突等が発生し通信
できない時間帯が増加することになり、ある接続端末数
を境に、逆に接続端末数の増加と共にトラフィックが減
少傾向になることは一般的に知られている。
【0037】この接続端末数とトラフィックの関係は接
続されている端末間で行われている上位のプロトコルの
特性等によって流動的であるが、平均をとるとトラフィ
ックが増加傾向から減少傾向に転じるピークとなる接続
端末数がある標準的な範囲内(α、β)に収まると考え
られる。
【0038】そこで、管理するネットワークの種類(無
線,l0BASE−T,100BASE−TX等)に応
じて、標準的に最適とされる接続端末数の範囲α及びβ
と、標準的に最適とされるトラフィックの値γとを予め
設定しておき、実際に測定したネットワークにおける接
続端末数とトラフィックの関係から、接続端末数がαか
らβの間であればネットワークの伝送能力を充分発揮す
るような接続端末数の範囲(最適範囲)であるとしてネ
ットワーク状況の診断は最適状態とする。
【0039】そして、接続端末数がαよりも少ない場合
には、接続端末数に余裕のある状態(余裕状態)にある
として、更に接続可能な端末数を算出して表示する。具
体的には、実際に測定したネットワークにおける接続端
末数をi,トラフィックをpとすると、図1に示すよう
に、原点(0,0)と測定点(i,p)を通る直線を求
め、当該直線でy軸がγ以上となる最小の整数を求め、
これを推奨接続数α′とし、推奨接続数α′と現在の接
続端末数iとの差を接続可能数として表示する。
【0040】また、接続端末数がβよりも多い場合に
は、ネットワークが混雑しており、接続端末数に対する
トラフィックが飽和状態にあるとして、制限すべき端末
数を算出して表示する。具体的には、実際に測定したネ
ットワークにおける接続端末数をi′,トラフィックを
p′とすると、図1に示すように、点(β,γ)と測定
点(i’,p’)を通る直線を求め、当該直線でy軸が
γ以上となる最大の整数を求め、これを推奨接続数β′
とし、推奨接続数β′と現在の接続端末数i′との差を
接続制限数として表示する。尚、処理を簡単にするため
に、単にβ以下で最大の整数を推奨接続数β′としても
構わない。
【0041】まず、本発明に係るネットワーク管理方法
を実現するネットワークの管理装置及び被管理装置の構
成について図2を使って説明する。図2は、本発明に係
るネットワーク管理方法を実現するネットワークの管理
装置及び被管理装置の構成ブロック図である。尚、図7
と同様の構成をとる部分については同一の符号を付して
説明する。
【0042】本発明のネットワーク管理方法を実現する
被管理装置10は、従来の被管理装置10と全く同様で
あり、トラフィック監視部11と、MIB12と、SN
MPエージェント13とから構成されている。尚、図2
に示したMIB12が、請求項3記載の記憶部に相当す
る。
【0043】また、本発明のネットワーク管理方法を実
現する管理装置20は、従来の管理装置20′と同様の
部分として、コマンド入力部21と、SNMPマネージ
ャ22と、表示部23とから構成され、更に本発明の特
徴部分として、データ解析部24が設けられている。
【0044】次に、本発明の被管理装置10及び管理装
置20の各部について具体的に説明するが、従来と同様
の部分については説明を省略し、本発明の特徴部分であ
る管理装置20のデータ解析部24について説明する。
【0045】本発明の管理装置20のデータ解析部24
は、コマンド入力部21で入力されたSNMPのコマン
ドに従って被管理装置10からネットワーク管理情報の
値を取得し、取得した値からネットワークの状況を診断
して、診断結果を表示させるデータ解析処理を行うもの
である。
【0046】ここで、データ解析部24におけるデータ
解析処理の流れについて図3を使って説明する。図3
は、本発明の管理装置20のデータ解析部24における
データ解析処理の流れを示すフローチャート図である。
【0047】本発明の管理装置のデータ解析部24にお
けるデータ解析処理は、コマンド入力部21からコマン
ドが入力されると起動され、入力したコマンドが診断す
べき特定のコマンドであるか判断し(100)、特定の
コマンドでない場合(No)は、従来と同様の流れとな
るようSNMPマネージャ処理を行い(110)、デー
タ解析処理を終了する。
【0048】ここで、SNMPマネージャ処理とは、単
にコマンドをSNMPマネージャ22に渡し、被管理装
置10から得られたデータをSNMPマネージャ22か
ら受け取ると表示部23に出力する処理である。
【0049】一方、処理100において入力されたコマ
ンドが診断すべき特定のコマンドであった場合(Ye
s)は、接続端末数とトラフィックの値を取得するコマ
ンドセット処理を行い(102)、取得した接続端末数
とトラフィックの値からネットワークの状況を診断する
データ診断処理を行い(104)、データ解析処理を終
了する。
【0050】次に、コマンドセット処理の具体的な流れ
