JPH11154955A - ネットワーク性能情報の管理装置及び管理方法 - Google Patents

ネットワーク性能情報の管理装置及び管理方法

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JPH11154955A
JPH11154955A JP9319855A JP31985597A JPH11154955A JP H11154955 A JPH11154955 A JP H11154955A JP 9319855 A JP9319855 A JP 9319855A JP 31985597 A JP31985597 A JP 31985597A JP H11154955 A JPH11154955 A JP H11154955A
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network
polling interval
performance
polling
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Takeshi Yoshimitsu
毅 善光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークの性能管理において、ポーリン
グ間隔を短くして、入出力パケット数、廃棄パケット数
さらにCPU負荷率などの性能情報を得ようとすると、
ネットワークの性能管理のための通信が無駄に発生し、
ネットワークの管理以外の通信にレスポンスの低下など
の悪影響を与える。 【解決手段】 ネットワーク経路制御装置11のような
管理対象の過去の性能値の履歴を保有している性能情報
データベース7を基に、時間変動率算出部3が性能値の
時間変動率を計算する。この計算結果を受取るポーリン
グ間隔算出部4が次回の性能情報の要求時間であるポー
リング間隔を計算する。性能情報選択制御部6の指令の
基にポーリング制御部5が管理対象にポーリングを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポーリングを行っ
てデータ通信をするネットワーク性能情報の管理装置及
び管理方法に関し、特に、ポーリング間隔をダイナミッ
クに変化させることにより、ネットワークのもつ通信処
理能力の有効利用を図るとともに、管理のための通信を
減らすことができるようにしたネットワーク性能情報の
管理装置及び管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータと多数の端末装置とを通信
回線によって接続する方式には、分岐方式と称されてい
るものがある。この分岐方式は分岐装置を使用すること
により、複数の端末装置が一つの通信回線を共同利用す
る方式であり、ある端末装置がコンピュータとデータを
やりとりしているときには、その回線に繋がる他の端末
装置は、データを送受信することができない。したがっ
て、コンピュータと多数の端末装置との間で混乱なく、
しかも効率よくデータをやりとりすることができるよう
にするため、データをやりとりする手順と方法が、予め
具体的に決められている。
【0003】したがって分岐方式の通信回線では、全て
の端末装置をコンピュータの制御の下に置き、そのコン
ピュータの指示に従ってデータをやりとりするポーリン
グ/セレクティング方式と称される方法が採用されてい
る。この方法では、コンピュータ側がポーリング(送信
データの有無の問合わせ)とセレクティング(受信可否
の問合わせ)を行う。
【0004】また、通信回線サービスには、パケット交
換サービスと称されているものがある。このパケット交
換サービスは各パケットに宛先を付け、そのパケットを
交換機と称されるネットワーク経路制御装置にためてお
き、パケットがある程度たまったところで、パケットを
ネットワーク経路制御装置からそれぞれの宛先に送り出
す方式である。したがって、パケット交換サービスは、
空いている通信回線を使用するため、回線交換方式に比
べ、通信回線を有効に使えるという利点がある。
【0005】このようなパケット交換サービスを利用し
たネットワークの性能管理において重要なことは、ネッ
トワークを構成する機器の入出力ポートにどのくらいの
パケットが出入しているのか、機器の負荷が大きすぎな
いかなどを管理し、さらにネットワーク内のどの部分に
負荷が集中しやすいか、あるいは負荷が集中する時間帯
がないかといったような時間変動率の大小を含めたネッ
トワークの特性を把握することである。そしてネットワ
ーク管理者は、ネットワークの負荷状況を日頃から監視
してネットワークの特性を把握しておくことで、ネット
ワークユーザの苦情に対して迅速に対応することができ
たり、ネットワークの拡張計画の検討材料にしたりする
ことができる。
【0006】そのため、ネットワークシステムを導入し
