JP2000022637A - 光空間伝送装置 - Google Patents
光空間伝送装置Info
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- JP2000022637A JP2000022637A JP10191829A JP19182998A JP2000022637A JP 2000022637 A JP2000022637 A JP 2000022637A JP 10191829 A JP10191829 A JP 10191829A JP 19182998 A JP19182998 A JP 19182998A JP 2000022637 A JP2000022637 A JP 2000022637A
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- reflected
- cube reflector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、光空間伝送装置に関し、例えばコ
ンサートホール等において、送信装置から受信装置に向
けて映像信号等を伝送する場合に適用して、簡易に1対
多通信を実施できるようにする。 【解決手段】 受信装置3A〜3Eより送信装置2に向
けて光ビームL1A〜L1Eを送出し、この光ビームL
1A〜L1Eを強度変調してコーナーキューブリフレク
タ21により送り返す。
ンサートホール等において、送信装置から受信装置に向
けて映像信号等を伝送する場合に適用して、簡易に1対
多通信を実施できるようにする。 【解決手段】 受信装置3A〜3Eより送信装置2に向
けて光ビームL1A〜L1Eを送出し、この光ビームL
1A〜L1Eを強度変調してコーナーキューブリフレク
タ21により送り返す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光空間伝送装置に
関し、例えばコンサートホール等において、送信装置か
ら受信装置に向けて映像信号等を伝送する場合に適用す
ることができる。本発明は、受信装置より送信装置に向
けて光ビームを送出し、この光ビームを強度変調してコ
ーナーキューブリフレクタにより送り返すことにより、
簡易に1対多通信を実施できるようにする。
関し、例えばコンサートホール等において、送信装置か
ら受信装置に向けて映像信号等を伝送する場合に適用す
ることができる。本発明は、受信装置より送信装置に向
けて光ビームを送出し、この光ビームを強度変調してコ
ーナーキューブリフレクタにより送り返すことにより、
簡易に1対多通信を実施できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、光空間伝送装置は、例えばビルの
屋上等に配置した同種の機器との間で相互に光ビームを
照射することにより、空間を伝送する光ビームを介して
所望の情報を送受するようになされている。
屋上等に配置した同種の機器との間で相互に光ビームを
照射することにより、空間を伝送する光ビームを介して
所望の情報を送受するようになされている。
【0003】このような光空間伝送装置は、レーザービ
ームを変調して情報信号を送受することにより、情報信
号を広帯域により伝送でき、また電波法等の規制を受け
ることなく、秘話性の高い通信を実行することができ
る。
ームを変調して情報信号を送受することにより、情報信
号を広帯域により伝送でき、また電波法等の規制を受け
ることなく、秘話性の高い通信を実行することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでコンサートホ
ール等のイベント会場においては、1の地点で取得した
映像を複数の地点で同時に表示する場合がある。このよ
うなイベント会場において、この種の光空間伝送装置を
適用することができれば、ケーブルの敷設等の作業を省
略できることにより、便利であると考えられる。
ール等のイベント会場においては、1の地点で取得した
映像を複数の地点で同時に表示する場合がある。このよ
うなイベント会場において、この種の光空間伝送装置を
適用することができれば、ケーブルの敷設等の作業を省
略できることにより、便利であると考えられる。
【0005】ところが実際上、従来の光空間伝送装置に
おいては、装置間で相互に光ビームの出射方向を調整し
て設置する必要があり、この調整作業が煩雑な問題があ
る。また1対1の通信を基本としていることにより、1
の地点で取得した映像を複数の地点で同時に表示するよ
うな場合には、これら複数の地点に対応する組数だけ機
