JP2003536321A - インターネットルータトラフィックを測定する方法および装置 - Google Patents

インターネットルータトラフィックを測定する方法および装置

Info

Publication number
JP2003536321A
JP2003536321A JP2002502980A JP2002502980A JP2003536321A JP 2003536321 A JP2003536321 A JP 2003536321A JP 2002502980 A JP2002502980 A JP 2002502980A JP 2002502980 A JP2002502980 A JP 2002502980A JP 2003536321 A JP2003536321 A JP 2003536321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
datagram
node
type
datagrams
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002502980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4065398B2 (ja
Inventor
アーシケレ,アマーナス・アール
デグティアレフ,セルゲイ・ピー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teradyne Inc
Original Assignee
Teradyne Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teradyne Inc filed Critical Teradyne Inc
Publication of JP2003536321A publication Critical patent/JP2003536321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4065398B2 publication Critical patent/JP4065398B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/50Testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0823Errors, e.g. transmission errors
    • H04L43/0829Packet loss
    • H04L43/0835One way packet loss

Abstract

(57)【要約】 ネットワークにおいてノードにおけるトラフィックを測定する方法およびテストシステムである。本テストシステムは、コールセンターにおいて使用され、コールセンターオペレータが、異なる管理ドメインにある場合であってもネットワークノードのトラフィック負荷を求めることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願データ 本願は、2000年6月2日に出願された、Arsikere等による「Method and A
pparatus for Measuring Internet Router Traffic」と題する仮出願第60/2
09,057号に対する優先権を主張する。背景 本発明は、包括的にはデータネットワークに関し、より詳細にはデータネット
ワークに対する性能(パフォーマンス)測定に関する。
【0002】 インターネットは、大規模で広範に使用されるデータネットワークの例である
。インターネットは、しばしば異なるエンティティによって所有される多くのコ
ンピュータを相互接続し、広く行き渡った情報交換を可能にする。ネットワーク
によって接続されるコンピュータは、時に「ノード」と呼ばれる。ノードは、「
ルータ」または「サーバ」の形態をとる場合がある。
【0003】 サーバは、一般にアプリケーションを実行するノードである。しばしば、それ
は要求時に情報を提供する。しかしながら、サーバは、ユーザコマンドに応答し
てデータに対しプログラムを実行するかまたはデータを格納することができる。
【0004】 対照的に、「ルータ」は、多くの他のノードに接続され意図された宛先(行先
)コンピュータの方向にデータメッセージを渡すコンピュータである。インター
ネット上のすべてのノードが、インターネットプロトコル(IP:Internet Pro
tocol)を使用して通信する。インターネットプロトコルの下で、メッセージは
データの「データグラム」または「パケット」に分割される。各データグラムは
、所定のフォーマットに従う。所定のフィールドの1つは、宛先アドレスである
。各ノードにはアドレスが割当てられており、宛先アドレスによって、コンピュ
ータを、データの特定のデータグラムを受信するように指定することができる。
ルータは、データグラムの宛先アドレスを読み取る。そのアドレスを有するコン
ピュータがルータに接続されると、メッセージをそのコンピュータに直接送信す
ることができる。
【0005】 宛先コンピュータが、データグラムを受信するルータに接続されていない場合
、ルータはデータグラムを別のルータに渡すことができる。しかしながら、時に
、データグラムはその宛先アドレスに決して到達しない。データグラムが誤りを
含み、存在しないアドレスを指定する可能性がある。あるいは、宛先アドレスの
サーバが機能していない可能性がある。あるいは、宛先アドレスへの経路がブロ
ック(封鎖)されている場合がある。かかるデータグラムをネットワークから除
去する方法がない場合、かかるデータグラムの数は時間の経過により増大する。
最終的に、ネットワークのすべてのルータが、宛先に到達することができないデ
ータグラムを送信することのみを行うことになる。
【0006】 これを回避するために、インターネットプロトコルでは、各データグラムがソ
ース(送信元)アドレスと「Time To Live(生存時間)」またはTTLと呼ばれ
るフィールドとを含むことが必要である。TTLフィールドは1から255の間
の値に初期設定されているカウンタである。1つのルータから次のルータにメッ
セージが送信される度に、TTLフィールドは1だけ減少させられる。TTLフ
ィールドが1に達すると、メッセージは別のルータに渡されない。代りに、その
ルータは、その宛先フィールドに古いメッセージのソースのアドレスを有する新
たなメッセージを生成する。このメッセージは、第1のメッセージのソースに対
し、宛先アドレスへの経路を見つけるために非常に時間がかかったためにデータ
グラムがメッセージを受取らなかったと通知するデータを含む。
【0007】 さらに、各データグラムは識別番号を有する。概して、各ソースは、送信する
データグラム毎に1だけ識別番号フィールドをインクリメントする。識別番号は
、オリジナルソースコンピュータがいずれのデータグラムが受信されなかったか
を識別するのに役立つ。それは、トランスポート層プロトコルによって使用され
ることが意図されていたが、既存の実施態様のいずれによっても使用されていな
い。以下により詳細に説明するように、このフィールドはまた、ネットワークの
応答時間を測定する新規の方法においても使用することができる。
【0008】 インターネットプロトコルを使用して、異なるエンティティによって操作され
る多くのコンピュータはすべて通信することができる。しかしながら、インター
ネットの分散される特質により、何かが正しく動作しない場合に特別な問題もも
たらされる。
【0009】 インターネットによって特定のコンピュータと情報を交換しようと試みるユー
ザは、いくつかの「管理ドメイン」を通してメッセージを伝送しなければならな
い。管理ドメインは、特定のエンティティによって管理されるネットワークの一
部を表す。通信が失敗するかまたは長くかかり過ぎる場合、ユーザが問題の存在
する場所を知ることは困難である場合がある。
【0010】 高レベルでは、従来のインターネット通信は、5つの管理ドメインを通過する
ものとして考えることができる。消費者は、PC等のコンピュータを有する。P
Cは、ユーザの制御下にあるため1つの管理ドメインを表す。PCは、アクセス
プロバイダネットワークを通してインターネットに接続されている。アクセスプ
ロバイダネットワークは、ローカル(地域)電話会社またはDSLプロバイダ等
のアクセスプロバイダによって管理される。アクセスプロバイダネットワークは
、インターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)
との通信を可能にする。ISPは、インターネットへの接続を提供するISPネ
ットワークを維持する。インターネット内では、ルータはサーバとの通信を可能
にするメッセージを渡す。多くのエンティティは、インターネットにおける個々
のルータを制御するが、インターネットは全体として1つの管理ゾーンとして考
えることができる。サーバは、概して単一会社またはエンティティの制御下にあ
り、それはさらに他の管理ドメインを表す。
【0011】 消費者は、特定のサーバと通信する問題に直面する場合、しばしばその問題が
どこにあるのかを知らない。しかしながら、消費者は多くの場合、サービスに対
してアクセスプロバイダまたはISPに支払いをする。ユーザが問題に直面する
と、消費者はアクセスプロバイダかまたはISPによって運営されるコールセン
ターに電話をすることが多い。
【0012】 コールセンターオペレータが、迅速に問題の原因に関する正確な情報を提供す
ることができれば非常に望ましい。コールセンターを運営するエンティティによ
って制御される管理ゾーンに問題がある場合、問題を迅速に識別しそれが修復さ
れるように手配することが望ましい。しかしながら、問題が別の場所にある場合
、問題が異なる管理ドメインに存在することを識別できることが望ましい。タイ
ムリな情報によって、コールセンターを運営している会社に対する負担が低減さ
れ、また顧客の不満も低減される。
【0013】 ネットワーク問題を診断するいくつかのツールが利用可能である。「PING
」は、ネットワークコンピュータにしばしばインストールされるネットワークツ
ールである。PINGツールは、特定のコンピュータにメッセージを送信し、応
答が受信されたか否かを判断する。このツールは、コネクション(接続)が存在
することを調べることができる。しかしながら、コネクションが存在しない場合
、このツールは問題の原因を示すことができない。また、このツールは、ボトル
ネックの原因や通信を封鎖はしないが低速にする同様の問題の原因を識別するこ
ともできない。
【0014】 トレースルート(traceroute)は別の同様のツールである。トレースルートは
、IPデータグラムの生存時間(time to live)フィールドを使用する。トレー
スルートを実行しているソースは、特定の宛先に複数のデータグラムを送信する
。第1のデータグラムでは、生存時間フィールドは1に設定される。これにより
、データグラムは経路の最初のルータで生存時間が切れる。そのルータは、「デ
ータグラム時間切れ(datagram expired)」メッセージを返信する。メッセージ
は、そのヘッダにそれを送信したルータのアドレスを含み、それは経路の最初の
ルータを知らせる。トレースルートを実行しているソースは、別のデータグラム
を、生存時間フィールドを1だけインクリメントして送信する。このデータグラ
ムは、経路の次のルータで生存時間が切れ、そのルータによって「データグラム
時間切れ」メッセージが生成される。連続したデータグラムが、連続的に高くな
る生存時間の値が付されて送信されると、経路の連続したルータは、それらのI
Pアドレスをソースに提供して応答する。生存時間値によっては、データグラム
は時間切れの前に宛先コンピュータに到達する。そのコンピュータは、「宛先到
達不能/ポート到達不能(Destination Unreachable/Port Unreachable)」メッ
セージによりトレースルートメッセージに応答する。このように、ソースは、宛
先までの経路のすべてのルータのアドレスを確定することができる。しかしなが
ら、トレースルートは、特定のコンピュータに対する経路のみを提供する。それ
は、経路のノードのうちの1つにおいて過度のトラフィックによってパフォーマ
ンスが妨げられているか否かに関しては何も示さない。
【0015】 パフォーマンス情報は、経路のルータに格納されたSNMP情報の使用を介し
て取得されてよい。ルータは、一般に、それらが渡すメッセージに関する情報を
格納する。トラフィックの容量に関する統計値によって、たとえば、特定のルー
タに過負荷がかかり、したがってそれがボトルネックであるということが明らか
になる。しかしながら、SNMPツールを採用する問題は、それらがテスト中の
ルータにおいて管理特権を有するユーザのみが利用可能である、ということであ
る。ルータは通常、コールセンターを運営するエンティティ以外のエンティティ
によって運営される管理ゾーンにあるため、これらツールを使用するためにルー
タに対する適当なアクセスが利用可能となる可能性は低い。発明の概要 上述した背景を考慮し、本発明の目的は、コンピュータネットワークにおける
パフォーマンスに影響する問題を識別するツールを提供することである。
【0016】 上記および他の目的は、メッセージがネットワークの特定のルータでタイムア
ウトとなるようにする生存時間(time to live)フィールドを有する、データの
複数のデータグラムを送信することを含む方法によって達成される。データグラ
ムを送信した時刻とタイムアウトメッセージを受信した時刻とが、記録される。
タイムアウトメッセージのフィールドが検査されることにより、2つのメッセー
ジ間でルータによって送信されたデータグラムの数が求められ、そのルータに対
する負荷を求めることができる。
【0017】 好ましい実施形態では、生存時間フィールドは、経路の種々のルータにおける
負荷をテストしてボトルネックを探索することができるように、連続的に増大す
る。
【0018】 さらに、好ましい実施形態では、ネットワークに接続された診断装置により診
断メッセージが送信される。データグラムの宛先アドレスは、ユーザが通信の問
題を有することを報告した特定のサーバのアドレスに対応する。
【0019】 本発明は、以下のより詳細な説明と添付図面とを参照することによってより良
く理解されるであろう。好適な実施形態の説明 図1は、コンピュータネットワークを例示する。好ましい実施形態では、コン
ピュータネットワークはインターネット100である。しかしながら、本発明は
、WANまたはエンタプライズワイドネットワーク等の他のネットワークに採用
することが可能である。
【0020】 インターネット100は、消費者ネットワークを含む。簡単のために、消費者
ネットワークを単にPC115として示す。しかしながら、消費者ネットワーク
は、複数のコンピュータ、ワークステーション、ルータ、ハブおよび他のスイッ
チング(交換)装置を含むことができる。また、多くの消費者がインターネット
を使用し、そのため多くのコンピュータネットワークがあることも理解しなけれ
ばならない。しかしながら、簡単のために1つの消費者ネットワークのみを示す
【0021】 PC115は、アクセスプロバイダネットワーク120に接続される。アクセ
スプロバイダネットワークは、多くの形態をとることができ、アクセスプロバイ
ダネットワークの特定のタイプは本発明に重要ではない。たとえば、アクセスプ
ロバイダネットワークは、公衆電話交換網または専用電話線とすることができる
。例示する実施形態では、アクセスプロバイダネットワーク120はDSL電話
網である。それは、デジタル加入者ループアクセスモジュール(DSLAM:di
gital subscriber loop access module)122と、メッセージをデジタル形式
でルーティング(経路指定)するデータネットワーク124とを含む。例示する
実施形態では、アクセスプロバイダデータネットワーク124は、インターネッ
トプロトコルを使用して通信する。DSLAM122は、消費者PC115によ
って送信されるデータを組込んだデータグラムを生成するかまたは消費者PC1
15にデータグラムを提供する。DSLAM122は、コンピュータネットワー
ク全体における第1のノードとして考えることができる。好ましくは、データネ
ットワーク124は、既知のネットワークコンポーネントを採用する。それらコ
ンポーネントは、追加のルータかまたは他のネットワークノードを含むことがで
きる。しかしながら、簡単のために、図1には追加のノードは示していない。
【0022】 アクセスプロバイダネットワーク120は、消費者PC115をインターネッ
トサービスプロバイダ(Internet Service Provider)ネットワーク130に接
続する。ISPネットワーク130は時にポイントオブプレゼンス(Point of P
resence)またはPOPと呼ばれ、本技術分野において既知の通りである。図1
において、ISPネットワーク130は、入口(ingress)ルータ132と出口
(egress)ルータ134とを含む。公衆インターネット網(Public Internet Ne
twork)140から来るかまたはそこへ行くデータグラムは、ルータ132およ
び134によって適切に送られる。
【0023】 そして、データグラムは、公衆インターネット網140に渡される。公衆イン
ターネットは、複数のノードを含む。簡単のために、ルータ142および144
のみを示す。しかしながら、公衆インターネットは、多くの他のルータと他のタ
イプのノードとを含むことは理解されるであろう。
【0024】 最終的に、ルータの1つがサーバネットワーク150に接続する。サーバネッ
トワークもまた、ルータおよび他のタイプのコンピュータを含む多くのノードを
含むことができる。簡単のために、サーバネットワーク150を単一サーバとし
て示す。サーバは、当技術分野において既知である通りである。本明細書で示す
好ましい実施形態の説明のために、サーバ150は、消費者が消費者PC115
からアクセスするウェブページをホストするコンピュータであるが、他のアプリ
ケーションを実行するサーバを使用することができる。
【0025】 また、インターネット100は診断ユニット110を含むようにも示されてい
る。インターネット診断ユニット(IDU:Internet Diagnostic Unit)110
は、本技術分野で既知であるようにネットワークに接続されたコンピュータとす
ることができる。それは、ネットワーク100に対して適切なフォーマットでメ
ッセージを送受信することができる。
【0026】 IDU110は、顧客コールセンター160の一部として示されている。当技
術分野において既知であるように、コールセンターの人間のオペレータは、サー
ビスの問題に直面している顧客からの電話を受ける。例示する実施例では、ID
U110は、ISPネットワーク130に接続さているように示されており、顧
客コールセンターは、可能性として、ISPネットワーク130を管理するイン
ターネットサービスプロバイダによって管理される。
【0027】 IDU110が実行するようにプログラムされている機能の1つは、後により
詳細に説明する方法によるインターネットトラフィックルータ負荷テストである
。かかるテストは、たとえば、特定の顧客が特定のウェブサイトにアクセスする
ことができないという苦情に対する顧客コールセンターオペレータからのコマン
ドに応じて、実行することができる。好ましい実施形態では、IDU110は、
特定の宛先アドレスを有するインターネット100上のサーバである。消費者は
、IDU110に、それが他のサーバにアクセスすることができるのと同じ方法
でアクセスすることができる。
【0028】 ユーザによってIDU110に送信されるメッセージは、消費者がアクセスす
ることが困難だったインターネット上の特定のノードを識別する。そして、ID
U110は、インターネットにメッセージを送信することにより、顧客が知覚し
たパフォーマンス問題をもたらしている、そのサーバに及んでいるボトルネック
があるか否かを判断する。ボトルネックは、短期間にルータによって処理される
非常に多くのデータグラムによってもたらされる可能性がある。
【0029】 ルータトラフィックを測定する方法をよりよく説明するために、図2は、イン
ターネットプロトコルにおけるデータグラム200を示す。データグラム200
は、複数のデータフィールドを含む。メッセージは、ヘッダ部とデータ部とを含
む。ヘッダは、ネットワークを通してデータグラムを経路指定するために必要な
情報を提供する。宛先アドレスは、フィールド216において識別される。メッ
セージを生成しているコンピュータのソース(送信元)アドレスは、フィールド
214において識別される。
【0030】 フィールド210は、データグラムに対する識別子を含む。プロトコルによれ
ば、コンピュータは、データグラムを生成する度に、フィールド210に異なる
識別子を提供しなければならない。各フィールドは、所定数のビットを有する。
IPプロトコルにおいて、識別子フィールドは16ビットを有する。それは、ノ
ードが識別子フィールド210に同じ値を有するデータグラムを送信するまで、
通常216データグラムを取る。
【0031】 IPプロトコルの公式定義によれば、識別子フィールド210の値は、伝送プ
ロトコルの上位層によって設定されなければならない。たとえば、TCP/IP
とUDP/IPとの両方で通信するコンピュータは、同じ識別子フィールドを有
するメッセージを生成することができる。しかしながら、本発明者は、IPプロ
トコルを実現する略すべての市販のハードウェアは、識別子がIP層で設定され
るように設計されている、ということを発見した。また、識別子フィールド21
0の一意の値は、各データグラムが送信される度にフィールドに配置された値を
1だけインクリメントすることによって保証される。
【0032】 このため、識別子フィールド210の値は、特定のノードによって送信された
データグラムの数を求める都合のよい方法を提供する。特定のルータにおけるト
ラフィックを測定するために、そのルータによって送信された2つのデータグラ
ムが受信される。識別子フィールド210の値の差は、それら2つのデータグラ
ム間でそのルータによって送信されたそれら2つのデータグラムの間のデータグ
ラムの数を示すものとして計算される。その差を、時間によって除算することに
より、データグラムがノードによって処理されているレート(速度)を求めるこ
とができる。
【0033】 ノードがネットワークの終端にある場合、ID値の差は、ノードによって送信
されたメッセージの数を適当に示す。ノードがルータ等の内部ノードである場合
、そのノードによって操作されたメッセージトラフィックのある部分は、ノード
によって受信され転送されるデータグラムからもたらされる。データグラムが転
送される場合、IDフィールドの値は変更されず、これらデータグラムは、2つ
のデータグラムにおけるID値の差を求めた結果であるカウントに影響しない。
【0034】 しかしながら、単にメッセージを他のノードに転送するノードでさえも、ネッ
トワーク制御メッセージを処理する。これらメッセージは、主にICMPおよび
SNMPメッセージからなる。本発明者は、送信されたかかる制御メッセージの
数が、ノードによって処理されたデータグラムの総数に比例するということが分
かった。このため、2つのデータグラム間のID値の差は、ノードによって処理
される総メッセージトラフィックに比例しまたはそれに反映される。比例定数は
、ネットワークの終端ノードの場合と異なる可能性がある。しかしながら、特定
のノードによって送信されたデータグラムにおけるIDフィールドの値の差は、
そのノードにおけるメッセージトラフィックの指標である。
【0035】 このため、トラフィック負荷を求める1つの方法は、ノードに対し、時間が隔
てられた2つのデータグラムを送信させ、その後、IDフィールドの値の変化を
求めるというものである。
【0036】 フィールド212は、生存時間(time to live)フィールドであり、好ましい
実施形態では、ノードにデータグラムを送信させるために使用される。IPプロ
トコルでは、生存時間は8ビットフィールドである。通常の通信では、それは、
データグラムを発生しているコンピュータによって1と255との間の値を有す
るように設定される。しかしながら、64、128または255の値が、最も頻
繁に使用される。IPプロトコルにおいて、生存時間フィールドは、データグラ
ムがもたらすことができる「ホップ(hop)」の数を表す。「ホップ」は、デー
タグラムが1つのノードから他のノードに渡されることを意味する。
【0037】 データグラムが1つのノードから他のノードに渡される度に、ノードによって
渡されるデータグラムは、入来(着信)データグラムより1だけ少ない生存時間
フィールドを有する。ノードは、1にデクリメントされた生存時間フィールドを
有するデータグラムを受信すると、そのデータグラムを他のルータに渡さない。
代りに、ノードは、IPプロトコルにしたがってデータグラムを使用することに
より、新たなメッセージを生成する。メッセージは、データグラムがその宛先に
到達することなく時間が切れたかまたはタイムアウトしたことを示す。
【0038】 タイムアウトメッセージは、そのソースアドレスとして、メッセージがタイム
アウトしたノードのアドレスを有する。宛先アドレスは、最初にデータグラムを
送信したコンピュータである。メッセージのデータは、いずれのデータグラムが
タイムアウトしたかを示す。通常、タイムアウトメッセージを受信しているノー
ドは、適当なデータグラムを再送信する。しかしながら、本明細書で説明するよ
うに、インターネットルータトラフィックを測定しているノードは、データグラ
ムを再送信するのではなく、タイムアウトメッセージのデータを使用してネット
ワークの特定のルータにおけるトラフィックを求める。
【0039】 トラフィックを測定するために、生存時間フィールド212を、データグラム
に対してテスト中のネットワークの特定のノードにおいてタイムアウトさせる値
に設定することができる。この設定により、ノードにおけるタイムアウトによっ
て、そのノードがメッセージ、この場合は「タイムアウト」または「データグラ
ム時間切れ」メッセージを生成するようになる。ノードによって生成されたメッ
セージは、そのノードのトラフィックを求めることができるようにする情報を提
供する。
【0040】 例示する実施形態では、タイムアウトメッセージは、テスト中のノードによっ
て送信されるデータグラムを含む。ネットワーク上でIPプロトコルが使用され
ている場合、タイムアウトメッセージのデータグラムは、図2のフォーマットを
有することになる。特に、それは、IDフィールド210を含む。上述したよう
に、IDフィールドは、通常、データグラムがルータによって送信される度にイ
ンクリメントされるカウンタによって設定される。同じソースノードによって発
せられた2つの異なるメッセージを検査することにより、通常、IDフィールド
の差を計算することによって、それら2つのデータグラム間のそのノードによっ
て送信されたデータグラムの数を求めることができる。
【0041】 図3は、図1に示すようなネットワークにおいて低速のサービスに関する顧客
苦情に応答するために使用されるプロセスのフローチャートを示す。実施例にお
いて、PC115を使用している顧客は、サーバ150上でホスト(ホスティン
グ)されるウェブサイトに到達しようと試みているが、低速な応答に直面してい
る。顧客は、自身のISPのコールセンター160に電話をする。コールセンタ
ーでは、オペレータが、その顧客が、特定のサーバにアクセスしようとする時に
低速な応答に直面している、ということを知る。コールセンターオペレータは、
顧客に対し、そのサーバの名前をIDU110に通信する方法について指示する
【0042】 好ましい実施形態では、コールセンターオペレータは、顧客に対し、IDU1
10のネットワークアドレスまたはURLを、IDU110にアクセスするパス
ワードと共に与える。消費者は、ネットワークによってIDU110にアクセス
する。IDU110は、ユーザに対し、顧客がアクセスを試みていたサーバ15
0の宛先アドレスまたはURLの入力を要求する。
【0043】 そして、IDU110はテストプログラムを実行する。テストプログラムは、
多くの場合、PC115とISP130との間のコネクションを検査(確認)す
る複数のテストを含む。それは、たとえば、PC115に対しデータをIDU1
10にアップロードまたはダウンロードさせる命令を送信してよい。
【0044】 コネクションが検査されると、IDU110は、消費者の問題がインターネッ
ト140内の特定のノードにおいてトラフィックが多すぎることの結果であるか
否かの判断を試みるさらなるテストプログラムを実行することができる。図3は
かかるテストの1つを示す。
【0045】 インターネット140内のノードにおけるトラフィック負荷を求めるテストは
、ステップ310において開始する。ユーザは、入力として、アクセスすること
ができなかったウェブサイトのURLを提供する。
【0046】 ステップ312において、インターネット140の経路が追跡される。周知の
ツールにより経路を追跡することができる。「トレースルート(Trace Route)
」はかかるツールの1つである。IDU110は、このツールを使用して経路を
確定することができる。
【0047】 送信元ノードから宛先ノードへの経路は常に同じとは限らない。場合によって
は、ハードウェア問題かまたは他の要因によって、ネットワークにおけるデータ
グラムの経路指定が変更される。しかしながら、時間的に近接して送信される同
じソースから同じ宛先へのデータグラムは、しばしば同じ経路を辿る。しかしな
がら、ステップ312には、メッセージに対して同じ経路が使用されていること
を検査するためにトレースルートツールを複数回実行することを含んでよい。異
なる経路が使用されることが判定された場合、各経路に対して測定値の完全なセ
ットが取得されるまで、図3のプロセスを複数回繰返す必要のある場合がある。
【0048】 経路が確定されると、トラフィック負荷テストは、経路の各ノード上で実行さ
れる。ステップ314において、テストするために経路のノードが選択される。
通常、経路は、それらが経路に現れる順序でテストされるが、特定の順序は必要
ではない。
【0049】 ステップ316において、IDU110は、選択されたノードにおいてデータ
グラムをタイムアウトさせる生存時間を計算する。データグラムがIPプロトコ
ルに基づく場合、生存時間フィールド212を、IDU110と選択されたノー
ドとの間の「ホップ」の数に基づいて設定することができる。「ホップ」は、メ
ッセージが経路に沿って1つのノードから他のノードに渡されることを意味する
。テストするために経路の連続したノードが選択される度に、生存時間フィール
ドがインクリメントされる。
【0050】 ステップ318において、データグラムが送信される。ステップ320におい
て、第2のデータグラムが送信される。両方とも、宛先として、ユーザが問題の
あるアクセスを報告したサーバのアドレスを含む。また、両方とも、ステップ3
16で計算された生存時間値を含む。また、両方とも、ソースフィールドにID
U110のURLを含む。フィールドの多くの実際の値は重要ではないが、デー
タグラムは好ましくは、IDフィールドの値が異なる以外は同じである。
【0051】 データグラム間の主な差異は、それらが送信される時刻である。それらは、短
期間で隔てられる。好ましくは、時間は、テスト中のノードが統計的に十分な数
のデータグラムを送信するのに十分長くなければならない。長い時間にわたって
測定するほど、より正確な平均がもたらされる。しかしながら、ネットワーク上
のメッセージは、ビットの数が有限である識別フィールドを有する。結局は、フ
ィールドが「オーバフロー」し、識別フィールドの値のシーケンスが繰返すこと
になる。データグラム間で経過する期間が長すぎると、値のシーケンスが何回繰
返したかを知ることが可能でなくなる。したがって、フィールドの値の差は、2
つのデータグラム間に送信されたデータグラムの数を正確に示さなくなる。
【0052】 好ましい実施形態では、連続したデータグラム間の時間間隔は、500ミリ秒
オーダである。より好ましくは、最初に間隔を小さい値に設定することができる
。データグラムのペアを、データグラム間の時間を連続的に長くして送信するこ
とができる。タイムアウトメッセージにおけるID値の差がIDフィールドに配
置することができる最大値にかなりの割合で等しくなるまで、間隔を増大させる
ことができる。たとえば、IDフィールドが16ビットを有する場合、それが保
持することができる最大値は216である。時間間隔は、何らかの最大時間に達す
るまで増大してよい。たとえば、間隔を100ミリ秒から2秒まで増大してよい
。あるいは、IDフィールドの値の差が215、すなわち実施例では最大値の半分
に達するまで時間を増大することができる。
【0053】 ステップ322において、データグラムが送信される時刻の記録が作成される
。好ましくは、時刻は、IDUに関連するコンピュータメモリに格納される。 送信されたデータグラムの生存時間フィールドの値に基づき、データグラムは
、テスト中のノードにおいて時間が切れなければならない。したがって、テスト
中のノードは、データグラムがそのノードで時間が切れた(終了した)ことを示
すメッセージを返信しなければならない。このメッセージを送信するデータグラ
ムは、IDU110において受信される。ステップ324において、応答は記録
される。特に、応答データグラムのIDフィールドが記録される。
【0054】 判断ブロック326において、経路にそれ以上ノードがあるか否かがチェック
される。ステップ314で開始するプロセスは、テストされる経路の各ノードに
対して繰返される。最終的にテストするノードがそれ以上無いと判断されると、
プロセスはステップ328に進む。プロセスがステップ328に達した時、ID
U110は、各ノードに対して2つのデータグラム間の時間間隔を格納したこと
になる。また、テスト中の各ノードによって送信された2つのタイムアウトメッ
セージからのデータグラムのIDフィールドからの値もあることになる。ステッ
プ328において、これら値を使用して各ノードにおけるトラフィックを計算す
ることができる。
【0055】 好ましい実施形態では、トラフィックは、それらが送信されている間の時間間
隔の長さに対する送信されたデータグラムの数の割合として計算される。時間間
隔は、ステップ318および320においてデータグラムのペアの送信間の時間
である。この時間間隔は、テスト中のノードによるタイムアウトメッセージの送
信間の間隔の許容可能な近似値である。
【0056】 その間隔においてテスト中のノードによって送信されたメッセージの数は、各
ノードによって送信されたタイムアウトメッセージから確定される。好ましい実
施形態では、この値は、データグラムのIDフィールドから抽出される。IPプ
ロトコルのほとんどの実装例では、IDカウンタは、データグラムが送信される
度に増加される。このため、新たなデータグラムが生成されると、一意の値がI
Dフィールドにロードされる。しかしながら、その値は、送信された総データグ
ラムのカウントを表す。
【0057】 ネットワークプロトコルにより識別フィールド210のバイトの解釈が指示さ
れていても、本発明者は、コンピュータによっては、識別値をこのフィールドの
最上位バイトに最初にロードすることに気が付いた。最上位バイトに最後にロー
ドするものもある。このため、ステップ328は、フィールド210のバイトの
順序が確定されることを必要とする。
【0058】 上述したように、ステップ318および320において夫々送信された第1の
データグラムと第2のデータグラムとの間の時間間隔が好ましくは、充分小さい
状態で開始されその間隔においてテスト中のノードによって送信されたデータグ
ラムの数はIDフィールドの最大値の分数となるであろう。この制約により、I
Dフィールドの最上位バイトを容易に確定することができる。下位バイトは変化
する可能性があるが、最上位バイトは変化しないはずである。
【0059】 バイト順序を確定するために、2つのタイムアウトメッセージデータグラムの
IDフィールドが、XOR演算を使用して結合される。この演算は、2つの数が
異なるいかなるビット位置にも論理1をもたらし、2つの数が同じいかなるビッ
ト位置にも0をもたらす。このため、それは、いずれのバイト位置が変化したか
を示すことになる。フィールドの最初のバイトが変化した場合、そのフィールド
は最下位バイトが最初にロードされる。一方、フィールドの最後のバイトが変化
した場合、そのフィールドは最上位バイトが最初にロードされる。最初と最後の
バイトが共に変化するまれなケースでは、測定が繰返されるであろう。繰返し時
、ステップ318および320において送信されたデータグラム間の間隔を低減
することにより、IDフィールドの最上位バイトの値が変化する機会を低減する
ことができる。
【0060】 IDフィールドのバイトの順序は、テスト中の各ノードに対して確定される。
バイトの順序が確定されると、2つの値の間の差は、一方のメッセージのIDフ
ィールドの値を他方のメッセージの同じフィールドの値から減算することによっ
て迅速に計算することができる。この差は、テスト中のノードによって送信され
たデータグラムの数を反映する。
【0061】 このデータグラムの数は、ステップ318および320において送信された第
1のデータグラムと第2のデータグラムとの受信の間の間隔に、テスト中のノー
ドによって送信されたものである。それらデータグラムの送信間の時間間隔を、
それらの受信間の時間差を適当に示すものと見ることができる。したがって、I
Dフィールド値の差をステップ322において格納された時間で除算することに
より、特定のノードにおけるトラフィックを示す値を生成することができる。
【0062】 ステップ330において、結果が処理される。実行される特定の処理は、情報
が使用される方法によって決まる。結果が処理されてよい1つの簡単な方法は、
特定のウェブサイトへの経路における各ノードのトラフィックのグラフを表示す
ることによるものである。図4は、かかるグラフを示す。
【0063】 水平軸は、消費者が問題に直面した特定のウェブサイトへの経路におけるノー
ドを示す。図4において、各ノードは、ノード1、ノード2、…等、経路におけ
るその順序によって単純に識別される。しかしながら、各ノードのURLを、タ
イムアウトメッセージにおけるソースアドレスから確定することができるという
ことは理解されるであろう。このため、追加の情報を、ノードの順序ではなくノ
ードのURLを示すことによって表すことができる。
【0064】 垂直軸は、テスト中の特定のノードによって処理されたデータグラムの数を示
すものである。この場合、グラフは、秒当たりのデータグラムを単位にして示す
。しかしながら、それは、データグラム/分かまたは他の任意の都合のよい単位
とすることができる。代替的に、ステップ322における記録された時刻がテス
ト中のすべてのノードに対して同じである場合、垂直軸は単純に、メッセージの
送信間の時間に発生したメッセージの数を示すことができる。この場合、グラフ
は、ただ時間の尺度に対して正規化されているのではなく、各ノードにおけるデ
ータグラムの相対数を示す。
【0065】 かかるグラフは、単に、人間が結果を分析することができるように消費者かま
たはコールセンターオペレータに提示してもよい。たとえば、図4は、ノード1
0が経路の他のノードよりずっと高いトラフィックを有することを示す。顧客が
ウェブサイトからの低速な応答に直面している場合、図4に示すようなトラフィ
ックパターンは、可能性として問題の原因がノード10におけるネットワーク輻
輳にあることを示す。
【0066】 かかる処理は自動化することができる。たとえば、テスト中の各ノードにおけ
るトラフィックが求められると、問題の原因を示すものとして、他のノードより
トラフィックが大きいノードについて結果をサーチ(探索)することができる。
あるいは、特定の閾値より上のトラフィックレベルを有するノードについて探索
を行うことができる。閾値は、消費者がサービス問題について苦情を訴えた時に
測定されたトラフィックレベルに基づく経験によって設定することができる。あ
るいは、ルータまたはコンピュータテクノロジーにおける最新の知識に基づいて
閾値を設定することができる。たとえば、特定のネットワークのルータが平均し
て800メッセージ/秒を処理することが既知である場合がある。この割合より
上のメッセージトラフィックを、問題を示すものとして使用してよい。特定のノ
ードを実装するのに使用されるハードウェアに関してデータを取得することがで
きる場合、そのノードのトラフィックを、ノードに過負荷がかかっているか否か
をより正確に理解するために、その特定のタイプのハードウェアに対して評価さ
れたトラフィック値と比較してよい。
【0067】 ネットワークの特定のノードに過負荷がかかっているか否かに関する情報は、
より高いレベルのサービスの提供を容易にする。一方、特定のノードにおける高
いトラフィックが顧客の使用を妨害していることを知ることにより、コールセン
ターオペレータは調整を行うことができる。ノードにおけるハードウェア問題を
探索するために、そのノードの管理者に問合せをしてもよい。消費者およびコー
ルセンターオペレータが管理特権を有していない異なる管理ドメインに問題が存
在するために、問題を解消することができない場合であっても、問題が消費者ま
たはISPの過失でないということを知ることは、各々に対する大幅な時間の節
約となり得る。コールセンターオペレータのための時間の節約は、ISPかまた
はコールセンターを管理しているアクセスプロバイダのコスト節約になる。
【0068】 一方、顧客のサービス問題がルータトラフィックに起因しないということを知
ることは、問題の位置を突き止め修正しようとしてさらなる努力が費やされなけ
ればならないことを示すものであり得る。問題の位置を突き止める際、テストが
実行される順序は、通常、テストが問題の原因を明らかにする可能性とテストを
行うことに関連するコストとの組合せによって指示される。このため、しばしば
、ISPまたはアクセスプロバイダネットワークの基礎となるハードウェアに対
するテストを実行する前に、問題の原因としてインターネット輻輳を除外するこ
とが望ましい。かかるテストによっては、たとえば、コネクションをチェックす
るかまたはハードウェアテストを開始するために技術者を派遣する必要のある場
合がある。ルータトラフィックを測定する上述したテストは、何分もかかる可能
性があり、したがって、それが非常に高価な技術者の派遣かまたは他のより立ち
入ったテストの必要を無くした場合、かなりの節約を提供することになる。
【0069】 上述したシステムの重要な利点は、特定の管理ゾーン内の問題を、そのゾーン
における管理特権またはネットワークトポロジーの特定の知識無しに検出するこ
とができることである。説明した実施例では、消費者およびISPに関わるコー
ルセンターオペレータは、公衆インターネット内の問題を検出することができる
【0070】 一実施形態を説明したが、多数の代替実施形態または変形が可能である。たと
えば、メッセージをPC115からサーバ150に渡すことができるように、ア
クセスプロバイダネットワークとISPネットワークとが共にIPプロトコルを
使用して通信するように説明した。当業者は、通信ネットワーク内に複数のプロ
トコル層があることを理解するであろう。プロトコル層は、かかる層の1つであ
る。この層の下には物理層がある。同じプロトコルが使用される場合であっても
、異なる物理層が存在することができる。たとえば、アクセスプロバイダネット
ワークはDSLである必要はない。データグラムを、従来のアナログ電話線によ
って伝送してISPネットワーク130におけるモデムによってデジタル形式に
変換することができる。本発明の根底にある原理はまた、通信を伝送するために
使用される物理媒体に関わりなく同じである。
【0071】 同様に、ネットワークのより高位層は本発明には重要でない。プロトコル層は
、任意のタイプのアプリケーションに対してデータグラムを伝送するように意図
される。
【0072】 さらに、IPプロトコルを、それが広く使用されるプロトコルであるという理
由で本発明を例示するために使用したことを理解すべきである。メッセージをあ
らゆるノードにおいてタイムアウトさせることができる他のプロトコルを使用す
ることができる。IPプロトコルと同様に、生存時間を、データグラムの時間が
切れる前にデータグラムが許容されるべきホップの数に基づいて指定してもよい
。あるいは、生存時間を、メッセージの時間が切れる時刻に基づいて指定しても
よい。たとえば、各ノードがマスタクロックと同期するようなローカルクロック
を有するネットワークを想定することができる。生存時間フィールドを、ローカ
ルクロックにおける時刻として指定することができる。
【0073】 その場合、最初の生存時間設定が同じであっても、メッセージがタイムアウト
したノードは、ネットワークにおける遅延かまたは他の要因によって決まる。適
切なデータが収集されたことを確実にするために、わずかに異なる生存時間値を
有する複数のデータグラムを送信することにより、複数のメッセージが各ノード
から受信されたことを保証することが必要な場合がある。
【0074】 さらに一般に、前述した方法を、ノードがある時間期間で処理したメッセージ
の数を何らかの方法で示すメッセージでノードが応答するように作成することが
可能な任意のプロトコルで使用することができる。
【0075】 また、本発明を、データグラムのIDがIPプロトコル層によって設定される
と想定して説明していることは理解される。これは、本発明に対する限定ではな
く、開示した方法は、メッセージIDがアプリケーション層によって設定される
場合であっても有効である。
【0076】 他のあり得る変形の例として、IDU110がISPネットワークに接続され
ると説明した。IDU110はまた、アクセスプロバイダネットワーク120か
またはインターネット100の他の都合のよい場所に接続することも可能である
【0077】 さらに、ルータ負荷を測定する方法をIDU上で実行することは必ずしも必要
ではない。要求された測定を実行するコンピュータソフトウェアは、ネットワー
クに接続されたほとんどすべてのコンピュータ上で実行することも可能である。
特に、それは、消費者PC115にロードすることができる。ソフトウェアは、
消費者PC115に永久的にインストールされるか、または必要な場合にのみP
C115にダウンロードしてもよい。
【0078】 また、本方法を、ルータにおいてトラフィックを測定する状況で説明した。本
技術を、ネットワークのノードを通過する他のタイプのメッセージで使用するこ
とができることが理解されるであろう。たとえば、スイッチ、ブリッジ、または
他のタイプのノードもまた、同様に応答して、メッセージトラフィックの推定を
行うことも可能である。
【0079】 また、実施例では、トラフィックを単位時間当たりのデータグラムの数として
表している。トラフィックは、他の方法で記述してよい。たとえば、トラフィッ
クを、ノードが所定時間間隔で伝送することができるメッセージの数のパーセン
テージとして表してよい。結果がいかに表されるかに関らず、それらがテスト中
のノードによって処理されるデータグラムの数に決定論的に関連付けられる場合
、それらをトラフィックの有用な指標とすることができる。
【0080】 また、2つのデータグラムのIDフィールドの値の差を取ることによって計算
された数が、メッセージの実際のカウントではなくそのノードにおいて処理され
たメッセージトラフィックを示すことも理解されるであろう。この数は、ユーザ
に対して提示される前にいかなる数の方法で処理されてもよい。それは、たとえ
ば、ルータによって処理されたデータグラムの総数に対するルータによって生成
された制御データグラムの割合を表す係数によって、スケーリングしてもよい。
かかる係数は、経験的に確定することができる。特定のノードに応じて、異なる
割合を適用することができることが可能である。たとえば、可能性として、ネッ
トワークの端部のノードは、ネットワークの内部のルータと異なる係数によって
スケーリングすることがあり得る。
【0081】 さらなる変形として、経路を確定することと経路のノードを選択することとが
異なるステップであることに留意しなければならない。これらステップは別々に
行われる必要はない。それらステップは、経路を検出するために使用されるメッ
セージを、ノードにおいて送信されたメッセージの数を計算するために使用され
るメッセージのうちの最初のものとして取出すこと等によって、結合することが
できる。
【0082】 さらに、IDフィールドのバイトの順序は未知であると想定した。したがって
、上述した方法の一部は、IDフィールドのバイト順序の確定を含んでいた。順
序があらかじめ既知である場合、そのステップは不要である。このため、そのス
テップは本プロセスに必須ではない。
【0083】 メッセージの送信および処理の場所における他の変形が可能である。たとえば
、消費者コンピュータは、テスト中のノードに対してタイムアウトメッセージを
生成させるメッセージを送信してもよい。しかしながら、タイムアウトメッセー
ジは、IDU110によってインタセプトされ、応答をその時点で処理すること
ができる。さらに、IDUは、消費者コンピュータによって送信されたメッセー
ジを監視し、タイムアウトメッセージ間の時間間隔を計算することができるよう
にそれらが送信された時刻を求めてもよい。
【0084】 したがって、本発明は、特許請求の範囲の精神および範囲によってのみ限定さ
れなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ルータトラフィックを測定する方法を含む診断システムを有するネットワーク
のブロック図である。
【図2】 インターネットプロトコルにおけるデータグラムを示すスケッチである。
【図3】 本発明による方法のフローチャートである。
【図4】 ネットワーク経路に対するテストに対し出力されたサンプルデータである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 デグティアレフ,セルゲイ・ピー アメリカ合衆国イリノイ州60090,ウィー リング,インウッド・ドライブ 200,ア パートメント 504 Fターム(参考) 5K030 LB05 MB09 MC03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにおいてテスト中のノードにおけるトラフィッ
    クを測定する方法であって、 a)ソースノードから複数の第1のタイプのデータグラムを送信し、各第1の
    タイプのデータグラムが前記テスト中のノードを含み前記ネットワークを通る経
    路を有し、各第1のタイプのデータグラムが該テスト中のノードに対し第2のタ
    イプのデータグラムを生成させ、各第2のタイプのデータグラムが前記ソースノ
    ードを含み前記ネットワークを通る経路を有し、 b)前記第2のタイプのデータグラムのうちの少なくとも2つを処理して、該
    少なくとも2つのデータグラムの間で前記テスト中のノードによって処理された
    データグラムの数を決定し、 c)前記少なくとも2つのデータグラムの間の時間を決定し、 d)前記決定したメッセージの数と前記決定した時間との間の比率を反映する
    トラフィック値を計算する、 ことを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記テスト中のノードに対して第2のタイプのデータグラム
    を生成させることは、前記第1のタイプのデータグラムにおいて、該データグラ
    ムがテスト中のノードに到達すると時間が切れるようにする生存時間フィールド
    を設定することを含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のタイプのデータグラムは、データグラムの時間が
    切れたことを示すメッセージの一部である請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ソースノードは、消費者コンピュータである請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ソースノードは、コールセンターに接続された診断ユニ
    ットである請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記診断ユニットは、前記テスト中のノードと異なる管理ド
    メインにある請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のタイプのデータグラムは、問題に直面した顧客が
    アクセスするサーバを表す宛先アドレスを有する請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 インターネットへのアクセスが遅いことに関する消費者の苦
    情に応答する方法において使用され、 a)前記消費者からURLを受取り、 b)該指定されたURLに基づいて前記テスト中のノードを選択し、 c)前記測定されたトラフィックの結果に基づいて前記消費者に報告する、 ことをさらに含む請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 a)複数のノードを有し前記ネットワークを通る経路を選択
    し、 b)請求項1の方法にしたがって前記複数のノードにおいてトラフィックを測
    定する、 ことをさらに含む請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のタイプのデータグラムは、IPプロトコル内に
    ある請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のタイプのデータグラムは、IPプロトコル内に
    あり、該第2のタイプのデータグラムを処理することは、該データグラムにおけ
    る前記識別フィールドの値の変化を計算することを含む請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第2のタイプのデータグラムは、タイムアウトメッセ
    ージの一部である請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記計算されたトラフィック値を反映する値は、第2のタ
    イプのデータグラムの複数のペアを処理することから取得される値の平均である
    請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークにおいてテスト中のノードにおけるトラフィ
    ックを測定する方法であって、 a)ソースノードから時間間隔によって隔てられた第1のタイプのデータグラ
    ム対を送信し、第1のタイプのデータグラムの各々が前記テスト中のノードを含
    み前記ネットワークを通る経路を有し、第1のタイプのデータグラムの各々が、
    データグラムをテスト中のノードにおいて時間切れさせる生存時間フィールドを
    含み、それによってテスト中のノードに対し各第1のタイプのデータグラムに応
    答してタイムアウトメッセージを生成させ、 b)タイムアウトメッセージを処理して、タイムアウトメッセージ間の前記テ
    スト中のノードによって処理されたデータグラムの数を決定し、 c)前記時間間隔において前記テスト中のノードによって処理された前記デー
    タグラムの数を反映するトラフィック値を計算する、 ことを含む方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のタイプのデータグラムは、IPプロトコル内に
    ある請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ソースノードは、コールセンターに関連する診断ユニ
    ットである請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークの経路上のノードにおいてトラフィックを測
    定する方法であって、 該経路上の各ノードに対し、 a)ソースノードから時間間隔によって隔てられた第1のタイプのデータグラ
    ム対を送信し、第1のタイプのデータグラムの各々が前記テスト中のノードを含
    み前記ネットワークを通る経路を有し、第1のタイプのデータグラムの各々が、
    データグラムをテスト中のノードにおいて時間切れさせる生存時間フィールドを
    有し、それによってテスト中のノードに対し第1のタイプのデータグラムの各々
    に応答してタイムアウトメッセージを生成させ、 b)タイムアウトメッセージを処理して、該タイムアウトメッセージ間で前記
    テスト中のノードによって処理されたデータグラムの数を決定し、 c)ノード毎にトラフィックを示すグラフに前記処理の結果をグラフィカルに
    表示する、 ことを含む方法。
  18. 【請求項18】 前記ネットワークのノードにアクセスすることに関する消
    費者の苦情に応答して、ネットワークの経路を選択することをさらに含む請求項
    17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記タイムアウトメッセージを処理することは、該メッセ
    ージの前記IDフィールドの値の差を計算することを含む請求項17記載の方法
  20. 【請求項20】 前記タイムアウトメッセージを処理することは、前記ID
    フィールドの値の差と前記第1のタイプのデータグラム対における前記メッセー
    ジが送信された時刻の差との比率を決定することを含む請求項19記載の方法。
JP2002502980A 2000-06-02 2001-05-31 インターネットルータトラフィックを測定する方法および装置 Expired - Fee Related JP4065398B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20905700P 2000-06-02 2000-06-02
US60/209,057 2000-06-02
PCT/US2001/017657 WO2001095563A2 (en) 2000-06-02 2001-05-31 Method for measuring internet router traffic

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003536321A true JP2003536321A (ja) 2003-12-02
JP4065398B2 JP4065398B2 (ja) 2008-03-26

Family

ID=22777144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002502980A Expired - Fee Related JP4065398B2 (ja) 2000-06-02 2001-05-31 インターネットルータトラフィックを測定する方法および装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6970429B2 (ja)
EP (1) EP1290827A2 (ja)
JP (1) JP4065398B2 (ja)
KR (1) KR20030007845A (ja)
CN (2) CN1210883C (ja)
AU (2) AU2001268122A1 (ja)
CA (1) CA2410961A1 (ja)
CZ (1) CZ20024017A3 (ja)
TW (1) TW522683B (ja)
WO (2) WO2001095563A2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2386033B (en) * 2002-03-01 2005-08-24 Parc Technologies Ltd Traffic flow optimisation system
CN100433675C (zh) * 2003-06-11 2008-11-12 中国科学院计算技术研究所 完全分布式测量协同问题解决方法
CN100372313C (zh) * 2004-03-31 2008-02-27 华为技术有限公司 多管理域网络测试的实现方法
DE602004029945D1 (de) * 2004-09-13 2010-12-16 Ericsson Telefon Ab L M Technik zur bereitstellung von selektivem zugriff auf einen netzwerkknoten
US8156172B2 (en) * 2004-11-10 2012-04-10 Sap Ag Monitoring and reporting enterprise data using a message-based data exchange
US8719255B1 (en) * 2005-08-23 2014-05-06 Amazon Technologies, Inc. Method and system for determining interest levels of online content based on rates of change of content access
US20070081469A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 Sbc Knowledge Ventures L.P. System and methods for wireless fidelity (WIFI) venue utilization monitoring and management
US7180856B1 (en) 2005-12-13 2007-02-20 At&T Corp. Method and system of monitoring the receipt of multicast traffic
US8107388B2 (en) * 2008-04-24 2012-01-31 Avaya Inc. Route tracing program configured to detect particular network element making type of service modification
US8761350B2 (en) 2010-10-22 2014-06-24 Tollgrade Communications, Inc. Home wiring test system with missing filter detection
WO2012054921A2 (en) 2010-10-22 2012-04-26 Tollgrade Communications, Inc. Integrated ethernet over coaxial cable, stb, and physical layer test and monitoring
WO2012078316A1 (en) * 2010-12-09 2012-06-14 Northwestern University Endpoint web monitoring system and method for measuring popularity of a service or application on a web server
JP5989008B2 (ja) * 2011-02-08 2016-09-07 イカノス・コミュニケーションズ・インコーポレイテッドIkanos Communications,Inc. 同期式マルチユーザマルチキャリア通信においてスペクトル効率を改善し漏話雑音をプロファイリングするシステムおよび方法
US10261938B1 (en) 2012-08-31 2019-04-16 Amazon Technologies, Inc. Content preloading using predictive models
KR101380768B1 (ko) * 2012-09-14 2014-04-02 주식회사 그루스 네트워크의 트래픽 상황을 시각화하여 표시하는 시뮬레이션 장치 및 방법
US9317269B2 (en) * 2012-09-28 2016-04-19 Wal-Mart Stores, Inc. Systems and methods for installing, managing, and provisioning applications
US9235491B2 (en) 2012-09-28 2016-01-12 Wal-Mart Stores, Inc. Systems and methods for installing, managing, and provisioning applications
US9001668B2 (en) * 2012-11-02 2015-04-07 Ixia Endpoint selection in a network test system
TWI665890B (zh) * 2018-11-14 2019-07-11 中華電信股份有限公司 障礙偵測裝置以及障礙偵測方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5545291A (en) 1993-12-17 1996-08-13 The Regents Of The University Of California Method for fabricating self-assembling microstructures
US5528661A (en) * 1994-02-09 1996-06-18 Harris Corporation Diagnostic mechanism for monitoring operational status of remote monitoring and test unit which controllably test and conditions subscriber line circuits
US6064654A (en) * 1997-06-18 2000-05-16 Dialogic Corporation Internet facsimile timing technique
US6292539B1 (en) * 1998-05-29 2001-09-18 Verizon Laboratories Inc. Method and apparatus for digital subscriber loop qualification
US6466548B1 (en) * 1998-10-28 2002-10-15 Cisco Technology, Inc. Hop by hop quality of service measurement system
US6292468B1 (en) * 1998-12-31 2001-09-18 Qwest Communications International Inc. Method for qualifying a loop for DSL service
US6363053B1 (en) * 1999-02-08 2002-03-26 3Com Corporation Method and apparatus for measurement-based conformance testing of service level agreements in networks

Also Published As

Publication number Publication date
US6970429B2 (en) 2005-11-29
US20010053129A1 (en) 2001-12-20
KR20030007845A (ko) 2003-01-23
WO2001095597A2 (en) 2001-12-13
CZ20024017A3 (cs) 2003-06-18
AU2001268122A1 (en) 2001-12-17
WO2001095563A2 (en) 2001-12-13
JP4065398B2 (ja) 2008-03-26
EP1290827A2 (en) 2003-03-12
CN1432231A (zh) 2003-07-23
CN1210883C (zh) 2005-07-13
WO2001095563A3 (en) 2002-07-25
CA2410961A1 (en) 2001-12-13
AU2001266629A1 (en) 2001-12-17
TW522683B (en) 2003-03-01
WO2001095597A3 (en) 2002-08-29
CN1432249A (zh) 2003-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4065398B2 (ja) インターネットルータトラフィックを測定する方法および装置
US7483379B2 (en) Passive network monitoring system
EP1891526B1 (en) System and methods for providing a network path verification protocol
US9692679B2 (en) Event triggered traceroute for optimized routing in a computer network
US7969987B1 (en) Internet service node incorporating a bandwidth measurement device and associated methods for evaluating data transfers
US7313141B2 (en) Packet sequence number network monitoring system
Prasad et al. Bandwidth estimation: metrics, measurement techniques, and tools
US7336613B2 (en) Method and apparatus for the assessment and optimization of network traffic
US7961635B2 (en) Network latency analysis packet and method
US7773536B2 (en) Method and apparatus for the assessment and optimization of network traffic
US7075887B2 (en) Measuring efficiency of data transmission
US9634851B2 (en) System, method, and computer readable medium for measuring network latency from flow records
US20060098586A1 (en) Method and apparatus for application route discovery
CN110224883B (zh) 一种应用于电信承载网的灰色故障诊断方法
EP1861963A2 (en) System and methods for identifying network path performance
US9148354B2 (en) Apparatus and method for monitoring of connectivity services
KR100499673B1 (ko) 초고속 인터넷 서비스에서의 웹기반 단대단모의VoIP품질측정방법
US7181522B2 (en) Method and apparatus for call setup within a voice frame network
JPH11261670A (ja) トラヒックデータ補正方法及びトラヒック測定システム並びにコンピュータネットワーク
KR100506236B1 (ko) 피어투피어망 네트워크에 대한 품질 측정방법
EP1826947A2 (en) Method and apparatus for the assessment and optimization of network traffic
CN116132333A (zh) 一种多wan口cpe选择主wan口的方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees