JP2000020184A - 静止電源電流状態設定回路とそれを備えたマイクロコンピュータ - Google Patents

静止電源電流状態設定回路とそれを備えたマイクロコンピュータ

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JP2000020184A
JP2000020184A JP10191695A JP19169598A JP2000020184A JP 2000020184 A JP2000020184 A JP 2000020184A JP 10191695 A JP10191695 A JP 10191695A JP 19169598 A JP19169598 A JP 19169598A JP 2000020184 A JP2000020184 A JP 2000020184A
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JP
Japan
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current state
power supply
supply current
microcomputer
signal
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JP10191695A
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Inventor
Masahiro Takashima
政廣 高島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータの静止電源電流状態で
の内部レジスタやメモリの設定を一義的に定めることに
より、検査時の動作を実使用時の動作と一致させ、静止
電源電流状態の検査漏れを無くする。 【解決手段】 静止電源電流状態オン信号18によっ
て、メモリ20に格納された自動転送先アドレスと自動
転送データにしたがって転送動作を開始する自動転送回
路ブロック19を設ける。これにより、静止電源電流状
態へ移行する前に内部レジスタとメモリの設定を一義的
に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータの内部基準クロックを停止して消費電力を低減する
静止電源電流状態を設定するための設定回路と、それを
内蔵したマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等に代表される移動体通
信機器の急激な需要の伸びに呼応して、移動体通信用の
半導体装置、特にマイクロコンピュータの需要も大きく
伸びてきている。
【0003】移動体通信機器用のマイクロコンピュータ
にとって、内部クロックを停止する静止電源電流状態を
設定する機能は、移動体通信機器の低消費電力を実現す
るために必須である。その反面、静止電源電流設定回路
の検査が不十分であると、本来検査不良となるべきマイ
クロコンピュータが移動体通信機器に使用されるおそれ
がある。この場合、通信機器の通常機能は正常動作する
が、バッテリーの消耗が異常に早いといった不具合が生
じることになる。そのような通信機器の修理のためにマ
イクロコンピュータを取り替える作業は非常に困難であ
る。したがって、マイクロコンピュータの静止電源電流
状態を設定する機能を漏れなく検査することが重要であ
る。
【0004】従来のマイクロコンピュータの静止電源電
流状態設定回路を図2に示す。図2において、1はマイ
クロコンピュータのCPU(中央処理装置)、2は静止
電源電流状態を設定するための静止電源電流状態設定レ
ジスタ、3はマイクロコンピュータの内部基準クロック
の動作及び停止を制御するクロック制御部、4は静止電
源電流状態設定レジスタ2から出力され、静止電源電流
状態になったことを示す静止電源電流状態オン信号、5
はマイクロコンピュータ内部のデータバス、6はマイク
ロコンピュータ内部のアドレスバス、7はマイクロコン
ピュータ内部のデータアクセス制御バス、8はマイクロ
コンピュータ内部の第1の機能ブロックの動作を制御す
るための第1の内部動作設定レジスタ、9はマイクロコ
ンピュータ内部の第2の機能ブロックの動作を制御する
ための第2の内部動作設定レジスタ、10はマイクロコ
ンピュータ内部の第Nの機能ブロックの動作を制御する
ための第Nの内部動作設定レジスタ、11は第1の内部
動作設定レジスタの出力信号である第1の内部動作設定
信号、12は第2の内部動作設定レジスタの出力信号で
ある第2の内部動作設定信号、13は第Nの内部動作設
定レジスタの出力信号である第Nの内部動作設定信号、
14はクロック制御部から出力されるマイクロコンピュ
ータの内部基準クロックをそれぞれ示している。
【0005】以上のように構成された静止電源電流状態
設定回路の動作を説明する。まず、CPU1から静止電
