JP2000022432A - ヘリカルアンテナ放射素子製造方法 - Google Patents

ヘリカルアンテナ放射素子製造方法

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JP2000022432A JP18590498A JP18590498A JP2000022432A JP 2000022432 A JP2000022432 A JP 2000022432A JP 18590498 A JP18590498 A JP 18590498A JP 18590498 A JP18590498 A JP 18590498A JP 2000022432 A JP2000022432 A JP 2000022432A
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pipe
dielectric
masking
helical
helical antenna
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Akio Mochizuki
昭夫 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤差の少ない所要ピッチのエレメントを容易
に作製する。 【解決手段】 パイプ状の誘電体である誘電体パイプ1
の外表面に、予め所定のピッチを持つスリットを有する
マスキング型パイプ4を介して、導電性塗料6を塗布
し、ヘリカル放射素子パターンを形成する。あるいは、
パイプ状に形成されあらかじめ所定のピッチを持ち蒸着
の際のマスキングを行うマスキングガイドを使用して、
誘電体パイプのヘリカル素子となる部分の誘電体表面の
みが露出するようマスキングテープによりマスキングを
施し、所定の金属を蒸着してヘリカル放射素子パターン
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカルアンテナ
放射素子製造方法に関し、特に、誤差の少ない所要ピッ
チのエレメントを容易に形成できる塗装型ヘリカルアン
テナ放射素子製造方法、および、エレメント全体にわた
って所要のピッチを有するエレメントを容易に作製でき
る蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリカルアンテナは、一般に、そのエレ
メント長,エレメント径、及びエレメントピッチにより
その性能が決定される。これらヘリカルアンテナエレメ
ントの設計諸元は、解析的に求めた上で試作を行い性能
評価を行っていた。
【0003】図10は、従来のヘリカルアンテナエレメ
ントの一例の外観を示す斜視図である。この図に示すよ
うに、従来のヘリカルアンテナエレメントは、芯棒11
に線材12(ワイアー)を螺旋状に巻き付けるか、ある
いは、軽量化を必要とする場合などには、図11に示す
ように作製していた。
【0004】図11は、従来のヘリカルアンテナエレメ
ントの他の例の外観を示す斜視図である。(a)はヘリ
カルエレメント、(b)は誘電体芯材、(c)は制作方
法を示す図である。この従来例は、軽量化を必要とする
場合などに用いられ、(b)に示す誘電体芯材13に、
(a)に示すプリント板状に形成したヘリカルエレメン
ト14を巻き付けていた。この際、ヘリカルエレメント
14を誘電体芯材13に斜めに巻き付け、その結果、
(c)に示すように、螺旋状のヘリカルエレメントを形
成していた。
【0005】また、従来例として、特開平3−7490
6号公報記載の4線分数巻ヘリカルアンテナの製造方法
がある。この方法は、方形フレキシブル基板をエッチン
グしてアンテナエレメントとなる導電パターンを形成し
た後、この方形フレキシブル基板を円筒形にし、この後
銅箔パターンの所定部分を接続線で接続してアンテナ本
体を形成する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
特に、誘電体芯材にプリント板状に形成したヘリカルエ
レメントを巻き付ける方法の場合、芯材の外径寸法の誤
差あるいは芯材とプリント板との間にくる接着剤の厚さ
の不均一さからくる実巻径の設計値からの狂い、及び螺
旋状にプリント板を巻き付けるときのズレなどにより、
エレメント全長にわたり所要のピッチを得ることが困難
であるという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
すべく、誤差の少ない所要ピッチのエレメントを容易に
作製できる塗装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法を
提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、エレメント全
体にわたって所要のピッチを有するエレメントを容易に
作製できる蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の塗装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法
