JP2000016695A - 撚線機 - Google Patents

撚線機

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JP2000016695A
JP2000016695A JP10185868A JP18586898A JP2000016695A JP 2000016695 A JP2000016695 A JP 2000016695A JP 10185868 A JP10185868 A JP 10185868A JP 18586898 A JP18586898 A JP 18586898A JP 2000016695 A JP2000016695 A JP 2000016695A
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JP
Japan
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wire
flyer
bobbin
roller
twisted
Prior art date
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Pending
Application number
JP10185868A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nishi
英行 西
Toshiyuki Yokoyama
敏之 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAZAKI IRON WORKS Ltd
Original Assignee
MIYAZAKI IRON WORKS Ltd
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Publication date
Application filed by MIYAZAKI IRON WORKS Ltd filed Critical MIYAZAKI IRON WORKS Ltd
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Publication of JP2000016695A publication Critical patent/JP2000016695A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B3/00General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
    • D07B3/02General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the supply reels rotate about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the component strands away from the supply reels in fixed position
    • D07B3/022General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the supply reels rotate about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the component strands away from the supply reels in fixed position with provision for imparting two or more twists to the filaments for each revolution of the guide member

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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材の経路を変更して、ガイドローラを減ら
すことにより、線材の屈曲回数を減らし、線材の張力を
小さくしながらフライヤの回転の高速化を図る。 【解決手段】 集合部Bが繰出部Aよりも下方に配置さ
れ、ボビン12の下方にフライヤ10への線材Xの入口
が形成され、フライヤ10の上方に線材Xの出口が形成
される。ボビン12から繰り出された線材Xは、集合部
Bから下側にある入口に入り、フライヤ10の回転によ
って撚られながら上側にある出口に達し、フライヤ10
の上方から外部に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の線材を撚り
