JP2000022647A - 番組データ伝送方法及び番組データ受信機 - Google Patents

番組データ伝送方法及び番組データ受信機

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JP2000022647A
JP2000022647A JP10191901A JP19190198A JP2000022647A JP 2000022647 A JP2000022647 A JP 2000022647A JP 10191901 A JP10191901 A JP 10191901A JP 19190198 A JP19190198 A JP 19190198A JP 2000022647 A JP2000022647 A JP 2000022647A
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uic
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JP10191901A
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Masahiko Yamazaki
昌彦 山崎
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】IT受信機においてもダイレクト機能等を使用
可能にする。 【解決手段】バッファRAM34は番組データと番組番号
(UIC)との対応を示すUIC情報を保持する。送信
側においては、番組の内容の変更に伴ってUICを変更
する場合には、変更内容を示すUIC情報を送出する。
CPU2は、更新されたUIC情報を用いて、番組デー
タを書込むと共に読出してデコードする。これにより、
番組番号に操作キーを割り当てることができ、UICが
変更されたときでも、操作キーによって番組の呼び出し
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン電波
に多重化されて送られる文字や画像等の番組データを受
信して画面表示を行うインターテキスト放送に好適な番
組データ伝送方法及び番組データ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン(TV)受信機にお
いては、半導体技術及び通信技術等の発達によって、単
なる映像及び音声による放送信号の視聴のためのものと
してだけでなく、情報端末としての機能も備えたものが
開発されている。このようなテレビジョン受信機を利用
すると、テレビジョン放送信号に映像及び音声以外のデ
ータ情報を多重して伝送することにより、伝送された情
報を利用した各種のサービスの提供を受けることができ
る。更に、電話回線等を利用することによって、双方向
通信機能を搭載することもできる。
【0003】このようなデータ放送を可能にするものと
して、例えば、IT(Inter Text)ビジョン放送(以
下、IT放送という)が行われており、また、このIT
放送に対応した受信機(以下、IT受信機という)も商
品化されている。
【0004】図9はこのようなIT放送サービスのシス
テムを示す説明図である。
【0005】放送局41は、インターテキストデータ(以
下、ITデータという)が多重されたIT放送信号を送
出する。IT受信機42は、テレビジョン電波によって伝
送されたIT放送信号を受信し、ITデータを取り出し
てテレビジョン画面に各種情報を表示する。更に、IT
受信機42は電話回線43を介してサーバー会社と双方向通
信することができる。サーバー会社は、データ処理及び
通信処理等を行う応答サーバ34を有しており、IT放送
に関連する各種サービスを提供するようになっている。
IT受信機42が応答サーバ44と双方向に通信することに
より、テレビ番組への参加、オンラインIT番組の受信
およびオンラインショッピング等のサービスの提供を受
けることができるようになっている。
【0006】図10はこのようなIT受信機42の構成を
示すブロック図である。
【0007】アンテナ21によって受信されたテレビジョ
ン信号はテレビジョン信号受信処理部20の受信部22に供
給される。このテレビジョン信号に含まれる映像信号に
は、ITデータが挿入されている。受信部20は、入力さ
れたテレビジョン信号を復調して映像信号及び音声信号
を取り出して、夫々映像処理部23及び音声処理部24に出
力する。
【0008】映像信号処理部23は映像信号を再生するた
めの各種処理を行うものであり、例えば、映像処理部23
は、映像信号から輝度信号と色信号とを分離し、輝度信
号の増幅処理及び色信号の復調処理等の映像信号処理を
行う。映像処理部23の出力は合成切換部25に供給され
る。また、音声処理部24は、入力された音声信号を復調
して増幅し、合成切換部26に供給する。
【0009】受信部22からの映像信号は、文字図形情報
復号部1を構成するデータ取込み部3にも供給される。
文字図形情報復号部1はITデータを文字図形映像に復
号するためのものである。データ取込み部3は、IT放
送のITデータ(文字図形情報)をディジタルデータと
して取込んでバッファRAM4に供給する。バッファR
AM4は入力された文字図形情報を一時蓄積する。
【0010】CPU2は文字情報復号部1を制御するも
のであり、プログラムROM5に格納されているプログ
ラムに基づいて動作する。CPU2は、バッファRAM
4に蓄積されている多くの文字図形情報の中から希望す
る番組の文字図形情報を選択し、プログラムROM5に
記億されているプログラムの内容に従って復号処理を行
う。文字発生器9には文字図形情報に対応した文字図形
映像を表示するための表示データが格納されており、C
PU2は、作業領域として使用する作業RAM6を用
い、文字発生器9を利用して、文字図形情報を文字図形
映像に変換する。CPU2によって変換された文字図形
映像の表示データは表示メモリ7に格納される。表示メ
モリ7に記億された文字図形映像の表示データは表示制
御部8によって読み出され、RGB信号に変換されて合
成切換部25に出力される。
【0011】また、文字図形情報中に含まれる付加音デ
ータは付加音デコーダ部10に供給されて付加音信号に
変換されて合成切換部26に出力される。
【0012】IT放送の文字図形情報は階層構造となっ
ている。ユーザーは例えば図示しないリモコン装置及び
本体キー等を操作することによって、上位の階層から下
位の階層に項目を選択しながら、所望の表示を行うこと
ができるようになっている。リモコン装置からの信号は
入力I/F部11を介してCPU2に供給される。CPU
2は、入力I/F部11からのデータに基づいて、ユーザ
ーが表示を希望する文字図形情報を選択して復号するの
である。
【0013】合成切換部25は映像処理部23から出力され
るテレビジョン放送の映像信号と文字図形情報復号部1
内の表示制御部8から出力される文字図形情報の映像信
号とを合成するか又は切り換えて増幅部27に出力する。
増幅部27は映像信号を増幅して出力することで表示部29
にテレビジョン放送の映像と文字図形情報の映像を表示
する。
【0014】合成切換部26は、音声処理部24から出力さ
れるテレビジョン放送の音声信号と文字図形情報復号部
1内の付加音デコーダ部10から出力される音声信号とを
合成するか又は切り換えて増幅部28に出力する。増幅部
28によって音声信号は増幅され、スピーカ30からテレビ
ジョン放送の音声と文字図形情報の音声とが音響出力さ
れる。
【0015】また、IT受信機42はテレビジョン信号に
重畳されて送られてくる放送系IT番組を視聴する機能
以外に、電話回線を介して、応答サーバ33との間でデー
タの送受を行い、更に、応答サーバ33から受信したデー
タに基づいて画面表示を行う機能を有している。
【0016】モデム12は、電話回線との接続処理を行
い、CPU2から供給されたデータ信号をアナログ音声
信号に変調して電話回線に送出すると共に、電話回線を
介して受信したアナログ音声信号を変調してディジタル
データ信号に変換してCPU2に供給する。
【0017】いま、ユーザーが選択した任意の番組の文
字図形情報が表示部29の表示画面上に表示されているも
のとする。更にこの時の番組内容はクイズ、アンケー
ト、投票、ショッピング及びチケット予約等の視聴者参
加型番組であるものとする。ユーザーは、番組を視聴し
ながら、例えばクイズやアンケート番組に回答するため
に、図示しないリモコンの操作又は本体キーの押下操作
等によって、入力I/F部11を介して命令をCPU2に
入力する。
【0018】CPU2は、ユーザーの指示に応じて、応
答サーバ33の電話番号に発呼する。なお、この電話番号
は、文字図形情報と併せて伝送されてバッファRAM4
に蓄えられていることもあり、また、予めプログラムR
OM5内に記憶されていることもあり、また、IT受信
機の設置時の初期設定等によりバッファRAM4に記億
されていることもある。
【0019】CPU2は、回答データを所定のフォーマ
ットのデータ形式に変換し、モデム12はこのデータをア
ナログ音声信号に変換し、電話回線に接続して応答サー
バ33に送信する。
【0020】また、CPU2はモデム12を制御して応答
サーバ33の電話番号に発呼し、応答サーバ33から電話回
線を介してITデータを受信する。モデム12は受信した
アナログ音声信号をディジタルデータ信号に変換する。
CPU2はモデム12の受信データから取り出した文字図
形情報をバッファRAM4に蓄積する。
【0021】ユーザーはリモコン装置を操作して、入力
I/F部11を介して命令をCPU2に入力する。CPU
2はバッファRAM4に蓄積されている多くの文字図形
情報の中から希望する文字図形情報を選択して、プログ
ラムROM5に記億されているプログラムの内容に従っ
て復号処理を行う。この場合には、文字発生器9及び作
業RAM6を使用して文字図形情報を文字図形映像に変
換する。文字図形映像の表示データは表示メモリ7に記
億される。表示制御部8は表示メモリ7に記億された文
字図形映像を読出して、RGB信号に変換した後合成切
