JP2000013901A - ハイブリッド自動車の空調制御装置 - Google Patents

ハイブリッド自動車の空調制御装置

Info

Publication number
JP2000013901A
JP2000013901A JP10175810A JP17581098A JP2000013901A JP 2000013901 A JP2000013901 A JP 2000013901A JP 10175810 A JP10175810 A JP 10175810A JP 17581098 A JP17581098 A JP 17581098A JP 2000013901 A JP2000013901 A JP 2000013901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
battery
motor
engine
conditioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10175810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3772338B2 (ja
Inventor
Kenji Takakura
健治 高椋
Seiichi Nakabayashi
精一 中林
Nobuhide Seo
宣英 瀬尾
Hideo Katsuta
日出男 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP17581098A priority Critical patent/JP3772338B2/ja
Publication of JP2000013901A publication Critical patent/JP2000013901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3772338B2 publication Critical patent/JP3772338B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】空調性能を維持しつつ、空調作動時でもエンジ
ンの燃費効率を向上する。 【解決手段】空調装置の作動時において、ステップS1
6においてバッテリの蓄電残量が所定量W1以上なら
ば、ステップS22においてバッテリの充電よりもコン
プレッサ用モータを優先して、モータから回収された電
力エネルギをバッテリを介さずに直接コンプレッサ用モ
ータに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド自動
車の空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のハイブリッド自動車は、従来の車
載用の空調装置を流用してコンプレッサがエンジンによ
り駆動される。従って、空調装置の作動時には、コンプ
レッサの作動だけのためにエンジンが駆動されて燃費効
率が悪くなる。
【0003】また、パラレル式ハイブリッド自動車で
は、エンジン停止状態で冷却水温が低い時に暖房が機能
しないことがあるので、バッテリを電力源としてモータ
を駆動させ、冷暖房機能を有する電動ヒートポンプ式空
調装置を搭載している例もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バッテリの
電力は、制動時の回生エネルギやエンジンにより駆動さ
れる発電機により蓄えられるが以下の問題点がある。即
ち、バッテリへの蓄電は効率が極めて悪く、回生エネ
ルギやエンジンにより発生した電気エネルギの多くが無
駄となる。
【0005】空調負荷はエンジンにとってさほど大き
な負荷とはならないため、エンジンが低効率領域で運転
される状態となり、燃費効率の悪化を招く。
【0006】本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、そ
の目的は、空調性能を維持しつつ、空調作動時でもエン
ジンの燃費効率を向上できるハイブリッド自動車の空調
制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明のハイブリッド自動車の空調
制御装置は、以下の構成を備える。即ち、バッテリの電
力により駆動力を発生する駆動用モータと内燃機関によ
り駆動力を発生するエンジンを併用して走行するハブリ
ッド自動車において、コンプレッサを駆動するための空
調用モータを有する空調装置と、車両の走行状態に応じ
て、前記駆動用モータを介して電気エネルギを回収して
前記バッテリを充電するエネルギ回収手段と、前記空調
装置の作動時において、前記バッテリの充電よりも前記
空調用モータを優先して前記エネルギ回収手段により回
収された電気エネルギを供給する制御手段とを具備す
る。
【0008】また、本発明のハイブリッド自動車の空調
制御装置は、バッテリの電力により駆動力を発生する駆
動用モータと内燃機関により駆動力を発生するエンジン
を併用して走行するハブリッド自動車において、コンプ
レッサを駆動するための空調用モータを有する空調装置
と、前記バッテリの蓄電残量に応じて、前記エンジンに
より該バッテリを充電するバッテリ充電手段と、前記空
調装置の作動時において、前記エンジンを高効率領域で
運転すると共に、その余剰エネルギを電力として前記空
調用モータに供給する制御手段とを具備する。
【0009】また、本発明のハイブリッド自動車の空調
制御装置は、バッテリの電力により駆動力を発生する駆
動用モータと内燃機関により駆動力を発生するエンジン