は、パイプ状の誘電体である誘電体パイプの外表面に、
予め所定のピッチを持つスリットを有するマスキング型
パイプを介して、導電性塗料を塗布し、ヘリカル放射素
子パターンを形成することにより、誘電体パイプのパイ
プ径の多少の変動に対して影響を受けることなく、一定
の螺旋巻きピッチを持つヘリカルアンテナを容易に製造
することを特徴とする。
【0010】また、誘電体パイプは、GFRP(ガラス
繊維強化プラスチック)パイプであるのが好ましい。
【0011】さらに、マスキング型パイプは、アルミパ
イプであるのが好ましい。
【0012】またさらに、マスキング型パイプは、誘電
体パイプがガタ無く収まるような内径を持ち、所要の螺
旋形状の螺旋スリットを設けるのが好ましい。
【0013】また、誘電体パイプにヘリカルエレメント
への高周波信号の接続に使用される接続端子を接着し、
導電性塗料と接続させるのが好ましい。
【0014】さらに、接続端子は、フィルム状の誘電体
の片面に銅箔を張り付けたフレキシブルプリント板であ
るのが好ましい。
【0015】またさらに、フレキシブルプリント板は、
ポリイミドフィルムであるのが好ましい。
【0016】また、接続端子は、銅片で形成された接続
端子用銅片であるのが好ましい。
【0017】さらに、導電性塗料をスプレーガンにより
吹き付け塗装するのが好ましい。
【0018】本発明により、特に、パイプ状の誘電体の
外表面に、あらかじめ所定のピッチを持つスリットを有
するマスキング型を使用して、導電性塗料を塗布し、ヘ
リカル放射パターンを形成することにより、パイプ径の
多少の変動に影響を受けることなく、一定の螺旋巻きピ
ッチを有するヘリカルアンテナエレメントを製造するこ
とができる。
【0019】また、本発明の蒸着型ヘリカルアンテナ放
射素子製造方法は、パイプ状の誘電体である誘電体パイ
プの外表面に、パイプ状に形成されあらかじめ所定のピ
ッチを持ち蒸着の際のマスキングを行うマスキングガイ
ドを使用して、誘電体パイプのヘリカル素子となる部分
の誘電体表面のみが露出するようマスキングテープによ
りマスキングを施し、所定の金属を蒸着してヘリカル放
射素子パターンを形成することにより、パイプ径の多少
の変動に影響を受けることなく一定の螺旋巻きピッチを
持つヘリカルアンテナを容易に製作することを特徴とす
る。
【0020】また、誘電体パイプは、GFRP(ガラス
繊維強化プラスチック)パイプであるのが好ましい。
【0021】さらに、マスキングテープは、アルミニウ
ム製のテープであるのが好ましい。
【0022】またさらに、所定の金属は、金または銅で
あるのが好ましい。
【0023】また、誘電体パイプの下端部に、蒸着され
た金属に接触する接続端子を接着するのが好ましい。
【0024】さらに、接続端子は、ヘリカルエレメント
への高周波信号の接続に使用する接続端子用銅片である
のが好ましい。
【0025】またさらに、接続端子は、フィルム状の誘
電体の片面に銅箔を張り付けたフレキシブルプリント板
の銅箔側を端子形状にエッチング処理した接続端子用フ
ィルムであるのが好ましい。
【0026】また、マスキングガイドは、ヘリカルアン
テナエレメントを形成する金属蒸着膜を螺旋形状に蒸着
させるのが好ましい。
【0027】さらに、マスキングガイドは、プラスチッ
クまたは金属より形成されるのが好ましい。
【0028】本発明の蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子
製造方法では、特に、パイプ状の誘電体、例えば、GF
RP(ガラス繊維強化プラスチック;glass fi
ber reinforced plastics)な
どの外表面に、あらかじめ所定のピッチを持つパイプ状
のマスキング用のガイドを使用してヘリカル素子となる
部分の誘電体表面のみが露出するようアルミテープなど
でマスキングを施した誘電体パイプに、銅や金などの所
要の金属を蒸着してヘリカル放射素子パターンを形成す
ることにより、パイプ径の多少の変動に影響を受けるこ
となく一定の螺旋巻きピッチを持つヘリカルアンテナが
容易に製作できる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施例について詳細に説明する。
【0030】まず、図1〜図5を参照して、本発明の塗
装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法について詳細に
説明する。
【0031】図1は、本発明の塗装型ヘリカルアンテナ
放射素子の単位部品を示す斜視図である。(a)〜
(c)は、各単位部品を示し、(a)は、誘電体パイプ
であるGFRP(ガラス繊維強化プラスチック;gla
ss fiber reinforced plast
ics)パイプ1を示す斜視図である。GFRPパイプ
1は、ヘリカルエレメントの主構造となる誘電体であ
る。また、(b)は、ヘリカルアンテナエレメントへの
高周波信号の接続に使用する接続端子用銅片2を示す斜