換部25に出力する。
【0022】こうして、表示部29の表示画面上に文字図
形情報の映像が表示される。このようにして、オンライ
ン系IT番組を視聴することができる。
【0023】ところで、文字放送受信機においては、従
来、視聴を容易にするための各種機能を有している。例
えば、目次等の視聴する頻度が高い文字番組を呼び出す
ダイレクト機能、天気,ニュース,スポーツ等のジャン
ル別に文字番組を呼び出すジャンル機能等がある。リモ
コン装置等のダイレクトキーの操作によって、指定の放
送局のチャンネルを受信し、ジャンルキーの操作によっ
て、指定の番組番号の文字番組を受信することができる
のである。即ち、極めて簡単なリモコン操作のみによっ
て所望する文字番組を視聴することが可能である。
【0024】更に、予約登録機能を有するものもある。
予約登録機能は、ユーザーによるリモコン操作以前に登
録された番組を自動的に受信して、データをメモリに蓄
えるようにすることにより、所望する文字番組の表示ま
での待ち時間を短縮することを可能にしている。
【0025】これらの機能は、例えば目次番組が000
#、天気予報が100#、字幕番組が999#というよ
うに、各文字番組が放送局で定めた各々固有の番組番号
を有し、放送日時や放送内容が変更されても番組番号が
変更されないことから実現可能となっている。
【0026】しかしながら、IT受信機等の従来の番組
データ受信機は文字放送受信機が備えるダイレクト機
能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ機能等の
機能を有していない。
【0027】即ち、現在の文字放送やIT放送は、同一
番組データを適当な時間間隔で連続的に送信している。
文字放送受信機の場合には、内蔵のメモリに、所定の番
組番号のデータを記憶後、更に同一番組番号のデータを
再受信するとメモリ内の受信済みデータに上書きするよ
うに処理する。これにより番組内容が変更された場合で
あっても、直ちに変更後のデータに基づく表示を行うこ
とができる。
【0028】一方、IT受信機においては、番組を区別
するための情報であるUICによって番組を区別する。
即ち、UICが同一であれば、同一番組であると判断す
る。また、IT受信機においては、メモリ利用効率等を
考慮して、受信データをデコードした後にメモリに格納
するようになっている。また、パフォーマンスを向上さ
せるために、一度も格納していないデータについての
み、受信、デコード及びメモリへの格納処理を行う。
【0029】しかし、番組受信処理等を管理するための
アプリヘッダが受信された後に、他のデータ部分が更新
されると、アプリヘッダとの不整合が生じ、致命的エラ
ーが発生する。即ち、従来の番組データ受信機において
は、所定の番組番号の放送系IT番組を受信してTV画
面上に表示中に、この番組の変更された番組データが同
一の番組番号で送信されると、既に受信され受信機のメ
モリに蓄えられているアプリヘッダの内容と相違してし
まい、受信機はメモリ内の番組データを破壊して、正常
にIT番組を表示することができなくなってしまう。
【0030】そこで、このような受信機の誤動作を回避
するために、放送局は、番組内容を変更する場合には別
の番組番号を付加して送出するようになっている。例え
ば、日替わりで内容が変更されるIT番組については、
番組番号を毎日変更しなければならない。また、放送中
のIT番組が放送途中において番組内容の変更が生じた
場合には、同時に番組番号も変更して送信する必要があ
る。
【0031】以上の理由から、予め受信機で利用する特
定のキーにIT番組の番組番号を登録すると、IT受信
機は誤動作を起こす可能性がある。このため、IT受信
機に、文字放送受信機が備えたダイレクト、ジャンル、
予約及びリトライ機能等を付加することができない。
【0032】ところで、IT放送システムにおいては、
放送系IT番組の番組構成として階層構造が採用されて
おり、先ずIT受信機のメニュー画面から放送系ITの
目次番組を受信し、その目次番組から各種IT番組の受
信に移行するようになっている。
【0033】図11はこのような階層構造を説明するた
めの説明図である。
【0034】先ず、受信機は内蔵プログラムROM5の
プログラムに従って、図11(a)に示すIT放送の目
次番組を受信する。次に、視聴者がその中から見たいI
T番組を選択すると、受信機は目次番組内のプログラム
データに基づいて、選択した番組の番組種別(DP)及
び番組番号(UIC)に関するデータを抽出する。抽出
したDP,UICに基づいて、受信機は放送中の各種番
組中から選択的にITデータを受信するように動作す
る。
【0035】例えば、視聴者が図11(a)の表示を参
照しながら、天気番組、ニュース番組又はゲーム番組を
選択すると、表示部29の表示画面上には、図11(b)
乃至(d)に示す天気番組、ニュース番組又はゲーム番
組が表示される。更に、例えばニュース番組を選択した
場合には、図11(e)に示す社会・経済ニュース及び
図11(f)に示すスポーツニュース等を選択表示させ
ることができる。また、同様に、視聴者がゲーム番組を
選択した場合には、図11(g)に示す○×ゲーム番組
及び図11(h)に示すクイズ番組等を選択表示させる
ことができる。
【0036】また、オンライン系IT番組についても同
様であり、電話回線を介して、オンライン系IT番組の
目次番組を受信し、その目次番組から各種IT番組の受
信に移行するようになっている。
【0037】このように、IT放送システムでは、先ず
IT放送の目次番組を受信し、この目次番組を参照しな
がら各種IT番組にリンクするようになっているので、
所望のIT番組が受信されて表示されるまでに長時間が
必要となる。更に、オンライン系IT番組の視聴におい
ては接続時間が長時間となって、電話代が膨大な金額に
なってしまうという問題がある。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の番組データ受信機においては、番組内容の変更に
伴って番組番号も変更されて送信されるので、ダイレク
ト機能、ジャンル機能、予約登録機能、リトライ機能等
の機能を付加することができないという問題点があっ
た。また、これらの機能を有していないので、番組を選
択するためには、目次番組から各種IT番組の受信に移
行する必要があり、希望するIT番組の受信表示までの
待ち時間が長く、オンライン系IT番組の視聴では電話
代が膨大な金額になってしまうという問題点があった。
【0039】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、番組内容の変更に伴って各IT番組の番組
種別(DP)及び番組番号(UIC)が変更された場合
でも、ダイレクト機能、ジャンル機能、予約登録機能及
びリトライ機能等の機能を有して、操作性を向上させる
ことができる番組データ伝送方法及び番組データ受信機
を提供することを目的とする。
【0040】また、本発明は、各種キー操作によって所
望するIT番組の受信を可能にすることにより、IT番
組受信までの待ち時間を短縮し電話代を低減することが
できる番組データ伝送方法及び番組データ受信機を提供
することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
番組データ伝送方法は、所定の番組の番組データを伝送
する処理と、前記番組データを特定するための対応情報
を前記所定の番組の内容の変更に伴って更新して所定の
タイミングで伝送する処理とを具備したものである。
【0042】本発明の請求項1において、番組データの
内容が更新されると、番組データを特定するための対応
情報も更新されて伝送される。対応情報が更新されて伝
送されるので、受信側において、対応情報をそのまま用
いた場合でも、番組データを確実に特定することができ
る。
【0043】本発明の請求項4に係る番組データ伝送方
法は、所定の番組の番組データを所定の通信回線を介し
て伝送する処理と、前記番組データを特定するための対
応情報を前記所定の番組の内容の変更に伴って更新する
処理と、前記対応情報によって所定の番組の送信が指定
されると、前記更新する処理によって更新した情報に基
づいて前記伝送する処理によって伝送する番組データを
選択する処理とを具備したものである。
【0044】本発明の請求項4において、受信側から番
組データを特定するための対応情報が指定されると、こ
の対応情報が更新されている場合には、更新された対応
情報に基づいて伝送する番組データを選択する。これに
より、対応情報が更新された場合でも、受信側では更新
前の対応情報を用いて番組データの特定が可能である。
【0045】本発明の請求項6に係る番組データ受信機
は、所定の番組の番組データを受信して記憶する第1の
記憶手段と、前記第1の記憶手段に格納された前記番組
データに基づく提示を行う提示手段と、前記番組データ
に付加された前記番組データを特定するための対応情報
を記憶する第2の記憶手段と、所定の操作によって前記
第2の記憶手段に記憶された前記対応情報を呼び出すこ
とにより前記第1の記憶手段に格納された前記番組デー
タを前記提示手段に供給する操作手段と、前記第2の記
憶手段に記憶された前記対応情報が更新された場合に
は、前記操作手段の前記所定の操作と前記対応情報との
対応を更新すると共に、前記第1の記憶手段に記憶する
前記番組データを更新する更新手段とを具備したもので
ある。
【0046】補発明の請求項6において、第1の記憶手
段には番組データが記憶される。操作手段の所定の操作
によって、第2の記憶手段に記憶された番組データを特
定するための対応情報に基づく番組データが第1の記憶
手段から読出される。更新手段は、対応情報が更新され
た場合には、操作手段の所定の操作とこの対応情報との
対応を更新すると共に、及び第1の記憶手段に記憶され
た番組データを更新する。これにより、操作手段の所定
の操作に応答して、番組データが読出されて提示手段に
よって提示される。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
