JP2000020406A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
画像処理方法および画像処理装置Info
- Publication number
- JP2000020406A JP2000020406A JP10190800A JP19080098A JP2000020406A JP 2000020406 A JP2000020406 A JP 2000020406A JP 10190800 A JP10190800 A JP 10190800A JP 19080098 A JP19080098 A JP 19080098A JP 2000020406 A JP2000020406 A JP 2000020406A
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- Japan
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- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソフトエラーの発生の有無を評価する共に、
ソフトエラーによる画像劣化を防止することができる画
像処理方法および画像処理装置を実現する。 【解決手段】 少なくとも３つ以上の奇数個のメモリ３
ａ〜３ｃにそれぞれ同時に画像データを記録するように
し、伝送系４側へ読み出す際に、このメモリ３ａ〜３ｃ
の３者の記録内容を相互比較して多数決をとり、画像デ
ータの不一致がある場合には、その画像データについて
ソフトエラー発生と識別する一方、ソフトエラーが無い
と判断した画像データのみ出力するようにしたので、ソ
フトエラーの発生の有無を評価する共に、ソフトエラー
による画像劣化を防止することが可能になる。
ソフトエラーによる画像劣化を防止することができる画
像処理方法および画像処理装置を実現する。 【解決手段】 少なくとも３つ以上の奇数個のメモリ３
ａ〜３ｃにそれぞれ同時に画像データを記録するように
し、伝送系４側へ読み出す際に、このメモリ３ａ〜３ｃ
の３者の記録内容を相互比較して多数決をとり、画像デ
ータの不一致がある場合には、その画像データについて
ソフトエラー発生と識別する一方、ソフトエラーが無い
と判断した画像データのみ出力するようにしたので、ソ
フトエラーの発生の有無を評価する共に、ソフトエラー
による画像劣化を防止することが可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星や宇宙基
地等の搭載機器に用いて好適な画像処理方法および画像
処理装置に関する。
地等の搭載機器に用いて好適な画像処理方法および画像
処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の人工衛星では、例えば、パドルの
展開状態などを地上側でモニタする為、ＣＣＤカメラを
搭載する機会が多い。ＣＣＤカメラにより撮像された画
像は、従来、図２に示す画像処理装置によって地上側に
伝送される。すなわち、ＣＣＤ１により撮像された画像
データは、信号処理部２にて編集やＪＰＥＧ圧縮が施さ
れた後、メモリ３に一次ストアされる。その後、伝送系
４を介してメモリ３にストアされた圧縮画像データがエ
ンコードされて地上側へ送信されるようになっている。
展開状態などを地上側でモニタする為、ＣＣＤカメラを
搭載する機会が多い。ＣＣＤカメラにより撮像された画
像は、従来、図２に示す画像処理装置によって地上側に
伝送される。すなわち、ＣＣＤ１により撮像された画像
データは、信号処理部２にて編集やＪＰＥＧ圧縮が施さ
れた後、メモリ３に一次ストアされる。その後、伝送系
４を介してメモリ３にストアされた圧縮画像データがエ
ンコードされて地上側へ送信されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像処理装置から出力される圧縮画像データを地上側で
復調する際にデータエラーが発生しても、通常、エラー
訂正符号の採用により欠落したデータを復元し得るもの
の、宇宙環境下の放射線（例えば、高エネルギー粒子
線）に起因するメモリラッチアップ等のソフトエラー
が、メモリ３に画像データを格納する際にこの発生する
と、エラー訂正による修復が効かず、大きく画像劣化す
るという問題がある。また、衛星内で発生するソフトエ
ラーは突発性で、しかも散発的なものであるが故に評価
が困難になる、という問題もある。そこで本発明は、こ
うした事情に鑑みてなされたもので、ソフトエラーの発
生の有無を評価する共に、ソフトエラーによる画像劣化
を防止することができる画像処理方法および画像処理装
置を提供することを目的としている。
画像処理装置から出力される圧縮画像データを地上側で
復調する際にデータエラーが発生しても、通常、エラー
訂正符号の採用により欠落したデータを復元し得るもの
の、宇宙環境下の放射線（例えば、高エネルギー粒子
線）に起因するメモリラッチアップ等のソフトエラー
が、メモリ３に画像データを格納する際にこの発生する
と、エラー訂正による修復が効かず、大きく画像劣化す
るという問題がある。また、衛星内で発生するソフトエ
ラーは突発性で、しかも散発的なものであるが故に評価
が困難になる、という問題もある。そこで本発明は、こ
うした事情に鑑みてなされたもので、ソフトエラーの発
生の有無を評価する共に、ソフトエラーによる画像劣化
を防止することができる画像処理方法および画像処理装
置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の画像処理方法では、少なくとも３
つ以上の奇数個の記憶手段にそれぞれ同時に画像データ
を記録するようにし、それを外部へ読み出す際に、これ
