JP2000021109A - 磁気ヘッドスライダとそれを搭載した磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ヘッドスライダとそれを搭載した磁気ディスク装置Info
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Abstract
イダが回転磁気ディスクに接触した場合にもスライダの
前縁によるディスクを損傷させることがなく、また、気
圧の低下による浮上低下量の少ないスライダを提供す
る。 【解決手段】磁気ヘッドスライダの浮上用パッドを、微
小な段差もつ段差面と平面部から構成し、段差面に微小
突起を形成する。微小突起の高さは、前記の段差高さよ
りも高いか、ほぼ同一の高さとする。 【効果】微小突起によりスライダが前のめりに回転しに
くく、また、段差面の前縁がディスク面を損傷させるこ
とがない。また、微小突起の後方に発生する負圧力によ
り、浮上量変動を低減することができる。これにより、
高信頼性・大容量磁気ディスク記録装置を提供すること
ができる。
Description
用磁気ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置に係り、特
に、高信頼性と高密度記録を実現するための低浮上の磁
気ヘッドスライダとそれを搭載した磁気ディスク装置に
関する。
低浮上量化と、浮上量の安定化が進められている。
開示されているような、スライダの浮上用レール(気体
軸受レール)の流入側に、浮上用レールの平面部から窪
み方向の段差をもって構成する面(段差面)を設け、こ
の段差面の深さ(段差の高さ)を極小にすることによ
り、周速に依存しないで、一定浮上量を実現するスライ
ダが提案されている。この公知例によれば、浮上用レー
ルを、流入側に設けた段差面と、段差部と、それに続く
平面部とで構成し、段差面の深さ(段差面と平面部の高
さの差)を700nmより小さくすることにより、ディス
クの周速に依存しないで、一定の浮上量で浮上するスラ
イダを提供できることが開示されている。
差(ステップ)を持つスライダを、微小ステップスライ
ダと呼ぶ。
スライダに2つの流入パッド及び1つの流出パッドを設
け、両パッドの側縁は予想最大傾斜に略等しい傾斜角を
なして配位することにより、平滑磁気ディスク上でもス
ライダと磁気ディスクが線接触を行って、スライダとデ
ィスクのステックションを防止するスライダが開示され
ている。
現するために、ディスク面は平滑化されている。現在の
ディスク表面の平均粗さRaは10nm以下に低減されて
いる。磁気ディスクの回転が停止している時にはスライ
ダがディスク面と接触し、ディスクの回転時にはディス
ク面上に浮上するコンタクトスタートストップ方式(以
後、CSS方式と称す)が採用されている。このCSS
方式を採用する装置では、ディスク面の平滑化に伴い、
ディスク回転停止時に、スライダがディスク面に引っ付
く(吸着する)、いわゆる吸着問題が発生する。スライ
ダがディスクに吸着すると、ディスクが回転しない等の
障害が発生する。この問題を解決するために、微少突起
を設けてディスク面との接触面積を低減するスライダ
が、特開平4−28070号公報や、特開平9−245
451号公報に開示されている。
5530号公報に開示されているような、微小ステップ
スライダではディスク面の平滑化に伴い、吸着問題が発
生する。この吸着問題を回避するために、特開平4−2
8070号公報や特開平9−245451号公報の微小
突起を浮上用レール面の後方又は前後、或いは負圧ポケ
ット等に設けても、以下の課題がある。
ディスク上に浮上中に何らかの理由により、スライダの
浮上用レール、或いは微小突起がディスク面と接触した
場合、スライダの浮上面(ディスク対向面)が摩擦力に
より引っ張られ、スライダがサスペンションのピボット
(荷重作用点)を中心に回転し、前のめりの姿勢となっ
て、スライダの段差面の前縁がディスク面と接触する。
段差面の前縁は鋭いエッジとなっており、ディスク面と
接触すると、その前縁によりディスクが損傷を受けると
いう問題がある。特に、スライダの浮上量が低くまた、
低浮上量を実現するために平滑ディスクを用いる磁気デ