番組データ伝送方法の一実施の形態を示すフローチャー
トである。本実施の形態は放送局側において、IT受信
機等の番組データ受信機のダイレクト機能、ジャンル機
能、予約登録機能及びリトライ機能等を実現するもので
ある。
【0048】図1のステップS1 においては、IT番組
の内容が変更されるか否かが判定される。IT番組の内
容が変更される場合には、処理をステップS2 に移行
し、変更されない場合には処理をステップS3 に移行す
る。
【0049】本実施の形態においては、放送局からUI
C変換情報のみのIT番組(以下、UIC−EXEC番
組という)を放送するようになっている。即ち、図1の
ステップS1 において番組内容が変更される場合には、
ステップS2 においてUIC−EXEC番組を放送す
る。UIC−EXEC番組は、IT番組のDP,UIC
の情報のみを伝送するものであり、このUIC−EXE
C番組は、内容が変更される元のIT番組と同一のD
P,UICで伝送されるようになっている。ステップS
3 では、IT番組の送信が行われる。
【0050】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0051】いま、放送局からDPが30でUICが1
00のIT番組Aが放送されているものとする。次に放
送内容の変更に伴って、IT番組Aは、UICが101
に変更されて放送されるものとする。ステップS1 にお
いて内容の変更が発生すると、放送局はIT番組Aの変
更前のDP,UICを有するUIC−EXEC番組B
(DP=30,UIC=100)を放送する。
【0052】UIC−EXEC番組Bの内容は、DPが
30でUICが101のIT番組の受信命令であり、文
字や図形等の表示データは含まれていない。
【0053】例えば、IT受信機のダイレクトキーによ
って、DPが30でUICが100のIT番組Aが受信
されて、文字図形映像が画面に表示されているものとす
る。IT受信機の受信途中において、放送局によって途
中で番組内容が変更された場合でも、IT受信機はDP
が30でUICが100のIT番組を受信し続ける。
【0054】放送局は、DPが30でUICが100の
IT番組としてUIC−EXEC番組Bを送信するの
で、IT受信機はこのUIC−EXEC番組Bを受信
し、その番組内容によってDPが30でUICが101
のIT番組を自動的に受信するように制御される。
【0055】これにより、番組内容が変更されてもIT
受信機には変更後のIT番組が受信され、再表示される
ようになる。
【0056】このように、本実施の形態においては、放
送局は、IT番組の内容を変更する場合には、このIT
番組と同一のDP,UICを用いたUIC−EXEC番
組によって変更後のIT番組の番組番号を通知して受信
させるようになっている。これにより、番組内容を更新
した場合でも、更新した番組を自動的に受信させること
ができ、IT受信機にダイレクト機能等を付加すること
を可能にしている。
【0057】しかも、UIC−EXEC番組自体のデー
タ量が少なく、番組制作も簡単であり、現在のIT放送
受信機の受信ソフトウェアを変更することなく、放送局
側のみの対応で実現可能であるという利点がある。
【0058】なお、上記実施の形態では、DPは変更さ
れないものとして説明したが、DPが変更される場合も
同様に、UIC−EXEC番組内でDP及びUICを定
義することにより、変更後のIT番組を自動的に受信さ
せるようにすることができることは明らかである。
【0059】図2は本発明に係る番組データ受信機の一
実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態はC
PU2における制御のみが図10の従来例と異なる。図
2において図10と同一の構成要素には同一符号を付し
てある。
【0060】図1の実施の形態においては、番組内容の
変更に伴い、UIC−EXEC番組の送信が必要とな
り、番組数が2倍になってしまう。更に番組数が増加す
れば、伝送制御データ(現在放送中の各種データ多重放
送の情報を定義するデータ)の内容も変更しなければな
らなくなる。即ち、番組数増加による受信機の受信待ち
時間が増加する他、伝送制御データの更新等、放送局側
での負担も増加するという欠点もある。
【0061】これに対し、本実施の形態は、IT番組送
信に併せてUIC情報データを送信するようにした例で
ある。本実施の形態においても、例えば、ダイレクト機
能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ機能等を
付加することができる。
【0062】放送局側においては、IT番組送信に併せ
て、UIC情報データを送信する。このUIC情報デー
タは例えば、現在放送中のIT番組に割り当て可能なU
ICの種類を示すものである。例えば、現在放送中のI
T番組がUIC=100,200,300の3種類であ
ることを受信機に認識させることを可能にするデータ構
成を有する。
【0063】そして、放送局は、任意のある時刻にUI
C情報を送出して、所定のIT番組のUICの変更等を
通知する。例えば、IT番組のUIC=100(変更無
し)、UIC200を201に変更又はUIC300を
303に変更といった情報を送信するようになってい
る。
【0064】図2において、アンテナ21には高周波テレ
ビジョン信号が誘起する。この高周波テレビジョン信号
にはITデータが多重されている。アンテナ21からの高
周波テレビジョン信号はテレビジョン信号受信処理部20
に供給される。テレビジョン信号受信処理部20は、受信
部22、映像処理部23、音声処理部24、合成切換部25,2
6、増幅部27,28、表示部29及びスピーカ30によって構
成されている。
【0065】受信部22は、テレビジョン信号を受信して
復調し、映像信号及び音声信号を取り出して、夫々映像
処理部23及び音声処理部24に出力する。映像信号処理部
23は映像信号を再生するための各種処理を行うものであ
り、例えば、映像処理部23は、映像信号から輝度信号と
色信号とを分離し、輝度信号の増幅処理及び色信号の復
調処理等の映像信号処理を行う。映像処理部23の出力は
合成切換部25に供給される。また、音声処理部24は、入
力された音声信号を復調して増幅し、合成切換部26に供
給する。
【0066】合成切換部25は、映像処理部23の出力と後
述する表示制御部8の出力とを合成して増幅部27に出力
する。合成切換部26は、音声処理部24の出力と後述する
付加音デコード部10の出力とを合成して増幅部28に出力
する。増幅部27,28は入力された信号を増幅してそれぞ
れ表示部29及びスピーカ30に出力する。表示部29は入力
された映像信号に基づく表示を表示画面上に映出する。
スピーカ30は入力された音声信号に基づく音響を出力す
る。
【0067】受信部22からの映像信号は、文字図形情報
復号部31を構成するデータ取込み部3にも供給される。
文字図形情報復号部31はITデータを文字図形映像に復
号するためのものである。データ取込み部3は、IT放
送のITデータ(文字図形情報)をディジタルデータと
して取込んでバッファRAM34に供給する。バッファR
AM34は入力された文字図形情報を一時蓄積する。更
に、本実施の形態においては、バッファRAM34は、受
信したUIC情報を記憶するようになっている。CPU
2はUIC情報を所定の時間間隔で受信し、バッファR
AM34のUIC情報を受信した情報で更新するようにな
っている。
【0068】CPU2は文字情報復号部31を制御するも
のであり、プログラムROM35に格納されているプログ
ラムに基づいて動作する。CPU2は、バッファRAM
34に蓄積されている多くの文字図形情報の中から希望す
る番組の文字図形情報を選択し、プログラムROM35に
記億されているプログラムの内容に従って復号処理を行
う。
【0069】更に、CPU2は、ユーザー操作に応答し
て、バッファRAM34に格納されているUIC情報を読
出して、プログラムROM35に格納されているプログラ
ムに基づいて各種制御を行うようになっている。例え
ば、CPU2はバッファRAM34に記憶された内容に従
って、受信番組の切換を行うことができるようになって
いる。CPU2は、バッファRAM34のUIC情報を用
いることにより、ダイレクト機能、ジャンル機能、予約
登録機能及びリトライ機能等を実現するようになってい
る。
【0070】なお、受信番組が放送系番組の場合には、
CPU2は受信部22及びデータ取込み部3を制御し、受
信番組がオンライン番組の場合には、CPU2はモデム
12を制御して所定の電話番号に発呼して回線を接続させ
る。
【0071】文字発生器9には文字図形情報に対応した
文字図形映像を表示するための表示データが格納されて
いる。作業RAM6は作業用のメモリである。CPU2
は、作業RAM6及び文字発生器9を制御して、文字図
形情報を文字図形映像に変換するようになっている。
【0072】表示メモリ7は、表示データを格納するた
めのものであり、CPU2によって変換された文字図形
映像の表示データが与えられるようになっている。表示
制御部8は、表示メモリ7に記億された文字図形映像の
表示データを読出し、RGB信号に変換して合成切換部
25に出力する。また、付加音デコード部10は、文字図形
情報中に含まれる付加音データを処理して音声信号を合
成切換部26に出力するようになっている。
【0073】入力I/F11は、ユーザーの図示しないリ
モコン装置の操作又は本体キーの操作等に基づく信号が
入力され、ユーザー操作に基づく信号をCPU2に出力
するようになっている。モデム12は、CPU2からのデ
ータ信号をアナログ音声信号に変調し、電話回線に接続
処理を行うと共に、電話回線に接続して受信したアナロ
グ音声信号を変調し、ディジタルデータ信号を取り出し
てCPU2に供給するようになっている。
【0074】なお、放送局はUIC情報を送信するもの
として説明したが、IT番組のDP情報も送信するよう
にしてもよいことは明らかであり、バッファRAM34は
IT番組とDP,UICとの対応を示す対応情報として
のUIC情報を記憶すると共に、対応情報を現在の状態