たネットワーク管理者は、そのネットワークが正常に動
いているか(障害管理)、負荷が集中しているところは
ないか(性能管理)、ネットワーク構成機器の接続構成
はどのようになっているのか(構成管理)を効率的に管
理するためのネットワーク管理装置を導入している。ネ
ットワーク管理装置は、一般的にワークステーション又
はPC(パーソナルコンピュータ)等汎用コンピュータ
及びネットワーク管理用ソフトウェアで構成される。
【0007】そして、ネットワーク管理者はできるだけ
詳細に、ネットワーク経路制御装置の入出力パケット
数、廃棄パケット数さらにCPU負荷率など(以下、
「性能情報」という)を取得することが必要である。
【0008】従来のネットワークの性能管理において
は、ネットワーク管理者は、ネットワーク管理装置に予
め固定値で設定したポーリング間隔で、ネットワーク制
御装置などの各管理対象に対して入出力パケット数など
の性能情報の要求を行い、各管理対象はその要求に応じ
てどの性能情報をネットワーク管理装置に送信するかを
判断し、性能情報を選別して渡している。
【0009】なお、ポーリングに応答する機能と監視装
置としての機能を備えた中継装置を複数配置して構成さ
れたネットワーク装置において、ネットワーク管理装置
から送出する中継装置の動作監視のためのポーリングの
回数を少なくしたネットワーク装置が特開平6−377
82号公報に開示されている。またネットワーク装置の
動作ステータスや送受信フレームの管理パラメタを、ネ
ットワークの伝送負荷や管理ステーションの処理負荷を
増大させることなく、効果的に収集し、より精度の高い
統計情報を管理ステーション側で得られるようにしたネ
ットワーク装置が特開平6−62019号公報に開示さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークの性能管
理において、より的確にネットワークの特性を把握する
には、時間的な変動を把握する必要がある。したがっ
て、性能情報が時間によって大きく変動するときは、ポ
ーリング間隔を短くして詳細に性能情報を得ることが必
要である。しかし従来の技術では、ポーリング間隔を短
くして性能情報を取得しようとすると、下記の二つの問
題点が発生する。
【0011】第1の問題点は、従来の性能情報を得る方
式の場合、ポーリング間隔を固定値で設定していること
から、ネットワークの性能管理のための通信が無駄に発
生することがあり、ネットワークの管理以外の通信にレ
スポンスの低下などの悪影響を与えかねないということ
である。
【0012】つまり、従来の方式の場合、性能情報は時
間変動率の大小によらず、性能値の時間変動率が多い場
合に合わせて、ポーリング間隔を固定して設定すること
になる。すると、性能値の時間変動率が少なくなったと
きでも細かい時間間隔で性能情報を取得することにな
り、いらない性能情報を取得するためのパケットがネッ
トワーク内に流れ、ネットワークの管理のための通信が
無駄に発生し、通信回線にレスポンスの低下などの悪影
響を与える。すると、ネットワークを利用している業務
の効率が悪くなり、ネットワークユーザはネットワーク
の拡張を要求する。すると、ネットワークを拡張するた
めの費用がかかる場合も考えられる。
【0013】そして、ポーリング間隔を短くして性能情
報を得ようとした場合の第2の問題点は、ネットワーク
管理者の負荷が増加するということである。これは、ネ
ットワーク管理者はネットワーク管理以外の通信に影響
がないようにするため、ネットワーク内の状況に合わせ
たポーリング間隔を再設定する作業を実施しなくてはな
らなくなるからである。
【0014】また、特開平6−37782号公報や特開
平6−62019号公報に開示された発明はポーリング
間隔をダイナミックに変化させることができるものでは
ない。
【0015】そこで本発明は、性能情報を取得するため
のポーリング間隔をダイナミックに変化させることで、
ネットワーク内の無駄な通信を減らすことができ、ネッ
トワークがもつ通信処理能力の有効利用を図るととも
に、管理のための通信を減らそうとするネットワーク管
理者がポーリング間隔を再設定する手間を省くことがで
きるようにしたネットワーク性能情報の管理装置及び管
理方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク性
能情報の管理装置は、管理対象の性能情報を入力し、そ
の性能情報の種別と性能値を解析する性能情報モニタ部
と、性能情報モニタ部から管理対象の性能値を入力し、
管理対象の過去の性能値の履歴から性能値の時間変動率
を算出する時間変動率算出部と、性能値の時間変動率か
ら次回の性能情報の要求時間であるポーリング間隔を算
出するためのパラメータを参照し、次回のポーリング間
隔を算出するポーリング間隔算出部と、算出されたポー