ィスク装置では摩擦力が大きく深刻である。このため、
スライダが前のめりの姿勢となり、前縁がディスク面と
接触することを防ぐことが、ディスク損傷を防ぎ、信頼
性を確保するための重要な課題である。
に面取りを施し(曲率を設け)て、接触面積を増大させ
ることにより接触応力(面圧)を低減する方法は、段差
面の開口(ディスク表面との距離)が大きくなり、この
開口部から進入する塵埃が増加し、浮上用レールに付着
して、浮上量変動を発生させる危険性がある。浮上量変
動が発生すると、データの読み出し・書き込みの誤動作
となる。このため、段差面の前縁(エッジ部)によるデ
ィスク損傷を防止するための有効な手段とならない。
因として、雰囲気圧力の低下がある。具体的には、磁気
ディスク装置を高地で使用する場合には、雰囲気圧力が
低下するために浮上量が低下する。浮上量が低下する
と、スライダとディスクが接触して損傷するという問題
が発生する。この、気圧低下による浮上低下量を低減す
ることが、スライダの低浮上量化を実現し、かつスライ
ダとディスクとの接触を避けて信頼性を確保するための
重要な課題である。
起を設けると、その突起の高さによっては浮上量を低く
することが制限され、低浮上化が実現できない場合があ
る。
めりの姿勢となった場合でも、段差面の前縁がディスク
面と接触することを防ぎ、気圧低下による浮上低下量を
低減して安定して読み書きできる磁気ヘッドスライダを
提供し、かつ信頼性の高い磁気ディスク装置を提供する
ことにある。
めに、ステップスライダが前のめりの姿勢となり、段差
面の前縁がディスク面と接触することを防ぐために、段
差面を有するように構成された浮上用レールを設け、浮
上用レールの流入側に設けられた段差面(ステップ面)
上に微小突起を設ける。微小突起の高さは、前述の段差
深さ(高さ)と略同じか、それよりも高くなっている。
なお、この微少突起を設けることにより、気圧低下によ
る浮上量変動を低減できる。
面(ステップ面)に微小突起を設けている。また、段差
面の前縁はスライダの流入端と略一致する位置に設けて
ある。
6、および図14を用いて説明する。
面側の斜視図を示している。
力を発生させる3つの浮上用パッド10を設けている。
そのうちの2つは、スライダ1の流入側(ディスク回転
に伴い発生する空気流の流入側)の両端に、残りの1つ
は流出側の中央に設けてある。浮上用パッド10は平面
部13と、空気流の流入側に設けた段差部14(平面部
13に対して略垂直方向の面)と段差面12とで構成し
ている。ここで、3つの平面部13は略同一水平面上に
形成されている。また、段差面12は平面部13と略平
行に、平面部13から略垂直方向に微小な深さ(段差部
14)を持って構成されている。3つの段差面12は略
同一水平面上に形成されている。そして、流入側の2つ
の浮上パッド10の段差面12には、微小突起17を設
けてある。微小突起17は、段差面12の外側角部16
aの近くに形成されている。流出側の浮上用パッドの平
面部13の後方には、薄膜磁気ヘッド20が形成されて
いる。磁気ヘッド20のギャップ部21は平面部13と
ほぼ同一面にあり、コイル部22、リード端子23はス
ライダ1の流出端の端面に設けられている。
ッドとした理由は、従来の浮上用レールで空気流入側に
設けた傾斜部の効果を得るためである。すなわち、浮上
力を得るために段付きパッドとしたものである。
は次の通りである。スライダ1の長さは1.2mm、幅
を1mm、厚さを0.3mmとし、浮上パッドの段差面
12と平面部13の面積は各々0.4mm×0.1mm
とし段差部14の高さを0.09μmとしてある。また
平面部13からスライダ面までの高さ(ブリード11の
深さ(高さ))は6μmとしている。更に、微小突起1
7は円柱状をしておりその直径は0.06mmで段差面
12からの高さは0.13μmである。このため、微小
突起17は平面部13から0.04μm突出している。
なお、スライダ1は前述の大きさに限定されるものでは
なく、現状でも更に微小化する傾向にある。
説明する。図2には、本発明の磁気ヘッドスライダの側
面図を示したものである。図3は微少突起が有る場合と
無い場合の、磁気ディスクとスライダの接触状態を示し
