JP2000014225A - 刈払機のブレーキ装置 - Google Patents
刈払機のブレーキ装置Info
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Abstract
取付け、このクラッチケース1aから前方へ操作杆5を
延ばし、この操作杆5の先端にカッター4を配置し、操
作杆5にブレーキレバー13を取付け、操作杆5内に伝
動軸6を収納し、クラッチケース1a内に遠心クラッチ
を収納し、この遠心クラッチの伝動軸6側にクラッチド
ラム41を設け、このクラッチドラム41の近傍に支軸
45を設け、この支軸45にスイング可能にアーム43
を取付け、このアーム43の一端にブレーキシュー42
を取付け、アーム43の他端にブレーキワイヤ23を連
結した刈払機1のブレーキ装置40において、ブレーキ
ワイヤ23の大部分を操作杆5の外面5aに添わせると
ともに、操作杆5の鉛直中心線VLより作業者Mから遠
い方の外側面5bに配置した。 【効果】 ブレーキワイヤが腕や胴体に触れず、作業が
邪魔されない。
Description
置に関する。
ば、特開昭50−129319号公報「刈刃を有する作
業機」が知られている。上記技術は、刈刃に対する動力
伝達を除去した時点で、積極的に刈刃側に制動力を与
え、刈刃を慣性で旋回しないようにするものであり、同
公報の第1図、第2図、第3図及び第4図に示される通
り、エンジン2と刈刃7との間に渡した操作杆3と、こ
の操作杆3内に設けた伝動軸5と、この伝動軸5の端部
に取付けた従動側素子1cと、この従動側素子1cに押
付けて制動を行うためのブレーキシュー8,8と、これ
らのブレーキシュー8,8を移動させるためにクラッチ
ケース1aの上部に取付けた梃子10と、この梃子10
に連結したブレーキワイヤ13とからなる。
キを作動させるための梃子10及びブレーキワイヤ13
をクラッチケース1aの上部に配置したので、刈払い作
業中にこれらの梃子10及びブレーキワイヤ13が腕や
胴体に触れ、作業の邪魔になるという不都合がある。そ
こで、本発明の目的は、作業が邪魔にならず、作業性を
向上させた刈払機のブレーキ装置を提供することにあ
る。
に本発明の請求項1は、エンジン前部にクラッチケース
を取付け、このクラッチケースから前方へ操作杆を延ば
し、この操作杆の先端にカッターを配置し、操作杆にブ
レーキレバーを取付け、操作杆内にカッターに駆動力を
伝えるための伝動軸を収納し、クラッチケース内にエン
ジンから伝動軸へ伝わる駆動力を断続する遠心クラッチ
を収納し、この遠心クラッチの伝動軸側にカッターを制
動するためのブレーキドラムを兼ねるクラッチドラムを
設け、このクラッチドラムの近傍に支軸を設け、この支
軸にスイング可能にアームを取付け、このアームの一端
にクラッチドラムに押付けるブレーキシューを取付け、
アームの他端にブレーキワイヤを連結した刈払機のブレ
ーキ装置において、ブレーキワイヤの大部分を操作杆の
外面に添わせるとともに、操作杆の鉛直中心線より作業
者から遠い方の外側面に配置したブレーキワイヤで作業
が邪魔されず、作業性が向上する。
より作業者側で且つ水平中心線より下方に設けた。支軸
が、操作杆の水平中心線より下方にあるため、操作杆に
対してブレーキアーム、ブレーキシューがより下方に配
置でき、刈払機の重心が低くなるため、刈払機の操作性
が向上する。また、支軸が、操作杆の鉛直中心線より作
業者側にあるため、アームを操作杆の鉛直中心線より作
業者と反対の側に長く延ばすことができ、ブレーキレバ
ーの操作力が小さくなる。
ラッチドラムに押付けるためのスプリングを取付け、ア
ームの支軸からブレーキワイヤ取付け部までを第1アー
ム部とし、アームの支軸からブレーキシュー取付け部ま
でを第2アーム部とし、アームの支軸からスプリング取
付け部までを第3アーム部とし、第2アーム部と第3ア
ーム部とを近接させて、これら3つのアーム部でアーム
を略Y字形状に形成した。アームを略Y字形状に形成す
ることで、ブレーキ装置がコンパクトになり、刈払機自
体が小型になり、刈払機の操作性が向上する。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るブレーキ装置を備えた
刈払機の使用中の状態を示す側面図であり、刈払機1を
作業者Mが肩から吊りベルト2で吊り下げ、操作レバー
装置10を握って刈払い作業を行う状態を示す。
3で駆動するカッター4と、エンジン3とカッター4と
の間に渡した操作杆としての操作ロッド5と、この操作
ロッド5内にエンジン3の駆動力をカッター4に伝える
ために収納した伝動軸6と、操作ロッド5に取付けたハ
ンドルバー7と、このハンドルバー7に取付けたグリッ
プ8及び前述の操作レバー装置10とからなる。
置の斜視図であり、操作レバー装置10は、ハンドルケ
ース11と、このハンドルケース11にエンジン3(図
1参照)の回転速度を制御するためにスイング可能に取
付けたスロットルレバー12と、同じくハンドルケース
11にカッター4(図1参照)の制動状態を制御するた
めにスイング可能に取付けたブレーキレバー13と、ス
ロットルレバー12にスロットルを閉じる側へ押し戻す
ために設けたスロットル戻しレバー14と、エンジン3
を停止させるためのキルスイッチ15とからなる。ハン
ドルケース11は、左・右ケース16,17からなるア
ッパケース18と、グリップを兼ねるロアケース19と
からなる。
置の縦断面図であり、操作レバー装置10は、スロット
ルレバー12の端部に連結したスロットルワイヤ22
と、ブレーキレバー13の端部に連結したブレーキワイ
ヤ23と、スロットルレバー12とブレーキレバー13
との間に配置したカム部材24とを備える。
8に形成した第1軸部18aに回転可能に取付けた円筒
部12aと、この円筒部12aから延ばしたレバー部1
2b及び略扇形の板状部12cと、この板状部12cに
開けた円弧状長孔12dと、スロットル戻しレバー14
(図2参照)をビスで固定するためにナットを溶接した
ねじ部12eと、カム部材24に当てるためにレバー部
12bに形成した当て面12fとからなる。
に形成した第2軸部18bに回転可能に取付けた円筒部
13aと、この円筒部13aから延ばしたレバー部13
b及びアーム部13cとからなる。スロットルワイヤ2
2及びブレーキワイヤ23は、エンジン3(図1参照)
側から引回して途中からハンドルバー7内に通したもの
である。カム部材24は、スロットルレバー12の当て
面12fに当てることで、スロットルを開ける側へのス
イングを規制するスロットルレバーストッパ部24aを
備える。
時計回りのスイングを規制するためにアッパケース18
に形成したストッパ部、18dは左ケース16に設けた
スプリング止め部、25はスロットルレバー12にスロ
ットルの閉じ側への回転方向のスイング力を与えるスプ
リング、26はブレーキレバー13にブレーキの作動を
解除させる方向へのスイング力を与えるスプリングであ
る。
置の横断面図である。操作レバー装置10は、カム部材
24の側方(図の下方)に、スロットルレバー12の板
状部12cを挟み込むように配置したフリクションワッ
シャ27,28及び皿ばね31,32と、これらカム部
材24、フリクションワッシャ27,28及び皿ばね3
1,32を貫通させ、且つ右ケース17に設けためねじ
部材17a及び袋ナット33で右ケース17に固定した
六角穴付きボルト34とを備える。なお、35,36,
37はワッシャ、38,38はケース組付けボルトであ
る。
部にスロットルワイヤ取付け部12gを備え、このスロ
ットルワイヤ取付け部12gにスロットルワイヤ22
(図3参照)のワイヤ先端止め具22aを取付けるもの
である。ブレーキレバー13は、アーム部13cの端部
にブレーキワイヤ取付け部13d及び円柱部13eを備
え、ブレーキワイヤ取付け部13dにブレーキワイヤ2
3(図3参照)のワイヤ先端止め具23aを取付けるも
のである。右ケース17は、カム部材24に接するカム
部17bを備える。カム部材24は、アーム部24b及
びブレーキレバー13の円柱部13eと連結するための
長穴24cを備える。
ットルレバー12の板状部12cに押付けることで摩擦
力を発生させるものであり、材質としては、ゴムが好適
である。皿ばね31,32は、フリクションワッシャ2
7,28を押付ける荷重を得るためのものである。
軸の役割と、皿ばね31,32の取付け時の撓み量を変
化させて皿ばね31,32の発生荷重を変化させ、スロ
ットルレバー12の板状部12cへフリクションワッシ
ャ27,28を押付ける時の荷重を変化させる押付け荷
重調整部材の役割とを兼ねるものである。
ねじの場合に、右に回すことで六角穴付きボルト34の
頭部34aによって皿ばね31,32を大きく撓ませて
押付け荷重を大きくし、左に回すことで皿ばね31,3
2の撓みを小さくして押付け荷重を小さくする。左ねじ
の場合も同様である。
3c及び円柱部13eと、カム部材24と、ハンドルケ
ース11のカム部17bと、フリクションワッシャ2
7,28と、皿ばね31,32と、六角穴付きボルト3
4とでスロットル拘束機構39を構成する。
ハンドルケースのカム部を示す斜視図であり、ハンドル
ケース11(図2参照)のカム部17bは、カム面17
cにカム山17d…(…は複数個を示す。以下同様。)
を備える。カム山17dは、斜面17eを備える。カム
部材24は、凹部24dの底にカム部17bのカム面1
7cに臨むカム面24eを備え、このカム面24eにカ
ム部17bのカム山17d…がかみ合うカム溝24f…
と、平坦面24g…とを備える。カム溝24fは、斜面
24hを備える。
回転することで、カム部材17bの斜面17eにカム部
材24の斜面24hが接しながら移動するため、カム部
17bに対してカム部材24が軸方向に移動する。即
ち、図4において、カム部材24は、回転することで六
角穴付きボルト34の軸方向(図の上下方向)に移動す
る。
ジン3(図1参照)の前部に取付けたクラッチケース1
a内にブレーキ装置40を設けたことを示す。ブレーキ
装置40を構成するブレーキドラムの機能を有するドラ
ム41は、前部に取付けた軸部41aを介して伝動軸6
に連結したものである。ドラム41は、エンジン3と伝
動軸6との間で駆動力を断続する遠心クラッチの従動側
のクラッチドラムである。ここで、1bはベアリング、
1cはクラッチケース1aの前部に操作ロッド5を取付
けるための操作ロッド取付け部材である。
ジン3(図1参照)の前方に設けた制動状態のブレーキ
装置40を示す。ブレーキ装置40は、前述のドラム4
1と、このドラム41に外接することでカッター4(図
1参照)の回転を停止させるブレーキシュー42と、こ
のブレーキシュー42を移動させるためのブレーキアー
ム43と、このブレーキアーム43の端部に連結したブ
レーキワイヤ23と、ドラム41にブレーキシュー42
を押付ける荷重を発生させる引張コイルスプリング44
と、ブレーキレバー13(図3参照)とからなる。
aに取付けたブレーキアーム軸45にスイング可能に取
付けたものであり、ブレーキアーム軸45からブレーキ
ワイヤ23を連結するブレーキワイヤ取付け部43aま
での第1アーム部43bと、ブレーキアーム軸45から
ブレーキシュー42の取付け部までの第2アーム部43
cと、ブレーキアーム軸45から引張コイルスプリング
44の取付け部までの第3アーム部43dとからなり、
第2アーム部43cと第3アーム部43dとを近接させ
たことで略Y字形状に形成したものである。
の長さ、即ちブレーキアーム軸45からブレーキワイヤ
取付け部43aまでの距離L1と、第3アーム部43d
の長さ、即ちブレーキアーム軸45から引張コイルスプ
リング44の取付け部までの距離L3との比の値は、2
を越える。
鉛直中心線VLより作業者M(図1参照)側(図7の右
側)で且つ水平中心線HLより下方に設けたものであ
る。ここで、1dはスプリング掛け部、1eはブレーキ
ワイヤ支持部、23bはブレーキワイヤ23のワイヤ先
端止め具である。
字形状に形成することで、ブレーキ装置40をコンパク
トにすることができ、刈払機1(図1参照)自体を小型
にすることができ、刈払機1の操作性を向上させること