を併用して走行するハブリッド自動車において、コンプ
レッサを駆動するための空調用モータを有する空調装置
と、車両の走行状態に応じて、前記駆動用モータを介し
て電気エネルギを回収して前記バッテリを充電するエネ
ルギ回収手段と、前記バッテリの蓄電残量に応じて、前
記エンジンにより該バッテリを充電するバッテリ充電手
段と、前記空調装置の作動時に前記バッテリの蓄電残量
が所定量以上ならば、前記バッテリの充電よりも前記空
調用モータを優先して前記エネルギ回収手段により回収
された電気エネルギを供給するように制御し、前記空調
装置の作動時に前記バッテリの蓄電残量が所定量以上
で、且つエンジンの作動時ならば、前記エンジンを高効
率領域で運転すると共に、その余剰エネルギを電力とし
て前記空調用モータに供給する制御手段とを具備する。
【0010】好ましくは、前記バッテリの蓄電残量が所
定量以下の場合に、前記バッテリへの充電を優先して、
前記制御手段による電気エネルギの供給を規制する。
【0011】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
エネルギ回収手段によるエネルギの回収率が所定比率以
下の場合に、前記バッテリの充電を優先させる。
【0012】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
エネルギ回収手段によるエネルギの回収率が所定比率以
上の場合に、前記バッテリの充電よりも前記空調用モー
タを優先させる。
【0013】また、好ましくは、前記エネルギ回収手段
は、前記空調装置の作動時において電気エネルギの回収
量を増加方向に補正する。
【0014】また、好ましくは、前記エネルギ回収手段
により電気エネルギの回収量が増加方向に補正されたこ
とを乗員に報知する報知手段を更に具備する。
【0015】また、好ましくは、前記空調装置はヒート
ポンプ式空調装置である。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、空調装置の作動時において、効率の悪いバッテ
リの充電よりも効率の高い空調用モータでの消費を優先
して回収された電気エネルギを供給することにより、空
調性能を維持しつつ、バッテリの消費を抑えることがで
き、これによりエンジン駆動による蓄電を少なくでき燃
費効率を向上できる。
【0017】また、請求項2に記載の発明によれば、空
調装置の作動時において、エンジンを高効率領域で運転
すると共に、その余剰エネルギを電力として空調用モー
タに供給することにより、空調能力を高めつつ、エンジ
ンの燃費効率も向上することができると共に、バッテリ
の消費を抑えることができ、これによりエンジン駆動に
よる蓄電を少なくでき燃費効率を向上できる。
【0018】また、請求項3に記載の発明によれば、空
調装置の作動時にバッテリの蓄電残量が所定量以上なら
ば、バッテリの充電よりも空調用モータを優先して回収
された電気エネルギを供給するように制御し、空調装置
の作動時にバッテリの蓄電残量が所定量以上で、且つエ
ンジンの作動時ならば、エンジンを高効率領域で運転す
ると共に、その余剰エネルギを電力として空調用モータ
に供給することにより、空調性能を維持或いは高めつ
つ、バッテリの消費を抑えることができ、これによりエ
ンジン駆動による蓄電を少なくでき燃費効率を向上でき
る。
【0019】また、請求項4に記載の発明によれば、バ
ッテリの蓄電残量が所定量以下の場合に、バッテリへの
充電を優先して、制御手段による電気エネルギの供給を
規制することにより、自動車の走行能力に悪影響を及ぼ
すことなく、空調能力とエンジンの燃費効率を向上する
ことができる。
【0020】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御手段は、エネルギ回収手段によるエネルギの回収率が
所定比率以下の場合に、長期間を必要とするバッテリの
充電のために電力を供給することで、エンジンによる蓄
電を極力少なくすることができると共に、走行能力に悪
影響を及ぼすのを抑えることができる。
【0021】また、請求項6に記載の発明によれば、制
御手段は、エネルギ回収手段によるエネルギの回収率が
所定比率以上の場合に、バッテリの充電よりも空調用モ
ータを優先させることにより、空調能力の確保を図りつ
つ、バッテリへの蓄電を確保できる。
【0022】また、請求項7に記載の発明によれば、エ
ネルギ回収手段は、空調装置の作動時において電気エネ
ルギの回収量を増加方向に補正することにより、バッテ
リへの充電と共に、空調装置の作動時に必要な電気エネ
ルギを効率よく回収できる。
【0023】また、請求項8に記載の発明によれば、エ
ネルギ回収手段により電気エネルギの回収量が増加方向
に補正されたことを乗員に報知する報知手段を更に具備
することにより、乗員の受ける減速過多による違和感を
予め認知させることで低減することができる。
【0024】また、請求項9に記載の発明によれば、空
調装置はヒートポンプ式空調装置であることにより、エ
ンジン水温を利用した暖房が不要となり、空調装置のた
めだけにエンジンが駆動されるのを防止して燃費効率を
向上できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。 [ハイブリッド自動車の機械的構成]図1は、本実施形
態のハイブリッド自動車の機械的構成を示すブロック図
である。
【0026】図1に示すように、本実施形態のハイブリ
ッド自動車は、駆動力を発生するためのパワーユニット
として、バッテリ3から供給される電力により駆動され
るモータ2とガソリン等の液体燃料の爆発力により駆動