たものである。
気ディスク70が何らかの理由で接触した場合に、スラ
イダ1と磁気ディスク70との接触点には図2のような
力が作用する。なお、図示していないが、サスペンショ
ンに設けたピボットからスライダ1に磁気ディスク方向
への押付け力が作用している。スライダ1と磁気ディス
ク70との摩擦力FによるモーメントMfが、サスペン
ションのスライダ押し付け荷重による回転モーメントM
wよりも大きくなると、スライダ1はピボットを中心に
前のめりに回転し、段差面の前縁が磁気ディスク表面と
接触する。
fとなる。ここで、Mw=W×l、Mf=F×dの式で表
わされ、Wはサスペンションのスライダ押し付け荷重、
lはピボット(荷重作用点)からスライダとディスク接
触点(回転中心)までの距離、Fはスライダとディスク
の摩擦力、dはスライダの厚さである。
止するためには、押し付け荷重Wを大きくするか、ピボ
ットからスライダとディスクとの接触点までの距離lを
長くするか、スライダ厚さdを薄くすることが有効で有
る。しかし、Wの増加はCSS時のスライダとディスク
との摩耗量を増大させることなどから好ましくない。ま
た、dを小さくするためには、磁気ヘッドの大きさも小
さくする必要があり難しい。このため、lを増加させる
ことが有効で有る。
けられた浮上用パッドの段差面に微小突起17を設ける
と、上記のMwが増大して、スライダが前のめりに回転
しにくくなる。具体的には、スライダの全長をL、段差
面の長さをls、ピボットはスライダの略中心に設け、
微小突起を段差面の中心に設けたと仮定すると、以下の
ようになる。
ントをMw1とすると、 Mw1=W×(L/2−ls) (1) 本発明の微小ステップスライダのモーメントをMw2と
すると Mw2=W×(L/2) (2) 本発明では、段差面12の流入側に微小突起17が設け
られている。このために、スライダ1が前のめりにな
り、回転する時の回転中心は、微小突起17と磁気ディ
スク70との接触点となる。回転する条件は前述したよ
うに式(2)で表される。一方、従来型のスライダで
は、微小突起17が無いため、段差面12と平面部13
のと境、つまり平面部13の流入端が回転中心(ディス
クとの接触点)となる。このため、段差面12の長さl
sだけlが短くなり、スライダが前のめりし易くなる。
換言すると、本発明のように、段差面12に微小突起1
7を設けると、lを長くできるので、スライダが前のめ
りし難くなる。
ことにより、モーメントを大きく出来るので、スライダ
を前のめりし難くすることができる。
った場合でも、スライダが磁気ディスク表面を損傷させ
にくいという効果がある。図3(1)に示すように、段
差面12に微小突起17を設けない場合には、前述した
ように摩擦力Fにより、スライダが前のめりしやすい。
また、前のめりすると段差面12の前縁16がディスク
70の表面と接触しディスク面を損傷させる。段差面1
2の前縁16は塵埃の進入を防ぎ、また、段差面12の
深さDsを小さくするために、鋭いエッジとなってい
る。このために、ディスク表面と接触すると接触応力が
ディスク表面の応力限界を容易に超えて、ディスクが損
傷する。ディスクが損傷すると情報の読み出し・書き込
みの誤動作となり装置の信頼性を損なう。
(2)に示すように、前のめりした場合にも、段差面1
2の前縁16がディスク70の表面と接触して、ディス
ク面を損傷させることは少ない。なお、本図に示すよう
に微小突起17の高さは平面部13の角部が接触しない
高さにすれば良く、平面部13よりも低くても良い。
が幅方向(短手方向)に回転しながら前のめりになった
場合は、段差面12の前縁16の角部16aがディスク
面と接触する。角部16aによる接触は、前縁16によ
る接触時よりもディスク面を損傷させ易い。一方、段差
面12の外側の端に微少突起17を設けてある場合は、
微小突起17がディスク70の表面と接触し、角部16
aが磁気ディスク70面と接触することはない。このた
め、本発明により、ディスクとの接触でスライダが前の
めりとなった場合にも、ディスク70を損傷を防止でき
る。
ある、段差面の深さDsと浮上力Qの関係を計算により
求めた結果を示す。計算条件は、スライダの長さを1.