器が必要になり、その分全体の設備が煩雑になる問題が
ある。
おいては、装置間で相互に光ビームの出射方向を調整し
て設置する必要があり、この調整作業が煩雑な問題があ
る。また1対1の通信を基本としていることにより、1
の地点で取得した映像を複数の地点で同時に表示するよ
うな場合には、これら複数の地点に対応する組数だけ機
器が必要になり、その分全体の設備が煩雑になる問題が
ある。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易に1対多通信を実施することができる光空間伝
送装置を提案しようとするものである。
で、簡易に1対多通信を実施することができる光空間伝
送装置を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入射した光ビームを入射方向に反
射するコーナーキューブリフレクタと、このコーナーキ
ューブリフレクタで反射されて出射される光ビームを強
度変調する変調手段とを備えるようにする。
め本発明においては、入射した光ビームを入射方向に反
射するコーナーキューブリフレクタと、このコーナーキ
ューブリフレクタで反射されて出射される光ビームを強
度変調する変調手段とを備えるようにする。
【0008】また送信装置と受信装置とを備え、この受
信装置が、送信装置に向けて光ビームを出射すると共
に、送信装置で反射されて戻される光ビームを受光し、
その受光結果を復調して送信装置より送出された所望の
情報信号を受信するようにし、送信装置が、入射した光
ビームを入射方向に反射するコーナーキューブリフレク
タと、コーナーキューブリフレクタで反射されて出射さ
れる光ビームを強度変調する変調手段とを有するように
する。
信装置が、送信装置に向けて光ビームを出射すると共
に、送信装置で反射されて戻される光ビームを受光し、
その受光結果を復調して送信装置より送出された所望の
情報信号を受信するようにし、送信装置が、入射した光
ビームを入射方向に反射するコーナーキューブリフレク
タと、コーナーキューブリフレクタで反射されて出射さ
れる光ビームを強度変調する変調手段とを有するように
する。
【0009】入射した光ビームを入射方向に反射するコ
ーナーキューブリフレクタと、このコーナーキューブリ
フレクタで反射されて出射される光ビームを強度変調す
る変調手段とを備えるようにすれば、コーナーキューブ
リフレクタにより入射方向に正しく戻される光ビームを
用いて所望の情報信号を伝送でき、複数の機器より光ビ
ームを照射するだけでこれらの機器に情報信号を送信す
ることができる。
ーナーキューブリフレクタと、このコーナーキューブリ
フレクタで反射されて出射される光ビームを強度変調す
る変調手段とを備えるようにすれば、コーナーキューブ
リフレクタにより入射方向に正しく戻される光ビームを
用いて所望の情報信号を伝送でき、複数の機器より光ビ
ームを照射するだけでこれらの機器に情報信号を送信す
ることができる。
【0010】これにより送信装置と受信装置とを備え、
この受信装置が、送信装置に向けて光ビームを出射する
と共に、送信装置で反射されて戻される光ビームを受光
し、その受光結果を復調して送信装置より送出された所
望の情報信号を受信するようにし、送信装置が、入射し
た光ビームを入射方向に反射するコーナーキューブリフ
レクタと、コーナーキューブリフレクタで反射されて出
射される光ビームを強度変調する変調手段とを有するよ
うにすれば、多数の受信装置と1の送信装置との間で情
報信号を伝送することができる。
この受信装置が、送信装置に向けて光ビームを出射する
と共に、送信装置で反射されて戻される光ビームを受光
し、その受光結果を復調して送信装置より送出された所
望の情報信号を受信するようにし、送信装置が、入射し
た光ビームを入射方向に反射するコーナーキューブリフ
レクタと、コーナーキューブリフレクタで反射されて出
射される光ビームを強度変調する変調手段とを有するよ
うにすれば、多数の受信装置と1の送信装置との間で情
報信号を伝送することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
発明の実施の形態を詳述する。
【0012】図2は、本発明の実施の形態に係る光空間
伝送装置を示すブロック図である。この光空間伝送装置
1は、例えばコンサートホールにおいて、テレビジョン
カメラ4で取得したビデオ信号SV、マイク5で取得し
たオーディオ信号SAを1台の送信装置2より多数の受
信装置3A〜3Eに伝送し、これら受信装置3A〜3E
に配置したモニタ6A〜6E、スピーカ7A〜7Eによ
り試聴できるようになされている。