されるエンジン1とを併用して走行し、後述する車両の
走行状態に応じて、モータ2のみによる走行、エンジン
のみによる走行、或いはモータ2とエンジン1の双方に
よる走行とが実現される。
【0027】エンジン1はトルクコンバータ5を介して
クラッチ6の締結により自動変速機7に駆動力を伝達す
る。自動変速機7は、エンジン1から入力された駆動力
を走行状態に応じて(或いは運転者の操作により)所定
のトルク及び回転数に変換して、ギヤトレイン11及び
差動機構8を介して駆動輪9、10に伝達する。また、
エンジン1はバッテリ3を充電するために発電機4を駆
動する。
【0028】モータ2はバッテリ3から供給される電力
により駆動され、ギアトレイン11を介して駆動輪9、
10に駆動力を伝達する。
【0029】エンジン1は例えば高燃費型のバルブの閉
弁タイミングを遅延させるタイプのものが搭載され、モ
ータ2は例えばIPM同期式モータであり、バッテリ3
は例えばニッケル水素電池が搭載される。
【0030】統括制御ECU100はCPU、ROM、
RAM、インバータ等からなり、エンジン1の転化時期
や燃料噴射量等をコントロールすると共に、モータ2の
出力トルクや回転数等をコントロールする。また、統括
制御ECU100は、エンジン1の作動時に発電機4に
て発電された電力を、モータ2に供給したり、バッテリ
に充電させるように制御する。更に、統括制御ECU1
00は、空調制御ECU200から空調装置50の作動
信号及び停止信号を受け取り、後述するようにバッテリ
3の電力やモータ2から回収した電力をインバータ12
で所定電圧(例えば、100V)に整えた後にコンプレ
ッサ用モータ51や補機類用モータ61に供給する。
【0031】空調制御ECU200は、乗員により空調
スイッチ42がオンされると空調装置50の作動信号を
統括制御ECU100に出力すると共に、設定温度を維
持するように空調装置50及びコンプレッサ用モータ5
1を制御する。また、空調制御ECU200は、乗員に
より空調スイッチ42がオフされると空調装置50の停
止信号を統括制御ECU100に出力すると共に、空調
装置50及びコンプレッサ用モータ51の制御を停止す
る。
【0032】次に、図2〜7を参照して本実施形態のハ
イブリッド自動車の走行状態に応じた駆動力の伝達形態
について説明する。 [発進&低速走行時]図2に示すように、発進及び低速
走行時には、エンジン&モータ制御ECU100はモー
タ2のみを駆動させ、このモータ2による駆動力をギア
トレイン11を介して駆動輪9、10に伝達する。ま
た、発進後の低速走行時もモータ2による走行となる。 [加速時]図3に示すように、加速時には、エンジン&
モータ制御ECU100はエンジン1とモータ2の双方
を駆動させ、エンジン1とモータ2による駆動力を併せ
て駆動輪9、10に伝達する。 [定常走行時]図4に示すように、定常走行時には、エ
ンジン&モータ制御ECU100は、エンジン1のみを
駆動させ、エンジン1からギアトレイン11を介して駆
動輪9、10に駆動力を伝達する。定常走行時とは、エ
ンジン回転数が2000〜3000rpm程度の最も高
燃費となる領域での走行である。 [減速時]図5に示すように、減速時には、クラッチ6
を解放して、駆動輪9、10の駆動力がギアトレイン1
1を介してモータ2に回生され、モータ2が駆動源とな
ってバッテリ3が充電されると共に、空調装置50のコ
ンプレッサ用モータ51に回生された電力が供給され
る。 [定常走行時&充電時]図6に示すように、定常走行&
充電時には、クラッチ6を締結して、エンジン1からギ
アトレイン11を介して駆動輪9、10に駆動力が伝達
されると共に、エンジン1は発電機4を駆動してバッテ
リ3を充電すると共に、余剰電力が空調装置50のコン
プレッサ用モータ51に供給される。 [充電時]図7に示すように、充電時には、クラッチ6
を解放してエンジン1から自動変速機7に駆動力が伝達
されないようにし、エンジン1は発電機4を駆動してバ
ッテリ3を充電する。 [ハイブリッド自動車の電気的構成]図8は、本実施形
態のハイブリッド電気自動車の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【0033】図8に示すように、統括制御ECU100
には、車速を検出する車速センサ101からの信号、エ
ンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ10
2からの信号、エンジン1に供給される電圧センサ10
3からの信号、エンジン1のスロットルバルブの開度を
検出するスロットル開度センサ104からの信号、ガソ
リン残量センサ105からの信号、バッテリ3の蓄電残
量を検出する蓄電残量センサ106からの信号、セレク
トレバーによるシフトレンジを検出するシフトレンジセ
ンサ107からの信号、運転者によるアクセルペダルの
踏込量を検出するためのペダル踏込量センサ108から
の信号、その他センサ109として、自動変速機4の作
動油温度を検出する油温センサからの信号等を入力して
エンジン1に対して点火時期や燃料噴射量の制御等を行
うと共に、モータ2への電力供給量の制御等を行うよう
になっている。
【0034】また、統括制御ECU100は、空調制御
ECU200から上記各センサ101〜109からの信
号やエンジン1やモータ2への制御信号を表示制御EC
U200に出力する。
【0035】統括制御ECU100は、空調制御ECU
200から空調装置50の作動信号及び停止信号を入力
すると共に、作動信号を入力すると後述するブレーキ回
収モードに移行した旨を乗員に報知するためにインジケ