リング間隔によって、管理対象に対してポーリングを行
うポーリング制御部と、を有することを特徴とするもの
である。
【0017】本発明によれば、管理対象の過去の性能値
の履歴から時間変動率算出部によって管理対象の性能値
の時間変動率が算出され、その性能値の時間変動率から
ポーリング間隔算出部によってポーリング間隔が算出さ
れるため、ポーリング間隔をダイナミックに変化させる
ことができる。したがって、性能値の時間変化率が多い
ときはポーリング間隔を短くし、性能値の変化率が少な
いときはポーリング間隔を長くすることができる。ここ
で性能値とは、性能情報の具体的数値を意味する。
【0018】管理対象の過去の性能値の履歴は、性能情
報データベースに保持されていることが好ましい。
【0019】次回のポーリング間隔を算出するためのパ
ラメータは、ポーリング間隔データベースに保持されて
いることが好ましい。
【0020】各時間変動率算出部、ポーリング間隔算出
部及びポーリング制御部は、性能情報選択制御部の出す
指令によって動作するものであることが好ましい。
【0021】各構成要素がネットワーク管理装置に実装
されるものであることが好ましい。
【0022】本発明のネットワーク性能情報の管理方法
は、(1)性能情報モニタ部が、管理対象の性能情報を
入力し、その性能情報の種別と性能値を解析する工程
と、(2)時間変動率算出部が、性能情報モニタ部から
入力した管理対象の性能値の時間変動率を、管理対象の
過去の性能値の履歴から算出する工程と、(3)ポーリ
ング間隔算出部が、管理対象の性能値の時間変動率を入
力し、ポーリング間隔データベースを参照して次回の性
能情報の要求時間であるポーリング間隔を算出する工程
と、(4)ポーリング制御部が、算出されたポーリング
間隔によって管理対象に対してポーリングを行う工程
と、を有し、(1)から(4)の順序で行うことを特徴
とするものである。
【0023】本発明によれば、性能情報モニタ部から入
力した管理対象の性能値の時間変動率を、管理対象の過
去の性能値の履歴から算出し、その性能値の時間変動率
を基にして、各管理対象ごと、各性能情報別ごとに最適
なポーリング間隔を自動設定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2を参照しながら説明する。本発明に係るネット
ワーク性能情報の管理装置は図1に示すように、ネット
ワークインターフェース部1、性能情報モニタ部2、時
間変動率算出部3、ポーリング間隔算出部4、ポーリン
グ制御部5、性能情報選択制御部6、性能情報データベ
ース7及びポーリング間隔データベース8を備えるもの
である。
【0025】ネットワークインターフェース部1は、ネ
ットワークとのインターフェースを制御するもので、ネ
ットワークから管理対象の性能情報が入力される。管理
対象の性能情報は、管理対象であるネットワーク経路制
御装置11〜14(図2参照)の各入出力パケット数、
廃棄パケット数さらにCPU負荷率などである。
【0026】性能情報モニタ部2は、ネットワークイン
ターフェース部1から管理対象の性能情報を入力し、そ
の性能情報の種別と性能値を解析し、その性能情報の種
別を性能情報選択制御部6へ出力し、管理対象の性能値
を時間変動率算出部3へ出力する。時間変動率算出部3
は、性能情報モニタ部2から管理対象の性能情報を入力
するとともに、性能情報選択制御部6からの指令によっ
て性能値の時間変動率を算出し、その算出結果をポーリ
ング間隔算出部4へ出力する。ここで、性能値は、性能
情報の具体的数値という意味である。
【0027】ポーリング間隔算出部4は、時間変動率算
出部3から性能値の時間変動率を入力し、その性能値の
時間変動率を性能情報選択制御部6へ伝達するととも
に、性能情報選択制御部6から入力されるポーリング間
隔データベース8を参照して次回の性能情報の要求時間
であるポーリング間隔を算出し、その算出した次回のポ
ーリング間隔をポーリング制御部5へ出力する。ポーリ
ング制御部5は、ポーリング間隔算出部4から次回のポ
ーリング間隔を入力し、性能情報選択制御部6の指令に
基づいてネットワークインターフェース部1を通して管
理対象であるネットワーク経路制御装置11〜14にポ
ーリングを行う。
【0028】性能情報選択制御部6は、各管理対象の識
別及び管理対象の性能情報の識別を行い、性能情報デー
タベース7及びポーリング間隔データベース8の情報を
基に、前記のように時間変動率算出部3、ポーリング間
隔算出部4及びポーリング制御部5へ動作の指令を出
す。
【0029】性能情報データベース7は表1に示すよう
に、得た各管理対象の性能値の過去の履歴を保持する。
【0030】
【表1】 時間変動率算出部3は、このような表1に示されるデー
タベースを基にして、性能値の時間変動率を算出する。
性能値の時間変動率は例えば、時系列的に性能情報をメ
