JP2000017963A - 換気框 - Google Patents
換気框Info
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- JP2000017963A JP2000017963A JP10184929A JP18492998A JP2000017963A JP 2000017963 A JP2000017963 A JP 2000017963A JP 10184929 A JP10184929 A JP 10184929A JP 18492998 A JP18492998 A JP 18492998A JP 2000017963 A JP2000017963 A JP 2000017963A
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- Japan
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- ventilation
- fan
- frame
- opening
- pair
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強制的な換気機能を有する開閉扉の換気框を
提供すること。 【解決手段】 建物の壁部1の開口部2を開閉する開閉
扉3の框10に換気口10b、10dが設けられてなる
開閉扉の換気框において、上記換気框10内にファン1
3とこのファン13を回転駆動する駆動手段14とが設
けられたもの。
提供すること。 【解決手段】 建物の壁部1の開口部2を開閉する開閉
扉3の框10に換気口10b、10dが設けられてなる
開閉扉の換気框において、上記換気框10内にファン1
3とこのファン13を回転駆動する駆動手段14とが設
けられたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建物にお
ける窓または引戸等の開閉扉に設けられる換気框に関す
るものである。
ける窓または引戸等の開閉扉に設けられる換気框に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製で矩形状のサッシとこのサ
ッシにより保持されるガラス板とからなる窓または引戸
等において、縦框とともに上記サッシを構成する横框に
換気口を設けてこの横框を換気框としたものが知られて
いる。
ッシにより保持されるガラス板とからなる窓または引戸
等において、縦框とともに上記サッシを構成する横框に
換気口を設けてこの横框を換気框としたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の換気
框においては、上記換気口を介して屋内側と屋外側との
間で自然に空気の流通が行われるのみであるから、別途
設けた換気扇や、住宅の各部屋に一括して空気の給排を
行う換気システム等と併用しない限り、上記換気框のみ
では換気機能は不充分なものとなりがちである。すなわ
ち、換気框のみを設けた場合、室内の空気を充分に浄化
することができないばかりでなく、排湿も不充分となり
がちなこと等に伴って、窓や引戸のガラス板やサッシの
表面、さらには室内の壁の表面や押入れ内等で結露が生
じやすくなり、その結果、壁の表面等の汚れ、カビの発
生や木質部の腐れ等の問題も生じやすくなる問題があっ
た。
框においては、上記換気口を介して屋内側と屋外側との
間で自然に空気の流通が行われるのみであるから、別途
設けた換気扇や、住宅の各部屋に一括して空気の給排を
行う換気システム等と併用しない限り、上記換気框のみ
では換気機能は不充分なものとなりがちである。すなわ
ち、換気框のみを設けた場合、室内の空気を充分に浄化
することができないばかりでなく、排湿も不充分となり
がちなこと等に伴って、窓や引戸のガラス板やサッシの
表面、さらには室内の壁の表面や押入れ内等で結露が生
じやすくなり、その結果、壁の表面等の汚れ、カビの発
生や木質部の腐れ等の問題も生じやすくなる問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決して、強制的な換気機能を有する開閉扉の換気框を提
供することを目的とする。そのため、本発明の請求項1
の換気框は、建物の壁部の開口部を開閉する開閉扉の框
に換気口が設けられてなる開閉扉の換気框において、上
記換気框内にファンとこのファンを回転駆動する駆動手
段とが設けられていることを特徴とするものである。
決して、強制的な換気機能を有する開閉扉の換気框を提
供することを目的とする。そのため、本発明の請求項1
の換気框は、建物の壁部の開口部を開閉する開閉扉の框
に換気口が設けられてなる開閉扉の換気框において、上
記換気框内にファンとこのファンを回転駆動する駆動手
段とが設けられていることを特徴とするものである。
【0005】請求項2の換気框は、請求項1の構成にお
いて、上記壁部の開口部における建物側に設けられた第
1接点と、上記開閉扉を閉じた時に上記第1接点と接触