伝送装置を示すブロック図である。この光空間伝送装置
1は、例えばコンサートホールにおいて、テレビジョン
カメラ4で取得したビデオ信号SV、マイク5で取得し
たオーディオ信号SAを1台の送信装置2より多数の受
信装置3A〜3Eに伝送し、これら受信装置3A〜3E
に配置したモニタ6A〜6E、スピーカ7A〜7Eによ
り試聴できるようになされている。
【0013】ここで図1に示すように、受信装置3A〜
3Eは、同一に構成され、レーザーダイオード10より
それぞれ出射したレーザービームL1A〜L1Eをレン
ズ11により略平行光線に変換した後、ビームスプリッ
タ12により光路を約90度折り曲げ、その後ミラー1
3により約90度反射する。受信装置3A〜3Eは、こ
のミラー13により反射されたレーザービームL1A〜
L1Eをレンズ14により発散光に変換した後、続く凸
レンズ15により略平行光線に変換し、これによりレー
ザーダイオード10より出射されるレーザービームL1
A〜L1Eを所定の広がりにより出射する。
3Eは、同一に構成され、レーザーダイオード10より
それぞれ出射したレーザービームL1A〜L1Eをレン
ズ11により略平行光線に変換した後、ビームスプリッ
タ12により光路を約90度折り曲げ、その後ミラー1
3により約90度反射する。受信装置3A〜3Eは、こ
のミラー13により反射されたレーザービームL1A〜
L1Eをレンズ14により発散光に変換した後、続く凸
レンズ15により略平行光線に変換し、これによりレー
ザーダイオード10より出射されるレーザービームL1
A〜L1Eを所定の広がりにより出射する。
【0014】受信装置3A〜3Eは、各設置箇所におい
て、このレーザービームL1A〜L1Eが送信装置2を
照射するようにその向きが調整されて配置されるように
なされ、このレーザービームL1A〜L1Eの光路を逆
に辿って、送信装置2より送り返されるレーザービーム
L2A〜L2Eをレンズ15により受光する。
て、このレーザービームL1A〜L1Eが送信装置2を
照射するようにその向きが調整されて配置されるように
なされ、このレーザービームL1A〜L1Eの光路を逆
に辿って、送信装置2より送り返されるレーザービーム
L2A〜L2Eをレンズ15により受光する。
【0015】受信装置3A〜3Eは、レーザービームL
1A〜L1Eの光路を逆に辿って、このレーザービーム
L2A〜L2Eをビームスプリッタ12に導き、ビーム
スプリッタ12を透過して凸レンズ16で受光素子17
に集光する。ここで受光素子17は、例えばフォトダイ
オードにより構成され、レーザービームL2A〜L2E
の光量に応じて信号レベルが変化する受光結果を出力す
る。
1A〜L1Eの光路を逆に辿って、このレーザービーム
L2A〜L2Eをビームスプリッタ12に導き、ビーム
スプリッタ12を透過して凸レンズ16で受光素子17
に集光する。ここで受光素子17は、例えばフォトダイ
オードにより構成され、レーザービームL2A〜L2E
の光量に応じて信号レベルが変化する受光結果を出力す
る。
【0016】受信装置3A〜3Eにおいて、受光回路1
8は、この受光結果を電流電圧変換処理して出力し、復
調回路19は、この受光回路18の出力信号を信号処理
してビデオ信号SV及びオーディオ信号SAを再生す
る。受信装置3A〜3Eは、このビデオ信号SV及びオ
ーディオ信号SAをそれぞれモニタ6A〜6E及びスピ
ーカ7A〜7Eに出力するようになされている。
8は、この受光結果を電流電圧変換処理して出力し、復
調回路19は、この受光回路18の出力信号を信号処理
してビデオ信号SV及びオーディオ信号SAを再生す
る。受信装置3A〜3Eは、このビデオ信号SV及びオ
ーディオ信号SAをそれぞれモニタ6A〜6E及びスピ
ーカ7A〜7Eに出力するようになされている。
【0017】これに対して送信装置2は、各方向より到
来するレーザービームL1A〜L1Eを到来方向に正し
く送り返すことにより、各受信装置3A〜3Eにそれぞ
れレーザービームL2A〜L2Eを出射し、このときこ
のレーザービームL2A〜L2Eをビデオ信号SV及び
オーディオ信号SAにより変調することにより、これら
ビデオ信号SV及びオーディオ信号SAを受信装置3A
〜3Eに伝送する。
来するレーザービームL1A〜L1Eを到来方向に正し
く送り返すことにより、各受信装置3A〜3Eにそれぞ
れレーザービームL2A〜L2Eを出射し、このときこ
のレーザービームL2A〜L2Eをビデオ信号SV及び
オーディオ信号SAにより変調することにより、これら
ビデオ信号SV及びオーディオ信号SAを受信装置3A
〜3Eに伝送する。
【0018】すなわち送信装置2は、例えばイベント会