に応じて更新ようにすればよいことは明らかである。
【0075】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0076】図示しないリモコン装置又は本体キー部に
は、ダイレクトキー、ジャンルキー、予約登録キー及び
リトライキーが設けられているものとする。
【0077】本実施の形態においては、IT受信機は、
ダイレクト機能、ジャンル機能、予約登録機能及びリト
ライ機能を有している。ダイレクト機能は目次や番組情
報等のように視聴する頻度が高いIT番組を呼び出す機
能である。ジャンル機能は天気、ニュース、スポーツ等
のジャンル別にIT番組を呼び出す機能である。予約機
能はユーザーが見たい文字番組を予約登録しておき、所
定の文字番組を呼び出し可能にする機能である。リトラ
イ機能はユーザーが以前に視聴した文字番組を再び呼び
出す機能である。
【0078】ダイレクト機能使用時の動作について説明
する。
【0079】いま、放送局からUICが100,20
0,300のIT番組A,B,Cが放送されているもの
とし、このIT番組Aにダイレクトキーが割り当ててあ
るものとする。また、バッファRAM34にはIT番組A
のUICが100であることを示すUIC情報及びこの
IT番組AについてのDP情報が格納されているものと
する。
【0080】図3のステップS50において電源が投入さ
れると、アンテナ21に誘起したテレビジョン信号は受信
部22によって選局されて所定のチャンネルの信号が映像
処理部23及び音声処理部24に供給される。一方、受信部
22からの放送信号に含まれるITデータはデータ取込み
部3によって取込まれる。即ち、ステップS51において
ユーザーのキー操作が行われない場合には、ステップS
52においてデータの取り込みが行われる。
【0081】ステップS56においては、取込んだデータ
がUIC情報であるか否かが判断され、ステップS62に
おいて番組データであるか否かが判断される。ステップ
S62において番組データと判断された場合には、ステッ
プS63においてバッファRAM34に番組データが保存さ
れる。
【0082】いま、ユーザーが図示しないリモコン装置
のダイレクトキーを操作するものとする。この操作に基
づく信号が入力I/F11を介してCPU2に供給され
る。CPU2はステップS51においてこのキー操作を検
出すると、このユーザー操作に応答して、バッファRA
M34に格納されているUIC情報(以下、登録UIC情
報という)を読出す(ステップS53)。なお、ステップ
S51においては、ダイレクトキーのキー操作だけでな
く、ジャンルキー、予約キー及びリトライキー等の所定
キーが押下されたか否かが検出される。
【0083】ダイレクトキーには現在放送中のIT番組
Aの現在のUICが割り当てられており、CPU2はス
テップS54において、バッファRAM34にダイレクトキ
ーに登録されたUICの番組データが既に格納されてい
るか否かを判断する。既に、ダイレクトキーに登録され
たUICの番組データがバッファRAM34に格納されて
いる場合には、ステップS55において、この番組データ
を用いて表示のための処理を行う。
【0084】即ち、CPU2はプログラムROM35のプ
ログラムに従って、バッファRAM34の番組データを読
出し、作業RAM6及び文字発生器9を使用して、文字
図形情報に基づく文字図形映像の表示データを作成して
表示メモリ7に供給する。この表示データは表示制御部
8によってRGB信号に変換されて合成切換部25に供給
される。また、文字図形情報に基づく付加音信号が付加
音デコーダ部10によって得られ、合成回路26に供給され
る。
【0085】こうして、表示部29の表示画面にはIT番
組Aの文字図形映像が表示され、スピーカ30からは付加
音が音響出力される。
【0086】更に、本実施の形態においてはUIC情報
の変更を監視するようになっている。ユーザーによって
所定のキー操作が行われていない場合及びバッファRA
M34にIT番組に関するUIC情報が格納されていない
場合には、処理はステップS52に移行して、データの取
り込みを行い、ステップS56において取込んだデータが
UIC情報データであるか否かを検出する。
【0087】いま、IT番組Aの内容の変更が生じて、
放送局はIT番組AのUICを100から101に変更
するものとする。この場合には、放送局は、IT番組A
のUICを100から101に変更したことを示すUI
C情報を送出する。
【0088】CPU2はUIC情報を受信すると、処理
をステップS56からステップS57に移行して、このデー
タをバッファRAM34内の所定の領域に上書き保存す
る。なお、この所定の領域は、UIC情報を前回上書き
保存した領域とは異なる領域に設定される。次に、ステ
ップS58において、予め各種所定キーに対応してバッフ
ァRAM34内に記億された登録UIC情報データと新た
に書込んだUCI情報データとを比較して登録UIC情
報の変更の有無を検出する。登録UIC情報が変更され
ていない場合には、処理をステップS51に戻す。
【0089】この場合には、UIC情報が変更されてい
るので、処理をステップS59に移行して、登録UIC情
報データを更新して保存する。次に、ステップS60にお
いてバッファRAM34に更新前のUICに対応した番組
データが保存されているか否かを判断し、保存されてい
る場合には、ステップS61においてこの番組データを消
去する。
【0090】次に、ステップS52において再度データの
取込みを実行し、IT番組データを受信する(ステップ
S62)。取り込んだデータが正常に受信されて、IT番
組データであると判断されたならばステップS63におい
てこのデータをバッファRAM34に格納する。
【0091】こうして、バッファRAM34には、更新後
のIT番組データとそのUIC情報とが格納される。
【0092】このようにデータ取込みを実行し(ステッ
プS52)、UIC情報データの受信(ステップS56)及
びIT番組データの受信(ステップS62)を繰り返し実
行しながら、ユーザーにより所定キーが押下されたこと
を検出すると(ステップS51)、バッファRAM34内の
登録UICデータを読み出し(ステップS53)、そのU
ICに対応するIT番組データがバッファRAM34内に
既に受信されていれば(ステップS54)、表示処理を行
う(ステップS55)。まだIT番組データが受信されて
いないならば、ステップS54からステップS62に処理を
移行して、再度、IT番組データの受信を行い(ステッ
プS62)、バッファRAM34にデータを蓄積後(ステッ
プS63)、表示処理を行う(ステップS55)。
【0093】図3においては、ダイレクトキー等の所定
キーの押下前の登録UIC情報の更新について説明した
が、所定キー押下後の場合も同様である。
【0094】いま、ユーザーによって所定キーが押下さ
れて、既に所定のIT番組が表示画面上に表示されてい
るものとする。この状態で、放送局によって表示中のI
T番組の内容が変更され、これに伴ってUICが変更さ
れて送出されるものとする。IT受信機は、ステップS
56においてUIC情報データを受信し、ステップS59に
おいて登録UIC情報を更新すると、ステップS61にお
いて更新前の番組データを消去する。
【0095】これにより、表示中のIT番組は表示が中
断される。しかし、ステップS52においてデータ取り込
みが行われ、ステップS63において更新後の番組データ
が保存されると、再度ステップS55において表示処理が
行われる。
【0096】なお、放送局によってUIC情報が変更さ
れて送信された場合でも、例えば翌日は元のUICで放
送されるので、登録UIC情報を更新をした場合には、
更新前のUIC情報又は初期設定時のUIC情報は別途
バッファRAM34内に保存しておき、受信機の電源投入
時にその初期UIC情報データを読み出して登録UIC
情報とする構成としておくことが必要である。
【0097】このように、本実施の形態においては、放
送局が送信するUIC情報に基づいて、IT番組とUI
Cとの対応を更新するようになっており、ダイレクト機
能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ機能等を
実現して、操作性を向上させることができる。
【0098】また、UIC情報データはIT番組データ
に比較してデータ量が少なく、また、UICが変更され
ても番組数は増加しないので、IT受信機の受信待ち時
間の増加は少ない。また放送局側は現在のIT放送に加
えて、UIC情報データを送出するのみであり、比較的
容易に実現可能である。
【0099】なお、上記実施の形態においては、DPは
変更されないものとして説明したが、DPが変更される
場合も同様に、UIC情報データ内でDP及びUICの
変更内容を定義して送信し、受信機は登録DP及びUI
Cデータを更新することで実現される。
【0100】また、図3のフローチャート以外に、ユー
ザーが所定キーを押下した時に、UIC情報データの受
信処理を行うようにしてもよく、また、UIC情報デー
タの更新は所定のIT番組受信後に行うようにしてもよ
い。
【0101】またUIC情報データに関しては放送局及
び受信機メーカー他でフォーマットの取り決めを行う必
要がある。
【0102】上述したように、図2の実施の形態におい
ては、ダイレクト機能だけでなく、ジャンル機能、予約
登録機能及びリトライ機能等を実現することが可能であ
る。これらの機能を実現するために、上述したように、
バッファRAM34内には、予め所定のIT番組の放送チ
ャンネル(又はオンライン番組)とDP及びUICに関
するデータを記億しておく必要がある。
【0103】例えば、ジャンル機能を達成するために
は、番組種別(DP)を用いて番組をジャンル別に分類
する。例えば、DP=35ならば天気、DP=36なら
ばニュース、DP=37ならばスポーツというようにジ
ャンル別の設定を行い、予めバッファRAM34内に所定
の番組の放送チャンネル(又はオンライン番組)とDP
及びUICに関するデータを記憶しておく。このように
DPによるジャンルの分類を実施するためには、予め受
