JP2000014454A - テーブル装置及びその製造方法 - Google Patents
テーブル装置及びその製造方法Info
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- JP2000014454A JP2000014454A JP10184472A JP18447298A JP2000014454A JP 2000014454 A JP2000014454 A JP 2000014454A JP 10184472 A JP10184472 A JP 10184472A JP 18447298 A JP18447298 A JP 18447298A JP 2000014454 A JP2000014454 A JP 2000014454A
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- plate
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】円柱面を有する胴体を備えたテーブル装置の製
造において、生産性を高め、製造コストを低く抑えるこ
とができるようにする。 【解決手段】符号Aはテーブル装置で、基台1、回転受
台2、テーブル本体3及び蓋体4を備えている。基台1
の胴体11は紙管110の外表面に突板111を張設し
て形成してある。紙管110内部に設けてある中天部材
14の上面には回転受台2が載置してある。回転受台2
にはテーブル本体3が載置してある。テーブル本体3の
載置台板30上面側に設けてある胴体32は紙管320
と外表面に張設された突板321により形成されてい
る。紙管320内部に設けてある中底部材33の上方に
は耐熱層34を挟んで収容部容器36が装着してある。
テーブル本体3の八角形の天板38中央部には蓋体4が
着脱可能に取り付けてある。蓋体4の底部には反転させ
て使用できるターンテーブル42が設けてある。
造において、生産性を高め、製造コストを低く抑えるこ
とができるようにする。 【解決手段】符号Aはテーブル装置で、基台1、回転受
台2、テーブル本体3及び蓋体4を備えている。基台1
の胴体11は紙管110の外表面に突板111を張設し
て形成してある。紙管110内部に設けてある中天部材
14の上面には回転受台2が載置してある。回転受台2
にはテーブル本体3が載置してある。テーブル本体3の
載置台板30上面側に設けてある胴体32は紙管320
と外表面に張設された突板321により形成されてい
る。紙管320内部に設けてある中底部材33の上方に
は耐熱層34を挟んで収容部容器36が装着してある。
テーブル本体3の八角形の天板38中央部には蓋体4が
着脱可能に取り付けてある。蓋体4の底部には反転させ
て使用できるターンテーブル42が設けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテーブル装置及びそ
の製造方法に関するものである。更に詳しくは、円柱面
を有する胴体を備えたテーブル装置において、生産性が
高く、製造コストを低く抑えることができるテーブル装
置及びその製造方法に関する。
の製造方法に関するものである。更に詳しくは、円柱面
を有する胴体を備えたテーブル装置において、生産性が
高く、製造コストを低く抑えることができるテーブル装
置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】観光地等の飲食店においては、店の個性や
特徴を前面に打ち出す手法の一つとして、特徴的な構造
のテーブル装置や椅子等を使用する方法がある。このよ
うなテーブル装置としては、従来から様々な構造のもの
が提案されており、例えば、手の込んだ造りをそのまま
表面に表した民芸調のものがある。本発明者は試行錯誤
を重ね、様々な構造のテーブル装置を開発してきてお
り、円柱面を有する胴体に回転可能な円形状または多角
形状の天板を備えた構造のものを開発した。
特徴を前面に打ち出す手法の一つとして、特徴的な構造
のテーブル装置や椅子等を使用する方法がある。このよ
うなテーブル装置としては、従来から様々な構造のもの
が提案されており、例えば、手の込んだ造りをそのまま
表面に表した民芸調のものがある。本発明者は試行錯誤
を重ね、様々な構造のテーブル装置を開発してきてお
り、円柱面を有する胴体に回転可能な円形状または多角
形状の天板を備えた構造のものを開発した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な構造のテーブル装置は、外観的には店の個性や特徴を
表現するための手段として十分な効果を有するが、次の
ような課題があった。すなわち、民芸調のテーブル装置
は主に木で造られているが、木を成形して造った木片を
組み上げて円柱面を有する胴体を造る作業は、熟練を要
すると共に大変に手間のかかる作業である。従って、こ
の部分の製造がテーブル装置の生産性を高める上でのネ
ックとなっており、これによって製造コストが高くなっ
ていた。
な構造のテーブル装置は、外観的には店の個性や特徴を
表現するための手段として十分な効果を有するが、次の
ような課題があった。すなわち、民芸調のテーブル装置
は主に木で造られているが、木を成形して造った木片を
組み上げて円柱面を有する胴体を造る作業は、熟練を要
すると共に大変に手間のかかる作業である。従って、こ
の部分の製造がテーブル装置の生産性を高める上でのネ
ックとなっており、これによって製造コストが高くなっ
ていた。
【0004】(目的)本発明は上記課題を解消するもの
で、円柱面を有する胴体を備えたテーブル装置の製造に
おいて、胴体部分の製造が簡単にできるようにして生産
性を高め、製造コストを低く抑えることができるように
したテーブル装置及びその製造方法を提供することを目
的とする。
で、円柱面を有する胴体を備えたテーブル装置の製造に
おいて、胴体部分の製造が簡単にできるようにして生産
性を高め、製造コストを低く抑えることができるように
したテーブル装置及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、天板と、円柱面を有する胴体とを備えてお
り、上記胴体は、円筒形の紙管の外表面に突板を張設し
て形成されていることを特徴とする、テーブル装置であ
る。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、天板と、円柱面を有する胴体とを備えてお
り、上記胴体は、円筒形の紙管の外表面に突板を張設し
て形成されていることを特徴とする、テーブル装置であ
る。
【0006】第2の発明にあっては、天板の上面側に設
けてあり加熱手段を収容するための収容部と、当該収容
部の開口部に着脱可能な蓋体と、を備えていることを特
徴とする、第1の発明に係るテーブル装置である。
けてあり加熱手段を収容するための収容部と、当該収容
部の開口部に着脱可能な蓋体と、を備えていることを特
徴とする、第1の発明に係るテーブル装置である。
【0007】第3の発明にあっては、蓋体は、収容部の
開口部に着脱可能な着脱天板と、当該着脱天板の一方の
面に設けてあり上記収容部に収容可能なターンテーブル
と、を備えていることを特徴とする、第2の発明に係る
テーブル装置である。
開口部に着脱可能な着脱天板と、当該着脱天板の一方の
面に設けてあり上記収容部に収容可能なターンテーブル
と、を備えていることを特徴とする、第2の発明に係る
テーブル装置である。
【0008】第4の発明にあっては、円柱面を有する胴
体を備えた基台と、当該基台の上部に設けてある回転受
台と、当該回転受台に載置され、平面視円形状または多
角形状の天板と、円柱面を有する胴体とを備えたテーブ
ル本体と、を備えており、上記基台の胴体と上記テーブ
ル本体の胴体は、円筒形の紙管の外表面に突板を張設し
て形成されており、上記テーブル本体は、上面側に設け
てあり加熱手段を収容するための収容部と、当該収容部
の開口部に着脱可能な蓋体とを備えており、上記蓋体
は、上記収容部の開口部に着脱可能な着脱天板と、当該
着脱天板の一方の面に設けてあり上記収容部に収容可能
なターンテーブルとを備えていることを特徴とする、テ
ーブル装置である。
体を備えた基台と、当該基台の上部に設けてある回転受
台と、当該回転受台に載置され、平面視円形状または多
角形状の天板と、円柱面を有する胴体とを備えたテーブ
ル本体と、を備えており、上記基台の胴体と上記テーブ
ル本体の胴体は、円筒形の紙管の外表面に突板を張設し
て形成されており、上記テーブル本体は、上面側に設け
てあり加熱手段を収容するための収容部と、当該収容部
の開口部に着脱可能な蓋体とを備えており、上記蓋体
は、上記収容部の開口部に着脱可能な着脱天板と、当該
着脱天板の一方の面に設けてあり上記収容部に収容可能
なターンテーブルとを備えていることを特徴とする、テ
ーブル装置である。
【0009】第5の発明にあっては、天板と、円柱面を
有する胴体とを備えたテーブル装置の製造方法であっ
て、円筒形の紙管の外表面に突板を張設して上記胴体を
形成する工程を含むことを特徴とする、テーブル装置の
製造方法である。
有する胴体とを備えたテーブル装置の製造方法であっ
て、円筒形の紙管の外表面に突板を張設して上記胴体を
形成する工程を含むことを特徴とする、テーブル装置の
製造方法である。
【0010】本発明の「円柱面を有する胴体」は、例え
ば、両端部が開口した円筒形状のもの、及び両端部の一
方または双方を閉塞した円筒形状のものを含む概念であ
る。更に、胴体は実質的な円柱面を有していればよく、
外周部に窓部、開閉蓋等の付属物を設けたもの等を含
む。
ば、両端部が開口した円筒形状のもの、及び両端部の一
方または双方を閉塞した円筒形状のものを含む概念であ
る。更に、胴体は実質的な円柱面を有していればよく、
外周部に窓部、開閉蓋等の付属物を設けたもの等を含
む。
【0011】(作用)本発明に係るテーブル装置は次の
ように作用する。円柱面を有する胴体は、円筒形の紙管
の外表面に突板を張設して形成されているので、従来の
ように木を成形して造った木片を組み上げて造る場合と
比較して製造が簡単で生産性が高くなる。また、材料費
が安く、特に熟練技術も必要としないので人件費の負担
も軽くなり、製造コストを低く抑えることができる。
ように作用する。円柱面を有する胴体は、円筒形の紙管
の外表面に突板を張設して形成されているので、従来の
ように木を成形して造った木片を組み上げて造る場合と
比較して製造が簡単で生産性が高くなる。また、材料費
が安く、特に熟練技術も必要としないので人件費の負担
も軽くなり、製造コストを低く抑えることができる。
【0012】テーブル本体は回転受台に載置されてお
り、回転させることができる。蓋体を天板から取り外す
ことにより、天板の上面側に収容部が形成される。この
収容部には、テーブルで鍋物等の調理を行う際にガスコ
ンロや電気コンロ等の加熱手段が収容されるが、それに
限定はせず、他のものを収容してもよい。収容部に加熱
手段を収容する必要がない場合は、必要に応じて、蓋体
を反転させてターンテーブルを上面側に出すようにして
着脱天板を収容部の開口部に装着することができる。
り、回転させることができる。蓋体を天板から取り外す
ことにより、天板の上面側に収容部が形成される。この
収容部には、テーブルで鍋物等の調理を行う際にガスコ
ンロや電気コンロ等の加熱手段が収容されるが、それに
限定はせず、他のものを収容してもよい。収容部に加熱
手段を収容する必要がない場合は、必要に応じて、蓋体
を反転させてターンテーブルを上面側に出すようにして
着脱天板を収容部の開口部に装着することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係るテーブル装
置の一実施の形態を示す斜視図、図2は図1に示すテー
ブル装置の縦断面図、図3は図1に示すテーブル装置の
分解縦断面図である。なお、図2、図3及び後述する図
5では、回転受台2と蓋体4については、便宜上、断面
せずに表現している。符号Aはテーブル装置で、基台
1、回転受台2、テーブル本体3及び蓋体4を備えてい
る。
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係るテーブル装
置の一実施の形態を示す斜視図、図2は図1に示すテー
ブル装置の縦断面図、図3は図1に示すテーブル装置の
分解縦断面図である。なお、図2、図3及び後述する図
5では、回転受台2と蓋体4については、便宜上、断面
せずに表現している。符号Aはテーブル装置で、基台
1、回転受台2、テーブル本体3及び蓋体4を備えてい
る。
【0014】(基台1)基台1は木製で円板状の台板1
0を有している。台板10の上面には胴体11が設けて
ある。胴体11は、円筒形状の紙管110を有してい
る。紙管110の外表面には、木目が表れた突板111
が全面にわたり接着して張設してある。
0を有している。台板10の上面には胴体11が設けて
ある。胴体11は、円筒形状の紙管110を有してい
る。紙管110の外表面には、木目が表れた突板111
が全面にわたり接着して張設してある。
【0015】紙管110の内周面側と突板111の外周
面側には、紙管110と突板111を挟んで同じ位置に
補強部材13、13aが取り付けてある。補強部材1
3、13aは周方向の四箇所に等間隔をおいて立設して
ある。なお、本実施の形態においては、図示はしていな
いがダボ接ぎにより補強部材13、13aの位置を固定
し台板10に接着している。
面側には、紙管110と突板111を挟んで同じ位置に
補強部材13、13aが取り付けてある。補強部材1
3、13aは周方向の四箇所に等間隔をおいて立設して
ある。なお、本実施の形態においては、図示はしていな
いがダボ接ぎにより補強部材13、13aの位置を固定
し台板10に接着している。
【0016】紙管110の内周面側の補強部材13は、
突板111の外周面側の補強部材13aよりやや低く形
成してあり、その上端面には十字に組まれた中天部材1
4が固着してある。中天部材14の上面は、次述する回
転受台2を載置するための載置部15となっており、中
天部材14の下方は収容空間部16となっている。
突板111の外周面側の補強部材13aよりやや低く形
成してあり、その上端面には十字に組まれた中天部材1
4が固着してある。中天部材14の上面は、次述する回
転受台2を載置するための載置部15となっており、中
天部材14の下方は収容空間部16となっている。
【0017】胴体11のうち所要の補強部材13、13
(13a、13a)間には、紙管110と突板111を