ができる。
ーム部43dの長さとの比の値を2以下に設定すると、
ブレーキレバー13(図3参照)の操作力が大きくな
り、例えば、長時間の作業を行う場合に、ブレーキレバ
ー13を握る手の疲労が大きくなるが、本発明では、比
の値を2を越えるように設定したことにより、ブレーキ
レバー13の操作力がより小さくなり、手の疲労を軽減
することができる。
ド5の水平中心線HLより下方にあるため、操作ロッド
5に対してブレーキシュー42及びブレーキアーム43
を刈払機1のより下方に配置することができ、刈払機1
の重心を低くすることができるため、刈払機1の操作性
を向上させることができる。
ロッド5の鉛直中心線VLより作業者M側にあるため、
ブレーキアーム43を操作ロッド5の鉛直中心線VLよ
り作業者Mと反対の側に長く延ばすことができ、ブレー
キレバー13(図3参照)の操作力を小さくすることが
できる。
キワイヤの配置を説明する平面図であり、ブレーキワイ
ヤ23の大部分を刈払機1の操作ロッド5の外面5aに
添わせるとともに、操作ロッド5の鉛直中心線VL(図
7参照)より作業者Mから遠い方の外側面5b(図7参
照)に、即ち、操作ロッド5の中心線Sに対して作業者
Mと反対側の面に配置したことを示す。これにより、刈
払い作業中にブレーキワイヤ23に作業者Mの腕や胴体
が触れることがなく、作業の邪魔になることがないの
で、作業性を向上させることができる。
次に説明する。まず、図3において、ブレーキレバー1
3を握らない状態でエンジン3(図1参照)を始動す
る。この時、スロットルレバー12は、カム部材24に
よって、最もスロットルを閉じる位置に規制しているた
め、エンジン3はアイドリング状態となる。また、図7
で示したように、ブレーキ装置40は、ブレーキシュー
42がドラム41を押している制動状態にあるため、エ
ンジン3が始動してもカッター4(図1参照)が作動す
ることはない。
キ装置の作用を説明する作用図(第1作用図)であり、
(a)は縦断面図、(b)は横断面図を示す。(a)に
おいて、作業を開始するために、まず、ブレーキレバー
13を手Hの平側で受けて握る。ブレーキレバー13を
握ったことにより、ブレーキレバー13のアーム部13
cが第2軸部18bを中心に時計回りにスイングし、ア
ーム部13は、ブレーキワイヤ23を引く。
柱部13eは、カム部材24のアーム部24bに開けた
長穴24cに挿入した状態にあるため、図9(a)に示
すアーム部13cのスイングに伴って、カム部材24
は、軸となる六角穴付きボルト34を中心に反時計回り
に回転し、カム部材24のスロットルレバーストッパ部
24aは、スロットルレバー12の当て面12fから外
れ、スロットルレバー12の位置規制を解除する。従っ
て、スロットルレバー12はスイング可能になる。
と、図5で説明したように、カム部17bに対してカム
部材24が軸方向に移動するため、図9(b)に示す皿
ばね31,32が撓んでほぼ平板状になり、大きな荷重
が発生してスロットルレバー12の板状部12cをフリ
クションワッシャ27,28で押付けるので、板状部1
2cとフリクションワッシャ27,28との間に大きな
摩擦力が発生し、スロットルレバー12のスイングを拘
束する。
きすぎる場合には、六角穴付きボルト34を回して皿ば
ね31,32の撓みを小さくすれば、板状部12cとフ
リクションワッシャ27,28との間の摩擦力が小さく
なり、上記操作力を小さくすることができる。
説明する作用図(第2作用図)であり、図9(a)で示
したブレーキレバー13のアーム部13cがブレーキワ
イヤ23を引くと、図10に示すブレーキアーム43が
引張コイルスプリング44の引張力に抗してブレーキア
ーム軸45を中心に時計回りにスイングし、ブレーキシ
ュー42はドラム41から離れ、制動を解除する。従っ
て、カッター4(図1参照)は作動可能となる。
実施の形態を示す断面図であり、図7に示した実施の形
態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明を省
略する。ブレーキ装置50は、ドラム41と、ブレーキ
シュー42と、このブレーキシュー42を移動させるた
めのブレーキアーム53と、このブレーキアーム53の
端部に連結したブレーキワイヤ23と、引張コイルスプ
リング44と、ブレーキレバー13(図3参照)とから
なる。
直中心線VLより作業者M(図1参照)より遠い側(図
の左側)で且つ水平中心線HLより下方に設けたもので
ある。ブレーキアーム53は、エンジン3(図1参照)
前部のクラッチケース50aに取付けたブレーキアーム
軸55にスイング可能に取付けたものであり、ブレーキ
アーム軸55からブレーキワイヤ23を連結するブレー
キワイヤ取付け部53aまでの第1アーム部53bと、
ブレーキアーム軸55からブレーキシュー42の取付け
部までの第2アーム部53cと、ブレーキアーム軸55
から引張コイルスプリング44の取付け部までの第3ア
ーム部53dとからなり、第2アーム部53cと第3ア
ーム部53dとを近接させたことで略Y字形状に形成し
たものである。
ッド5の鉛直中心線VLより作業者Mから遠い側(図の
左側)に設けたものである。また、ブレーキワイヤ取付
け部53aに連結したブレーキワイヤ23は、操作ロッ
ド5の鉛直中心線VLより作業者Mから遠い側のクラッ
チケース50aから取出し、且つ操作ロッド5の鉛直中
心線VLより作業者Mから遠い方の外側面5b(図7参
照)に配置したものである。
鉛直中心線VLより作業者Mから遠い側(図の左側)で
且つ水平中心線HLより下方に設けたものである。ここ
で、23bはブレーキワイヤ23のワイヤ先端止め具、
50bはスプリング掛け部、50cはブレーキワイヤ支
持部である。
字形状に形成することで、ブレーキ装置50をコンパク
トすることができ、刈払機1(図1参照)自体を小型に
することができ、刈払機1の操作性を向上させることが
できる。また、例えば、作業を中断又は終了するために
ブレーキレバー13から手を離した場合に、慣性で回転
しているカッター4(図1参照)に接続したドラム41
をブレーキシュー42で制動する時に熱や音が発生する
が、ブレーキシュー42が、操作ロッド5の鉛直中心線
VLより作業者Mから遠い側で且つ水平中心線HLより
下方にあるため、作業者Mは上記した熱や音に影響を受
けにくい。
示した実施の形態のようなドラム41をブレーキアーム
43に取付けたブレーキシュー42で押さえる形式の他
の作業機、例えば、芝刈機、平面刈刃機(ヘッジトリ
マ)等に採用できる。
する。請求項1のブレーキ装置は、ブレーキワイヤの大
部分を操作杆の外面に添わせるとともに、操作杆の鉛直
中心線より作業者から遠い方の外側面に配置したので、
刈払い作業中にブレーキワイヤが腕や胴体に触れること
がなく、作業が邪魔されないため、刈払機の作業性を向
上させることができる。
の鉛直中心線より作業者側で且つ水平中心線より下方に
設けたので、支軸が操作杆の水平中心線より下方にある
ことにより、操作杆に対してブレーキアーム、ブレーキ
シューをより下方に配置することができ、刈払機の重心
が低くなって、刈払機の操作性を向上させることができ
る。
者側にあるため、アームを操作杆の鉛直中心線より作業
者と反対の側に長く延ばすことができ、ブレーキレバー
の操作力を小さくすることができる。従って、長時間の
作業でも作業者の疲労を軽減することができる。
アーム部、第2アーム部及び第3アーム部で構成し、第
2アーム部と第3アーム部とを近接させて、これら3つ
のアーム部で略Y字形状に形成したので、ブレーキ装置
がコンパクトになり、刈払機自体を小型にすることがで
き、刈払機の操作性を向上させることができる。
用中の状態を示す側面図
図
ースのカム部を示す斜視図
配置を説明する平面図
用図(第1作用図)
作用図(第2作用図)
を示す断面図
…カッター、5…操作杆(操作ロッド)、5a…操作杆
の外面、5b…操作杆の外側面、6…伝動軸、13…ブ
レーキレバー、23…ブレーキワイヤ、40,50…ブ
レーキ装置、41…ドラム(クラッチドラム)、42…
ブレーキシュー、43,53…アーム(ブレーキアー