信機メーカーと放送局及びIT番組制作会社等との間で
DPの取り扱いに関する取り決めが必要である。
【0104】即ち、ジャンル機能を達成する場合には、
登録UIC情報に代えて、登録DP情報を用いればよい
ことは明らかである。
【0105】また、予約機能を達成するためには、IT
受信機はユーザーの操作によって、所望するIT番組の
DP,UICに関するデータを予約登録可能な機能を有
している必要がある。
【0106】また、リトライ機能を実現するためには、
バッファRAM34内に受信中のIT番組の放送チャンネ
ル又はオンライン番組とDP,UICに関するデータを
随時記憶するようにしておく。記憶可能な番組数は1つ
又は複数で、ユーザー操作によって次のIT番組を受信
した場合には、DP,UICに関するデータを更新する
ように制御する。そして、ユーザーによりリトライキー
が操作された場合には、CPU2はプログラムROM5
の内容に従って動作し、バッファRAM34のデータを抽
出して、放送チャンネルの切り換え又はオンライン番組
の場合には所定の電話番号への発呼による回線接続を行
って、DP,UICが一致するIT番組を受信する。ま
た、バッファRAM34のデータは受信機の電源をOFF
しても保存されるようにしておくと、予約登録等の操作
の必要もなく、電源ON後に簡単な操作のみで再度見た
いIT番組を見ることができ便利である。
【0107】これらの各機能を達成するためのキー操作
に応答して、ステップS53における登録UCI情報、登
録DP情報の読出し、ステップS57の登録UCI情報、
登録DP情報の保存、及びステップS59の登録UCI情
報、登録DP情報の更新等を行うことによって、各機能
を達成することができることは明らかである。
【0108】図4は本発明の他の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。図4において図3と同一の手順につ
いて同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は
図2と同様のハード構成によって実現可能であり、CP
U2の制御が異なるのみであるので、ハード構成につい
ては図示を省略する。
【0109】本実施の形態は、IT受信機側にUIC検
索機能を備えた例である。本実施の形態においては、図
1及び図2の実施の形態のように放送局側からUIC変
更に関する情報を送信する必要はなく、IT受信機での
受信処理のみの対応でダイレクト機能等の各種機能を実
現することができる。但し、IT番組の内容の変更に伴
うUICの変更方法に関して、放送局及び受信機メーカ
ー等の間で取り決めが必要である。
【0110】例えば、図4はIT番組の内容の変更に伴
ってUICを変更する場合には、元のUICに1加算し
た値を新たなUICとして使用するように設定した場合
の例を示している。
【0111】図4のステップS64はタイマーカウントに
1を加算する処理である。ステップS65はカウント値か
ら所定時間の経過を判断する。ステップS65において、
所定時間経過していないものと判断された場合には、処
理はステップS52に戻り、ステップS51において所定の
キーが押下されたか否かが判定され、更に、ステップS
54でバッファRAM34に番組データが保存されているか
否かが判定される。
【0112】即ち、所定のキーのキー操作から所定時間
経過後までに、キー操作に対応するIT番組の番組デー
タがバッファRAM34に格納されたか否かが判定される
ようになっている。所定のキーのキー操作から所定時間
経過してもIT番組データが保存されない場合には、放
送局が放送するIT番組のUICが変更されたものと判
断するのである。
【0113】ステップS66はタイマーカウントをクリア
する処理であり、ステップS67は、放送局等との取り決
めに応じて、登録UIC情報に1加算する処理である。
【0114】なお、本実施の形態においては、経過時間
を計数するタイマー機能はソフトウェアによって構成す
る。例えば作業RAM6の所定の領域のデータを所定時
間経過毎にソフトウェアで一旦読み出し、そのデータを
+1だけインクリメントして再度上書きすることでタイ
マーカウンタを実現する。
【0115】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0116】いま、例えば放送局からIT番組AがDP
=30でUIC=100で送信されるものとする。受信
機の電源が投入されると(ステップS50)、CPU2は
ステップS51において、ユーザーによるダイレクトキ
ー、ジャンルキー、予約キー又はリトライキー等の所定
キーの操作が行われたか否かを検出する。キーが押下さ
れていない場合には、図3と同様に、ステップS52,S
62.S63において、データが取込まれて、IT番組デー
タがバッファRAM34に書込まれて記憶される。
【0117】IT番組データの受信(ステップS62)を
繰り返し実行しながら、ステップS51においてユーザー
のキー操作を検出する。ここで、ユーザーが所定のキー
を操作すると、処理がステップS53に移行して、バッフ
ァRAM34に書込まれている登録UIC情報のうち操作
されたキーに対応するUIC情報を読出す。
【0118】例えば、IT番組Aに対応するキー操作が
行われたものとすると、CPU2はキー操作に対応する
UICが100であることを知り、UICが100のI
T番組データがバッファRAM34に格納されているか否
かを判断する(ステップS54)。IT番組データが記憶
されている場合には、このIT番組データを読出して、
ステップS55において表示処理を行い、表示画面上にI
T番組Aの文字図形画像を映出させる。
【0119】こうして、IT番組Aの画面表示が行われ
る。ここで、IT番組Aの内容の変更に伴って、放送局
がIT番組AのUICをUIC使用の取り決めに対応し
て、101に変更するものとする。
【0120】このIT番組Aの番組データはステップS
52,S62,S63において、バッファRAM34に書込まれ
て保存される。こうして、バッファRAM34には新たな
IT番組Aの番組データが保存される。
【0121】ユーザーの所定キーの操作時点において、
所望するIT番組データが受信されていない場合には、
ステップS64においてタイマーカウンタを+1インクリ
メントする。そして、ステップS65からステップS52に
処理を移行して、再度データの取込みを行い、バッファ
RAM34に番組データを保存する(ステップS63)。
【0122】しかし、IT番組AはUICが101に変
更されているので、UIC100に対応したキー操作を
行っても、ステップS54においてキー操作に対応した番
組データは存在しないものと判断される。これにより、
ステップS64においてタイマーカウントは更にインクリ
メントされる。
【0123】タイマーカウント値が所定の上限値に達っ
してIT番組Aの番組データが所定時間受信されないこ
とを検出すると、現在このUICのIT番組は送信され
ていないものと判断し、処理をステップS65からステッ
プS66に移行して、タイマーカウント値をクリアする。
更に、登録UIC情報を+1インクリメントして保存す
る(ステップS67)。また、更新前のUIC情報に対応
した番組データの一部がバッファRAM34に存在する場
合には、その番組データを消去する(ステップS61)。
【0124】こうして、ステップS53においては、更新
された登録UIC情報が読出され、UICが101の番
組データがバッファRAM34に格納されているか否かが
判断される(ステップS54)。これにより、更新後の新
たなIT番組Aが表示される。
【0125】番組データの内容が更に変更される場合に
も同様に、UICはUIC使用の取り決めの範囲内で増
加する。即ち、IT受信機は、UICを+1ずつインク
リメントしながら、IT番組データの受信を行う。
【0126】このように、本実施の形態においては、放
送局側で所定の取り決めに従ってUICを変更すると共
に、受信側において、正常に受信が行われない場合に
は、取り決めに応じてUICを変更することによって正
しいUICを指定可能にしている。これにより、ダイレ
クト機能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ機
能等を実現して、操作性を向上させることができる。
【0127】このように、放送局はUICの使用に関す
る取り決めに従ってUICを変更してIT番組を送信す
るだけでよく、IT受信機にUIC自動検索機能を備え
ることで、キーにUICを割り当てた場合でも、UIC
の変更に拘わらず、簡単なキー操作によって所望のIT
番組を受信することができる。
【0128】また本実施の形態ではIT受信機は登録U
ICを自動的に+1して受信処理を行うので、所望する
番組が受信されるまで、あるいは所望するIT番組が送
信されていないと判断されるまでに待ち時間が発生す
る。IT受信機はUICを複数回変更して受信処理を行
うので待ち時間は長くなってしまう。しかし、IT番組
は階層構造になっているので、従来のIT受信機を用い
て所望するIT番組を受信するためには複数のIT番組
を受信表示しなければならない。これに対し、本実施の
形態ではユーザーはダイレクトキー、ジャンルキー、予
約キー、リトライキー等の所定キー押下の簡単な操作の
みによってIT番組を指定することができ、また、階層
構造のIT番組を直接指定することができるので、従来
に比べて、所望するIT番組を受信表示させるまでに要
する時間を短縮することができる。
【0129】なお、所望するIT番組が受信されるまで
の間には、「しばらくお待ち下さい」というメッセージ
を表示させ、所定時間所望するIT番組が受信されない
場合には「現在この番組は送られていません」というメ
ッセージ画面を表示し、所定時間経過してもIT番組が
受信されない場合には、登録UIC情報のインクリメン
トに併せて「番組内容が変更されました。もうしばらく
お待ち下さい」というメッセージ画面を表示するか又は
「検索中です」等のメッセージ画面を表示するようにし
てもよい。これにより、ユーザーの不安を解消して誤操