ータ13を点灯する。また、統括制御ECU100は、
乗員の各種スイッチ操作に応じて、ワイパ駆動モータ、
パワーステアリング駆動モータ、オイルポンプ駆動モー
タその他の補機類用モータ61を制御する。
【0036】空調制御ECU200は、乗員により空調
スイッチ42がオンされると空調装置50の作動信号を
統括制御ECU100に出力すると共に、設定温度を維
持するようにコンプレッサ用モータ51を制御し、空調
スイッチ42がオフされると空調装置50の停止信号を
統括制御ECU100に出力すると共に、コンプレッサ
用モータ51を停止する。 [空調装置の機械的構成]図9は、本実施形態のハイブ
リッド自動車に搭載される空調装置の機械的構成を示す
図である。
【0037】図9に示すように、図示の空調装置50は
ヒートポンプ式であり、冷媒圧縮用のコンプレッサ21
と、このコンプレッサ21の吐出側に接続された四路切
換弁22と、空気通路30の外部の空気と熱交換する車
外側熱交換器23と、空気通路30の内部の空気と熱交
換する車内側熱交換器24と、車内側熱交換器24へ供
給される冷媒の圧力を減圧する冷房用減圧回路25と、
冷房用減圧回路25に対して並列に接続された除湿用熱
交換器26と、除湿用熱交換器26へ供給される冷媒の
圧力を減圧する暖房用減圧回路27と、コンプレッサ2
1の吸入側に設けられたアキュムレータ28とを有する
冷凍サイクルを構成する。尚、冷房用及び暖房用減圧回
路25、27としては、減圧度が変化しない固定式のキ
ャピラリチューブ等が採用されている。
【0038】そして、四路切換弁22の切り換え動作に
より、冷凍サイクルを循環する冷媒の循環方向を変更
(即ち、冷房運転時にはコンプレッサ21の吐出側を車
外側熱交換器23に、吸入側を車内側熱交換器24に連
通させる一方、暖房運転時にはコンプレッサ21の吐出
側を車内側熱交換器24に連通させ、吸入側を車外側熱
交換器23に連通させるように変更)して車内側熱交換
器24での冷媒状態を変化させることにより、車内側熱
交換器24を通過する空気を加熱或いは冷却するように
構成されている。
【0039】車内側熱交換器24及び除湿用熱交換器2
6は、車室内前方に形成された空調ユニットケース29
内の空気通路30に配設されており、上流側に除湿用熱
交換器26が、下流側に車内側熱交換器24が位置して
いる。空調ユニットケース29には、乗員の足元付近へ
空調空気を吹き出すヒート吹出口33、ウィンドウ側へ
空調空気を吹き出すデフ吹出口34及び乗員の上半身へ
向けて空調空気を吹き出すベント吹出口35が設けられ
ており、ヒート吹出口33及びデフ吹出口34の入口を
選択して開閉するダンパ31と、ベント吹出口35の入
口を開閉するダンパ32とが付設されている。
【0040】空気通路30には、不図示のブロアユニッ
トにより車内空気或いは車外空気が選択されて吸引さ
れ、除湿用熱交換器26及び車内側熱交換器24を通過
して除湿冷却後に加熱された空調空気とされ、或いは車
内側熱交換器24を通過して冷却された空調空気とさ
れ、ダンパ11、12の開閉操作によってヒート吹出口
33、デフ吹出口34及びベント吹出口35が選択され
て車室内へ吹出される。
【0041】空調ユニットケース29には、空気通路3
0における除湿用熱交換器26よりも下流であって車内
側熱交換器24の上流側から車内側熱交換器24を経由
しない空調空気をベント吹出口35へ導く(換言すれ
ば、乗員の上半身へ向けて吹き出す)分岐通路36が設
けられており、この分岐通路36の入口には、分岐通路
36を必要に応じて開閉するダンパ37が設けられてい
る。
【0042】更に、冷房用減圧回路25を有する冷媒流
路38及び暖房用減圧回路27を有する冷媒流路39に
は、冷房運転時及び暖房運転時にのみ冷媒流通を許容す
る逆止弁40、41が夫々設けられている。
【0043】上述のように構成された空調装置50は以
下のように作用する。 <暖房運転時>冷凍サイクルは、四路切換弁22を切り
換え作動させることにより、実線矢印で示すように、コ
ンプレッサ21→四路切換弁22→車内側熱交換器24
→暖房用減圧回路27→逆止弁41→除湿用熱交換器2
6→車外側熱交換器23→四路切換弁22→アキュムレ
ータ28→コンプレッサ21の順で冷媒が循環するヒー
トポンプサイクルを構成する。このヒートポンプサイク
ルにおいては、冷媒はコンプレッサ21で高温高圧のガ
ス状態となり、車内側熱交換器24で放熱して液化し、
暖房用減圧回路27で減圧されて低温低圧となり、除湿
用熱交換器26で加熱されて一部が蒸発し、車外側熱交
換器23で更に加熱されて大部分又は全部が蒸発気化し
た後、アキュムレータ28を経て再びコンプレッサ21
へ還流する。
【0044】一方、空調ユニットケース29におけるダ
ンパ32、37は閉止され、その空気通路30に不図示
のブロアユニットにより吸引された空気は、除湿用熱交
換器26で冷却除湿された後、車内側熱交換器24で加
熱され、ダンパ31、32の開閉操作によってヒート吹
出口33、デフ吹出口34及びベント吹出口35が選択
されて車室内へ吹き出されるが、いずれの吹出口から吹
き出される空調空気(即ち、温風)も同じ温度である。
ダンパ31は、図示のように中間位置(即ち、ヒート吹
出口33及びデフ吹出口34が共に開状態)としてもよ
いが、乗員の足元が寒い場合にはダンパ31によりデフ
吹出口34を全閉状態としてもよく、ウィンドウが曇る
場合にはダンパ31によりヒート吹出口33を全閉状態
としてもよい。 <冷房運転時>冷凍サイクルは、四路切換弁22を切り
換え作動させることにより、点線矢印で示すように、コ
ンプレッサ21→四路切換弁22→車外側熱交換器23