モリなどに蓄え、それらを時間領域で微分算出すること
により、算出することができる。
【0031】ポーリング間隔データベース8は表2に示
すように、ポーリング間隔を算出するためのパラメータ
を保持する。
【0032】
【表2】 ポーリング間隔算出部4は、このような表2に示される
データベースを基にして、次回のポーリング間隔を算出
する。次回のポーリング間隔は例えば、時間変動率に閾
(しきい)値を設け、その閾値に従い、ポーリング間隔
を固定的に割り当てるなどして算出することができる。
【0033】本発明に係るネットワーク性能情報の管理
装置は以上のように構成される。そしてネットワーク性
能情報の管理装置は、パソコン通信のホストコンピュー
タやインターネットのネットワーク上のネットワーク管
理装置、ネットワーク経路制御装置又はネットワーク上
のサーバーもしくはクライアントの装置など何れの機器
に実装することもできる。しかし、性能情報の有効利用
を考慮すると、ネットワーク管理装置に実装し、ネット
ワーク管理者が次期のネットワーク拡張計画などに利用
することができるようにすることが好ましい。
【0034】そこで、本発明に係るネットワーク性能情
報の管理装置をネットワーク管理装置に実装した場合を
図2を参照しながら説明する。本発明に係るネットワー
ク性能情報の管理装置を実装したネットワーク管理装置
10は、ネットワークを構成する一つのネットワーク経
路制御装置11に接続される。ネットワーク経路装置1
1は、具体的にはルータ、交換機、スイッチングハブ等
をいう。
【0035】ネットワークは、管理対象である多数のネ
ットワーク経路制御装置11〜14同士が伝送経路1
5,15…によって繋がれたものであり、それぞれのネ
ットワーク経路制御装置11〜14にはそれぞれの端末
装置21〜24が接続されている。
【0036】ネットワーク管理装置10は接続したネッ
トワーク経路制御装置11を通して管理対象であるネッ
トワーク経路制御装置11〜14の何れかに欲しい情報
を要求するパケットを送信する。いずれかのネットワー
ク経路制御装置11〜14がパケットを受取ると、その
ネットワーク経路制御装置11〜14はパケットの中身
を解析し、ネットワーク管理装置10が何の情報を要求
しているのか認識し、その性能情報をネットワーク管理
装置10へ送信する。ネットワーク管理装置10はネッ
トワーク経路制御装置11から送信された性能情報を含
むパケットを、図1に示すネットワーク性能情報の管理
装置のネットワークインターフェース部1へ伝える。
【0037】すると、性能情報はネットワークインター
フェース部1から性能情報モニタ部2へ入力され、性能
情報モニタ部2は性能情報の種別と性能値を解析する。
解析後、性能情報の種別が性能情報選択制御部6へ伝え
られ、性能値が時間変動率算出部3へ伝えられる。性能
情報選択制御部6は性能情報データベース7の中の該当
する性能情報の過去の履歴を時間変動率算出部3へ伝え
る。時間変動率算出部3は、得た過去の性能値履歴を基
に性能値の時間変動率を算出し、算出結果をポーリング
間隔算出部4へ伝える。
【0038】ポーリング間隔算出部4は、受取った性能
値の時間変動率を性能情報選択制御部6へ伝え、性能情
報選択制御部6は性能値の時間変動率からポーリング間
隔データベース8を参照し、次回のポーリング間隔をポ
ーリング間隔算出部4に知らせる。そして、ポーリング
間隔算出部4は次回の性能情報の要求時間であるポーリ
ング間隔を算出し、そのポーリング間隔をポーリング制
御部5へ伝える。ポーリング制御部5は性能情報選択制
御部6の指令の基に、管理対象であるネットワーク経路
制御装置11〜14に対して次回ポーリングを行う。こ
れらの動作は他のネットワーク経路制御装置11〜14
の内の欲しい性能情報全てに対して行う。
【0039】以上のように本発明に係るネットワーク性
能情報の管理装置をネットワーク管理装置10に実装す
ることにより、性能値の時間変動率を基にポーリング間
隔を自由に設定することができる。したがって、性能情
報の変動が少ないときはポーリング間隔を長くし、性能
情報が多いときはポーリング間隔を短くし、ポーリング
間隔をダイナミックに変化させて性能情報を得ることが
できる。
【0040】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事
項の範囲内において、種々の変更が可能である。例え
ば、ネットワーク管理者の中には障害管理や構成管理は
不要であり、性能管理だけを行いたいという場合があ
る。このような場合、ネットワーク管理装置を導入する
ことなく、本ネットワーク性能情報の管理装置のみをワ
ークステーションなどに組込み、ワークステーションを
性能情報管理装置としてネットワークに接続することが
できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、性能値の時間変動率が
