JP2000019255A - 放射線検出器 - Google Patents

放射線検出器

Info

Publication number
JP2000019255A
JP2000019255A JP18271298A JP18271298A JP2000019255A JP 2000019255 A JP2000019255 A JP 2000019255A JP 18271298 A JP18271298 A JP 18271298A JP 18271298 A JP18271298 A JP 18271298A JP 2000019255 A JP2000019255 A JP 2000019255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation detector
scintillator
photocathode
light
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18271298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fujita
良雄 藤田
Masayoshi Sawara
正芳 佐原
Kazuaki Wada
一哲 和田
Shoichi Kosugi
昭一 小杉
Yuji Yoshizawa
祐二 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP18271298A priority Critical patent/JP2000019255A/ja
Publication of JP2000019255A publication Critical patent/JP2000019255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ高感度な放射線検出器を提供する。 【解決手段】 放射線検出器10は、放射線の入射に伴
い光を放出するシンチレータ12と、シンチレータ12
から放出された光を検出する光電子増倍管14とを備え
て構成される。光電子増倍管14は、ガラス管16の内
部に、主光電面18、側部光電面20、集束電極22、
電子増倍部24を備えて構成される。主光電面18は、
ガラス管16を構成する2つの端面のうち、光入射面1
6aの内壁に、全面にわたって形成されている。また、
側部光電面20は、ガラス管16の側面16bのうち、
光入射面16aの周縁部に隣接する部分の内壁に形成さ
れている。また、ガラス管16の外側であって、主光電
面18と側部光電面20に対応する部分は、シンチレー
タ12によって覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線検出器に関
し、特にシンチレータと光電子増倍管とを備えた放射線
検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線を用いた診断、非破壊検査などに
用いられる放射線検出器として、シンチレータと光電子
増倍管とを用いた放射線検出器が広く知られている。か
かる放射線検出器は、筒状の密閉ガラス管の一方の端面
(光入射面)の内壁に光電面を形成した光電子増倍管の
当該光入射面にシンチレータを密着させた構成を有して
いる。上記放射線検出器は、上記構成により、放射線の
入射に伴ってシンチレータ内で発生した光が光電子増倍
管の光電面に入射し、光電面から発生する電子を捕集す
ることで放射線を検出する。
【0003】また、実開昭62−9135号公報には、
光電子増倍管の光入射面を球面状に形成した放射線検出
器が開示されている。光電子増倍管の光入射面を球面状
に形成することで、シンチレータ内で発生した光のうち
光電子増倍管の光入射面で全反射する光の割合が減少
し、光電子増倍管への光入射効率が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如く光
電子増倍管の光入射面にシンチレータを密着させた放射
線検出器は、放射線検出器の小型化に伴い光入射面が小
さくなり、放射線検出感度が低下するという問題点があ
る。
【0005】本発明は、上記問題点を解決し、小型かつ
高感度な放射線検出器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の放射線検出器は、放射線の入射に伴い光を
放出するシンチレータと、シンチレータから放出された
光を検出する光電子増倍管とを備えた放射線検出器であ
って、光電子増倍管は、透光性の筒状密閉容器と、筒状
密閉容器の一方の端面の内壁に形成された主光電面と、
筒状密閉容器の側面であって上記一方の端面の周縁部に
隣接する部分の内壁に形成された側部光電面とを有し、
シンチレータは、筒状密閉容器の外側であって、主光電
面の全面と側部光電面のうち少なくとも一部とを覆う部
分に形成されていることを特徴としている。
【0007】光電子増倍管が、筒状密閉容器の側面に形
成された側部光電面を有することで、筒状密閉容器の側
面から入射した光を有効に検出することができる。すな
わち、光電面が一方の端面(光入射面)にのみ形成され
ている光電子増倍管と比較して、実質的な受光面積を大
きくすることができる。
【0008】さらに、筒状密閉容器の外側であって、側
部光電面のうち少なくとも一部を覆う部分にシンチレー
タが形成されていることで、放射線の入射に伴って発生
する光を効率よく側部光電面に入射させることができ
る。
【0009】本発明の放射線検出器は、光電子増倍管
が、主光電面と側部光電面とに電圧を供給するための電
極を有し、上記電極は、一部が側部光電面に接するよう
に、筒状密閉容器の側面全周にわたって帯状に形成され
ていることを特徴としても良い。
【0010】電極を、一部が側部光電面に接するよう
に、筒状密閉容器の側面全周にわたって帯状に形成する
ことで、この電極部分が遮光作用を奏し、かかる電極部
分から外乱光が光電子増倍管内に入射することを防止す
ることができる。
【0011】本発明の放射線検出器は、シンチレータ
が、筒状密閉容器の外側であって、主光電面の全面、側
部光電面の全面及び電極うち少なくとも一部とを覆う部
分に形成されていることを特徴としても良い。
【0012】シンチレータを、主光電面の全面、側部光
電面の全面及び電極うち少なくとも一部とを覆う部分に
形成することで、シンチレータと上記電極とが一部重な
り、広範囲にわたり遮光作用を奏する。その結果、外乱
光の光電子増倍管内への入射を広範囲にわたり防止でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態にかかる
放射線検出器について図面を用いて説明する。まず、本
実施形態にかかる放射線検出器の構成について説明す
る。図1は、本実施形態にかかる放射線検出器の断面図
である。
【0014】放射線検出器10は、放射線の入射に伴い
光を放出するシンチレータ12と、シンチレータ12か
ら放出された光を検出する光電子増倍管14とを備えて
構成される。
【0015】光電子増倍管14は、透光性の筒状密閉容
器であるガラス管16の内部に、主光電面18、側部光
電面20、集束電極22、電子増倍部24を備えて構成
される。
【0016】ガラス管16は、直径28mm、全長60
mmの円柱形状を有している。
【0017】主光電面18は、ガラス管16を構成する
2つの端面のうち、光を入射させる側の端面(以下、光
入射面16aという)の内壁に、全面にわたって形成さ
れている。また、側部光電面20は、ガラス管16の側
面16bのうち、光入射面16aの周縁部に隣接する部
分の内壁に形成されている。より具体的には、光入射面
16aの周縁部から20mmの幅をもって、ガラス管1
6の側面の周方向に全周にわたって形成されている。上
記構成より、主光電面18と側部光電面20とは、光入
射面16aの周縁部で接触しており、全体として1つの
光電面を形成している。
【0018】主光電面18及び側部光電面20を形成す
る材料としては、シンチレータ12によって発生する波
長の光を高感度で検出するため、例えば、Sb−Rb−
Cs、Sb−Na−K、Sb−K−Csなどのバイアル
カリ光電面が用いられている。また、用途によってはマ
ルチアルカリ光電面、紫外光電面等も用いることができ
る。
【0019】さらに、側部光電面20の下部には、側部
光電面20に一部を接するように、ガラス管16の側面
16bの全周にわたり、主光電面18及び側部光電面2
0に対して電圧を印加するためのアルミニウム蒸着膜に
よって形成した電極26が帯状に形成されている。電極
26を介して主光電面18及び側部光電面20に電圧を
印加することで、シンチレータ12から放出された光の
入射に伴って主光電面18及び側部光電面20から電子
が放出される。
【0020】集束電極22は、ガラス管16の内部であ
って光入射面16aに対向する位置に配置されている。
集束電極22には、主光電面18及び側部光電面20よ
りも高い電圧が印加されており、主光電面18及び側部
光電面20から放出された電子を第1段ダイノード28
aに集束することが可能となっている。また、集束電極
22の中央部には、集束された電子を光電子増倍部24
に導入するための開口22aが設けられている。
【0021】集束電極22の下部には、電子の入射に伴
って2次電子を放出する複数のダイノード28と、最終
段のダイノード28から出力された電子を捕集する陽極
30を備えたボックス型の光電子増倍部24が設けられ
ている。ここで、各ダイノード28には、所定の電圧が
印加されており、集束電極22の開口22aから導入さ
れた電子の数を順次増倍することができるようになって
いる。
【0022】また、ガラス管16の他方の端面、すなわ
ち光入射面16aに対して反対側の端面には、複数のス
テムピン31が設けられており、このステムピン31を
介して、主光電面18、側部光電面20、集束電極2
2、各ダイノード28等への電圧供給が行われ、また、
陽極30に集められた電子が電流として外部に出力され
る。
【0023】シンチレータ12は、直径50.8mm、
高さ50.8mmの円柱形状のプラスチックシンチレー
タの底面中央部に、光電子増倍管14を挿入するための
直径29mm、深さ20mmの孔を形成した形状となっ
ており、光電子増倍管14の光入射面16a側の部分
が、この孔に挿入されている。
【0024】光電子増倍管14の光入射面16a側の部
分がこの孔に挿入されることで、ガラス管16の外側で
あって、主光電面18と側部光電面20のうち少なくと
も一部とが、シンチレータ12によって覆われることに
なる。特に、本実施形態にかかる放射線検出器10にお
いては、側部光電面20が光入射面16aの周縁部から
20mmの幅をもって形成されており、また、シンチレ
ータ12に設けられた光電子増倍管14を挿入するため
の孔の深さも20mmであることから、側部光電面20
の全てがシンチレータ12によって覆われることにな
る。また、帯状の電極26は、側部光電面20と一部が
接するように設けられていることから、シンチレータ1
2は、電極26の一部をも覆っている。
【0025】さらにシンチレータ12の外表面、より具
体的には底面と孔を除く外周部分には反射部材32が形
成されている。かかる反射部材32により、放射線の入
射に伴ってシンチレータ12内で発生した光が反射さ
れ、当該光を効率よく光電子増倍管14の光入射面16
aに導くことができると同時に、外部から入射する放射
線以外の光(可視光等)を反射し、外乱光の影響を除去
することができる。
【0026】また、シンチレータ12及び光電子増倍管
14は、光電子増倍管14の保護のためにソケット34
に挿入されており、上部ホルダー36、下部ホルダー3
8によって固定されている。
【0027】続いて、本実施形態にかかる放射線検出器
10の作用及び効果について説明する。本実施形態にか
かる放射線検出器10は、光電子増倍管14が、ガラス
管16の光入射面16aの内壁に形成された主光電面1
8に加えて、ガラス管16の側面の内壁に形成された側
部光電面20を有している。従って、放射線の入射に伴
ってシンチレータ12内で発生した光のうち、光入射面
16aから光電子増倍管14の内部に入射した光は、主
光電面18によって電子を発生させるとともに、光入射
面16aの周縁部に隣接した側面から光電子増倍管14
の内部に入射した光は、側部光電面20によって効率よ
く電子を発生させる。従って、光入射面16aの面積、
すなわち光電子増倍管14の大きさを大きくすることな
く、実質的に光電面の面積を大きくすることが可能とな
る。その結果、本実施形態にかかる放射線検出器10は
小型に構成することが可能となるとともに、感度を高め
ることができる。
【0028】また、本実施形態にかかる放射線検出器1
0は、ガラス管16の外側であって、側部光電面20を
覆う部分にシンチレータ12が形成されていることで、
上記側部光電面20を覆う部分においても、放射線の入
射に伴って光が発生することになる。従って、側部光電
面20に対しても、放射線の入射に伴って発生した光を
効率よく入射させることができる。その結果、放射線検
出感度をさらに高めることが可能となる。
【0029】さらに、本実施形態にかかる放射線検出器
10は、ガラス管16の外側であって、側部光電面20
を覆う部分にシンチレータ12が形成され、シンチレー
タ12の外周には反射部材32が設けられていること
で、かかるシンチレータ12が形成されている部分を介
して光電子増倍管14内に外乱光が入射することを防止
することができる。また、本実施形態にかかる放射線検
出器10は、電極26の一部が側部光電面20に接する
ように、ガラス管16の側面16b全周にわたって帯状
に形成されていることから、この電極26が遮光作用を
奏し、電極26の部分から外乱光が光電子増倍管14内
に入射することを防止することができる。さらに、本実
施形態にかかる放射線検出器10は、シンチレータ12
が、主光電面18の全面、側部光電面20の全面及び電
極26の一部とを覆う部分に形成されていることから、
シンチレータ12の外表面に形成された反射部材32と
電極26との一部が重なり、広範囲にわたり遮光作用を
奏し、外乱光の光電子増倍管14内への入射を広範囲に
わたり防止できる。その結果、外乱光の影響が除去さ
れ、感度が向上する。
【0030】以下に、本実施形態にかかる放射線検出器
10の有効性を示す実験結果について述べる。比較対象
にかかる放射線検出器としては、側部光電面を有さず、
光入射面にのみ光電面が形成された光電子増倍管を用い
た放射線検出器を用いた。側部光電面を有しないこと以
外は、本実施形態にかかる放射線検出器10と同様の構
成である。
【0031】有効性の評価は、以下のように行った。す
なわち、放射線源として241Amのγ線を用い、この放
射線源から放射される放射線を放射線検出器の光入射面
及び側面のそれぞれに入射させ、それぞれエネルギー分
解能を計測した。以下、エネルギー分解能の測定結果を
表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1からわかるように、本実施形態にかか
る放射線検出器10は、比較対象にかかる放射線検出器
と比較してエネルギー分解能が高いことがわかる。特
に、側面から入射した放射線を検出するエネルギー分解
能については顕著な差が認められる。
【0034】また、上記放射線を放射線検出器の光入射
面に入射させ、波高弁別装置にてピークチャネルを計測
した結果を図4に示す。図4に示す計測結果より、本実
施形態にかかる放射線検出器10は、比較対象にかかる
放射線検出器と比較して約3.6倍の光量を検出できる
ことがわかった。
【0035】本実施形態にかかる放射線検出器10に
は、様々な変形が考えられる。図2は、第1の変形例に
かかる放射線検出器50の断面図である。本変形例にか
かる放射線検出器50が、上記実施形態にかかる放射線
検出器10と構成上異なる点は、上記実施形態にかかる
放射線検出器10は、側部光電面20の全てがシンチレ
ータ12によって覆われていたのに対して、本変形例に
かかる放射線検出器50は、側部光電面20の一部がシ
ンチレータ12によって覆われている点である。このよ
うに、側部光電面20を設け、側部光電面20の一部を
シンチレータ12で覆うことによっても、側部光電面2
0を設けない場合、側部光電面20は設けるが側部光電
面20をシンチレータ12によって覆わない場合等と比
較して、放射線検出感度を高めることが可能である。
【0036】また、図3に示す放射線検出器60のよう
に、上記実施形態にかかる放射線検出器10を構成する
光電子増倍管14を複数個配列し、各光電子増倍管14
の側部光電面20を1つのシンチレータ12で覆う構成
とすることも可能である。かかる構成とすることで、単
一の光電子増倍管14を用いて放射線検出器10を構成
する場合と比較して、感度を高めることが可能であると
ともに、放射線の入射位置を検出することが可能とな
る。
【0037】さらに、上記実施形態にかかる放射線検出
器10において、光電子増倍部24は、ダイノード28
がボックス型の構成となっていたが、これはボックス型
に限定されるものではなく、サーキュラゲージ型、ライ
ンフォーカス型などの様々な変形が考えられる。
【0038】また、上記実施形態にかかる放射線検出器
10において、シンチレータ12は、プラスチックシン
チレータを用いていたが、これはプラスチックシンチレ
ータに限定されるものではなく、アントラセン、スチル
ベンなどからなる他の有機シンチレータあるいはNaI
(Tl)、CsI(Tl)などからなる無機シンチレー
タ等、様々な変形が可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明の放射線検出器は、光電子増倍管
が、筒状密閉容器の側面に形成された側部光電面を有
し、側部光電面のうち少なくとも一部を覆う部分にシン
チレータが形成されていることで、放射線の入射に伴っ
て発生する光を効率よく側部光電面に入射させることが
できる。その結果、放射線検出感度をさらに高めること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる放射線検出器の断面
図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる放射線検出器の断面
図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる放射線検出器の断面
図である。
【図4】放射線検出器の発光波高分布図である。
【符号の説明】
10、50、60…放射線検出器、12…シンチレー
タ、14…光電子増倍管、16…ガラス管、18…主光
電面、20…側部光電面、22…集束電極、24…光電
子増倍部、26…電極、28…ダイノード、30…陽
極、31…ステムピン、32…反射部材、34…ソケッ
ト、36…上部ホルダ、38…下部ホルダ
フロントページの続き (72)発明者 和田 一哲 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 小杉 昭一 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 吉澤 祐二 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 2G088 EE01 GG16 GG18 LL11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線の入射に伴い光を放出するシンチ
    レータと、 前記シンチレータから放出された光を検出する光電子増
    倍管とを備えた放射線検出器において、 前記光電子増倍管は、 透光性の筒状密閉容器と、 前記筒状密閉容器の一方の端面の内壁に形成された主光
    電面と、 前記筒状密閉容器の側面であって前記一方の端面の周縁
    部に隣接する部分の内壁に形成された側部光電面とを有
    し、 前記シンチレータは、 前記筒状密閉容器の外側であって、前記主光電面の全面
    と前記側部光電面のうち少なくとも一部とを覆う部分に
    形成されていることを特徴とする放射線検出器。
  2. 【請求項2】 前記光電子増倍管は、 前記主光電面と前記側部光電面とに電圧を供給するため
    の電極を有し、 前記電極は、 一部が前記側部光電面に接するように、前記筒状密閉容
    器の側面全周にわたって帯状に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の放射線検出器。
  3. 【請求項3】 前記シンチレータは、前記筒状密閉容器
    の外側であって、前記主光電面の全面、前記側部光電面
    の全面及び前記電極うち少なくとも一部とを覆う部分に
    形成されていることを特徴とする請求項2に記載の放射
    線検出器。
JP18271298A 1998-06-29 1998-06-29 放射線検出器 Pending JP2000019255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18271298A JP2000019255A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 放射線検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18271298A JP2000019255A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 放射線検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000019255A true JP2000019255A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16123126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18271298A Pending JP2000019255A (ja) 1998-06-29 1998-06-29 放射線検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000019255A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943354B2 (en) * 2000-07-31 2005-09-13 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detector
WO2006046617A1 (ja) * 2004-10-29 2006-05-04 Hamamatsu Photonics K.K. 光電子増倍管及びそれを含む放射線検出装置
WO2006046616A1 (ja) * 2004-10-29 2006-05-04 Hamamatsu Photonics K.K. 光電子増倍管及びそれを含む放射線検出装置
JP2006127983A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hamamatsu Photonics Kk 光電子増倍管及び放射線検出装置
KR20160090610A (ko) * 2015-01-22 2016-08-01 서준석 SMT 패키지 SiPM센서

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943354B2 (en) * 2000-07-31 2005-09-13 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detector
WO2006046617A1 (ja) * 2004-10-29 2006-05-04 Hamamatsu Photonics K.K. 光電子増倍管及びそれを含む放射線検出装置
WO2006046616A1 (ja) * 2004-10-29 2006-05-04 Hamamatsu Photonics K.K. 光電子増倍管及びそれを含む放射線検出装置
JP2006127982A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hamamatsu Photonics Kk 光電子増倍管及び放射線検出装置
JP2006127983A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hamamatsu Photonics Kk 光電子増倍管及び放射線検出装置
JP2006127970A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hamamatsu Photonics Kk 光電子増倍管及び放射線検出装置
JP4593238B2 (ja) * 2004-10-29 2010-12-08 浜松ホトニクス株式会社 光電子増倍管及び放射線検出装置
JP4744844B2 (ja) * 2004-10-29 2011-08-10 浜松ホトニクス株式会社 光電子増倍管及び放射線検出装置
KR20160090610A (ko) * 2015-01-22 2016-08-01 서준석 SMT 패키지 SiPM센서
KR101705425B1 (ko) 2015-01-22 2017-02-09 서준석 SMT 패키지 SiPM센서

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2829264A (en) Detection and measurement of penetrative radiation
Križan et al. Tests of a multianode PMT for the HERA-B RICH
US4937455A (en) Position-sensitive director
JP2000019255A (ja) 放射線検出器
JPH0660845A (ja) 光電子増倍管
US2828423A (en) Radiation detector device
JPH04106788U (ja) 放射線検出器
US10804085B2 (en) Photomultiplier and methods of making it
JPS5923608B2 (ja) 光電子増倍管
US8080806B2 (en) Electron tube
JPH11102658A (ja) 光検出管
US6232715B1 (en) Photoelectric multiplier tube of reduced length
US4912315A (en) Long photomultiplier with translucent photocathode and reflector
RU2095883C1 (ru) Газовый электролюминесцентный детектор
US2953703A (en) Photomultiplier design having high response to x-rays
JP3415704B2 (ja) 放射線検出器
US20020113551A1 (en) Light conversion and detection of visible light
JPS628539Y2 (ja)
JPH0521191B2 (ja)
JPH04274793A (ja) 放射線検出器
JPH02304316A (ja) 超高感度光計測装置
JPS62177472A (ja) シンチレ−シヨン検出器
JPS6117097B2 (ja)
JPH11102657A (ja) 光検出管
US3445709A (en) Cylinder with internal photosensitive coating and prism on outer surface for admitting light at an angle to be totally internally reflected