貫通して開口部112が設けてあり、この開口部112
には曲面板で形成された開閉蓋121がヒンジ122を
介し、矢印a方向へ開閉可能に取り付けてある。
(13a、13a)間には、紙管110と突板111を
貫通して開口部112が設けてあり、この開口部112
には曲面板で形成された開閉蓋121がヒンジ122を
介し、矢印a方向へ開閉可能に取り付けてある。
【0018】(回転受台2)回転受台2は、木製で円板
状の固定台板20を有している。固定台板20の直径は
上記載置部15の内径(紙管110の内径)よりやや径
小に形成され、固定台板20は載置部15に装着でき
る。固定台板20には、スラスト軸受21を介して回転
板22が回転可能に設けてある。回転板22の直径は固
定台板20の直径よりやや径大に形成され、次述するテ
ーブル本体3の載置台板30の嵌合凹部31の内径より
やや径小に形成されている。
状の固定台板20を有している。固定台板20の直径は
上記載置部15の内径(紙管110の内径)よりやや径
小に形成され、固定台板20は載置部15に装着でき
る。固定台板20には、スラスト軸受21を介して回転
板22が回転可能に設けてある。回転板22の直径は固
定台板20の直径よりやや径大に形成され、次述するテ
ーブル本体3の載置台板30の嵌合凹部31の内径より
やや径小に形成されている。
【0019】(テーブル本体3)テーブル本体3は、木
製で円板状の載置台板30を有している。載置台板30
は、下面側に外径よりやや径小の嵌合凹部31が設けて
ある。なお、載置台板30の上面側は板部材で閉塞され
ている。
製で円板状の載置台板30を有している。載置台板30
は、下面側に外径よりやや径小の嵌合凹部31が設けて
ある。なお、載置台板30の上面側は板部材で閉塞され
ている。
【0020】載置台板30の上面側には、円筒形の胴体
32が固着してある。胴体32は円筒形の紙管320を
有しており、その外表面には全面にわたり木目を表した
突板321が接着して張設してある。紙管320の内周
面側と突板321の外周面側には、紙管320と突板3
21を挟んで同じ位置に補強部材35、35aが取り付
けてある。補強部材35、35aは周方向の四箇所に等
間隔をおいて立設してある。補強部材35、35aは上
記補強部材13、13aと同様にダボ接ぎにより位置を
固定し載置台板30に接着している。
32が固着してある。胴体32は円筒形の紙管320を
有しており、その外表面には全面にわたり木目を表した
突板321が接着して張設してある。紙管320の内周
面側と突板321の外周面側には、紙管320と突板3
21を挟んで同じ位置に補強部材35、35aが取り付
けてある。補強部材35、35aは周方向の四箇所に等
間隔をおいて立設してある。補強部材35、35aは上
記補強部材13、13aと同様にダボ接ぎにより位置を
固定し載置台板30に接着している。
【0021】紙管320の内周面側の補強部材35は、
突板321の外周面側の補強部材35aの1/2以下に
低く形成してあり、その上端面には十字に組まれた中底
部材33が固着してある。中底部材33の上方には、銅
板製の有底八角筒状の収容部容器36が装着してある。
収容部容器36の内部は加熱手段であるガスコンロや電
気コンロ等を収容するための収容部360となってい
る。収容部容器36と中底部材33及び紙管320内周
面部との間には耐熱層34が設けてある。耐熱層34の
素材としては特に限定されるものではなく、例えばグラ
スウール、素焼き等の各種耐熱素材が採用される。ま
た、中底板33の下方は収容空間部37となっている。
突板321の外周面側の補強部材35aの1/2以下に
低く形成してあり、その上端面には十字に組まれた中底
部材33が固着してある。中底部材33の上方には、銅
板製の有底八角筒状の収容部容器36が装着してある。
収容部容器36の内部は加熱手段であるガスコンロや電
気コンロ等を収容するための収容部360となってい
る。収容部容器36と中底部材33及び紙管320内周
面部との間には耐熱層34が設けてある。耐熱層34の
素材としては特に限定されるものではなく、例えばグラ
スウール、素焼き等の各種耐熱素材が採用される。ま
た、中底板33の下方は収容空間部37となっている。
【0022】胴体32のうち所要の補強部材35、35
(35a、35a)間には、紙管320及び突板321
を貫通して開口部322が設けてある。収容空間部37
内部には開口部322を通して曲面板で形成された正面
板を有する引出し352が装着されている。
(35a、35a)間には、紙管320及び突板321
を貫通して開口部322が設けてある。収容空間部37
内部には開口部322を通して曲面板で形成された正面
板を有する引出し352が装着されている。
【0023】テーブル本体3の上部には、胴体32上部
に固着して八角形の天板38が設けてある。天板38
は、八枚の台形状の板部材380を接続片381を介し
接続した構造で、その中央部分には八角形の枠体39が
取り付けてある。枠体39の内側には嵌合段部390が
設けてある。枠体39の内縁部は、上記収容部容器36
の内面と対応させてあり、ほぼ面一となっている。
に固着して八角形の天板38が設けてある。天板38
は、八枚の台形状の板部材380を接続片381を介し
接続した構造で、その中央部分には八角形の枠体39が
取り付けてある。枠体39の内側には嵌合段部390が
設けてある。枠体39の内縁部は、上記収容部容器36
の内面と対応させてあり、ほぼ面一となっている。
【0024】(蓋体4)上記枠体39の嵌合段部390
には、蓋体4が着脱可能に取り付けてある。蓋体4は、
八角形の着脱天板40を有している。着脱天板40は、
上下両面側から収容部容器36の開口部300すなわち
嵌合段部390に着脱可能である。着脱天板40の下面
側には、スラスト軸受41を介して円板状のターンテー
ブル42が回転可能に設けてある。ターンテーブル42
は、収容部容器36内部に収容可能に形成してある。
には、蓋体4が着脱可能に取り付けてある。蓋体4は、
八角形の着脱天板40を有している。着脱天板40は、
上下両面側から収容部容器36の開口部300すなわち
嵌合段部390に着脱可能である。着脱天板40の下面
側には、スラスト軸受41を介して円板状のターンテー
ブル42が回転可能に設けてある。ターンテーブル42
は、収容部容器36内部に収容可能に形成してある。
【0025】図4は図1に示すテーブル装置の天板を反
転させてターンテーブルを設けた状態を示す要部斜視
図、図5は図4に示す状態のテーブル装置の要部縦断面
図である。図1ないし図5を参照して本発明に係るテー
ブル装置の製造方法及び作用を説明する。
転させてターンテーブルを設けた状態を示す要部斜視
図、図5は図4に示す状態のテーブル装置の要部縦断面
図である。図1ないし図5を参照して本発明に係るテー
ブル装置の製造方法及び作用を説明する。
【0026】(製造方法) (1)基台1の胴体11は、紙管110に突板111を
張設し、補強部材13、13aや開閉蓋121等の付属
品を設けて形成する。そして、台板10に胴体11を固
着して基台1を形成する。 (2)テーブル本体3の胴体32は、紙管320に突板
321を張設し、補強部材35、35aや引出し352
を設けて形成する。載置台板30と天板38を胴体32
の両端部に固着してテーブル本体3を形成する。 (3)基台1上部に回転受台2を収容し、回転受台2の
回転板22上に載置台板30を嵌合しテーブル本体3を
載置する。テーブル本体3に蓋体4を装着する。
張設し、補強部材13、13aや開閉蓋121等の付属
品を設けて形成する。そして、台板10に胴体11を固
着して基台1を形成する。 (2)テーブル本体3の胴体32は、紙管320に突板
321を張設し、補強部材35、35aや引出し352
を設けて形成する。載置台板30と天板38を胴体32
の両端部に固着してテーブル本体3を形成する。 (3)基台1上部に回転受台2を収容し、回転受台2の
回転板22上に載置台板30を嵌合しテーブル本体3を
載置する。テーブル本体3に蓋体4を装着する。
【0027】(作用)円柱面を有する胴体11、32
は、円筒形の紙管110、320の外表面に突板11
1、321を張設して形成されているので、従来のよう
に木を成形して造った木片を組み上げて造る場合と比較
して、製造が簡単で生産性が高くなる。また、紙管11
0、320及び突板111、321は上記木片を造る木
製材料と比較して材料費が安く、製造するために特に熟
練技術も必要としないので人件費の負担も軽くなり、製
造コストを低く抑えることができる。
は、円筒形の紙管110、320の外表面に突板11
1、321を張設して形成されているので、従来のよう
に木を成形して造った木片を組み上げて造る場合と比較
して、製造が簡単で生産性が高くなる。また、紙管11
0、320及び突板111、321は上記木片を造る木
製材料と比較して材料費が安く、製造するために特に熟
練技術も必要としないので人件費の負担も軽くなり、製
造コストを低く抑えることができる。
【0028】テーブル本体3は回転受台2に載置されて
おり、回転させることができる。また、蓋体4を天板3
8から取り外すことにより、天板38の上面側に収容部
360が形成される。収容部360には、テーブルで鍋
物等の調理を行う際にガスコンロや電気コンロ等を収容
することができる。収容部360に上記加熱手段を収容
する必要がない場合は、必要に応じて、着脱天板40を
反転させ、ターンテーブル42を上面側に出すようにし
て着脱天板40を枠体39の嵌合段部390に装着する
ことができる。
おり、回転させることができる。また、蓋体4を天板3
8から取り外すことにより、天板38の上面側に収容部
360が形成される。収容部360には、テーブルで鍋