について図4を使って説明する。図4は、本発明のデー
タ解析部24におけるコマンドセット処理の流れを示す
フローチャート図である。本発明のデータ解析部24に
おけるコマンドセット処理は、接続端末数を問い合わせ
る接続数問合せコマンドをSNMPマネージャ22に出
力し(200)、SNMPマネージャ22から問い合わ
せの結果受信したデータを受け取って接続端末数として
格納し(202)、トラヒックを問い合わせるトラヒッ
ク問い合わせコマンドをSNMPマネージャ22に出力
し(204)、SNMPマネージャ22から問い合わせ
の結果受信したデータを受け取ってトラフィック値とし
て格納して(206)、コマンドセット処理を終了す
る。
【0051】次に、データ診断処理の具体的な流れにつ
いて図5を使って説明する。図5は、本発明のデータ解
析部24におけるデータ診断処理の流れを示すフローチ
ャート図である。本発明のデータ解析部24におけるデ
ータ診断処理は、取得した接続端末数が予め設定されて
いるα〜βの範囲内であるかを判定し(300)、この
範囲より少ない場合(つまり接続端末数i<α)には処
理302に進み、範囲内である場合(つまりα≦接続端
末数≦β)には処理310に進み、この範囲より多い場
合(つまりβ<接続端末数i′)には処理320に進
む。
【0052】処理300において接続端末数i<αの場
合には、図1に示すように、原点(0,0)と(接続端
末数i,トラフィック値p)より直線を求め(30
2)、求めた直線からy軸がγ以上となる最小の整数を
求めてこれを推奨接続数α′とし(304)、推奨接続
数(α′)―接続端末数(i)を算出した値を接続可能
数とし(306)、接続可能数を表示部23に出力して
表示させ(308)、データ診断処理を終了する。
【0053】また、処理300においてα≦接続端末数
≦βの場合には、最適状態である旨を表示部23に出力
して表示させ(310)、データ診断処理を終了する。
【0054】処理300においてβ<接続端末数i′の
場合には、図1に示すように、予め設定されている点
(β,γ)と(接続端末数i′,トラフィック値p′)
より直線を求め(320)、求めた直線からy軸がγ以
上となる最大の整数を求めてこれを推奨接続数β′とし
(322)、接続端末数(i′)―推奨接続数(β′)
で算出した値を接続制限数とし(324)、接続制限数
を表示部23に出力して表示させ(326)、データ診
断処理を終了する。尚、処理を簡単にするために、処理
320を削除し、処理322においてβ以下で最大の整
数を求めて推奨接続数β′としても構わない。
【0055】次に、本発明のネットワーク管理方法を実
現する被管理装置及び管理装置の動作について、図6に
示した子局2aが被管理装置10で端末4a-1が管理装
置20である場合を例にして説明する。図6の子局2a
が被管理装置10とすると、LAN回線3aで接続され
た端末4a-1,…、端末4a-nの各端末4から任意にデ
ータが子局2aに届き、トラフィック監視部11で、あ
る時間間隔における接続端末数及びトラヒックの平均値
等をMIB12に格納し、ある一定時間毎にその値を更
新している。
【0056】そして、管理装置20として位置付けられ
た端末4a-1のコマンド入力部21でSNMPコマンド
が入力されると、データ解析部24でネットワークの診
断を必要とするコマンドであるか判断され、ネットワー
クの診断を必要とするコマンドの場合は、接続端末数を
問い合わせるコマンドがSNMPマネージャ22に出力
され、SNMPマネージャ22から接続端末数を問い合
わせるSNMPコマンドがSNMPプロトコルを用いて
被管理装置10(子局2a)のSNMPエージェント1
3に送信される。
【0057】そして、接続端末数を問い合わせるSNM
Pコマンドを受け取った被管理装置10(子局2a)の
SNMPエージェント13は、接続端末数に関してMI
B12から情報を取得し、SNMPマネージャ22に返
送し、SNMPマネージャ22からデータ解析部24に
出力される。
【0058】接続端末数と同様にトラフィック値に関し
ても管理装置20のSNMPマネージャ22から被管理
装置10のSNMPエージェント13に問い合わされ、
MIB12に記憶されているトラフィック値がSNMP
エージェント13からSNMPマネージャ22に返送さ
れて、データ解析部24に出力される。
【0059】そして、データ解析部24で問い合わせた
接続端末数とトラフィックの関係からネットワークの状
況が診断され、診断結果が表示部23に出力されて表示
されるようになっている。
【0060】なお、この動作は、被管理装置10が親局
1であり、管理装置20が移動端末6等であった場合
は、被管理装置10(親局1)のトラフィック監視部1
1で各子局2a,2b,…及び5a,5b…からのデー
タによって接続端末数及びトラヒック値が監視されてM
IB12に格納されており、その他の動作は同様であ
る。
【0061】本発明の実施の形態のネットワーク管理方