作等を防止することができる。
【0130】なお、本実施の形態ではUICを順次+1
して変更するという取り決めがなされるものとして説明
したが、他の取り決めであってもよいことは明らかであ
る。
【0131】また、上記実施の形態ではDPは変更され
ないものとして説明したが、DPが変更される場合にも
同様に、DPの送信に関する取り決めに対応して受信機
側にDP自動検索機能を備えることによって対応可能で
ある。
【0132】図5は本発明の他の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。
【0133】本実施の形態は、所定キーの操作によって
オンライン系IT番組を受信する場合の例である。
【0134】本実施の形態は、応答サーバ側にUIC変
換テーブルを備え、応答サーバ側でユーザーの所望する
IT番組を送出するように管理するようになっている。
IT受信機としては、応答サーバからのデータ受信時に
はUICの一致/不一致を確認しないようにしたものを
採用する。他の構成は、従来例におけるIT受信機と同
様でよい。
【0135】図5は応答サーバの処理を示している。ス
テップS11は所定のIT番組のUICが変更されたか否
かを判定する処理である。IT番組のUICが変更され
ると、次のステップS12において、IT番組とDP,U
ICとの対応を示すUIC変換テーブルを更新するよう
になっている。ステップS13は、UIC変換テーブルに
基づいて、IT番組の番組データを送信する処理を示
す。
【0136】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0137】従来、応答サーバは、例えばUICが20
0のIT番組が存在しない場合には、UICが200の
ITサーバがIT受信機から電話回線を介して要求され
ると、不存在を理由に、NG(不良)であることを示す
データのみをIT受信機に返して電話回線を切断してい
た。この場合には、IT受信機は、例えば「この番組は
ありません」等のメッセージ画面を表示していた。
【0138】これに対し、本実施の形態においては、応
答サーバは、IT番組CのUICが変更されると、この
変更に基づいてUIC変換テーブルを更新する(ステッ
プS12)。なお、UIC変換テーブルは、例えば1週間
分のUICの変更履歴等を保存するものである。UIC
変換テーブルには、例えば、UIC=200は201に
更新し、UIC=210は211に更新後、更に212
に更新するといった内容が記憶される。
【0139】いま、応答サーバにオンラインIT番組C
(DP=65,UIC=200)が用意されていたが、
番組内容の変更に伴い、IT番組CのUICが201に
変更されたものとする。この変更は、応答サーバ内のU
IC変更テーブルに記憶される。
【0140】ユーザーがIT受信機のダイレクトキー等
の所定キーを操作するものとする。そうすると、この操
作に基づいてIT受信機は電話回線を介して応答サーバ
にUICが200のIT番組の番組データの送信を要求
する。応答サーバは、UIC変換テーブルを参照して、
送信要求されたUICが200のIT番組はUICが2
01に変更されていることを認識し、UICが201の
IT番組の番組データを送出する。
【0141】IT受信機は、要求した番組とは異なるU
ICの番組データを受信する。しかし、IT受信機はU
ICの確認機能がないので、受信されたIT番組データ
に対して表示処理を行う。これにより、ユーザーが指定
したIT番組Cに基づく文字図形画像を視聴することが
できる。
【0142】また、UICが201のIT番組データの
受信時に既にUICが200のIT番組Cを表示中であ
ることもある。この場合でも、IT受信機はIT番組C
の番組データとしてUICが201の番組データを受信
するので、バッファRAM内の受信データは破壊される
ことはなく、また、画面に誤表示されることもない。
【0143】このように、本実施の形態においては、応
答サーバ側にUIC変換テーブルを備えることにより、
ダイレクト機能、ジャンル機能、予約登録機能及びリト
ライ機能等を実現して、操作性を向上させることができ
る。また、IT受信機としては、データ受信時はUIC
の一致/不一致を確認しないようにするだけでよく、従
来のIT受信機と同様の構成よって構成することがで
き、比較的容易に実現可能である。
【0144】なお、本実施の形態においては、IT受信
機はUIC情報をバッファRAMに記憶するようにして
もよい。この場合には、IT受信機は、UICの一致を
確認せずにIT番組を表示後、バッファRAM内の登録
UICデータを更新して保存するようにする。また更新
前のUICの番組データが受信済みでバッファRAM内
に存在する場合には、その番組データを消去するように
してもよい。
【0145】図6は本発明の他の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。図6において図3と同一の手順には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態もオン
ライン系IT番組の受信操作を容易にするためのもので
ある。
【0146】本実施の形態は、図2のIT受信機と同様
の構成のIT受信機によって実現可能であり、ハード構
成については図示を省略する。本実施の形態において
も、図2の実施の形態と同様に、応答サーバにおいて、
IT番組送信に併せて、UIC情報データを送信する。
このUIC情報データは例えば、現在放送中のIT番組
に割り当て可能なUICの種類を示すものである。例え
ば、現在放送中のIT番組がUIC=100,200,
300の3種類であることを受信機に認識させることを
可能にするデータ構成を有する。
【0147】そして、応答サーバは、任意のある時刻に
UIC情報を送出して、所定のIT番組のUICの変更
等を通知する。例えば、IT番組のUIC=100(変
更無し)、UIC200を201に変更又はUIC30
0を303に変更といった情報を送信するようになって
いる。
【0148】図6のステップS70はモデム12(図2参
照)によって回線接続を行う処理である。ステップS71
は電話回線を介して応答サーバにUIC情報を要求する
処理である。ステップS72は登録UIC番組を要求する
処理であり、ステップS73は回線を切断する処理であ
る。
【0149】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0150】ステップS50において受信機の電源が投入
されると、CPU2は、ステップS51においてユーザー
によるダイレクトキー、ジャンルキー、予約キー、リト
ライキー等の所定キーの押下操作を検出する。いま、例
えば、ダイレクトキーに所定のオンライン系IT番組の
DP,UICが割り当てられているものとする。ダイレ
クトキーの押下操作が検出されると、CPU2は、バッ
ファRAM34内の登録DP情報データを参照して、ダイ
レクトキーに対応したDPが放送系IT番組であるか、
オンライン系IT番組であるかを判断する。
【0151】ダイレクトキーに対応した番組がオンライ
ンIT番組であると判断した場合には、CPU2はステ
ップS70において、モデム12を制御して電話回線に接続
処理を行う。そして、CPU2は、ステップS71で、応
答サーバに対してUIC情報データを要求する。
【0152】応答サーバは、この要求に応答してUIC
情報データを電話回線を介して送出する。IT受信機
は、このUIC情報データを受信すると、処理をステッ
プS56からステップS57に移行して、受信したUIC情
報をバッファRAM34内の所定の領域に上書き保存す
る。なお、この所定の領域は、UIC情報を前回上書き
保存した領域とは異なる領域に設定される。
【0153】CPU2はステップS60において、バッフ
ァRAM34に既に格納されていた登録UIC情報データ
と今回受信して保存したUIC情報データとを比較し
て、UIC情報が変更されているか否かを判断する。U
IC情報が変更されていない場合には、CPU2は、ス
テップS53において、ダイレクトキーに対応した登録U
IC情報データをバッファRAM34内から読出す。ま
た、UIC情報データが変更されている場合には、ステ
ップS61において更新前のUICに対応した番組データ
の一部又は全部がバッファRAM34に存在するならば、
その番組データを消去した後、更新された登録UIC情
報データをバッファRAM34内から読出す。
【0154】ステップS54では、最新のUIC情報によ
って指定されたUICのIT番組がバッファRAM34内
に保存されているか否かが判断される。バッファRAM
34内に既に指定されたIT番組データが受信されている
場合には、ステップS54からステップS73に処理を移行
して回線を切断し、ステップS55で表示処理を行う。
【0155】一方、指定されたIT番組データがバッフ
ァRAM34内に格納されていない場合には、CPU2は
応答サーバに対して、ステップS72において更新された
UICのIT番組を要求する。要求したUICのIT番
組データが応答サーバ内に存在する場合には、応答サー
バは、先ず受信機に対してOK(良好)を示すデータ
(以下、プラスレスポンスという)を返し、逆に応答サ
ーバ内に要求されたIT番組データが存在しない場合に
は、応答サーバは受信機に対してNGを示すデータ(以
下、マイナスレスポンスという)を返す。なお、これら
のプラスレスポンス及びマイナスレスポンスは、OK又
はNGを示すだけのデータであって、データ量は小さ
い。
【0156】IT受信機は、プラスレスポンスを受信後
にIT番組データの受信を行い(ステップS62)、取り
込んだデータが正常に受信されて、IT番組データであ
ると判断されると、バッファRAM34内に保存する(ス
テップS63)。次に、CPU2は電話回線を切断し(ス
テップS73)、ステップS55において表示処理を行う。
【0157】図6においては、ダイレクトキー等の所定
キーの押下前の登録UIC情報の更新について説明した
が、所定キー押下後の場合も同様である。
【0158】いま、ユーザーによって所定キーが押下さ