視図である。接続端子用銅片2は、4枚を一組として使
用する。(c)は、同じく接続端子用端子フィルム3を
示す斜視図である。この接続端子用端子フィルム3は、
フィルム状の誘電体の片面に銅箔を貼り付けたフレキシ
ブルプリント板(例えば、ポリイミドフィルムを基材と
したフレキシブルプリント板)の銅箔側を端子形状にエ
ッチング処理したフィルムであり、このフレキシブルプ
リント板に銅パターンを巻き付けて作製される。このよ
うにして、(b)の接続端子用銅片2,(c)の接続端
子用端子フィルム3の何れかを(a)のGFRPパイプ
1に接着する。
【0032】図2は、上述した誘電体パイプであるGF
RPパイプ1に、(b)の接続端子用銅片2,(c)の
接続端子用端子フィルム3のいずれかを(a)のGFR
Pパイプ1に接着した状態を示す斜視図である。図に示
すように、GFRPパイプ1の下部に略方形の接続端子
用銅片2または接続端子用端子フィルム3の何れかを接
着している。
【0033】図3は、誘電体パイプ1を収容するための
アルミパイプ4を示す斜視図である。この図に示すよう
に、ヘリカルアンテナエレメントを形成する導電性塗料
を螺旋形状に塗布する際に使用する塗装用マスキング型
で、内部にヘリカル素子の主構造となる誘電体パイプ1
がガタ無く収まるような内径を持つアルミパイプ4など
に所要の螺旋形状の螺旋スリット5を施している。
【0034】図4は、誘電体パイプを塗装している状態
を示す斜視図である。上述した塗装用マスキング型アル
ミパイプ4の内部に誘電体パイプ1を接続端子板2,3
が螺旋状スリット下部に見えるように回転位置を合わせ
て収納する。導電性塗料6は、例えば、L300等を使
用する。その後、スプレーガン7にて導電性塗料6を吹
き付け塗装する。
【0035】図5は、塗装の完了した誘電体パイプ1を
示す斜視図である。塗装用マスキング型アルミパイプ4
により所要のピッチをもつ螺旋形状のヘリカルエレメン
トが導電性塗料6の皮膜により形成されている。誘電体
パイプ1の下部には、接続端子用銅片2または接続端子
用端子フィルム3が設けられ、導電性塗料6の塗装皮膜
の下端部は、接続端子用銅片2ないしは接続端子用端子
フィルム3の銅箔部分と接触し、高周波信号の接続が電
線などのハンダ付けにより容易に可能な構造となってい
る。
【0036】以上説明したように、本発明は、パイプ状
の誘電体である誘電体パイプ1の外表面に、予め所定の
ピッチを持つスリットを有するマスキング型パイプを介
して、導電性塗料6を塗布し、ヘリカル放射素子パター
ンを形成することにより、誘電体パイプ1のパイプ径の
多少の変動に対して影響を受けることなく、一定の螺旋
巻きピッチを持つヘリカルアンテナを容易に製造する。
【0037】次に、図6〜図9を参照して、本発明の蒸
着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法について詳細に
説明する。
【0038】この蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造
方法も、上述した塗装型ヘリカルアンテナ放射素子製造
方法で使用した誘電体パイプ1,接続端子用銅片2また
は接続端子用端子フィルム3を使用する。
【0039】図6は、金属を蒸着する際に使用する蒸着
用のマスキングガイドを示す斜視図である。このマスキ
ングガイド8は、パイプ状に形成され、ヘリカルエレメ
ントを形成する金属蒸着膜を螺旋形状に蒸着する際のマ
スキングに使用する蒸着用のマスキングガイド8で、内
部にヘリカル素子の主構造となる誘電体パイプ(GFR
Pパイプ)1がガタ無く収まるような内径を持つアルミ
などのパイプを所要の1本分の螺旋形状となるようにパ
イプ外周に切削加工を施したものである。図6に示した
マスキングガイド8は、螺旋一巻き分のマスキングガイ
ド8であり、プラスチックまたは金属より形成される。
【0040】図7は、蒸着の際に使用するマスキングテ
ープ9を用いてマスキングを行っている状態を示す斜視
図である。この図に示すように、この蒸着用マスキング
ガイド4の内部に誘電体パイプ(GFRPパイプ)1を
接続用端子板が螺旋状ガイド下部に隠れるように回転位
置を合わせて収め、ガイドに沿ってマスキングテープ9
としてアルミテープなどによりマスキングを行う。この
際、ヘリカルエレメント数に応じて順次回転位置をずら
しながら必要箇所の誘電体素地のみが露出するようにマ
スキングを行う。
【0041】図8は、マスキングの完了した誘電体パイ
プ1に、真空漕内で金属蒸着しているところを示す斜視
図である。図のハッチ部分がマスキングされている部分
を示し、図の白抜き部分が誘電体パイプ1の誘電体表面
が露出している部分であり、螺旋状に金属被膜が蒸着さ
れ、図9に示す金属蒸着膜10を形成する。マスキング
するためにはマスキングテープ9を使用し、金属蒸着に
用いられる金属は、銅または金などが用いられる。ま
た、金属蒸着は、真空漕内で行われる。
【0042】図9は、ヘリカルエレメントの完成状態を
示す斜視図である。図8のハッチ部分に示したマスキン