法及びネットワーク管理システムによれば、被管理装置
10のMIB12に記憶されている接続端末数及びトラ
フィック値を管理装置20が取得し、取得した接続端末
数が予め当該ネットワークで標準的に最適な接続端末数
の範囲であるとされている範囲内であるのかをデータ解
析部24で診断し、最適範囲内の場合は最適と診断して
表示するので、表示結果から即座にネットワークの接続
端末数が適正であるか判断できる効果がある。
【0062】また、本発明の実施の形態のネットワーク
管理方法及びネットワーク管理システムによれば、予め
ネットワークにおいて標準的に適正とされる接続端末数
の最適範囲及び最適トラフィックの値を保持し、取得し
た接続端末数が最適範囲内であるのかをデータ解析部2
4で診断し、取得した接続端末数が最適範囲に達してい
ない場合には最適でないと診断し、取得したトラフィッ
クの値と接続端末数に比例して、最適トラフィックの値
に対する接続端末数を推奨端末数とし、推奨端末数と取
得した接続端末数との差を接続可能数として表示するの
で、接続端末数に余裕のある状況の程度を具体的な数値
で判断できる効果がある。
【0063】また、本発明の実施の形態のネットワーク
管理方法及びネットワーク管理システムによれば、予め
ネットワークにおいて標準的に適正とされる接続端末数
の最適範囲及び最適トラフィックの値を保持し、取得し
た接続端末数が最適範囲内であるのかをデータ解析部2
4で診断し、取得した接続端末数が、最適範囲を超えて
いる場合は最適でないと診断し、取得した接続端末数と
トラフィック及び最適範囲における最大の接続端末数と
最適トラフィックの値の関係から求まる最適トラフィッ
ク以上となる接続端末数を推奨端末数とし、推奨端末数
と取得した接続端末数との差を接続制限数として表示す
るので、トラフィックが飽和状態である程度を具体的な
数値で判断できる効果がある。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、管理対象
となるネットワークにおける接続端末数とトラフィック
の値をネットワーク管理情報として取得し、取得したネ
ットワーク管理情報と、予め当該ネットワークにおいて
標準的に適正とされる接続端末数の範囲及びトラフィッ
クの値として設定された値からネットワークの混雑状況
を診断して、取得したネットワーク管理情報の値が適正
であるか、もし不適正であれば接続端末の接続可能数又
は接続制限数を表示するネットワーク管理方法としてい
るので、ネットワークの混雑状況が適正であるか否かが
即座に把握でき、更に不適正の場合はその程度が具体的
に判断できる効果がある。
【0065】請求項2記載の発明によれば、予めネット
ワークにおいて標準的に適正とされる接続端末数の最適
範囲及び最適トラフィックの値を保持し、管理対象とな
るネットワークにおける接続端末数とトラフィックの値
を取得し、取得した接続端末数が、最適範囲内の場合は
最適と診断して表示し、取得した接続端末数が、最適範
囲に達していない場合は最適でないと診断し、取得した
トラフィックの値と接続端末数の関係から、最適トラフ
ィックの値に対する接続端末数になるまでの端末数を接
続可能数として表示し、取得した接続端末数が、最適範
囲を超えている場合は最適でないと診断し、取得した接
続端末数とトラフィック及び最適範囲における最大の接
続端末数と最適トラフィックの値の関係から求まる前記
最適トラフィック以上となる接続端末数にするための端
末数を接続制限数として表示するネットワーク管理方法
としているので、ネットワークの混雑状況が適正である
か否かが即座に把握でき、更に不適正の場合は最適トラ
フィックにするため具体的な接続許可数又は接続制限数
が認識できる効果がある。
【0066】請求項3記載の発明によれば、被管理装置
のトラフィック監視部で配下の端末からのトラヒックを
監視し、接続端末数及びトラフィックの値を把握して記
憶部に記憶し、管理装置のSNMPマネージャがSNM
Pに従ってネットワーク管理情報として接続端末数とト
ラフィックの値とを被管理装置のSNMPエージェント
に問い合わせ、記憶部に記憶されたネットワーク管理情
報を取得し、データ解析部で予めネットワークにおいて
標準的に適正とされる接続端末数の範囲及びトラフィッ
クの値として設定された値からネットワークの混雑状況
を診断して、取得したネットワーク管理情報の値が適正
であれば適正と診断し、不適正であれば接続端末の接続
可能数又は接続制限数を求め、表示部に診断結果又は接
続端末の接続可能数又は接続制限数を表示するネットワ
ーク管理システムとしているので、ネットワークの混雑
状況が適正であるか否かが即座に把握でき、更に不適正
の場合はその程度が具体的に判断できる効果がある。
【0067】請求項4記載の発明によれば、データ解析
部が、予めネットワークにおいて標準的に適正とされる
接続端末数の最適範囲及び最適トラフィックの値を保持
し、取得した接続端末数が、最適範囲内の場合は最適と