れて、既に所定のIT番組が表示画面上に表示されてい
るものとする。この状態で、応答サーバによって表示中
のIT番組の内容が変更され、これに伴ってUICが変
更されて送出されるものとする。IT受信機は、ステッ
プS56においてUIC情報データを受信し、ステップS
59において登録UIC情報を更新すると、ステップS61
において更新前の番組データを消去する。
【0159】これにより、表示中のIT番組は表示が中
断される。しかし、ステップS52においてデータ取り込
みが行われ、ステップS63において更新後の番組データ
が保存されると、再度ステップS55において表示処理が
行われる。
【0160】なお、応答サーバによってUIC情報が変
更されて送信された場合でも、例えば翌日は元のUIC
で送信が行われるので、登録UIC情報を更新をした場
合には、更新前のUIC情報又は初期設定時のUIC情
報は別途バッファRAM内に保存しておき、受信機の電
源投入時にその初期UIC情報データを読み出して登録
UIC情報とする構成としておくことが必要である。
【0161】なお、上記実施の形態ではDPは変更され
ないものとして説明したが、DPが変更される場合も同
様に、UIC情報データ内でDP及びUICの変更内容
を定義して送出し、受信機は登録DP及びUICデータ
を更新することで実現される。
【0162】なお、UIC情報データに関しては応答サ
ーバ会社及び受信機メーカー等でフォーマットの取り決
めを行っておく必要がある。
【0163】このように本実施の形態においては、応答
サーバが送信するUIC情報に基づいて、IT番組とU
ICとの対応を更新するようになっており、ダイレクト
機能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ機能等
を実現して、操作性を向上させることができる。
【0164】また、UIC情報データはIT番組データ
に比較してデータ量が少なく、IT受信機の受信待ち時
間及び受信に要する電話代の増加は小さい。また応答サ
ーバ側は現在のIT番組の送出に加えて、UIC情報デ
ータを送出するのみであり、比較的容易に実現可能であ
る。
【0165】図7は本発明の他の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。図7において図4と同一の手順には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態もオン
ライン系IT番組の受信操作を容易にするためのもので
ある。
【0166】本実施の形態は、図2のIT受信機と同様
の構成のIT受信機によって実現可能であり、ハード構
成については図示を省略する。本実施の形態は、図4の
実施の形態と同様に、IT受信機側にUIC検索機能を
備えた例である。但し、IT番組の内容の変更に伴うU
ICの変更方法に関して、応答サーバ会社及び受信機メ
ーカー等の間で取り決めが必要である。
【0167】例えば、図7はIT番組の内容の変更に伴
ってUICを変更する場合には、元のUICに1加算し
た値を新たなUICとして使用するように設定した場合
の例を示している。
【0168】図7のステップS70はモデム12(図2参
照)によって回線接続を行う処理である。ステップS72
は登録UIC番組を要求する処理であり、ステップS73
は回線を切断する処理である。
【0169】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0170】いま、例えば応答サーバからIT番組Cが
DP=65でUIC=200で送信されるものとする。
受信機の電源が投入されると(ステップS50)、CPU
2はステップS51において、ユーザーによるダイレクト
キー、ジャンルキー、予約キー又はリトライキー等の所
定キー操作が行われたか否かを検出する。所定キーが押
下されると、CPU2は、所定キーに対応した登録DP
情報によって、所定キーの操作がオンライン系IT番組
の受信を指示していることを検出し、モデム12を制御し
て電話回線との回線接続を行い(ステップS70)、ステ
ップS53においてバッファRAM34に書込まれている登
録UIC情報のうち操作されたキーに対応するUIC情
報を読出す。
【0171】例えば、IT番組Cに対応するキー操作が
行われたものとすると、CPU2はキー操作に対応する
UICが200であることを知り、UICが200のI
T番組データの送出を応答サーバに要求する(ステップ
S72)。
【0172】応答サーバは、受信機に対して、指定され
たUICの番組データが存在する場合にはプラスレスポ
ンスを返し、データが存在しない場合にはマイナスレス
ポンスを返す。IT受信機は、ステップS74においてこ
のレスポンスを受信し、応答サーバに指定したUICの
番組データが存在するか否かを判断する。
【0173】いま、応答サーバ内に指定したUIC=2
00のIT番組データが存在する場合には、CPU2
は、UICが200のIT番組データがバッファRAM
34に既に格納されているか否かを判断する(ステップS
54)。IT番組データが記憶されている場合には、この
IT番組データを読出して、ステップS73において回線
を切断した後、ステップS55において表示処理を行い、
表示画面上にIT番組Aの文字図形画像を映出させる。
【0174】バッファRAM34内にUIC=200のI
T番組データが存在しない場合には、ステップS62にお
いて応答サーバからUICが200のIT番組データを
受信し、ステップS63でバッファRAM34に保存する。
そして、ステップS73で回線を切断した後、表示処理を
行う(ステップS55)。
【0175】こうして、IT番組Cの画面表示が行われ
る。ここで、IT番組Cの内容の変更に伴って、応答サ
ーバがIT番組CのUICをUIC使用の取り決めに対
応して、201に変更するものとする。
【0176】そうすると、応答サーバ内には、ステップ
S72においてIT受信機が指定したUIC=200のI
T番組データは存在しない。従って、応答サーバからは
マイナスレスポンスが送信され、CPU2は処理をステ
ップS74からステップS67に移行する。
【0177】ステップS67では、CPU2は、バッファ
RAM34内の登録UIC情報を+1インクリメントして
保存する。次に、CPU2は、更新前のUIC(20
0)の番組データの一部又は全部が既に受信済みでバッ
ファRAM34に格納されている場合には、ステップS60
からステップS61に処理を移行して、その番組データを
消去する。
【0178】次に、CPU2はステップS72に処理を戻
して、更新されたUIC情報によるUIC=201のI
T番組データを応答サーバに要求する。この場合には、
応答サーバにUICが201のIT番組データが存在す
るので、IT受信機はプラスレスポンスを受信すること
になり、ステップS74から処理がステップS54に移行し
て、UICが201のIT番組データの受信表示処理が
行われる。これにより、更新後の新たなIT番組Cが表
示される。
【0179】番組データの内容が更に変更される場合に
も同様に、UICはUIC使用の取り決めの範囲内で増
加する。即ち、IT受信機は、UICを+1ずつインク
リメントしながら、IT番組データの受信を行う。
【0180】このように、本実施の形態においては、応
答サーバ側で所定の取り決めに従ってUICを変更する
と共に、受信側において、正常に受信が行われない場合
には、取り決めに応じてUICを変更することによって
正しいUICを指定可能にしている。これにより、ダイ
レクト機能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ
機能等を実現して、操作性を向上させることができる。
また、応答サーバからのプラスレスポンス及びマイナス
レスポンスはデータ量が小さいので、所望するUICの
IT番組を検索するために、番組要求及びプラス/マイ
ナスレスポンスの送受信を複数回繰り返しても、時間の
経過は少なく、短時間で所望するIT番組を受信するこ
とができ、電話代を節約することができる。
【0181】このように、応答サーバはUICの使用に
関する取り決めに従ってUICを変更してIT番組を送
信するだけでよく、IT受信機にUIC自動検索機能を
備えるだけで容易に実現することができ、キーにUIC
を割り当てた場合でも、UICの変更に拘わらず、簡単
なキー操作によって所望のIT番組を受信することがで
きる。
【0182】なお、本実施の形態においても、UICの
変更についての取り決めは、順次+1ずつインクリメン
トするもの以外にも自由に設定可能であることは明らか
である。また、上記実施の形態ではDPは変更されない
ものとして説明したが、DPが変更される場合も同様
に、DPの送出に関する取り決めに対応して受信機側に
DP自動検索機能を備えればよいことは明らかである。
【0183】図8は本発明の他の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。図8において図3及び図6と同一の
手順には同一符号を付して説明を省略する。
【0184】本実施の形態は、図2及び図6の実施の形
態を組み合わせたもので、オンライン系IT番組のUI
C情報データをTV放送波に重畳して送信するものであ
る。本実施の形態においても、図2の実施の形態と同様
に、放送局からIT番組送信に併せて、UIC情報デー
タを送信する。このUIC情報データは、放送系IT番
組のUIC情報以外に、オンライン系IT番組のUIC
情報も含むものである。なお、UIC情報の変更等に関
して、放送局、応答サーバ会社及び受信機メーカー等の
間で取り決めが必要であることも図2及び図6の実施の
形態と同様である。
【0185】また、本実施の形態は図2の同様のハード
構成で実現することができ、図示を省略する。
【0186】なお、本実施の形態のUIC情報において
は、例えば放送系UICが100〜300で、オンライ
ン系UICが400〜500であること等の情報を受信
機に認識可能にするデータ構成を有する。放送局は、任
意の時刻に、UICの変更を示す情報、例えば、放送系