→冷房用減圧回路25→逆止弁40→車内側熱交換器2
4→四路切換弁22→アキュムレータ28→コンプレッ
サ21の順で冷媒が循環するヒートポンプサイクルを構
成する。このヒートポンプサイクルにおいては、冷媒は
コンプレッサ21で高温高圧のガス状態となり、車外側
熱交換器23で放熱して液化し、冷房用減圧回路25で
減圧されて低温低圧となり、車内側熱交換器24で蒸発
気化した後、アキュムレータ28を経て再びコンプレッ
サ21へ還流する。
【0045】一方、空調ユニットケース29におけるダ
ンパ37は閉止され、その空気通路30に不図示のブロ
アユニットにより吸引された空気は、車内側熱交換器2
4で冷却され、ダンパ31、32の開閉操作によってヒ
ート吹出口33、デフ吹出口34及びベント吹出口35
が選択されて車室内へ吹き出される。ダンパ31は、中
間位置(即ち、ヒート吹出口33及びデフ吹出口34が
共に開状態)としてもよいが、必要に応じてヒート吹出
口33或いはデフ吹出口34を全閉状態としてもよい。 [空調装置作動時の制御]次に、本実施形態の空調装置
作動時の統括制御ECU及び空調制御ECUの動作つい
て説明する。
【0046】図10は、本実施形態の空調装置作動時の
統括制御ECU及び空調制御ECUの動作を示すフロー
チャートである。図11は、本実施形態でのエンジンの
負荷と回転数との関係を示すマップである。図12は、
空調温度を設定温度内に制御するためのコンプレッサ制
御手順を示す図である。
【0047】図10に示すように、ステップS2では、
統括制御ECU100は、空調制御ECU200から空
調装置50の作動信号を入力するのを待つ。空調制御E
CU200では、乗員により空調スイッチ42がオンさ
れると空調装置50の作動信号を統括制御ECU100
に出力する。
【0048】ステップS4では、統括制御ECU100
は、ブレーキ回収モードに移行して、シフトダウン時や
下り坂走行時の電力エネルギ回収量を通常より増加する
方向に補正する。
【0049】ステップS6では、統括制御ECU100
はブレーキ回収モードに移行した旨を乗員に報知するた
めにインジケータ13を点灯する。インジケータ13で
報知するのは、ブレーキ回収モードに移行すると、通常
走行時よりもブレーキが強くかかるため乗員が違和感を
感じないように予め準備させた方が良いからである。
【0050】ステップS8では、空調制御ECU200
は、現在の車内温度が乗員により設定された温度範囲内
であるか否かを判定する。ステップS8で設定温度範囲
内でないならば(ステップS8でYES)、ステップS
10に進む。
【0051】ステップS10では、空調制御ECU20
0は、車内温度が設定温度範囲内を維持するようにコン
プレッサ用モータ51を作動させる。
【0052】一方、ステップS8で設定温度範囲内なら
ば(ステップS8でNO)、ステップS12に進む。
【0053】ステップS12では、空調制御ECU20
0は、コンプレッサ用モータ51を作動させず、又は作
動中のコンプレッサ用モータ51を停止させ、ステップ
S2にリターンする。
【0054】ステップS14では、統括制御ECU10
0は走行中の自動車から電力エネルギが回収されている
か否かを判定する。ステップS14で回収されているな
らば(ステップS14でYES)ステップS16に進
み、回収されていない或いは回収量がわずかならば(ス
テップS14でNO)ステップS24に進む。
【0055】ステップS16では、統括制御ECU10
0は、バッテリ3の蓄電残量が所定量W1以上か否かを
判定する。ステップS16でバッテリ3の蓄電残量が所
定量W1以上ならば(ステップS16でYES)ステッ
プS22に進む。
【0056】ステップS22では、統括制御ECU10
0は、バッテリ3の充電よりもコンプレッサ用モータ5
1を優先して、モータ2から回収された電力エネルギを
バッテリ3を介さずに直接コンプレッサ用モータ51に
供給する。
【0057】このステップS22では、空調装置をバッ
テリの電力で作動させる場合に比べてバッテリの蓄電残
量の低下を抑えて、エンジンの燃費効率の向上を図るこ
とができる。
【0058】一方、ステップS16でバッテリ3の蓄電
残量が所定量W1以下ならば(ステップS16でNO)
ステップS18に進む。
【0059】ステップS18では、統括制御ECU10
0はエネルギ回収率が所定値W2以上か否かを判定す
る。ステップS18でエネルギ回収率が所定値W2以上
ならば(ステップS18でYES)ステップS22に進
む。また、エネルギ回収率が所定値W2以下ならば(ス
テップS18でNO)ステップS20に進む。
【0060】ステップS20では、統括制御ECU10
0は、コンプレッサ用モータ51への電力供給よりもバ
ッテリ3の充電を優先してモータ2から回収された電力
エネルギを供給する。
【0061】上記ステップS16→S18→S22で
は、バッテリ3の蓄電残量が少なく充電が必要な時に、
エネルギ回収率が高い(単位時間当たりに回収される電
力が大きい)ならば、高回転で駆動する方が効率が良い
コンプレッサ用モータ51に回収された電力を供給す
る。また、上記ステップS16→S18→S20では、
エネルギ回収率が低い(単位時間当たりに回収される電
力が小さい)ならば、長期間を必要とするバッテリ3の
充電のために電力を供給する。
【0062】ステップS24では、統括制御ECU10
0は、エンジン1の作動条件が成立したか否かを判定す
る。ステップS24でエンジン作動条件が成立したなら
ば(ステップS24でYES)、ステップS26に進
む。エンジン作動条件は、例えば、バッテリ3の蓄電残