診断し、取得した接続端末数が、最適範囲に達していな
い場合は最適でないと診断し、取得したトラフィックの
値と接続端末数の関係から最適トラフィックの値に対す
る接続端末数にするための端末数を接続可能数として求
め、取得した接続端末数が、最適範囲を超えている場合
は最適でないと診断し、取得した接続端末数とトラフィ
ック及び最適範囲における最大の接続端末数と最適トラ
フィックの値の関係から求まる最適トラフィック以上と
なる接続端末数にするための端末数を接続制限数として
求める請求項3記載のネットワーク管理システムとして
いるので、ネットワークの混雑状況が適正であるか否か
が即座に把握でき、更に不適正の場合は最適トラフィッ
クにするための具体的な接続許可数又は接続制限数が認
識できる効果がある。
【0068】請求項5記載の発明によれば、被管理装置
が、無線LANシステムにおける親局であり、配下の端
末が無線LANシステムにおける子局であり、管理装置
が前記親局と接続された任意の端末である請求項3又は
請求項端末4記載のネットワーク管理システムとしてい
るので、親局と子局間の無線ネットワークの接続端末数
が適正であるか判断できる効果がある。
【0069】請求項6記載の発明によれば、被管理装置
が、無線LANシステムにおける子局であり、配下の端
末が子局とLAN接続された端末であり、管理装置が前
記子局と接続された任意の端末である請求項3又は請求
項端末4記載のネットワーク管理システムとしているの
で、子局と端末間のLANネットワークの接続端末数が
適正であるか判断できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】10BASE−Tネットワークにおける接続端
末数とトラフィックの関係を示す説明図である。
【図2】本発明に係るネットワーク管理方法を実現する
ネットワークの管理装置及び被管理装置の構成ブロック
図である。
【図3】本発明の管理装置のデータ解析部におけるデー
タ解析処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明のデータ解析部におけるコマンドセット
処理の流れを示すフローチャート図である。
【図5】本発明のデータ解析部におけるデータ診断処理
の流れを示すフローチャート図である。
【図6】一般的な無線LANシステムの構成を示すブロ
ック図である
【図7】従来のネットワーク管理方法を行うための管理
装置及び被管理装置内部の構成ブロック図である。
【図8】従来のMIBの具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…親局、 2…子局、 3…LAN回線、 4…端
末、 5…小型子局、6…移動端末、 10…被管理装
置、 11…トラフィック監視部、 12…MIB、
13…SNMPエージェント、 20,20′…管理装
置、 21…コマンド入力部、 22…SNMPマネー
ジャ、 23…表示部、 24…データ解析部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/26 Fターム(参考) 5B089 GA25 GB02 GB08 HA06 HA11 HB06 JB16 JB18 KA07 KA12 KB03 LB23 MA07 MC01 5K030 JL01 LC11 MB02 MB09 MC08 5K033 CB06 DA17 EA07 EC00 5K042 AA01 BA11 CA02 DA11 EA01 EA14 FA15 HA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象となるネットワークにおける接
    続端末数とトラフィックの値をネットワーク管理情報と
    して取得し、前記取得したネットワーク管理情報と、予
    め前記ネットワークにおいて標準的に適正とされる接続
    端末数の範囲及びトラフィックの値として設定された値
    からネットワークの混雑状況を診断して、前記取得した
    ネットワーク管理情報の値が適正であれば適正を表示
    し、不適正であれば接続端末の接続可能数又は接続制限
    数を表示することを特徴とするネットワーク管理方法。
  2. 【請求項2】 予めネットワークにおいて標準的に適正
    とされる接続端末数の最適範囲及び最適トラフィックの
    値を保持し、 管理対象となるネットワークにおける接続端末数とトラ
    フィックの値をネットワーク管理情報として取得し、前
    記取得した接続端末数が、前記最適範囲内の場合は最適
    と診断して表示し、 前記取得した接続端末数が、前記最適範囲に達していな
    い場合は最適でないと診断し、前記取得したトラフィッ
    クの値と接続端末数に比例して、前記最適トラフィック
    の値に対する接続端末数を推奨端末数とし、前記推奨端
    末数と前記取得した接続端末数との差を接続可能数とし
