JP2000015509A - カッター及びこれを用いた管ライニング材の穿孔方法 - Google Patents

カッター及びこれを用いた管ライニング材の穿孔方法

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JP2000015509A
JP2000015509A JP10186572A JP18657298A JP2000015509A JP 2000015509 A JP2000015509 A JP 2000015509A JP 10186572 A JP10186572 A JP 10186572A JP 18657298 A JP18657298 A JP 18657298A JP 2000015509 A JP2000015509 A JP 2000015509A
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
Hiroyuki Aoki
啓之 青木
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Yokoshima and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水に濡れても高い切削効率を確保するととも
に、各構成部品の空転を確実に防ぐことができるカッタ
ーを提供すること。 【構成】 管路のライニングに供された管ライニング材
に管路内から穿孔を施す穿孔機の駆動軸(出力軸)8a
の端部に脱着可能に取り付けられるカッター1を、円錐
状の切削歯2aを備える先端切削部材2とリング状のワ
イヤーブラシ3及び円筒状の固定スペーサ4を回転軸方
向に組み付けるとともに、これらの先端切削部材2とワ
イヤーブラシ3及び固定スペーサ4の空転を阻止する回
り止め部(凹凸嵌合部、非円形嵌合部、キー嵌合部)を
形成して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿孔機の駆動軸端
に脱着可能に取り付けられるカッターとこれを用いて実
施される管ライニング材の穿孔方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水管等の管路が老朽化した場合、該管
路にライニングを施してこれを補修する管ライニング工
法が知られている。
【0003】ところで、下水管等の本管には枝管が合流
しているため、管ライニング材を用いて本管をライニン
グした場合には管ライニング材が枝管開口部を塞いでし
まう。このため、本管内に導入された管内作業ロボット
を地上から遠隔操作し、該管内作業ロボットに取り付け
られた穿孔機のカッターを回転駆動して管ライニング材
の枝管開口部を塞ぐ部分を本管内から穿孔する作業が必
要であった。
【0004】そこで、本発明者等は管ライニング材の穿
孔に適したカッターを先に提案した(特許第26000
48号参照)。ここで、そのカッターを図14に基づい
て説明する。
【0005】即ち、図14はカッター101の断面図で
あり、該カッター101は、切削面を外側にして回転軸
方向(図14の上下方向)に配される上下2枚の円板状
サンディングディスク102,103の間に、その外周
面が切削面を成すリング板状の支持板104を挟み込
み、上側のサンディングディスク102の中心部に突出
するようにテーパ型リーマ105を取り付け、該テーパ
型リーマ105と前記サンディングディスク102,1
03及び支持板104を回転軸方向に脱着可能に組み付
けて構成されている。
【0006】而して、このように構成されるカッター1
01を用いて管ライニング材に穿孔を施す場合、先ず、
カッター101のテーパ型リーマ105によって管ライ
ニング材に小さな孔を開ければ、その後の上下方向の切
削はサンディングディスク102,103の上下面で可
能となり、前後左右方向(横方向)の切削は支持板10
4の外周面で行うことができるため、非円形の孔も容易
に、且つ、正確に開けることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、地上に開口
する桝内から枝管内に僅かに流入する地下水等の浸入水
がカッター101に触れ、切削粉が水に濡れてカッター
101のサンディングディスク102,103に目詰ま
りが発生し、切削効率が低下して切削に長時間を要する
他、切削抵抗が大きくなってネジ固定式のサンディング
ディスク102,103や支持板104等が空転して本
来の機能を発揮し得ないという問題があった。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、水に濡れても高い切削効率を
確保するとともに、各構成部品の空転を確実に防ぐこと