25mm、幅を1mmとし、浮上パッドの段差面12を
0.3mm×0.25mm、平面部13を0.3mm×
0.05mm、平面部13からブリード11までの高さ
を6μmとした。また、スライダの空気流出端の浮上量
を30nm、流入端の浮上量を90nmとし、段差部1
4の高さDsをパラメータとして、算出したものであ
る。
速6m/sと12m/sの浮上力の差がなくなる。Ds
が0.3μmから0.2μmにかけて、速度差による浮
上力の差は急激に小さくなる。そして、Dsが0.2μ
m以下になると、浮上力の差は10%以下となる。この
値は加工・組立誤差等による浮上量の変動に比べて十分
に小さい。このため、Dsを0.2μm以下にすれば安
定浮上を実現することができる。本実施例では0.2μ
mとしているため、ディスクの周速に依存しないで一定
の浮上力を得られ、浮上量変動が小さく、ディスク全周
で一定浮上量となるスライダを実現できる。
たスライダの浮上面の圧力分布を示す。
より、微小突起17によって発生する負圧力の影響によ
り、周囲の気圧が下がっても浮上量の低下を小さくでき
る。具体的には、磁気ディスク装置を高度3000mの
高地で使用する場合には、周囲の気圧が通常の大気圧
(1気圧)よりも小さくなり、スライダの浮上量が低下
る。このため従来のスライダでは、浮上量の低下を防止
するために、負圧力発生機構を別に設ける必要があっ
た。本発明の段差面12に微小突起17を設けたスライ
ダでは、図5に示すように微小突起17の後方に負圧力
の発生領域ができる。このため、従来のスライダのよう
に負圧力発生部を新たに設けなくともよい。これによ
り、高度差(0mと3000mの差)による浮上量の低
下を、微小突起17が無いスライダに比べて、小さくす
ることができる。
無い場合のと比べ、浮上量の低下が約1/2以下になる
ことを計算により確認した。
るが、スライダの浮上量Fs、荷重W、と負圧力Fnと
は下記の関係が成立している。また、この関係が成立す
る浮上量でスライダが浮上している。
同様に浮上力Fsが小さくなり、同時に負圧力Fsも小
さくなる。このため、スライダの浮上量は気圧の低下に
より浮上量が変化することは無い。この効果は、前述し
たように微小な深さ(高さ)の段差面に微小突起を設け
ることにより達成される。また、従来の負圧力を併用す
るスライダと同様に、ディスク周速の変化による浮上力
変動を小さくできる利点もある。
但し、図6では微少突起17の高さは平面部13より突
出した高さとしている。図6に示すように、段差面12
に微小突起17が設けられており、その微小突起17の高
さDpは、段差面12から平面部13までの高さDs
(平面部13から段差面12までの深さDs)よりも高
いため、微小突起17が磁気ディスク70の表面と接触
している。このため、微少突起17を設けた側の平面部
13と磁気ディスク70とは接触していない。平面部1
3と磁気ディスク70との接触面積は、微小突起17の
高さDpを調整することにより任意に変えることができ
る。
より高いため、空気流入側の浮上用パッド10の平面部
13が磁気ディスク70面と接触しない。また、空気流
出側に設けた浮上用パットは平面部13で接触するので
はなく所定の傾斜で磁気ディスク70と接触する。この
ために、スライダ1とディスク70との接触面積を大幅
に低減することができる。スライダが磁気ディスクに吸
着する、吸着力は両者の接触面積に比例することが知ら
れている。さらに、本実施例では、微小突起17により
接触面積を低減できるので吸着力を低減することができ
る。
説明する。前述のように、平面部13から段差面12ま
での深さDsは0.09μmに設定されている。浮上用パ
ッド10の平面部13からブリード面11迄の深さDb
は6μmである。このブリード深さDbはブリード面が
浮上力を発生しない範囲で、加工量を低減することを目
的に、なるべく小さい値としているが6μmである必要
はない。また、微小突起17の高さDpは、Dsより大
きくするために、Dp>0.13μmとしている。
mとしている。これは、直径を小さくすると(例えば