量が少なくなり充電が必要になった場合に成立する。
【0063】ステップS26では、統括制御ECU10
0は、エンジン1を高燃費効率領域で運転するために、
例えば、図11に示すA点からB点にエンジン1の運転
領域を移行させる。
【0064】ステップS28では、統括制御ECU10
0は、エンジン1により発生される駆動エネルギから自
動車の走行に供される分を差し引いた余剰エネルギを、
発電機4で発電させて電力エネルギとしてコンプレッサ
用モータ51に供給する。
【0065】このステップS26、28では、自動車の
走行に必要な駆動力とコンプレッサ用モータ51を駆動
するための電力との和によりエンジン1の運転領域が決
定されるが、このとき、エンジンが低燃費効率領域での
運転になる場合には、高燃費効率領域まで運転領域を引
き上げて、その余剰した電力を用いてコンプレッサ用モ
ータ51の出力を上げることにより空調能力を高め、エ
ンジンの燃費効率も向上することができる。即ち、コン
プレッサ作動時にはエンジンを常に高燃費効率領域まで
引き上げて運転し、コンプレッサ非作動時にはエンジン
停止又は走行状態に応じた運転に切り換えながらコンプ
レッサをオン/オフ駆動させるので、空調装置をバッテ
リの電力又は低燃費効率領域で運転されたエンジンで作
動させる場合に比べて燃費向上を実現できる。
【0066】また、空調スイッチ42がオンされている
間は、統括制御ECU100は図10の動作を繰り返し
実行し、空調制御ECU200は、図12に示すように
車内温度が設定温度範囲内に維持されるようにコンプレ
ッサ用モータ51の作動/停止を繰り返し行う。
【0067】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のハイブリッド自動車の機械的構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のハイブリッド自動車の発進&低速
走行時の駆動力の伝達形態を説明する図である。
【図3】本実施形態のハイブリッド自動車の加速時の駆
動力の伝達形態を説明する図である。
【図4】本実施形態のハイブリッド自動車の定常走行時
の駆動力の伝達形態を説明する図である。
【図5】本実施形態のハイブリッド自動車の減速時の駆
動力の伝達形態を説明する図である。
【図6】本実施形態のハイブリッド自動車の定常走行&
充電時の駆動力の伝達形態を説明する図である。
【図7】本実施形態のハイブリッド自動車の充電時の駆
動力の伝達形態を説明する図である。
【図8】本実施形態のハイブリッド自動車の電気的構成
を示すブロック図である。
【図9】本実施形態の空調装置の詳細構成を示す図であ
る。
【図10】本実施形態の空調装置の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本実施形態でのエンジンの負荷と回転数との
関係を示すマップである。
【図12】空調温度を設定温度内に制御するためのコン
プレッサ動作を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータ 3 バッテリ 4 発電機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬尾 宣英 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 勝田 日出男 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G093 AA05 AA07 AA12 AA16 BA19 BA24 CA00 CB00 CB08 DB00 DB09 EA01 EB00 EC02 FA10 FA11 5H115 PA01 PA12 PC06 PG04 PI16 PI29 PI30 PO02 PO17 PU02 PU25 PV09 QA01 QA02 QA03 QA04 QE01 QE02 QE08 QE10 QI04 QN03 RB08 RE05 RE07 SE04 SE05 SE06 SE08 SE10 TB01 TE02 TE03 TE10 TI02 TO05 TO13 TO21 TO23 TO30 UB05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの電力により駆動力を発生する
    駆動用モータと内燃機関により駆動力を発生するエンジ
    ンを併用して走行するハブリッド自動車において、 コンプレッサを駆動するための空調用モータを有する空
    調装置と、 車両の走行状態に応じて、前記駆動用モータを介して電
    気エネルギを回収して前記バッテリを充電するエネルギ
    回収手段と、 前記空調装置の作動時において、前記バッテリの充電よ
    りも前記空調用モータを優先して前記エネルギ回収手段
    により回収された電気エネルギを供給する制御手段とを
    具備することを特徴とするハイブリッド自動車の空調制
    御装置。
  2. 【請求項2】 バッテリの電力により駆動力を発生する
    駆動用モータと内燃機関により駆動力を発生するエンジ
    ンを併用して走行するハブリッド自動車において、 コンプレッサを駆動するための空調用モータを有する空
    調装置と、 前記バッテリの蓄電残量に応じて、前記エンジンにより
    該バッテリを充電するバッテリ充電手段と、 前記空調装置の作動時において、前記エンジンを高効率
    領域で運転すると共に、その余剰エネルギを電力として
    前記空調用モータに供給する制御手段とを具備すること
    を特徴とするハイブリッド自動車の空調制御装置。