合わせて、例えば通信用電線を製造する撚線機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信用電線は、通信時の雑音を防
ぐため撚りピッチの異なる線材を撚り合わせて製造され
ている。このような撚線を製造するためのタンデム型撚
線装置を図6に示す。2本の線材Xを対撚した撚線Yを
供給する撚線機1を撚線Yの進行方向に沿って一列に並
べたサプライスタンド2および複数の撚線Yを撚り合わ
せて巻き取る撚合機3を設け、各撚線機1から撚りピッ
チの異なった撚線Yが供給され、各撚線Yはガイドロー
ラ4、引き取りローラ5を介してダイス6で集合され、
撚合機3で撚り合わされながらドラムに巻き取られる。
【0003】ここで、この撚線機1を図7,8に示す。
10はフライヤ、11はフライヤ10内に回転自在に設
けられたクレードルである。クレードル11に、線材X
が巻き付けられた2個のボビン12がピントル13を介
して着脱自在に支持され、ボビン12の上方には、張力
を与えながら線材Xを繰り出すダンサーローラ14、ガ
イドローラ15,16からなる繰出部Aと、各ボビン1
2から繰り出された2本の線材Xを集めるための目板、
ダイスからなる集合部Bとが設けられている。
【0004】フライヤ10は、上下一対の縦軸20a,
20bに一体に取り付けられ、縦軸20a,20bはキ
ャビネット21に回転自在に支持されている。このよう
に縦型にすることにより、サプライスタンド2における
撚線機1の設置スペースが小さくなり、多くの撚線機1
を並べることができ、一度に大量の線材Xを撚り合わせ
ることが可能となる。
【0005】そして、下側の縦軸20aの下端のプーリ
22がベルトを介してモータ23に連結され、モータ2
3の駆動によりフライヤ10は回転される。一方、クレ
ードル11は、縦軸20a,20bに軸受を介して支持
されているので、縦軸20a,20bが回転しても、こ
れに連動してクレードル11が回転することはない。な
お、図中、24はスリップリング、25は扉である。
【0006】この撚線機1において、繰り出しモータ2
6によって回転駆動されるボビン12から繰り出された
線材Xは、第1ガイドローラ15によりダンサーローラ
14に導かれ、ここで線材Xの張力が所定値に制御され
る。張力が与えられた線材Xは、第2ガイドローラ16
から集合部Bを通過して、上側の縦軸20bに形成され
た撚口から侵入し縦軸20bの内部を通って上ターンロ
ーラ27に達する。このとき、フライヤ10の回転によ
って線材Xは撚られ、その撚りピッチはフライヤ10の
回転速度によって決まる。1度目の撚りが与えられた線
材Xは、フライヤ10の弓28の内面に沿って進行し、
第3ガイドローラ29を経て下ターンローラ30に達し
て、再びここで2度目の撚りが与えられる。このように
対撚りされた線材Xは、下側の縦軸20aの内部を通り
抜け、第4ガイドローラ31、第5ガイドローラ32に
よって、キャビネット21の上面に導かれ、縦ローラ3
3、横ローラ34を経て、次工程へと供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の撚線装置によっ
て製造された撚線Yが通信用電線として使用される場
合、最近の電線の高特性化により撚りピッチが徐々に小
さくなっている。そのため、フライヤ10の高速化が要
求されることになる。そして、高速化に伴って線材Xが
切断されないように、ボビン12から繰り出される線材
Xの張力を可能な限り小さくしなければならず、繰り出
しモータ26の速度制御や、ダンサーローラ14の張力
制御が行われる。
【0008】しかしながら、上記の撚線機1の構造で
は、ボビン12に対して繰出部Aおよび集合部Bが上方
に位置し、線材Xをフライヤ10の上側から下側に導
き、さらにフライヤ10の下方から上方へ案内するよう
になっており、多数のガイドローラが配されている。し
たがって、線材Xは、ガイドローラとの接触や、フライ
ヤ10の回転で生じる遠心力によるフライヤ10の弓2
8との接触の機会が増え、これによって摩擦抵抗が増加
したり、またガイドローラによる屈曲回数も増えること
になり、線材Xが切断される危険性が増して、フライヤ
10の高速化に限界がある。
【0009】そこで、本発明は、上記課題を解消するよ
うに、その構造を改良することによって、高速回転を可
能とする撚線機の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は 縦軸周りに回転自在に支持されたフライヤ内に、
クレードルが回転自在に設けられ、該クレードルに、線
材が巻き付けられた複数のボビンと、張力を与えながら
線材を繰り出す繰出部と、各ボビンから繰り出された複
数の線材を集める集合部とが設けられ、該集合部は前記
繰出部よりも下方に配置され、前記ボビンの下方に前記
フライヤへの線材の入口が形成され、前記フライヤの上
方に線材の出口が形成されたものである。
【0011】そして、ボビンから繰り出された線材は、
集合部から下側にある入口に入り、フライヤの回転によ
って撚られながら上側にある出口に達し、フライヤの上
方から外部に供給される。このように、撚線機内におい
て線材は短い経路で外部に達することになり、線材に負
担のかからない経路となる。したがって、多数のガイド
ローラを設けなくてもよくなるので、線材の進行がスム
ーズとなり、線材の張力を小さくして、フライヤを高速
回転させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態の撚線機は、図1〜4
に示すように、上下一対の縦軸20a,20bに取り付
けられたフライヤ10と、フライヤ10内に回転自在に
設けられたクレードル11と、線材Xが巻き付けられた
複数のボビン12と、張力を与えながら線材Xを繰り出
す繰出部Aと、各ボビン12から繰り出された複数の線
材Xを集める集合部Bとを備えている。この撚線機1
は、図5に示す撚線装置あるいは図6に示したタンデム
型撚線装置に用いられるものである。なお、従来と同じ
構成部材には同符号を付している。
【0013】フライヤ10は、一対の弓28を上下の支
持体40に取り付けたもので、支持体40に上,下ター
ンローラ27,30がそれぞれ回転自在に支持されてい
る。支持体40は縦軸20a,20bに嵌合され、下側
の縦軸20aがモータ23により回転駆動されることに
より、フライヤ10は回転する。そして、下側の縦軸2
0aの上端には、線材Xの入口となる撚口41が形成さ
れ、撚口41から下ターンローラ30に通じる中心孔4
2が形成されている。上側の縦軸20bには、上ターン
ローラ27から上端の出口43に通じる中心孔が形成さ
れている。
【0014】クレードル11は、上下の縦軸20a,2
0bに軸受44を介して支持され、クレードル11内の
中心よりやや下側寄りに2個のボビン12が並設されて
いる。各ボビン12は、中央の固定ピントル13aと両
側の移動自在な移動ピントル13bによって着脱自在に
それぞれ支持され、固定ピントル13aを回転駆動する
繰り出しモータ26が各ボビン12に対してそれぞれ設
けられ、互いのボビン12を独立に回転可能としてい
る。
【0015】繰出部Aは、ボビン12の上方に配置され
ており、固定ローラ14aおよび移動ローラ14bによ
って構成されるダンサーローラ14と、ボビン12から
の線材Xをダンサーローラ14に案内する第1,第2ガ
イドローラ45,46とからなり、各ローラは、それぞ
れクレードル11に回転自在に支持されている。
【0016】集合部Bは、ボビン12の下側付近に配置
されており、目板47およびダイス48からなり、クレ
ードル11に取り付けられている。集合部Bとダンサー
ローラ14との間には、両ボビン12の間を線材Xが通
り抜けるように案内筒49が配されている。
【0017】そして、上側の縦軸20bの上方に第3ガ
イドローラ50が配され、キャビネット21に回転自在
に取り付けられている。
【0018】上記構成において、所定のピッチで線材X
を撚るようにフライヤ10の回転速度が設定され、フラ
イヤ10が回転される。また、それに応じてダンサーロ
ーラ14によって線材Xの張力が制御され、線材Xの繰
り出し速度が決まってボビン12が回転駆動される。線
材Xは、各ボビン12から第1,第2ガイドローラ4
5,46を経て繰り出され、ダンサーローラ14によっ
て所定の張力が付与される。そして、2本の線材Xが案
内筒49を通り抜けて目板47からダイス48を通過す
る。ダイス48によって集合された線材Xは、撚口41
から下側の縦軸20a内に侵入し、下ターンローラ30
によって撚りが与えられながら向きが変えられる。線材
Xは、フライヤ10の弓28の内面に沿って上方に向か
い、上ターンローラ27によって2度目の撚りが与えら
れる。このように対撚された撚線Yは、上側の縦軸20
b内を通り抜けて出口43からキャビネット21の外部
に出る。
【0019】そして、撚線機1が1つの場合、撚線Yは
引き取りローラ5によって引っ張られ、ダイス6を経て
ドラム51に巻き取られる。撚線機1が複数並べられた
タンデム型の場合、各撚線機1からは撚りピッチの異な
る撚線Yが供給され、各撚線Yはダイス6によって集合
され、撚合機3で撚り合わされてドラムに巻き取られ
る。
【0020】ところで、撚線機1では、撚線Yを次工程
に供給する場合、撚線機1の上方を通すようにすること
が下方を通すようにすることよりも構造的に簡単にでき
るため、撚線機1の上方から外部に供給することが望ま
しい。そのため、上記の撚線機1の構造では、線材Xは
一旦下に向かってからフライヤ10に沿って上に向けて
進行し、外部に供給される。これに対して従来の構造で
は、線材Xは上に向かってからフライヤ10に沿って下
に向かい、外部に出て、再び上に向かって進行して供給
される。