0.01mm以下)、磁気ディスクの接触により摩耗
し、逆に大きくすると(例えば0.1mm以上)、磁気
ディスクとの吸着が発生するためである。摩耗と吸着は
荷重Wと磁気ディスク面の粗さにより変化することは言
うまでもない。
部13から磁気ディスク面方向への突出量を40nm
(Dp−Ds=0.13μm−0.09μm)としてい
る。ここで、微小突起17の高さDpは、磁気ディスク
面との接触を避けるために、前記突出量(Dp−Ds)
を、平面部13の浮上量より小さくし、且つ、磁気ディ
スク面の粗さより大きくするためである。今磁気ディス
ク面の平均粗さRaが2nmの場合、最大面粗さRma
xはRaの約3倍の値の6nmとなるため、6nm以上
とする必要がある。
上量h0と空気流入側の浮上パッドの浮上量hiは、ス
ライダが傾斜しているため、その隙間比(hi/h0)
は通常2から8の値となる。本実施例では、hi/h0
=3としており、h0=20nm、hi=60nmとな
る。このため、突出量が40nmとなっても回転する磁
気ディスクと接触することはない。
合には、磁気ディスクとの接触を避けるために突起高さ
Dpを小さくする必要がある。また、突出量(Dp−D
s)は最大面粗さRmax(=3Ra)よりも大きけれ
ば良いので、Rmaxが小さくなればDpを小さくして
良い。
を設けることにより、スライダの前のめり防止し、ま
た、スライダの前のめりが発生した場合にもディスク損
傷を防止できる。さらに、周の圧力の低下による浮上量
低下を防止し、吸着力も低減できる。ここで、DpがD
sより低くても、吸着力の低減以外の効果は保たれる。
て説明する。図7は本発明の本発明の他の実施例のスラ
イダの浮上面側の斜視図を示している。図8は図7の浮
上面側の平面図を示している。
例では、流入側の2つの浮上用パッド10の位置を、ス
ライダの内側にずらして設けている点である。図8に示
すように、段差面12の前縁16がスライダ1の本体の
前縁15よりも後方にわずかにずれている。また、浮上
用パッドの側縁もスライダの側縁より内側にずれてい
る。これにより、スライダを短冊状のバーから、機械加
工により一つ一つ切断するときにチッピング(欠け)が
発生した場合にも、チッピングにより浮上用パッドの形
状が変わることがない。このため、機械加工による生産
性を向上することができる。また、本実施例においても
第1の実施例と同様の効果を有する。
する。図9は、本発明の他の実施例のスライダの浮上面
側の斜視図を示している。
では流入側の浮上用パッド10の後方に後方段差面18
を設けている点である。後方段差面18は段差面12と
略同一の平面上にあり(略同一高さであり)、浮上用パ
ッドの外側の側面13aに沿って設けられている。後方
後方段差面18を設けることにより、平面部13の後方
に流入する空気流が制限され、後方段差面18側の平面
部18の後方が、負圧力を発生する、負圧力発生領域1
8aとなる。負圧力は周囲の圧力の低下と共に弱くなる
ので、微小突起17による負圧力の効果と同様に、雰囲
気圧力が低下しても、スライダの浮上低下量は小さい。
また、負圧力が大きいほうが減圧による浮上低下量が小
さい。このために、実施例1に比べて、周囲の圧力の低
下による浮上量変動が小さく、より信頼性の高いスライ
ダを提供することができる。また、第1の実施例と同様
な効果も期待できる。
明する。図10は、本発明の他の実施例のスライダの浮
上面側の斜視図を示している。
では流入側の2つの浮上用パッド10の段差面12を、
中央段差面19により連結た点である。中央段差面19
を設けることにより、2つの浮上用パッド間から流入す
る空気流が制限されて、浮上用パッドの後方の広い領域
で負圧力が発生する。また、段差面13からブリード面
11までの深さを2μmとして、負圧力を増大させてい
る。この深さを調整することにより、負圧力の大きさを
調整できる。このため、第3の実施例よりもさらに負圧
力を大きくでき、周囲の気圧の低下による浮上量の低下
を第3実施例よりも小さくできる。さらに、負圧力の増