グテープ9を除去するとマスキングガイド8を使用して
形成したマスキングに沿って所定のピッチをもつ螺旋形
状のヘリカルエレメントが金属蒸着膜10により形成さ
れている。この金属蒸着膜10は、ハッチ状に形成さ
れ、誘電体(GFRP)パイプ1の下部に設けられた接
続端子用銅片2または接続端子用端子フィルム3に接続
されている。すなわち、蒸着蒸着膜10の下端部は、接
続端子用銅片2ないしは接続端子用端子フィルム3の銅
箔部分にかかっており、高周波信号の接続が電線などの
ハンダ付けにより容易に可能な構造となっている。
【0043】以上のようにして、誘電体パイプ1の外表
面に、あらかじめ所定のピッチを持つパイプ状の蒸着用
マスキングガイド8を使用してヘリカル素子となる部分
の誘電体表面のみが露出するようアルミテープなどのマ
スキングテープ9を施した誘電体パイプ1に、銅や金な
どの所要の金属を蒸着してヘリカル放射素子パターンを
形成することにより、パイプ径の多少の変動に影響を受
けることなく一定の螺旋巻きピッチを持つヘリカルアン
テナが容易に製作できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、パイプ径の多少の変動
に影響を受けることなく、一定の螺旋巻きピッチを持つ
ヘリカルアンテナが製造時の調整無しに、容易に製作で
きるという効果を奏する。
【0045】また、塗装前に端部に接続用端子を配置し
この部分にかけて塗装を行うことにより、ヘリカルエレ
メントへの給電も従来の方法と同じ手法が使えるという
効果を奏する。
【0046】さらに、蒸着前に端部に接続用端子を配置
しこの部分にかけて蒸着を行うことにより、ヘリカルエ
レメントへの給電も従来の方法と同じ手法が使えるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘電体パイプ,接続端子単品を示す斜視図であ
る。(a)は誘電体パイプ、(b)は接続端子用銅片、
(c)は接続端子用端子フィルムを示す斜視図である。
【図2】誘電体パイプに接続端子用銅片または接続端子
用フィルムを接着した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例の塗装用マスキング型のパイプ
を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例の塗装用マスキング型のパイプ
に導電性塗料をスプレーしている状態を示す斜視図であ
る。
【図5】導電性塗料をスプレーした後の状態を示す斜視
図である。
【図6】本発明の実施例のマスキングガイドの外観を示
す斜視図である。
【図7】本発明の実施例のマスキングテープを使用して
いる状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例において金属蒸着されている状
態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例においてマスキングテープを除
去した後の状態を示す斜視図である。
【図10】従来例の一例を示す斜視図である。
【図11】従来例の他の例を示す斜視図である。(a)
はヘリカルエレメント、(b)は誘電体芯材、(c)は
巻き付けている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 誘電体(GFRP)パイプ 2 接続端子用銅片 3 接続端子用端子フィルム。 4 アルミパイプ 5 螺旋状のスリット 6 導電性塗料 7 スプレーガン 8 マスキングガイド 9 マスキングテープ 10 金属蒸着膜 11 誘電体芯棒 12 線材(ワイアー) 13 誘電体芯材 14 ヘリカルエレメント

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプ状の誘電体である誘電体パイプの外
    表面に、予め所定のピッチを持つスリットを有するマス
    キング型パイプを介して、導電性塗料を塗布し、ヘリカ
    ル放射素子パターンを形成することにより、前記誘電体
    パイプのパイプ径の多少の変動に対して影響を受けるこ
    となく、一定の螺旋巻きピッチを持つヘリカルアンテナ
    を容易に製造することを特徴とする塗装型ヘリカルアン
    テナ放射素子製造方法。
  2. 【請求項2】前記誘電体パイプは、GFRP(ガラス繊
    維強化プラスチック)パイプであることを特徴とする、
    請求項1に記載の塗装型ヘリカルアンテナ放射素子製造
    方法。
  3. 【請求項3】前記マスキング型パイプは、アルミパイプ
    であることを特徴とする、請求項1または2に記載の塗
    装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  4. 【請求項4】前記マスキング型パイプは、前記誘電体パ
    イプがガタ無く収まるような内径を持ち、所要の螺旋形
    状の螺旋スリットを設けたことを特徴とする、請求項1
    〜3のいずれかに記載の塗装型ヘリカルアンテナ放射素