可能となるように上記換気框側に設けられた第2接点と
からなる電源スイッチを有し、上記駆動手段は上記電源
スイッチを介して建物側の電源に接続されていることを
特徴とするものである。
いて、上記壁部の開口部における建物側に設けられた第
1接点と、上記開閉扉を閉じた時に上記第1接点と接触
可能となるように上記換気框側に設けられた第2接点と
からなる電源スイッチを有し、上記駆動手段は上記電源
スイッチを介して建物側の電源に接続されていることを
特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は住宅(建物)の屋外側に面
した壁部1を屋内側からみた概略斜視図である。壁部1
には矩形状の開口部2が形成されるとともに、この開口
部2には引き違い式の引戸3、4(開閉扉)が各々左右
方向へスライド自在に装着されている。
に基づいて説明する。図1は住宅(建物)の屋外側に面
した壁部1を屋内側からみた概略斜視図である。壁部1
には矩形状の開口部2が形成されるとともに、この開口
部2には引き違い式の引戸3、4(開閉扉)が各々左右
方向へスライド自在に装着されている。
【0007】図2は本発明の換気框が設けられた一方の
引戸3の拡大斜視図であり、この引戸3は矩形状のサッ
シ5と該サッシ5内で支持されるガラス板6等の透光性
板材とから構成されている。サッシ5は、左右一対の縦
框7、8と、これら縦框7、8の上端部同士を連結する
横框である上框10(換気框)と、縦框7、8の下端部
同士を連結する横框である下框11とからなる。
引戸3の拡大斜視図であり、この引戸3は矩形状のサッ
シ5と該サッシ5内で支持されるガラス板6等の透光性
板材とから構成されている。サッシ5は、左右一対の縦
框7、8と、これら縦框7、8の上端部同士を連結する
横框である上框10(換気框)と、縦框7、8の下端部
同士を連結する横框である下框11とからなる。
【0008】上框10の屋内側側板10aには、所定の
間隔を隔てて複数の換気口10bが形成されるととも
に、図3に示すように、上框10の屋外側側板10cに
も複数の換気口10dが形成されている。また、屋内側
側板10aと屋外側側板10cとを連結する上下一対の
水平連結板10eには、相手側に向けて突出する凸部1
0fが対応位置に形成され、これら凸部10fと屋内側
側板10aとの間にシャッター板12が引戸3の横方向
(図3の紙面と直交方向)へのスライド自在に配置され
ている。
間隔を隔てて複数の換気口10bが形成されるととも
に、図3に示すように、上框10の屋外側側板10cに
も複数の換気口10dが形成されている。また、屋内側
側板10aと屋外側側板10cとを連結する上下一対の
水平連結板10eには、相手側に向けて突出する凸部1
0fが対応位置に形成され、これら凸部10fと屋内側
側板10aとの間にシャッター板12が引戸3の横方向
(図3の紙面と直交方向)へのスライド自在に配置され
ている。
【0009】このシャッター板12には、上框10の屋
内側側板10aの換気口10bと同一間隔で複数の開口
12a(図3には一つのみ図示)が設けられ、図3のよ
うに、換気口10bと開口12aとが合致した状態で
は、屋内側と屋外側との間で換気口10b、開口12
a、換気口10dを介して空気の流通が可能とされる一
方、図4に示すように、シャッター板12をスライドさ
せて換気口10bの位置と開口12aの位置とを互いに
ずらした状態では、換気口10bがシャッター板12で
閉塞されることにより、屋内側と屋外側との間の空気の
流通が遮断されるようになっている。
内側側板10aの換気口10bと同一間隔で複数の開口
12a(図3には一つのみ図示)が設けられ、図3のよ
うに、換気口10bと開口12aとが合致した状態で
は、屋内側と屋外側との間で換気口10b、開口12
a、換気口10dを介して空気の流通が可能とされる一
方、図4に示すように、シャッター板12をスライドさ
せて換気口10bの位置と開口12aの位置とを互いに
ずらした状態では、換気口10bがシャッター板12で
閉塞されることにより、屋内側と屋外側との間の空気の
流通が遮断されるようになっている。
【0010】なお、図2に示すように、上框10の屋内
側側板10aには横方向へ延びる長孔10gが形成され
るとともに、シャッター板12にはスライド操作用の円
柱状突起12bが長孔10gを介して屋内側に突設さ
れ、この円柱状突起12bを操作することにより、シャ
ッター板12をスライドさせうるようになっている。
側側板10aには横方向へ延びる長孔10gが形成され
るとともに、シャッター板12にはスライド操作用の円
柱状突起12bが長孔10gを介して屋内側に突設さ
れ、この円柱状突起12bを操作することにより、シャ
ッター板12をスライドさせうるようになっている。
【0011】図3に示すように、上框10の屋内側側板
10a、屋外側側板10c及び上下一対の水平連結板1
0eで囲まれた空間内には、複数の羽根板13aを放射
状に配置してなるファン13が回転自在に配置されてい