UICの200を201に変更、300を303に変更
(その他変更無し)、オンライン系UICの400を4
05に変更(その他変更無し)する等のUIC情報を送
出する。
【0187】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0188】ステップS50において受信機の電源が投入
されると、CPU2は、ステップS51においてユーザー
によるダイレクトキー、ジャンルキー、予約キー、リト
ライキー等の所定キーの押下操作を検出する。キー操作
が行われていない場合には、ステップS52においてCP
U2はデータの取り込みを行う。
【0189】CPU2は次のステップS56において、受
信データがUIC情報データであるか否かを検出する。
UIC情報データでない場合には、所定キーが押下さ
れるまで、再度データの取込みを実行する(ステップS
52)。UIC情報データが受信された場合には、ステッ
プS56からステップS57に処理を移行して、バッファR
AM34内の所定の領域にUIC情報データを上書き保存
する。
【0190】CPU2はステップS58においてバッファ
RAM34内に記憶されていた登録UIC情報データと新
たに書込んだUIC情報データとを比較して、UIC情
報が更新されているか否かを判断する。UIC情報デー
タが変更されていない場合には、データの取り込みを続
ける(ステップS52)。
【0191】UIC情報データが変更されている場合に
は、CPU2は、ステップS59において登録UICデー
タを更新して保存し、更新前のUICによって示される
番組データの一部又は全部がバッファRAM34内に存在
する場合には、ステップS61でその番組データを消去す
る。次いで、所定キーが押下されるまで、再度データの
取込みを続ける。こうして、IT受信機は、所定の時間
間隔でUIC情報データを受信して、予めバッファRA
M34内に蓄えておく。
【0192】ここで、ユーザーによって所定キーが押下
されるものとする。CPU2は処理をステップS70に移
行し、バッファRAM34内の登録DPデータを参照し
て、所定のキー操作に対応した番組が放送系IT番組で
あるか、又はオンライン系IT番組であるかを判断す
る。そして所望する番組がオンラインIT番組であると
判断した場合には、電話回線に接続処理を行う。
【0193】次にステップS53において、CPU2は所
定キーに対応した登録UICデータをバッファRAM34
内から読出し、そのUICに対応するIT番組データが
バッファRAM34内に格納されているか否かを判断する
(ステップS54)。指定したIT番組データがバッファ
RAM34内に存在する場合には、ステップS73で電話回
線を切断し、ステップS55で表示処理を行う。
【0194】一方、ステップS54において、IT番組デ
ータがバッファRAM34内に格納されていないものと判
断された場合には、CPU2はステップS72において、
応答サーバに対して所望するUICのIT番組データの
送出を要求する。要求されたUICのIT番組データが
応答サーバ内に存在する場合には、応答サーバは受信機
に対してプラスレスポンスを返す。
【0195】受信機は、ステップS62においてプラスレ
スポンスを受信後にIT番組データの受信を行い、取り
込んだデータが正常に受信されて、IT番組データであ
ると判断された場合には、バッファRAM34内に保存す
る(ステップS63)。次いで、CPU2は電話回線を切
断して表示処理を行う(ステップS73,S55)。
【0196】他の作用は図2及び図6の実施の形態と同
様である。
【0197】なお、UIC情報データに関しては放送局
と応答サーバ会社及び受信機メーカー他でフォーマット
の取り決めを行う必要がある。
【0198】このように、本実施の形態においては、放
送系IT番組及びオンライン系IT番組のUIC情報を
放送局が送信し、受信側でこのUIC情報を取込んで、
各キーに対応するUICを設定するようになっており、
番組内容の変更に伴ってUICが変更される場合でも、
各キーの操作によってIT番組を確実に指定することが
できる。
【0199】また、応答サーバ側はUICの使用に関し
て応答サーバ会社及び受信機メーカー等の間での取り決
めに従って運用するのみであり、また放送局側は現在の
IT放送に加えて、UIC情報データを送出するのみで
あり、比較的容易に実現可能である。更にUIC情報デ
ータはIT番組データに比較してデータ量が少なく、U
ICが変更されても番組数は増加しないので、IT受信
機の受信待ち時間の増加は小さい。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、番
組内容の変更に伴って各IT番組の番組種別(DP)及
び番組番号(UIC)が変更された場合でも、ダイレク
ト機能、ジャンル機能、予約登録機能及びリトライ機能
等の機能を有して、操作性を向上させることができると
共に、IT番組受信までの待ち時間を短縮し電話代を低
減することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る番組データ伝送方法の一実施の形
態を示すフローチャート。
【図2】本発明に係る番組データ受信機の一実施の形態
を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図9】IT放送サービスのシステムを示す説明図。
【図10】IT受信機の構成を示すブロック図。
【図11】IT放送の階層構造を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
2…CPU、20…テレビジョン信号受信処理部、31…文
字情報復号部、34…バッファRAM、35…プログラムR
OM

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の番組の番組データを伝送する処理
    と、 前記番組データを特定するための対応情報を前記所定の
    番組の内容の変更に伴って更新して所定のタイミングで
    伝送する処理とを具備したことを特徴とする番組データ
    伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記番組データは、テレビジョン電波に
    多重化されて伝送されることを特徴とする請求項1に記
    載の番組データ伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記番組データは、所定の通信回線によ
    って伝送されることを特徴とする請求項1に記載の番組
    データ伝送方法。
  4. 【請求項4】 所定の番組の番組データを所定の通信回
    線を介して伝送する処理と、 前記番組データを特定するための対応情報を前記所定の
    番組の内容の変更に伴って更新する処理と、 前記対応情報によって所定の番組の送信が指定される
    と、前記更新する処理によって更新した情報に基づいて
    前記伝送する処理によって伝送する番組データを選択す
    る処理とを具備したことを特徴とする番組データ伝送方
    法。
  5. 【請求項5】 前記番組データを特定するための対応情
    報は、番組番号であることを特徴とする請求項1又は4
    のいずれか一方に記載の番組データ伝送方法。
  6. 【請求項6】 所定の番組の番組データを受信して記憶
    する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に格納された前記番組データに基づ
    く提示を行う提示手段と、 前記番組データに付加された前記番組データを特定する
    ための対応情報を記憶する第2の記憶手段と、 所定の操作によって前記第2の記憶手段に記憶された前
    記対応情報を呼び出すことにより前記第1の記憶手段に
    格納された前記番組データを前記提示手段に供給する操
    作手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された前記対応情報が更新さ
    れた場合には、前記操作手段の前記所定の操作と前記対
    応情報との対応を更新すると共に、前記第1の記憶手段
    に記憶する前記番組データを更新する更新手段とを具備
    したことを特徴とする番組データ受信機。
  7. 【請求項7】 前記第2の記憶手段は、前記番組データ
    を特定するための対応情報が前記番組データに付加され
    て伝送されることによって、内容が更新されることを特
    徴とする請求項6に記載の番組データ受信機。
  8. 【請求項8】 前記更新手段は、前記所定の操作に応答
    した前記番組データが前記第1の記憶手段に記憶されて
    いないことを検出することによって、前記第2の記憶手
    段に格納する前記番組データを特定するための対応情報
    を更新することを特徴とする請求項6に記載の番組デー
    タ受信機。
  9. 【請求項9】 前記番組データを特定するための対応情
    報は、番組番号であることを特徴とする請求項6に記載
    の番組データ受信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001358669A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Toshiba Corp データ放送を利用した予約サービス方法及びその方法を実行するためのプログラムが記録された記録媒体
JP2002044547A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Sharp Corp デジタルテレビ放送受信装置
JP2003162244A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Yasuteru Yamamoto 広告表示システム、広告表示方法、及び、広告供給方法

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