  3. 【請求項3】 バッテリの電力により駆動力を発生する
    駆動用モータと内燃機関により駆動力を発生するエンジ
    ンを併用して走行するハブリッド自動車において、 コンプレッサを駆動するための空調用モータを有する空
    調装置と、 車両の走行状態に応じて、前記駆動用モータを介して電
    気エネルギを回収して前記バッテリを充電するエネルギ
    回収手段と、 前記バッテリの蓄電残量に応じて、前記エンジンにより
    該バッテリを充電するバッテリ充電手段と、 前記空調装置の作動時に前記バッテリの蓄電残量が所定
    量以上ならば、前記バッテリの充電よりも前記空調用モ
    ータを優先して前記エネルギ回収手段により回収された
    電気エネルギを供給するように制御し、前記空調装置の
    作動時に前記バッテリの蓄電残量が所定量以上で、且つ
    エンジンの作動時ならば、前記エンジンを高効率領域で
    運転すると共に、その余剰エネルギを電力として前記空
    調用モータに供給する制御手段とを具備することを特徴
    とするハイブリッド自動車の空調制御装置。
  4. 【請求項4】 前記バッテリの蓄電残量が所定量以下の
    場合に、前記バッテリへの充電を優先して、前記制御手
    段による電気エネルギの供給を規制することを特徴とす
    る請求項1又は3に記載のハイブリッド自動車の空調制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記エネルギ回収手段
    によるエネルギの回収率が所定比率以下の場合に、前記
    バッテリの充電を優先させることを特徴とする請求項4
    に記載のハイブリッド自動車の空調制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記エネルギ回収手段
    によるエネルギの回収率が所定比率以上の場合に、前記
    バッテリの充電よりも前記空調用モータを優先させるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のハイブリッド自動車の
    空調制御装置。
  7. 【請求項7】 前記エネルギ回収手段は、前記空調装置
    の作動時において電気エネルギの回収量を増加方向に補
    正することを特徴とする請求項1又は4に記載のハイブ
    リッド自動車における空調制御装置。
  8. 【請求項8】 前記エネルギ回収手段により電気エネル
    ギの回収量が増加方向に補正されたことを乗員に報知す
    る報知手段を更に具備することを特徴とする請求項7に
    記載のハイブリッド自動車における空調制御装置。
  9. 【請求項9】 前記空調装置はヒートポンプ式空調装置
    であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項
    に記載のハイブリッド自動車における空調制御装置。
JP17581098A 1998-06-23 1998-06-23 ハイブリッド自動車の空調制御装置 Expired - Fee Related JP3772338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17581098A JP3772338B2 (ja) 1998-06-23 1998-06-23 ハイブリッド自動車の空調制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17581098A JP3772338B2 (ja) 1998-06-23 1998-06-23 ハイブリッド自動車の空調制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000013901A true JP2000013901A (ja) 2000-01-14
JP3772338B2 JP3772338B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=16002638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17581098A Expired - Fee Related JP3772338B2 (ja) 1998-06-23 1998-06-23 ハイブリッド自動車の空調制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3772338B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003002040A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Masahiro Kawamichi 乗物内の冷房方法および冷房装置
JP2004135376A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両の制御装置および制御方法
US7201010B2 (en) 2003-02-28 2007-04-10 Denso Corporation Compressor control system for vehicle air conditioner
JP2010213405A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Aisin Aw Co Ltd 温度調整装置、温度調整方法および温度調整プログラム