物等の調理を行う際にガスコンロや電気コンロ等を収容
することができる。収容部360に上記加熱手段を収容
する必要がない場合は、必要に応じて、着脱天板40を
反転させ、ターンテーブル42を上面側に出すようにし
て着脱天板40を枠体39の嵌合段部390に装着する
ことができる。
【0029】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明に係るテーブル装置及びその製造方法によ
れば、円柱面を有する胴体は、円筒形の紙管の外表面に
突板を張設して形成されるので、従来のように木を成形
して造った木片を組み上げて造る場合と比較して、製造
が簡単で生産性が高くなる。また、材料費が安く、特に
熟練技術も必要としないので人件費の負担も軽くなる。
従って、円柱面を有する胴体を備えたテーブル装置の製
造コストを低く抑えることができる。
する。 (a)本発明に係るテーブル装置及びその製造方法によ
れば、円柱面を有する胴体は、円筒形の紙管の外表面に
突板を張設して形成されるので、従来のように木を成形
して造った木片を組み上げて造る場合と比較して、製造
が簡単で生産性が高くなる。また、材料費が安く、特に
熟練技術も必要としないので人件費の負担も軽くなる。
従って、円柱面を有する胴体を備えたテーブル装置の製
造コストを低く抑えることができる。
【0031】(b)天板の上面側に設けてあり、加熱手
段を収容するための収容部と、収容部の開口部に着脱可
能な蓋体とを備えているものは、蓋体を取り外すことに
より天板上面側に収容部を形成することができる。これ
により、テーブルで鍋物等の調理を行う際にガスコンロ
や電気コンロ等が収容できるので、天板上にそのままコ
ンロをおいて鍋を掛ける場合と相違して鍋を転倒させて
しまう心配がなく、安全性に優れている。また、鍋の位
置が高くならないので、食事がしやすい利点もある。
段を収容するための収容部と、収容部の開口部に着脱可
能な蓋体とを備えているものは、蓋体を取り外すことに
より天板上面側に収容部を形成することができる。これ
により、テーブルで鍋物等の調理を行う際にガスコンロ
や電気コンロ等が収容できるので、天板上にそのままコ
ンロをおいて鍋を掛ける場合と相違して鍋を転倒させて
しまう心配がなく、安全性に優れている。また、鍋の位
置が高くならないので、食事がしやすい利点もある。
【0032】(c)蓋体が、収容部の開口部に着脱可能
な着脱天板と、着脱天板の一方の面に設けてあり収容部
に収容可能なターンテーブルを備えているものは、天板
を広く使うときにはターンテーブルを収容部に収容して
おき、ターンテーブルが必要になったときは着脱天板を
反転させてターンテーブルを上面側に出すようにして蓋
体を天板に装着することができる。
な着脱天板と、着脱天板の一方の面に設けてあり収容部
に収容可能なターンテーブルを備えているものは、天板
を広く使うときにはターンテーブルを収容部に収容して
おき、ターンテーブルが必要になったときは着脱天板を
反転させてターンテーブルを上面側に出すようにして蓋
体を天板に装着することができる。
【図1】本発明に係るテーブル装置の一実施の形態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1に示すテーブル装置の縦断面図。
【図3】図1に示すテーブル装置の分解縦断面図。
【図4】図1に示すテーブル装置の天板を反転させてタ
ーンテーブルを設けた状態を示す要部斜視図。
ーンテーブルを設けた状態を示す要部斜視図。
【図5】図4に示す状態のテーブル装置の要部縦断面
図。
図。
A テーブル装置 1 基台 10 台板 11 胴体 110 紙管 111 突板 112 開口部 121 開閉蓋 122 ヒンジ 13、13a 補強部材 14 中天部材 15 載置部 16 収容空間部 2 回転受台 20 固定台板 21 スラスト軸受 22 回転板 3 テーブル本体 30 載置台板 31 嵌合凹部 32 胴体 320 紙管 321 突板 322 開口部 33 中底部材 34 耐熱層 35、35a 補強部材 352 引出し 36 収容部容器 360 収容部 37 収容空間部 38 天板 380 板部材 381 接続片 39 枠体 390 嵌合段部 4 蓋体 40 着脱天板 41 スラスト軸受 42 ターンテーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 天板と、円柱面を有する胴体とを備えて
おり、 上記胴体は、円筒形の紙管の外表面に突板を張設して形
成されていることを特徴とする、 テーブル装置。 - 【請求項2】 天板の上面側に設けてあり加熱手段を収
容するための収容部と、 当該収容部の開口部に着脱可能な蓋体と、を備えている
ことを特徴とする、 請求項1記載のテーブル装置。 - 【請求項3】 蓋体は、 収容部の開口部に着脱可能な着脱天板と、 当該着脱天板の一方の面に設けてあり上記収容部に収容
可能なターンテーブルと、を備えていることを特徴とす
る、 請求項2記載のテーブル装置。 - 【請求項4】 円柱面を有する胴体を備えた基台と、 当該基台の上部に設けてある回転受台と、 当該回転受台に載置され、平面視円形状または多角形状
の天板と、円柱面を有する胴体とを備えたテーブル本体
と、を備えており、 上記基台の胴体と上記テーブル本体の胴体は、円筒形の
紙管の外表面に突板を張設して形成されており、 上記テーブル本体は、上面側に設けてあり加熱手段を収
容するための収容部と、 当該収容部の開口部に着脱可能な蓋体とを備えており、 上記蓋体は、上記収容部の開口部に着脱可能な着脱天板
と、当該着脱天板の一方の面に設けてあり上記収容部に
収容可能なターンテーブルとを備えていることを特徴と
する、 テーブル装置。 - 【請求項5】 天板と、円柱面を有する胴体とを備えた
テーブル装置の製造方法であって、 円筒形の紙管の外表面に突板を張設して上記胴体を形成
する工程を含むことを特徴とする、 テーブル装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184472A JP2000014454A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | テーブル装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184472A JP2000014454A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | テーブル装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014454A true JP2000014454A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16153771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10184472A Pending JP2000014454A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | テーブル装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000014454A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007124814A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Shinko Electric Co Ltd | 操作卓テーブル |
KR100906342B1 (ko) | 2008-10-27 | 2009-07-06 | (주) 정정당당 | 테이블형 구이장치 |
JP2012045135A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Hoshino Mingei:Kk | 多角形テーブル及び同多角形テーブルの天板製造方法 |
CN115462615A (zh) * | 2022-10-10 | 2022-12-13 | 江西盈客酒店用品有限公司 | 一种可间歇转动的旋转型餐桌 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184472A patent/JP2000014454A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007124814A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Shinko Electric Co Ltd | 操作卓テーブル |
KR100906342B1 (ko) | 2008-10-27 | 2009-07-06 | (주) 정정당당 | 테이블형 구이장치 |
JP2012045135A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Hoshino Mingei:Kk | 多角形テーブル及び同多角形テーブルの天板製造方法 |
CN115462615A (zh) * | 2022-10-10 | 2022-12-13 | 江西盈客酒店用品有限公司 | 一种可间歇转动的旋转型餐桌 |
CN115462615B (zh) * | 2022-10-10 | 2024-02-13 | 江西中至研科技有限公司 | 一种可间歇转动的旋转型餐桌 |
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