    て表示し、 前記取得した接続端末数が、前記最適範囲を超えている
    場合は最適でないと診断し、前記取得した接続端末数と
    トラフィック及び前記最適範囲における最大の接続端末
    数と前記最適トラフィックの値の関係から求まる前記最
    適トラフィック以上となる接続端末数を推奨端末数と
    し、前記推奨端末数と前記取得した接続端末数との差を
    接続制限数として表示することを特徴とするネットワー
    ク管理方法。
  3. 【請求項3】 配下の端末からのトラヒックを監視し
    て、接続端末数及びトラフィックの値を把握するトラフ
    ィック監視部と、前記把握された接続端末数及びトラフ
    ィックの値を記憶する記憶部と、SNMPに従って接続
    端末数及びトラフィックの値の問い合わせに対して前記
    記憶部に記憶された接続端末数及びトラフィックの値を
    問い合わせ元に返送するSNMPエージェントとを具備
    する被管理装置と、 前記被管理装置に対してSNMPに従ってネットワーク
    管理情報として接続端末数とトラフィックの値とを問い
    合わせ取得するSNMPマネージャと、 前記取得したネットワーク管理情報と、予めネットワー
    クにおいて標準的に適正とされる接続端末数の範囲及び
    トラフィックの値として設定された値から前記ネットワ
    ークの混雑状況を診断して、前記取得したネットワーク
    管理情報の値が適正であれば適正と診断し、不適正であ
    れば接続端末の接続可能数又は接続制限数を求めるデー
    タ解析部と、前記診断の結果又は接続端末の接続可能数
    又は接続制限数を表示する表示部とを具備する管理装置
    とを有することを特徴とするネットワーク管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 データ解析部が、予めネットワークにお
    いて標準的に適正とされる接続端末数の最適範囲及び最
    適トラフィックの値を保持し、 取得した接続端末数が、前記最適範囲内の場合は最適と
    診断し、 前記取得した接続端末数が、前記最適範囲に達していな
    い場合は最適でないと診断し、前記取得したトラフィッ
    クの値と接続端末数に比例して、前記最適トラフィック
    の値に対する接続端末数を推奨端末数とし、前記推奨端
    末数と前記取得した接続端末数との差を接続可能数とし
    て求め、 前記取得した接続端末数が、前記最適範囲を超えている
    場合は最適でないと診断し、前記取得した接続端末数と
    トラフィック及び前記最適範囲における最大の接続端末
    数と前記最適トラフィックの値の関係から求まる前記最
    適トラフィック以上となる接続端末数を推奨端末数と
    し、前記推奨端末数と前記取得した接続端末数との差を
    接続制限数として求めるデータ解析部であることを特徴
    とする請求項3記載のネットワーク管理システム。
  5. 【請求項5】 被管理装置が、無線LANシステムにお
    ける親局であり、配下の端末が、無線LANシステムに
    おける子局であり、管理装置が、前記親局と接続される
    任意の端末であることを特徴とする請求項3又は請求項
    端末4記載のネットワーク管理システム。
  6. 【請求項6】 被管理装置が、無線LANシステムにお
    ける子局であり、配下の端末が、子局とLAN接続され
    た端末であり、管理装置が、前記子局と接続される任意
    の端末であることを特徴とする請求項3又は請求項端末
    4記載のネットワーク管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003096627A1 (fr) * 2002-05-08 2003-11-20 Sharp Kabushiki Kaisha Procede de gestion de communication, station de controle, station de communication, programme de gestion de communication et support d'enregistrement contenant ce programme de gestion de communication
JP2009027508A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Nec Commun Syst Ltd 制御装置、制御システム、制御方法及び制御プログラム
JP2015506610A (ja) * 2011-12-27 2015-03-02 ゼットティーイー コーポレイション 無線通信装置及びその最大アクセス数の調節方法

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