ができるカッターとこれを用いた管ライニング材の穿孔
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、管路のライニングに供され
た管ライニング材に管路内から穿孔を施す穿孔機の駆動
軸端に脱着可能に取り付けられるカッターを、円錐状の
切削歯を備える先端切削部材とリング状のワイヤーブラ
シ及び円筒状の固定スペーサを回転軸方向に組み付ける
とともに、これらの先端切削部材とワイヤーブラシ及び
固定スペーサの空転を阻止する回り止め部を形成して構
成したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記回り止め部を凹凸嵌合、非円形嵌合又
はキー嵌合によって構成したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記先端切削部材の切削歯をリーマ又はワ
イヤーブラシで構成したことことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ワイヤーブラシの外径を前記先端切削
部材の切削歯の外径と同一若しくはそれよりも最大50
m/m大きく設定したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、管路内に導入され
た管内作業ロボットに取り付けられた穿孔機のカッター
を回転駆動して管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部分
に管路内から穿孔を施す管ライニング材の穿孔方法にお
いて、円錐状の切削歯を備える先端切削部材とリング状
のワイヤーブラシ及び円筒状の固定スペーサを回転軸方
向に組み付けるとともに、これらの先端切削部材とワイ
ヤーブラシ及び固定スペーサの空転を阻止する回り止め
部を形成して構成されるカッターを回転駆動して該カッ
ターの前記先端切削部材の切削歯で前記管ライニング材
に円孔を穿設し、該円孔の周囲をカッターの前記ワイヤ
ーブラシで切削して管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ
部分を穿孔することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部
分に地上から小径の仮孔を穿設した後、地上から枝管内
にTVカメラを挿入し、該TVカメラによって枝管内を
モニタリングしながら前記穿孔機のカッターによって管
ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部分に管路内から穿孔
を施すことを特徴とする。
【0015】従って、請求項1〜4記載のカッターを用
いて実施される請求項5又は6記載の発明によれば、管
ライニング材はカッターの先端切削部材の切削歯とワイ
ヤーブラシによって切削され、これらの先端切削部材の
切削歯とワイヤーブラシは従来のカッターのサンディン
グディスクに比して目詰まりを起こしにくいため、枝管
内に地下水等の浸入水が流入してこれがカッターにかか
ったために切削粉が水に濡れたとしても、カッターの先
端切削部材の切削歯とワイヤーブラシに目詰まりが発生
せず、カッターには高い切削効率が確保されて管ライニ
ング材に対する所要の穿孔作業が短時間に効率良く行わ
れるとともに、切削抵抗が小さく抑えられる。
【0016】又、カッターには回り止め部が形成され、
この回り止め部によって先端切削部材とワイヤーブラシ
及び固定スペーサの空転が確実に阻止されるため、これ
らの構成部品がその本来の機能を十分発揮することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明に係るカッターの縦断面図、
図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断
面図、図4は図1のC−C線断面図である。
【0019】本発明に係るカッター1は、円錐状の切削
歯2aを備える先端切削部材2の軸2bの外周にリング
状のワイヤーブラシ3と円筒状の固定スペーサ4を順次
嵌め込み、これらを固定ネジ5によって回転軸方向(図
1の上下方向)に組み付けて構成されている。
【0020】ところで、本実施の形態では、前記先端切
削部材2の切削歯2aはリーマで構成されており、該切
削歯2aの中央部分から一体に延出する軸2bはその断
面形状が図2〜図4に示すように非円形(円形の相対向
する部分をカットして平坦とした形状)となるように成
形されている。そして、この軸2bには下方が開口する
ネジ孔2cが形成されている。
【0021】又、前記ワイヤーブラシ3はハウジング6
に多数本の金属ワイヤー7を径方向に植設して構成され
ており、ハウジング6の下面の同一円周上には4つの円
孔状の嵌合孔6aが等角度ピッチ(90°ピッチ)で穿
設されている。
【0022】更に、前記固定スペーサ4の中央部分には
前記先端切削部材2の軸2bが嵌合する非円形断面の嵌
合孔4a(図1及び図4参照)が貫設されており、同固
定スペーサ4の上面の同一円周上には4つの円柱状突起
4b(図1及び図3参照)が突設されている。そして、
これらの突起4bは前記ワイヤーブラシ3のハウジング
6に穿設された前記嵌合孔6aに嵌合しており、これら
の凹凸嵌合によってワイヤーブラシ3と固定スペーサ4
との回り止めがなされ、先端切削部材2の断面非円形の
軸2bが固定スペーサ4の断面非円形の嵌合孔4aに嵌
合(非円形嵌合)することによって先端切削部材2と固
定スペーサ4との回り止めがなされている。
【0023】尚、カッター1においては、ワイヤーブラ
シ3の外径は先端切削部材2の切削歯2aの外径と同一
若しくはそれよりも最大50m/m大きく設定される。
【0024】而して、カッター1の組み立てに際して
は、先端切削部材2の軸2bにワイヤーブラシ3を通
し、その下方から固定スリーブ4を嵌め込んでその嵌合
孔4aに先端切削部材2の軸2bを嵌合させるととも
に、該固定スリーブ4の突起4bをワイヤーブラシ3の
ハウジング6に形成された嵌合孔6aに嵌合させ、その
後、前記固定ネジ5を先端切削部材2に形成された前記
ネジ孔2cにネジ込むことによって前述のように先端切
削部材2とワイヤーブラシ3及び固定スペーサ4が回転
軸方向に組み付けられてカッター1が構成される。そし
て、このカッター1においては、前述のように先端切削
部材2とワイヤーブラシ3及び先端切削部材2と固定ス
ペーサ4との回り止めは凹凸嵌合と非円形嵌合によって
それぞれなされている。
【0025】以上のように構成されるカッター1は、図
1に示すように、モータ8の出力軸(駆動軸)8aの端
部に脱着可能に取り付けられる。即ち、カッター1の取
り付けに際しては、その固定スペーサ4の軸心部に形成
された取付孔4cにモータ8の出力軸8aの端部が嵌め
込まれ、出力軸8aに嵌着されたキー9を固定スペーサ
4に形成されたキー溝4dに嵌合すること(キー嵌合)
によって固定スペーサ4と出力軸8aとの回り止がなさ
れるとともに、固定スペーサ4に螺合する固定ネジ10
を締め付けることによってカッター1が出力軸8aの端
部に確実に固定される。尚、モータ8としては、油圧モ
ータ、エアーモータ、電動モータ等の任意のものを使用
することができる。
【0026】次に、以上のように構成されるカッター1
を用いて実施される管ライニング材の穿孔方法を図5〜
図9に基づいて説明する。尚、図5〜図9は本発明に係
る管ライニング材の穿孔方法をその工程順に示す断面図
である。
【0027】図5において、11は本管、12は本管1
1に合流する小径の枝管であり、本管11の内周面は公
知の工法によって管ライニング材13によるライニング
が施されている。この場合、管ライニング材13は本管
11の枝管開口部(枝管12が本管11に開口する部
分)を塞いでいるため、その塞いでいる部分を穿孔して
枝管12を本管11に連通させる必要があり、この管ラ
イニング材13の穿孔作業を本発明に係る前記カッター
1を用いて以下の手順で行う。
【0028】即ち、図5において、14は本管11内に
導入された管内作業用ロボットであり、該管内作業用ロ
ボット14の先端部には穿孔機15が取り付けられてい
る。この穿孔機15は、油圧シリンダ16と、該油圧シ
リンダ16によって上下動可能に支持された前記モータ
8と、該モータ8の出力軸8aの端部に着脱可能に取り
付けられた本発明に係る前記カッター1とで構成されて
いる。尚、前記管内作業用ロボット14の上部にはTV
カメラ17が設置されており、該TVカメラ17は地上
に設置された不図示のモニター装置に電気的に接続され
ている。
【0029】而して、管ライニング材13の穿孔作業に
際しては、管内作業用ロボット14に設置された前記T
Vカメラ17によって本管11内を地上でモニタリング
しながら、穿孔機15の位置を調整し、図5に示すよう
にカッター1の中心を管ライニング材13の枝管開口部
を塞ぐ部分の略中心位置にセットした後、穿孔機15の
モータ8を駆動すると、これの出力軸8aの端部に取り
付けられたカッター1が回転駆動される。
【0030】上記状態において、穿孔機15の油圧シリ
ンダ16を駆動してモータ8とカッター1を一体的に上
動させると、図6に示すように、カッター1の先端切削
部材2の円錐状の切削歯(リーマ)2aによって管ライ
ニング材13の一部が孔開けされる。そして、カッター
を更に上動させると、図7に示すように管ライニング材
13はカッター1のワイヤーブラシ3の外周面によって
切削され、管ライニング材13にはワイヤーブラシ3の
外径と同径の円孔が穿設される。