源電流状態設定レジスタ2に対して、静止電源電流状態
に移行するためのデータ書き込み信号が、データバス
5、アドレスバス6及びデータアクセス制御バス7を介
して与えられる。そのデータ書き込み信号に基づいて、
静止電源電流状態設定レジスタ2が静止電源電流状態オ
ン信号を出力する。この信号はクロック制御部に与えら
れる。
【0006】クロック制御部は、この静止電源電流状態
オン信号に基づいて、マイクロコンピュータ内部の内部
基準クロックを停止させる。この動作により、マイクロ
コンピュータ内部の状態が静止電源電流状態へ移行す
る。このとき、マイクロコンピュータの第1から第Nの
内部動作制御レジスタの出力値は、マイクロコンピュー
タのプログラムによって、無限の組み合わせタイミング
で設定することができる。その結果、静止電源電流状態
の検査を行う際に、マイクロコンピュータ内部の状態を
常に一定の手順で設定することが困難であり、検査漏れ
が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の静止電源電流状
態設定回路は、静止電源電流状態設定レジスタから出力
された静止電源電流動作信号をクロック制御回路に入力
することで、マイクロコンピュータ内部の基準クロック
を停止し、静止電源電流状態を実現する。
【0008】しかしながら、従来の構成では、静止電源
電流状態に設定されたときの、マイクロコンピュータ内
部の第1から第Nの内部動作設定レジスタの出力値が任
意に設定できるため、マイクロコンピュータ内部の各信
号の状態が一義的に定まらない。静止電源電流状態回路
の検査において、マイクロコンピュータ内部のすべての
組み合わせを検査することは不可能であり、実際にはい
くつかのの状態に絞って検査することになる。その結
果、検査漏れが生ずる可能性がある。
【0009】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するために、静止電源電流状態設定を一義的に決定
し、検査漏れを無くすることができる静止電源電流状態
設定回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による静止電源電流状態設定回路は、静止電
源電流状態を設定する信号によって起動され、メモリに
格納された自動転送先アドレスと自動転送データにした
がって転送動作を行う自動転送回路を備えていることを
特徴とする。
【0011】また、本発明によるマイクロコンピュータ
は、内部基準クロックを停止して消費電力を低減する静
止電源電流状態を設定する信号によって起動され、メモ
リに格納された自動転送先アドレスと自動転送データに
したがって転送動作を行う自動転送回路と、転送動作が
終了したときに自動転送回路から出力される転送終了信
号に基づいて静止電源電流状態への移行を実行する回路
とを内蔵していることを特徴とする。
【0012】上記のような構成によれば、静止電源電流
状態への移行の前に、内部動作設定レジスタの出力値を
任意に設定し直すことができ、マイクロコンピュータの
内部信号の状態を一義的に決定することができる。これ
により、項目漏れのない検査を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施
形態に係る静止電源電流状態設定回路のブロック図であ
る。図1において、15は、マイクロコンピュータのC
PU、16は静止電源電流状態を設定するための静止電
源電流状態設定レジスタ、17はマイクロコンピュータ
内部の動作クロックの動作や停止を制御するクロック制
御部、18は静止電源電流状態設定レジスタ16から出
力される静止電源電流状態になったことを示す静止電源
電流状態オン信号、19は静止電源電流状態オン信号1
8によって動作を開始する自動転送回路ブロック、20
は自動転送回路ブロック19で使用する転送先のアドレ
ス値と転送するデータを格納するメモリ、21は自動転
送が終了したことを示す転送終了信号、22はマイクロ
コンピュータ内部のデータバス、23はマイクロコンピ
ュータ内部のアドレスバス、24は、マイクロコンピュ
ータ内部のデータアクセス制御バス、25はマイクロコ
ンピュータ内部の第1機能ブロックの動作を制御するた
めの第1内部動作設定レジスタ、26はマイクロコンピ
ュータ内部の第2機能ブロックの動作を制御するための
第2内部動作設定レジスタ、27はマイクロコンピュー
タ内部の第N機能ブロックの動作を制御するための第N
内部動作設定レジスタ、28は第1内部動作設定レジス
タの出力信号である第1内部動作設定信号、29は第2
内部動作設定レジスタの出力信号である第2内部動作設
定信号、30は第N内部動作設定レジスタの出力信号で
ある第N内部動作設定信号、31はクロック制御部から
出力されるマイクロコンピュータの内部基準クロックを
それぞれ示している。
【0014】以上のように構成された静止電源電流状態
設定回路の動作を説明する。まず、CPU15から静止
電源電流状態設定レジスタ16に対して、静止電源電流