場において、各受信装置3A〜3Eより見通すことがで
きるように、送信装置本体を高所に配置して構成され、
この送信装置本体を所定の駆動ブロックにより駆動す
る。ここで図3に示すように、送信装置本体2Aは、5
角柱形状の外形を有し、各側面の内側にプリズムによる
コーナーキューブリフレクタ21が配置されるようにな
されている。
場において、各受信装置3A〜3Eより見通すことがで
きるように、送信装置本体を高所に配置して構成され、
この送信装置本体を所定の駆動ブロックにより駆動す
る。ここで図3に示すように、送信装置本体2Aは、5
角柱形状の外形を有し、各側面の内側にプリズムによる
コーナーキューブリフレクタ21が配置されるようにな
されている。
【0019】ここでこのプリズムによるコーナーキュー
ブリフレクタ21は、略三角錐形状のプリズムにより構
成され、隣接する斜面の成す角度が90度に選定され、
これにより図4に示すように、底面側より入射する入射
光を入射方向に反射するようになされている。この実施
の形態において、コーナーキューブリフレクタ21は、
この底面側より見た形状が円形形状になるように、三角
錐形状の底面側を円柱形状により切り取った形状により
構成され、これにより底面である入射面に対して90度
より狭い範囲で入射した入射光を入射方向に反射するよ
うになされている。
ブリフレクタ21は、略三角錐形状のプリズムにより構
成され、隣接する斜面の成す角度が90度に選定され、
これにより図4に示すように、底面側より入射する入射
光を入射方向に反射するようになされている。この実施
の形態において、コーナーキューブリフレクタ21は、
この底面側より見た形状が円形形状になるように、三角
錐形状の底面側を円柱形状により切り取った形状により
構成され、これにより底面である入射面に対して90度
より狭い範囲で入射した入射光を入射方向に反射するよ
うになされている。
【0020】送信装置本体2Aは、何れの方向から到来
するレーザービームL1A〜L1Eをも到来方向に反射
することができるように、このコーナーキューブリフレ
クタ21がほぼ等角間隔により配置される。
するレーザービームL1A〜L1Eをも到来方向に反射
することができるように、このコーナーキューブリフレ
クタ21がほぼ等角間隔により配置される。
【0021】送信装置2は(図1)、各コーナーキュー
ブリフレクタ21の前面に、液晶パネル構成の光減衰器
22が配置され、この光減衰器22をビデオ信号SV及
びオーディオ信号SAにより駆動してレーザービームL
2A〜L2Eを変調する。
ブリフレクタ21の前面に、液晶パネル構成の光減衰器
22が配置され、この光減衰器22をビデオ信号SV及
びオーディオ信号SAにより駆動してレーザービームL
2A〜L2Eを変調する。
【0022】すなわち送信装置2において、変調回路2
3は、ビデオ信号SV及びオーディオ信号SAをそれぞ
れ所定のキャリア信号により変調した後、加算して駆動
信号を生成し、駆動回路24は、この駆動信号により光
減衰器22の透過率を可変してレーザービームL2A〜
L2Eを変調する。
3は、ビデオ信号SV及びオーディオ信号SAをそれぞ
れ所定のキャリア信号により変調した後、加算して駆動
信号を生成し、駆動回路24は、この駆動信号により光
減衰器22の透過率を可変してレーザービームL2A〜
L2Eを変調する。
【0023】以上の構成において、光空間伝送装置1に
おいては(図2)、例えば、イベント会場において、テ
レビジョンカメラ4及びマイク5の近傍に送信装置2が
配置され、またこれらテレビジョンカメラ4及びマイク
5で取得した映像及び音声を試聴する箇所に近接して受
信装置3A〜3Eが配置される。
おいては(図2)、例えば、イベント会場において、テ
レビジョンカメラ4及びマイク5の近傍に送信装置2が
配置され、またこれらテレビジョンカメラ4及びマイク
5で取得した映像及び音声を試聴する箇所に近接して受
信装置3A〜3Eが配置される。
【0024】さらに各受信装置3A〜3Eより送信装置
2に向けて(図1)、レーザーダイオード10より出射
されたレーザービームL1A〜L1Eが送出され、この
レーザービームL1A〜L1Eが送信装置2のコーナー
キューブリフレクタ21により反射されて各受信装置3
A〜3Eに送り返される。このとき各レーザービームL
2A〜L2Eがコーナーキューブリフレクタ21の前面
に配置された光減衰器22を透過する際に、ビデオ信号
SV及びオーディオ信号SAにより変調され、これによ
り各受信装置3A〜3Eでビデオ信号SV及びオーディ
オ信号SAを受信することが可能となる。