【0031】次に、カッター1のワイヤーブラシ3の外
周面を管ライニング材13の円孔に当接させた状態で図
8に示すようにカッター1を横方向(前後及び左右方
向)に移動させれば、図9に示すように管ライニング材
13の枝管開口部を塞ぐ部分は枝管開口部の形状に沿う
孔13aが開けられ、この孔13aを介して枝管12は
本管11に連通せしめられる。
【0032】以上のように、本実施の形態では、管ライ
ニング材13はカッター1の先端切削部材2の切削歯
(リーマ)2aとワイヤーブラシ3によって切削され、
これらの先端切削部材2の切削歯(リーマ)2aとワイ
ヤーブラシ3は従来のカッターのサンディングディスク
に比して目詰まりを起こしにくいため、枝管12内に地
下水等の浸入水が流入してこれがカッター1にかかった
ために切削粉が水に濡れたとしても、カッター1の先端
切削部材2の切削歯(リーマ)2aとワイヤーブラシ3
に目詰まりが発生せず、カッター1には高い切削効率が
確保されて管ライニング材13に対する所要の穿孔作業
が短時間に効率良く行われる。
【0033】又、カッター1の先端切削部材2の切削歯
(リーマ)2aとワイヤーブラシ3に目詰まりが発生し
ないために切削抵抗が小さく抑えられ、更に、本発明に
係るカッター1においては前述のように先端切削部材2
とワイヤーブラシ3及び先端切削部材2と固定スペーサ
4との回り止めは凹凸嵌合と非円形嵌合によってそれぞ
れなされ、又、カッター1(固定スペーサ4)とモータ
8の出力軸8aとの回り止めはキー嵌合によってなされ
ているため、カッター1及び該カッター1の構成部品で
ある先端切削部材2とワイヤーブラシ3及び固定スペー
サ4の空転が防がれ、カッター1はその本来の機能を十
分発揮することができる。
【0034】尚、管ライニング材13の穿孔機15によ
る穿孔作業に先立ち、図10に示すように地上に設置さ
れたモータ18の回転動力を撓曲自在なフレキシブルシ
ャフト19を介してホルソー20に伝達して該ホルソー
20を回転駆動し、このホルソー20を枝管12内に挿
入して該ホルソー20で管ライニング材13の枝管開口
部を塞ぐ部分に地上から小径の仮孔13b(図11参
照)を穿設した後、図11に示すように地上から枝管1
2内にTVカメラ21を挿入し、該TVカメラ21によ
って枝管12内をモニタリングしながら前記穿孔機15
のカッター1によって前述と同様にして管ライニング材
13の枝管開口部を塞ぐ部分に本管11内から穿孔を施
すようにしても良い。
【0035】又、本実施の形態に係るカッター1におい
ては、先端切削部材2の切削歯2aをリーマによって構
成したが、切削歯2aを図12に示すようにワイヤーブ
ラシで構成しても良い。
【0036】更に、図13に示すように、カッター1の
先端切削部材2の切削歯2aの底面に複数の突起2dを
突設し、これらの突起2dをワイヤーブラシ3のハウジ
ング6の上面に形成された係合孔6bに係合させること
によって先端切削部材2とワイヤーブラシ3との回り止
めを行うようにしても良い。尚、図11においては図1
に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
〜4記載のカッターを用いて実施される請求項5又は6
記載の発明によれば、管ライニング材はカッターの先端
切削部材の切削歯とワイヤーブラシによって切削され、
これらの先端切削部材の切削歯とワイヤーブラシは従来
のカッターのサンディングディスクに比して目詰まりを
起こしにくいため、枝管内に地下水等の浸入水が流入し
てこれがカッターにかかったために切削粉が水に濡れた
としても、カッターの先端切削部材の切削歯とワイヤー
ブラシに目詰まりが発生せず、カッターには高い切削効
率が確保されて管ライニング材に対する所要の穿孔作業
が短時間に効率良く行われるとともに、切削抵抗が小さ
く抑えられるという効果が得られる。
【0038】又、カッターには回り止め部が形成され、
この回り止め部によって先端切削部材とワイヤーブラシ
及び固定スペーサの空転が確実に阻止されるため、これ
らの構成部品がその本来の機能を十分発揮することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカッターの縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法を示す
断面図である。
【図6】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法を示す
断面図である。
【図7】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法を示す
断面図である。
【図8】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法を示す
断面図である。
【図9】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法を示す
断面図である。
【図10】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法の別
形態を示す断面図である。
【図11】本発明に係る管ライニング材の穿孔方法の別
形態を示す断面図である。
【図12】本発明に係るカッターの変形例を示す先端切
削部材の側面図である。
【図13】本発明の別形態に係るカッターの縦断面図で
ある。
【図14】従来のカッターの縦断面図である。
【符号の説明】
1 カッター 2 先端切削部材 2a 切削歯 2b 軸 2d 突起 3 ワイヤーブラシ 4 固定スペーサ 4a 嵌合孔 4b 突起 6 ハウジング 6a,6b 嵌合孔 8 モータ 8a 出力軸(駆動軸) 9 キー 11 本管(管路) 12 枝管 13 管ライニング材 14 管内作業ロボット 15 穿孔機 18 モータ 19 フレキシブルシャフト 20 ホルソー 21 TVカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592004301 株式会社オール 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4 (72)発明者 神山 隆夫 神奈川県平塚市代官町31番27号株式会社湘 南合成樹脂製作所内 (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2−12−4株式会社ゲ ット内 (72)発明者 青木 啓之 埼玉県所沢市林1丁目194番地の4株式会 社オール内 Fターム(参考) 3C036 AA02 AA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路のライニングに供された管ライニン
    グ材に管路内から穿孔を施す穿孔機の駆動軸端に脱着可
    能に取り付けられるカッターであって、 円錐状の切削歯を備える先端切削部材とリング状のワイ
    ヤーブラシ及び円筒状の固定スペーサを回転軸方向に組
    み付けるとともに、これらの先端切削部材とワイヤーブ
    ラシ及び固定スペーサの空転を阻止する回り止め部を形
    成して構成されることを特徴とするカッター。
  2. 【請求項2】 前記回り止め部は、凹凸嵌合、非円形嵌
    合又はキー嵌合によって構成されることを特徴とする請
    求項1記載のカッター。
  3. 【請求項3】 前記先端切削部材の切削歯は、リーマ又
    はワイヤーブラシで構成されることを特徴とする請求項
    1記載のカッター。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤーブラシの外径は、前記先端
    切削部材の切削歯の外径と同一若しくはそれよりも最大
    50m/m大きく設定されていることを特徴とする請求
    項1記載のカッター。
  5. 【請求項5】 管路内に導入された管内作業ロボットに
    取り付けられた穿孔機のカッターを回転駆動して管ライ
    ニング材の枝管開口部を塞ぐ部分に管路内から穿孔を施
    す管ライニング材の穿孔方法において、 円錐状の切削歯を備える先端切削部材とリング状のワイ
    ヤーブラシ及び円筒状の固定スペーサを回転軸方向に組
    み付けるとともに、これらの先端切削部材とワイヤーブ
    ラシ及び固定スペーサの空転を阻止する回り止め部を形
    成して構成されるカッターを回転駆動して該カッターの
    前記先端切削部材の切削歯で前記管ライニング材に円孔
    を穿設し、該円孔の周囲をカッターの前記ワイヤーブラ
    シで切削して管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部分を
    穿孔することを特徴とする管ライニング材の穿孔方法。
  6. 【請求項6】 前記管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ
    部分に地上から小径の仮孔を穿設した後、地上から枝管
    内にTVカメラを挿入し、該TVカメラによって枝管内
    をモニタリングしながら前記穿孔機のカッターによって
    管ライニング材の枝管開口部を塞ぐ部分に管路内から穿
    孔を施すことを特徴とする請求項5記載の管ライニング
    材の穿孔方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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