    子製造方法。
  5. 【請求項5】前記誘電体パイプにヘリカルエレメントへ
    の高周波信号の接続に使用される接続端子を接着し、前
    記導電性塗料と接続させることを特徴とする、請求項1
    〜4のいずれかに記載の塗装型ヘリカルアンテナ放射素
    子製造方法。
  6. 【請求項6】前記接続端子は、フィルム状の誘電体の片
    面に銅箔を張り付けたフレキシブルプリント板であるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の塗装型ヘリカルアン
    テナ放射素子製造方法。
  7. 【請求項7】前記フレキシブルプリント板は、ポリイミ
    ドフィルムであることを特徴とする、請求項6に記載の
    塗装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  8. 【請求項8】前記接続端子は、銅片で形成された接続端
    子用銅片であることを特徴とする、請求項5に記載の塗
    装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  9. 【請求項9】前記導電性塗料をスプレーガンにより吹き
    付け塗装することを特徴とする、請求項1〜8のいずれ
    かに記載の塗装型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  10. 【請求項10】パイプ状の誘電体である誘電体パイプの
    外表面に、パイプ状に形成されあらかじめ所定のピッチ
    を持ち蒸着の際のマスキングを行うマスキングガイドを
    使用して、前記誘電体パイプのヘリカル素子となる部分
    の誘電体表面のみが露出するようマスキングテープによ
    りマスキングを施し、所定の金属を蒸着してヘリカル放
    射素子パターンを形成することにより、パイプ径の多少
    の変動に影響を受けることなく一定の螺旋巻きピッチを
    持つヘリカルアンテナを容易に製作することを特徴とす
    る蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  11. 【請求項11】前記誘電体パイプは、GFRP(ガラス
    繊維強化プラスチック)パイプであることを特徴とす
    る、請求項10に記載の蒸着型ヘリカルアンテナ放射素
    子製造方法。
  12. 【請求項12】前記マスキングテープは、アルミニウム
    製のテープであることを特徴とする、請求項10または
    11に記載の蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方
    法。
  13. 【請求項13】前記所定の金属は、金または銅であるこ
    とを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載の
    蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  14. 【請求項14】前記誘電体パイプの下端部に、前記蒸着
    される金属に接触する接続端子を接着することを特徴と
    する、請求項10〜13のいずれかに記載の蒸着型ヘリ
    カルアンテナ放射素子製造方法。
  15. 【請求項15】前記接続端子は、ヘリカルエレメントへ
    の高周波信号の接続に使用する接続端子用銅片であるこ
    とを特徴とする、請求項14に記載の蒸着型ヘリカルア
    ンテナ放射素子製造方法。
  16. 【請求項16】前記接続端子は、フィルム状の誘電体の
    片面に銅箔を張り付けたフレキシブルプリント板の前記
    銅箔側を端子形状にエッチング処理した接続端子用端子
    フィルムであることを特徴とする、請求項14に記載の
    蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  17. 【請求項17】前記マスキングガイドは、ヘリカルアン
    テナエレメントを形成する金属蒸着膜を螺旋形状に蒸着
    させることを特徴とする、請求項10〜16のいずれか
    に記載の蒸着型ヘリカルアンテナ放射素子製造方法。
  18. 【請求項18】前記マスキングガイドは、プラスチック
    または金属より形成されることを特徴とする、請求項1
    0〜17のいずれかに記載の蒸着型ヘリカルアンテナ放
    射素子製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001345628A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Mitsumi Electric Co Ltd ヘリカルアンテナおよびその製造方法、並びにその共振周波数調整方法
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