2に向けて(図1)、レーザーダイオード10より出射
されたレーザービームL1A〜L1Eが送出され、この
レーザービームL1A〜L1Eが送信装置2のコーナー
キューブリフレクタ21により反射されて各受信装置3
A〜3Eに送り返される。このとき各レーザービームL
2A〜L2Eがコーナーキューブリフレクタ21の前面
に配置された光減衰器22を透過する際に、ビデオ信号
SV及びオーディオ信号SAにより変調され、これによ
り各受信装置3A〜3Eでビデオ信号SV及びオーディ
オ信号SAを受信することが可能となる。
【0025】このとき送信装置2においては、コーナー
キューブリフレクタ21によりレーザービームL1A〜
L1Eを送り返すと共に、この送り返すレーザービーム
L2A〜L2Eを変調するだけの簡易な構成によりビデ
オ信号及びオーディオ信号を伝送することが可能とな
る。
キューブリフレクタ21によりレーザービームL1A〜
L1Eを送り返すと共に、この送り返すレーザービーム
L2A〜L2Eを変調するだけの簡易な構成によりビデ
オ信号及びオーディオ信号を伝送することが可能とな
る。
【0026】またコーナーキューブリフレクタ21にお
いては、その加工精度にもよるが、入射光を正しく到来
方向に反射することができることにより、この光空間伝
送装置1においては、各受信装置3A〜3Eにおいてレ
ーザービームL1A〜L1Eの出射方向を大まかに調整
するだけで設置でき、これにより簡易に設置して1対多
通信することが可能となる。
いては、その加工精度にもよるが、入射光を正しく到来
方向に反射することができることにより、この光空間伝
送装置1においては、各受信装置3A〜3Eにおいてレ
ーザービームL1A〜L1Eの出射方向を大まかに調整
するだけで設置でき、これにより簡易に設置して1対多
通信することが可能となる。
【0027】以上の構成によれば、受信装置3A〜3E
より送信装置2に向けて光ビームL1A〜L1Eを送出
し、この光ビームL1A〜L1Eを強度変調してコーナ
ーキューブリフレクタ21により送り返すことにより、
簡易に1対多通信することができる。
より送信装置2に向けて光ビームL1A〜L1Eを送出
し、この光ビームL1A〜L1Eを強度変調してコーナ
ーキューブリフレクタ21により送り返すことにより、
簡易に1対多通信することができる。
【0028】なお上述の実施の形態においては、5角柱
形状に送信装置本体を構成し、各側面にコーナーキュー
ブリフレクタを配置する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば図5に示すように、先端を切り
取った6角柱形状に送信装置本体を構成し、各側面と先
端側の面にそれぞれコーナーキューブリフレクタ21を
配置して天井より吊り下げる構成とする場合、さらには
この図5に示す形状を部分的に切り取った形状として部
屋の隅に配置する構成とする場合等、種々の構成を広く
適用することができる。
形状に送信装置本体を構成し、各側面にコーナーキュー
ブリフレクタを配置する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば図5に示すように、先端を切り
取った6角柱形状に送信装置本体を構成し、各側面と先
端側の面にそれぞれコーナーキューブリフレクタ21を
配置して天井より吊り下げる構成とする場合、さらには
この図5に示す形状を部分的に切り取った形状として部
屋の隅に配置する構成とする場合等、種々の構成を広く
適用することができる。
【0029】さらに上述の実施の形態においては、イベ
ント会場において、ビデオ信号及びオーディオ信号を伝
送する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば画像データ等、種々のデータを伝送する場合に広
く適用することができる。
ント会場において、ビデオ信号及びオーディオ信号を伝
送する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば画像データ等、種々のデータを伝送する場合に広
く適用することができる。
【0030】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、受信装置
より送信装置に向けて光ビームを送出し、この光ビーム
を強度変調してコーナーキューブリフレクタにより送り
返すことにより、簡易に1対多通信することができる光
空間伝送装置を得ることができる。
より送信装置に向けて光ビームを送出し、この光ビーム
を強度変調してコーナーキューブリフレクタにより送り
返すことにより、簡易に1対多通信することができる光