【0021】これにより、ボビン12から外部に出るま
での線材Xの経路は、従来のものに比べて大幅に短縮す
ることができ、それだけガイドローラの個数も減らすこ
とができる。したがって、線材Xに対して、ガイドロー
ラとの接触による抵抗が減り、また屈曲される回数も減
る。その結果、線材Xの進行がスムーズになって、断線
の危険性が減り、線材Xに与える張力を小さくでき、フ
ライヤ10を高速で回転させることが可能となり、撚り
ピッチの小さい撚線Yの製造可能な撚線機にすることが
できる。
【0022】また、集合部Bを繰出部Aより下方に配置
することにより、ボビン12と下側の縦軸20aとの距
離を小さくすることができる。すなわち、従来のように
集合部Bを繰出部Aより上方に配置していれば、線材X
はフライヤ10の上側から下側に導かれ、下ターンロー
ラ30の上側を通るので、弓28に対して下ターンロー
ラ30は離れた位置になる。一方、逆の配置にすれば、
線材Xはフライヤ10の下側から上側に導かれ、下ター
ンローラ30の下側を通るので、弓28に対して下ター
ンローラ30は近づいた位置になる。
【0023】そのため、従来の構造ではボビン12と下
側の縦軸20aとの距離が上記の構造に比べて大きくな
らざるを得ず、上記の構造を採用することによって、ボ
ビン12を従来に比べて下方に配置することができ、重
心の位置が下がる。したがって、機械全体の振動を低減
できる。
【0024】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。上記の
撚線機では、ボビンは2個であるが、3個以上のボビン
を備えていてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、集合部を繰出部より下方に配置することによ
り、線材は一旦下に向かってからフライヤに沿って上に
向けて進行し、外部に供給されることになり、線材の通
過する経路が短くかつ単純となる。したがって、多数の
ガイドローラで方向を変更する必要がなくなることによ
って、線材の屈曲回数が減り、しかもガイドローラと接
触する機会も減り、線材にかかる抵抗が少なくなって、
線材をスムーズに進行させることができる。
【0026】これによって、線材にかける張力を小さく
でき、フライヤの高速回転が可能となり、撚りピッチを
小さくすることができ、撚線として高特性な通信用電線
の製造に適した撚線機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撚線機の概略正面図
【図2】同じく概略側面図
【図3】クレードル内を示す正面図
【図4】クレードルの集合部付近を示す図
【図5】撚線装置の概略図
【図6】従来のタンデム型撚線装置の概略図
【図7】従来の撚線機の概略正面図
【図8】同じく概略側面図
【符号の説明】
1 撚線機 10 フライヤ 11 クレードル 12 ボビン 14 ダンサーローラ 45,46,50 ガイドローラ A 繰出部 B 集合部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月1日(1999.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】そして、ボビンからガイドローラを経て
り出された線材は、集合部から下側にある入口に入り、
フライヤの回転によってターンローラを通過するたびに
撚られながら上側にある出口に達し、フライヤの上方か
ら外部に供給される。このように、撚線機内において線
材は短い経路で外部に達することになり、線材に負担の
かからない経路となる。したがって、多数のガイドロー
ラを設けなくてもよくなるので、線材の進行がスムーズ
となり、線材の張力を小さくして、フライヤを高速回転
させることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸周りに回転自在に支持されたフライ
    ヤ内に、クレードルが回転自在に設けられ、該クレード
    ルに、線材が巻き付けられた複数のボビンと、張力を与
    えながら線材を繰り出す繰出部と、各ボビンから繰り出
    された複数の線材を集める集合部とが設けられ、該集合
    部は前記繰出部よりも下方に配置され、前記ボビンの下
    方に前記フライヤへの線材の入口が形成され、前記フラ
    イヤの上方に線材の出口が形成され、前記集合部から前
    記入口に入った線材は、前記フライヤの回転によって撚
    られながら前記出口に達し、前記フライヤの上方から外
    部に供給されることを特徴とする撚線機。
JP10185868A 1998-07-01 1998-07-01 撚線機 Pending JP2000016695A (ja)

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