る。ファン13は縦長に形成され、上框10の長手方向
のほぼ全域に渡って延びている。図5に示すように、引
戸3の縦框7は、外周側側板7aと、内周側側板7bと
を有し、両側板7a、7bの上端部間には、両側板7
a、7b間に跨がって水平に固定された支持台14aを
介してモータ14(駆動手段)が取り付けられ、このモ
ータ14の出力軸14bはファン13の一端部に同芯に
接続されている。
10a、屋外側側板10c及び上下一対の水平連結板1
0eで囲まれた空間内には、複数の羽根板13aを放射
状に配置してなるファン13が回転自在に配置されてい
る。ファン13は縦長に形成され、上框10の長手方向
のほぼ全域に渡って延びている。図5に示すように、引
戸3の縦框7は、外周側側板7aと、内周側側板7bと
を有し、両側板7a、7bの上端部間には、両側板7
a、7b間に跨がって水平に固定された支持台14aを
介してモータ14(駆動手段)が取り付けられ、このモ
ータ14の出力軸14bはファン13の一端部に同芯に
接続されている。
【0012】上記壁部1の開口部2に嵌め込まれた枠体
15の縦枠16に設けた一対の孔16a内には一対の第
1接点17が配置され、これら第1接点17は各々電線
18を介して、住宅側の図示しない電源に接続されてい
る。また、上記孔16aに対応して縦框7の端板7aに
設けられた一対の孔7b内には一対の第2接点19が配
置され、これら第2接点19はモータ14に接続されて
いる。一対の第1接点17と一対の第2接点19とは、
図5のように、引戸3を閉じた状態では互いに接触する
一方、図6のように、引戸3を開いた状態では、互いに
離間するようになっている。なお、必要により、各接点
17、19と対応する孔16a、7bとの間に不図示の
絶縁体を介装することができる。
15の縦枠16に設けた一対の孔16a内には一対の第
1接点17が配置され、これら第1接点17は各々電線
18を介して、住宅側の図示しない電源に接続されてい
る。また、上記孔16aに対応して縦框7の端板7aに
設けられた一対の孔7b内には一対の第2接点19が配
置され、これら第2接点19はモータ14に接続されて
いる。一対の第1接点17と一対の第2接点19とは、
図5のように、引戸3を閉じた状態では互いに接触する
一方、図6のように、引戸3を開いた状態では、互いに
離間するようになっている。なお、必要により、各接点
17、19と対応する孔16a、7bとの間に不図示の
絶縁体を介装することができる。
【0013】図3に示すように、開口部2に嵌め込んだ
枠体15の上枠21には、引戸3及び図3には不図示の
引戸4の各上端部をスライド自在に案内する一対の上レ
ール22、23が設けられ、引戸3について示すよう
に、上レール22は、上框10の上側の水平連結板10
eの上方で屋内側側板10aと屋外側側板10c間に設
けられた溝10hに挿入されている。また、枠体15の
下枠24には各上レール22、23に対応する位置に引
戸3、4の各下端部をスライド自在に案内するための一
対の下レール25、26が段差を有して設けられ、引戸
3について示すように、下レール25は下框11の水平
連結板11cの上方で屋内側側板11aと屋外側側板1
1c間に設けられた溝10dに挿入されている。
枠体15の上枠21には、引戸3及び図3には不図示の
引戸4の各上端部をスライド自在に案内する一対の上レ
ール22、23が設けられ、引戸3について示すよう
に、上レール22は、上框10の上側の水平連結板10
eの上方で屋内側側板10aと屋外側側板10c間に設
けられた溝10hに挿入されている。また、枠体15の
下枠24には各上レール22、23に対応する位置に引
戸3、4の各下端部をスライド自在に案内するための一
対の下レール25、26が段差を有して設けられ、引戸
3について示すように、下レール25は下框11の水平
連結板11cの上方で屋内側側板11aと屋外側側板1
1c間に設けられた溝10dに挿入されている。
【0014】また、上框10の屋外側側板10cの上端
部に設けた保持部10i及び下框11の屋外側側板11
bに下端部に設けた保持部11eには各々シール材27
が保持され、これらシール材27は上レール22及び下
レール25に摺接している。さらに、上框10の下端部
及び下框11の上端部に各々設けた保持部10j、11
fにはシール材28が保持され、これらシール材28を
介して前記ガラス板6が保持されている。
部に設けた保持部10i及び下框11の屋外側側板11
bに下端部に設けた保持部11eには各々シール材27
が保持され、これらシール材27は上レール22及び下
レール25に摺接している。さらに、上框10の下端部
及び下框11の上端部に各々設けた保持部10j、11
fにはシール材28が保持され、これらシール材28を
介して前記ガラス板6が保持されている。
【0015】なお、縦框7について図5に示すように、
縦框7及び8側にも上記シール材28に対応するシール
材28が設けられている。また、図2に示すように、縦
框7及び8の各上端部には、上框10の溝11hに対応
する上レール22挿入用の溝7d、8aが設けられる一
方、縦框7及び8の各下端部には、下框11の溝11d
に対応する溝7eが設けられている(縦框8側の溝は不
図示)。
縦框7及び8側にも上記シール材28に対応するシール
材28が設けられている。また、図2に示すように、縦
框7及び8の各上端部には、上框10の溝11hに対応
する上レール22挿入用の溝7d、8aが設けられる一
方、縦框7及び8の各下端部には、下框11の溝11d
に対応する溝7eが設けられている(縦框8側の溝は不
図示)。
【0016】なお、引戸4は、下レール25、26が段
差を有していることに対応して、その上下寸法が引戸3
より幾分大きく形成されている点、及び引戸3と異なり
上框10内にファン13及びモータ14が設けられてい
ない以外は、引戸3と同様に構成されており、ここで
は、共通する部分に同一の参照番号を付して重複した説
明を省略する。
差を有していることに対応して、その上下寸法が引戸3
より幾分大きく形成されている点、及び引戸3と異なり
上框10内にファン13及びモータ14が設けられてい
ない以外は、引戸3と同様に構成されており、ここで
は、共通する部分に同一の参照番号を付して重複した説
明を省略する。
【0017】上記の構成において、引戸3、4に設けた
換気框である上框10を介して換気を行う場合、引戸
3、4の各上框10のシャッター板12を円柱状突起1
2bによりスライド操作して図3の開口12aを換気口
10bと合致させると、換気口10b、開口12a及び
換気口10dを介して屋内側と屋外側との間で自然な空
気の流通による換気を行わせることができる。
換気框である上框10を介して換気を行う場合、引戸
3、4の各上框10のシャッター板12を円柱状突起1
2bによりスライド操作して図3の開口12aを換気口
10bと合致させると、換気口10b、開口12a及び
換気口10dを介して屋内側と屋外側との間で自然な空
気の流通による換気を行わせることができる。
【0018】また、引戸3に内蔵したファン13により
強制的な換気を行わせる場合、引戸3を閉じた状態で、
例えば、縦框7の上端部に設けたメインスイッチ30を
操作すると、前記建物側の電源から図5の第1接点17
及び第2接点19を介してモータ14に通電され、ファ
ン13がモータ14により回転駆動されることにより、
屋内側と屋外側との間で強制的な換気が行われる。これ
により、屋内の空気の浄化が図られるとともに、排湿も
充分に行われ、ガラス板6やサッシ5の表面、さらには
屋内の壁や押入れ内等における結露も抑制される結果、
壁の表面等における汚れやカビの発生、或いは木質部の
腐れ等の問題も生じにくくなる。
強制的な換気を行わせる場合、引戸3を閉じた状態で、
例えば、縦框7の上端部に設けたメインスイッチ30を
操作すると、前記建物側の電源から図5の第1接点17
及び第2接点19を介してモータ14に通電され、ファ
ン13がモータ14により回転駆動されることにより、
屋内側と屋外側との間で強制的な換気が行われる。これ
により、屋内の空気の浄化が図られるとともに、排湿も
充分に行われ、ガラス板6やサッシ5の表面、さらには
屋内の壁や押入れ内等における結露も抑制される結果、
壁の表面等における汚れやカビの発生、或いは木質部の
腐れ等の問題も生じにくくなる。
【0019】次に、ファン13が回転している状態で引
戸3を開くと、図6に示すように、第2接点19が第1
接点17から離間することにより、メインスイッチ30
がオン状態であっても前記電源からモータ14への通電
が停止され、ファン13の回転も停止される。その後、
引戸3を閉じると、第1及び第2接点17、19が互い
に接触することにより、モータ14への通電が開始さ
れ、ファン13の回転が再開される。このように、本実
施の形態では、引戸3の開閉に伴ってファン13の駆動
のオン・オフが自動的に切り換えられる。
戸3を開くと、図6に示すように、第2接点19が第1
接点17から離間することにより、メインスイッチ30
がオン状態であっても前記電源からモータ14への通電
が停止され、ファン13の回転も停止される。その後、
引戸3を閉じると、第1及び第2接点17、19が互い
に接触することにより、モータ14への通電が開始さ
れ、ファン13の回転が再開される。このように、本実
施の形態では、引戸3の開閉に伴ってファン13の駆動
のオン・オフが自動的に切り換えられる。
【0020】なお、引戸3を閉じた状態でファン13の
回転を停止させるには、メインスイッチ30をオフとす
ればよく、また、換気を行わない場合は、シャッター板
12をスライドさせることにより、図4のように、換気
口10bを閉塞すればよい。
回転を停止させるには、メインスイッチ30をオフとす
ればよく、また、換気を行わない場合は、シャッター板
12をスライドさせることにより、図4のように、換気
口10bを閉塞すればよい。
【0021】上記の実施の形態では、一方の引戸3のみ
にファン13及びモータ14を内蔵するものとしたが、
双方の引戸3、4に各々ファン13及びモータ14を内