空間伝送装置を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る光空間伝送装置の送
信装置及び受信装置を示すブロック図である。
信装置及び受信装置を示すブロック図である。
【図2】光空間伝送装置の全体構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】送信装置本体の構成を示す平面図である。
【図4】コーナーキューブリフレクタの動作の説明に供
する略線図である。
する略線図である。
【図5】他の実施の形態に係る送信装置本体の説明に供
する斜視図である。
する斜視図である。
1……光空間伝送装置、2……送信装置、3A〜3E…
…受信装置、10……レーザーダイオード、17……受
光素子、21……コーナーキューブリフレクタ、22…
…光減衰器
…受信装置、10……レーザーダイオード、17……受
光素子、21……コーナーキューブリフレクタ、22…
…光減衰器
Claims (3)
- 【請求項1】 入射した光ビームを入射方向に反射する
コーナーキューブリフレクタと、 前記コーナーキューブリフレクタで反射されて出射され
る光ビームを強度変調する変調手段とを備え、 前記変調手段により前記光ビームを強度変調することに
より、前記光ビームを出射する機器に対して所望の情報
信号を伝送することを特徴とする光空間伝送装置。 - 【請求項2】 送信装置と受信装置とを備え、 前記受信装置は、 前記送信装置に向けて光ビームを出射する光ビーム出射
手段と、 前記送信装置で反射されて戻される前記光ビームを受光
する受光手段と、 前記受光手段の受光結果を復調して前記送信装置より送
出された所望の情報信号を受信する復調手段とを有し、 前記送信装置は、 入射した光ビームを入射方向に反射するコーナーキュー
ブリフレクタと、 前記コーナーキューブリフレクタで反射されて出射され
る光ビームを強度変調する変調手段とを有することを特
徴とする光空間伝送装置。 - 【請求項3】 1台の前記送信装置に対して、複数台の
前記受信装置が配置されたことを特徴とする請求項2に
記載の光空間伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191829A JP2000022637A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 光空間伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191829A JP2000022637A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 光空間伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000022637A true JP2000022637A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16281221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10191829A Pending JP2000022637A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 光空間伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000022637A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068431A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Toshiba Corp | 可視光通信システム及び可視光通信装置 |
US8160454B2 (en) | 2008-07-30 | 2012-04-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for visible light communication using single light source |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10191829A patent/JP2000022637A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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