管理対象の過去の性能値の履歴から時間変動率算出部に
よって算出され、次回のポーリング間隔がその性能値の
時間変動率からポーリング間隔算出部によって算出され
るため、ポーリング間隔をダイナミックに変化させるこ
とができる。すなわち、性能値の時間変化率が多いとき
はポーリング間隔を短くし、性能値の変化率が少ないと
きはポーリング間隔を長くすることができる。
【0042】したがって、従来のように性能値の時間変
動率が多い場合に合わせて、ポーリング間隔を固定して
設定して、性能情報を得ていた場合と比べて、性能管理
のための無駄なパケットがネットワーク内に流れること
がなくなる。この結果、通信のレスポンスが低下せず、
ネットワークがもつ通信処理能力を有効かつ効率的に使
用することが可能となる。
【0043】また、ポーリング間隔を自動的に変化させ
ることができることにより、ネットワーク管理者はネッ
トワーク内の状況に合わせたポーリング間隔を再設定す
るという手間を解消することができる。したがって、ネ
ットワーク管理者の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク性能情報の管理装置
の概略構成図である。
【図2】本発明に係るネットワーク性能情報の管理装置
を実装するネットワークの概略構成図である。
【符号の説明】
1:ネットワークインターフェース部 2:性能情報モニタ部 3:時間変動率算出部 4:ポーリング間隔算出部 5:ポーリング制御部 6:性能情報選択制御部 7:性能情報データベース 8:ポーリング間隔データベース 10:ネットワーク管理装置 11〜14:ネットワーク経路制御装置(管理対象) 15:伝送経路 21〜24:端末装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理対象の性能情報を入力し、その性能情
    報の種別と性能値を解析する性能情報モニタ部と、 その性能情報モニタ部から管理対象の性能値を入力し、
    管理対象の過去の性能値の履歴から性能値の時間変動率
    を算出する時間変動率算出部と、 性能値の時間変動率から次回の性能情報の要求時間であ
    るポーリング間隔を算出するためのパラメータを参照
    し、次回のポーリング間隔を算出するポーリング間隔算
    出部と、 算出されたポーリング間隔によって、管理対象に対して
    ポーリングを行うポーリング制御部と、 を有することを特徴とするネットワーク性能情報の管理
    装置。
  2. 【請求項2】前記管理対象の過去の性能値の履歴は、性
    能情報データベースに保持されていることを特徴とする
    請求項1に記載のネットワーク性能情報の管理装置。
  3. 【請求項3】前記次回のポーリング間隔を算出するため
    のパラメータは、ポーリング間隔データベースに保持さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のネットワー
    ク性能情報の管理装置。
  4. 【請求項4】前記の各時間変動率算出部、ポーリング間
    隔算出部及びポーリング制御部は、性能情報選択制御部
    の出す指令によって動作するものであることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載のネットワ
    ーク性能情報の管理装置。
  5. 【請求項5】前記各構成要素がネットワーク管理装置に
    実装されるものであることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1つの項に記載のネットワーク性能情報の管
    理装置。
  6. 【請求項6】(1)性能情報モニタ部が、管理対象の性
    能情報を入力し、その性能情報の種別と性能値を解析す
    る工程と、 (2)時間変動率算出部が、性能情報モニタ部から入力
    した管理対象の性能値の時間変動率を、管理対象の過去
    の性能値の履歴から算出する工程と、 (3)ポーリング間隔算出部が、管理対象の性能値の時
    間変動率を入力し、ポーリング間隔データベースを参照
    して次回の性能情報の要求時間であるポーリング間隔を
    算出する工程と、 (4)ポーリング制御部が、前記の算出されたポーリン
    グ間隔によって管理対象に対してポーリングを行う工程
    と、 を有し、(1)から(4)の順序で行うことを特徴とす
    るネットワーク性能情報の管理方法。
JP9319855A 1997-11-20 1997-11-20 ネットワーク性能情報の管理装置及び管理方法 Pending JPH11154955A (ja)

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