蔵するようにしてもよい。また、本実施の形態の換気框
は、引戸3のみでなく、サッシとガラス板等の透光性板
材からなるスライド式の窓や、サッシと透光性板材から
なり一側端部を中心に回動しながら開閉する窓またはド
ア等にも適用できる。
にファン13及びモータ14を内蔵するものとしたが、
双方の引戸3、4に各々ファン13及びモータ14を内
蔵するようにしてもよい。また、本実施の形態の換気框
は、引戸3のみでなく、サッシとガラス板等の透光性板
材からなるスライド式の窓や、サッシと透光性板材から
なり一側端部を中心に回動しながら開閉する窓またはド
ア等にも適用できる。
【0022】なお、ファン13及びモータ14は引戸3
等を製造する当初から組み込んでおくことが好ましい
が、引戸3等の製造時にはファン13及びモータ14を
組み込んでおらず、換気口10b、10d及びシャッタ
ー板12のみを設けていた引戸3等についても、ファン
13及びモータ14を後付け式で組み込むことにより強
制換気可能な換気框に改造することも可能である。
等を製造する当初から組み込んでおくことが好ましい
が、引戸3等の製造時にはファン13及びモータ14を
組み込んでおらず、換気口10b、10d及びシャッタ
ー板12のみを設けていた引戸3等についても、ファン
13及びモータ14を後付け式で組み込むことにより強
制換気可能な換気框に改造することも可能である。
【0023】その場合、例えば、引戸3の上框10及び
縦框7を必要により一部手を加えることにより(縦框7
の端板7aにおける孔7bやメインスイッチ30等)、
ファン13とモータ14とを組み込んでもよく、或い
は、上框10及び縦框7全体をファン13、モータ14
やその他の備品類を組み込んだものと取り替えるように
してもよい。
縦框7を必要により一部手を加えることにより(縦框7
の端板7aにおける孔7bやメインスイッチ30等)、
ファン13とモータ14とを組み込んでもよく、或い
は、上框10及び縦框7全体をファン13、モータ14
やその他の備品類を組み込んだものと取り替えるように
してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1の換気框は、建物の壁
部の開口部を開閉する開閉扉の框に換気口を設けてなる
開閉扉の換気框において、上記換気框内にファンとこの
ファンを回転駆動する駆動手段とが設けられているもの
であるから、上記ファンの回転によって屋内側と屋外側
との間の空気の流通を強制的に行わせることができ、こ
れにより、窓または引戸等の開閉扉の内外で充分な換気
機能が得られるとともに、排湿も充分に行えること等に
伴って、開閉扉の表面や屋内の壁の表面、押入れ内等で
の結露も抑制することができ、その結果、壁の表面にお
ける汚れやカビの発生、木質部の腐れ等の不具合も生じ
にくくなる。
部の開口部を開閉する開閉扉の框に換気口を設けてなる
開閉扉の換気框において、上記換気框内にファンとこの
ファンを回転駆動する駆動手段とが設けられているもの
であるから、上記ファンの回転によって屋内側と屋外側
との間の空気の流通を強制的に行わせることができ、こ
れにより、窓または引戸等の開閉扉の内外で充分な換気
機能が得られるとともに、排湿も充分に行えること等に
伴って、開閉扉の表面や屋内の壁の表面、押入れ内等で
の結露も抑制することができ、その結果、壁の表面にお
ける汚れやカビの発生、木質部の腐れ等の不具合も生じ
にくくなる。
【0025】請求項2の換気框は、請求項1の構成にお
いて、上記壁部の開口部における建物側に設けられた第
1接点と、上記開閉扉を閉じた時に上記第1接点と接触
可能となるように上記換気框側に設けられた第2接点と
からなる電源スイッチを有し、上記駆動手段は上記電源
スイッチを介して建物側の電源に接続されているもので
あるから、上記開閉扉を開いた時には上記第1及び第2
接点が互いに離間して上記電源スイッチがオフとなるこ
とにより上記ファンの回転は自動的に停止される一方、
上記開閉扉を閉じた時には上記第1及び第2接点が互い
に接触して上記電源スイッチがオンとなることにより上
記ファンの回転が自動的に開始されるので、開閉扉の開
閉に伴って、ファンの駆動のオン・オフが自動的に切り
換えられ、開閉扉の開閉時におけるファンの駆動のオン
・オフを手動で行う手間が省ける利点がある。
いて、上記壁部の開口部における建物側に設けられた第
1接点と、上記開閉扉を閉じた時に上記第1接点と接触
可能となるように上記換気框側に設けられた第2接点と
からなる電源スイッチを有し、上記駆動手段は上記電源
スイッチを介して建物側の電源に接続されているもので
あるから、上記開閉扉を開いた時には上記第1及び第2
接点が互いに離間して上記電源スイッチがオフとなるこ
とにより上記ファンの回転は自動的に停止される一方、
上記開閉扉を閉じた時には上記第1及び第2接点が互い
に接触して上記電源スイッチがオンとなることにより上
記ファンの回転が自動的に開始されるので、開閉扉の開
閉に伴って、ファンの駆動のオン・オフが自動的に切り