大により、ディスク周速の違いによる浮上量変動もさら
に低減することができる。また、第1の実施例と同様な
効果も期待できる。
明する。図11は、本発明の他の実施例のスライダの浮
上面側の斜視図を示している。
本体と同一の大きさの、浮上用パッドを一つだけ設けた
点である。また、平面部13の周りに段差面12を設け
ている。本実施例のように、磁気ヘッド取り付け面以外
の全周に段差面12を設けると、スライダに流入する空
気流が斜めから流入した場合でも(スライダがディスク
周方向に対して角度を持って設定された場合)、段差面
12が浮上量を発生するために、ディスクの全周で一定
の浮上量を実現できる。さらに、浮上用パッドを1つだ
け搭載しているので、スライダの小型化が容易に可能で
ある。また、段差面12の流入側には、第1実施例と同
様に微小突起17を設けているため、第1実施例と同様
な効果も期待できる。
明する。図12は、本発明の他の実施例のスライダの浮
上面側の斜視図を示している。
面18を平面部18の両側面から後方に延伸して設けた
点と、各々の平面部18に微小突起17を設けた点で有
る。本実施例のように、磁気ヘッド取り付け面以外の全
周に段差面12を設けると、第4実施例と同様に、スラ
イダに流入する空気流が斜めから流入した場合でも、段
差面12が浮上量を発生するために、ディスク全周で一
定の浮上量を実現できる。さらに、微小突起17の数を
増加させることにより、負圧力の効果を増大させて、よ
り安定な浮上量スライダを供給する事ができる。また、
段差面12の流入側には第1実施例と同様に微小突起1
7が設けられているので、第1実施例と同様な効果も期
待できる。
はなく、浮上力を妨げない限り最適な数を複数個設ける
ことも可能である。また、磁気ディスク70とスライダ
1の接触及び摺動に耐えうる硬さの材料からなり、エッ
チング等の薄膜プロセス等により形成される。
ことにより、磁気ディスク70と接触する微小突起17
のエッジの長さを矩形とした場合に比較して短くでき
る。このため、接触面積を小さくでき、吸着力を低減で
きる。また微小突起17の先端は平面に限らず、磁気デ
ィスクとの接触応力を低減するために半球面や曲率を設
けることも可能である。
簡単に製作することができる。
突起17の形成方法を示す。
上に、(b)に示す第1マスク21を設け、1段目のエッ
チングを行い、浮上用パッドを形成する。その後、(c)
に示す第2マスク22を設け、(d)に示す2段目のエッ
チングにより、段差面12と微小突起17を形成する。
これにより、微小突起17の高さDpと段差面12の深
さ(高さ)Dsが等しいスライダができる。つまり、こ
の時点で平面部13と同一面の高さの微小突起17を有
するスライダができる。
高さDpを、段差面12の深さ(高さ)Dsより高くし
たい場合には、(e)に示す第3マスクを設け、平面部1
3をエッチングすることにより得られる。CSS方式を
採用する装置など、吸着問題を解決する必要のある磁気
ディスク装置では、(e)まで行なう必要ある。
ッチング、レーザ誘起化学エッチング、プラズマエッチ
ング等の化学エッチング、反応性イオンミリング等の物
理化学的エッチング、電解エッチング等の電気化学的エ
ッチングがある。これらのエッチング方法を用いること
により、種々の形状の浮上用パッド、微小突起を形成す
ることが可能である。さらに段差面の深さ、突起高さも
調節することができる。
0と同一材料としたが、同様の薄膜プロセスを用い、突
起をカーボン、ダイヤモンドライクカーボン、水素入り
あるいは窒素が添加されたカーボンで製作することも可
能である。これらの材料を用いることにより、微小突起
17の耐摩耗性を向上させることができる。また、ディ
スク70と接触する、平面部13と微小突起17に保護
膜を形成することにより耐摩耗性能を向上させることが
できる。耐摩耗性の向上により、平面部13と微小突起
17の接触寿命を延ばすと共に、発塵を低減できるので
装置の信頼性を向上することができる。前記保護膜は蒸
着、スパッタ、CVD(ケミカル・ベーパー・デポジッ
ト)法等により形成される。
搭載した磁気ディスク装置を示している。
略す)はサスペンション81に支持されており、サスペ
ンション81はガイドアーム82に連結されている。ガ
イドアーム82はボイスコイルモータ84によりピボッ
トベアリング83を中心にして回転して、スライダ1を
スピンドルモータ60で回転する磁気ディスク70の所
定の半径位置に移動させる。このようにして、磁気ヘッ
ドスライダ1が、磁気ディスク70上にデータを読み書
きする構成となっている。これらの機構はベース90と
カバー(図示せず)により密閉されている。
であるが、ディスクの回転停止時にスライダ1をディス
ク70の外に待避させる、ロードアンロード方式を採用
する磁気ディスク装置にも本発明のスライダを搭載する
事ができる。
スク面の面粗さが小さい平滑磁気ディスクにおいて特に
有効である。具体的には、面記録密度10Gb/inch2
以上を実現するためには、磁気ヘッドスライダの浮上量
を20nm以下に低減することが必須であり、また、こ
れを実現するためには、磁気ディスクの平均面粗さRa
を2nm以下に低減することが必要である。
い、1mmの測長を行ない両側0.1mmを無視し、カ
ットオフ周波数25Hzで行なう。AFS(アトミック
フォースマイクロスコープ)では、10μm角の測定範
囲で行なう。
の理由により、浮上中のスライダがディスク面と接触し
た場合にでも、摩擦係数が大きく、そのため、従来のス
ライダでは大きな摩擦力Fが発生する。Fが大きくなる
と、従来のスライダでは容易に前のめりに回転しディス
ク面を損傷させる。一方、本発明によれば、磁気ディス
クの平均面粗さRa<2nmの条件でも、スライダがデ
ィスク面と接触して、スライダがディスク面を損傷させ
ることは無い。これにより、低浮上量で高信頼性のスラ
イダを提供でき、大容量の磁気ディスク装置を実現でき
る。
磁気ヘッドスライダと磁気ディスクがCSS時、あるい
は、浮上中に回転ディスクと接触した場合にもスライダ
が前のめりになりにくく、また、前のめりになった場合
でも、段差面の前縁がディスク面を損傷することが無
い。また、周囲の気圧が低下しても一定浮上量を実現で
きる。さらに、このスライダと平滑ディスクを組み合わ
せることにより、大容量・高信頼性の磁気ディスク装置
を供給することができる。
検討図。
ブリード面、12…段差面、13…平面部、14…段差
部、15…スライダ前縁、16…段差面の前縁、16a
…角部、17…微小突起、20…磁気ヘッド、70…磁
気ディスク。
Claims (7)
- 【請求項1】磁気ディスク面上に情報を記録再生する磁
気ヘッドを搭載し、前記磁気ディスクの回転に伴って発
生する空気流を利用して、前記磁気ディスク面上に微小
な空気膜を介して浮上する磁気ヘッドスライダにおい
て、 スライダ面に浮上力を発生する浮上用パッドが設けら
れ、前記浮上用パッドは、平面部と、平面部から空気の
流入側にほぼ直角方向に窪んだ段差部と段差面とで構成
され、前記段差面に前記平面部よりも高いか、或いはほ
ぼ等しい高さの微小突起を形成し、前記段差部の高さを
200nm以下としたことを特徴とする磁気ヘッドスラ
イダ。 - 【請求項2】請求項1に記載の磁気ヘッドスライダにお
いて、前記微小突起の位置を、空気流入側でかつスライ
ダ幅方向の外側となる前記段差面の角部に近い位置に配
置したことを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 【請求項3】請求項1に記載の磁気ヘッドスライダにお
いて、前記段差面の空気流入側の前縁が、スライダの空
気流入側の前縁と略一致していることを特徴とする磁気
ヘッドスライダ。 - 【請求項4】磁気ディスク面上に情報を記録再生する磁
気ヘッドを搭載し、前記磁気ディスクの回転に伴って発
生する空気流により、前記磁気ディスク面上に微小な空
気膜を介して浮上する磁気ヘッドスライダにおいて、 スライダ面に浮上力を発生する浮上用パッドが設けら
れ、平面部と、平面部からほぼ空気流入側に直角方向に
窪んだ段差部と段差面とで構成され、前記段差面に前記
平面部よりも高いか、或いはほぼ等しい高さの微小突起
を形成し、前記段差部の高さを200nm以下とし、前
記平面部の前方と両側に前記段差面を配置し、前記微小
突起を前記平面部の前方に設けた段差面の、スライダの
幅方向の外側に各々1つ配置した浮上用パッドを少なく
とも1つ持つことを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 【請求項5】磁気ディスク面上に情報を記録再生する磁
気ヘッドを搭載し、前記磁気ディスクの回転に伴って発
生する空気流により、前記磁気ディスク面上に微小な空
気膜を形成して浮上する磁気ヘッドスライダにおいて、 前記スライダ面に浮上力を発生する浮上用パッドを設
け、平面部と、平面部から空気流入側にほぼ直角方向に
窪んだ段差部と段差面とで構成され、前記段差面に前記
平面部よりも高いか、或いはほぼ等しい高さの微小突起
を形成し、前記段差部の高さを200nm以下とし、前
記浮上用パッドをスライダの空気流入側で、かつ幅方向
の外側に各々1つ配置し、スライダの空気流出側の中央
に1つ配置したこと、を特徴とする磁気ヘッドスライ
ダ。 - 【請求項6】磁気ディスクと、前記磁気ディスクを回転
駆動するスピンドルモータと、前記磁気ディスク面上に
情報を記録又は再生するための磁気ヘッドを備えた磁気
ヘッドスライダと、前記磁気ヘッドスライダを支持する
サスペンションと、前記サスペンションを回転駆動する
駆動機構を備えた磁気ディスク装置において、 前記磁気ヘッドスライダ面に浮上力を発生する浮上用パ
ッドが設けられ、前記浮上用パッドは、平面部と、平面
部から空気の流入側にほぼ直角方向に窪んだ段差部と段
差面とで構成され、前記段差面に前記平面部よりも高い
か、或いはほぼ等しい高さの微小突起を形成し、前記段
差部の高さを200nm以下とし、前記磁気ディスク面
の平均面粗さRaが2nm以下としたことを特徴とする
磁気ディスク装置。 - 【請求項7】磁気ディスクと、前記磁気ディスクを回転
駆動するスピンドルモータと、前記磁気ディスク面上に
情報を記録又は再生するための磁気ヘッドを備えた磁気
ヘッドスライダと、前記磁気ヘッドスライダを支持する
サスペンションと、前記サスペンションを回転駆動する
駆動機構を備えた磁気ディスク装置において、 前記磁気ヘッドスライダ面に浮上力を発生する浮上用パ
ッドが設けられ、前記浮上用パッドは、平面部と、平面
部から空気の流入側にほぼ直角方向に窪んだ段差部と段
差面とで構成され、前記段差面に前記平面部よりも高い
か、或いはほぼ等しい高さの微小突起を形成し、前記段
差部の高さを200nm以下とし、磁気ヘッドスライダ
の空気流出側の浮上量が20nm以下であることを特徴
とする磁気ディスク装置。
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JP2000021109A5 JP2000021109A5 (ja) | 2005-09-02 |
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ID=26455708
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN100388359C (zh) * | 2004-06-11 | 2008-05-14 | 富士通株式会社 | 盘装置和滑块 |
JP2010152991A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 磁気ヘッドスライダ、磁気ヘッドスライダを搭載した磁気ディスク装置、および磁気ヘッドスライダの製造方法 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11761499A patent/JP3965257B2/ja not_active Expired - Fee Related
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