ら記憶手段の各画像データを相互比較して多数決をと
り、画像データの不一致がある場合には、その画像デー
タについてソフトエラー発生と識別する一方、ソフトエ
ラーが無いと判断した画像データのみ出力することを特
徴としている。
め、請求項１に記載の画像処理方法では、少なくとも３
つ以上の奇数個の記憶手段にそれぞれ同時に画像データ
を記録するようにし、それを外部へ読み出す際に、これ
ら記憶手段の各画像データを相互比較して多数決をと
り、画像データの不一致がある場合には、その画像デー
タについてソフトエラー発生と識別する一方、ソフトエ
ラーが無いと判断した画像データのみ出力することを特
徴としている。
【０００５】また、請求項２に記載の画像処理装置で
は、少なくとも３つ以上の奇数個の記憶手段にそれぞれ
同時に画像データをする記録手段と、前記奇数個の記憶
手段に記録された画像データを外部へ読み出す際に、こ
れら記憶手段の各画像データを相互比較して多数決をと
り、画像データの不一致がある場合には、その画像デー
タについてソフトエラー発生と識別するエラー識別手段
と、このエラー識別手段によってソフトエラーと識別さ
れた画像データ以外を外部へ読み出し出力する出力手段
とを具備することを特徴とする。
は、少なくとも３つ以上の奇数個の記憶手段にそれぞれ
同時に画像データをする記録手段と、前記奇数個の記憶
手段に記録された画像データを外部へ読み出す際に、こ
れら記憶手段の各画像データを相互比較して多数決をと
り、画像データの不一致がある場合には、その画像デー
タについてソフトエラー発生と識別するエラー識別手段
と、このエラー識別手段によってソフトエラーと識別さ
れた画像データ以外を外部へ読み出し出力する出力手段
とを具備することを特徴とする。
【０００６】本発明では、少なくとも３つ以上の奇数個
の記憶手段にそれぞれ同時に画像データを記録するよう
にし、それを外部へ読み出す際に、これら記憶手段の各
画像データを相互比較して多数決をとり、画像データの
不一致がある場合には、その画像データについてソフト
エラー発生と識別する一方、ソフトエラーが無いと判断
した画像データのみ出力するから、ソフトエラーの発生
の有無を評価する共に、ソフトエラーによる画像劣化を
防止することが可能になる。
の記憶手段にそれぞれ同時に画像データを記録するよう
にし、それを外部へ読み出す際に、これら記憶手段の各
画像データを相互比較して多数決をとり、画像データの
不一致がある場合には、その画像データについてソフト
エラー発生と識別する一方、ソフトエラーが無いと判断
した画像データのみ出力するから、ソフトエラーの発生
の有無を評価する共に、ソフトエラーによる画像劣化を
防止することが可能になる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態によ
る画像処理装置について図面を参照して説明する。ま
ず、図１は実施の一形態による画像処理装置の構成を示
すブロック図であり、図２に図示した従来例と共通する
要素には同一の番号を付し、その説明を省略するものと
する。図１に示す画像処理装置が図２の従来例と相違す
る点は、メモリ３ａ〜３ｃと、メモリ内容を比較し、デ
ータの不一致がある場合にソフトエラー発生と識別して
カウンタをカウントアップすカウンタ回路３ｄとを設け
たことにある。
る画像処理装置について図面を参照して説明する。ま
ず、図１は実施の一形態による画像処理装置の構成を示
すブロック図であり、図２に図示した従来例と共通する
要素には同一の番号を付し、その説明を省略するものと
する。図１に示す画像処理装置が図２の従来例と相違す
る点は、メモリ３ａ〜３ｃと、メモリ内容を比較し、デ
ータの不一致がある場合にソフトエラー発生と識別して
カウンタをカウントアップすカウンタ回路３ｄとを設け
たことにある。
【０００８】つまり、上記構成によれば、ＣＣＤ１によ
り撮像された画像データは、信号処理部２にて編集やＪ
ＰＥＧ圧縮が施された後、メモリ３ａ〜３ｃにそれぞれ
同時に記録する。そして、伝送系４側へ読み出す際に、
比較回路／カウンタ３ｄは、このメモリ３ａ〜３ｃの３
者の記録内容をそれぞれ相互比較して多数決をとる。こ
こで、画像データの不一致がある場合、すなわち、２者
が同一で１者が異なる時には、その画像データについて
ソフトエラー発生と識別し、カウンタをカウントアップ
する。伝送系４へはソフトエラーが無いと判断した画像
データのみ出力する。なお、ソフトエラー発生回数をカ
ウントするカウンタが規定値以上になった場合には、例
えば、全ての画像データを棄却して最初から撮像し直す
等の復帰処理を行う。
り撮像された画像データは、信号処理部２にて編集やＪ
ＰＥＧ圧縮が施された後、メモリ３ａ〜３ｃにそれぞれ
同時に記録する。そして、伝送系４側へ読み出す際に、
比較回路／カウンタ３ｄは、このメモリ３ａ〜３ｃの３
者の記録内容をそれぞれ相互比較して多数決をとる。こ
こで、画像データの不一致がある場合、すなわち、２者
が同一で１者が異なる時には、その画像データについて
ソフトエラー発生と識別し、カウンタをカウントアップ
する。伝送系４へはソフトエラーが無いと判断した画像
データのみ出力する。なお、ソフトエラー発生回数をカ
ウントするカウンタが規定値以上になった場合には、例
えば、全ての画像データを棄却して最初から撮像し直す
等の復帰処理を行う。
【０００９】以上のように、本発明によれば、少なくと
も３つ以上の奇数個のメモリ３ａ〜３ｃにそれぞれ同時
に画像データを記録するようにし、伝送系４側へ読み出
す際に、このメモリ３ａ〜３ｃの３者の記録内容を相互
比較して多数決をとり、画像データの不一致がある場合
には、その画像データについてソフトエラー発生と識別
する一方、ソフトエラーが無いと判断した画像データの
み出力するようにしたので、ソフトエラーの発生の有無
を評価する共に、ソフトエラーによる画像劣化を防止す
ることが可能になっている。
も３つ以上の奇数個のメモリ３ａ〜３ｃにそれぞれ同時
に画像データを記録するようにし、伝送系４側へ読み出
す際に、このメモリ３ａ〜３ｃの３者の記録内容を相互
比較して多数決をとり、画像データの不一致がある場合
には、その画像データについてソフトエラー発生と識別
する一方、ソフトエラーが無いと判断した画像データの
み出力するようにしたので、ソフトエラーの発生の有無
を評価する共に、ソフトエラーによる画像劣化を防止す
ることが可能になっている。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも３つ以上の
奇数個の記憶手段にそれぞれ同時に画像データを記録す
るようにし、それを外部へ読み出す際に、これら記憶手
段の各画像データを相互比較して多数決をとり、画像デ
ータの不一致がある場合には、その画像データについて
ソフトエラー発生と識別する一方、ソフトエラーが無い
と判断した画像データのみ出力するので、ソフトエラー
の発生の有無を評価することができる上、ソフトエラー
による画像劣化を防止することができる。
奇数個の記憶手段にそれぞれ同時に画像データを記録す
るようにし、それを外部へ読み出す際に、これら記憶手
段の各画像データを相互比較して多数決をとり、画像デ
ータの不一致がある場合には、その画像データについて
ソフトエラー発生と識別する一方、ソフトエラーが無い
と判断した画像データのみ出力するので、ソフトエラー
の発生の有無を評価することができる上、ソフトエラー
による画像劣化を防止することができる。
【図１】本発明の実施の一形態による画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】従来例の構成を示すブロック図である。
１ ＣＣＤ ２ 信号処理部 ３ａ〜３ｃ メモリ ３ｄ 比較回路／カウンタ ４ 伝送系
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも３つ以上の奇数個の記憶手段
にそれぞれ同時に画像データを記録するようにし、それ
を外部へ読み出す際に、これら記憶手段の各画像データ
を相互比較して多数決をとり、画像データの不一致があ
る場合には、その画像データについてソフトエラー発生
と識別する一方、ソフトエラーが無いと判断した画像デ
ータのみ出力することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項２】 少なくとも３つ以上の奇数個の記憶手段
にそれぞれ同時に画像データをする記録手段と、 前記奇数個の記憶手段に記録された画像データを外部へ
読み出す際に、これら記憶手段の各画像データを相互比
較して多数決をとり、画像データの不一致がある場合に
は、その画像データについてソフトエラー発生と識別す
るエラー識別手段と、 このエラー識別手段によってソフトエラーと識別された
画像データ以外を外部へ読み出し出力する出力手段とを
具備することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10190800A JP2000020406A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 画像処理方法および画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10190800A JP2000020406A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 画像処理方法および画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000020406A true JP2000020406A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16263961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10190800A Pending JP2000020406A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 画像処理方法および画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000020406A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11671607B2 (en) | 2019-08-23 | 2023-06-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Image transmission device, image reception device and computer readable medium |
-
1998
- 1998-07-06 JP JP10190800A patent/JP2000020406A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11671607B2 (en) | 2019-08-23 | 2023-06-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Image transmission device, image reception device and computer readable medium |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001205 |