状態に移行するためのデータ書き込み信号が、データバ
ス22、アドレスバス23、データアクセス制御バス2
4を介して与えられる。そのデータ書き込み信号に基づ
いて、静止電源電流状態オン信号18が静止電源電流状
態設定レジスタ16から出力される。この信号は、自動
転送回路ブロック19に入力され、自動転送回路ブロッ
ク19が動作を開始する。
【0015】自動転送回路ブロック19は、マイクロコ
ンピュータのメモリ20に格納されている自動転送先の
アドレスデータ、及び、自動転送するデータを読み取
り、そのデータ値に基づいて、マイクロコンピュータ内
部の第1内部動作設定レジスタから第N内部動作設定レ
ジスタNへのデータ書き込みを行う。そのときのデータ
書き込み信号は、データバス22、アドレスバス23、
及びデータアクセス制御バス24から出力される。この
一連の自動転送動作により、マイクロコンピュータ内部
の動作設定レジスタの出力信号値を一定の手順によって
実現することが可能となる。N個の内部動作設定レジス
タへの自動転送が完了した後、すなわち、マイクロコン
ピュータの内部状態を静止電源電流状態に移行するため
の設定を一連の動作によって一義的に決定した後に、自
動転送回路ブロック19は、転送終了信号21をクロッ
ク制御部17に対して出力する。クロック制御部17
は、この転送終了信号21に基づいてマイクロコンピュ
ータ内部の内部基準クロック31を停止する。この動作
により、マイクロコンピュータ内部の状態を静止電源電
流状態へ移行させる。
【0016】以上のように本実施形態によれば、静止電
源電流状態オン信号18によって、メモリ20に格納さ
れた自動転送先アドレスと自動転送データに基づいて転
送動作を開始する自動転送回路ブロック19を備えたこ
とにより、静止電源電流状態設定の直前にマイクロコン
ピュータ内部の信号状態を一義的に定めることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の静止電源電流状
態設定回路は、静止電源電流状態へ移行するための回路
動作を常に一定にすることができるので、静止電源電流
状態の検査を行う際に、マイクロコンピュータ内部の信
号状態の設定順序や設定状態を実使用状態と同一の状態
で検査することができる。その結果、静止電源電流状態
の検査漏れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る静止電源電流状態設定
回路のブロック図
【図2】従来の静止電源電流状態設定回路のブロック図
【符号の説明】
15 CPU 16 静止電源電流状態設定レジスタ 17 クロック制御部 18 静止電源電流状態オン信号 19 自動転送回路ブロック 20 メモリ 21 転送終了信号 22 データバス 23 アドレスバス 24 データアクセス制御バス 25 第1内部動作設定レジスタ 26 第2内部動作設定レジスタ 27 第N内部動作設定レジスタ 28 第1内部動作設定信号 29 第2内部動作設定信号 30 第N内部動作設定信号 31 内部基準クロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータの内部基準クロッ
    クを停止して消費電力を低減する静止電源電流状態を設
    定するための回路であって、前記静止電源電流状態を設
    定する信号によって起動され、メモリに格納された自動
    転送先アドレスと自動転送データにしたがって転送動作
    を行う自動転送回路を備えていることを特徴とするマイ
    クロコンピュータの静止電源電流状態設定回路。
  2. 【請求項2】 内部基準クロックを停止して消費電力を
    低減する静止電源電流状態を設定する信号によって起動
    され、メモリに格納された自動転送先アドレスと自動転
    送データにしたがって転送動作を行う自動転送回路と、
    前記転送動作が終了したときに前記自動転送回路から出
    力される転送終了信号に基づいて静止電源電流状態への
    移行を実行する回路とを内蔵しているマイクロコンピュ
    ータ。
JP10191695A 1998-07-07 1998-07-07 静止電源電流状態設定回路とそれを備えたマイクロコンピュータ Pending JP2000020184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234737A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロコンピュータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234737A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロコンピュータ

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