ム)、43a,53a…ブレーキワイヤ取付け部、43
b,53b…第1アーム部、43c,53c…第2アー
ム部、43d,53d…第3アーム部、44…スプリン
グ(引張コイルスプリング)、45,55…支軸(ブレ
ーキアーム軸)、M…作業者、HL…水平中心線、VL
…鉛直中心線。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン前部にクラッチケースを取付
け、このクラッチケースから前方へ操作杆を延ばし、こ
の操作杆の先端にカッターを配置し、前記操作杆にブレ
ーキレバーを取付け、操作杆内に前記カッターに駆動力
を伝えるための伝動軸を収納し、前記クラッチケース内
に前記エンジンから前記伝動軸へ伝わる駆動力を断続す
る遠心クラッチを収納し、この遠心クラッチの伝動軸側
にカッターを制動するためのブレーキドラムを兼ねるク
ラッチドラムを設け、このクラッチドラムの近傍に支軸
を設け、この支軸にスイング可能にアームを取付け、こ
のアームの一端にクラッチドラムに押付けるブレーキシ
ューを取付け、アームの他端にブレーキワイヤを連結し
た刈払機のブレーキ装置において、前記ブレーキワイヤ
の大部分を前記操作杆の外面に添わせるとともに、操作
杆の鉛直中心線より作業者から遠い方の外側面に配置し
たことを特徴とする刈払機のブレーキ装置。 - 【請求項2】 前記支軸を、操作杆の鉛直中心線より作
業者側で且つ水平中心線より下方に設けたことを特徴と
する請求項1記載の刈払機のブレーキ装置。 - 【請求項3】 前記アームに前記ブレーキシューをクラ
ッチドラムに押付けるためのスプリングを取付け、アー
ムの前記支軸から前記ブレーキワイヤ取付け部までを第
1アーム部とし、アームの支軸から前記ブレーキシュー
取付け部までを第2アーム部とし、アームの支軸から前
記スプリング取付け部までを第3アーム部とし、第2ア
ーム部と第3アーム部とを近接させて、これら3つのア
ーム部でアームを略Y字形状に形成したことを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の刈払機のブレーキ装置。
Priority Applications (4)
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JP18776898A JP3489810B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 刈払機のブレーキ装置 |
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DE69909025T DE69909025T2 (de) | 1998-07-02 | 1999-05-25 | Tragbarer , motorbetriebener Buschschneider |
Applications Claiming Priority (1)
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JP18776898A JP3489810B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 刈払機のブレーキ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3489810B2 JP3489810B2 (ja) | 2004-01-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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- 1998-07-02 JP JP18776898A patent/JP3489810B2/ja not_active Expired - Fee Related
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