JP2013113548A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Fuji Electric Co Ltd 車両用冷却収納装置
CN105402846A (zh) * 2014-08-27 2016-03-16 现代自动车株式会社 用于控制空调器的主半导体器件及含有其的车辆空调系统
JP2016084121A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社デンソー 制御装置
CN112739564A (zh) * 2018-09-11 2021-04-30 麦格纳国际公司 电动车辆空调系统和方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105627521B (zh) * 2016-02-03 2019-01-08 广州汽车集团股份有限公司 空调控制方法、装置、系统及空调控制器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003002040A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Masahiro Kawamichi 乗物内の冷房方法および冷房装置
JP2004135376A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両の制御装置および制御方法
US7201010B2 (en) 2003-02-28 2007-04-10 Denso Corporation Compressor control system for vehicle air conditioner
CN100376416C (zh) * 2003-02-28 2008-03-26 株式会社电装 用于车辆空调装置的压缩机控制系统
JP2010213405A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Aisin Aw Co Ltd 温度調整装置、温度調整方法および温度調整プログラム
JP2013113548A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Fuji Electric Co Ltd 車両用冷却収納装置
CN105402846A (zh) * 2014-08-27 2016-03-16 现代自动车株式会社 用于控制空调器的主半导体器件及含有其的车辆空调系统
CN105402846B (zh) * 2014-08-27 2019-08-13 现代自动车株式会社 用于控制空调器的主半导体器件及含有其的车辆空调系统
JP2016084121A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社デンソー 制御装置
CN112739564A (zh) * 2018-09-11 2021-04-30 麦格纳国际公司 电动车辆空调系统和方法
CN112739564B (zh) * 2018-09-11 2023-06-20 麦格纳国际公司 电动车辆空调系统和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3772338B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4023729B2 (ja) エンジンの自動停止再始動制御装置
US6515448B2 (en) Air conditioner for hybrid vehicle
JP4678139B2 (ja) 自動車の暖房制御システム
US6886356B2 (en) Car air-conditioning system
US6840055B2 (en) Air conditioner for hybrid vehicle
US8065069B2 (en) Vehicle and control method thereof
US20040168455A1 (en) Vehicle air conditioner with regenerative electric power
JP4548479B2 (ja) ハイブリッド車用空調装置
JP4341634B2 (ja) ハイブリッド車両
US6874330B2 (en) Air conditioner for hybrid vehicle
US6659727B2 (en) Control method for a dual mode compressor drive system
JP4376449B2 (ja) ハイブリッド車の制御装置
JP2011083076A (ja) 車両およびその制御方法
JP2000013901A (ja) ハイブリッド自動車の空調制御装置
JP5012491B2 (ja) 車両用空調装置の制御装置及び車両
JP3451951B2 (ja) パラレル・ハイブリッド車両の空調制御装置
JP2008174051A (ja) 車両用空調装置およびその制御方法
JP4093242B2 (ja) ハイブリッド車用空調装置
JP4631853B2 (ja) 車両およびその制御方法
JP2003111201A (ja) 自動車用制御システム
JP4513857B2 (ja) ハイブリッド車用空調装置
JP3674925B2 (ja) 車両の空調システム
JP2023110140A (ja) 電動車両の制御システム
JP2016152754A (ja) 自動車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees