JP2000015551A - レンズ研磨装置 - Google Patents

レンズ研磨装置

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JP2000015551A
JP2000015551A JP10187775A JP18777598A JP2000015551A JP 2000015551 A JP2000015551 A JP 2000015551A JP 10187775 A JP10187775 A JP 10187775A JP 18777598 A JP18777598 A JP 18777598A JP 2000015551 A JP2000015551 A JP 2000015551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
mold
polishing
handle
work ring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10187775A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Odawara
一光 小田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JP2000015551A publication Critical patent/JP2000015551A/ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨工程途中での研磨状態の確認が容易に行
え、また、この確認によってレンズ面に傷を発生させる
虞れが生じないようにする。 【解決手段】 ポリウレタンセリウムパッド1と、この
ポリウレタンセリウムパッド1上に配設されたワークリ
ング2と、このワークリング2内に配置される硝材3上
に載置され上面部に突出した把手部5を有する金型4
と、把手部5に対応した凹部6を有しこの凹部6内に把
手部5を嵌入させた状態で金型4の上に載置される平板
状のスペーサ7と、プレッシャプレート8によりスペー
サ7を介して金型4を硝材3に対して押圧させる加圧装
置9と、金型4をワークリング2内で移動させて硝材3
の摺動研磨を行う移動操作手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ研磨装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、硝材を研磨してレンズを作製する
レンズ研磨装置が提案されている。このレンズ研磨装置
は、セリウムの如き研磨剤を含んだポリウレタンの如き
合成樹脂材料からなるパッドと、このパッド上に配設さ
れた円環状のワークリングと、このワークリング内に位
置してパッド上に載置される硝材の上に載置された金型
とを有して構成されている。そして、このレンズ研磨装
置においては、加圧手段によって、金型を硝材に押圧さ
せて、この金型をワークリング内で移動操作することに
より、硝材を摺動研磨してレンズを作製する。
【0003】金型には、上面部に突出した把手部が取付
けられているが、この金型が加圧手段によって硝材に押
圧されるときには、この把手部は取り外される。加圧手
段は、平板状のプレッシャプレートにより、把手部が取
り外されて略々平面状となされた金型の上面部を押圧す
るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なレンズ研磨装置においては、研磨工程の途中で研磨状
態を確認するときには、加圧手段による加圧を中止し、
金型に再度把手部を取付けて、この金型をワークリング
内より取り出す必要があった。
【0005】そのため、研磨工程途中での研磨状態の確
認には、把手部の取付けの手間がかかり、また、把手部
を取付ける部分に付着している砂等が把手部の取付け及
び取外しの際にパッド上に落ちて、レンズ面に傷を発生
させる虞れが伴っていた。
【0006】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、研磨工程途中での研磨状態の確
認が容易に行え、また、この確認によってレンズ面に傷
を発生させる虞れが生じないようになされたレンズ研磨
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るレンズ研磨装置は、研磨剤を含んだ合
成樹脂材料からなるパッドと、円環状に形成されパッド
上に配設されたワークリングと、このワークリング内に
位置してパッド上に載置される硝材の上に載置され上面
部に突出した把手部を有する金型と、把手部に対応した
凹部を有しこの凹部内に該把手部を嵌入させた状態で金
型の上に載置される略々平板状のスペーサ部材と、プレ
ッシャプレート部によりスペーサ部材を介して金型を硝
材に対して押圧させる加圧手段と、金型をワークリング
内で移動させて硝材の摺動研磨を行う移動操作手段とを
備えて構成されたものである。
【0008】この研磨装置においては、金型は、把手部
が取付けられたままで使用されているので、研磨工程途
中での研磨状態の確認を行う場合にも把手部の取付けな
どの手間がなく容易に行え、また、把手部の取付け及び
取り外しにより発生する砂やゴミなどによりレンズ面に
傷が生ずる虞れがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0010】本発明に係るレンズ研磨装置は、3軸加圧
型平面研磨機と呼ばれるレンズ研磨装置であって、図1
に示すように、基台上に配置されたセリウムの如き研磨
剤を含んだポリウレタンの如き合成樹脂材料からなるパ
ッド、すなわち、ポリウレタンセリウムパッド1を有し
て構成される。このポリウレタンセリウムパッド1上に
は、円環状のワークリング2が配設される。このワーク
リング2は、金属の如き充分な剛性を有する材料により
形成されている。
【0011】そして、ワークリング2内に位置して、ポ
リウレタンセリウムパッド1上には、レンズの材料とな
る硝材3が載置される。この硝材3の上には、金型4が
載置される。この金型4は、上面部に、この金型4を持
ち上げるときに用いる把手部5が設けられている。この
把手部5は、例えば、金型4の上面部の両側側に位置し
て、一対が設けられている。これら把手部5は、金型4
の略々平面状の上面部よりも突出して設けられている。
【0012】そして、金型4の上には、把手部5に対応
した凹部6を有し、この凹部6内に該把手部5を嵌入さ
せた状態で金型4の上に載置される略々平板状のスペー
サ部材7が載置される。このスペーサ部材7は、図2に
示すように、厚みが例えば33mm程度となされた平板
状の形状を有して、金属の如き充分な剛性を有する材料
により形成されている。
【0013】さらに、このレンズ研磨装置においては、
図1に示すように、加圧手段となる加圧装置9が設けら
れている。この加圧装置9は、プレッシャプレート部8
により、図1中矢印Aで示すように、スペーサ部材7を
介して、金型4を硝材3に対して押圧させる。このレン
ズ研磨装置においては、加圧装置9によって、金型4を
硝材3に押圧させ、この状態で、この金型4をワークリ
ング2内で移動操作することにより、硝材3を摺動研磨
してレンズを作製する。
【0014】金型4には、上述したように、上面部に突
出した把手部5が取付けられているが、金型4は、この
把手部5が取付けられたままの状態で、加圧装置9によ
って硝材3に押圧される。したがって、硝材3の研磨
も、金型4に把手部5が取付けられたままの状態で行わ
れる。
【0015】したがって、この研磨装置においては、研
磨工程の途中での硝材3の研磨状態の確認を行う場合に
も、把手部5の取付けなどの手間をかけることなく容易
に行え、また、把手部5の取付け及び取り外しにより発
生する砂やゴミなどにより硝材3により形成されるレン
ズの表面に傷が生ずる虞れがない。
【0016】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るレンズ研磨
装置においては、金型は、把手部が取付けられたままで
使用されているので、研磨工程途中での研磨状態の確認
を行う場合にも把手部の取付けなどの手間がなく容易に
行え、また、把手部の取付け及び取り外しにより発生す
る砂やゴミなどによりレンズ面に傷が生ずる虞れがな
い。
【0017】すなわち、本発明は、研磨工程途中での研
磨状態の確認が容易に行え、また、この確認によってレ
ンズ面に傷を発生させる虞れが生じないようになされた
レンズ研磨装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンズ研磨装置の構成を示す縦断
面図である。
【図2】上記レンズ研磨装置を構成するスペーサの形状
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ポリウレタンセリウムパッド、2 ワークリング、
3 硝材、4 金型、5 把手部、6 凹部、7 スペ
ーサ、8 プレッシャプレート、9 加圧装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨剤を含んだ合成樹脂材料からなるパ
    ッドと、 円環状に形成され上記パッド上に配設されたワークリン
    グと、 上記ワークリング内に位置して上記パッド上に載置され
    る硝材の上に載置され、上面部に突出した把手部を有す
    る金型と、 上記把手部に対応した凹部を有し、この凹部内に該把手
    部を嵌入させた状態で上記金型の上に載置される略々平
    板状のスペーサ部材と、 プレッシャプレート部により、上記スペーサ部材を介し
    て、上記金型を上記硝材に対して押圧させる加圧手段
    と、 上記金型を上記ワークリング内で移動させて上記硝材の
    摺動研磨を行う移動操作手段とを備えたことを特徴とす
    るレンズ研磨装置。
JP10187775A 1998-07-02 1998-07-02 レンズ研磨装置 Withdrawn JP2000015551A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103753370A (zh) * 2014-01-06 2014-04-30 南阳示佳光电有限公司 一盘多件式抛光模装置
CN105014501A (zh) * 2015-06-08 2015-11-04 武汉圣普太阳能科技有限公司 一种聚光镜的抛光机
CN112296765A (zh) * 2020-10-05 2021-02-02 中山市光大光学仪器有限公司 一种楔形超薄光学玻璃加工工艺

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Effective date: 20050906