換えられ、開閉扉の開閉時におけるファンの駆動のオン
・オフを手動で行う手間が省ける利点がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る換気框を有する引戸
を屋内側から見た状態を示す概略斜視図。
を屋内側から見た状態を示す概略斜視図。
【図2】上記引戸の拡大斜視図。
【図3】上記引戸及びこれを支持する建物側の枠体を示
す概略縦断面部分図。
す概略縦断面部分図。
【図4】上記引戸の換気框の換気口を閉塞した状態を示
す概略縦断面部分図。
す概略縦断面部分図。
【図5】図3のV−V線に沿う概略部分断面図。
【図6】引戸を開いた状態を示す図5に対応する概略部
分断面図。
分断面図。
1 壁部 2 開口部 3 引戸(開閉扉) 10 上框(換気框) 10b、10d 換気口 13 ファン 14 モータ(駆動手段) 17 第1接点 19 第2接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 浩幸 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 杉村 保人 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E036 JA04 JC02 KA01 KB01 LA04 LB06 MA01
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の壁部の開口部を開閉する開閉扉の
框に換気口が設けられてなる開閉扉の換気框において、 上記換気框内にファンとこのファンを回転駆動する駆動
手段とが設けられていることを特徴とする換気框。 - 【請求項2】 上記壁部の開口部における建物側に設け
られた第1接点と、上記開閉扉を閉じた時に上記第1接
点と接触可能となるように上記換気框側に設けられた第
2接点とからなる電源スイッチを有し、上記駆動手段は
上記電源スイッチを介して建物側の電源に接続されてい
ることを特徴とする請求項1記載の換気框。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184929A JP2000017963A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 換気框 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184929A JP2000017963A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 換気框 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000017963A true JP2000017963A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16161822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10184929A Pending JP2000017963A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 換気框 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000017963A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100429762B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2004-05-10 | 주식회사창대종합건축사사무소 | 송풍장치를 구비한 출입구 |
JP2015520309A (ja) * | 2012-05-18 | 2015-07-16 | プラネット ゲーデーツェット アーゲー | ドアシールシステム |
CN111997502A (zh) * | 2020-09-03 | 2020-11-27 | 日照职业技术学院 | 一种具有除湿效果的智能家居窗户及其操作方法 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184929A patent/JP2000017963A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100429762B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2004-05-10 | 주식회사창대종합건축사사무소 | 송풍장치를 구비한 출입구 |
JP2015520309A (ja) * | 2012-05-18 | 2015-07-16 | プラネット ゲーデーツェット アーゲー | ドアシールシステム |
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